JP5374870B2 - 画像表示装置、撮像装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像を表示する画像表示装置およびそれに関連する技術に関する。
画像表示装置の中には、主画面と副画面とを有する表示部に複数の画像を表示するものが存在する。
例えば、特許文献1においては、複数の副画面に複数の画像が表示されており、当該複数の画像の中から選択された画像が、或る副画面から主画面へと徐々に移動するように表示されることが示されている。
特開2000−181427号公報
上記の技術は、或る画像を一の副画面(副表示領域とも称する)から主画面(主表示領域とも称する)へと移動させる際の表示技術に関するものであり、それ以外の用途に関するものではない。主画面と副画面との利用手法には、改善の余地がある。
そこで、この発明の課題は、主表示領域と複数の副表示領域とを利用して、より有用な表示を行うことが可能な画像表示装置およびそれに関連する技術を提供することにある。
かかる課題を解決するため本発明の画像表示装置は、主画像を表示する主表示領域と、主表示領域よりも小さい領域でなり主画像を含む複数の画像を表示する複数の副表示領域とが表示範囲内に配置される表示部と、主表示領域及び副表示領域における主画像の表示方向を決定する表示方向決定部と、決定された表示方向に従い、且つ主表示領域及び一の副表示領域それぞれにおける主画像の表示面積を表示方向に拘わらずそれぞれ略同一に維持するよう、表示範囲における主表示領域及び複数の副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを設定するレイアウト設定部と、設定されたレイアウトに従い、主表示領域及び一の副表示領域に主画像を表示方向によりそれぞれ表示させると共に他の副表示領域に他の画像を表示させる画像表示部とを設けるようにした。
これにより本発明は、表示部の表示範囲内における主表示領域及び副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを、主画像の表示方向に合わせた適切なレイアウトに設定して、主画像を見やすい方向に合わせつつ各画像を極力大きく表示することができる。
また本発明の撮像装置は、画像を撮像する撮像部と、画像のうち主画像を表示する主表示領域と、主表示領域よりも小さい領域でなり主画像を含む複数の画像を表示する複数の副表示領域とが表示範囲内に配置される表示部と、主表示領域及び副表示領域における主画像の表示方向を決定する表示方向決定部と、決定された表示方向従い、且つ主表示領域及び一の副表示領域それぞれにおける主画像の表示面積を表示方向に拘わらずそれぞれ略同一に維持するよう、表示範囲における主表示領域及び複数の副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを設定するレイアウト設定部と、設定されたレイアウトに従い、主表示領域及び一の副表示領域に主画像を表示方向によりそれぞれ表示させると共に他の副表示領域に他の画像を表示させる画像表示部とを設けるようにした。
これにより本発明は、表示部の表示範囲内における主表示領域及び副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを、主画像の表示方向に合わせた適切なレイアウトに設定して、主画像を見やすい方向に合わせつつ各画像を極力大きく表示することができる。
さらに本発明のプログラムは、コンピュータに、表示部の表示範囲内に配置され主画像を表示する主表示領域及び表示範囲内に配置され主表示領域よりも小さい領域でなり主画像を含む複数の画像を表示する副表示領域における当該主画像の表示方向を決定する表示方向決定ステップと、決定された表示方向に従い、且つ主表示領域及び副表示領域それぞれにおける主画像の表示面積を表示方向に拘わらず略同一に維持するよう、表示範囲における主表示領域と複数の副表示領域との位置及び大きさを含めたレイアウトを設定するレイアウト設定ステップと、設定されたレイアウトに従い、主表示領域及び一の副表示領域に主画像を表示方向によりそれぞれ表示させると共に他の副表示領域に他の画像を表示させる画像表示ステップとを実行させるようにした。
これにより本発明は、表示部の表示範囲内における主表示領域及び副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを、主画像の表示方向に合わせた適切なレイアウトに設定して、主画像を見やすい方向に合わせつつ各画像を極力大きく表示することができる。
