JP4513491B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、電子カメラで撮影した画像を電子カメラ外部のモニタに表示する画像表示制御装置、その機能が搭載された電子カメラ、コンピュータにその機能を持たせるための画像表示制御プログラムに関する。
電子カメラの中には、ビデオ出力端子の設けられたものがある。このタイプの電子カメラを家庭用のテレビモニタに接続すれば、電子カメラで撮影した画像を大きな画面で確認することができる(特許文献1,2,3)。
このときの画像の表示方法は、ユーザが電子カメラに対し指示することができる。表示方法の中には、電子カメラのメモリに格納された複数の画像を電子カメラのボタン操作に応じて1枚ずつ順次表示させる「順送り表示」、所定のインターバル時間をおいて画像が1枚ずつ自動的に切り替えられる「自動順送り表示(スライドショー表示)」などがある。
特開平11−17993号公報 特開2003−125264号公報 特開平11−187337号公報
しかしながら、電子カメラで撮影した画像のアスペクト比は、その電子カメラの撮像素子(CCD,CMOS等)によって決まり、多くの場合4:3又は3:2であるのに対し、モニタのアスペクト比は、ブラウン管テレビ、ワイド画面テレビ、ハイビジョンテレビ、PDA、パーソナルコンピュータなどにより4:3,16:9,3:4などと様々である。
もしも画像のアスペクト比がモニタのアスペクト比と異なると、表示の際に画像の縦横比を変更しない限り、モニタ上の何れかの箇所に余白が生じる。特に、ワイド画面テレビのモニタは横長なので、画像の左右に生じる余白が大きくなる。
そこで本発明は、画像の縦横比を変更せずにモニタ上のスペースを有効利用することのできる電子カメラを提供することを目的とする。
請求項1に記載の電子カメラは、カメラ内部で取得された複数の画像をカメラ外部のモニタに順次表示する表示手段と、前記モニタ上に同時に表示する前記画像のレイアウトを前記モニタの情報に応じて設定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の電子カメラは、請求項1に記載の電子カメラにおいて、前記モニタの情報は、前記モニタのアスペクト比の情報であることを特徴とする。
請求項3に記載の電子カメラは、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、前記モニタの情報は、前記モニタのサイズの情報であることを特徴とする。
請求項4に記載の電子カメラは、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の電子カメラにおいて、前記複数の画像の各々には、前記画像方向を示す識別情報が付与されており、前記制御手段は、前記モニタ上に同時に表示する前記画像のレイアウトを、前記モニタの情報と前記各画像の画像方向とに応じて設定することを特徴とする。
請求項5に記載の電子カメラは、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の電子カメラにおいて、前記モニタの情報を外部から取り込むインタフェース手段を更に備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の電子カメラは、請求項5に記載の電子カメラにおいて、前記インタフェース手段は、前記モニタの情報をユーザに入力させることを特徴とする。
請求項7に記載の電子カメラは、請求項5に記載の電子カメラにおいて、前記インタフェース手段は、前記モニタの情報を前記モニタから取り込むことを特徴とする
請求項に記載の電子カメラは、請求項に記載の電子カメラにおいて、撮影中の前記電子カメラの姿勢を検出するセンサと、前記センサの出力に基づき、前記撮影された画像に画像方向の識別情報を付与して記録する記録処理手段とを備えたことを特徴とする
本発明によれば、画像の縦横比を変更せずにモニタ上のスペースを有効利用することのできる電子カメラが実現する。
[第1実施形態]
以下、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8に基づき本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態は、電子カメラの実施形態である。
