JP2010143831A - 生活習慣病改善食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】入手し易い原料から簡便かつ安価に製造できるもので、過剰飲酒や栄養過多に起因する、アルコール性肝炎、非アルコール性肝炎、脂肪肝、肝繊維化、黄疸、コレステロール過剰による肝細胞バルーニング、肝硬変等の肝障害や、小腸壁崩落、小腸柔毛細胞の脱落等の小腸障害、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞等の生活習慣病を、予防、阻害、改善又は治療でき、安全で簡易に摂取可能な生活習慣病改善食品を提供する。
【解決手段】生活習慣病改善食品は、玉葱外皮が、炎症抑制及び/又は酸化ストレス抑制の有効成分として含まれている。
【選択図】なし
【解決手段】生活習慣病改善食品は、玉葱外皮が、炎症抑制及び/又は酸化ストレス抑制の有効成分として含まれている。
【選択図】なし
Description
本発明は、過剰飲酒に起因するアルコール性肝炎(ASH)又は非アルコール性肝炎(NASH)、脂肪肝、肝繊維化、黄疸、コレステロール過剰による肝細胞バルーニング、肝硬変のような肝障害や、過剰飲酒に起因する小腸壁崩落、柔毛内細胞脱落のような小腸障害、高脂血症、動脈硬化を、予防、阻害、改善又は治療する生活習慣病改善食品に関するものである。
アルコールを恒常的に飲み過ぎると、代謝解毒を担う肝臓に負担がかかり過ぎて、アルコール性肝障害が惹き起こされる。その初期段階として、飲酒過多により肝細胞に中性脂肪が蓄積して肥大化し、肝臓が腫れ、比較的自覚症状のないアルコール性脂肪肝となる。さらに長期間の大量飲酒により、腹部不快感や食欲不振のような自覚症状を示すアルコール性肝炎に進行する。次第に損傷した肝細胞が繊維化して肝機能を低下させて、倦怠感、吐き気、上腹の腹痛、黄疸のような症状が表れるアルコール性肝線維症へ進行する。さらに常習的な飲酒により、肝炎や肝線維症を繰り返し、終には腹水が溜まったり意識障害を起こしたりして悪化し、アルコール性肝硬変となり、死に至ることもある。アルコール性肝障害は、このような過程を経ながら、次第に悪化する消化器系疾患である。
また過剰飲酒により体内で増加する中性脂肪や、肝臓等で産生されたり食事から補給されたりするコレステロールが過剰になると、体内に蓄積され易くなって、高トリグリセリド血症や高コレステロール血症のような高脂血症が、惹き起こされる。さらにコレステロールが血管壁に沈着するなどにより、動脈硬化に進行し、終には心筋梗塞やくも膜下出血や脳梗塞のような重篤な循環器系疾患となって現われる。さらに過剰飲酒によるアルコールが小腸壁の細胞を損傷すると、そこから腸内細菌が血液へ侵入し、肝臓へ運ばれて肝障害を悪化させたりする。
エイコサペンタエン酸誘導体の補給による血漿エイコサペンタエン酸誘導体値の上昇が、高コレステロール血症患者での冠状動脈性心疾患の予防に有効であると報告されている。また、特許文献1には、エイコサペンタエン酸誘導体を有効成分として含むくも膜下出血の予後改善薬が、開示されている。高純度エイコサペンタエン酸誘導体は、精製が煩雑であって簡便に製造できず高価であるうえ、酸化して劣化し易く取り扱いが面倒である。
過剰飲酒やそれに付帯する栄養過多に起因するアルコール性又は非アルコール性の肝障害や小腸障害や動脈硬化等を予防、阻害、改善又は治療でき、安価で手軽に摂取可能な食品が望まれている。
本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、入手し易い原料から簡便かつ安価に製造できるもので、過剰飲酒や栄養過多に起因する、アルコール性肝炎、非アルコール性肝炎、脂肪肝、肝繊維化、黄疸、コレステロール過剰による肝細胞バルーニング、肝硬変等の肝障害や、小腸壁崩落、柔毛内細胞脱落等の小腸障害、動脈硬化、心筋梗塞、くも膜下出血、脳梗塞等の生活習慣病を、予防、阻害、改善又は治療でき、安全で簡易に摂取可能な生活習慣病改善食品を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた特許請求の範囲の請求項1に記載の生活習慣病改善食品は、玉葱外皮が、炎症抑制及び/又は酸化ストレス抑制の有効成分として含まれていることを特徴とする。
