JP2010141737A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再生モードにおいて再生する画像の種類を意識して静止画、動画を切換えて静止画のみ、動画のみを表示するようになっていない。
【解決手段】 再生モードが終了していなければ(S120)、表示装置の傾きを検出し(S121)、その傾きが動画アスペクト比で検出可能なものであるかが、つまり、所定角度傾いているかが判定される(S122)。表示装置が水平に位置して傾いていなければS131に進んで静止画が表示され、傾いていればS141に進んで動画が表示される。先に選択した画像があればその選択画像を含むサムネイルが、なければ撮影日時の近い画像(最終撮影画像)を含むサムネイルが液晶ディスプレイにそれぞれ表示される(静止画についてはS132、133、動画についてはS142、143)。そして、サムネイルから選択された画像が拡大して表示される(S137、S147)。
【選択図】図10

Description

本発明は、静止画、動画の画像情報を表示する表示装置に関する。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付携帯電話などの撮像装置が広く知られており、画像信号がデジタル化されることにより、デジタルカメラなどの撮像装置においては、デジタル画像を連続して撮影してコマ間圧縮を行えば動画になり、連続撮影しなければ静止画となり、静止画、動画がモード切換えによって容易に撮影できる。最近では、静止画撮影・動画撮影を同時に行う撮像装置も知られている(たとえば、特開2005−057378号公報)。
撮像装置においては、被写体からの像は撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換されてデジタル化されて中央制御回路(CPU)に出力される。そして、中央制御回路で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施され、たとえばJPEG形式の画像ファイルに変換されてフラッシュメモリなどの記録手段(メモリ)に、クロックで計時された日時情報とともに記録される。
撮影に先立って撮影の構図やタイミングを確認するために、撮像素子からの画像信号は、表示手段(表示パネル)にライブビュー画像(スルー動画像)として表示され、表示手段は、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)とされ、通常、撮像装置の背面に設けられる。表示手段を有機ELディスプレイとすることもある。また、液晶ディスプレイ(表示手段)には、撮影前のライブビュー画像だけでなく、メモリに記録された画像信号も中央制御回路で再生用に伸長されて再生、表示される。
撮影前の画像(ライブビュー画像)、再生された画像のいずれもが液晶ディスプレイに表示されており、その表示機能に注目すれば、デジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付携帯電話などの撮像装置は撮影装置の付いた表示装置ということもできる。
静止画・動画の同時撮影においては、画像のデータ量が膨大な量となり、画像の整理が煩雑になるため、一般的には、スイッチによるモード切換えによって撮影モードを静止画、動画のモードに設定をしてから静止画撮影、動画撮影が行われる。
撮像装置によって撮影された画像のデータは膨大な量となり、最近では再生専用の表示装置がフォトストレージビューア、デジタルフォトフレームなどの商品名で市販されている。これらの表示装置はUSBポート、記録媒体の装填スロット、液晶ディスプレイなどを持ち、USBポート、装填スロットを介して撮像装置から保存された画像を液晶ディスプレイ(表示手段)に再生、表示して鑑賞でき、また、ピント、色調、露光などを確認できる。
たとえば、フォトストレージビューアは40〜80GBのHDDを内蔵しており、これを携帯すれば、撮影装置での撮影がその記録手段の残量を心配することなく行える。
また、デジタルフォトフレームは、従来の写真を入れる部分を液晶ディスプレイ(表示手段)としたデジタル化したフォトフレームであり、USBポート、装填スロットを介して撮影画像が入力されると、写真立てとして利用できるほか、スライドショー(自動連続再生表示)などの効果を伴って再生、表示される。
静止画・動画の同時撮影、静止画撮影、動画撮影によって撮影され、記録手段に記録された画像をその液晶ディスプレイ(表示手段)に効率よく再生することが望まれており、画像データを管理するためにキーワードを付加し、キーワードをキーとして画像データを検索する画像データ管理装置が知られている(たとえば、特開2007−102290号公報)。特開2007−102290号公報では、画像データに条件パラメータを付与し、サンプル画像データの条件パラメータの分布傾向との適合性に基づいて画像データのキーワードを推定している。
