JP4466628B2 - 電圧検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1又は複数の単電池からなる複数の単位電池の直列接続体としての組電池と、前記複数の単位電池に割り振られた複数の電圧検出器と、前記複数の単位電池の各々の両電極を前記割り振られた電圧検出器の一対の入力端子に接続する電気経路と、該電気経路の各々を導通及び遮断するマルチプレクサとを備えるシステムに適用され、前記電圧検出器を用いて前記単位電池の両電極間の電圧を検出すべく前記マルチプレクサを操作する電圧検出装置に関する。
この種の電圧検出装置としては、例えば下記特許文献1に見られるように、フライングキャパシタ及び電圧検出回路からなる電圧検出器を2個用いて、8個の単位電池の各々の両端の電圧を検出するものも提案されている。このように複数の電圧検出器を用いることで、マルチプレクサの1回の操作によって2つの単位電池の電圧を検出することができる。
また、上記電圧検出装置では、マルチプレクサを操作して単位電池の電圧を検出する際の電圧検出器の検出する電圧値に基づき、マルチプレクサの操作態様にかかわらず電気経路のいくつかが常時導通状態となる閉故障異常の有無を判断している。すなわち、単位電池の正常時の電圧範囲を単位電圧と定義すると、閉故障異常が生じることで単位電圧の2倍以上の電圧や逆符号の電圧が検出されることがあるため、これに基づき閉故障異常を検出する。詳しくは、閉故障異常した電気経路と異常値が検出される際の検出対象となる単位電池とのパターンを予め求めておき、これに基づき閉故障異常を判断している。
ところで、電気経路の異常としては、閉故障異常のほかにも、電気経路が断線する開故障異常もある。このため、開故障異常の判断をも行うことが望まれる。ただし、開故障異常時には、電圧検出器によって検出されるフライングキャパシタの電圧の絶対値は単位電圧程度となる。このため、フライングキャパシタの電圧の符号によって閉故障異常の有無を判断することが考えられる。しかし、この場合、電気経路の閉故障異常によって正常時の電圧とは逆符号の電圧が検出される場合との切り分けが困難となることがある。特に単位電池の数が少ないほどこうした状況は生じやすい。
特開2002−281681号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、組電池を構成する複数の単位電池と複数の電圧検出器とを接続する電気経路の異常の有無をより高精度に判断することのできる電圧検出装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、前記複数の電圧検出器の一部のみによって前記単位電池の両電極間の電圧の検出がなされるとき、残りの電圧検出器によって検出される電圧に基づき、前記電気経路の異常の有無を判断することを特徴とする。
上記構成において、単位電池の両電極間の電圧の検出に用いられない残りの電圧検出器は、単位電池の両電極と絶縁されていると考えられる。ただし、当該電圧検出器と接続される電気経路に閉故障異常が生じているときには、この電圧検出器と単位電池とが導通状態となることから、この電圧検出器によって検出される電圧が異常な値を示すことがある。上記構成では、この点に着目し、残りの電圧検出器によって検出される電圧によって電気経路の異常の有無を判断することができる。詳しくは、電気経路の閉故障異常の有無を判断することができるため、例えば別の処理によって開故障異常か閉故障異常かを特定できないときであっても、これらを特定すること等ができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記複数の電圧検出器の各々は、フライングキャパシタと電圧検出回路とを備えて構成され、前記フライングキャパシタに印加される電圧の極性が反転すると想定されるときの該反転の有無に基づき前記電気経路の開故障異常の有無を判断する開故障判断手段と、前記電圧検出器の検出する前記単位電池のいずれかの電圧の値に基づき前記電気経路の閉故障異常の有無を判断する閉故障判断手段とを備え、前記開故障判断手段及び前記閉故障判断手段の少なくとも一方は、前記異常の有無の判断に際し、前記残りの電圧検出器によって検出される電圧についての情報を加味することを特徴とする。
