JP2007171669A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドレスに回転自在な2つのダイヤルを備え、そのダイヤルの組み合わせにより、フォーカスポイントを被写体の上下、左右又は斜め方向に自在に設定可能として、操作性に優れた撮像装置を提供する。
【解決手段】ジョグダイヤルは回転つまみ23と、押し釦スイッチ24が一体に構成され、その出力はA、PUSH、GND、Bの各端子から出力される。図5に示すようなジョグダイヤル(SW3、4)は、図6のように位相の差を用いて右回転か左回転かを識別する。即ち、図6(a)のように右回転の場合は、A端子のパルスが立ち上がりのときにB端子がLOWとなる。これとは逆に、図6(b)のようにA端子のパルスが立ち上がりときにB端子がHIGHとなれば左回転と認識される。また上下方向についても同様にA端子、B端子の信号を認識することにより上下を認識することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像装置に関し、さらに詳しくは、フォーカスポイントを移動することが可能な少なくとも2つ以上の回転自在なダイヤルを備えた撮像装置に関するものである。
近年、例えばデジタルカメラに用いられるCCD(撮像素子)は画素の高密度化が進み、これに伴って自動合焦(AF)における合焦位置の高精度化が要求されている。AFにおける合焦方式はいわゆる山登り方式と呼ばれるものが一般的であり、この方式はコントラスト方式とも呼ばれ、フォーカスレンズを光軸方向に沿って駆動させつつ各駆動段階で得られる撮像画像コントラストを評価値として取得し、最も評価値の高いレンズ位置を合焦位置とする方式である。また、カメラのレリーズスイッチは2段階のスイッチによりなっており、半押しで合焦動作を行い、更に押し込むと記録動作を実施するデジタルカメラが多い。このとき合焦のポイントは被写体の中心の画像であるため、合焦位置をずらして撮影する場合は、合焦ポイントを被写体の中心に持ってきてレリーズスイッチを半押しし、その状態のまま撮影する被写体全体が入るように移動して撮影していた。
このような従来のデジタルカメラの操作性を改善するために、特許文献1には、使用者の好み、撮影シーンに応じて任意の領域から選択する操作部材について開示されている。また特許文献2には、ダイヤル部材を操作することによりフォーカスエリアを選択するカメラの操作部材について開示されている。また特許文献3には、表示部の一部に設けたタッチパネルを押圧することにより、表示部上のカーソルを移動する技術について開示されている。
特開2002−62967公報 特開平11−326750号公報 特開平06−051907号公報
しかし、従来のカメラで被写体の合焦位置をずらして撮影する場合は、操作が面倒であり、必ずしも一般の使用者が容易に使いこなすことができる程、操作性が良いとはいえなかった。
また特許文献1に開示されている従来技術は、2次元方向に配置された複数の領域から任意の領域を選択するために、回転式ダイヤルと複数の押圧式釦の組み合わせの操作部材を使い分けなければならず、操作性が良いとは必ずしも言えない。
また特許文献2に開示されている従来技術は、新たなダイヤル等を追加しなくとも、複数のフォーカスエリアの中から少なくとも1つのフォーカスエリアを選択するので小型化には寄与するが、その分操作性を悪くしている虞がある。
また特許文献3に開示されている従来技術は、表示部の一部をタッチパネルとして使用するため、表示部の表示面積が狭くなるといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、エンドレスに回転自在な2つのダイヤルを備え、そのダイヤルの組み合わせにより、フォーカスポイントを被写体の上下、左右又は斜め方向に自在に設定可能として、操作性に優れた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、フォーカスレンズを光軸方向に移動させながら被写体像のコントラストを検出することにより、該被写体像との間の距離に応じて前記フォーカスレンズのレンズ位置を検出し、該レンズ位置に前記フォーカスレンズを移動させて前記被写体像の焦点を検出する自動焦点検出手段と、少なくとも通常撮影モード又はマクロ撮影モードを選択可能な撮影モード選択手段と、を備えた撮像装置において、フォーカスポイントを移動することが可能な少なくとも2つ以上の回転自在なダイヤルを備え、前記撮影モード選択手段によりマクロ撮影モードが選択され、且つ前記フォーカスポイントを選択するモードに設定された場合、前記各ダイヤル操作の組み合わせにより前記フォーカスポイントを任意に移動する制御手段を備えたことを特徴とする。
自動焦点検出手段と撮影モード選択手段とを備えた撮像装置に、更にフォーカスポイントを移動することが可能な少なくとも2つ以上の回転自在なダイヤルを備え、撮影モード選択手段によりマクロ撮影モードが選択され、且つフォーカスポイントを選択するモードに設定された場合、この2つのダイヤルを回転操作することにより、フォーカスポイントを被写体の任意の位置に移動することができる。即ち、ダイヤルが回転自在に構成されているので、操作性が良くなる。