特開2005−057378号公報 特開2007−102290号公報
再生においては、混在する多数の画像をサムネイルとして一覧表示してから、選択した画像を拡大して表示する方法が通常採用されている。しかしながら、被写体の瞬間を切り取った静止画と、被写体の動きを楽しむ動画とは、異なるも用途で利用されることが多く、再生する画像が静止画、動画のいずれであるかを意識して静止画、動画を切換え、再生モードで静止画のみ、動画のみを表示すれば、検索も容易で好ましい。
しかしながら、撮影装置の付いた表示装置であるデジタルカメラなどや、フォトストレージビューア、デジタルフォトフレームなどの再生専用の表示装置のいずれにおいても、再生モードにおいて再生する画像の種類を意識して静止画、動画を切換えて静止画のみ、動画のみを表示する構成となっていない。携帯電話の画像表示も同様である。
本発明は、再生する画像が静止画、動画のいずれであるかを意識して静止画表示モード、動画表示モードを切換えることのできる表示装置の提供を目的としている。
請求項1記載の本発明によれば、画像の表示可能状態を設定するスイッチと、当該表示装置の機器の傾きを検出する傾き検出手段と、画像を再生、表示する表示手段とを有する表示装置において、上記傾き検出手段で検出された上記スイッチ操作後の表示可能状態の当該表示装置の傾きに従って静止画表示モード、動画表示モードの切換え制御を行う制御手段をさらに有している。
請求項2記載の本発明によれば、当該表示装置が水平にあれば初期設定として静止画表示モードとなり、当該表示装置の傾きが水平に対して所定の傾きになると、制御手段によって静止画表示モードから動画表示モードに切換えられている。
請求項3記載の本発明によれば、動画表示モードの作動時には表示手段が動画アスペクトに対応する画面領域表示となっている。
請求項4記載の本発明によれば、縦横比がY:Xの撮像素子から縦横比がT:Hの画像を切り出して動画像を撮影するとしたとき、静止画表示モードから動画表示モードに切換わる当該表示装置の傾き角度θが、θ=arctan((T・X−H・Y)/(T・Y−H・X))となっている。
請求項5記載の本発明によれば、縦横比がY:Xの撮像素子から縦横比がT:Hの画像を切り出して動画像を再生、表示する表示装置において、当該表示装置の傾き角度θが、θ=arctan((T・X−H・Y)/(T・Y−H・X))近傍になったことを検出する傾き検出手段と、傾き検出手段が角度θを検出すると、動画の再生、表示を開始する制御手段とを有している。
請求項6記載の本発明によれば、画像を撮影日時と関連づけて記録する記録手段と、上記撮影の時系列に並べられた動画の代表シーンからなる第1のサムネイルと、上記撮影の時系列に並べられた静止画の縮小画像からなる第2のサムネイルとを切換えて表示可能な表示装置において、上記第1、第2のサムネイルから選択した画像を拡大再生し、または、拡大再生から上記サムネイル表示に切換制御する制御手段を有し、上記制御手段は、拡大再生からサムネイル表示に移行した時に、上記第1のサムネイルから選んだ画像の拡大再生後の第2のサムネイル、または、上記第2のサムネイルから選んだ画像の拡大再生後の第1のサムネイルが再生画像のうち撮影日時の近い画像を含むように第1、第2のサムネイルの再生を制御している。
請求項1記載の本発明では、再生する画像が静止画、動画のいずれであるかを意識して表示装置の傾きに従って静止画表示モード、動画表示モードが切換えられるため、静止画、動画の混在する撮影画像から静止画、動画の検索が容易に行なえる。たとえば、静止画だけのサムネイル、動画だけのサムネイルからスライドショー(自動連続再生表示)を利用すれば、静止画だけ、動画だけの再生、表示を迅速、容易に楽しむことができ、撮影画像を再生、表示する楽しみが拡大される。
請求項2記載の本発明では、静止画表示モードから動画表示モードへのモード切換えが、表示装置を傾けることによって行える。
請求項3記載の本発明では、動画アスペクトに対応した画面領域で動画が再生、表示されるため、動画の再生、表示が違和感なく楽しめる。
請求項4記載の本発明では、静止画表示モード、動画表示モードを切換える表示装置の傾きが、撮像素子および切り出される画像の縦横比に対応して容易に設定できる。
請求項5記載の本発明では、撮影日時の近い画像を含む動画のサムネイル(第1のサムネイル)、静止画のサムネイル(第2のサムネイル)、の切換えが迅速に行え、第1、第2のサムネイルから選択した画像を容易に拡大表示できる。
請求項6記載の本発明では、静止画、動画の混在する撮影画像から静止画、動画の対応する画像の相互の検索が容易に行なえ、対応する静止画、動画がスムースに再生、表示できる。