上記構成では、フライングキャパシタに印加される電圧が反転すると想定されるときにおける実際の反転の有無に応じて開故障異常の有無を判断することができる。また、閉故障異常があるときには、電圧検出器によって検出される電圧が単位電池の電圧範囲から離間することがあるため、これに基づき閉故障異常を判断することができる。
ただし、例えば単位電池数が少ない場合等には、閉故障異常が生じたことを検出することが困難となることがある。また、開故障異常か閉故障異常かを特定することが困難となることもある。この点、上記構成では、残りの電圧検出器によって検出される電圧についての情報を加味することで、異常を特定する情報が増加するため、こうした状況を解消することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記電圧検出器によって検出される前記単位電池の電圧の値及び前記極性の反転の有無によっては前記開故障異常であるか前記閉故障異常であるかを特定できないとき、前記残りの電圧検出器によって検出される電圧についての情報を用いて前記いずれの異常であるかを特定することを特徴とする。
上記構成では、前記残りの電圧検出器によって検出される電圧についての情報を用いることで、異常を特定する情報が増加するため、開故障異常であるか閉故障異常であるかを特定することが可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、前記フライングキャパシタは、互いに直列接続されており、前記電圧検出器のうちの1つのみによって前記単位電池のいずれかの両電極間の電圧を検出するときに前記開故障判断手段による判断を行い、前記残りの電圧検出器によって検出される電圧に基づく異常の有無の判断を、前記電圧検出器のうち1つのみによって前記単位電池のいずれかの両電極間の電圧を検出するときに行うことを特徴とする。
上記構成では、フライングキャパシタが直列接続されている。このため、開故障異常が生じていても、2つ以上の単位電池の両電極間の電圧が検出されるなら、これら2つ以上の単位電池とフライングキャパシタとの間で閉ループ回路が構成される。このため、開故障異常時であるにもかかわらず、電圧検出器の検出する電圧の符号が反転すると想定されるときに実際に反転が生じ、開故障異常を検出できないことがある。この点、上記構成では、開故障異常の有無の判断を行うときとして、1つのみの電圧検出器を用いるときを含めるために、開故障異常の有無を好適に判断することができる。しかも、このときに単位電池の電圧を検出していない残りの電圧検出器の検出電圧を利用することで、一部の電圧検出器のみにより単位電池の電圧を検出する状況を、上記請求項1〜請求項3の効果を狙ってあえて設けることを回避することも可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記複数の電圧検出器が2つの電圧検出器からなることを特徴とする。
上記構成では、電圧検出を迅速に行うこととシステムの回路構成を簡素化することとの両立を図ることができる。
以下、本発明にかかる電圧検出装置を車載高圧バッテリの電圧検出装置に適用した一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかる車載高圧バッテリの電圧検出システムの全体構成を示す。
車載高圧バッテリとしての組電池10は、充放電の最小単位である単電池12の直列接続体として構成されている。組電池10は、例えばインバータを介して電動機に電力を供給するものである。上記単電池12は、互いに隣接するN(≧2)個ずつを単位とする7個のブロックB0〜B6に分割されている。
これら各ブロックB0〜B6の両電極間の電圧は、検出ユニット20を操作することで、マイクロコンピュータ(マイコン30)によって検出される。検出ユニット20は、コネクタCi(i=0〜6)を備え、コネクタCj(j=0〜6)によってブロックBjの負極の電圧を取り込むとともに、コネクタCk(k=1〜7)によってブロックBkの正極の電圧を取り込む。