請求項2は、前記ダイヤルは、前記フォーカスポイントをX軸方向に移動する第1のダイヤルと、前記フォーカスポイントをY軸方向に移動する第2のダイヤルと、を備え、前記制御手段は、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルを同時に回転することにより、前記フォーカスポイントを斜め方向に移動することを特徴とする。
2つのダイヤルは2次元平面上にあるフォーカスポイントのX軸、Y軸方向に対応させ、夫々のダイヤルを操作することにより、何れの方向にも移動が可能である。また、各ダイヤルを同時に操作することにより、斜め方向に移動することが可能である。
請求項3は、前記制御手段は、前記ダイヤルを回転する速度に応じて前記フォーカスポイントの移動速度を変化させることを特徴とする。
2つのダイヤルは2次元平面上にあるフォーカスポイントのX軸、Y軸方向に対応しており、操作性を良くするには、更にダイヤルの回転速度とフォーカスポイントの速度が同期する必要がある。
請求項4は、前記制御手段は、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルを同時に回転して前記フォーカスポイントを斜め方向に移動する場合、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルの回転速度の差により前記フォーカスポイントの移動角度を任意に設定することを特徴とする。
2つのダイヤルは回転速度に比例してフォーカスポイントの移動速度が決定する。即ち、X軸とY軸の合成ベクトル方向にフォーカスポイントが移動するので、同じ速度であれば45度の方向に移動するが、速度に差があるとその分角度が変わってくる。従って、これらの差をうまく利用することにより、フォーカスポイントの移動角度を任意に設定することができる。
請求項5は、撮影した画像をサムネイル表示により再生可能なサムネイル表示手段と、少なくとも2つ以上の回転自在なダイヤルと、を備えた撮像装置において、前記ダイヤルは、前記サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像から特定のサムネイル画像を選択するポイントをX軸方向に移動する第1のダイヤルと、前記ポイントをY軸方向に移動する第2のダイヤルと、を備え、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルを同時に回転することにより、前記ポイントを斜め方向に移動する制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明は、複数のサムネイル画像の中から特定のサムネイル画像を選択するために、X軸、Y軸に選択ポイントを移動する2つのダイヤルを備える。そしてこの2つのダイヤルを同時に回転することにより、選択ポイントを斜め方向に移動するものである。
請求項6は、前記制御手段は、前記ダイヤルを回転する速度に応じて前記ポイントの移動速度が変化させることを特徴とする。
2つのダイヤルは2次元平面上にある選択ポイントのX軸、Y軸方向に対応しており、操作性を良くするには、更にダイヤルの回転速度と選択ポイントの速度が同期する必要がある。
請求項7は、前記ダイヤルの一方若しくは両方に押圧式釦が備えられていることを特徴とする。
片手による操作を可能とするために、ダイヤルの近傍に他の操作釦を配置することが必要である。そこで本発明では、ダイヤルの一方若しくは両方に押圧式釦が備えるものである。
請求項8は、前記制御手段は、前記押圧式釦を押しながら一方の前記ダイヤルを回転することにより、前記サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像のページをスクロールすることを特徴とする。
サムネイル画像は1ページに収まるとは限らない。つまり、複数のページにまたがって記憶される場合がある。そのような場合、ページをスクロールするために、本発明では押圧式釦を押しながら一方のダイヤルを回転することにより、ページスクロールを行なう。
請求項9は、前記制御手段は、前記押圧式釦を押しながら一方の前記ダイヤルを回転して前記サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像上にカーソルを移動した場合、該カーソルが移動した部分の前記サムネイル画像を連続的に選択可能としたことを特徴とする。
サムネイル画像を複数連続的に選択する場合、1つずつ選択していたのでは操作性が悪くなる。そこで本発明では、選択する始点のサムネイル画像にカーソルを設定し、そこから押圧式釦を押しながら一方のダイヤルを回転してカーソルを移動することにより、連続的に選択が可能となる。