本発明によれば、表示部の表示範囲内における主表示領域及び副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを、主画像の表示方向に合わせた適切なレイアウトに設定し、主画像を見やすい方向に合わせつつ各画像を極力大きく表示することができるので、主表示領域において所定の画像を見易く表示することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.構成>
図1および図2は、本発明に係る撮像装置1の外観構成を示す図である。ここで、図1は、撮像装置1の正面外観図であり、図2は、撮像装置1の背面外観図である。この撮像装置1は、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。なお、撮像装置1は、背面モニタ12(後述)に画像を表示する画像表示装置としても機能する。
図1に示すように、撮像装置1は、カメラ本体部(カメラボディ)2を備えている。このカメラ本体部2に対して、交換式の撮影レンズユニット(交換レンズ)3が着脱可能である。
また、カメラ本体部2は、その正面左上部にモード設定ダイヤル82を備え、その正面右上部に制御値設定ダイヤル86を備えている。モード設定ダイヤル82を操作することによれば、カメラの各種モード(各種撮影モード(人物撮影モード、風景撮影モード、およびフルオート撮影モード等)、撮影した画像を再生する再生モード、および外部機器との間でデータ交信を行う通信モード等を含む)の設定動作(切替動作)を行うことが可能である。また、制御値設定ダイヤル86を操作することによれば、各種撮影モードにおける制御値を設定することが可能である。
また、カメラ本体部2は、正面左端部に撮影者が把持するためのグリップ部14を備えている。グリップ部14の上面には露光開始を指示するためのレリーズボタン11が設けられている。グリップ部14の内部には電池収納室とカード収納室とが設けられている。電池収納室にはカメラの電源として、例えばリチウムイオン電池が収納されており、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するためのメモリカード90(図3参照)が着脱可能に収納される。
図2において、カメラ本体部2の背面の略中央には、背面モニタ12が設けられている。背面モニタ12は、例えばカラー液晶ディスプレイ(LCD)として構成される。背面モニタ12は、各種のメニュー画面を表示すること、および、再生モードにおいてメモリカード90(記録媒体)に記録された撮影画像を再生表示することなどが可能である。
背面モニタ12の左上部にはメインスイッチ81が設けられている。メインスイッチ81は2点スライドスイッチからなり、接点を左方の「OFF」位置に設定すると、電源がオフになり、接点の右方の「ON」位置に設定すると、電源がオンになる。
背面モニタ12の右側には方向選択キー84(図4も参照)が設けられている。この方向選択キー84は、上ボタン84Uと下ボタン84Dと左ボタン84Lと右ボタン84Rとを有しており、上下左右の4方向の押圧操作を検出できるように構成されている。また、方向選択キー84は、中央ボタン84Cを有しており、上記4方向の押圧操作とは別に、中央部における押圧操作も検出できる。
背面モニタ12の左側には、メニュー画面の設定、画像の削除などを行うための複数のボタンからなる設定ボタン群83が設けられている。設定ボタン群83には、メニューボタン83Aおよびシフトボタン83Dが含まれている。
<2.機能ブロック>
つぎに、撮像装置1の機能の概要について説明する。
撮像装置1は、撮像素子(CCD等)を備えており、光電変換作用により撮影光学系からの被写体の光像(被写体像)を電気的信号に変換して、本撮影画像に係る画像信号(記録用の画像信号)を生成する。
本撮影画像に係る画像データは、適宜の画像処理(圧縮処理等を含む)が施された後、メモリカード90に記憶される。
また、メモリカード90内に格納されている画像データは撮像装置1内に読み出され、当該画像データに基づく画像が背面モニタ12に表示される。すなわち、撮像装置1の背面モニタ12においては、撮影済みの本撮影画像を再生する再生表示が実現される。
以下では、撮像装置1の再生機能を中心に説明する。