表示装置は、再生モードにおいて傾き検出手段で検出された傾きに従って初期設定である静止画表示モードから動画表示モードへの切換え制御を行う制御手段を有し、動画表示モードにおいては、動画アスペクトに対応する画面領域が表示される。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説明する。本発明は、撮影装置付の表示装置であるデジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付携帯電話などの撮像装置、フォトストレージビューア、デジタルフォトフレームなどの再生専用の表示装置などに応用できるが、撮像装置のうちのデジタルカメラとして具体化された実施例について述べる。すなわち、図1は、撮像装置のうちのデジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る表示装置の主要部の概略ブロック図を示す。
図1に示すように、表示装置としてのデジタルカメラ(撮像装置)10は、撮像手段12、制御手段(中央制御回路)14、表示手段(ディスプレイ)16、記録手段(メモリ)18、計時手段(クロック)20、通信手段22、操作判定手段24、傾き検出手段26、スイッチ群28などを備えて構成されている。
撮像手段12は、撮影レンズ12a(図2(A)参照)やCCD、CMOSセンサなどの撮像素子などからなり、被写体からの像は撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換されデジタル化されて中央制御回路14に出力される。そして、中央制御回路14で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施され、たとえば、静止画ではJPEG形式、動画ではH.264形式の画像ファイルに変換されてフラッシュメモリなどの記録手段(メモリ、記録媒体)18に記録される。計時手段(クロック)20は撮影日時を計時し、その日時情報が撮影画像とともにメモリ18に記録されることにより、撮影画像は順序よく記録され、検索も容易になる。撮影の日時情報が撮影画像とともに記録されるため、再生モードにおけるサムネイルが撮影日時の近い画像から順に表示可能となる。
撮影に先立って撮影の構図やタイミングを確認するために、撮像手段12からの画像信号は、表示手段16にライブビュー画像(スルー動画像)として表示される。また、表示手段16には、撮影前のスルー動画像だけでなく、メモリ18内の画像信号も中央制御回路14で再生用に伸長されて表示される。
表示手段16は液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイなどから形成され、通常、デジタルカメラ10の背面に設けられる。
撮像手段12からの撮影画像を画像処理する中央制御回路(制御手段)14は、たとえばCPU、MPUなどからなり、静止画を処理する静止画処理部14aと、動画を処理する動画処理部14bと、静止画処理、動画処理のどちらで処理するかを判定してモードを切換えるモード切換部14cとを有し、撮影画像は静止画処理部、動画処理部で選択的に処理されてメモリ18に記録される。
通信手段22はUSB端子や無線送受信部などからなり、メモリ18に記録された撮影画像のデータは、通信手段を介してTVなどの外部の表示装置(フォトストレージビューア、デジタルフォトフレームなどの再生専用の表示装置を含む)、別の撮像装置などに出力されるとともに、別の撮像装置に記録された撮影画像のデータが通信手段を介して入力される。
操作判定手段24は撮影可能状態を設定するパワースイッチ(電源スイッチ)の操作、撮影・再生モード選択などの撮影者の操作を検出し、その検出結果が中央制御回路14に出力され、中央制御回路においてデジタルカメラ10の撮影モードが制御され設定される。
傾き検出手段26は、撮影レンズ12aの光軸(撮影光軸)を中心としたデジタルカメラ10の傾き(傾き角度)を検出するものであり、傾き検出手段の出力結果に従って静止画表示モード、動画表示モードが切換えられる点に本発明の大きな特徴がある。
スイッチ群28は、レリーズスイッチ28a(図3参照)、パワースイッチ(電源スイッチ)、メニューキー、決定キー(OKキー)、ズームスイッチ(ズームSW)、モードキーなどからなり、スイッチが操作されると、操作判定手段24によってそのスイッチ操作が検出されてスイッチ操作に対応した処理が中央制御回路14の制御のもとで設定される。
静止画撮影、動画撮影されてメモリ18に撮影された画像は、中央制御回路14で再生処理されてデジタルカメラ背面の液晶ディスプレイ(表示手段)16に表示されて手ブレの有無やデジタルカメラの傾きなどが直ちに確認される。また、撮影画像は通信手段22を介してTVなどの外部の表示手段にデジタルカメラ10を接続することによって再生、表示される。
図2(A)(B)はデジタルカメラを水平または傾けて構えた撮影の態様をそれぞれ示す。
デジタルカメラ10のパワースイッチ(電源スイッチ)を入れ、デジタルカメラを傾けないでそのままの姿勢(水平姿勢)で再生モードにすれば、静止画表示モード(静止画再生モード)が初期モードとして設定され、静止画が液晶ディスプレイに表示される。