本発明によれば、自動焦点検出手段と撮影モード選択手段とを備えた撮像装置に、更にフォーカスポイントを移動することが可能な少なくとも2つ以上の回転自在なダイヤルを備え、撮影モード選択手段によりマクロ撮影モードが選択され、且つフォーカスポイントを選択するモードに設定された場合、この2つのダイヤルを回転操作することにより、フォーカスポイントを被写体の任意の位置に移動するので、ダイヤル一つでは実現しづらい斜め移動や、押圧式十字釦では実現しづらいカーソルの速度の変更などが可能となり、操作性を向上することができると共に、カーソルが自由に動くことにより、フォーカスポイントを効率よく移動できるため、撮影者がスムーズに撮影することが可能となる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施形態に係るデジタルカメラの一部構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ100は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ4Aa、ズーム駆動モータ4Aaからなるズーム光学系4Aと、フォーカスレンズ4Ba、フォーカス駆動モータ4Bbからなるフォーカス光学系4Bと、絞り4Ca、絞りモータ4Cbからなる絞りユニット4Cと、メカシャッタ4Da、メカシャッタモータ4Dbからなるメカシャッタユニット4Dと、各モータを駆動するモータドライバ12を有する鏡胴ユニット4と、光学画像を光電変換するための固体撮像素子であるCCD5と、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS6aと、利得調整を行うAGC6bと、デジタル信号変換を行うA/D6cと、駆動タイミング信号を発生するTG6dとを有するF/E−IC6と、CCD5よりF/E―IC6の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、又、前述したように、垂直同期信号、水平同期信号を供給するCCD1信号処理ブロック8aと、フィルタリング処理により、輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2信号処理ブロック8bと、前述した装置各部の動作を制御するCPUブロック8cと、前述した制御に必要なデータ等を、一時的に、保存するLocal SRAM8dと、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック8eと、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック8fと、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODECブロック8gと、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するRESIZEブロック8hと、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック8iと、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードブロック8jを有するデジタルスチルカメラプロセッサ8と、SDRAM7と、撮影した画像データを記憶できるようにするためのメモリである内蔵メモリ9と、後述するLCDモニタ11に駆動するドライブ回路であるLCDドライバ10と、ユーザーが操作するKey回路である操作Keyユニット17と、ROM・RAMをワンチップに内臓したCPUであるSUB−CPU16と、ストロボ光を発光するストロボ発光部13と、ストロボ発光部13を駆動するストロボ回路14と、被写体までの距離を測定する測距ユニット15と、を備えて構成されている。
図2はデジタルカメラAの外観図である。まず、図1、図2を参照して、再生動作における一般的な動作について説明をする。
モードダイアルSW2を再生モードにしてカメラAを起動すると、不揮発性メモリであるメモリカードに保存されたJPEG画像データ7cはメディアインターフェースを介してSDRAM7に取り込まれる。このJPEG画像データ7cは、JPEGCODECブロック8gで伸張されて、YUV画像データ7bとしてSDRAM7に書き込まれる。この画像のサイズがそのまま表示可能なサイズの場合は、このデータをそのままTV信号表示ブロック8iに送り、出力先のデータ形式にあわせて、同期信号などの信号付加処理をした後、カメラAに内蔵されているLCDモニタ11、又は図示しないTVへ出力される。このTV信号表示ブロック8iは1280×960画素以下のサイズの画像をそのまま入力可能である。
画像データが1280×960以上の場合は、リサイズブロック8hで縮小リサイズ処理を行い、表示可能なサイズである例えば640×480に縮小してSDRAM7に書き戻し、この画像をTV信号表示ブロック8iへ送って表示出力を行う。
メモリカードに複数の画像が記録されている場合、右ボタン(SW8)を押すことで次の画像へ、左ボタン(SW10)を押すことで前の画像へ画像を切り替えることができる。またズームスイッチのテレ(SW5)で拡大、ワイド(SW6)で縮小表示のようなズーム再生が可能である。