コネクタC1〜C7の各々は、8本のラインL0〜L7にそれぞれ電気的に接続されている。8本のラインL0〜L7の各々には、組電池10側に対してA/D変換器29側を保護すべく、換言すれば高圧側に対して低圧側を保護すべく、抵抗体R0〜R7がそれぞれ設けられている。これら8本のラインL0〜L7は、マルチプレクサ21を介して3本の入力ラインIN1〜IN3と接続されている。マルチプレクサ21は、各ラインL0〜L7に対応した8個のスイッチS0〜S7を備えている。そして、8本のラインL0〜L6は、スイッチS0〜S7を介して、入力ラインIN1〜IN3に割り振られている。
入力ラインIN1及び入力ラインIN2間には、フライングキャパシタ22が接続され、ラインIN2及びラインIN3間には、フライングキャパシタ23が接続されている。ラインIN1〜IN3は、スイッチSa〜Scを介して電圧検出回路A,Bの入力端子T1〜T4と接続されている。すなわち、入力ラインIN1は、スイッチSaを介して電圧検出回路Aの入力端子T1と接続されており、入力ラインIN2は、スイッチSbを介して電圧検出回路Aの入力端子T2及び電圧検出回路Bの入力端子T3と接続されている。また、入力ラインIN3は、スイッチScを介して電圧検出回路Bの入力端子T4と接続されている。このように、電圧検出回路Aの入力端子T2と電圧検出回路Bの入力端子T3とは短絡されている。
電圧検出回路A,Bの出力は、A/D変換器29に取り込まれる。A/D変換器29は、電圧検出回路A,Bの出力するアナログデータをディジタルデータに変換し、マイコン30に出力する。
マイコン30は、上記スイッチS0〜S7やスイッチSa〜Scを操作することで、電圧検出回路A,Bを介してブロックB0〜B6のそれぞれの両電極間の電圧を読み込む。なお、この際、検出対象となるブロックBiに応じて、電圧検出回路A,Bの出力電圧の符号を適宜定めたものを真の電圧として認識する。これは、ブロックB0〜B6の電圧を検出するためのラインL1〜L5が、隣接するブロックB0〜B6の中の2つによって共有されていることによる。すなわち例えば、ラインL2は、ブロックB1の電圧の検出時には正極となるが、ブロックB2の電圧の検出時には負極となる。したがってこれと導通状態となる入力ラインIN3も、ブロックB1の電圧の検出時には正極となるが、ブロックB2の電圧の検出時には負極となる。このため、いずれのブロックBiが検出対象となっているかに応じて、マイコン30では、電圧検出回路A,Bの出力する電圧値として正しい極性を認識する。
図2に、マイコン30による電圧検出態様を示す。図示されるように、本実施形態では、2つの検出ステージ1,2によって電圧の検出がなされる。ここで、「検出ブロック選択」とは、電圧検出回路A,BのそれぞれによってどのブロックBiの電圧Viを検出するかを示している。すなわち、検出ステージ1に入ると、まず電圧検出回路AでブロックB0の電圧V0が検出され、且つ電圧検出回路BでブロックB1の電圧V1が検出される。詳しくは、スイッチS0〜S2がオン操作され、フライングキャパシタ22,23の充電が完了すると想定される時間の経過後、スイッチS0〜S2がオフ操作される。そして次に、スイッチSa〜Scがオン操作される。マイコン30では、このときの電圧検出回路A、Bの検出値を、ブロックB0、B1の電圧値として取り込むことができる。
そして、所定期間(ここでは、「8msec」を例示)経過後、電圧検出回路AにてブロックB4の電圧V4を検出し、電圧検出回路BにてブロックB5の電圧を検出する。このように、互いに隣接するブロックの電圧を同時に検出するのは、上述したようにラインL1〜L5が隣接するブロック間で共有されるためである。このため、同時に電圧を検出することができるのは隣接するブロックに限られる。なお、電圧を検出しない状況は、「−」と表記されている。
図2に示す「充電極性」は、フライングキャパシタ22,23の充電電圧の極性を示している。ここでは、先の図1に示すように、フライングキャパシタ22の充電極性については、入力ラインIN1と接続するノードN1側が正極のときの極性を正とし、フライングキャパシタ23の充電極性については、入力ラインIN2と接続するノードN2側が正極のときの極性を正とする。本実施形態においては、ブロックBiの電圧検出順序は、フライングキャパシタ22,23の電圧を極力反転させない順序に設定されている。これは、フライングキャパシタ22,23の電圧がブロックBiの電圧となるまでに抵抗体R0〜R7で消費される電力の低減を図るためである。
