JPH11243484A - 画像処理装置、画像処理方法、フィルム画像表示システム、フィルム画像表示方法、フィルム画像表示装置、フィルム画像読み取り装置、再生装置、再生方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、フィルム画像表示システム、フィルム画像表示方法、フィルム画像表示装置、フィルム画像読み取り装置、再生装置、再生方法及び記憶媒体

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JPH11243484A
JPH11243484A JP10163642A JP16364298A JPH11243484A JP H11243484 A JPH11243484 A JP H11243484A JP 10163642 A JP10163642 A JP 10163642A JP 16364298 A JP16364298 A JP 16364298A JP H11243484 A JPH11243484 A JP H11243484A
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JP
Japan
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image
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film
frame
reading
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Withdrawn
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JP10163642A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsushima
寛 松島
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals

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Abstract

(57)【要約】 【課題】新規格フィルムをテレビに再生する場合に、よ
り楽しく見せる。 【解決手段】フィルム上の画像を読み取る手段と、フィ
ルムの磁気情報を読み取る手段と、画像をモニタ上で映
し出せる信号出力可能な手段を持つフィルム画像再生装
置において、磁気情報から読み取ったタイトル情報に応
じて前もって用意しておいた画像を重ねて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿上に記録され
ている画像とその画像に関連する関連情報を読み取る画
像処理装置、画像処理方法、フィルム画像表示システ
ム、フィルム画像表示方法、フィルム画像表示装置、フ
ィルム画像読み取り装置、再生装置、再生方法及び記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、現像済フィルムの画像をモニタ等
に再生するフィルム画像再生装置が知られている。ま
た、近年、写真画像と共に撮影情報を磁気的に記録する
ことが可能な新規格フィルムが開発されている。そし
て、このような新規格フィルムに対応したフィルム画像
再生装置も提案されており、フィルム再生画像とともに
撮影情報を表示できるようなものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルム画像再生装置においては、フィルム再生画像と
ともに撮影情報を表示する場合には、撮影時に同時に記
録された撮影情報をそのままの形で表示することしかで
きなかった。例えば、撮影情報としては撮影日時がある
が、その日時を写真画像とともに表示することができる
にすぎなかった。
【0004】また、上記の新規格フィルムを使用したフ
ィルム画像再生装置の従来例として、例えば、特開平8
−第129236号公報においては、フィルム中の再生
(表示)するこまと再生しないこまの情報をフィルム上
の磁気記録部に記録するというものが提案されている。
【0005】また、フィルム上の画像を再生する際の再
生条件等を磁気記録部に記録するというものが提案され
ている。
【0006】しかしながら、上記のような従来のフィル
ム画像読み取り装置においては、いずれも特殊な情報を
磁気記録するので、通常のフォーマットでなく特殊なフ
ォーマットの情報となってしまい、機器の互換性を保つ
ことが困難になってしまうという問題があった。
【0007】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、撮影時に記録された撮
影情報をより有効に使用することができる画像処理装
置、画像処理方法、再生装置、再生方法及び記憶媒体を
提供することである。
【0008】また、本発明の他の目的は、他の機器との
互換性を保ちながら連続的に複数のこまのフィルム画像
を自動再生することができるフィルム画像表示システ
ム、フィルム画像表示方法、フィルム画像表示装置、フ
ィルム画像読み取り装置及び記憶媒体を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる画像処理装置
は、原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、前記原稿
上に記録されている前記画像のタイトル情報を読み取る
情報読取手段と、複数の画像を記憶する記憶手段と、前
記情報読取手段により読み取られた前記タイトル情報に
応じて前記記憶手段から所定の画像を読み出し、読み出
した画像を前記画像読取手段により読み取られた原稿上
の画像と合成して出力するように制御する制御手段と、
を有することを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記記憶手段は、さらに前記複数の画像と前記タ
イトル情報を関連づけて記憶することを特徴としてい
る。
【0011】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記画像読取手段により読み取られた画像、前記
記憶手段から読み出された画像、合成された画像のいず
れかを表示する表示手段をさらに有することを特徴とし
ている。
【0012】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記原稿はフィルム原稿であることを特徴として
いる。
【0013】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記タイトル情報は前記フィルム原稿上に磁気記
録されていることを特徴としている。
【0014】また、本発明に係わる画像処理方法は、原
稿上の画像を読み取るステップと、前記原稿上に記録さ
れている前記画像のタイトル情報を読み取るステップ
と、前記情報読取ステップにおいて読み取られた前記タ
イトル情報に応じて記憶手段に記憶されている所定の画
像を読み出すステップと、読み出した画像を前記画像読
取ステップにおいて読み取られた原稿上の画像と合成し
て出力するステップと、を有することを特徴としてい
る。
【0015】また、本発明に係わる記憶媒体は、請求項
6に記載の画像処理方法をプログラムとして記憶したこ
とを特徴としている。
【0016】また、本発明に係わるフィルム画像表示シ
ステムは、フィルムに記録されたこま全体のタイトル情
報、各こまのタイトル情報、各こまの日付情報の内の少
なくとも1つの付加情報を読み取る付加情報読み取り手
段と、フィルムに記録された画像を読み取る画像読み取
り手段と、該画像読み取り手段によって読み取ったフィ
ルム画像を表示する際に前記付加情報読み取り手段によ
って読み取った前記付加情報に応じた所定の画像効果を
付与する画像効果付与手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0017】また、この発明に係わるフィルム画像表示
システムにおいて、前記画像効果付与手段は各こまのフ
ィルム画像に対して所定の画像効果を付与するものであ
ることを特徴としている。
【0018】また、この発明に係わるフィルム画像表示
システムにおいて、前記画像効果付与手段は各こまのフ
ィルム画像を次のこまのフィルム画像に切り換える際に
所定の画像効果を付与するものであることを特徴として
いる。
【0019】また、本発明に係わるフィルム画像表示方
法は、フィルムに記録されたこま全体のタイトル情報、
各こまのタイトル情報、各こまの日付情報の内の少なく
とも1つの付加情報を読み取る付加情報読み取りステッ
プと、フィルムに記録された画像を読み取る画像読み取
りステップと、該画像読み取りステップによって読み取
ったフィルム画像を表示する際に前記付加情報読み取り
ステップによって読み取った前記付加情報に応じた所定
の画像効果を付与する画像効果付与ステップと、を有す
ることを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるフィルム画像表示
方法において、前記画像効果付与ステップは各こまのフ
ィルム画像に対して所定の画像効果を付与するものであ
ることを特徴としている。
【0021】また、この発明に係わるフィルム画像表示
方法において、前記画像効果付与ステップは各こまのフ
ィルム画像を次のこまのフィルム画像に切り換える際に
所定の画像効果を付与するものであることを特徴として
いる。
【0022】また、本発明に係わる記憶媒体は、請求項
11乃至13のいずれか1項に記載の画像表示方法をプ
ログラムとして記憶したことを特徴としている。
【0023】また、本発明に係わるフィルム画像表示装
置は、フィルムに記録されたこま全体のタイトル情報、
各こまのタイトル情報、各こまの日付情報の内の少なく
とも1つの付加情報を読み取り入力する付加情報入力手
段と、フィルムに記録された画像を読み取り入力する画
像入力手段と、該画像入力手段によって入力したフィル
ム画像を表示する際に前記付加情報入力手段によって入
力した前記付加情報に応じた所定の画像効果を付与する
画像効果付与手段と、を有することを特徴としている。
【0024】また、この発明に係わるフィルム画像表示
装置において、前記画像効果付与手段は各こまのフィル
ム画像に対して所定の画像効果を付与するものであるこ
とを特徴としている。
【0025】また、この発明に係わるフィルム画像表示
装置において、前記画像効果付与手段は各こまのフィル
ム画像を次のこまのフィルム画像に切り換える際に所定
の画像効果を付与するものであることを特徴としてい
