JP2010137400A - ハードコート付積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラスチック基材の片面または両面に、無機粒子濃度の異なる2層以上のハードコート層から構成されるハードコート層ユニットを有し、該ハードコート層ユニット上に、該プラスチック基材の面方向に対して水平方向に、組成の異なる2種以上の表層構成物から構成される表層を有することを特徴とするハードコート付積層体。
【選択図】なし
Description
本発明のハードコート層付積層体は、無機粒子濃度の異なる2層以上のハードコート層から構成されるハードコート層ユニットを有していることを特徴とする。
本発明に係るハードコート層群においては、各ハードコート層群に適用できる無機粒子としては、例えば、Si、Ti、Mg、Ca、Zr、Sn、Sb、As、Zn、Nb、In、Alから選択される金属の酸化物微粒子が好ましく、具体的には、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化スズ、酸化インジウム、ITO、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸カルシウム、タルク、クレイ、焼成カオリン、焼成ケイ酸カルシウム、水和ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム及びリン酸カルシウムを挙げることができる。特に本発明においては無機粒子として酸化珪素を用いることが好ましい。
本発明に係るハードコート層は、主に、樹脂バインダー、具体的には活性光線硬化樹脂と無微粒子とで構成されていることが好ましい。
本発明に適用可能な活性光線硬化樹脂としては、紫外線硬化性樹脂や電子線硬化性樹脂などが代表的なものとして挙げられるが、紫外線や電子線以外の活性線照射によって硬化する樹脂でもよい。紫外線硬化性樹脂としては、例えば、紫外線硬化型アクリルウレタン系樹脂、紫外線硬化型ポリエステルアクリレート系樹脂、紫外線硬化型エポキシアクリレート系樹脂、紫外線硬化型ポリオールアクリレート系樹脂、または紫外線硬化型エポキシ樹脂等を挙げることが出来る。
1)分子中に含有する(メタ)アクリロイル基の数が少ない、すなわち、硬化収縮の小さい樹脂を用いる。具体的には、イソブチル(メタ)アクリレートやヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどの単官能(メタ)アクリレートや、1,6−ヘキサンジオール−ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール−ジ(メタ)アクリレートなどの二官能(メタ)アクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレートなどが挙げられる。
本発明に係るハードコート層には、上記光重合性樹脂を光照射により硬化するため、重合開始剤、光酸発生剤等を用いる。
本発明においては、各ハードコート層を基材上に形成する方法としては、薄膜を形成する公知の湿式塗布法により形成することが好ましい。
本発明において、表層を構成する組成の異なる2種以上の表層構成物は、基材の面方向と平行な面に配置され、表層構成物の一つは、不連続で独立した多角形様構造群であることが好ましい。この多角形様の配置は、射出成形適性と同時に膜硬度を持たせるために必要である。塗設の方法は特に限定しないが、塗布精度、塗布効率の面で、インクジェット記録方式を用いてハードコート層ユニット上に吐出して形成されることがより好ましい。
本発明のハードコート付積層体においては、ハードコート層ユニットと、前記表層との間に、大気圧プラズマCVD法により形成された金属酸化物層を有することが好ましい。
珪素化合物としては、例えば、シラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン(TEOS)、テトラn−プロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラn−ブトキシシラン、テトラt−ブトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、(3,3,3−トリフルオロプロピル)トリメトキシシラン、ヘキサメチルジシロキサン、ビス(ジメチルアミノ)ジメチルシラン、ビス(ジメチルアミノ)メチルビニルシラン、ビス(エチルアミノ)ジメチルシラン、N,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド、ビス(トリメチルシリル)カルボジイミド、ジエチルアミノトリメチルシラン、ジメチルアミノジメチルシラン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサメチルシクロトリシラザン、ヘプタメチルジシラザン、ノナメチルトリシラザン、オクタメチルシクロテトラシラザン、テトラキスジメチルアミノシラン、テトライソシアナートシラン、テトラメチルジシラザン、トリス(ジメチルアミノ)シラン、トリエトキシフルオロシラン、アリルジメチルシラン、アリルトリメチルシラン、ベンジルトリメチルシラン、ビス(トリメチルシリル)アセチレン、1,4−ビストリメチルシリル−1,3−ブタジイン、ジ−t−ブチルシラン、1,3−ジシラブタン、ビス(トリメチルシリル)メタン、シクロペンタジエニルトリメチルシラン、フェニルジメチルシラン、フェニルトリメチルシラン、プロパルギルトリメチルシラン、テトラメチルシラン、トリメチルシリルアセチレン、1−(トリメチルシリル)−1−プロピン、トリス(トリメチルシリル)メタン、トリス(トリメチルシリル)シラン、ビニルトリメチルシラン、ヘキサメチルジシラン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルシクロテトラシロキサン、Mシリケート51等が挙げられる。
印加電源記号 メーカー 周波数 製品名
A1 神鋼電機 3kHz SPG3−4500
A2 神鋼電機 5kHz SPG5−4500
A3 春日電機 15kHz AGI−023
A4 神鋼電機 50kHz SPG50−4500
A5 ハイデン研究所 100kHz* PHF−6k
A6 パール工業 200kHz CF−2000−200k
A7 パール工業 400kHz CF−2000−400k
等の市販のものを挙げることが出来、何れも使用することが出来る。
印加電源記号 メーカー 周波数 製品名
B1 パール工業 800kHz CF−2000−800k
B2 パール工業 2MHz CF−2000−2M
B3 パール工業 13.56MHz CF−5000−13M
B4 パール工業 27MHz CF−2000−27M
B5 パール工業 150MHz CF−2000−150M
等の市販のものを挙げることが出来、何れも好ましく使用出来る。
本発明に用いられる基材は、ポリエステル樹脂により耐熱性、ポリカーボネート樹脂による耐衝撃性にすぐれた構成となっている。使用する素材は特に制限はないが、エチレン、プロピレン、ブテン等の単独重合体または共重合体等のポリオレフィン(PO)樹脂、環状ポリオレフィン等の非晶質ポリオレフィン樹脂(APO)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン2,6−ナフタレート(PEN)等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン12、共重合ナイロン等のポリアミド系(PA)樹脂、ポリビニルアルコール(PVA)樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等のポリビニルアルコール系樹脂、ポリイミド(PI)樹脂、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂、ポリサルホン(PS)樹脂、ポリエーテルサルホン(PES)樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリビニルブチラート(PVB)樹脂、ポリアリレート(PAR)樹脂、エチレン−四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、三フッ化塩化エチレン(PFA)、四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(FEP)、フッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化ビニル(PVF)、パーフルオロエチレン−パーフルオロプロピレン−パーフルオロビニルエーテル−共重合体(EPA)等のフッ素系樹脂等を用いることができる。
図3は、本発明のハードコート付積層体の構成の一例を示す断面図である。
以上の方法に従って作製されるハードコート層付積層体は、高い硬度、耐擦過性、耐久性(密着性)、カールに優れた特性を備えており、例えば、ブラウン管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、電界放出ディスプレイ(FED)等のディスプレイの表面材料や家電製品等のタッチパネル、各種の建築用の窓、例えば、住宅用窓、ショーウインドウ、車両用窓、車両用風防、遊戯機械等のガラス保護フィルム、メガネレンズなどの保護フィルムあるいは、あるいはガラス代替樹脂製品して、広い分野に適用することができる。
〔樹脂基材フィルム〕
樹脂基材フィルムは、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂を70:30の割合で混合し、押し出し成形した厚さ200μmのフィルムを用いた。