CPUブロック8cは、このカメラAの全体を集中的に制御しており、操作KEYユニット17からの入力信号に対応して、メモリカードからの画像の読み出し指示、伸張処理、リサイズ処理、TV信号表示ブロック8iの設定などの指示を行っており、各部はCPUブロック8cの指示に従い動作する。
また、SDRAM7は、様々なデータ保管を行い、CPUブロック8cのワークRAMを兼ねている。
第1の実施形態としてマクロ時のフォーカスターゲット移動について説明する。図3は撮影時のLCDモニタの表示画面の一例を示す図である。この表示画面21には、初期位置としてフォーカスポイント20が画面の中央にあり、図1のカメラはレリーズスイッチ(SW1)が2段階のスイッチになっており、半押しで合焦動作を行い、さらに押し込むと記録動作を実行する。図3の状態の時に、レリーズスイッチ(SW1)を半押しすると、マクロの合焦範囲(スキャンエリア)は全域(1cm〜30cm)でスキャンされる。また図3の状態の時に、OKSW(SW9)を押すと図4のようなフォーカス位置選択モード画面22へと変更される。図4の状態のときに、ジョグダイヤル1(SW3)を回転させると上下方向に、ジョグダイヤル2(SW4)を回転させると左右方向にスキャンエリアが順次移動変更される。変更した後に、レリーズスイッチ(SW1)を半押しすると、その選択されたエリアのレンズフォーカス位置が読み出され、このエリアでの範囲をスキャンするようになる。また、選択したエリアでスキャンを行った際に、合焦位置が検出された場合は、そこでスキャンを終了する。
図5は本発明のジョグダイヤルの外観図である。図5(a)は第1の方式のジョグダイヤルであり、ジョグダイヤルは回転つまみ23と、押し釦スイッチ24が一体に構成され、その出力はA、PUSH、GND、Bの各端子から出力される。図5(b)、(c)は第2の方式のジョグダイヤルであり、(b)は回転自在なSWであり、(a)とは異なり押圧式釦は備えていない。即ち、SWの真中にある金属部分41が、図5(c)に示すパターンに接触し、夫々のパターンをショートさせる。図5(c)はA,B及びGNDにより構成されており、A,B共にプルアップされている。また各パターンは離れているが、A,Bの部分は回路的につながっている。動作としては、SWを回転させ、パターンに金属部分41が接触してA,B及びGNDをショートさせることにより、図6に示す信号となる。図5に示すようなジョグダイヤル(SW3、4)は、図6のように位相の差を用いて右回転か左回転かを識別する。即ち、図6(a)のように右回転の場合は、A端子のパルスが立ち上がりのときにB端子がLOWとなる。これとは逆に、図6(b)のようにA端子のパルスが立ち上がりときにB端子がHIGHとなれば左回転と認識される。また上下方向についても同様にA端子、B端子の信号を認識することにより上下を認識することができる。
ジョグダイヤル1(SW3)が上下方向、ジョグダイヤル2(SW4)が左右方向に移動すると、2つのジョグダイヤルを同時に回転させることにより図7に示すように斜め(矢印25の方向)にフォーカスエリアを移動させることが可能となる。
図8は2つのジョグダイヤルのパルス差を説明する図である。図8のように通常(図8(a)参照)よりダイヤルを速く回転させる(図8(b)参照)ことにより、パルスが変化しフォーカスエリアの移動を速くすることが可能になる。即ち、パルスの立ち上がりで見ているため、例えば、通常2秒で次のパルスがでるところを、その2秒の間に2回(1秒ごと)にパルスが出たとすると、同じ時間で前者はパルスを1個、後者は2個検出することになり、パルスを検出された分移動するように制御すれば、移動も倍となる。
図9はターゲットマクロの任意角度移動について説明する図である。図9のように任意の角度でフォーカスエリアを移動することが可能となる。例えば、両方を等しい速度で回転させると45度の方向にフォーカスエリアが移動することになるが、上下方向の移動に使用しているジョグダイヤル1(SW3)を通常の速度で回転し、左右方向の移動に使用しているジョグダイヤル2(SW4)を速く回転させることにより45度より少ない角度に移動することが可能となる。
次に第2の実施形態について説明する。図10は再生画像のLCDモニタ表示画面の図である。図10(a)はサムネイル画像であり、図10(b)は全画面表示の図である。通常、静止画の再生では図10に示すようなサムネイルモードと全画面モードを選択することが可能である。図10(a)のようなサムネイルモードにおいて、従来ではサムネイル画像30の上下・左右しか選択できないが、第1の実施形態と同様にジョグダイヤル1(SW3)とジョグダイヤル2(SW4)を同時に回転させることにより、斜め方向に選択カーソルが移動することが可能となる。
例えばダイヤル1を右方向、ダイヤル2を右方向に同時に回転させることにより図11に示すようにサムネイル画像30aから右下のサムネイル画像30bにカーソル31を移動することが可能となる。