る。
【0026】また、本発明に係わるフィルム画像読み取
り装置は、フィルム上に記録された各こまのタイトル情
報およびデート情報を読み取る情報読み取り手段と、各
こまのフィルム画像を読み取る画像読み取り手段と、前
記読み取った各こまのフィルム画像に対して複数種類の
画像効果を与える画像効果付与手段と、前記読み取った
各こまのフィルム画像を連続的にモニタに出力する出力
手段と、モニタに再生する際のこまからこまへの切り換
え時に複数種類の画像効果を与える切り換え画像効果付
与手段と、前記各こまのタイトル情報が記録されている
場合はその各こまのタイトルに対応して前もって決めら
れた前記画像効果付与手段による画像効果および前記切
り換え画像効果付与手段による画像効果を選択し、前記
各こまのタイトル情報が記録されていない場合は前記各
こまのデート情報による日付けに対応するタイトルを選
択し、そのタイトルに対応する前もって決められた前記
画像効果付与手段による画像効果および前記切り換え画
像効果付与手段による画像効果を選択する制御手段と、
を有することを特徴としている。
【0027】また、本発明に係わるフィルム画像読み取
り装置は、フィルム上に記録された各こまのタイトル情
報およびデート情報を読み取る情報読み取り手段と、各
こまのフィルム画像を読み取る画像読み取り手段と、前
記読み取った各こまのフィルム画像に対して複数種類の
画像効果を与える画像効果付与手段と、前記読み取った
各こまのフィルム画像を連続的にモニタに出力する出力
手段と、モニタに再生する際のこまからこまへの切り換
え時に複数種類の画像効果を与える切り換え画像効果付
与手段と、前記各こまのタイトル情報が記録されている
場合はその各こまのタイトルに対応して前もって決めら
れた前記画像効果付与手段による画像効果および前記切
り換え画像効果付与手段による画像効果を選択し、前記
各こまのタイトル情報が記録されていない場合は前記各
こまのデート情報による日付けが変化するまで前回選択
されたタイトルに対応する前記画像効果手段による画像
効果および前記切り換え画像効果付与手段による画像効
果を選択する制御手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0028】また、本発明に係わる再生装置は、画像情
報に付加された付加情報に基づき、予め定められたグラ
フィック情報を前記画像情報に自動的に合成することを
特徴としている。
【0029】また、本発明に係わる再生装置は、画像情
報に付加された付加情報に基づき、前記画像情報の表示
を所定の方向に自動的にパンニングさせることを特徴と
している。
【0030】また、本発明に係わる再生装置は、画像情
報に付加されたプリント時間固定信号を検出した場合に
は、ディスプレーに表示される画像情報の色または輝度
を予め定めた状態に固定することを特徴としている。
【0031】また、この発明に係わる再生装置におい
て、前記プリント時間固定信号はFTPM信号又はシリ
ーズシーン信号であることを特徴としている。
【0032】また、この発明に係わる再生装置におい
て、表示画面の色または輝度を調整する調整手段と、該
調整手段による調整を行った場合に前記プリント時間固
定信号の付加された複数の画面に対して共通に調整が実
行される制御手段とをさらに有することを特徴としてい
る。
【0033】また、本発明に係わる再生装置は、複数の
画像情報に付加された共通グループを示す信号を検出し
た場合には、ディスプレーに表示される画像情報の色ま
たは輝度を予め定めた状態に固定することを特徴として
いる。
【0034】また、この発明に係わる再生装置におい
て、表示画面の色または輝度を調整する調整手段と、該
調整手段による調整を行った場合に前記共通グループを
示す信号の付加された複数の画面に対して共通に調整が
実行されるように制御する制御手段とをさらに有するこ
とを特徴としている。
【0035】また、本発明に係わる再生方法は、画像情
報に付加された付加情報に基づき、予め定められたグラ
フィック情報を前記画像情報に自動的に合成することを
特徴としている。
【0036】また、本発明に係わる再生方法は、画像情
報に付加された付加情報に基づき、前記画像情報の表示
を所定の方向に自動的にパンニングさせることを特徴と
している。
【0037】また、本発明に係わる再生方法は、画像情
報に付加されたプリント時間固定信号を検出した場合に
は、ディスプレーに表示される画像情報の色または輝度
を予め定めた状態に固定することを特徴としている。
【0038】また、この発明に係わる再生方法におい
て、前記プリント時間固定信号はFTPM信号又はシリ
ーズシーン信号であることを特徴としている。
【0039】また、この発明に係わる再生方法におい
て、表示画面の色または輝度の調整を行った場合に前記
プリント時間固定信号の付加された複数の画面に対して
共通に調整を実行することを特徴としている。
【0040】また、本発明に係わる再生方法は、複数の
画像情報に付加された共通グループを示す信号を検出し
た場合には、ディスプレーに表示される画像情報の色ま
たは輝度を予め定めた状態に固定することを特徴として
いる。
【0041】また、この発明に係わる再生方法におい
て、表示画面の色または輝度の調整を行った場合に前記
共通グループを示す信号の付加された複数の画面に対し
て共通に調整を実行することを特徴としている。
【0042】また、本発明に係わる記憶媒体は、請求項
27に記載の再生方法をプログラムとして記憶したこと
を特徴としている。
【0043】また、本発明に係わる記憶媒体は、請求項
28に記載の再生方法をプログラムとして記憶したこと
を特徴としている。
【0044】また、本発明に係わる記憶媒体は、請求項
29乃至31のいずれか1項に記載の再生方法をプログ
ラムとして記憶したことを特徴としている。
【0045】また、本発明に係わる記憶媒体は、請求項
32または33に記載の再生方法をプログラムとして記
憶したことを特徴としている。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明を実施した例として、新規
格フィルムを読み取ることのできるフィルム画像再生装
置について説明する。
【0047】(第1の実施形態)図1は、本実施の形態
におけるフィルム画像再生装置の構成ブロック図であ
る。図1において、20は制御手段であるマイクロコン
ピュータ20であり、以下に説明する装置全体の制御を
行なう。現像済フィルムFは給送駆動回路4によってカ
ートリッジ22から引き出され、所定位置まで給送され
る。この給送位置の制御は、光学検出素子23と光学読
取回路24によりフィルムのパーフォレーションを検知
することにより行われる。
【0048】また、フィルムFを照明するための照明系
1が、フィルム原稿Fを介してCCD11と反対側に位
置しており、照明系駆動回路2により駆動され点灯す
る。照明系1により照明されたフィルム上の画像は、光
学的レンズ7によって画像読取手段であるCCD11上
に結像され、光電変換して画像信号として取り出され
る。ここで読み取られる新規格フィルムには、撮影情報
などが磁気記録されるようになっており、この撮影済フ
ィルムに記録された磁気情報は、情報読取手段である磁
気情報読み取り/書き込み回路6によってヘッド部5よ
り読み取り/書き込みが行なわれる。
【0049】CCD11から出力された画像信号は、ク
ランプ/CDS回路12及びAGC13により、クラン
プレベルやAGC基準レベルの変更など、A/D変換す
る前の基本的なアナログ信号処理が施される。A/D変
換部14は、アナログのCCD出力信号をデジタル信号
に変換する。映像信号処理回路15は、デジタル化され
たCCD画像データに、フィルタ処理、色変換処理、ガ
ンマ/ニー処理を行い、メモリコントロール回路18に
出力する。他方、この映像信号処理回路15は、DA変
換部も内蔵しており、CCD11から入力される映像信
号や、メモリコントロール回路18から逆に入力される
画像データをアナログ信号に変換し、ビデオアンプ16
により増幅されて映像出力端子17を通してモニタ等に
出力される。
【0050】また、映像信号処理回路15から出力され
た映像信号は、マイクロコンピュータ20に取り込ま
れ、CCD11の露出制御やホワイトバランス制御、オ
ートフォーカス制御が行われる。
【0051】メモリコントローラ18は、映像信号処理
回路15から入力されたデジタル画像データをフレーム
メモリ19に蓄積したり、逆にフレームメモリ19から
画像データを映像信号処理回路部15に出力したりする
メモリの書込み/読み出しの制御を行なう。このフレー
ムメモリ19は、少なくともインデックス画面と1画面
分以上の画像データを蓄積できる画像メモリであり、V
RAM,SRAM,DRAM,SDRAMなどが一般的
に使用される。また、本システムにおいては、このメモ
リにCCDから読み取った画像データ以外に、キャラク
タ等の固定画像データも蓄積することができる。
【0052】絞り駆動回路10は、例えばオートアイリ
ス等によって構成され、光学的な絞り値を変化させる。
AF(オートフォーカス)駆動回路8は、例えばステッ
ピングモータによって構成され、レンズ7内のフォーカ
スレンズ位置を変化させることによりフィルムにピント
を合わせる。電源部21は、各ICや駆動系に必要な電
源を供給する。操作部材25は、マイクロコンピュータ
20にユーザの操作状態を伝達し、マイクロコンピュー
タ20は、伝達された操作部材の変化に応じて各部をコ
ントロールする。また、マイクロコンピュータ20に
は、以下に説明する制御プログラムを記憶した記憶媒体
であるROM20aが内蔵されており、ここに記憶され
たプログラムに従って装置の制御を行なう。なお、この
プログラム記憶媒体はROMに限らず、FDやHDD、
CD−ROM等の着脱自在なものでもかまわない。
【0053】次に、図2のフローチャートを用いて、本
装置の動作について説明する。また、図3は新規格フィ
ルムの状態を示す図であり、本規格のフィルムは、未使
用、撮影途中、撮影済みで未現像、現像済みであること
をカートリッジに表示されるようになっている。図4は
1本のフィルムに記録されている全ての画像を1画面に
表示したインデックス画面を示した図である。
【0054】まず、図2のS301において、新規格フ
ィルムが本装置に装填されたかどうかの確認を行い、装
填されていない場合は動作を終了し、装填されている場
合は再生動作を行なうためにS302に進む。
【0055】S302では、図3の現像済表示つめ4a
やデータディスク4bをチェックし、現像済であるかど
うか、カラーネガであるか、カラースライドであるか、
