JP4827907B2 - 画像表示方法および画像表示装置 - Google Patents
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Description
画像表示装置により実行される画像表示方法であって、
画像データ取得手段が、複数の静止画像を取得する画像データ取得ステップと、
顔領域検出手段が、取得された各静止画像の中に含まれる人物の顔領域を検出する顔領域検出ステップと、
合焦位置取得手段が、取得された各静止画像の合焦位置情報を取得する合焦位置取得ステップと、
表示制御手段が、検出された前記顔領域および取得された前記合焦位置情報に基づいて各静止画像をズーミングする表示効果を用いて、前記複数の静止画像のスライドショー表示を行うように制御する表示制御ステップとを有し、
前記表示制御ステップは、静止画像内の前記顔領域と前記合焦位置とが重なっている場合は、重なっていない場合に比べて高い拡大率でズーミングする
ことを特徴とする画像表示方法である。
画像を表示する表示手段と、
複数の静止画像を取得する画像データ取得手段と、
取得された各静止画像の中に含まれる人物の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
取得された各静止画像の合焦位置情報を取得する合焦位置取得手段と、
検出された前記顔領域および取得された前記合焦位置情報に基づいて各静止画像をズーミングする表示効果を用いて、前記複数の静止画像のスライドショー表示を行うように制御する表示制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、静止画像内の前記顔領域と前記合焦位置とが重なっている場合は、重なっていない場合に比べて高い拡大率でズーミングすることを特徴とする画像表示装置。
ことを特徴とする画像表示装置である。
まず、この発明の第1の実施形態による画像表示装置としてのデジタルテレビ受信装置について説明する。図1に、この第1の実施形態によるデジタルテレビ受信装置を示す。
図1に示すように、チューナ部101には、アンテナ(図示せず)により受信された信号が入力される。チューナ部101は、入力された信号に対して、復調、誤り訂正などの処理を施し、トランスポートストリームと呼ばれる形式のデジタルデータを生成する。チューナ部101は、さらに、生成したトランスポートストリーム(TS)データに対しデスクランブル解除処理を行い、デマルチプレクサ部102に出力する。
ータの取得、また画像データ入力部105を介して、デジタル画像データに付与された撮影データの取得も行う。
次に、この第1の実施形態による処理動作について説明する。この第1の実施形態によるデジタルテレビ受信装置100におけるデジタル画像の表示は、例えばユーザによりカードスロット109にメモリカードが装着されて、リモコン操作がされることにより画像ビューア機能が呼び出されることによって開始される。図3に、この第1の実施形態によるデジタルテレビ受信装置の画像ビューア機能の一部の動作を示す。なお、図3においては、表示制御部110の動作を中心に示す。
ユーザにより図2に示すリモコンの「ビューワ」キー209が押下されると、表示制御部110により、図3に示す処理が開始される。
すなわち、この第1の実施形態による顔検知処理は、画像中から顔の特徴となる目や口のパターンを検索して、所定のパターンに一致した場合に肌色の有無や輪郭の有無を確認し、顔であるか否かの判定を行う処理である。
1枚目画像の顔検知処理が終了すると、ステップS306に移行して、顔検知処理の結果に基づいて1枚目に対する表示効果選択処理が実行される。この第1の実施形態においては、図4に示すテーブルを用いて、検知した顔の数に応じた表示効果が選択される。
このような表示効果選択処理が終了すると、ステップS307に移行して、選択された表示効果および記憶部に記憶されていた顔の位置情報に基づいて、ビデオメモリに対して条件を変えながら連続して表示データの描画が行われ、これによる表示効果処理が実行される。なお、以下に説明する表示効果処理が終了すると、ユーザのリモコン操作による終了の指示(終了要求)があるまで、または、順次カウントされる処理した画像数Nが画像総数に達するまで、ステップS303からステップS307が繰り返される(S308〜S310)。また、処理した画像数Nが画像総数を超えた段階で、ステップS302から表示効果処理が実行される。
顔検知数:1
顔位置:(674,288)