次に、押圧式釦搭載のダイヤルであるジョグダイヤル2(SW4)を押しながらもう一方のダイヤルであるジョグダイヤル1(SW3)を回転することにより、図12のように画面32から次のページ33へスクロールすることが可能となる。また図13のように、ジョグダイヤル2(SW4)を押しながら一方のジョグダイヤル1(SW3)を回転して、表示されたサムネイル画像上にカーソル31を移動した場合、カーソル31が移動した部分のサムネイル画像30a、30c、30dを連続的に選択可能となる。このことにより大容量のSDカードに保存されているデータを速く検索することが可能となる。
次に第3の実施形態について説明する。第1の実施形態で説明した通り、図8を用いてサムネイル画面での画像選択のカーソルを早く移動することが可能となる。また、押圧式釦搭載のダイヤルであるジョグダイヤル2(SW4)を押しながらもう一方のダイヤルであるジョグダイヤル1(SW3)を回転することにより図12のように選択しながら移動することが可能となる。ここで削除SW(SW13)を押すとここで選択された画像を全て消去することが可能となる。この二つをあわせることにより多量のデータを一気に選択し、消すことが可能となる。
以上の通り本発明によれば、自動焦点検出手段と撮影モード選択手段とを備えた撮像装置に、更にフォーカスポイントを移動することが可能な少なくとも2つ以上の回転自在なジョグダイヤル(SW3、SW4)を備え、撮影モード選択手段によりマクロ撮影モードが選択され、且つフォーカスポイントを選択するモードに設定された場合、この2つのダイヤルを回転操作することにより、フォーカスポイントを被写体の任意の位置に移動するので、ダイヤル一つでは実現しづらい斜め移動や、押圧式十字釦では実現しづらいカーソルの速度の変更などが可能となり、操作性を向上することができると共に、カーソルが自由に動くことにより、フォーカスポイントを効率よく移動できるため、撮影者がスムーズに撮影することが可能となる。
また、ダイヤルは、フォーカスポイントをX軸方向に移動するジョグダイヤル1と、フォーカスポイントをY軸方向に移動するジョグダイヤル2と、を備え、ジョグダイヤル1及びジョグダイヤル2を同時に回転することにより、フォーカスポイントを斜め方向に移動可能としたので、2つのダイヤル操作の組み合わせにより、フォーカスポイントを任意の位置に移動することができる。
また、ジョグダイヤルを回転する速度に応じてフォーカスポイントの移動速度が変化するので、ジョグダイヤルの回転速度とフォーカスポイントの移動速度を同期させることができる。
また、ジョグダイヤル1及びジョグダイヤル2を同時に回転してフォーカスポイントを斜め方向に移動する場合、ジョグダイヤル1及びジョグダイヤル2の回転速度の差によりフォーカスポイントの移動角度を任意に設定できるので、斜め方向の移動角度を任意に設定することができる。
また、ジョグダイヤルは、サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像から特定のサムネイル画像を選択するポイントをX軸方向に移動するジョグダイヤル1と、ポイントをY軸方向に移動するジョグダイヤル2と、を備え、ジョグダイヤル1及びジョグダイヤル2を同時に回転することにより、ポイントを斜め方向に移動できるので、複数のサムネイル画像から特定のサムネイル画像を容易に選択することができる。
また、ジョグダイヤルを回転する速度に応じてポイントの移動速度が変化するので、ダイヤルの操作速度とポイントの移動速度を同期することができる。
また、ジョグダイヤルの一方若しくは両方に押圧式釦が備えられているので、片手による操作を容易にすることができる。
また、押圧式釦を押しながら一方のジョグダイヤルを回転することにより、サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像のページがスクロールするので、片手操作によりページスクロールを容易に行なうことができる。
また、押圧式釦を押しながら一方のジョグダイヤルを回転してサムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像上にカーソルを移動した場合、カーソルが移動した部分のサムネイル画像を連続的に選択できるので、複数のサムネイル画像を一括で選択することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの一部構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)はデジタルカメラAの外観図である。 撮影時のLCDモニタの表示画面の一例を示す図である。 ターゲットマクロ使用時のLCDモニタの表示画面の図である。 (a)〜(c)は本発明のジョグダイヤルの外観図である。 (a)は右回転のA端子とB端子のタイミングチャートであり、(b)は左回転のA端子とB端子のタイミングチャートである。 ターゲットマクロの斜め移動を説明する図である。 (a)(b)は2つのジョグダイヤルのパルス差を説明する図である。 ターゲットマクロの任意角度移動について説明する図である。 (a)(b)は再生画像のLCDモニタ表示画面の図である。 サムネイル表示時の斜め移動を説明する図である。 サムネイル表示時のページスクロールを説明する図である。 サムネイル表示時の連続選択を説明する図である。