これに対して、本発明では、図2(B)に示すように、再生モードにおいて、撮影光軸を中心にデジタルカメラ10を回転させてデジタルカメラを水平位置から傾けて構えると、その傾き(傾き角度)を傾き検出手段26が検出し、検出した傾き角度が所定の角度の越えたと中央制御回路14が判定すると、液晶ディスプレイ16における再生画像の表示が静止画表示モード(静止画再生モード)から動画表示モード(動画再生モード)に切換えられる。ここでいう回転とは、図2(A)の水平な状態から撮影レンズ12aの光軸中心の回りでデジタルカメラ10を図2(B)のように回転し傾けることをいい、図2(B)では撮影者から見て撮影レンズの光軸中心の回りで時計方向に(被写体側から見て矢印のように反時計方向に)デジタルカメラが回転され傾けられている。
図3(A)〜(C)はデジタルカメラを水平または傾けて構えた場合の液晶ディスプレイの表示をそれぞれ示す。
再生モードにしてデジタルカメラ10を傾けることなく水平に構えると、初期設定である静止画表示モードのもとで、図3(A)に示すように、混在する静止画、動画の中から静止画を一覧化した静止画のサムネイルが液晶ディスプレイ表示される。デジタルカメラ10を回転し傾けると、静止画表示モードから動画表示モードに切換わり、図3(B)に示すように、混在する静止画、動画の中から動画を一覧化した動画のサムネイルが液晶ディスプレイ表示される。動画表示モード時においては、動画用のアスペクト比16:9の枠16aが表示されるため、動画表示モードであることが容易に意識される。
なお、静止画においてはその縮小画像が、動画においては動画における代表的な画像がサムネイルにおいて表示される。
このように、デジタルカメラ10を傾けると、静止画表示モードから動画表示モードに切換えられ、動画は傾けた状態で再生、表示されている。
印刷される紙、印画紙の規格をもとにした静止画の表示画面の横縦比4:3が基準となっているのに対して、動画の再生では横縦比がTV基準の16:9とされ、静止画の表示画面よりも横長とされる。動画における再生表示を横長にしないで静止画と同じ横縦比で表示領域を確保すると、図3(C)に示すように、座り心地の悪い表示となり、違和感を覚え、デザイン的にも直感的にも好ましくない。
つまり、動画の再生においては、TVでの再生を想定して撮影画面がアスペクト比(横縦比)16:9となっているため、液晶ディスプレイ16を斜めに配置したままでも動画表示モード時の枠16aに再生画像を収めることができる。つまり、適切な表示領域を確保しているため、傾けた状態で再生しても支障なく、むしろ自然といえる。
図4(A)(B)(C)はデジタルカメラで撮影された画像を楽しむ態様をそれぞれ示す。
撮影画像は図4(A)に示すようにデジタルカメラ背面の液晶ディスプレイ16に表示して撮影直後に楽しんだり、図4(B)に示すように外部のTV画面に表示してみんなで同時に楽しんだり、図4(C)に示すようにプリントアウトして後日ゆっくり楽しむ場合などが想定される。
図4(B)のようにTVでの表示においては、近年、TVがハイビジョン化していることから、その画質で表示できれば好ましい。つまり、フルハイビジョン(フルHD)でも1920×1080画素の画質があればよく、これは2メガの画素数に相当し、一般の静止画撮影時の1000万画素(10M)などより少ない値でよいこととなる。
これに対して、静止画にはこのような出力時の制約がなく、図4(C)に示すようにアルバムに貼るような小さなサイズ(例えば、手札サイズ、ポストサイズ)から、ポスターにして貼るような大きなサイズ(例えば、半切サイズ)の用途までを想定する必要があり、静止画時の画質は一般に高い方が好ましく、静止画は画面全域を利用して撮影される。
本発明では、動画表示においては、TVでの再生を想定するため画面アスペクト比が16:9に規定されており、このような制限を考慮しても、図3(B)のような画面領域16aのもとで画質が十分で横縦比も適切で、画角の制限もない表示が可能となる。また、TVの再生を前提とすると、横長構図に限定してもよいという考え方が動画表示で成立する。そのため、本発明では、動画表示時には、最適な限られた領域を使って傾けた状態での表示を設定している。
図5は本発明のデジタルカメラ(表示装置)による撮影制御のフローチャートを示す。
まず、S100でパワースイッチ(電源スイッチ)の操作状態を判定し、パワースイッチが操作されていなければ(オフであれば)終了し、パワースイッチがオンに操作されていればS101に進んで撮影モードが判定され、撮影モードでなければS111に分岐する。
S111で再生モードが判定され、再生モードでなければS100に戻り、再生モードと判定されれば、S112で選択画像再生のフローチャートに進む。選択画像再生のフローチャートは図10で説明する。
