JP2010143719A - 物品保管装置とその保管棚および保管棚の係止部材 - Google Patents
物品保管装置とその保管棚および保管棚の係止部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010143719A JP2010143719A JP2008322988A JP2008322988A JP2010143719A JP 2010143719 A JP2010143719 A JP 2010143719A JP 2008322988 A JP2008322988 A JP 2008322988A JP 2008322988 A JP2008322988 A JP 2008322988A JP 2010143719 A JP2010143719 A JP 2010143719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- container
- storage shelf
- locking member
- loading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】物品が格納される容器を搬送する搬送装置を備えた物品保管装置の保管棚であって、容器が載置される荷載置面4Aと、荷載置面4Aの開口前面の一部を閉鎖する突出部4A1と、容器が搬送装置との間で搬出入される際に搬送装置に押される接触部4A2と、を備えた係止部材と、を有してなり、係止部材は、弾性を有し、荷載置面4Aの間口前面近傍に設けられていて、突出部4A1は、接触部4A2に対する搬送装置からの押圧状態に応じて、荷載置面4Aの開口前面の一部を閉鎖する位置と開口前面を開放する位置とに弾性変形して移動する。
【選択図】図3
Description
荷受け用棚板には、昇降自在および荷受け用棚板の荷載置面に沿って移動可能な掛け止め部を備えたスタッカクレーンなどの荷移載装置を用いて物品や書類を収納している容器を搬出入する場合がある。
そこで、従来では、荷載置面に載置されている容器の落下を防止するための構成が提案されている(例えば、特許文献2,3参照。)。
この構成では、落下防止装置が荷移載装置の搬出入方向移動に連動して上記直立部を有した係止部材を容器の端面に対して係止する位置と係止が解除されて容器の搬出入が可能となる位置とに揺動できるようになっている。
図6において、容器の荷移載装置側の荷受け台(図示されず)には、通常、荷受け台上の容器の端面を押圧する方向に揺動付勢されている揺動可能なローラ支持板Aおよびこれの揺動端に設けられているローラA1と、容器の搬出入方向に移動可能な荷載置台Bの移動に連動してローラ支持板Aに設けられている当接部A2に接触してこれを押し下げることができる押し下げ片Cとを備えた構成とされている。
この構成において、例えば、容器の搬入時には、押し下げ片Cがローラ支持板Aの当接部A2に接触してこれを押し下げると、ローラA1により落下防止装置D側の蝶板D1に支持されて揺動可能な係止片D2が押し下げられて容器の搬入路を開放する。
特に、特許文献2,3に開示されている構成では、荷受け用棚側の荷載置面とは別に落下防止のための付属設備とした構成であることから、部品点数の増加や部品組み立ての際の作業性の悪化などが生じるおそれがある。
このように荷載置面とは別の構造として落下防止装置を設けた場合には、荷移載装置を用いて容器を搬出入する際に、係止操作や係止解除操作を行う部材が必要となり、これら各部材間の連動関係を保証する必要があり、この点からしても、部品点数の増加に伴うコスト上昇が避けられない。
また、部品点数が少なく簡便な構成で係止状態の解除と復帰を実現できるため、係止部材の信頼性を高めることができると共に、組立施工コストを低減することもできる。
なお、物品保管装置の保管棚を構成する荷受け部材としては、アングル状のもの以外に、例えば、棚板などを用いるようにしてもよい。
なお、容器9の例としては、例えば、コンテナなどがある。
図3は、本発明にかかる係止部材の実施の形態を示す説明図である。荷受け部材4は、容器9が載置される荷載置面4Aと、これと連続して略直角に折り曲げられた側面4Bとを備える。荷受け部材4の例としては、たとえば、弾性を有した熱間圧延鋼板などの金属製のアングル部材が用いられている。
荷載置面開口前面(以下、「開口前面」という。)には、容器9の落下を防止するための係止部材が設けられている。
すなわち、容器9が載置されている荷受け部材4に向かって荷移載装置6が移動する間、荷受け部材4の開口前面には、突出部4A1が荷受け部材4の荷載置面4Aよりも上方に位置していて、係止部材が容器9の引き出しを阻害する状態となっている。荷載置台6Aが荷受け部材4の係止部材の接触部4A2に接触しながら荷受け部材4の方向に移動すると、接触部4A2は押し下げられて荷載置面4Aの下方に移動し、これと連動して突出部4A1も係止部材の初期習性に抗して荷載置面4Aの下方に移動する。その結果、係止部材が容器9の引き出しを阻害する状態は解除されて、荷受け部材4の開口前面が開放された状態となる。
係止爪8は、容器9の係合部9Aに係合された後に、荷載置台6Aの表面上を移動して、荷受け部材4の荷載置面4A上の容器9は荷載置台6A上に引き込まれる。その後、荷載置台6Aは荷受け部材4から離れる方向に移動し、荷載置台6Aと接触部4A2との当接が解除され、突出部4A1がその弾性を利用して荷載置面4Aから上方に向けて移動する。その結果、荷受け部材4の開口前面には、突出部4A1が荷受け部材4の荷載置面4Aよりも上方に位置し、係止部材が容器9の搬入を阻害する状態(係止状態)となる。
すなわち、たとえば、図5に示すように、荷載置面4Aの開口前面近傍であって、荷載置面4A側にスリット4C’を形成し、荷載置面4Aは、移動片4A10と固定片4A10’とに分割されている。移動片4A10の開口前面側には、突出部4A1と接触部4A2とからなる係止部材が設けられている。接触部4A2が荷載置台6Aに押されたときの係止部材の動作は、図3に示した実施の形態と同様である。
なお、側面4Bに設けられる係止部材4B10は、荷載置面4Aの開口前面の左右の側面の少なくともいずれか一面に設けておくとよい。