図3の機能ブロック図に示すように、撮像装置1は、読出部21、表示制御部22、背面モニタ12(表示部)、変更制御部30、および画像メモリ56等を備える。
読出部21は、メモリカード90内の画像データを撮像装置1の画像メモリ56上へと読み出す処理を制御する。
表示制御部22は、画像メモリ56に格納された画像データに基づく画像を背面モニタ12に表示する表示動作を制御する。この表示制御部22は、背面モニタ12における表示内容を制御して、互いに異なる複数の画像を複数の副表示領域SR(SR1〜SR3)(図5参照)に表示するとともに、複数の副表示領域SR1〜SR3のうちの一の副表示領域SR2に表示される画像P2を主表示領域MRにも表示する。また、表示制御部22は、所定の変更が施された状態の画像P2を一の副表示領域SR2と主表示領域MRとの双方に表示するように、背面モニタ12に表示内容を制御する。表示制御部22は、背面モニタ12における表示レイアウトの変更動作をも制御する。さらに、表示制御部22は、主表示領域MRに表示すべき画像と副表示領域SRに表示すべき複数の画像との双方に関するリサイズ動作等をも制御する。
変更制御部30は、各画像に関する様々な変更処理を施す処理部である。変更制御部30は、回転処理部31と変倍処理部32と画像処理部34とを有している。回転処理部31は、画像の回転処理を実行する処理部であり、変倍処理部32は、画像の変倍処理(拡大処理および縮小処理)を実行する処理部である。また、画像処理部(画質調整処理部)34は、画像に対して色、コントラスト、および明るさ等に関する変更処理(画質調整処理)を施す処理部である。
画像メモリ56は、画像データを一時的に記憶するための、高速アクセス可能な画像メモリであり、複数フレーム分の画像データを記憶可能な容量を有する。
<3.再生動作>
つぎに、図5を参照しながら、撮像装置1における再生動作について説明する。図5は、背面モニタ12における再生画面(画像再生画面)G1の一例を示す図である。この再生画面G1は、モード設定ダイヤル82の操作により撮像装置1のモードが「再生モード」に切り替えられること等に応じて、背面モニタ12に表示される。
図5に示すように、背面モニタ12の再生画面G1には、比較的大きな単一の主表示領域MRと比較的小さな複数(ここでは3つ)の副表示領域SR(SR1〜SR3)とが設けられている。主表示領域MRは背面モニタ12内の上側に配置されており、副表示領域SR(SR1〜SR3)は、背面モニタ12内の下側(したがって主表示領域MRの下側)に水平方向に並べて配置されている。また、各副表示領域SR1〜SR3は、主表示領域MRよりも小さな領域であり、例えば主表示領域MRの約数分の1〜約十数分の1(例えば約1/4)の大きさ(面積)を有している。
各表示領域MR,SRには、メモリカード90から読み出された複数の画像が表示される。具体的には、3つの副表示領域SR1〜SR3には、所定の基準による順序(例えば撮影番号順)で並べられている複数の画像のうち、連続する3つの画像が表示される。また、3つの副表示領域SR1〜SR3のうちの一の副表示領域(詳細には中央の副表示領域SR2)に表示されている画像P2は、主表示領域MRにも表示される。
詳細には、まず、読出部21(図3)によって第n画像P(n)がメモリカード90から画像メモリ56へと読み出される。その後、表示制御部22によって第n画像P(n)に関するリサイズ処理が施され、主表示領域MRの大きさに応じた画素数を有する画像データPMと、副表示領域SR(SR2)の大きさに応じた画素数を有する画像データPS(PS2)とが生成される。
また、読出部21によって第(n−1)画像P(n−1)がメモリカード90から画像メモリ56へと読み出される。そして、表示制御部22によって、第(n−1)画像P(n−1)に関するリサイズ処理が施され、副表示領域SR(SR1)の大きさに応じた画素数を有する画像データPS(PS1)が生成される。
さらに、読出部21によって第(n+1)画像P(n+1)がメモリカード90から画像メモリ56へと読み出される。そして、表示制御部22によって、第(n+1)画像P(n+1)に関するリサイズ処理が施され、副表示領域SR(SR3)の大きさに応じた画素数を有する画像データPS(PS3)が生成される。
そして、表示制御部22によって、これらの画像データPM、PS1〜PS3による背面モニタ12での表示動作が実行される。具体的には、背面モニタ12の副表示領域SR1〜SR3においては、画像データPS1〜PS3を用いて比較的小さな画像(サブ画像(副画像)とも称する)が表示される。また、背面モニタ12の主表示領域MRにおいては、画像データPMを用いて比較的大きな画像(メイン画像(主画像)とも称する)が表示される。