という結果が得られた場合を示す。そして、この図5Aにおいては、上述した処理によって「顔検知数:1」の結果が得られ、これに基づいて「全体表示→顔位置に対するズーミング」という表示効果が選択されている。表示制御部110によって、選択された画像に対し、全体表示から顔位置に対するズーミング処理が実行される。
顔検知数:2、
顔位置:(650,456)、(840,596)
という結果が得られる。上述した処理により「顔検知数:2」という結果が得られると、顔検知処理によって「ズームした状態で2つの顔を通る線上をパニング」という表示効果が選択される。これによって、表示制御部110により、選択された画像に対してパニング(PANNING)処理が実施される。なお、線上としての線は、直線であることが望ましいが、そのほかの線を設定することも可能である。
顔検知数:3、顔位置:(826,320)、(1171,421)、(476,392)
という結果が得られる。この「顔検知数:3」という結果が上述した処理により得られると、顔検知処理によって、「全顔位置の重心位置のズーム表示→画像全体までズームアウト」という表示効果が選択される。これによって、表示制御部110により、この画像に対するズームアウト処理が実行される。
次に、この発明の第2の実施形態による画像表示方法および画像表示装置について説明する。
図7に、この「顔の数」に対して「顔領域の大きさ」の条件を追加した表示効果選択処理の一例を示す。
次に、この第2の実施形態による表示効果処理について説明する。すなわち、上述のようにして実行される顔検知処理において、例えば、図8Aに示す画像データを処理した際に、例えば、
顔検知数:1
顔位置:(557,496)
顔領域の大きさ:幅252、高さ228
という結果が得られたとする。
顔検知数:1
顔位置:(674,288)
大きさ:幅124、高さ102
という結果が得られたとする。
切り替えることができるスライドショーにおいて、個々の画像に含まれる顔の数を反映した表示効果を選択可能になるのみならず、顔領域の大きさによって異なる表示効果を施すことも可能となる。
次に、この発明の第3の実施形態による画像表示方法について説明する。この第3の実施形態においては、第1および第2の実施形態のように顔検知処理の結果に基づいて表示効果が選択されていたのと異なり、顔検知処理に加え、写真の撮影時に記録された撮影情報と、ユーザが以前に、該当する写真を視聴した際の視聴履歴情報も併せて利用するように構成する。図10に、この発明を適用するデジタルテレビ受信装置700の構成を示す。なお、この第3の実施形態において用いられるリモコンは、第1の実施形態におけるリモコン(図2参照)と同様であるので、その説明を省略する。
図10に示すように、この第2の実施形態によるデジタルテレビ受信装置700を構成する、チューナ部701、デマルチプレクサ部702、映像・音声デコーダ703、音声出力部704、画像データ入力部705、ビデオメモリ707、表示合成部708およびカードスロット709に関しては、上述の第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。また、この第3の実施形態において一例として使用される表示器712は、横960画素、縦720の画素(960×720)からなるものである。
次に、この発明の第3の実施形態による画像表示方法の処理動作について説明する。この第3の実施形態によるデジタルテレビ受信装置700のデジタル画像の表示は、ユーザにより、カードスロット709にメモリカードが装着され、さらにリモコン操作がされて、画像ビューア機能が呼び出されて開始される。なお、以下の説明においては、その簡略化のために、用いられる画像データの画素数を1600×1200とする。図12に、デジタルテレビ受信装置における画像ビューア機能の一部の動作を示す。図12においては、表示制御部710の動作を中心に示す。
まず、ユーザにより図2に示すリモコンの「ビューワ」キー209が押下されると、表示制御部710により、図12に示す処理が開始される。
サイズとが取得されて記憶部713に保存される。
その後、ステップS1208に移行して、1枚目画像の顔検知処理、撮影情報解析処理および操作履歴取得処理が終了すると、それらの結果に基づいて、1枚目に対する表示効果選択処理が実行される。この第3の実施形態においては、図13に示すテーブルが用いられて、それぞれの領域の重複の有無および領域数に応じた表示効果が選択される。