荷受け部材4は、その荷載置面4Aにおける開口前面近傍が欠如されて、欠如部分4A3が形成されている。荷載置面4Aの欠如部分4A3には、係止部材10が荷載置面4Aの開口前面を覆う状態となるように設けられている。
3 保管棚を構成する柱部材
4 保管棚を構成する荷受け部材
4A 荷載置面
4A1 突出部
4A2 接触部
4B 側面
4B10 係止部材
4B11 突出部
4B12 接触部
4C スリット
4C’ スリット
5 容器搬送機
6 荷移載装置
6A 荷載置台
8 係止爪
9 容器
9A 係合部
10 係止部材
10A 突出部
10B 接触部
10’ 係止部材
10A’ 突出部
10B’ 接触部
11 走行レール
13 スタッカクレーンのサドル部
14 スタッカクレーンのマスト
Claims (9)
- 物品が格納される容器を搬送する搬送装置を備えた物品保管装置の保管棚であって、
上記容器が載置される荷載置面と、
上記荷載置面の開口前面の一部を閉鎖する突出部と、上記容器が上記搬送装置との間で搬出入される際に上記搬送装置に押される接触部と、を備えた係止部材と、
を有してなり、
上記係止部材は、弾性を有し、上記荷載置面の間口前面近傍に設けられていて、
上記突出部は、接触部に対する搬送装置からの押圧状態に応じて、荷載置面の開口前面の一部を閉鎖する位置と上記開口前面を開放する位置とに弾性変形して移動することを特徴とする物品保管装置の保管棚。 - 荷載置面と係止部材とは、連続して一体に構成されている、
請求項1記載の物品保管装置の保管棚。 - 突出部は、接触部が搬送装置に押されていないときには荷載置面から突出した状態で荷載置面の開口前面の一部を閉鎖し、上記接触部が上記搬送装置に押されたときにのみ上記荷載置面より下方に移動し、上記接触部に対する上記搬送装置からの応力が解除されると、上方に移動して上記荷載置面から突出した状態に復帰して上記荷載置面の開口前面の一部を閉鎖する、
請求項1記載の物品保管装置の保管棚。 - 荷載置面の間口前面近傍には、搬送装置に押されたときに突出部を移動可能にする切欠き部が形成されている、
請求項3記載の物品保管装置の保管棚。 - 突出部は、荷載置面の開口前面近傍を折り曲げて形成されている、
請求項2記載の物品保管装置の保管棚。 - 係止部材は、荷載置面の間口前面の左右の側面の少なくともいずれか一面に設けられていて、
突出部は、接触部が搬送装置に押されたときにのみ、上記荷載置面の開口前面の幅方向の外側に移動する、
請求項1記載の物品保管装置の保管棚。 - 荷載置面の間口前面の左右両端には、上記荷載置面に連接する側面が設けられ、
上記荷載置面と上記各側面との連接部の間口前面近傍には、搬送装置に押されたときに突出部を移動可能にする切欠き部が形成されている、
請求項1記載の物品保管装置の保管棚。 - 物品が格納される容器を搬送する搬送装置と、上記容器が載置される保管棚と、を有してなる物品保管装置であって、
上記保管棚は、請求項1乃至7のいずれかに記載の物品保管装置の保管棚であることを特徴とする物品保管装置。 - 保管棚の荷載置面に載置される容器の落下防止用の係止部材であって、
上記荷載置面の開口前面近傍に取り付け可能な板状部材で構成され、
下向き逆くの字状に形成された突出部と、
上記突出部の頂部から下方に延長された傾斜面で構成された、上記容器を保管棚に搬送する搬送装置により押される接触部と、
を有してなることを特徴とする保管棚の係止部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008322988A JP5317666B2 (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | 物品保管装置とその保管棚および保管棚の係止部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008322988A JP5317666B2 (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | 物品保管装置とその保管棚および保管棚の係止部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010143719A true JP2010143719A (ja) | 2010-07-01 |
JP5317666B2 JP5317666B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=42564544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008322988A Active JP5317666B2 (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | 物品保管装置とその保管棚および保管棚の係止部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5317666B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013015045A1 (ja) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | 村田機械株式会社 | 自動倉庫のラック |
JP2013023331A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Murata Machinery Ltd | 自動倉庫 |
JP2013230911A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Shimizu Corp | 立体自動倉庫のラックに用いるパレット落下防止装置 |
KR101470741B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2014-12-08 | 충북대학교 산학협력단 | 전류차단기용 적재 및 이송장치 |
CN107697531A (zh) * | 2017-09-21 | 2018-02-16 | 成都三泰智能设备有限公司 | 保管箱钩取机构和钩取系统 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592608U (ja) * | 1978-12-23 | 1980-06-26 | ||