また、図5に示すように、次述する回転操作前においては、主表示領域MRが横長領域(縦よりも横が長い領域)に設定されているとともに、複数の副表示領域SRが主表示領域MRの下側に配置されている。なお、これに限定されず、複数の副表示領域SRは主表示領域MRの上側に配置されてもよい。
さらに、複数の副表示領域SR1,SR2,SR3は、図5に示すように横方向に並べて配置されている。
その後、このような状態においてメニューボタン83Aが押下されると、表示制御部22によって、図6のようなメニュー画面GMが画面G1(図5)に代えて背面モニタ12に表示される。このメニュー画面GMには、「回転」、「拡大・縮小」(変倍)、「削除」、「プロテクト」、「DPOF」、「明るさ変更」等を含む複数のメニュー項目が列挙されている。これらの複数のメニュー項目の中から、撮像装置1の操作者によって所望のメニュー項目が選択されると、当該選択項目に応じた所望の変更動作が実行される。
以下では、メニュー項目「回転」が選択された場合を例示する。
メニュー項目「回転」が選択されると、再び図5の画面G1に戻る。ただし、復帰後の画面G1においては、画像の回転処理が可能になる。
具体的には、回転処理の対象画像が副表示領域SR2と主表示領域MRとの双方に表示されている状態において、操作者によって中央ボタン84Cが1回押下されるごとに、対象画像が反時計回りに90度ずつ回転する。
例えば中央ボタン84Cが1回押下されて「回転指示」が入力されると、対象画像の表示方向を変更する旨が決定され、当該回転指示に応答して対象画像が90度回転する。具体的には、図5においては横長に表示されていた画像P2(P(n))が、図7に示すように縦長で表示される。この回転指示は、対象画像の表示方向(表示の向き)を横長方向(横向き)から縦長方向(縦向き)に変更する変更指示である、とも表現される。
詳細には、中央ボタン84Cが1回押下されると、対象画像の主表示領域MRへの表示用の画像データPMに対して、90度の回転処理(「表示方向の変更処理」とも表現される)が施される。具体的には、画像データPMは、当該対象画像の表示方向が横長方向から縦長方向に変更された状態を表現するデータとして更新(生成)される。
また、同じ対象画像に関する副表示領域SR2への表示用の画像データPS2に対しても、同じ回転角度(90度)の回転処理が施される。具体的には、画像データPS2は、当該対象画像の表示方向が横長方向から縦長方向に変更された状態を表現するデータとして更新(生成)される。
また、この実施形態においては、「回転指示」に応じて、背面モニタ12における表示レイアウトも変更される。変更後の表示レイアウトにおいては、図7に示すように、主表示領域MRが横長領域(図5参照)から縦長領域(横よりも縦が長い領域)に変更される。なお、図5の横長領域の主表示領域MRと、図7の縦長領域の主表示領域MRとは、略同一面積を有している。すなわち、図5の横長領域の主表示領域MRを90度回転させると、図7の縦長領域の主表示領域MRになる。また、変更後の表示レイアウトにおいては、複数の副表示領域SRが主表示領域MRの横(詳細には右側)に配置される。また、回転指示後においては、複数の副表示領域SR1,SR2,SR3は、図7に示すように縦方向に並べて配置される。
そして、回転処理後の画像データPMを用いて対象画像P(n)が主表示領域MRにおいて縦向きに(縦長方向で)表示されるとともに、回転処理後の画像データPS2を用いて、対象画像P(n)が副表示領域SR2において縦向きに(縦長方向で)表示される。また、副表示領域SR1には別の画像P(n−1)が横向きに(横長方向で)表示され、副表示領域SR3には更に別の画像P(n+1)が横向きに(横長方向で)表示される。副表示領域SR1,SR3は、横長領域に設定されている。
このようにして、主表示領域MRにおける対象画像の表示方向が横長方向から縦長方向に変更(設定)され、主表示領域MRが縦長領域に設定された状態において、当該対象画像が、(縦長領域の)主表示領域MRに表示される。また、同様に、副表示領域SR2における対象画像の表示方向も横長方向から縦長方向に変更(設定)され、副表示領域SR2が縦長領域に設定された状態において、(縦長領域の)副表示領域SR2に当該対象画像(サブ画像ないし小画像とも表現される)が表示される。