次に、表示効果選択処理が終了すると、ステップS1209に移行され、選択された表示効果および記憶部713に記憶された顔の位置情報に基づいて、ビデオメモリに対し条件を変化させながら、連続して表示データの描画が行われて、表示効果処理が実行される。この表示制御部110によって行われる表示効果処理の様子を図14に示す。なお、以下に説明する表示効果処理が終了すると、ユーザによる終了要求がされるまで、または、処理した画像数Nが画像総数に達するまで、ステップS1203からステップS1209が繰り返される(S1210〜S1212)。また、処理した画像数Nが画像総数を超えた段階で、ステップS1202からの表示効果処理が実行される。
ーミング表示を行うなど、合焦位置が重複して存在する領域をより強く強調するような表示効果が選択されて実行させることが可能となる。
101,701 チューナ部
102,702 デマルチプレクサ部
103,703 映像・音声デコーダ
104,704 音声出力部
105,705 画像データ入力部
106,706 画像デコーダ
107,707 ビデオメモリ
108,708 表示合成部
109,709 カードスロット
110,710 表示制御部
111,711 ユーザ入力部
112,712 表示器
113,713 記憶部
114,714 リモコン
201 発光部
202 電源キー
203 カーソル・決定キー
204 アップキー
205 ダウンキー
206 数字キー
207 カラーキー
208 モニターモードキー
209 ビューワ・キー
715 注目領域検出部
716 顔検知部
717 撮影情報解析部
718 操作履歴保存部
Claims (6)
- 画像表示装置により実行される画像表示方法であって、
画像データ取得手段が、複数の静止画像を取得する画像データ取得ステップと、
顔領域検出手段が、取得された各静止画像の中に含まれる人物の顔領域を検出する顔領域検出ステップと、
合焦位置取得手段が、取得された各静止画像の合焦位置情報を取得する合焦位置取得ステップと、
表示制御手段が、検出された前記顔領域および取得された前記合焦位置情報に基づいて各静止画像をズーミングする表示効果を用いて、前記複数の静止画像のスライドショー表示を行うように制御する表示制御ステップとを有し、
前記表示制御ステップは、静止画像内の前記顔領域と前記合焦位置とが重なっている場合は、重なっていない場合に比べて高い拡大率でズーミングすることを特徴とする画像表示方法。 - さらに、操作履歴記憶手段が、取得された各静止画像についてユーザにより拡大表示の操作がされた場合に、拡大位置に関する操作履歴情報を記憶する操作履歴記憶ステップを有し、
前記表示制御ステップは、静止画像内の前記顔領域または前記合焦位置と、該静止画像内の前記拡大位置とが重なっている場合は、重なっていない場合に比べて高い拡大率でズーミングすることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。 - 前記表示制御ステップは、静止画像内の前記顔領域と前記合焦位置とが重なっている重複領域が複数ある場合は、該複数の重複領域をパニングすることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
- 画像を表示する表示手段と、
複数の静止画像を取得する画像データ取得手段と、
取得された各静止画像の中に含まれる人物の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
取得された各静止画像の合焦位置情報を取得する合焦位置取得手段と、
検出された前記顔領域および取得された前記合焦位置情報に基づいて各静止画像をズー
ミングする表示効果を用いて、前記複数の静止画像のスライドショー表示を行うように制御する表示制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、静止画像内の前記顔領域と前記合焦位置とが重なっている場合は、重なっていない場合に比べて高い拡大率でズーミングすることを特徴とする画像表示装置。 - さらに、取得された各静止画像についてユーザにより拡大表示の操作がされた場合に、拡大位置に関する操作履歴情報を記憶する操作履歴記憶手段を有し、
前記表示制御手段は、静止画像内の前記顔領域または前記合焦位置と、該静止画像内の前記拡大位置とが重なっている場合は、重なっていない場合に比べて高い拡大率でズーミングすることを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。 - 前記表示制御手段は、静止画像内の前記顔領域と前記合焦位置とが重なっている重複領域が複数ある場合は、該複数の重複領域をパニングすることを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。
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