図1は、電子カメラの使用形態を示す図である。図1に示すとおり、電子カメラ1は、ケーブル1aを介してテレビモニタ2に接続可能である。
先ず、電子カメラ1の構成を説明する。
図2は、電子カメラ1のブロック図である。電子カメラ1には、撮影レンズ11、シャッタユニット11a、CCD撮像素子12、撮像用回路13、画像処理回路14、記録処理回路15、再生処理回路17、レリーズ釦18、操作釦19、制御回路111、センサ112、信号処理回路113、内部モニタ116などが備えられる。符号16で示すのは、挿脱可能な記録メディア16である。再生処理回路17が請求項の表示手段に対応し、再生処理回路17及び制御回路111が請求項の制御手段に対応し、操作釦19及び内部モニタ116が請求項のインタフェース手段に対応し、記録処理回路15が請求項の記録処理手段に対応する。
センサ112は、電子カメラ1の光軸周りの回転位置(姿勢)を検出する姿勢センサである。信号処理回路113は、センサ112の出力信号を制御回路111が認識可能な信号に変換する信号処理回路である。信号処理回路113を介して、制御回路111は電子カメラ1が取得する画像の画像方向を認識する。なお、「画像方向」とは、画像の上下左右と、その画像に写っている被写界の上下左右との対応関係を示す方向である。
次に、電子カメラ1の動作を説明する。なお、制御回路111は、操作釦19などの操作に応じて、電子カメラ1を「撮影モード」,「設定モード」,「再生モード」などの各種のモードに設定する。ここでは、それら各モードにあるときの電子カメラ1の動作を順に説明する。
(撮影モード)
図3は、電子カメラ1の撮影モード中の動作フローチャートである。
撮影モード中にレリーズ釦18が半押しされると、制御回路111は、撮像用回路13に対し合焦の指示を与える。撮像用回路13は、その指示に従い、撮影レンズ11内の所定のレンズを駆動し、被写界の像をCCD撮像素子12上に結像させる。
レリーズ釦18が全押しされると(ステップS11YES)、制御回路111はそれを撮影指示とみなし、撮像用回路13に対し撮像の指示を与える。撮像用回路13は、その指示に従い、シャッタユニット11a及びCCD撮像素子12を同期制御し、被写界の像の画像を取得する(ステップS12)。
また、制御回路111は、撮影指示のあったタイミングで、信号処理回路113を介してセンサ112の出力信号を参照し、画像方向を認識すると、記録処理回路15にその情報を与える(ステップS13)。
ステップS12にて取得された画像は、画像処理回路14において必要な画像処理が施された後、記録処理回路15に取り込まれる。記録処理回路15は、その画像に基づき所定の規格に準拠した画像ファイルを作成する。その際、記録処理回路15は、画像ファイルのタグ(識別子)の特定の項目「Orientation」に、画像方向を示す符号(規格に準拠)を書き込む(ステップS14)。
(設定モード)
図4は、設定モード中に電子カメラ1の内部モニタ116が表示する設定画面を示す図である。なお、設定画面は、操作釦19の操作に応じて切り替えられる。これによって設定画面は操作釦19と共にユーザインタフェースの役割を果たす。この設定画面上でユーザは各種の選択や設定をすることができる。
設定画面上には、各種の項目が一覧表示される(図4(a))。そのうち、項目「再生表示設定」が選択されると、さらに詳細な各種の項目「順送り」,「自動順送り(スライドショー)」などが一覧表示される(図4(a’))。
ユーザは、それらの項目の中から所望するものを選択する。これにより、再生時の表示方法の設定が完了する。その設定内容は、後述する再生モードにて使用する情報として、制御回路111が記憶する。
また、図4(a)に示した項目「ビデオアウト設定」が選択されると、さらに詳細な項目「外部モニタアスペクト比」,「外部モニタレイアウト」などが一覧表示される(図4(b))。
そのうち、項目「外部モニタアスペクト比」が選択されると、各種のアスペクト比を示す項目「4:3」,「16:9」などが一覧表示される(図4(c))。
ユーザは、それらの項目の中から、ユーザの使用するテレビモニタ2(図1参照)のアスペクト比を選択する。これにより、テレビモニタ2のアスペクト比の入力が完了する。テレビモニタ2のアスペクト比の情報は、後述する再生モードにて使用する情報として、制御回路111が記憶する。