なお、主表示領域MRにおける対象画像の表示方向が縦長方向から横長方向に変更(設定)される場合には、図5に示すような表示レイアウトが採用される。すなわち、主表示領域MRが横長領域に設定されるとともに、当該対象画像が、(横長領域の)主表示領域MRに横向きに表示される。また、複数の副表示領域SRが主表示領域MRの下側に配置される。さらに、副表示領域SR2における対象画像の表示方向も縦長方向から横長方向に変更(設定)され、副表示領域SR2が横長領域に設定されるとともに、当該対象画像(サブ画像ないし小画像とも表現される)が、(横長領域の)副表示領域SR2に横向きに表示される。
さて、図8は比較例を示す図である。図7と図8とを参照して、上記実施形態とこの比較例とを比較する。
図8においては、表示レイアウトは変更されず、図5と同様の横長の主表示領域MRにおいて、比較的短い縦方向の長さに画像P2(P(n))の長辺の長さを合わせて当該画像P2が縦長で表示されている。そのため、主表示領域MRにおいて画像P2が比較的小さく表示されてしまう。このことは、主表示領域MRにおいて画像P2の横(詳細には画像P2の左側および右側)に余白領域BKが発生することからも判る。
これに対して、この実施形態においては、回転指示に応じて図7に示すように表示レイアウト自体が変更され、主表示領域MRが縦長領域に変更(設定)される。また、主表示領域MRは、変更の前後で略同一の大きさ(面積)を維持している。したがって、主表示領域MRの全体にわたって表示される画像P2は、(図8と比べて)比較的大きく表示される。換言すれば、画像P2が主表示領域MRにおいて見易く表示される。
また、この実施形態においては、回転指示に応じて、図7に示すように副表示領域SR2が縦長領域に変更(設定)される。また、副表示領域SR2は、変更の前後で略同一の大きさ(面積)を維持している。したがって、画像P2が副表示領域SR2において(図8と比べて)比較的大きく表示される。換言すれば、画像P2が副表示領域SR2において見易く表示される。
なお、これに限定されず、図9に示すように、副表示領域SR2を他の副表示領域SR1,SR3と同様に「横長領域」に設定するようにしてもよい。すなわち、主表示領域MRのみを縦長領域に設定するようにしてもよい。ただし、図7に示すように、主表示領域MRだけでなく副表示領域SR2をも縦長領域に設定することが好ましい。これによれば、副表示領域SRにおいてもサブ画像としての画像P2を比較的大きく表示することが可能である。
また、副表示領域SRの数は、3つに限定されない。例えば、図10に示すように4つであってもよく、あるいは、それ以上であってもよい。
また、上記実施形態においては、副表示領域SR2には主表示領域MRと同様に回転後の縦長画像が表示される場合を例示したが、これに限定されない。例えば、図11に示すように、主表示領域MRには回転後の画像を縦長方向に表示する一方で、副表示領域SR2を横長領域に設定したまま当該副表示領域SR2に回転前の画像を横長方向に表示するようにしてもよい。端的に言えば、主表示領域MRにおいてのみ回転後の画像を縦長方向に表示するようにしてもよい。
さらに、図12に示すように、複数の副表示領域SRが主表示領域MRの横に配置される際において、複数の副表示領域SR1,SR2,SR3は横方向に並べて配置されてもよい。これによれば、副表示領域SR1,SR2,SR3の配置方向を引き続き横方向に設定することが可能である(図5および図12参照)ため、表示レイアウト(特に副表示領域SRに関する配置)に継続性を持たせることができる。図12に示すように、背面モニタ12の横長の度合いが大きい場合(例えば、縦横比が9対16であるワイド画面を背面モニタ12として用いる場合等)には、縦長領域の主表示領域MRの右横には比較的大きな余白領域が生じるため、このような表示レイアウトを用いることが特に有用である。
<4.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、表示制御部22は、背面モニタ12における表示内容を制御して、複数の副表示領域SR1〜SR3のうちの「中央」の副表示領域SR2に表示される画像P2を主表示領域MRにも表示させているが、これに限定されない。具体的には、複数の副表示領域SR1〜SR3のうちの「最も左側」の副表示領域SR1(図5)に表示される画像P1(P(n−1))を主表示領域MRにも表示するようにしてもよい。また、表示レイアウト変更後においては、最も上側の副表示領域SR1(図7)に表示される画像P1を主表示領域MRにも表示すればよい。