請求項2に記載の生活習慣病改善食品は、請求項1に記載されたもので、前記玉葱外皮が、水洗されて加熱乾燥された粉末状となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の生活習慣病改善食品は、請求項1に記載されたもので、アルコール誘発性肝疾患、アルコール誘発性小腸疾患、コレステロール蓄積性肝疾患、高コレステロール血症の何れかの疾患の予防、阻害、改善、又は治療に適用されることを特徴とする。
本発明の生活習慣病改善食品は、アルコール性肝炎、非アルコール性肝炎、脂肪肝、肝繊維化、黄疸、コレステロール過剰による肝細胞バルーニング、肝硬変等の肝障害や、小腸壁崩落、柔毛内細胞脱落等の小腸障害のような消化器系疾患、動脈硬化、くも膜下出血、心筋梗塞、脳梗塞のような循環器系疾患等の生活習慣病を、簡易かつ確実に、予防、阻害、改善又は治療でき、それらに特に優れた効果がある。
生活習慣病改善食品の原材料は、外食産業のために玉葱を前処理する際に除去されて産業廃棄物として廃棄されていた玉葱外皮であるから、入手し易く、安価である。これを用いた生活習慣病改善食品は、簡便かつ安価に製造できるものである。しかも環境保全に資する。この生活習慣病改善食品は、食用に汎用されている玉葱を原材料としているから、安全である。しかも、長期間に渡って手軽に摂取できる物である。
以下、本発明の実施のための好ましい形態を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの形態に限定されるものではない。
本発明の生活習慣病改善食品は、玉葱外皮が加熱、乾燥され、粉砕されて粉末状になっている有効成分を、炎症抑制及び/又は酸化ストレス抑制の有効成分として含んでいるものである。
玉葱はユリ科植物であり市場に多く流通している黄玉葱や赤玉葱が挙げられる。その外皮は、食用で白色のりん茎を、一重〜三重程度覆っている茶色等に着色した薄膜であり、最外外皮乃至第三外皮が用いられることが好ましい。なかでも、着色部分のみが用いられるとなお好ましい。
玉葱外皮の粉末状有効成分は、例えば玉葱からその外皮を剥離し、水洗して塵埃を除去し、高温(250〜260℃)圧縮空気により風乾し、粉砕機で粉砕することにより得られる。玉葱外皮の粉末状有効成分は、外形最大長が30μm〜3mm程度であることが好ましい。
このような玉葱外皮の粉末状有効成分として、エミール(株式会社ヤマウラ製;商品名)が挙げられる。
玉葱外皮の粉末状有効成分の100g乾燥体中に、胃腸の働きを活性化する食物繊維が約57g含まれている。またミネラルの一つであって小腸細胞の保護に関わっている亜鉛が約2mg含まれており、白色のりん茎のそれよりも100倍以上も多い。さらに、ルチン等の配糖体のアグリコンでありポリフェノールの一つであって、抗酸化作用、酸化ストレス低下作用、抗炎症作用を発現するケルセチンが約1200mg含まれており、白色のりん茎のそれよりも約300倍も多い。ケルセチンは、熱処理によってその配糖体から切断されたものである。これらの成分により、肝障害・小腸障害のような消化器系障害や、循環器系障害が、予防、阻害、改善又は治療される。さらに、玉葱外皮には、アルギニン,ヒスチジン,ロイシン,バリン,アラニン,グリシン,グルタミン酸,アスパラギン酸のような各種アミノ酸、ビタミンB1,B2,B6,B12、ビタミンEのようなビタミン類、血糖低下作用を奏するアリシン、腸内ビフィズス菌を増殖させるフラクトオリゴ糖も多く含まれている。
玉葱外皮の粉末状有効成分は、ヒトの場合、60mg/kg体重以上毎日摂取されることが好ましい。経口摂取されることが好ましい。食中、又は食後に摂取されることが好ましい。
生活習慣病改善食品は、玉葱外皮の粉末状有効成分のみを、含むものであってもよく、賦形剤、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着色剤、香料、pH調整剤、防腐剤、水や生理食塩水のような媒質、別な薬効を有する薬剤を添加剤として含有していてもよい。
生活習慣病改善食品は、粉末のまま摂取されてもよいが、患者の都合に適した医薬品の形態にしてもよい。生活習慣病改善食品は、液剤、エリキシル剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤、懸濁剤、乳剤、散剤、錠剤、シロップ剤、又はトローチ剤の剤形にして用いるものであってもよい。
以下、本発明の生活習慣病改善食品を用いて、その薬効について検討した。生活習慣病改善食品として、エミール(Emile;株式会社ヤマウラ製、商品名)を用いた。エミールは、株式会社ヤマウラ・エミールプロダクトにより製造・販売されている商品であり、100g粉末中にケルセチン1100mgを含有するものである。100gの袋状パックとステイック状包装(1g)との2種類を主力製品とするものである。