S101で撮影モードであれば、S102で動画モードが判定され、動画モードでなければ、静止画モードとされてS104で静止画が撮影され、S100に戻る。S102で動画モードと判定されれば、S103で動画が撮影されて、S100に戻る。
図6(A)(B)は静止画再生時の液晶ディスプレイ、デジタルカメラ(表示装置)の関係をそれぞれ示す。
図6(A)(B)に示すように、撮影レンズ12aの光軸(撮影光軸)を中心にデジタルカメラ10を回転させずに、デジタルカメラを水平に構えると(横に構えると)、液晶ディスプレイ16は横長とされ、液晶ディスプレイの全域を使用して静止画が表示される。このときの液晶ディスプレイの横縦比は、静止画用のアスペクト比4:3とされる。なお、図示しないがデジタルカメラ10を垂直に構えれば、液晶ディスプレイ16も縦長となり、この場合も液晶ディスプレイの全域を使用して静止画の撮影が行われる。なお、図6(A)の上下左右の白い部分は液晶ディスプレイ16の余白部を示す。
図7(A)(B)は動画再生時の液晶ディスプレイ、デジタルカメラ(表示装置)の関係をそれぞれ示す。
図7(A)(B)に示すように、デジタルカメラ10を回転し傾けると静止画表示モードから動画表示モードに切換えられる。動画表示モードにおいて、アスペクト比16:9の画面領域16Aを取り出しても、水平方向の画角をほとんど変える必要はない。画面領域の四隅の僅かな部分を犠牲にする切り出しのもとで、フルハイビジョンTVの画質に対応する動画用のアスペクト比16:9の画面領域16Aが得られる。
図8はアスペクト比4:3の画面を傾けた状態でアスペクト比16:9の画面領域が得られる傾き角度を求める模式図を示す。
X方向に4、Y方向に3として、横長の液晶ディスプレイ16の画面領域の横縦比を4:3とし、横縦比16:9の斜めの画面領域(網掛け部;長方形画面)16Aを切り出すときの傾き(傾き角度)θを求める。
図示の三角形T1、T2の1つの角α1、α2、それらの角に挟まれた画面領域の角の和が直線(180°)になることから、液晶ディスプレイ16の隅に現れる三角形T1、T2は相似形であり、三角形T2、T3が同一形であることが分かる。
三角形T1、T2、T3の一辺を形成するのが16:9の網掛け部16Aだから、網掛け部の長辺(16に相当する部分)に接する三角形T1の直交する2辺が16a、16b、網掛け部の短辺(9に相当する部分)に接する三角形T2、T3の直交する2辺が9a、9bと考えることができる。
水平画面における液晶ディスプレイ16の横縦比が4:3であるから、以下の式が成立する。
横 16a+9b=4・・・・・・式(1)
縦 9a+16b=3・・・・・・式(2)
式(1)×9−式(2)×16 を求めれば、以下となる。
175b=12 b=12/175・・・・・・式(3)
同様に、式(1)×16−式(2)×9 を求めれば、以下となる。
175a=37 a=37/175・・・・・・式(4)
式(3)(4)から、b/aを求めれば、以下となる。
b/a=12/37・・・・・・式(5)
bとaとの比は三角形T1の直交する辺の長さの比に相当し、動画を撮影する場合の傾き角度θがbとaとの比から求められる。つまり、この角度θだけ液晶ディスプレイ16、具体的にはデジタルカメラ10が撮影光軸を中心として回転し傾いたとき、液晶ディスプレイが図3(B)に示す動画表示用の画面表示に切換わればよい。
本発明では、傾き検出手段26が、撮影光軸を中心とした角度θのデジタルカメラ10の傾きを検出すると、その検出結果に基づき中央制御回路(制御手段)14によって、具体的には中央制御回路のモード切換部14cによって液晶ディスプレイ16が静止画表示モードから動画表示モードに切換えられるように構成されている。
実施例では、図2に示すようにデジタルカメラ10が撮影者から見て左上がりに傾けられる場合、いいかえると、デジタルカメラが撮影者から見て撮影光軸を中心として反時計方向に回転されて傾けられる場合を想定している。しかし、これとは逆に、左下がりに(時計方向に)傾けて-θの傾きが検出されたとき、静止画表示モードから動画表示モードに切換えてもよいことはいうまでもない。
図8のtanθを求めれば、tanθ=b/aだから、
θ=arctan(b/a)・・・・・・式(6)
となり、θ=arctan0.324から、θ=17.97°≒18°が得られる。
つまり、デジタルカメラ10が17.97°(略18°)傾くと初期モードの静止画表示の画面表示から動画表示の画面表示に切換えられる。
θ=17.97°≒18°に厳密にこだわる必要はなく、18°近傍の傾きを検出したとき動画表示に切換えてもよい。
図8では、アスペクト比(横縦比)4:3の液晶ディスプレイ16から16:9の画像領域を切り出して動画表示にする場合の傾きについて述べている。
しかしながら、本発明はアスペクト比(横縦比)4:3の液晶ディスプレイ16に限定されず、それ以外の横縦比の液晶ディスプレイに本発明を応用することも可能であり、ハイビジョンTVサイズ以外のアスペクト比の表示装置に対応させることもできる。