また、上記実施形態等においては、或る条件が充足されること(具体的には、回転指示が入力されたこと)に応じて、主表示領域MRが縦長領域に設定される場合を例示したが、これに限定されない。別の条件が充足されることを条件に、主表示領域MR等が縦長領域に設定されるようにしてもよい。すなわち、各種の所定条件の充足に応じて、主表示領域MRが横長領域から縦長領域に変更されるようにしてもよい。また同様に、各種の所定条件の充足に応じて、副表示領域SRが横長領域から縦長領域に変更されるようにしてもよい。
例えば、主表示領域MRに表示されるべき画像P2(P(n))が「縦長画像」(縦姿勢の撮像装置で撮影された画像等)である旨の条件が充足される場合に、主表示領域MRが縦長領域に変更されるようにしてもよい。対象画像(撮影画像)P2が「縦長画像」であるか否かは、撮影画像に関する撮影情報(例えば、撮影画像データ(EXIF形式等)の付加情報)内に当該撮影画像が「縦長画像」である旨が記録されているか否かに応じて、撮像装置1により自動的に判定されればよい。詳細には、撮像装置1が、メモリカード90内の撮影画像データから撮影情報を読み出して取得し、当該撮影情報に基づいて当該事項を判定すればよい。
そして、撮像装置1は、画像P2が「縦長画像」であると判定される場合に、主表示領域MRを縦長領域に変更するとともに、画像P2を「横向き」から「縦向き」に回転して当該変更後の主表示領域MRに表示すればよい。この際には、例えば図7のような表示レイアウト(主表示領域MRを縦長領域とするもの)が採用されればよい。より詳細には、撮像装置1のモードが「再生モード」に切り替えられた時点において、画像P2が縦長画像であると判定される場合に、図5のような表示ではなく、図7のような表示が直ちに行われればよい。また、その後に、複数の副表示領域SRに関するスクロール操作に応じて中央の副表示領域SR2での表示対象になった画像が「縦長画像」であると判定される場合に、図7のような表示を行うようにしてもよい。
なお、画像P2が横長画像であると判定される場合には、図5のような表示が行われればよい。
また、上記実施形態等においては、主表示領域MRは、回転(変更)の前後で略同一の大きさ(面積)を維持している場合を例示したが、これに限定されない。例えば、回転後の主表示領域MRの面積が回転前の主表示領域MRの面積より小さくなったとしても、回転後の主表示領域MRの縦方向の長さが回転前の主表示領域MRの縦方向の長さよりも大きければよい。これによれば、図8のような表示態様よりも見易い画像P2を、回転後の主表示領域MRに表示することが可能である。
また、副表示領域SR2についても同様であり、副表示領域SR2は回転(変更)の前後で略同一の大きさ(面積)を維持していなくてもよい。例えば、回転後の副表示領域SR2の面積が回転前の副表示領域SR2の面積よりも小さくなったとしても、回転後の副表示領域SR2の縦方向の長さが回転前の副表示領域SR2の縦方向の長さよりも大きければよい。これによれば、図8のような表示態様よりも見易い画像P2を、回転後の副表示領域SR2に表示することが可能である。
また、上記実施形態等においては、撮像装置1の表示部(背面モニタ12)において画像を表示する画像表示技術に本発明の思想を適用する場合を例示したが、これに限定されない。
例えば、撮像装置1によって取得された撮影画像を、パーソナルコンピュータ等のコンピュータの表示部に表示する場合に本発明の思想を適用するようにしてもよい。具体的には、パーソナルコンピュータのCPU等を用いて上記の機能を実現するプログラムを実行し、撮像装置1によって取得された撮影画像を上記の画面G1と同様の画面に表示するようにしてもよい。
また、表示対象の画像は撮影画像に限定されず、様々な種類の画像を表示対象にするようにしてもよい。
さらには、撮像機能を有しない画像再生専用装置等において、各種の画像を表示する際に上記の思想を適用するようにしてもよい。
撮像装置の正面外観図である。 撮像装置の背面外観図である。 撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 方向選択キーの拡大図である。 背面モニタにおける画像再生画面を示す図である。 メニュー画面を示す図である。 回転処理後の再生画面を示す図である。 比較例に係る再生画面を示す図である。 変形例に係る再生画面を示す図である。 変形例に係る再生画面を示す図である。 変形例に係る再生画面を示す図である。 変形例に係る再生画面を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置(画像表示装置)