また、図4(b)に示した項目「外部モニタレイアウト」が選択されると、項目「マルチレイアウトOFF」,「マルチレイアウトON」が一覧表示される(図4(d))。
ユーザは、それらの項目の中から所望するものを選択する。これにより、テレビモニタ2のレイアウトの設定が完了する。その設定内容は、以下の再生モードにて使用する情報として、制御回路111が記憶する。
(再生モード)
図5は、再生モード中の電子カメラ1の動作フローチャートである。図5のステップS26〜35が請求項の制御手順に対応する。
ここでは、表示方法として、ファイル番号順に画像が順次表示される「自動順送り表示(スライドショー表示)」が設定され、電子カメラ1がテレビモニタ2(図1参照)に接続されている場合を説明する。なお、電子カメラ1の記録メディア16には、予め複数の画像ファイルが格納されている。複数の画像ファイルの各々には、画像方向のタグが付与されている。
再生モード中、ユーザからの再生の指示は、操作釦19などを介して電子カメラ1に与えられる。
再生の指示があると(ステップS21YES)、制御回路111は、「マルチレイアウトON」,「マルチレイアウトOFF」のどちらの項目が設定されているかを判断する(ステップS22)。
「マルチレイアウトOFF」である場合(ステップS22NO)、再生処理回路17は、通常レイアウト処理SAを実行する。
通常レイアウト処理SAでは、再生処理回路17は、記録メディア16からファイル番号の若いファイルを1つだけ読み出し(ステップS23)、その画像ファイルの画像をテレビモニタ2の中央に表示する(ステップS24)。
このとき、再生処理回路17は、その画像ファイルのタグを参照し、被写界の上側がテレビモニタ2の上側を向くよう必要に応じて画像を回転して表示する。
再生処理回路17は、記録メディア16に格納された全ての画像ファイルの画像を順次表示し終わるまで(ステップS25YESとなるまで)、ステップS23,24を所定のインターバル時間をおいて繰り返し実行する。
一方、「マルチレイアウトON」である場合(ステップS22YES)、制御回路111は、テレビモニタ2のアスペクト比が16:9であるか否かを判断する(ステップS26)。
「16:9」ではない場合(ステップS26NO)、再生処理回路17は、第1のマルチレイアウト処理SBを実行し、「16:9」である場合(ステップS26YES)、第2のマルチレイアウト処理SCを実行する。
第1のマルチレイアウト処理SBでは、再生処理回路17は、記録メディア16からファイル番号の若い縦位置の画像ファイルを2つだけ読み出し(ステップS27)、それら2つの画像ファイルの画像をテレビモニタ2上に横方向に並べて表示する(ステップS28)。
このとき、再生処理回路17は、各画像ファイルのタグを参照することにより縦位置の画像ファイルと横位置の画像ファイルとを峻別する。また、そのタグに基づき、前記2つの画像を被写界の上側がテレビモニタ2の上側を向くように90°又は270°回転させてから表示する。
ここで、「縦位置の画像ファイル」とは、画像の長手方向が被写体の上下方向に対応するような画像ファイルのことを指す。
再生処理回路17は、記録メディア16に格納された全ての画像ファイルの画像を順次表示し終わるまで(ステップS29YESとなるまで)、ステップS27,28を所定のインターバル時間をおいて繰り返し実行する。
その後、再生処理回路17は、記録メディア16からファイル番号の若い横位置の画像ファイルを1つ読み出し(ステップS30)、その画像ファイルの画像をテレビモニタ2の中央に表示する(ステップS31)。
再生処理回路17は、記録メディア16に格納された全ての縦位置の画像ファイルの画像を順次表示し終わるまで(ステップS32YESとなるまで)、ステップS30,31を所定のインターバル時間をおいて繰り返し実行する。
仮に、電子カメラ1のCCD撮像素子12のアスペクト比が4:3であり、テレビモニタ2のアスペクト比が4:3であるならば、以上の第1のマルチレイアウト処理SBにより、テレビモニタ2上のレイアウトは、例えば、図6(a),(b),・・・,図7(a),(b),・・・のように順次切り替わる。なお、図6において、「3A」,「4A」,「3B」,「4B」などで示す符号は、テレビモニタ2及び画像の各部の長さ関係を示す符号である(以下の図7,図8,図9,図11,図12も同様)。