符号の説明
4Aa ズームレンズ、4A ズーム光学系、4Ba フォーカスレンズ、4Bb フォーカス駆動モータ、4B フォーカス光学系、4Ca 絞り、4Cb 絞りモータ、4C 絞りユニット、4Da メカシャッタ、4Db メカシャッタモータ、4D メカシャッタユニット、12 モータドライバ、4 鏡胴ユニット、5 CCD、6a CDS、6b AGC、6c A/D、6d TG、6 F/E−IC、7 SDRAM、8a CCD1信号処理ブロック、8b CCD2信号処理ブロック、8c CPUブロック、8d Local SRAM、8e USBブロック、8f シリアルブロック、8g JPEG CODECブロック、8h RESIZEブロック、8i TV信号表示ブロック、8j メモリカードブロック、8 デジタルスチルカメラプロセッサ、9 内蔵メモリ、10 LCDドライバ、11 LCDモニタ、13 ストロボ発光部、14 ストロボ回路、15 測距ユニット、16 SUB−CPU、17 操作Keyユニット、100 デジタルカメラ

Claims (9)

  1. フォーカスレンズを光軸方向に移動させながら被写体像のコントラストを検出することにより、該被写体像との間の距離に応じて前記フォーカスレンズのレンズ位置を検出し、該レンズ位置に前記フォーカスレンズを移動させて前記被写体像の焦点を検出する自動焦点検出手段と、少なくとも通常撮影モード又はマクロ撮影モードを選択可能な撮影モード選択手段と、を備えた撮像装置において、
    フォーカスポイントを移動することが可能な少なくとも2つ以上の回転自在なダイヤルを備え、前記撮影モード選択手段によりマクロ撮影モードが選択され、且つ前記フォーカスポイントを選択するモードに設定された場合、前記各ダイヤル操作の組み合わせにより前記フォーカスポイントを任意に移動する制御手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ダイヤルは、前記フォーカスポイントをX軸方向に移動する第1のダイヤルと、前記フォーカスポイントをY軸方向に移動する第2のダイヤルと、を備え、前記制御手段は、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルを同時に回転することにより、前記フォーカスポイントを斜め方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記ダイヤルを回転する速度に応じて前記フォーカスポイントの移動速度を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルを同時に回転して前記フォーカスポイントを斜め方向に移動する場合、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルの回転速度の差により前記フォーカスポイントの移動角度を任意に設定することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の撮像装置。
  5. 撮影した画像をサムネイル表示により再生可能なサムネイル表示手段と、少なくとも2つ以上の回転自在なダイヤルと、を備えた撮像装置において、
    前記ダイヤルは、前記サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像から特定のサムネイル画像を選択するポイントをX軸方向に移動する第1のダイヤルと、前記ポイントをY軸方向に移動する第2のダイヤルと、を備え、前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルを同時に回転することにより、前記ポイントを斜め方向に移動する制御手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記ダイヤルを回転する速度に応じて前記ポイントの移動速度が変化させることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記ダイヤルの一方若しくは両方に押圧式釦が備えられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記押圧式釦を押しながら一方の前記ダイヤルを回転することにより、前記サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像のページをスクロールすることを特徴とする請求項5、6又は7に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記押圧式釦を押しながら一方の前記ダイヤルを回転して前記サムネイル表示手段により表示されたサムネイル画像上にカーソルを移動した場合、該カーソルが移動した部分の前記サムネイル画像を連続的に選択可能としたことを特徴とする請求項5、6又は7に記載の撮像装置。
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