12 背面モニタ
83A メニューボタン
84 方向選択キー
G1 再生画面
GM メニュー画面
MR 主表示領域
SR,SR1〜SR3 副表示領域

Claims (6)

  1. 主画像を表示する主表示領域と、前記主表示領域よりも小さい領域でなり前記主画像を含む複数の画像を表示する複数の副表示領域とが表示範囲内に配置される表示部と、
    前記主表示領域及び前記副表示領域における主画像の表示方向を決定する表示方向決定部と、
    決定された前記表示方向に従い、且つ前記主表示領域及び一の前記副表示領域それぞれにおける前記主画像の表示面積を表示方向に拘わらずそれぞれ略同一に維持するよう、前記表示範囲における前記主表示領域及び前記複数の副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを設定するレイアウト設定部と、
    設定された前記レイアウトに従い、前記主表示領域及び前記一の副表示領域に前記主画像を前記表示方向によりそれぞれ表示させると共に他の前記副表示領域に他の画像を表示させる画像表示部と
    を有する画像表示装置。
  2. 前記主画像表示方向決定部は、
    前記表示方向を横長方向又は縦長方向に決定し、
    前記レイアウト設定部は、
    前記表示方向が横長方向であれば、前記主表示領域の上又は下に前記複数の副表示領域を配置したレイアウトに設定し、前記表示方向が縦長方向であれば、前記主表示領域の左又は右に前記複数の副表示領域を配置したレイアウトに設定する
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. ユーザの操作を受け付ける操作部
    をさらに有し、
    前記表示方向決定部は、
    前記操作部に対する操作指示に基づいて前記表示方向を決定する
    請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記表示方向決定部は、
    前記主画像の撮影情報に基づいて前記表示方向を決定する
    請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 画像を撮像する撮像部と、
    前記画像のうち主画像を表示する主表示領域と、前記主表示領域よりも小さい領域でなり前記主画像を含む複数の画像を表示する複数の副表示領域とが表示範囲内に配置される表示部と、
    前記主表示領域及び前記副表示領域における主画像の表示方向を決定する表示方向決定部と、
    決定された前記表示方向従い、且つ前記主表示領域及び一の前記副表示領域それぞれにおける前記主画像の表示面積を表示方向に拘わらずそれぞれ略同一に維持するよう、前記表示範囲における前記主表示領域及び前記複数の副表示領域の位置及び大きさを含めたレイアウトを設定するレイアウト設定部と、
    設定された前記レイアウトに従い、前記主表示領域及び前記一の副表示領域に前記主画像を前記表示方向によりそれぞれ表示させると共に他の前記副表示領域に他の画像を表示させる画像表示部と
    を有する撮像装置。
  6. コンピュータに、
    表示部の表示範囲内に配置され主画像を表示する主表示領域及び前記表示範囲内に配置され前記主表示領域よりも小さい領域でなり前記主画像を含む複数の画像を表示する副表示領域における当該主画像の表示方向を決定する表示方向決定ステップと、
    決定された前記表示方向に従い、且つ前記主表示領域及び前記副表示領域それぞれにおける前記主画像の表示面積を表示方向に拘わらず略同一に維持するよう、前記表示範囲における前記主表示領域と前記複数の副表示領域との位置及び大きさを含めたレイアウトを設定するレイアウト設定ステップと、
    設定された前記レイアウトに従い、前記主表示領域及び前記一の副表示領域に前記主画像を前記表示方向によりそれぞれ表示させると共に他の前記副表示領域に他の画像を表示させる画像表示ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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