上記電圧の検出に際し、検出ユニット20内の電気経路の異常の有無の判断を行う。ここでは、まずラインL0〜L7の断線(より正確には、コネクタC0〜C6とブロックBiとの導通不良を含むが、以下では便宜上ラインL0〜L7の断線という)の有無の判断について説明する。
フライングキャパシタ22,23の充電電圧の極性が反転すると想定されるときには、実際に反転したか否かに応じてラインL0〜L7の断線の有無を判断することができる。すなわち、断線が生じることで、充電極性が反転すると想定されるときに反転しなくなるため、この性質に基づき断線の有無を判断することができる。ここで本実施形態では、フライングキャパシタ22,23の充電電圧の極性を反転させるときには、単一のブロックBiの電圧を検出する。これは、本実施形態では、フライングキャパシタ22,23が直列接続されているため、ブロックB0〜B6のうちの2つの電圧を同時に検出する場合には、断線を好適に検出することができないおそれがあるためである。例えばラインL1が断線しているとき、検出ステージ1の9番目の検出としてブロックB1の電圧を検出する場合、充電極性が反転しない。しかし、検出ステージ1の9番目として、ブロックB0及びブロックB1の電圧を同時に検出する場合には、入力ラインIN1及び入力ラインIN3を介してフライングキャパシタ22,23間に電圧が印加されるため、電圧検出回路A,Bの双方とも充電極性の反転を検出することとなる。このため、これによっては、ラインL1の断線を検出することができない。
ラインL0〜L7のいずれかの断線を検出する手法として、ブロックB0〜B6の全てについて、各1つずつの両電極間の電圧を検出するようにすることが考えられる。しかし、これは、上記充電電圧の極性を極力反転させないように電圧検出順序を設定するとの要求及び電圧検出処理を極力少ない工数で完了する要求の両立を困難なものとする。そこで、本実施形態では、図2に示すように、ブロックB0〜B6のうちの1つずつの電圧検出と、上記ブロックのうちの2つの同時検出とを組み合わせることで、断線検出を行う。すなわち、図2に示す「断線検出(S)」において、ブロックB0〜B6のうちの1つの電圧検出を行い、且つ図2に示す「断線検出(W)」において、2つの電圧検出を同時に行う。ここで、本実施形態では、フライングキャパシタ22,23の一方の充電極性が反転した後、これに続いて他方の充電極性が反転するように電圧検出対象となるブロックを設定している。そして、「断線検出(S)」に続いて「断線検出(W)」を行うようにしている。
図3に、「断線検出(S)」及び「断線検出(W)」による検出結果と、断線したラインL0〜L7との関係を示す。図中、「ViS」は、「断線検出(S)」によってブロックBiの電圧を単独で検出するときのブロックBiの電圧を示し、「ViW」は、「断線検出(W)」によってブロックBi及びこれと隣接するブロックの電圧を同時に検出したときブロックBiの電圧を示す。ここで、隣接するブロックは、ラインL0〜L7と入力ラインIN1〜IN3との電気的な接続関係によって定まる同時に電圧を検出することのできるブロックを意味する。なお、本実施形態では、先の図2に示したように、ブロックB0及びブロックB1、ブロックB2及びブロックB3、ブロックB4及びブロックB5の電圧を同時に検出しており、ブロックB6の電圧は単独で検出している。したがって、「V2W」と「V3W」とは、それぞれブロックB2及びブロックB3の電圧を同時に検出することを示しており、「V2W」及び「V3W」は、それぞれこの同時検出におけるブロックB2及びブロックB3の電圧を示している。
図中、丸印は、正しい電圧値、すなわちブロックBiの正常な電圧範囲の電圧が検出されたことを、換言すれば充電極性が反転したことを示している。これに対し、×印は、ブロックBiの正常な電圧範囲の電圧が検出されないことを、換言すれば充電極性が反転しないことを示している。図3に示す関係に基づき、ラインL0〜L7のいずれかの断線を特定することができる。すなわち、例えば「V6S」においてブロックB6の電圧が正常でないと判断されるときには、ラインL6又はラインL7のいずれかが断線していると考えられる。そして、その後、「V5W」においてブロックB5の電圧が正常と判断されるときには、ラインL6の断線ではないことから、ラインL7が断線していると判断することができる。