下記の方法に従って、ハードコート層付積層体である試料1(図3のa)に記載の構成)を作製した。
下記の塗布液1〜3を調製し、それぞれ孔径1μmのポリプロピレン製フィルタで濾過した後、マイクログラビアコーターを用いて上記樹脂基材フィルム2上に順次それぞれの乾燥膜厚が0.5μm、0.5μm、0.4μmとなるように塗布し、乾燥、硬化を繰り返して製膜して、図3のa)に示すような第1ハードコート層3、第2ハードコート層4、第3ハードコート層5を形成した。乾燥は、60℃で150秒、硬化は紫外線ランプを用い照射部の照度が100mW/cm2で、照射量を80mJ/cm2とした。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 100部
イルガキュア184 チバ・ジャパン(株)製 5.0部
酢酸エチル 120部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 120部
BYK−307 ビックケミージャパン社製 0.4部
酸化珪素粒子:アエロジルR972V(一次平均粒子径16nm、日本アエロジル社製) 2.0部
〈塗布液2の調製〉
上記塗布液1の調製において、酸化珪素粒子の添加量を、2.0部から5.5部に変更した以外は同様にして、塗布液2を調製した。
上記塗布液1の調製において、酸化珪素粒子の添加量を、2.0部から8.5部に変更した以外は同様にして、塗布液3を調製した。
下記の方法に従って、第3ハードコート層5上に、組成の異なる2種表層構成物を有する表層6を形成して、試料1を作製した。
光硬化性樹脂:DPHA 日本化薬製 10部
光硬化性樹脂:PET−30 日本化薬製 40部
重合開始剤:イルガキュア184 チバ・ジャパン(株)製 2部
下記反応液A 10部
トルエン 53部
〈反応液Aの調製〉
攪拌機、還流冷却器を備えた反応器を使用し、アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(KBM−5103、信越化学工業(株)製)187部、メチルトリメトキシシラン2.8部、メタノール320部、KF0.006部を加えて混合したのち、窒素雰囲気下で水15部を加え、さらに室温で3時間攪拌した後、メタノール還流下40〜50℃で2時間加熱攪拌し低沸分を減圧留去し、室温まで冷却して反応液Aを得た。
光硬化性樹脂:EB−3700 ダイセルUCB社製 40部
光硬化性樹脂:PETA−K ダイセルUCB社製 20部
光硬化性樹脂:A−BPE−4 新中村化学社製 20部
下記反応液B 20部
重合開始剤:イルガキュア184 チバ・ジャパン(株)製 4部
イソプロピルアルコール 200部
酢酸ブチル 200部
〈反応液Bの調製〉
攪拌機、還流冷却器を備えた反応器を使用しメチルシクロヘキシルメタクリレート50部、メチルメタクリレート50部、プロピレングリコールモノメチルエーテル120部を混合し窒素雰囲気下90℃に加熱、つぎにt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネート0.5部およびプロピレングリコールモノメチルエーテル30部からなる混合物を2時間かけて滴下し、さらに2時間攪拌した。その後さらに120℃で1時間攪拌し反応液Bを得た。
BYK−307:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン
アエロジルR972V:酸化珪素粒子
DPHA:ジペンタエリスリトールペンタアクリレートとジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの混合物
PET−30:ペンタエリスリトールトリアクリレートとペンタエリスリトールテトラアクリレートの混合物
EB−3700:アクリル系多官能オリゴマー
PETA−K:アクリル系多官能モノマー
A−BPE−4:アクリル系多官能モノマー
〔試料2の作製〕
上記試料1の作製において、塗布液3を用いた第3ハードコート層を塗設する代わりに、下記方法に従って金属酸化物層Mを設けた以外同様にして、図3のb)に記載の構成からなる試料2を得た。
図2に記載のロール電極型放電処理装置を用いて、プラズマ放電処理を実施し、上記樹脂基材上の形成した第1ハードコート層、第2ハードコート層上に、膜厚が150nmでSiO2のみで構成される金属酸化物層Mを形成した。
放電ガス:N2ガス
反応ガス1:酸素ガスを全ガスに対し5%
反応ガス2:テトラエトキシシラン(TEOS)を全ガスに対し0.1%
低周波側電源電力:80kHz、10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHz、10W/cm2
〔試料3の作製〕
上記試料1の作製において、第1ハードコート層〜第3ハードコート層の形成に用いた塗布液1〜3を、同時重層塗布可能なスライドホッパー方式の塗布装置を用いて基材上に3層同時重層塗布し、下記の乾燥条件、硬化条件に変更した以外は同様にして、試料3を作製した。