試験用の動物種として、エタノールやコレステロールの投与で肝障害を惹き起こし易いぺルオキシソーム増殖剤活性化受容体αノックアウトマウス(PPARα−/−)を、用いた。PPARα−/−マウスの作製は、Lee,S.S.ら,Mol.Cell.Biol.,15巻,3012-3022頁に記載の方法に準じた。この動物種を用いた動物モデルは、ヒトのアルコール性肝障害や高コレステロール血症の病態をよく反映したものである。
試験用の動物種として、エタノールやコレステロールの投与で肝障害を惹き起こし易いぺルオキシソーム増殖剤活性化受容体αノックアウトマウス(PPARα−/−)を、用いた。PPARα−/−マウスの作製は、Lee,S.S.ら,Mol.Cell.Biol.,15巻,3012-3022頁に記載の方法に準じた。この動物種を用いた動物モデルは、ヒトのアルコール性肝障害や高コレステロール血症の病態をよく反映したものである。
(試験例1)
試験群として、PPARα−/−マウスに、1g/kg体重のアルコール量になる割合の5%エタノールと60mg/kg体重のエミールとを含有させた懸濁液を1日2回ずつ5ヶ月間毎日連続して、ゾンデにより経口投与した(エタノール食+エミール群)。このエタノール量は、ヒトに換算して大人が日本酒300mLを毎日飲酒する程度の量である。この動物モデルは、ヒトのアルコール性肝障害の病態を反映したものである。
試験群として、PPARα−/−マウスに、1g/kg体重のアルコール量になる割合の5%エタノールと60mg/kg体重のエミールとを含有させた懸濁液を1日2回ずつ5ヶ月間毎日連続して、ゾンデにより経口投与した(エタノール食+エミール群)。このエタノール量は、ヒトに換算して大人が日本酒300mLを毎日飲酒する程度の量である。この動物モデルは、ヒトのアルコール性肝障害の病態を反映したものである。
一方、ポジティブコントロール群として、PPARα−/−マウスに、エミール非含有懸濁液を試験群と同様に経口投与した(エタノール食群)。また、ネガティブコントロール群として、PPARα−/−マウスを標準食飼育した群を設けた(標準食群)。
5ヵ月後に各群のマウスから肝臓を摘出して、組織標本を作製し、ヘマトキシリン−エオシン染色(H&E染色)を行い、顕微鏡観察した。その結果を図1に示す。
エタノール食群には、図1(b)の通り矢印で示している炎症像である血球浸潤が認められた。それに対し、同図(a)の通り標準食群には炎症像が全く認められず、また同図(c)の通りエタノール食+エミール群にも標準食群と同様に炎症像がほとんど認められなかった。
この結果から、エタノールの恒常的な過剰摂取の所為で肝臓において腫瘍壊疽因子α(TNFα)やシクロオキシゲナーゼII(COXII)やインターロイキンβ(ILβ)のような炎症性ファクターや炎症性サイトカインにより惹き起こされる炎症が、エミールに含有されている多量のケルセチンのようなポリフェノール類で、抑制されているものと推察される。
(試験例2)
試験例1と同様にして経口投与した後、5ヵ月後に小腸を摘出して切断し、その断面の組織標本を作製し、ヘマトキシリン・エオシン染色(H&E染色)を行い、顕微鏡観察した。その結果を図1に示す。
試験例1と同様にして経口投与した後、5ヵ月後に小腸を摘出して切断し、その断面の組織標本を作製し、ヘマトキシリン・エオシン染色(H&E染色)を行い、顕微鏡観察した。その結果を図1に示す。
エタノール食群には、図2(b)に見られるように、小腸壁が一部崩落し、その内部が露出しており、さらに柔毛内部で細胞が脱落し空隙を形成している部位が認められた。それに対し、同図(a)の通り、標準食群には小腸壁の崩落や細胞の脱落が全く認められず、また同図(c)の通り、エタノール食+エミール群にも標準食群と同様に小腸壁の崩落や細胞の脱落がほとんど認められなかった。
エタノール食群では、小腸壁の崩落部位から腸内細菌が柔突起内部へ侵入し、細胞の脱落箇所に入り込み、細菌毒素が炎症性成分として血液を介して肝臓へ運ばれ、肝臓で炎症が惹き起こされているようである。しかし、エタノール食+エミール群では、エミールに含有されている多量の亜鉛やケルセチンのようなポリフェノール類で、小腸壁が保護されるため、小腸壁の崩壊や細胞の脱落を抑制し、小腸細胞の炎症を阻害し、小腸粘膜の保護を増進し、かつ、アルコール性の肝臓炎症を防止しているものと推察される。
(試験例3)