次に、スイッチS0〜S7の操作態様にかかわらずこれらが常時導通状態となるスイッチS0〜S7の閉故障異常の判断処理について説明する。図4に、スイッチS0〜S7の閉故障異常と、ブロックB0〜B6の検出電圧V0〜V6との関係を示す。図中、丸印は、ブロックBiの検出電圧Viが、正常な電圧範囲の電圧であることを意味する。また、×印は、ブロックBiの検出電圧Viが、正常な電圧範囲の電圧でないことを意味する。図中、各ブロックBiとしての正常な電圧範囲の電圧を単位電圧「+1」とした。これに対し、例えば「+2」は、単位電圧の2倍程度の電圧であることを示し、また例えば「−1」は単位電圧と絶対値が同程度で極性が逆であることを示す。
例えばスイッチS2が閉故障しているときにブロックB6の電圧を検出する場合、スイッチS7,S6に加えて、スイッチS2が導通状態となっている。このため、入力ラインIN3の電位が、ラインL6及びラインL2の電位を分圧した電位にまで低下する。したがって、入力ラインIN3及び入力ラインIN2間の電圧の絶対値は、単位電圧の3倍の値となる。そして、このときの充電電圧の極性は、正常時にブロックB6の電圧を検出する際と同一である。
図4に示す関係を用いれば、基本的には、閉故障異常を判断することができる。しかし、閉故障異常によって検出電圧Viの極性が正常徐とは逆となるもののその絶対値は正常範囲(単位電圧程度)であるときには、断線故障との識別が困難となることがある。すなわち、例えばブロックB0の検出電圧V0が、単位電圧の「−1」倍程度であるときには、図4に示す関係からはスイッチS4の閉故障異常と判断される一方、先の図3に示した関係からはラインL0の断線と判断される。このため、この場合には、スイッチS4の閉故障異常であるかラインL0の断線異常(開故障異常)であるかを特定することができない。
そこで本実施形態では、電圧検出回路A,Bの一方のみによってブロックBiの電圧が検出されるに際し、他方によって検出される電圧を利用して上記いずれの異常であるかを特定する。ここで、電圧検出回路A,Bの一方のみによってブロックBiの電圧が検出されるときには、ブロックB0〜B6のうちの1つのみの電圧がフライングキャパシタ22,23のいずれかに印加されると想定される。このため、他方のフライングキャパシタの電圧は、一方のフライングキャパシタの電圧のみの検出直前の値から変化しないと考えられる。しかし、閉故障異常が生じるときには、フライングキャパシタ22,23に印加される電圧が想定外のものとなり得るため、他方のフライングキャパシタの電圧も想定外の値となると考えられる。
図5に、スイッチS0〜S7の閉故障異常と、電圧検出回路A,BのうちブロックB0〜B6の電圧検出をしていない方の検出電圧との関係を示す。なお、ここで丸印や×印、更には「+1」等の数字は、先の図4に示したものと同様の意味を有する。また、「/Vi」は、電圧検出回路A,Bのうち、ブロックBiの電圧を検出する際に用いられない方による検出電圧を示している。
図示されるように、スイッチS4が閉故障異常であるときには、電圧検出回路BによるブロックB1の電圧の検出時、電圧検出回路Aの電圧が異常な値を示す。すなわち、この場合、スイッチS1,S2に加えて、スイッチS4が導通状態となるために、フライングキャパシタ22には、ラインL1及びラインL4間の電圧が印加されることとなる。したがって、先の図1に示した検出ステージ1の9番目の検出において電圧検出回路BによってブロックB1の電圧を検出する際には、電圧検出回路Aの電圧が単位電圧の3倍程度の値となる。このため、先の図3及び図4に示した関係のみによっては特定することのできなかった異常であるスイッチS4の閉故障異常及びラインL0の断線異常についても、図5に示す関係を用いることで特定することが可能となる。
しかも、この図5に示す関係は、マイコン30によってなされる処理を大きく変更することなく行うことが可能である。すなわち、先の図2に示した態様にて検出を行う際のスイッチS0〜S7及びスイッチSa〜Scの操作態様については、変更が不要である。検出ステージ1,2の各検出期間において、A/D変換器29によって電圧検出回路A,Bのいずれの電圧を検出するか又は双方を検出するかについての設定を変更し、且つ図5の関係を利用する処理を追加するのみでよい。もっとも、マイコン30の処理を簡素化する上では、通常、電圧検出回路A,Bの双方の電圧をA/D変換器29によって変換し、マイコン30に取り込んだ後に、不要なものを用いないという設定がなされることが多い。