第2のマルチレイアウト処理SCでは、再生処理回路17は、記録メディア16から縦位置、横位置に拘わらずファイル番号の若い画像ファイルを2つだけ読み出し(ステップS33)、それら2つの画像ファイルの画像をテレビモニタ2上に横方向に並べて表示する(ステップS34)。
このとき、再生処理回路17は、画像ファイルのタグを参照して、それら2つの画像を被写界の上側がテレビモニタ2の上側を向くように必要に応じて回転させてから表示する。
再生処理回路17は、記録メディア16に格納された全ての画像ファイルの画像を順次表示し終わるまで(ステップS35YESとなるまで)、ステップS33,34を所定のインターバル時間をおいて繰り返し実行する。
仮に、電子カメラ1のCCD撮像素子12のアスペクト比が4:3であるならば(テレビモニタ2のアスペクト比は16:9)、第2のマルチレイアウト処理SCにより、テレビモニタ2上のレイアウトは、例えば、図8(a),(b),(c),・・・のように順次切り替わる。
次に、電子カメラ1の効果を説明する。
以上説明したとおり、電子カメラ1によると、テレビモニタ2のアスペクト比に応じて、第1マルチレイアウト処理SBと第2マルチレイアウト処理SCとが選択的に実行される。
これらの第1マルチレイアウト処理SB,第2マルチレイアウト処理SCは、図6,図7,図8に示すとおり、個々のテレビモニタ2が表示可能な、なるべく多くの画像(ここでは最大2つ)を横に並べることにより、個々のテレビモニタ2それぞれの余白を抑える。
したがって、画像の縦横比を変更していないにも拘わらず、テレビモニタ2上のスペースが有効利用される。
特に、テレビモニタ2が横長でないとき(アスペクト比が4:3)に実行される第1のマルチレイアウト処理SBでは、縦位置の画像(つまり縦長の画像)のみを2枚並べて表示し、横位置の画像(つまり横長の画像)については1枚だけ表示するので、必要なときにのみ効果的に余白が抑えられる。
また、電子カメラ1は、テレビモニタ2のアスペクト比の情報をユーザに入力させるので、そのアスペクト比を自動取得するための特別な通信回路を必要としない。よって、電子カメラ1の構成がシンプルである。
また、電子カメラ1は、姿勢を検出するセンサ112を備え、かつそのセンサ112の出力に基づき各画像の画像方向を認識することができるので、第1のマルチレイアウト処理SBを実行するのに適した形式で画像ファイルを作成することができる。
(第1実施形態の変形例)
なお、再生モード中の制御回路111の動作の一部又は全部は、再生処理回路17が実行してもよく、また、再生モード中の再生処理回路17の動作の一部又は全部は、制御回路111が実行してもよい。
また、図6(a),(b)では、2枚の画像の上下と左右に若干の余白が生じるよう画像の表示倍率が設定されているが、図9(a)に示すように、左右の余白が無くなるよう画像の表示倍率を設定してもよい。この場合、画像の横サイズは、画面の横サイズ(4A)の1/2倍(=2A)となり、画像の縦サイズは、約2.667Aとなる。
また、図6,図7,図8では、CCD撮像素子12のアスペクト比が4:3である場合の例を示したが、CCD撮像素子12のアスペクト比が3:2である場合にも、同様のレイアウトをすることができる。因みに、CCD撮像素子12のアスペクト比が3:2であり、かつ、左右の余白が無くなるよう画像の表示倍率が設定されると、図9(b)のとおりとなる。この場合、画像の横サイズは2Aとなり、画像の縦サイズは3Aとなり、上下の余白も無くなる。
また、本実施形態の第2のマルチレイアウト処理SCでは、図8に示すとおり2枚ずつ画像を表示したが、図9(c)に示すとおり3枚ずつ画像を表示してもよい。因みに、図9(c)に示したのは、CCD撮像素子12のアスペクト比が3:2である場合の例である。
また、本実施形態の再生モード中、電子カメラ1の内部モニタ116上には、テレビモニタ2上の画面と全く同じ画面が表示されることが望ましい。内部モニタ116のアスペクト比(一般に4:3又は3:2である。)が、テレビモニタ2のアスペクト比と異なる場合には、内部モニタ116の上下又は左右に余白を設けることになる。
[第2実施形態]