白黒であるか、クリーニングカートリッジであるかどう
かの判定を行なう。ここでのチェックは、不図示のスイ
ッチやフォトリフレクタなどを用いて行われる。
【0056】S302でチェックが終了するとS303
に進み、未現像フィルムの場合は再生動作を禁止して動
作を終了し、現像済フィルムの場合はS304に進む。
S304では給送駆動回路4を用いて、フィルムカート
リッジの蓋を開けてフィルムを引き出し、全コマの画像
をCCD11で読み込むと同時に、磁気情報読み取り書
き込み回路6を用いて全コマの磁気データを読み込む。
【0057】ここでCCD11で読み込まれた画像デー
タは、図4に示すようなインデックス画面として表示す
るため、荒いデータで構わないので、すべてのデータを
記憶するのではなく、間引くことによりデータ数を減ら
してフレームメモリ19に格納する。この際、フレーム
メモリ19内には、インデックス画面を記憶する専用の
エリアが確保される。このように専用のエリアを確保し
ておくことにより、インデックス画面表示の要求がある
たびに、毎回全コマの画像を読み直す必要がなくなる。
【0058】インデックス画面の記憶が終了すると、S
305に進んで読み込んだ画像をインデックス画像とし
てビデオアンプ16に出力する。図4のインデックス画
面では、磁気情報のパノラマ/ハイビジョン等の画面サ
イズに基づいた表示を行なっているため、各コマごとに
大きさにばらつきがある。また、40枚撮りフィルムの
場合は、2画面にまたがって表示される。
【0059】表示が終了するとS306に進み、操作部
材25から入力がないかどうかをチェックする。チェッ
クが終了するとS307に進んで、操作部材25から入
力がある場合にはS308に進み、入力がない場合には
S306に戻る。S308では、入力に応じて再生モー
ドを切替えてCCD11から画像を読み込む。ここで再
生モードの切替えとしては、例えば、前もってプログラ
ムされた自動再生や、一コマずつの再生などがあり、一
コマ再生時はコマ送りを行なう。
【0060】モードに応じた再生が終了すると、S30
9においてインデックス画面表示の要求があるかどうか
を確認する。また、ここでは要求に応じて操影データや
タイトル、日付の表示を行なうとともに、画面向きの変
更、アスペクト切替え変更に応じた表示の切替えを行な
う。S309で表示の要求があった場合は、インデック
ス画面表示のためにS305に戻り、要求がなかった場
合はS310に進む。
【0061】S310では、フィルム取り出し要求があ
ったかどうかを確認し、要求がなかった場合はS306
に戻り、要求があった場合にはフィルムを巻戻すために
S311に進む。S311では、フィルムを取り出し可
能にするために給送駆動回路4を用いてフィルムを巻き
取り、データディスクの位置を現像済位置にセットし
て、カートリッジの蓋を閉める。また、フィルム巻戻し
中は必要に応じて磁気情報読み込み書き込み回路6とヘ
ッド5を用いて磁気情報を書き込み、動作を終了する。
【0062】次に各モードに応じた読み取り動作を説明
する。まず、フィルム上に磁気記録されているタイトル
情報に応じて読み取り画像に合成する画像を選択するモ
ードについて図5のフローチャートを用いて説明する。
【0063】S101では、操作部材25によりグラフ
ィックモードが選択されているかどうかの判定を行な
う。グラフィックモードが選択されていない場合は、通
常再生を行なうためにS102に進み、フィルムを読み
取った画像のみを出力する。またグラフィックモードが
選択されている場合には、S104に進む。ここでグラ
フィックモードとは、フィルムを読み取った画像ととも
に前もって記録されている映像を重ねて出力するモード
である。
【0064】S104では、S304において磁気情報
読み取り書き込み回路6とヘッド5により読み取った磁
気情報に含まれるタイトル情報に対応した映像をフレー
ムメモリ19から選出する。そしてS105では、S1
04において選ばれた映像をフィルム読み取り画像と重
ねて出力する。
【0065】図6は、このように重ねて出力した画像の
一例である。図6(a)はフィルム読み取り画像であ
り、これに対応してフィルム上には「I Love Yo
u」というタイトルが磁気情報として記録されている。
このタイトルに対して図6(b)に示す画像が選出さ
れ、図6(c)のように読み取り画像に選出された画像
が重ねて出力される。
【0066】このように構成することで、本来は写真プ
リントの裏面印刷用に記録されるタイトルの新たな利用
方法を実現し、楽しく便利なフィルム画像再生装置を提
供することができる。
【0067】次に、フィルム上に磁気記録されている日
付情報に応じて読み取り画像に合成する画像を選択する
モードについて図7のフローチャートを用いて説明す
る。
【0068】S601では、操作部材25によりグラフ
ィックモードが選択されているかどうかの判定を行な
う。グラフィックモードが選択されていない場合は、通
常再生を行なうためにS602に進み、フィルムを読み
取った画像のみを出力する。またグラフィックモードが
選択されている場合には、S604に進む。
【0069】S604では、S304において磁気情報
読み取り書き込み回路6とヘッド5により読み取った磁
気情報に含まれる日付情報に対応した映像をフレームメ
モリ19から選出する。そしてS605では、S604
において選ばれた映像をフィルム読み取り画像と重ねて
出力する。
【0070】図8は、このように重ねて出力した画像の
一例である。図8(a)はフィルム読み取り画像であ
り、これに対応してフィルム上には例えば2月に撮影さ
れたことが磁気情報として記録されている。この日付情
報に対して図8(b)に示す画像が選出され、図8
(c)のように読み取り画像に選出された画像が重ねて
出力される。
【0071】このように構成することで、撮影された日
がどのような季節であるかが視覚的に認識でき、楽しく
便利なフィルム画像再生装置を提供することができる。
【0072】次に、フィルム上に磁気記録されている時
刻情報に応じて読み取り画像に合成する画像を選択する
モードについて図9のフローチャートを用いて説明す
る。
【0073】S701では、操作部材25によりグラフ
ィックモードが選択されているかどうかの判定を行な
う。グラフィックモードが選択されていない場合は、通
常再生を行なうためにS702に進み、フィルムを読み
取った画像のみを出力する。またグラフィックモードが
選択されている場合には、S704に進む。
【0074】S704では、S304において磁気情報
読み取り書き込み回路6とヘッド5により読み取った磁
気情報に含まれる時刻情報に対応した映像をフレームメ
モリ19から選出する。そしてS705では、S704
において選ばれた映像をフィルム読み取り画像と重ねて
出力する。
【0075】図10は、このように重ねて出力した画像
の一例である。図10(a)はフィルム読み取り画像で
あり、これに対応してフィルム上には例えばPM9時に
撮影されたことが磁気情報として記録されている。この
時刻情報に対して図10(b)に示す画像が選出され、
図10(c)のように読み取り画像に選出された画像が
重ねて出力される。
【0076】このように構成することで、撮影された時
刻がどのような時間帯であるかが視覚的に認識でき、楽
しく便利なフィルム画像再生装置を提供することができ
る。
【0077】次に、読み取った磁気情報に主要被写体情
報(大きさ情報も伴う)がある場合に、その情報に応じ
た自動ズーミング再生を行う例を説明する。図11は、
カメラの測距点や測光エリアの図を用いて、主要被写体
位置や大きさの決定をするための−例を説明する。ここ
では15分割測光システムを例にとって説明し、aから
oは測光エリアを示している。また、600から608
は測距ポイントを示し、ここでは9箇所測距ポイントを
持つ。
【0078】例えば、604が合焦点でその付近の測光
エリアhのまわりの測光エリアb,c,d,g,i,
l,m,nのうちhとの差の絶対値が所定値以内のエリ
アは、合焦点の測光エリアhと共にすべて主要被写体エ
リアであると考える。また、主要被写体エリアと決まっ
た測光エリアのまわりの測光エリアの測光値とhとの差
の絶対値が所定値以内のエリアは、また主要被写体エリ
アと考え、以上のことを繰り返す。
【0079】例えば、603と606が台焦点でその付
近の測光エリアgとlの平均値とまわりの測光エリア
a,b,c,f,h,k,mを比べ、その差の絶対値が
ある所定値以内のエリアは、合焦点の測光エリアg,l
とともにすべて主要被写体エリアと考える。そして、上
記の例のように主要被写体エリアの判定をまわりに広げ
ていく。つまり、合焦点から測光値の値をもとに主要被
写体エリアを拡大し、1つのつながった主要被写体を判
定する。
【0080】次にカメラは、主要被写体位置/大きさデ
ータのパターンの中で、カメラが判定して主要被写体位
置/大きさに一番近いものを選らんで磁気情報として記
録する。
【0081】図12のフローチャートを用いて再生時の
動作を説明する。
【0082】まずS201では、再生時にズーミングす
るかどうかの判定を行い、ズーミング不要の場合は動作
を終了し、ズーミングが必要な場合はS203に進む。
ここで、ズーミングはスライドショー再生でプログラム
されている場合、あるいは使用者の設定により実行され
るものである。
【0083】S203では、S304で読み取った磁気
情報に主要被写体位置(大きさ)情報があるかどうかの
判定を行い、主要被写体位置情報がない場合はS204
に進み、主要被写体位置情報があると判定された場合は
S205に進む。S204では、前もって決められた位
置と大きさにズーミングを行う。また、S205では磁
気情報に含まれる主要被写体位置(大きさ)情報をもと
に決定したズーミング位置、倍率になるようにズーミン
グ動作を行なう。例えば、主要被写体が画面の中央の9
5%に収まる大きさまで、ズームアップする。
【0084】図13及び14は、このようにして再生す
る場合の画像を示したものであり、図13は測光エリア
g,h,l,mが主要被写体と認識された例であり、図
14は測光エリアiのみが主要被写体と認識された例を
示している。また、ここで示した例は、測光エリア分割
と磁気情報の主要被写体位置(大ささ)情報の分割と集
合の示しかたが同じものとして示したが、実際は異なっ
てもよい。このように構成することで、適切な自動ズー
ミングを行なうことができる。
【0085】次に、図15のフローチャートを用いて、
磁気情報に主要被写体位置(大きさ)情報がある場合
に、その情報に応じて自動パンニング再生を行なう例を
説明する。
【0086】まずS901では、再生時にパンニングす
るかどうかの判定を行い、パンニング不要の場合は動作
を終了し、パンニングが必要な場合はS903に進む。
ここで、パンニングはスライドショー再生でプログラム
されている場合、あるいは使用者の設定により実行され
るものである。
【0087】S903では、S304で読み取った磁気
情報に主要被写体位置(大きさ)情報があるかどうかの
判定を行い、主要被写体位置情報がない場合はS904
に進み、主要被写体位置情報があると判定された場合は
S905に進む。S904では、前もって決められた位
置と大きさにパンニングを行う。また、S905では磁
気情報に含まれる主要被写体位置(大きさ)情報をもと
に決定したパンニング位置を用いてパンニング動作を行
なう。例えば、パンニングして最終的に止まった位置に
は必ず主要被写体が入っているとか、パンニング中は主
要被写体が画面からでないようにパンニング動作を行な
う。
【0088】図16は、このようにして再生する場合の
画像を示したものであり、測光エリアh,mが主要被写
体と認識された例であり、パンニングで主要被写体が画
面外に出ないようにした例を示している。また、ここで
示した例は、測光エリア分割と磁気情報の主要被写体位
置(大きさ)情報の分割と集合の示しかたが同じものと
して示したが、実際は異なってもよい。このように楕成
することで、適切な自動パンニングを行なうことができ
る。
【0089】次に図17のフローチャートを用いて、フ
ィルムから読み取った磁気情報にFTPM(同一条件プ
リント)情報がある場合に、フィルムから読み取った画
像の色調整や明るさ調整をした場合は、すべてのコマに
対してその調整量を用いて調整を行うように構成するモ
ードを説明する。
【0090】まずS401において、S304で読み取
った磁気情報にFTPMが設定されているかどうかの判
定を行い、FTPM設定がされていると判定された場合
は、S405に進み、FTPM設定がされていないと判
定された場合はS402に進む。次にS402では、操
作部材25により手動で出力画像の明るさ調整や色調整
をしたかどうかの判定を行い、調整していない場合は動
作を終了し、調整された場合はS403に進んで出力さ
れているコマの画像のみに色や明るさを補正する。
【0091】S405では、操作部材25により手動で
出力画像の明るさ調整や、色調整をしたかどうかの判定
を行い、調整していない場合は動作を終了し、調整され
た場合はS406に進んで、すべての画像に対して色や
明るさの調整を行なう。
【0092】このように構成することで、撮影者が意図
あって設定したFTPM情報のあるフィルム画像をテレ
ビ等のモニタで再生する際に、手動で色調整や明るさ調
整をした場合にも撮影者の意図した画像を正確に再生す
ることができる。
【0093】次に図18のフローチャートを用いて、フ
ィルムから読み取った磁気情報にシリーズシーン情報が
ある場合に、フィルムから読み取った画像の色調整や明
るさ調整をした場合は、すべてのコマに対してその調整
量を用いて調整を行うように構成するモードを説明す
る。
【0094】まずS501において、S304で読み取
った磁気情報にシリーズシーンが設定されているかどう
かの判定を行い、シリーズシーン設定がされていると判
定された場合は、S505に進み、シリーズシーン設定
がされていないと判定された場合はS502に進む。次
にS502では、操作部材25により手動で出力画像の
明るさ調整や色調整をしたかどうかの判定を行い、調整
していない場合は動作を終了し、調整された場合はS5
03に進んで出力されているコマの画像のみに色や明る
さを補正する。
【0095】S505では、操作部材25により手動で
出力画像の明るさ調整や、色調整をしたかどうかの判定
を行い、調整していない場合は動作を終了し、調整され
た場合はS506に進んで、すべての画像に対して色や
明るさの調整を行なう。
【0096】このように構成することで、撮影者が意図
あって設定したシリーズシーン設定区間の設定されたフ
ィルム画像をテレビ等のモニタで再生する際に、手動で
色調整や明るさ調整をした場合にも撮影者の意図した画
像を正確に再生することができる。
【0097】次に、読み取った磁気情報にFTPM情報
が含まれる場合に、フィルムから読み取ったすべての画
像を用いて色調整や明るさ調整を行なうモードについて
図19のフローチャートを用いて説明する。
【0098】まず、S801において、給送駆動回路4
と磁気情報読み取り・書き込み回路6を用いてフィルム
のリーダ部の磁気情報を読み取りS802に進んで、S
801で読み取った情報にFTPM情報があるかどうか
の判定を行なう。FTPM情報がある場合にはS805
に進み、FTPM情報がない場合にはS803に進む。
【0099】S803では、すべてのコマの磁気情報を
読み取りながらインデックス画面用の画像を取り込む。
つづいてS806ではS805で読み取ったすべてのコ
マの明るさ決定情報をもとにすべてのコマ共通の明るさ
調整値を演算決定する。そしてS807において、S8
05で読み取ったすべてのコマのホワイトバランス決定
情報をもとに、すべてのコマ共通の色調整値を演算決定
する。
【0100】S808では、S806で決定した明るさ
調整値とS807で決定した色調整値を記憶する。この
ように構成することで、撮影者が印画紙プリント用に設
定したFTPM(同一条件プリント指定)がフィルム画
像再生装置にも用いられ、撮影者の意図した画像がテレ
ビ等のモニタにおいても確認可能になる。
【0101】次に、読み取った磁気情報にシリーズシー
ン情報がある場合に、フィルムから読み取ったシリーズ
シーン区間の画像を用いて色調整や明るさ調整を決定
し、シリーズシーン情報がない場合は、フィルムから読
み取った画像単独で色調整や明るさ調整を行なう例を図
20のフローチャートを用いて説明する。
【0102】まず、S1101において、給送駆動回路
4を用いてフィルムカートリッジの蓋を開け、フィルム
を引き出し、各コマの画像をCCD11で読み込むと同
時にS1102で磁気情報読み取り書き込み回路を用い
て各コマの磁気情報を読み取る。S1103で、S11
02で読み取った磁気情報にシリーズシーン情報がある
かどうかの判定を行い、ない場合はS1106に進み、
ある場合はS1107に進む。
【0103】S1106では、読み込んだ画像の明るさ
調整決定用情報と色調整決定用情報を記憶する。S11
04において、すべてのコマを読み取ったかどうかの判
定を行い、すべてのコマを読み取った場合は動作を終了
し、まだ読み取りが完了していない場合は次のコマを読
み取るためにS1101に戻る。
【0104】S1107では、シリーズシーン情報がな
くなり、シリーズシーン区間が終了したかどうかを判定
し、シリーズシーン区間でない場合はS1104に進
み、シリーズシーン区間である場合はS1108に進ん
でシリーズシーン区間の明るさ調整値の演算、決定、記
憶を行なう。さらにS1109においてシリーズシーン
区間の色調整値の演算、決定、記憶を行なう。そして、
S1110において、S1108及びS1109で決定
された明るさ調整値と色調整値を記憶する。
【0105】このようにシリーズシーン情報のあるフィ
ルムに関しては、シリーズシーン区間のすべての画像か
ら明るさ調整値と色調整値を用いて調整するようにした
ことで、撮影者が印画紙プリント用に設定したシリーズ
シーン(指定範囲同一条件プリント指定)がフィルム画
像再生装置にも用いられ、撮影者の意図した画像がテレ
ビ等のモニタにおいても確認可能になる。
【0106】次に、フィルムから読み取った磁気情報に
撮影時の光源情報がある場合は、その情報をフィルムか
ら読み取った画像の色調整や明るさ調整に用いる例を図
21のフローチャートを用いて説明する。
【0107】まずS1201では、読み込んだ磁気情報
に光源検知情報があるかどうかの判定を行い、光源検知
情報がない場合はS1202に進み、光源検知情報があ
る場合はS1204に進む。S1202では磁気情報に
含まれる明るさ調整情報と色調整情報を用いて、明るさ
調整量とホワイトバランス量を決定し、それに基づいて
補正を行なった画像を出力する。
【0108】またS1204では、磁気情報に含まれる
画像の色調整情報と光源検知情報を用いてホワイトバラ
ンス量を決定し、補正したフィルム画像を出力する。つ
まり、蛍光灯光源で撮影された場合は、緑のかぶりをと
るように調整範囲を広げ、タングステン光で撮影された
場合は、その光源の雰囲気を残したホワイトバランス量
とする。
【0109】S1205では、読み込んだ明るさ調整情
報と光源検知情報を用いて明るさ調整量を決定し、補正
したフィルム画像を出力する。つまり、蛍光灯光源で撮
影された場合は、緑のかぶりが目立たないように明るめ
に調整し、タングステン光で撮影された場合は、その光
源の雰囲気を残すために暗めに調整する。
【0110】このように構成することにより、印画紙プ
リント用の光源情報を用いてカラーバランスの取れた画
像をテレビ等のモニタで楽しむことができる。
【0111】次に、フィルムから読み取った磁気情報に
撮影時の輝度情報や、ストロボ発光情報や逆光検知情報
がある場合は、その情報をフィルムから読み取った画像
の色調整や明るさ調整に用いる例を図22のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0112】まずS1301において、読み込んだ磁気
情報に輝度情報があるかどうかの判定を行い、輝度情報
がない場合はS1302に進み、輝度情報がある場合は
S1304に進む。S1302では読み込んだ画像の明
るさ調整情報と色調整情報を用いて明るさ調整量とホワ
イトバランス量を決定し、それにもとづきフィルム画像
を出力する。
【0113】S1304では、読み込んだ磁気情報にス
トロボ発光情報があるかどうかの判定を行い、ストロボ
発光情報がない場合はS1305に進み、ストロボ発光
情報がある場合はS1308に進む。S1305では、
読み込んだ磁気情報に逆光検知情報があるかどうかの判
定を行い、逆光検知情報がない場合はS1306に進
み、逆光検知情報がある場合はS1307に進む。
【0114】S1306では、読み込んだ画像の色調整
情報と輝度値情報を用いてホワイトバランス量と明るさ
調整量を決定し、それに基づきフィルム画像を出力す
る。つまり、明るさ情報をもとに屋内にいるか屋外にい
るかのような簡単な判定が可能になり、より正確なホワ
イトバランス制御が可能になる。
【0115】S1307では、読み込んだ色調整情報、
輝度値情報及び逆光検知情報を用いて、ホワイトバラン
ス量と明るさ調整量を決定し、それに基づきフィルム画
像を出力する。つまり、輝度が明るく逆光補正がされて
いる場合、非常に明るいエリアの情報は無視するように
する。このように構成することにより、逆光補正された
フィルムをCCDで読み取り、出力された画像が逆光補
正前の画像になるのを防止できる。
【0116】S1308では、読み込んだ色調整情報、
輝度値情報及びストロボ発光情報を用いて、ホワイトバ
ランス量と明るさ調整量を決定し、それに基づきフィル
ム画像を出力する。つまり、暗い場所でストロボ撮影さ
れた場合は明るい部分のみの情報を用いることにより被
写体が白飛びすることを防止できる。
【0117】このように構成することで、主要被写体を
より忠実に再現したフィルム画像再生装置を実現でき
る。
【0118】次に、プログラム再生画像の再生順序/時
間/動作(ズームやパンニングなど)のほかに、モニタ
画像をもとに調整した各コマのマニュアルの色調整値も
プログラム再生データとして記録可能にし、再生時に設
定した各コマは記憶された色調整値で出力する例を図2
3のフローチャートを用いて説明する。
【0119】まずS1401において、操作部材25に
よりスライドショーのプログラム設定状態かどうかの判
定を行い、スライドショーのプログラム設定状態である
場合はS1403に進み、そうでない場合は動作を終了
する。S1403では、スライドショープログラム再生
における各設定を開始し、どのコマを再生するかを設定
し、設定されたフィルム画像が表示される。
【0120】S1404では、S1403で設定したコ
マを何秒再生するかを設定し、S1405では、S14
03で設定した再生コマをパンニングしながら表示する
か、ズーミングしながら表示するか、回転しながら表示
するかなど、表示動作パターンを設定する。また、ここ
では、次の再生画への切替え時パターン(ワイプ/オー
バーラップなど)の設定も行なう。
【0121】S1406では、S1403で設定表示さ
れている画像を見ながら好みの色調整を行なう。補正し
ない場合は、現在表示されている装置の決めた自動詞整
値となる。S1407では、操作部材25により次のコ
マを設定するか、設定は終了かの判定を行い、設定続行
の場合はS1403に戻り、設定終了時はS1408に
進んで今まで設定した内容を記憶する。
【0122】次に図23で設定されたプログラムでの再
生動作を図24のフローチャートを用いて説明する。
【0123】まずS1501において、操作部材25に
よりスライドショー再生が設定されたかどうかの判定を
行い、設定されてない場合は指定コマの再生を行なうた
めにS1502に進み、設定されている場合はスライド
ショーを行なうためにS1504に進む。S1504で
は操作部材25によりスライドショー再生が自動なの
か、または使用者が前もって記憶したプログラムによる
ものなのかを判定し、自動の場合はS1505に進み、
そうでない場合はS1506に進む。
【0124】S1505では、装置に内蔵されているプ
ログラム内容に従って、スライドショー再生を行い、S
1506では使用者が前もって設定しておいたプログラ
ムに従ってスライドショー再生を行なう。このように構
成することで、撮影者が表現した色再現を盛り込んだス
ライドショー再生を行なうことができる。
【0125】次に、プログラム再生画像の再生順序/時
間/動作(ズーミングやパンニングなど)のほかに、モ
ニタ画像をもとに調整した各コマのマニュアルの明るさ
調整値もプログラム再生データとして記録可能にし、再
生時に設定した各コマは記憶された明るさ調整値で出力
する例を図25のフローチャートを用いて説明する。
【0126】まず、S1601において、操作部材25
によりスライドショーのプログラム設定状態かどうかの
判定を行い、スライドショーのプログラム設定状態であ
る場合はS1603に進み、設定されてない場合は動作
を終了する。S1603では、スライドショーのプログ
ラム再生における各設定を開始する。始めにどのコマを
再生するかを設定し、設定したフィルム画像を表示す
る。
【0127】S1604では、S1603で設定したコ
マを何秒再生表示するかを設定し、S1605では、S
1603で設定した再生コマをパンニングしながら表示
するか、ズーミングしながら表示するか、回転しながら
表示するかなど、表示動作パターンを設定する。また、
ここでは、次の再生コマ画像への切替えパターン(ワイ
プ/オーバーラップなど)の設定も行なう。
【0128】S1606では、S1603で設定表示さ
れる画像を見ながら、好みの明るさ調整の補正を行い、
補正しない場合は現在表示されている装置の決めた自動
調整値となる。S1607では、操作部材25により次
のコマを設定するか、設定を終了するかの判定を行い、
設定続行の場合はS1603に戻り、設定終了時はS1
608に進んで今まで設定した内容を記憶する。
【0129】このように設定した内容によるスライドシ
ョー再生は、前記図24と同様のフローで実行される。
このように構成することで、撮影者が表現したい明るさ
再現を盛り込んだスライドショーのプログラム再生を行
なうことができる。
【0130】(第2の実施形態)本実施形態では、フィ
ルムのリーダー(先端)部に磁気記録されている全こま
タイトル(こま全体のタイトル)情報に対応して、前も
ってプログラムされていたタイトルの雰囲気を示すスラ
イドショウ(連続)再生のプログラムを自動選択する場
合について説明する。
【0131】この第2の実施形態では、装置の構成は、
外見的には図1に示した第1の実施形態の装置と同様で
あるので、その説明を省略する。
【0132】図26のフローチャートを用いて本実施形
態のフィルム画像読み取り装置の基本処理動作について
簡単に説明する。
【0133】先ず、ステップS2100において処理動
作を開始する。
【0134】次に、ステップS2101において磁気記
録部を有した新規格フィルム(磁気記録部を持つフィル
ム)が本装置に装填されたかどうかの確認を行い、装填
されてない場合は、ステップS2113に進み、装填さ
れている場合は再生動作を行うために、ステップS21
02に進む。
【0135】続いて、ステップS2102において図3
に示すデータディスクbや現像済み表示つめaをチェッ
クし、現像済みであるかどうか、カラーネガであるか、
カラースライドであるか、白黒であるか、クリーニング
カートリッジであるかどうかの判定を行う。ここでのチ
ェックは不図示のスイッチやフォトリフレクターなどを
用いる。
【0136】そして、ステップS2103においてステ
ップS2102の処理でチェックした結果、未現像フィ
ルムの場合は再生動作を禁止して、ステップS2113
に進み、現像済みフィルムの場合は、ステップS210
4に進む。
【0137】続いて、ステップS2104において、給
送駆動回路4を用いて、フィルムのふたを開け、フィル
ムを引き出し、すべてのこまの画像をCCDで読み込む
と同時に、磁気情報読み取り書き込み回路6を用いて、
すべてのこまの磁気データを読み込む。ここでCCD1
1で読み込まれた画像データは、インデックス画面に用
いるため、粗いデータで構わないので間引いてデータを
減らしフレームメモリ19に格納する。この際、フレー
ムメモリー19内にインデックス画面を記憶しておく専
用のエリアを確保しておく。ここで専用のエリアを確保
しておくことにより、インデックス画面を表示するたび
に、毎回すべての画像を読み取る必要がなくなる。
【0138】そして、ステップS2105においてステ
ップS2104の処理で読み込んだ画像をインデックス
画像としてビデオアンプ16に出力する。図4にその一
例を示す。続いて、ステップS2106において操作部
材25の入力をチェックする。
【0139】そして、ステップS2107においてステ
ップS2106のチェックで設定操作の場合はステップ
S2108に進み、再生操作の場合はステップS210
9に進む。
【0140】ステップS2108では操作部材25の入
力にしたがって各設定を行う。
【0141】ステップS2109では入力部材の変化に
応じて、CCD11から画像を読み込み、再生モードを
切り替える。例えば、前もってタイトル情報(全こまタ
イトル/各こま毎の各こまタイトル)やデート情報を用
いた自動再生や、1こまずつの再生などを切り替え、1
こま再生時はこま送りなどを行う。ここで、スキップが
設定されているこまは再生せず飛ばす。また、インデッ
クス画面表示要求時は、ステップS2110において確
認される。また、このステップでは、要求に応じて磁気
記録された情報(IXデータ)表示の撮像データ表示タ
イトルやタイトル表示データ表示を行うとともに、スキ
ップ、向きの変更、アスペクト切り替え変更に応じた表
示の切り替えを行う。
【0142】そして、ステップS2110においてイン
デックス画面表示要求があったかどうかの確認を行い、
要求があった場合は、インデックス画面表示のために、
ステップS2105に戻り、要求がなかった場合はステ
ップS2111に進む。
【0143】続いて、ステップS2111においてフィ
ルム取り出し要求があったかどうかの確認を行い、要求
がなかった場合は、ステップS2106に戻り、要求が
あった場合は、フィルムを巻き込むためにステップS2
112に進む。
【0144】ステップS2112では、フィルムを取り
出し可能にするために給送駆動回路4を用いて、フィル
ムを巻き込み、データディスク6の位置を、現像済み位
置にセットして、カートのふたを閉める。また、フィル
ム巻き戻し中は必要に応じて、磁気情報読み込み書き込
み回路6とヘッド部5を用いて、情報を磁気記録する。
【0145】そして、ステップS2113において処理
動作を終了する。
【0146】次に、図27のフローチャートと図28を
用いて、本実施形態の特徴について説明する。
【0147】図27は第2の実施形態の処理動作を示す
フローチャートであり、図26のステップS2109の
処理で行われる処理動作である。
【0148】まず、ステップS2200において処理動
作を開始する。次に、ステップS2201において、再
生モードに全こまタイトルを用いた自動スライドショウ
再生が選択されているかどうかの判定を行い、選訳され
ている場合はステップS2202に進み、選択されてい
ない場合はステップS2203に進む。
【0149】ステップS2202では図26のステップ
S2104において読み込んだ全こまタイトルに対応し
たプログラムを用いてスライドショウ再生を行う。例え
ば、図28に示すように、タイトルに対して前もって決
めて記憶されていたテーブルをもとに各こまに対する再
生中の効果やシーンチェンジ(こまの切り換え)を行い
ながらスライドショウ再生を行う。また、ここで記憶さ
れている図28のようなテーブルは、タイトルの雰囲気
を演出するように工夫されており、例えば全こまタイト
ル3は「思い出」等のタイトルで、「フェイド」の効果
を基準に組まれている。また、全こまタイトル1は例え
ば「運動会」、全こまタイトル2は例えば「入園式」、
「入学式」、「卒業式」等である。
【0150】また、ステップS2203では一定時間ご
とに、演出効果なしに1こまずつ再生する。
【0151】そして、ステップS2204において動作
を終了する。
【0152】このように、本実施形態では、上述のよう
に全こまタイトルに応じて予め定められた画像効果を実
行する処理を行うことにより、新規格フィルムのフォー
マットを崩さず、特別にスライドショウのプログラム内
容を磁気記録することなく、APS機器との互換を守り
ながら、撮影された内容に最適なプログラム再生を自動
で楽しむことが可能になる。
【0153】(第3の実施形態)本実施形態では、フィ
ルム上の各こまごとの磁気記録部に記録されている各こ
まタイトル情報に対応して、前もって決められたタイト
ルに適した各こまごとの画像効果(以下、単に効果とい
う)とシーンチェンジ(こまからこまへの切り換え)を
自動選択する場合について説明する。なお、装置の構成
は第2の実施形態と同様である。
【0154】以下に、図29のフローチャートと図30
を用いて、本実施形態の特徴について説明する。
【0155】図29は第2の実施形態の処理動作を示す
フローチャートであり、図26のステップS2109の
処理で行われる処理動作である。
【0156】まず、ステップS2300において処理動
作を開始する。
【0157】次に、ステップS2301において図26
のステップS2104の処理で読み取った磁気情報の
内、再生する画像に対する各こまタイトル情報に対応し
た効果とシーンチェンジ効果を例えば図30のテーブル
より決定する。ここでの再生中の効果とシーンチェンジ
効果は、タイトルのイメージを表現するものが前もって
設定されている。
【0158】そして、ステップS2302においてステ
ップS2301の処理で決定された効果をメモリーコン
トローラ18を用いて一定時間画像を表示し、ステップ
S2303に進む。
【0159】続いて、ステップS2303においてステ
ップS2301の処理で決定されたシーンチェンジ効果
をメモリーコントローラ18を用いて行い、次の画面表
示に切り替える。
【0160】そして、ステップS2304において最終
こままで再生したかどうかの判定を行い、最終こままで
終わった場合は、スライドションを終了するためにステ
ップS2305に進み、途中である場合は、次のこまを
再生するためにステップS2301に戻る。
【0161】このように本実施形態では、上述の処理を
行うことにより、新規格フィルムのフォーマットを崩さ
ず、特別にプログラムスライドショウの内容を磁気記録
することなく、APS機器との互換を守りながら、撮影
された内容に最適な効果とシーンチェンジ効果を自動で
楽しむことが可能になる。
【0162】(第4の実施形態)本実施形態では、各こ
まのタイトル情報がない場合はデート情報から自動で対
応したタイトルを選択し、そのタイトルに対応してもっ
て決められたタイトルに適した効果とシーンチェンジ効
果を自動選訳する場合について説明する。なお、装置の
構成は第2の実施形態と同様である。
【0163】以下に図31のフローチャートと図32を
用いて、本実施形態の特徴について説明する。
【0164】図31は第4の実施形態の処理動作を示す
フローチャートであり、図26のステップS2109の
処理で行われる処理動作である。
【0165】まず、ステップS2400において処理動
作を開始する。
【0166】次に、ステップS2401において図26
のステップS2104の処理で読み取った磁気情報の
内、再生しようとしているこまのタイトル情報があるか
どうかの判定を行い、ある場合はステップS2402に
進み、無い場合はステップS2406に進む。
【0167】そして、ステップS2402において図2
6のステップS2104の処理で読み取った磁気情報の
内、再生するこまの画像に対する各こまタイトル情報に
対応した効果とシーンチェンジ効果を一例である図30
のテーブルより決定する。ここでの、再生中の効果とシ
ーンチェンジ効果は、タイトルのイメージを表現するも
のが前もって設定されている。
【0168】続いて、ステップS2403においてステ
ップS2402の処理で決定された効果をメモリーコン
トローラ18を用いて一定時間画像を表示し、ステップ
S2404に進む。
【0169】続いて、ステップS2404においてステ
ップS2402の処理で決定されたシーンチェンジ効果
をメモリーコントローラ18を用いて行い、次の画面表
示に切り替える。
【0170】そして、ステップS2405において最終
こままで再生したかどうかの判定を行い、最終こままで
終わった場合は、スライドショウを終了するためにステ
ップS2411に進み、途中である場合は、次のこまを
再生するためにステップS2401に戻る。
【0171】ステップS2406においてステップS2
104の処理で読み取った磁気情報の内、再生しようと
しているこまに対応したデート情報があるかどうかの判
定を行い、ある場合はステップS2407に進み、無い
場合はステップS2410に進む。
【0172】そして、ステップS2407においてデー
ト情報をもとに前もって決められていた関連するタイト
ルを選択する。その一例を図32に示す。そのタイトル
をもとにステップS2402の処理と同様、タイトル情
報に対応した効果とシーンチェンジ効果を一例である図
30のテーブルより決定する。ここでの、再生中の効果
とシーンチェンジ効果は、タイトルのイメージを表現す
るものが前もって設定されている。
【0173】続いて、ステップS2408においてステ
ップS2407の処理で決定された効果をメモリーコン
トローラ18を用いて一定時間画像を表示し、ステップ
S2409に進む。
【0174】続いて、ステップS2409においてステ
ップS2407の処理で決定されたシーンチェンジ効果
をメモリーコントローラ18を用いて行い、次の画面表
示に切り替える。
【0175】また、ステップS2410においては、一
定時間、演出効果と効果的シーンチェンジなしに再生す
る。
【0176】そして、処理動作を終了する。
【0177】このように、本実施形態では、上述の処理
を行うことにより、各こまのタイトルが磁気記録に記録
されていない画像に対して、3月3日は「ひな祭り」の
ように自動でタイトルをセレクトし、そのタイトルで効
果やシーンチェンジ効果を切り替えることで、さらによ
り手軽にスライドショウ再生が自動で楽しむことが可能
になる。
【0178】(第5の実施形態)本実施形態では、各こ
まタイトルが磁気記録されていない場合は、デート情報
をもとに日付けが変わるまでこま効果とシーンチェンジ
効果を固定する場合について説明する。なお、装置の構
成は第2の実施形態と同様である。
【0179】以下に図33のフローチャートを用いて、
本実施形態の特徴について説明する。
【0180】図33は第5の実施形態の処理動作を示す
フローチャートであり、図26のステップS2109の
処理で行われる処理動作である。
【0181】まず、ステップS2500において処理動
作を開始する。
【0182】次に、ステップS2501において、図2
6のステップS2104の処理で読み取った磁気情報の
内、再生しようとしているこまに対応したこまのタイト
ル情報があるかどうかの判定を行い、ある場合はステッ
プS2502に進み、無い場合はステップS2506に
進む。
【0183】そして、ステップS2502において図2
6のステップS2104の処理で読み取った磁気情報の
内、再生する画像に対する各こまタイトル情報に対応し
た効果とシーンチェンジ効果を一例である図30のテー
ブルより決定する。ここでの再生中の効果とシーンチェ
ンジ効果は、タイトルのイメージを表現するものが前も
って設定されている。
【0184】続いて、ステップS2503においてステ
ップS2502の処理で決定された効果をメモリーコン
トローラ18を用いて一定時間画像を表示し、ステップ
S2504に進む。
【0185】そして、ステップS2504においてステ
ップS2502の処理で決定されたシーンチェンジ効果
をメモリーコントローラ18を用いて行い、次の画面表
示に切り替える。
【0186】そして、ステップS2505において最終
こままで再生したかどうかの判定を行い、最終こままで
終わった場合は、スライドショウを終了するためにステ
ップS2510に進み、途中である場合は、次のこまを
再生するためにステップS2501に戻る。
【0187】ステップS2506においは図26のステ
ップS2104の処理で読み取った磁気情報の再生しよ
うとしているこまに対応したデート情報により、前こま
に対して日付けが変わったかどうかの判定を行い、変わ
ってない場合はステップS2507に進み、変わった場
合はステップS2509に進む。
【0188】続いて、ステップS2507においてステ
ップS2502の処理で決定された同一日に存在してい
たタイトルに対応した効果をメモリーコントローラ18
を用いて一定時間画像を表示し、ステップS2504に
進む。
【0189】そして、ステップS2508においてステ
ップS2502の処理で決定された同一日に存在してい
たタイトルに対応したシーンチェンジ効果をメモリコン
トローラ18を用いて行い、次の画面表示に切り替え
る。
【0190】また、ステップS2509においては一定
時間、演出効果と効果的シーンチェンジなしに再生す
る。
【0191】そして、処理動作を終了する。
【0192】このように、本実施形態では、上述の処理
を行うことにより、各こまタイトルの情報が無い場合に
おいても、それなりにスライドショウが自動で楽しめ
る。また、タイトルを入れた特別な日は、そのタイトル
に対応した演出がされるので、自動で写真の重要性が表
現できる。
【0193】(第6の実施形態)図34は、本発明をパ
ソコンソフトで実施した場合のシステム図である。
【0194】図34において、31は照明系であり、フ
ィルムに対してCCD41と反対側に位置し、マイクロ
コンピュータ50の指示で、照明系駆動回路32により
駆動され、点灯照明される。
【0195】給送駆動回路34は、マイクロコンピュー
タ50によって、給送済みフィルムをカートリッジ52
より引き出し、この引き出されたフィルムを所定位置ま
で駆動するよう制御される。給送位置の制御は、光学検
出素子53と光学読み取り回路54によりフィルムのパ
ーフォレーションを検知することにより行われる。
【0196】磁気情報読み取り/書き込み回路36は、
マイクロコンピュータ50によって制御され、ヘッド部
35より撮影済みフィルムに記録された磁気情報の読み