試験群として、PPARα−/−マウスに、1.5w/w%のコレステロールと0.2w/w%のエミールとを含有させた粉末食を6ヶ月間摂食させた(高コレステロール食+エミール群)。このコレステロール量を通常のマウスに投与しても抵抗性があるので殆んど影響を与えないが、このコレステロール量をPPARα−/−マウスに投与すると、血中コレステロールが標準食に比べ平均して4〜5倍も高濃度となる。PPARα−/−マウスは、過剰のコレステロール投与により、肝肥大を特異的に生じたり、非アルコール性肝炎(NASH)を惹き起こし、繊維化を誘発し、黄疸症状を発現し、終にはコレステロール誘導性NASHとなったりする動物モデルである。
試験群として、PPARα−/−マウスに、1.5w/w%のコレステロールと0.2w/w%のエミールとを含有させた粉末食を6ヶ月間摂食させた(高コレステロール食+エミール群)。このコレステロール量を通常のマウスに投与しても抵抗性があるので殆んど影響を与えないが、このコレステロール量をPPARα−/−マウスに投与すると、血中コレステロールが標準食に比べ平均して4〜5倍も高濃度となる。PPARα−/−マウスは、過剰のコレステロール投与により、肝肥大を特異的に生じたり、非アルコール性肝炎(NASH)を惹き起こし、繊維化を誘発し、黄疸症状を発現し、終にはコレステロール誘導性NASHとなったりする動物モデルである。
一方、ポジティブコントロール群として、PPARα−/−マウスに、エミール非含有でコレステロール含有粉末食を与えた(高コレステロール食群)。またネガティブコントロール群として、PPARα−/−マウスに、エミール非含有でコレステロール非含有の標準食を与えた(標準食群)。
6ヶ月後に肝臓を摘出して、組織標本を作製し、ヘマトキシリン−エオシン染色(H&E染色)を行い、顕微鏡観察した。その結果を図3に示す。
標準食群では図3(a−1)(a−2)の通り細胞が整然と配列しており血球浸潤が認められなかったが、高コレステロール食群では同図(b−1)(b−2)の通り全細胞のうちの1〜2割に数倍以上膨れ上がるバルーニングが認められ、その所為で細胞配列に乱れが生じており、さらに血球浸潤が随所に認められた。それに対し、高コレステロール食+エミール群では同図(c−1)(c−2)の通り、標準食群と同様に、肝細胞が整然と配列しておりバルーニングも血球浸潤も全く認められなかった。
この結果から、摂取したコレステロールが多くても、エミールに含有されている多量のケルセチンのようなポリフェノール類で酸化ストレスを軽減させたり、エミールに含有されている多量の水溶性食物繊維に胆汁酸とコレステロールとが吸着して、便として体外へ排出されたりするため、障害を示さないものと推察される。
また6ヶ月後に肝臓を摘出して、肝臓中のコレステロール量を和光純薬社製のキットにて比色定量した。また血清中のコレステロール量を同様の方法で定量し、肝機能の指標となる血清中のアラニンアミノ転移酵素(ALT)量をMBL社に受託測定を依頼して定量した。その結果を図4に示す。
同図(a)〜(c)の通り、肝臓中のコレステロール値と血清中のコレステロール値と血清中のALT値とは、高コレステロール食群で、標準食群よりも遥かに高かったが、高コレステロール食+エミール群で高コレステロール食群よりも遥かに低く標準食群と同程度にまで低下していた。
以上のことから、この生活習慣病改善食品は、アルコール性の肝障害や動脈硬化のような生活習慣病の予防、阻害、改善又は治療に、効果を示すことが明らかとなった。
本発明の生活習慣病改善食品は、アルコール性肝炎、非アルコール性肝炎、脂肪肝、肝繊維化、黄疸、コレステロール過剰による肝細胞バルーニング、肝硬変等の肝障害や、小腸壁崩落、柔毛細胞の脱落等の小腸障害、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞等の生活習慣病を予防、阻害、改善又は治療する食品として有用である。
Claims (3)
- 玉葱外皮が、炎症抑制及び/又は酸化ストレス抑制の有効成分として含まれていることを特徴とする生活習慣病改善食品。
- 前記玉葱外皮が、水洗されて加熱乾燥された粉末状となっていることを特徴とする請求項1に記載の生活習慣病改善食品。
- アルコール誘発性肝疾患、アルコール誘発性小腸疾患、コレステロール蓄積性肝疾患、高コレステロール血症の何れかの疾患の予防、阻害、改善、又は治療に適用されることを特徴とする請求項1に記載の生活習慣病改善食品。
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