以下、図10、図11、図12に基づき本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態は、電子カメラの実施形態である。ここでは、第1実施形態の電子カメラとの相違点のみ説明する。
相違点は、再生モード中の電子カメラの動作にある。
図10は、本実施形態の電子カメラの再生モード中の動作フローチャートである。図10のステップS26,S41〜S43’が請求項の制御手順に対応する。
図5に示した動作フローチャートとの相違点は、第1のマルチレイアウト処理SBに代えて第1のマルチレイアウト処理SDが実行され、第2のマルチレイアウト処理SCに代えて第2のマルチレイアウト処理SEが実行される点にある。以下、第1のマルチレイアウト処理SD、第2のマルチレイアウト処理SEを順に説明する。
第1のマルチレイアウト処理SDでは、再生処理回路17は、記録メディア16からファイル番号の若い画像ファイルを1つだけ読み出すと共に、その前後の所定数(例えば10個)の画像ファイルのサムネイル画像の情報を読み出し(ステップS41)、画像ファイルの画像(非サムネイル画像)をテレビモニタ2上の左側の領域に表示すると共に、所定数のサムネイル画像をテレビモニタ2上の右側の領域に一覧表示する(ステップS42)。
このとき、再生処理回路17は、各画像ファイルのタグを参照して、非サムネイル画像及び各サムネイル画像を、被写界の上側がテレビモニタ2の上側を向くように必要に応じて回転させてから表示する。
再生処理回路17は、記録メディア16に格納された全ての画像ファイルの非サムネイル画像を順次表示し終わるまで(ステップS43YESとなるまで)、ステップS41,42を所定のインターバル時間をおいて繰り返し実行する。
以上のような第1のマルチレイアウト処理SDにより、テレビモニタ2上のレイアウトは、例えば、図11(a),(b),・・・のように順次切り替わる。なお、図11(a)は、1番目の非サムネイル画像の表示中の様子を、図11(b)は、4番目の非サムネイル画像の表示中の様子を示した。また、図11では、表示中の各サムネイル画像のうち、表示中の非サムネイル画像に対応するものが強調されている(強調は、例えば、太線で囲う、赤などの目立つ色線で囲うことなどにより実現する。)。
第2のマルチレイアウト処理SEでは、記録メディア16からファイル番号の若い画像ファイルを1つだけ読み出すと共に、その前後の所定数(例えば20個)の画像ファイルのサムネイル画像の情報を読み出し(ステップS41’)、画像ファイルの画像(非サムネイル画像)をテレビモニタ2上の左側の領域に表示すると共に、所定数のサムネイル画像をテレビモニタ2上の右側の領域に一覧表示する(ステップS42’)。
このとき、再生処理回路17は、各画像ファイルのタグを参照して、非サムネイル画像及び各サムネイル画像を、被写界の上側がテレビモニタ2の上側を向くように必要に応じて回転させてから表示する。また、ステップS41’,42’により一覧表示されるサムネイル画像の数(例えば20)は、前述したステップS41,42により一覧表示されるサムネイル画像の数(例えば10)よりも多い。
再生処理回路17は、記録メディア16に格納された全ての画像ファイルの非サムネイル画像を順次表示し終わるまで(ステップS43’YESとなるまで)、ステップS41’,42’を所定のインターバル時間をおいて繰り返し実行する。
以上のような第2のマルチレイアウト処理SEにより、テレビモニタ2上のレイアウトは、例えば、図12(a),(b),・・・のように順次切り替わる。なお、図12(a)は、1番目の非サムネイル画像の表示中の様子を、図12(b)は、4番目の非サムネイル画像の表示中の様子を示した。また、図12では、表示中の各サムネイル画像のうち、表示中の非サムネイル画像に対応するものが強調されている(強調は、例えば、太線で囲う、赤などの目立つ色線で囲うことなどにより実現する。)。
以上、本実施形態の第1のマルチレイアウト処理SD,第2のマルチレイアウト処理SEは、図11,図12に示すとおり、1つの非サムネイル画像の横に複数のサムネイル画像を一覧表示するものである。
これらの第1のマルチレイアウト処理SD,第2のマルチレイアウト処理SEは、図11,図12に示すとおり、個々のテレビモニタ2が表示可能な、なるべく多くのサムネイル画像(ここでは、最大20個)を一覧表示することにより、個々のテレビモニタ2それぞれの余白を抑える。