このため、こうした場合には、図5に示す関係を利用する処理を追加するのみでよいため、非常に簡易な変更にて電気経路の異常の有無を、すなわちラインL0〜L7やスイッチS0〜S7の異常の有無をより高精度に判断することが可能となる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)電圧検出回路A,Bの一方のみによってブロックB0〜B6の両電極間の電圧の検出がなされるとき、残りの電圧検出回路によって検出される電圧に基づき、スイッチS0〜S7の閉故障異常とラインL0〜L6の断線異常(開故障異常)とのいずれかであるかを特定した。これにより、フライングキャパシタ22,23に印加される電圧の極性が反転すると想定されるときの該反転の有無及びブロックBiについての検出電圧Viの値によっては、開故障異常か閉故障異常かを特定することができないときであっても、これを特定することができる。
(2)フライングキャパシタ22,23を互いに直列接続して且つブロックB0〜B7の電極のうち同電位となる電極間で、電圧検出用の電気経路(ラインL0〜L7、コネクタC0〜C6、スイッチS0〜S7)を共有した。この場合、電圧検出回路A,Bのいずれか1つのみによる電圧検出を行う機会を設けない場合には、閉故障異常の有無を適切に判断することが困難となる。この点、上記構成では、電圧検出回路A,Bのうちの1つのみによってブロックBiのいずれかの両電極間の電圧を検出するときに開故障異常の有無を判断することで、開故障異常の有無を好適に判断することができる。しかも、このときにブロックBiの電圧を検出していない残りの電圧検出回路の検出電圧を利用して先の図5の関係を用いるため、電圧検出回路A,Bの1つのみがブロックBiの電圧を検出する状況を、先の図5に示した関係を用いるためにのみあえて設けることを回避することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・電圧の検出態様としては、先の図2に示したものに限らない。この際、充電極性が極力反転しない設定とするなら、電圧検出に伴う消費電力を低減することができる。
・上記実施形態では、開故障異常か閉故障異常かを特定することができないときに先の図5に示した関係を利用したが、これに限らない。例えば4個のブロックB0〜B3によって組電池10を構成する場合、先の図4に示した関係からは、スイッチS2の閉故障異常の有無を判断することができない。しかし、先の図5に示した関係を用いるなら、ブロックB0単独の電圧検出やブロックB3の単独の電圧検出を行うことで、閉故障異常を判断することができる。このように、電圧検出回路A,Bのいずれか一方によってブロックBiのいずれか1つのみの電圧が検出されるときに他方の電圧検出回路の検出電圧を用いることで、電気経路に異常が生じたときに同異常を検出するための情報や同異常がいかなる異常かを特定するための情報を増大させることができ、ひいては電気経路の異常の有無をより高精度に判断することができる。
・電圧検出器(フライングキャパシタ及び電圧検出回路)の数としては、2個に限らない。電圧検出器の数を3個以上とするなら、一回のスイッチング操作によってブロックBiのうちの3個以上の電圧を検出することが可能となる。そしてこの際、そのうちの一部のみの電圧検出器によってブロックBiの電圧の検出をする際に、残りの電圧検出器によって検出される電圧を用いることで、電気経路の異常の有無に関する情報を増大させることができ、ひいては電気経路の異常の有無をより高精度に判断することができる。
・電圧検出器としては、フライングキャパシタを備える構成に限らない。フライングキャパシタを備えない構成の場合にあっては、電圧検出器に印加させる電圧の極性が逆転し得る設定としなくても、開故障異常の有無を判断することができる。
・上記実施形態では、ブロックBiの電極を電圧検出器と接続する電気経路のうち互いに同電位となる電気経路についてはこれをブロック間で共有したがこれに限らない。共有しない場合であっても、断線検出に際しては、電圧検出器のうちの1つのみによるブロックの電圧検出を行う機会を持つことが有効である。すなわち、こうした機会を有するなら、この機会において、ブロックの電圧を検出していない残りの電圧検出器によって検出される電圧を利用して電気経路の異常の有無を判断することができる。