JPS58114044U (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-04 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | リ−ドフレ−ム収納マガジン |
JPS61232804A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-17 | 株式会社 熊平製作所 | 物品収納棚の落下防止装置 |
JPS62103508U (ja) * | 1985-12-19 | 1987-07-01 |
-
2008
- 2008-12-18 JP JP2008322988A patent/JP5317666B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592608U (ja) * | 1978-12-23 | 1980-06-26 | ||
JPS58114044U (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-04 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | リ−ドフレ−ム収納マガジン |
JPS61232804A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-17 | 株式会社 熊平製作所 | 物品収納棚の落下防止装置 |
JPS62103508U (ja) * | 1985-12-19 | 1987-07-01 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013023331A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Murata Machinery Ltd | 自動倉庫 |
WO2013015045A1 (ja) * | 2011-07-26 | 2013-01-31 | 村田機械株式会社 | 自動倉庫のラック |
CN103717512A (zh) * | 2011-07-26 | 2014-04-09 | 村田机械株式会社 | 自动仓库的货架 |
JPWO2013015045A1 (ja) * | 2011-07-26 | 2015-02-23 | 村田機械株式会社 | 自動倉庫のラック |
JP2013230911A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Shimizu Corp | 立体自動倉庫のラックに用いるパレット落下防止装置 |
KR101470741B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2014-12-08 | 충북대학교 산학협력단 | 전류차단기용 적재 및 이송장치 |
CN107697531A (zh) * | 2017-09-21 | 2018-02-16 | 成都三泰智能设备有限公司 | 保管箱钩取机构和钩取系统 |
CN107697531B (zh) * | 2017-09-21 | 2023-08-18 | 成都三泰智能设备有限公司 | 保管箱钩取机构和钩取系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5317666B2 (ja) | 2013-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5317666B2 (ja) | 物品保管装置とその保管棚および保管棚の係止部材 | |
JP4922591B2 (ja) | 組立て式箱状体 | |
JP5103713B2 (ja) | 回路板収容バッグ及びその収納棚 | |
US8109504B2 (en) | Paper feeding cassette | |
CA2562865A1 (en) | Apparatus for serially dispensing folded sheet products | |
US20090159593A1 (en) | Collapsible container | |
JP2011121633A (ja) | 搬送用パレット | |
US20130320007A1 (en) | Box | |
WO2008003512A3 (de) | Sicherheitsbehälter für wertdokumente | |
CN108778893B (zh) | 可用手移动的运输设备 | |
JP2006123953A (ja) | ガラス板搬送パレット | |
JP5159272B2 (ja) | 集配用貨物自動車 | |
US20070123086A1 (en) | Storage body | |
CN106660489A (zh) | 操纵台总成 | |
JP2019506347A (ja) | 移載装置および積荷移載システム | |
JP2019021030A (ja) | 商品払出装置 | |
JP5342894B2 (ja) | 荷搬送棚 | |
JP6003469B2 (ja) | 落下防止部材及び収容棚 | |
JP2011121713A (ja) | パレットラック、パレットラックユニット及びパレットラックを備えたコンテナ | |
JP6914532B2 (ja) | リターナブル輸送パレット | |
JP2008207827A (ja) | 物品運搬装置 | |
JP3117834U (ja) | パレット | |
JP6379459B2 (ja) | 倉庫システム | |
JP6372277B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP2011136791A (ja) | 棚設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5317666 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |