JP2010135996A - 撮像装置、ライティング処理装置、ライティング処理方法およびライティング処理用プログラム - Google Patents

撮像装置、ライティング処理装置、ライティング処理方法およびライティング処理用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように被写体の影を低減させることができるようにする。
【解決手段】撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、撮影画像に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理部24を備え、このライティング処理部24は、ライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定部24aと、ライティング処理パラメータを表す情報として、ライティング処理された撮影画像に重畳して表示部3に表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成部24bと、決定されたライティング処理パラメータに応じて撮影画像をライティング処理するライティング加工部24cと、を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像装置、ライティング処理装置、ライティング処理方法およびライティング処理用プログラムに関するものである。
従来、人物の顔をカメラで撮像して得られる顔画像を用いて統計的画像処理を行い、例えば顔画像に含まれる影のパターンを除去する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、被写体に対するライティングのパターンを変更することによって影を消すため、距離や画角範囲によっては効果を出せない場合が生ずる。
また、撮影画像におけるライティングのパターンを変更できるように、画像上の影のパターンを調整するようにした技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、構造物(例えば、人間の顔)の3次元形状が特定できるものか、学習により判断できるものでないと構造物における影のパターンを取得し、影のパターンを調整できないという問題がある。例えば、逆光状態のような影が構造物の全面に亘っている場合は、構造物形状を認識していても影をパターンとして認識できないものである。
このような被写体の無用な影を排除あるいは低減させるための撮影のツールとして、レフ板(reflector)が知られている。本格的な撮影にはレフ板が用いられている。レフ板を用いて、影の発生している顔に反射光を与えることにより不要な影をなくすことで、より希望通りの画像を撮影することができる。よって、カメラが、従来の銀塩カメラからデジタルカメラに変わっても、レフ板は相変わらず使用されている。
特開2002−24811号公報 特開2007−66227号公報
しかしながら、実際にレフ板を使用するためには、レフ板を持って被写体に向ける操作を行う撮影助手が必要になる。レフ板を操作する撮影助手がいなくても、レフ板を使ったように補助光を与えた撮影が簡単にできるようになれば、プロの写真家でなくても、レフ板を使ったような高度な撮影ができるようになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように被写体の影を低減させることができる撮像装置、ライティング処理装置、ライティング処理方法およびライティング処理用プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる撮像装置は、被写体像を撮影画像として出力する撮像部と、撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理部と、前記ライティング処理された撮影画像に基づき表示用画像を作成する表示画像作成部と、前記表示用画像を表示する表示部と、前記ライティング処理された撮影画像を記録する記録部と、を備え、前記ライティング処理部は、前記ライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定手段と、前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して前記表示部に表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成手段と、決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記パラメータ決定手段は、前記ライティング処理パラメータとして、前記ライティング処理される被写体像の範囲、前記ライティング処理における仮想の照明の方向、前記ライティング処理の強度、前記ライティング処理におけるホワイトバランス、を含むパラメータを決定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記パラメータ決定手段は、前記ライティング処理の強度を、被写体像の輝度の最大値に基づいて決定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記パラメータ画像作成手段は、前記パラメータ画像に被写体像の輝度の最大値の箇所を示す表示を含ませることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記パラメータ画像作成手段は、前記ライティング処理される被写体像の範囲を示すライティングエリア、前記ライティング処理における仮想の照明の方向を示すライティング方向、前記ライティング処理の強度を示すライティング強度、を前記ライティング処理パラメータとして含むパラメータ画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記ライティング処理部は、一時記憶部に記憶された前記撮影画像に対してライティング処理を施し、前記記録部は、前記ライティング処理された撮影画像について保存指示された場合に、当該ライティング処理された撮影画像を保存記録することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出部をさらに備え、前記パラメータ決定手段は、前記ライティング処理される被写体像の範囲であるライティングエリアを検出された顔部分の大きさに基づいて決定し、前記ライティング処理における仮想の照明の方向であるライティング方向を検出された顔部分に対する実際の環境光の方向とは逆方向に決定し、前記ライティング処理の強度であるライティング強度を検出された顔部分の最大輝度と顔部分の影の輝度とに基づいて決定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記パラメータ画像作成手段は、前記パラメータ決定手段によりそれぞれ決定されたライティングエリアとライティング方向とライティング強度と、を前記ライティング処理パラメータとしてパラメータ画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理装置は、撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理により擬似的に行われるライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定手段と、決定された前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成手段と、決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理装置は、上記発明において、撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