・ブロックの電圧を検出していない残りの電圧検出器によって検出される電圧を利用して電気経路の異常の有無を判断する目的のみによって、複数の電圧検出器の一部によるブロックの電圧検出をする機会を設けてもよい。これによっても、電圧検出器の全てを同時に用いて常時電圧を検出する場合と比較して、電気経路の異常の有無を判断するための情報を増大させることができる。
・マルチプレクサ21を操作しつつ組電池10のブロックBiの電圧を検出する電圧検出装置としては、マイコン30に限らず、専用の論理回路であってもよい。
・電圧検出対象となる単電池数は、同一であることが望ましい。これにより、電気経路の異常の有無を判断することが容易となる。しかし、電圧検出の対象となる単電池数がブロック(単位電池)毎に異なるようにしても、電気経路の異常時に電圧検出器によって検出される電圧パターンを予め考察しておくことで、異常の有無の判断をすることは可能である。
・上記実施形態では、複数の単電池を1個のブロックとして、その電圧を検出するようにしたが、単電池1個ずつを単位としてそれらの各々の電圧を検出してもよい。
一実施形態にかかる組電池、検出ユニット、及びマイコンの全体構成を示す図。 同実施形態にかかる検出スケジュールを示す図。 同実施形態にかかる開故障異常の判断手法を示す図。 同実施形態にかかる閉故障異常の判断手法を示す図。 同実施形態にかかる開故障異常及び閉故障異常の判断のアシスト手法を示す図。
符号の説明
10…単位電池、12…単電池、21…マルチプレクサ、22,23…フライングキャパシタ、30…マイコン(電圧検出装置の一実施形態)、Bi…ブロック(単位電池の一実施形態)。

Claims (5)

  1. 1又は複数の単電池からなる複数の単位電池の直列接続体としての組電池と、前記複数の単位電池に割り振られた複数の電圧検出器と、前記複数の単位電池の各々の両電極を前記割り振られた電圧検出器の一対の入力端子に接続する電気経路と、該電気経路の各々を導通及び遮断するマルチプレクサとを備えるシステムに適用され、前記電圧検出器を用いて前記単位電池の両電極間の電圧を検出すべく前記マルチプレクサを操作する電圧検出装置において、
    前記複数の電圧検出器の一部のみによって前記単位電池の両電極間の電圧の検出がなされるとき、残りの電圧検出器によって検出される電圧に基づき、前記電気経路の異常の有無を判断することを特徴とする電圧検出装置。
  2. 前記複数の電圧検出器の各々は、フライングキャパシタと電圧検出回路とを備えて構成され、
    前記フライングキャパシタに印加される電圧の極性が反転すると想定されるときの該反転の有無に基づき前記電気経路の開故障異常の有無を判断する開故障判断手段と、
    前記電圧検出器の検出する前記単位電池のいずれかの電圧の値に基づき前記電気経路の閉故障異常の有無を判断する閉故障判断手段とを備え、
    前記開故障判断手段及び前記閉故障判断手段の少なくとも一方は、前記異常の有無の判断に際し、前記残りの電圧検出器によって検出される電圧についての情報を加味することを特徴とする請求項1記載の電圧検出装置。
  3. 前記電圧検出器によって検出される前記単位電池の電圧の値及び前記極性の反転の有無によっては前記開故障異常であるか前記閉故障異常であるかを特定できないとき、前記残りの電圧検出器によって検出される電圧についての情報を用いて前記いずれの異常であるかを特定することを特徴とする請求項2記載の電圧検出装置。
  4. 前記フライングキャパシタは、互いに直列接続されており、
    前記電圧検出器のうちの1つのみによって前記単位電池のいずれかの両電極間の電圧を検出するときに前記開故障判断手段による判断を行い、
    前記残りの電圧検出器によって検出される電圧に基づく異常の有無の判断を、前記電圧検出器のうち1つのみによって前記単位電池のいずれかの両電極間の電圧を検出するときに行うことを特徴とする請求項2又は3記載の電圧検出装置。
  5. 前記複数の電圧検出器が2つの電圧検出器からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電圧検出装置。
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