X:Yのアスペクト比(横縦比)の液晶ディスプレイから、H:Tのアスペクト比(横縦比)の画像領域を切り出す場合の汎用式は以下のようになる。
図8における式(1)〜(5)における数値を4→X、3→Y、16→H、9→Tと置き換えればいいから、式(1)〜(5)は以下の式(11)〜(15)となる。
H・a+T・b=X・・・・・・式(11)
T・a+H・b=Y・・・・・・式(12)
(T・T−H・H)・b=T・X−H・Y b=(T・X−H・Y)/(T・T−H・H)・・・・・・式(13)
(T・T−H・H)・a=T・Y−H・X a=(T・Y−H・X)/(T・T−H・H)・・・・・・式(14)
b/a=(T・X−H・Y)/(T・Y−H・X)・・・・・・式(15)
したがって、動画表示モード時の角度θは
θ=arctan((T・X−H・Y)/(T・Y−H・X))・・・・・・式(16)
となる。
図9(A)(B)は傾き検出手段による傾きの検出方法の一例を示す。
傾き検出手段26は、ホール素子26a、磁石26bを組み合わせ、デジタルカメラ10の傾きに磁石の磁界変化をホール素子が検出するようになっている。
すなわち、略ヘの字形状の支持腕部26cが水平配置された軸26dに回動自在に支持され、部分環状の永久磁石26bが支持腕部の先端に保持され、ホール素子26aが磁石の一部と重複する位置に置かれている。
傾けることなくデジタルカメラ10が水平に構えられれば、磁石26bは重量のために水平な軸26dの回りを回動して垂れ下がり、図9(A)に示すように、左右のバランスから磁石の中央がホール素子26aと整列する。
図9(B)に示すように、デジタルカメラ10が撮影光軸を中心として傾けられると、磁石26bは回動して磁界の変化が生じ、この変化をホール素子26aが検出する。そして、ホール素子26aの検出信号が中央制御回路14に出力されてデジタルカメラの傾きが判定される。
ホール素子、磁石を組み合わせた上記傾き検出手段は一例であり、手ぶれ検出用のジャイロや水銀スイッチを傾き検出手段としてもよい。
また、撮像素子における画像の変化から、デジタルカメラ10の姿勢が変わったかどうかを判定してもよく、この場合は撮像素子が傾き検出手段として機能する。
図10はデジタルカメラ(表示装置)による選択画像再生のフローチャートを示す。
まず、S120で再生モードが終了したかが判定され、終了していれば図5のS100に戻り、終了しておらず再生モードであれば、S121で傾き検出手段26によって撮影光軸を中心としたデジタルカメラ10の傾きが常時検出されており、その検出結果が中央処理回路14に出力されて、所定角度傾いたかが、つまり、動画アスペクト比で切り出し可能なものであるかが、S122で判定される。デジタルカメラ10が傾けられておらず、動画アスペクト比で検出可能なものでないと判定されると、S131に進んで静止画が表示される。
すなわち、S131では先に選択した画像の有無が判定され、選択された画像があればS132でその画像と同じ時期に撮影された画像を含む静止画のサムネイルが、選択された画像がなければS133で撮影日時の近い画像、つまり最後に撮影された静止画(最終撮影画像)を含む静止画のサムネイルが、液晶ディスプレイ16の全面を使ってそれぞれ表示される。
静止画のサムネイルが表示されると、S134でどの画像を選択するのか判定され、選択されれば、S137でその静止画が拡大されて液晶ディスプレイ16に表示され、静止画表示を終えて戻るかがS138で判定される。S138で静止画表示を終えて戻ると判定すればS120に戻り、静止画表示を終えないで続けると判定されると、S134に戻って、再生すべき画像の選択が繰り返される。
S134で選択すべき画像がないと判定されると、表示されているサムネイルを切換えて更新するかがS135で判定される。S135で切換えると判定されるとS136でサムネイルが切換えられ更新されてS138に進み、切換えないと判定されるとサムネイルを切換えることなくS138に進み、S138で静止画表示を終えて戻るかが判定される。
デジタルカメラ10が所定角度傾けられて、動画アスペクト比で検出可能なものとS122で判定されれば、S141に進んで動画が再生される。S141からS148のステップにおける動画の表示は、S131からS138における静止画表示において対象となる表示画像を静止画から動画に代えたものにすぎない。なお、静止画表示におけるサムネイルおよび選択された画像は、液晶ディスプレイ16の全面を使用して(拡大)表示されるのに対して、動画表示におけるサムネイルおよび選択された画像は、図3(B)に示すように、動画アスペクト比の枠16aという限定された画面領域に(拡大)表示され、動画が再生される。