硬化条件:紫外線ランプを用い照射部の照度が100mW/cm2で、照射量を100mJ/cm2とした。
上記試料1の作製において、表層の表層構成物7の形状を、6角形形状から、平行四辺形型形状に変更した以外は同様にして、試料4の作製を作製した。
上記試料2の作製において、表層の表層構成物7の形状を、6角形形状から、平行四辺形型形状に変更した以外は同様にして、試料5の作製を作製した。
上記試料1の作製において、第1ハードコート層〜第3ハードコート層のハードコート層ユニットを、第2ハードコート層(酸化珪素粒子の添加量:5.5部)単層に変更し、乾燥膜厚を1.4μmとした以外は同様にして、試料6を作製した。
上記試料2の作製において、第1ハードコート層〜第3ハードコート層のハードコート層ユニットを、第2ハードコート層(酸化珪素粒子の添加量:5.5部)単層に変更し、乾燥膜厚を1.4μmとした以外は同様にして、試料7を作製した。
上記試料6の作製において、第2ハードコート層単層から無機粒子を除いた以外は同様にして、試料8を作製した。
上記試料2の作製において、表層の形成を行わなかった以外は同様にして、試料9を作製した。
上記試料1の作製において、表層の形成を塗布液4のみを用いた単一膜に変更した以外は同様にして、試料10を作製した。
上記試料2の作製において、表層の形成を塗布液4のみを用いた単一膜に変更した以外は同様にして、試料11を作製した。
〔レンズ型成型体Lの作製〕
図5に示すように、第1射出成形型10内に、上記作製したハードコート付積層体である試料1〜11をそれぞれ配置した後、第2射出成形型9を重ね合わせ、射出口11よりキャビティ内にポリカーボネート樹脂12を、樹脂温度300℃、金型温度90℃、射出圧力10MPaで射出することにより、図6に示すようなポリカーボネート樹脂表面にハードコート部を備えた凸レンズ様の各レンズ型成型体Lを得た。
図7に示すように、射出成形型13、14を用い、上記レンズ型成型体Lの作製と同様にして、図8に示すような両端が曲面となった各U字型成型体Uを得た。
〔耐擦傷性の評価〕
ラビングテスターを用い、以下の条件でこすりテストを行い、下記の評価基準に従って耐擦傷性を評価した。
こすり部材をこすり先端部に巻き、加重5N、移動距離10cm、2秒で往復する速度で、各射出成型体のハードコート付積層体付与面側を20往復させ、その後、試料表面をルーペ及び目視で観察した。
○:ルーペ等を用いて観察するとごく小さな傷の発生は認められるが、目視では観察されない
○△:目視観察でも、やや弱い傷の発生が認められる
△:目視観察で、中程度の傷が見える
×:目視観察で、強い傷の発生が多数認められる
〔基材追従性の評価〕
得られた射出成形体の表面ハードコート層の状態をルーペ及び目視で観察し、下記の基準に従って、基材追従性を評価した。
○:型再現は良好であるが、極弱いクラックまたはしわの発生が僅かに認められる
△:クラック、しわのいずれか一方の故障発生が認められる
×:クラック、しわの双方の故障発生が認められる
以上により得られた結果を、表1に示す。
2 プラスチック基材
3、4、5 ハードコート層
6 表層
7、8 表層構成物
9、14 第2射出成形型
10、13 第1射出成形型
11 射出口
12 ポリカーボネート樹脂
15、30 プラズマ放電処理装置
16 第1電極
17 第2電極
19 処理位置
21、41 第1電源
22、42 第2電源
32 放電空間(対向電極間)
40 電界印加手段
50 ガス供給手段
52 給気口
53 排気口
F 基材
G ガス
G° プラズマ状態のガス
HU ハードコート層ユニット
L レンズ型成型体
M 金属酸化物層
U U字型成型体
Claims (4)
- プラスチック基材の片面または両面に、無機粒子濃度の異なる2層以上のハードコート層から構成されるハードコート層ユニットを有し、該ハードコート層ユニット上に、該プラスチック基材の面方向に対して水平方向に、組成の異なる2種以上の表層構成物から構成される表層を有することを特徴とするハードコート付積層体。
- 前記組成の異なる2種以上の表層構成物の一つは、不連続で独立した多角形様構造群であることを特徴とする請求項1に記載のハードコート付積層体。
- 前記組成の異なる2種以上の表層構成物は、インクジェット記録方式を用いて前記ハードコート層ユニット上に吐出して形成されることを特徴とする請求項2に記載のハードコート付積層体。
- 前記ハードコート層ユニットと、前記表層との間に、大気圧プラズマCVD法により形成された金属酸化物層を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のハードコート付積層体。
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