取りと書き込みを行う。
【0197】撮像素子41としてはCCD等が用いら
れ、光学的レンズ37によってその撮像素子上に結像さ
れたフィルム像を光電変換して電気信号として取り出
す。
【0198】クランプ/CDS回路42やAGC43は
A/Dをする前の基本的アナログ処理を行う。マイクロ
コンピュータ50により、クランプレベルやAGC基準
レベルの変更も可能である。
【0199】A/D変換部44は、アナログのCCD出
力信号をデジタル信号に変換する。
【0200】映像信号処理回路45は、デジタル化され
たCCD画像データに、フィルター処理、色変換処理、
ガンマー/ニー処理を行い、メモリーコントローラ48
に出力する。これらの機能切り換えは、マイクロコンピ
ュータ50とのデータ交換により行われ、必要に応じて
CCD信号の露出情報やフォーカス情報やホワイトバラ
ンスやオートフォーカス情報をマイクロコンピュータ5
0に出力可能である。その情報をもとに、マイクロコン
ピュータ50は、ホワイトバランスやゲイン調整を行
う。
【0201】メモリーコントローラ部48では、映像信
号処理回路45から入力されたデジタル画像データをフ
レームメモリー49に蓄積し、SCSI−IC46に送
ることで、画像データをパソコン47に送ると共に、3
5,36で読み取った磁気情報をマイコン50より受け
取り、フレームメモリー49に蓄積し、SCSI−IC
46に送ることで、パソコン47に出力する機能を持
つ。これらの作業はマイクロコンピュータ50の指示に
より行われる。
【0202】フレームメモリー59は、VRAM,SR
AM,DRAM,SDRAMなどが一般に使用される。
【0203】絞り駆動回路部40は、例えばオートアイ
リス等によって構成され、マイクロコンピュータ50の
制御によって光学的な絞り値を変化させる。
【0204】AF(オートフォーカス)/ズーム駆動回
路部38は、例えばステッピングモータによって構成さ
れ、マイクロコンピュータ50の制御によってレンズ3
7内のフォーカスレンズ位置と倍率を変化させることに
より、倍率を変更すると共にフィルムにピントを合わせ
る。
【0205】電源部51は、各ICや駆動系に必用な電
源を供給する。
【0206】操作部材55は、マイクロコンピュータ5
0に操作部材の状態を伝え、マイクロコンピュータ50
は、その操作部材の変化に応じて各部をコントロールす
る。
【0207】56は、以上説明した実施形態をパソコン
47上で実行するためのソフトウエアーの入ったメディ
アであり、本ソフトウエアーにより、SCSI−ICか
ら送られてきた画像データと磁気情報とをもとに上記の
第1乃至第5の実施形態で説明した動作を行う。
【0208】57は、パソコン47を操作するためのキ
ーボードユニットであり、58はパソコン47を操作す
るマウスユニットである。
【0209】なお、本発明はこれら実施形態の構成に限
られるものではなく、機構または実施形態の構成が持つ
機能が達成できるよう構成であればどのようなものであ
っても良い。
【0210】尚、以上の実施形態の画像表示システムに
おいては、フィルムに記録されたこま全体のタイトル情
報、各こまのタイトル情報、各こまの日付情報の内の少
なくとも1つの付加情報を読み取る付加情報読み取り手
段と、フィルムに記録された画像を読み取る画像読み取
り手段と、該画像読み取り手段によって読み取ったフィ
ルム画像を表示する際に前記付加情報読み取り手段によ
って読み取った前記付加情報に応じた所定の画像効果を
付与する画像効果付与手段とを1つの画像読み取り装置
内に設けた例を説明したが、本発明の画像表示システム
はこのような構成に限られるものではなく、例えば各手
段は別々の筐体に収納され、各手段をケーブル等で接続
したものも含む。
【0211】更に、本発明の画像表示装置は付加情報読
み取り手段や画像読み取り手段によって読み取られた付
加情報や画像を入力し、装置内に設けた画像効果付与手
段によって画像効果を付与する例えばコンピュータを含
む。
【0212】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、原稿上
に記録されている画像のタイトル情報をもとにして適切
な画像を読み出し、読み取った原稿画像と合成して出力
できるようになり、出力する画像に変化を持たせられる
ようになった。
【0213】また、他の機器との互換性を保ちながら連
続的に複数のこまのフィルム画像を自動再生することが
可能となった。
【0214】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるフィルム画像再生装置のブロ
ック図である。
【図2】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図3】フィルムカートリッジの状態を示す図である。
【図4】インデックス画面の一例を示す図である。
【図5】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図6】第1の実施形態の画像合成の一例を示す図であ
る。
【図7】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図8】第1の実施形態の画像合成の一例を示す図であ
る。
【図9】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図10】第1の実施形態の画像合成の一例を示す図で
ある。
【図11】カメラの測距点と測光エリアを示した図であ
る。
【図12】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図13】第1の実施形態のズーミングを示す図であ
る。
【図14】第1の実施形態のズーミングを示す図であ
る。
【図15】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図16】第1の実施形態のパンニングを示す図であ
る。
【図17】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図18】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図19】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図20】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図21】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図22】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図23】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図24】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図25】第1の実施形態の再生動作を説明する図であ
る。
【図26】第2の実施形態の基本処理動作を示すフロー
チャートである。
【図27】第2の実施形態の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図28】タイトルに対して前もって決めて記憶されて
いたテーブルを示す図である。
【図29】第3の実施形態の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図30】再生する画像に対する各こまタイトル情報に
対応した効果とシーンチェンジ効果を前もって記憶した
テーブルを示す図である。
【図31】第4の実施形態の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図32】デート情報をもとに前もって決められていた
関連するタイトルのテーブルを示す図である。
【図33】第5の実施形態の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図34】第6の実施形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 照明系 2 照明系駆動回路 3 給送ユニット 4 給送駆動回路 5 ヘッド 6 磁気情報読み取り/書き込み回路 7 レンズ 8 AF駆動回路 9 絞り 10 絞り駆動回路 11 CCD 12 クランプCDS 13 AGC 14 A/D変換 15 映像信号処理何指 16 ビデオアンプ 17 映像出力端子 18 メモリコントロール回路 19 フレームメモリ 20 マイクロコンピュータ 21 電源 22 フィルムカートリッジ 23 フォトリフレクタ 24 光学読取回路 25 操作部材

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の画像を読み取る画像読取手段
    と、 前記原稿上に記録されている前記画像のタイトル情報を
    読み取る情報読取手段と、 複数の画像を記憶する記憶手段と、 前記情報読取手段により読み取られた前記タイトル情報
    に応じて前記記憶手段から所定の画像を読み出し、読み
    出した画像を前記画像読取手段により読み取られた原稿
    上の画像と合成して出力するように制御する制御手段
    と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、さらに前記複数の画像
    と前記タイトル情報を関連づけて記憶することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読取手段により読み取られた画
    像、前記記憶手段から読み出された画像、合成された画
    像のいずれかを表示する表示手段をさらに有することを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿はフィルム原稿であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記タイトル情報は前記フィルム原稿上
    に磁気記録されていることを特徴とする請求項4に記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 原稿上の画像を読み取るステップと、 前記原稿上に記録されている前記画像のタイトル情報を
    読み取るステップと、 前記情報読取ステップにおいて読み取られた前記タイト
    ル情報に応じて記憶手段に記憶されている所定の画像を
    読み出すステップと、 読み出した画像を前記画像読取ステップにおいて読み取