すなわち、S141では先に選択した画像の有無が判定され、選択された画像があればS142でその画像と同じ時期に撮影された画像を含む動画のサムネイルが、なければS143で撮影日時の近い画像、つまり最後に撮影された動画(最終撮影画像)を含む動画のサムネイルがそれぞれ表示される。
S132は、例えば運動会のかけっこの動画を見た後、静止画を見る場合、必ず、運動会で撮影された画像を含むようにした処置で、S142は、静止画で例えば、運動会の写真を見た後、動画を見ると、運動会で撮影した動画像のサムネイルが見られるようにしている。つまり、本発明では、対応する静止画、動画の相互の検索が容易に行なえ、同じイベントの静止画、動画を円滑に再生、表示することができる。そのため、ずっと前に撮影した運動会の静止画をやっと見つけた後、対応する動画を見たい時、その時に撮られた動画を迅速、容易にストレスなく見つけられる。本発明のこの工夫がないと、運動会の静止画を見た後、動画もまた、一所懸命にサムネイルを遡って探さなければならず、これは大変面倒なこととなる。
動画、静止画を分けて表示するときの連続性の問題を、この発明では、このように対策して、同じイベントの画像を静止画、動画の区別なく、カメラの傾きの操作だけで連続して見られるようにしている。
動画のサムネイルが表示されると、S144でどの画像を選択するのか判定され、選択されれば、S147でその動画が拡大されて表示され、動画表示を終えて戻るかがS138で判定される。S148で動画表示を終えて戻ると判定すればS120に戻り、動画表示を終えないで続けると判定されると、S134に戻って、再生すべき画像の選択が繰り返される。
S144で選択すべき画像がないと判定されると、表示されているサムネイルを切換えて更新するかがS145で判定される。S145で切換えると判定されるとS146でサムネイルが切換えられ更新されてS148に進み、切換えないと判定されるとサムネイルを切換えることなくS148に進み、S148で動画表示を終えて戻るかが判定される。
本発明においては、再生モード時にデジタルカメラ(表示装置)を回転することなく水平に構えれば静止画のサムネイルが液晶ディスプレイ(表示手段)に表示され、デジタルカメラを所定角度回転して傾けると動画のサムネイルが表示される。つまり、再生する画像が静止画、動画のいずれであるかを意識して表示装置の傾きに従って静止画表示モード、動画表示モードが切換えられるため、静止画、動画の混在する撮影画像から静止画、動画の検索が容易に行なえる。
たとえば、静止画だけのサムネイル、動画だけのサムネイルの表示、選択によって静止画だけ、動画だけの検索を迅速、容易に楽しむことができ、撮影画像を再生、表示する楽しみが拡大される。
静止画表示モードから動画表示モードへのモード切換えが、デジタルカメラ(表示装置)を傾けることによって行え、動画表示モードにおいては、動画アスペクトに対応した画面領域で動画が表示されるため、動画の表示が違和感なく楽しめる。
再生モードにおける静止画表示、動画表示の切換えがデジタルカメラ(表示装置)を片手で掴んだままできるから、例えば水中撮影や雪山撮影のように、別の手に何か(ライト、ストック、ピッケル)を保持したり、手袋を付けていて細かい操作が不自由な場合でも、静止画表示、動画表示の検索、確認が片手操作で支障なく行える。
実施例では、動画表示モードでは、アスペクト比(横縦比)4:3の液晶ディスプレイ(表示手段)から16:9の画像領域を切り出している。しかしながら、本発明はアスペクト比(横縦比)4:3の晶ディスプレイ(表示手段)に限定されず、それ以外の横縦比の晶ディスプレイ(表示手段)に本発明を応用することも可能であり、ハイビジョンTVサイズ以外のアスペクト比の表示装置に対応させることもできる。
本発明では、デジタルカメラ10を構えることにより(所定方向に回転し傾けて水平に戻すことにより)、静止画表示モード、動画表示モードの切換えがスイッチ操作なしで可能となっている。しかしながら、デジタルカメラのスイッチ群28はメニューキー、決定キー(OKキー)、モードキーなどを有しているから、これらのスイッチ操作によってモード切換えが行ってもよく、撮影者はデジタルカメラを回転させ傾けて行う表示モードの切換えと、スイッチ操作による表示モードの切換えを選択することができる。
たとえば、再生モードスイッチがOFFからON-1の位置に切換えられれば、傾き検出手段26の機能をオンにしてデジタルカメラ(表示装置)を回転させ傾けて行う表示モードの切換えを選択し、OFFからON-21の位置に切換えられれば、傾き検出手段26の機能をオフにして静止画表示モードを、ON-21からON-22の位置に切換えられれば、傾き検出手段の機能をオフにして動画表示モードをそれぞれ選択すればよい。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例では表示装置としてデジタルカメラを具体化しているが、本発明の対象となる表示装置はデジタル化された静止画、動画を再生、表示する表示手段を持つ各種の表示装置も含まれる。たとえば、デジタルカメラ以外の撮像装置(デジタルビデオカメラ、デジタルカメラの機能を持つ携帯電話、ノートパソコンなどのデジタルカメラ付モバイルツールなど)、フォトストレージビューア、デジタルフォトフレームなどの再生専用の表示装置、画像を表示するだけでなく音楽を再生する画像・音響再生装置も、本発明の表示装置に含まれる。