したがって、第1実施形態と同様に、画像の縦横比を変更していないにも拘わらず、テレビモニタ2上のスペースが有効利用される。
(第2実施形態の変形例)
なお、図11,図12では、サムネイル画像の表示領域が、テレビモニタ2の右半分の領域に固定されているが、同時に表示される非サムネイル画像が縦位置であるか横位置であるかに応じて変化させてもよい。
また、本実施形態のマルチレイアウト処理と第1実施形態のマルチレイアウト処理とのうち所望する方をユーザが選択して設定できるよう電子カメラを変形してもよい。その場合、内部モニタ116の設定画面の「外部モニタレイアウト」の詳細な項目(図4(d))を、「マルチレイアウト」,「サムネイル・マルチレイアウト」,「通常レイアウト」などとし、それら3項目の中から1つをユーザに選択させればよい。
[第3実施形態]
以下、図13、図14に基づき本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態は、電子カメラの実施形態である。ここでは、第1実施形態の電子カメラとの相違点のみ説明する。
相違点は、テレビモニタ2のアスペクト比の情報をユーザに入力させる代わりに、電子カメラが外部と通信をしてその情報を取得する点と、電子カメラがアスペクト比の情報と共にテレビモニタ2のサイズの情報を取得する点とにある。
図13は、本実施形態の電子カメラ3のブロック図である。
電子カメラ3は、通信回路29を備え、その通信回路29を介して、同じ規格の通信回路を備えたテレビモニタ2に接続される。この通信回路29が、請求項のインタフェース手段に対応する。電子カメラ3がテレビモニタ2に接続されると、制御回路111は、通信回路29を介してテレビモニタ2のアスペクト比とサイズの情報を自動的に取得する。
このように情報が自動的に取得される本実施形態では、情報をユーザに入力させる必要が無いので、設定画面中の「外部モニタアスペクト比」の項目(図4(b),(c)参照)は不要となる。
図14は、本実施形態の電子カメラ3の再生モード中の動作フローチャートである。
図5に示した動作フローチャートとの相違点は、テレビモニタ2のサイズを参照し(ステップS50)、そのサイズが8インチ未満であったときには、アスペクト比に拘わらず通常レイアウト処理SAが実行される点にある。その他の処理は、図5のそれと同じである。なお、図14では、通常レイアウト処理SA、第1のマルチレイアウト処理SB、第2のマルチレイアウト処理SCをそれぞれ単一のブロックで表した。
以上、本実施形態の電子カメラ3は、電子カメラ3が情報を自動的に取得するので、ユーザによる情報入力の手間が省ける。
また、本実施形態の電子カメラ3は、テレビモニタ2のアスペクト比だけでなくサイズの情報も取得し、そのサイズが或る程度以上大きいときにのみ、マルチレイアウト処理が実行されるので、テレビモニタ2上の画像が小さくなりすぎて見にくくなることを防げる。
(第3実施形態の変形例)
なお、本実施形態では、電子カメラ3がテレビモニタ2に直接接続されるよう構成されたが、家電ネットワークを介して接続されるよう構成されてもよい。家電ネットワークを経由して同じ情報を取得すれば、本実施形態と同じ効果が得られる。
また、本実施形態の電子カメラ3は、第1実施形態の電子カメラ1を変形したものであるが、第2実施形態の電子カメラを同様に変形してもよい。
また、本実施形態の電子カメラ3は、アスペクト比の情報とサイズの情報との双方を取得したが、何れか一方のみとしてもよい。また、一方の情報を第1実施形態と同様にユーザが入力することとしてもよい。
[各実施形態の変形例]
なお、上記各実施形態においては、スチル画像を取得するタイプの電子カメラを前提に説明したが、動画像を取得することの可能な電子カメラにも同様に本発明は適用可能である。その場合、テレビモニタ2上の同時に表示される複数の画像の一部を、動画像にしてもよい。また、その動画像を、電子カメラがリアルタイムで撮影中の動画像(スルー画像)にしてもよい。
また、上記各実施形態においてテレビモニタ2に表示すべき画像は、電子カメラに装着された記録メディア16から読み出された画像であるが、テレビモニタ2に装着された記録メディアから読み出された画像であってもよい。なお、メモリスロット付きのテレビモニタは、既に実用化されている。