    られた原稿上の画像と合成して出力するステップと、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像処理方法をプログ
    ラムとして記憶した記憶媒体。
  8. 【請求項8】 フィルムに記録されたこま全体のタイト
    ル情報、各こまのタイトル情報、各こまの日付情報の内
    の少なくとも1つの付加情報を読み取る付加情報読み取
    り手段と、 フィルムに記録された画像を読み取る画像読み取り手段
    と、 該画像読み取り手段によって読み取ったフィルム画像を
    表示する際に前記付加情報読み取り手段によって読み取
    った前記付加情報に応じた所定の画像効果を付与する画
    像効果付与手段とを有することを特徴とするフィルム画
    像表示システム。
  9. 【請求項9】 前記画像効果付与手段は各こまのフィル
    ム画像に対して所定の画像効果を付与するものであるこ
    とを特徴とする請求項8に記載のフィルム画像表示シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記画像効果付与手段は各こまのフィ
    ルム画像を次のこまのフィルム画像に切り換える際に所
    定の画像効果を付与するものであることを特徴とする請
    求項8に記載のフィルム画像表示システム。
  11. 【請求項11】 フィルムに記録されたこま全体のタイ
    トル情報、各こまのタイトル情報、各こまの日付情報の
    内の少なくとも1つの付加情報を読み取る付加情報読み
    取りステップと、 フィルムに記録された画像を読み取る画像読み取りステ
    ップと、 該画像読み取りステップによって読み取ったフィルム画
    像を表示する際に前記付加情報読み取りステップによっ
    て読み取った前記付加情報に応じた所定の画像効果を付
    与する画像効果付与ステップと、 を有することを特徴とするフィルム画像表示方法。
  12. 【請求項12】 前記画像効果付与ステップは各こまの
    フィルム画像に対して所定の画像効果を付与するもので
    あることを特徴とする請求項11に記載のフィルム画像
    表示方法。
  13. 【請求項13】 前記画像効果付与ステップは各こまの
    フィルム画像を次のこまのフィルム画像に切り換える際
    に所定の画像効果を付与するものであることを特徴とす
    る請求項11に記載のフィルム画像表示方法。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至13のいずれか1項に
    記載の画像表示方法をプログラムとして記憶した記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】 フィルムに記録されたこま全体のタイ
    トル情報、各こまのタイトル情報、各こまの日付情報の
    内の少なくとも1つの付加情報を読み取り入力する付加
    情報入力手段と、 フィルムに記録された画像を読み取り入力する画像入力
    手段と、 該画像入力手段によって入力したフィルム画像を表示す
    る際に前記付加情報入力手段によって入力した前記付加
    情報に応じた所定の画像効果を付与する画像効果付与手
    段と、 を有することを特徴とするフィルム画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記画像効果付与手段は各こまのフィ
    ルム画像に対して所定の画像効果を付与するものである
    ことを特徴とする請求項15に記載のフィルム画像表示
    装置。
  17. 【請求項17】 前記画像効果付与手段は各こまのフィ
    ルム画像を次のこまのフィルム画像に切り換える際に所
    定の画像効果を付与するものであることを特徴とする請
    求項15に記載のフィルム画像表示装置。
  18. 【請求項18】 フィルム上に記録された各こまのタイ
    トル情報およびデート情報を読み取る情報読み取り手段
    と、 各こまのフィルム画像を読み取る画像読み取り手段と、 前記読み取った各こまのフィルム画像に対して複数種類
    の画像効果を与える画像効果付与手段と、 前記読み取った各こまのフィルム画像を連続的にモニタ
    に出力する出力手段と、 モニタに再生する際のこまからこまへの切り換え時に複
    数種類の画像効果を与える切り換え画像効果付与手段
    と、 前記各こまのタイトル情報が記録されている場合はその
    各こまのタイトルに対応して前もって決められた前記画
    像効果付与手段による画像効果および前記切り換え画像
    効果付与手段による画像効果を選択し、前記各こまのタ
    イトル情報が記録されていない場合は前記各こまのデー
    ト情報による日付けに対応するタイトルを選択し、その
    タイトルに対応する前もって決められた前記画像効果付
    与手段による画像効果および前記切り換え画像効果付与
    手段による画像効果を選択する制御手段と、 を有することを特徴とするフィルム画像読み取り装置。
  19. 【請求項19】 フィルム上に記録された各こまのタイ
    トル情報およびデート情報を読み取る情報読み取り手段
    と、 各こまのフィルム画像を読み取る画像読み取り手段と、 前記読み取った各こまのフィルム画像に対して複数種類
    の画像効果を与える画像効果付与手段と、 前記読み取った各こまのフィルム画像を連続的にモニタ
    に出力する出力手段と、 モニタに再生する際のこまからこまへの切り換え時に複
    数種類の画像効果を与える切り換え画像効果付与手段
    と、 前記各こまのタイトル情報が記録されている場合はその
    各こまのタイトルに対応して前もって決められた前記画
    像効果付与手段による画像効果および前記切り換え画像
    効果付与手段による画像効果を選択し、前記各こまのタ
    イトル情報が記録されていない場合は前記各こまのデー
    ト情報による日付けが変化するまで前回選択されたタイ
    トルに対応する前記画像効果手段による画像効果および
    前記切り換え画像効果付与手段による画像効果を選択す
    る制御手段と、 を有することを特徴とするフィルム画像読み取り装置。
  20. 【請求項20】 画像情報に付加された付加情報に基づ
    き、予め定められたグラフィック情報を前記画像情報に
    自動的に合成することを特徴とする再生装置。
  21. 【請求項21】 画像情報に付加された付加情報に基づ
    き、前記画像情報の表示を所定の方向に自動的にパンニ
    ングさせることを特徴とする再生装置。
  22. 【請求項22】 画像情報に付加されたプリント時間固
    定信号を検出した場合には、ディスプレーに表示される
    画像情報の色または輝度を予め定めた状態に固定するこ
    とを特徴とする再生装置。
  23. 【請求項23】 前記プリント時間固定信号はFTPM
    信号又はシリーズシーン信号であることを特徴とする請
    求項22に記載の再生装置。
  24. 【請求項24】 表示画面の色または輝度を調整する調
    整手段と、該調整手段による調整を行った場合に前記プ
    リント時間固定信号の付加された複数の画面に対して共
    通に調整が実行される制御手段とをさらに有することを
    特徴とする請求項22に記載の再生装置。
  25. 【請求項25】 複数の画像情報に付加された共通グル
    ープを示す信号を検出した場合には、ディスプレーに表
    示される画像情報の色または輝度を予め定めた状態に固
    定することを特徴とする再生装置。
  26. 【請求項26】 表示画面の色または輝度を調整する調
    整手段と、該調整手段による調整を行った場合に前記共
    通グループを示す信号の付加された複数の画面に対して
    共通に調整が実行されるように制御する制御手段とをさ
    らに有することを特徴とする請求項25に記載の再生装
    置。
  27. 【請求項27】 画像情報に付加された付加情報に基づ
    き、予め定められたグラフィック情報を前記画像情報に
    自動的に合成することを特徴とする再生方法。
  28. 【請求項28】 画像情報に付加された付加情報に基づ
    き、前記画像情報の表示を所定の方向に自動的にパンニ
    ングさせることを特徴とする再生方法。
  29. 【請求項29】 画像情報に付加されたプリント時間固
    定信号を検出した場合には、ディスプレーに表示される
    画像情報の色または輝度を予め定めた状態に固定するこ
    とを特徴とする再生方法。
  30. 【請求項30】 前記プリント時間固定信号はFTPM
    信号又はシリーズシーン信号であることを特徴とする請
    求項29に記載の再生方法。
  31. 【請求項31】 表示画面の色または輝度の調整を行っ
    た場合に前記プリント時間固定信号の付加された複数の
    画面に対して共通に調整を実行することを特徴とする請
    求項29に記載の再生方法。
  32. 【請求項32】 複数の画像情報に付加された共通グル
    ープを示す信号を検出した場合には、ディスプレーに表
    示される画像情報の色または輝度を予め定めた状態に固
    定することを特徴とする再生方法。
  33. 【請求項33】 表示画面の色または輝度の調整を行っ
    た場合に前記共通グループを示す信号の付加された複数
    の画面に対して共通に調整を実行することを特徴とする
    請求項32に記載の再生方法。
  34. 【請求項34】 請求項27に記載の再生方法をプログ
    ラムとして記憶した記憶媒体。
  35. 【請求項35】 請求項28に記載の再生方法をプログ
    ラムとして記憶した記憶媒体。
  36. 【請求項36】 請求項29乃至31のいずれか1項に
    記載の再生方法をプログラムとして記憶した記憶媒体。
  37. 【請求項37】 請求項32または33に記載の再生方
    法をプログラムとして記憶した記憶媒体。
JP10163642A 1997-07-03 1998-06-11 画像処理装置、画像処理方法、フィルム画像表示システム、フィルム画像表示方法、フィルム画像表示装置、フィルム画像読み取り装置、再生装置、再生方法及び記憶媒体 Withdrawn JPH11243484A (ja)

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