上記のように、本発明によれば、再生する画像が静止画、動画のいずれであるかを意識して表示装置の傾きに従って静止画表示モード、動画表示モードが切換えられるため、静止画、動画の混在する撮影画像から静止画、動画の検索が容易に行なえる。
また、静止画、動画の混在する撮影画像から静止画、動画の対応する画像の相互の検索が容易に行なえ、対応する静止画、動画がスムースに再生、表示できる。
本発明は、デジタル化された静止画、動画を再生、表示する表示手段を持つ表示装置に広範囲に応用できる。
デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る表示装置の主要部の概略ブロック図を示す。 (A)(B)はデジタルカメラ(表示装置)を水平または傾けて構えた撮影の態様をそれぞれ示す。 (A)〜(C)はデジタルカメラ(表示装置)を水平または傾けて構えた場合の液晶ディスプレイの表示をそれぞれ示す。 (A)〜(C)はデジタルカメラ(表示装置)で撮影された画像を楽しむ態様をそれぞれ示す。 本発明のデジタルカメラ(表示装置)による撮影制御のフローチャートを示す。 (A)(B)は静止画再生時の液晶ディスプレイ、デジタルカメラ(表示装置)の関係をそれぞれ示す。 (A)(B)は動画再生時の液晶ディスプレイ、デジタルカメラ(表示装置)の関係をそれぞれ示す。 アスペクト比4:3の画面を傾けた状態でアスペクト比16:9の画面領域が得られる傾き角度を求める模式図を示す。 傾き検出手段による傾きの検出方法の一例を示す。 デジタルカメラ(表示装置)による選択画像再生のフローチャートを示す。
符号の説明
10 デジタルカメラ(撮像装置)
12 撮像手段
12a 撮影レンズ
14 中央制御回路(制御手段)
14a〜14c 静止画処理部、動画処理部、モード切換部
16 液晶ディスプレイ(表示手段)
16a 枠
16A 画面領域
18 メモリ(記録手段)
20 クロック(計時手段)
22 通信手段
24 操作判定手段
26 傾き検出手段
28 スイッチ群
28a レリーズスイッチ

Claims (6)

  1. 画像の表示可能状態を設定するスイッチと、
    当該表示装置の機器の傾きを検出する傾き検出手段と、
    画像を再生、表示する表示手段とを有する表示装置において、
    上記傾き検出手段で検出された上記スイッチ操作後の表示可能状態の当該表示装置の傾きに従って静止画表示モード、動画表示モードの切換え制御を行う制御手段をさらに有することを特徴とする表示装置。
  2. 当該表示装置が水平にあれば初期設定として静止画表示モードとなり、当該表示装置の傾きが水平に対して所定の傾きになると、制御手段によって静止画表示モードから動画表示モードに切換えられる請求項1記載の表示装置。
  3. 動画表示モード時には表示手段が動画アスペクトに対応する画面領域表示となる請求項1または2記載の表示装置。
  4. 縦横比がY:Xの撮像素子から縦横比がT:Hの画像を切り出して動画像を撮影するとしたとき、
    静止画表示モードから動画表示モードに切換わる当該表示装置の傾き角度θが、
    θ=arctan((T・X−H・Y)/(T・Y−H・X))
    である請求項1〜3のいずれか記載の表示装置。
  5. 縦横比がY:Xの撮像素子から縦横比がT:Hの画像を切り出して動画像を再生、表示する表示装置において、
    当該表示装置の傾き角度θが、θ=arctan((T・X−H・Y)/(T・Y−H・X))近傍になったことを検出する傾き検出手段と、
    傾き検出手段が角度θを検出すると、動画の再生、表示を開始する制御手段とを有することを特徴とする表示装置。
  6. 画像を撮影日時と関連づけて記録する記録手段と、
    上記撮影の時系列に並べられた動画の代表シーンからなる第1のサムネイルと、上記撮影の時系列に並べられた静止画の縮小画像からなる第2のサムネイルとを切換えて表示可能な表示装置において、
    上記第1、第2のサムネイルから選択した画像を拡大再生し、または、拡大再生から上記サムネイル表示に切換制御する制御手段を有し、
    上記制御手段は、拡大再生からサムネイル表示に移行した時に、上記第1のサムネイルから選んだ画像の拡大再生後の第2のサムネイル、または、上記第2のサムネイルから選んだ画像の拡大再生後の第1のサムネイルが再生画像のうち撮影日時の近い画像を含むように第1、第2のサムネイルの再生を制御することを特徴とする表示装置。
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