また、上記各実施形態は、電子カメラの実施形態であるが、電子カメラの上述した再生に関わる機能の一部又は全部(制御回路111,再生処理回路17などの機能の一部又は全部)を、テレビモニタ2の側に搭載してもよい。
また、上記各実施形態においては、画像の表示対象をテレビモニタとしたが、コンピュータのモニタなど、他のモニタであってもよい。
コンピュータのモニタとする場合、上述した再生に関わる動作の一部又は全部(制御回路111,再生処理回路17などの動作の一部又は全部)を、コンピュータに実行させてもよい。また、それをコンピュータに実行させるためのプログラム(請求項の画像表示制御プログラムに対応。)は、記録媒体やインターネットなどを介してコンピュータに予めインストールされる。
第1実施形態の電子カメラ1の使用形態を示す図である。 第1実施形態の電子カメラ1のブロック図である。 第1実施形態の電子カメラ1の撮影モード中の動作フローチャートである。 第1実施形態の電子カメラ1の設定画面を示す図である。 第1実施形態の電子カメラ1の再生モード中の動作フローチャートである。 第1のマルチレイアウト処理SBによるレイアウトを示す図である。 第1のマルチレイアウト処理SBによるレイアウトを示す図である。 第2のマルチレイアウト処理SCによるレイアウトを示す図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。 第2実施形態の電子カメラの再生モード中の動作フローチャートである。 第1のマルチレイアウト処理SDによるレイアウトを示す図である。 第2のマルチレイアウト処理SEによるレイアウトを示す図である。 第3実施形態の電子カメラ3のブロック図である。 第3実施形態の電子カメラ3の再生モード中の動作フローチャートである。
符号の説明
1,3 電子カメラ
1a ケーブル
11 撮影レンズ
11a シャッタユニット
12 CCD撮像素子
13 撮像用回路
14 画像処理回路
15 記録処理回路
17 再生処理回路
111 制御回路
112 センサ
113 信号処理回路
116 内部モニタ
18 レリーズ釦
19 操作釦
16 記録メディア
29 通信回路

Claims (8)

  1. カメラ内部で取得された複数の画像をカメラ外部のモニタに順次表示する表示手段と、
    前記モニタ上に同時に表示する前記画像のレイアウトを前記モニタの情報に応じて設定する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記モニタの情報は、
    前記モニタのアスペクト比の情報である
    ことを特徴とする電子カメラ
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記モニタの情報は、
    前記モニタのサイズの情報である
    ことを特徴とする電子カメラ
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記複数の画像の各々には、
    前記画像方向を示す識別情報が付与されており、
    前記制御手段は、
    前記モニタ上に同時に表示する前記画像のレイアウトを、前記モニタの情報と前記各画像の画像方向とに応じて設定する
    ことを特徴とする電子カメラ
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記モニタの情報を外部から取り込むインタフェース手段を更に備えた
    ことを特徴とする電子カメラ
  6. 請求項5に記載の電子カメラにおいて、
    前記インタフェース手段は、
    前記モニタの情報をユーザに入力させる
    ことを特徴とする電子カメラ
  7. 請求項5に記載の電子カメラにおいて、
    前記インタフェース手段は、
    前記モニタの情報を前記モニタから取り込む
    ことを特徴とする電子カメラ
  8. 請求項に記載の電子カメラにおいて、
    撮影中の前記電子カメラの姿勢を検出するセンサと、
    前記センサの出力に基づき前記撮影された画像に画像方向の識別情報を付与して記録する記録処理手段と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
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