出部をさらに備え、前記パラメータ決定手段は、前記ライティング処理される被写体像の範囲であるライティングエリアを顔部分の大きさに基づいて決定し、前記ライティング処理における仮想の照明の方向であるライティング方向を検出された顔部分に対する実際の環境光の方向とは逆方向に決定し、前記ライティング処理の強度であるライティング強度を顔部分の最大輝度と顔部分の影の輝度に基づいて決定することを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理方法は、撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理により擬似的に行われるライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定工程と、決定された前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成工程と、決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理用プログラムは、コンピュータに、撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理により擬似的に行われるライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定機能と、決定された前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成機能と、決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工機能と、を実行させることを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理装置は、撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出部と、前記検出された顔部分に仮想の照明が外部から加えられたように、前記検出された顔部分に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理部と、前記検出された顔部分に生ずる影を検出し、検出された影を修正する影修正処理部と、前記検出された顔部分の各器官に合わせて特定の画像処理を行うメイクアップ処理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理装置は、上記発明において、前記影修正処理部は、前記検出された顔部分の影領域を検出する影領域検出部と、前記検出された影領域の明度を上げる影領域明度アップ部と、前記検出された影領域についてスムジング処理を行うスムジング処理部と、前記検出された影領域の色を修正する影領域ノイズ抑圧部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理装置は、上記発明において、前記メイクアップ処理部は、前記特定の画像処理として、前記検出された顔の目の部分にキャッチライト画像を加えることを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理方法は、撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出工程と、前記検出された顔部分に仮想の照明が外部から加えられたように、前記検出された顔部分に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理工程と、前記検出された顔部分に生ずる影を検出し、検出された影を修正する影修正工程と、前記検出された顔部分の各器官に合わせて特定の画像処理を行うメイクアップ処理工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるライティング処理用プログラムは、コンピュータに、撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出機能と、前記検出された顔部分に仮想の照明が外部から加えられたように、前記検出された顔部分に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理機能と、前記検出された顔部分に生ずる影を検出し、検出された影を修正する影修正機能と、前記検出された顔部分の各器官に合わせて特定の画像処理を行うメイクアップ処理機能と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように所定の画像処理を行うことで被写体の影を低減させることができる撮像装置、ライティング処理装置、ライティング処理方法およびライティング処理用プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本実施の形態の撮像装置であるデジタルカメラの構成を簡略化して示す正面図であり、図2は、その背面図である。
本実施の形態のデジタルカメラ1は、カメラ本体の前面側に撮影レンズ等の撮像光学系2を備え、カメラ本体に内蔵の撮像素子に被写体像を結像可能に構成されている。また、デジタルカメラ1は、カメラ本体の背面の大半の領域を占める表示部3を備えている。この表示部3は、ライブビュー画像や撮影画像(再生画像を含む)の他に、後述する表示用画像やパラメータ画像を表示するためのものであり、LCDやELD等の薄型表示装置で実現されている。
また、デジタルカメラ1は、例えばカメラ本体の上面にレリーズボタン4a、WB(ホワイトバランス)ボタン4b、パラメータ設定ボタン4cを備え、前面にフロントダイヤル4dを備え、背面にリアダイヤル4e、ファンクションボタン4f、方向操作ボタン4g、OKボタン4h、再生ボタン4iを備える。これら各種操作ボタン類は、操作部4を構成する。
レリーズボタン4aは、撮影モードにおいて撮影タイミングを指示するためのもので、撮影に際して1st(半押し)状態と2nd(全押し)状態とがある。WBボタン4bは、ホワイトバランス調整を行いたい場合に操作されるボタンである。パラメータ設定ボタン4cは、後述する手動操作によるライティング処理に際して、操作対象となるライティング処理パラメータの選択切換えを行うためのボタンである。本実施の形態では、パラメータ設定ボタン4cの操作回数に応じて所定回数(例えば、4回)内でサイクリックに操作対象となるライティング処理パラメータが選択されるように構成されている。操作回数に応じて選択されるパラメータとの対応関係については後述する。
また、フロントダイヤル4d、リアダイヤル4eは、WBボタン4bやパラメータ設定ボタン4cの操作により選択された数種のライティング処理パラメータに関するパラメータ値の変更を行うためのダイヤルである。方向操作ボタン4gは、パラメータ設定ボタン4cの操作により選択された数種のライティング処理パラメータに関するパラメータ値の変更を行うためのボタンである。これら操作するボタンと変更されるパラメータとの対応関係は、後述する。
また、ファンクションボタン4fは、撮影モードにおいてデジタルレフ板処理を伴う撮影モードを設定するためのボタンであり、再押下により解除されるトグル構成とされている。OKボタン4hは、例えばデジタルレフ板処理の処理結果に対する決定を行うためのボタンである。再生ボタン4iは、デジタルカメラ1のモードを撮影モードから再生モードに設定するためのボタンであり、再押下により再生モードが解除されるトグル構成とされている。
図3は、デジタルカメラ1のシステム構成例を示すブロック図である。本実施の形態のデジタルカメラ1は、制御部11を備える。制御部11は、デジタルカメラ1を構成する各部に対する指示やデータ転送等を行い、デジタルカメラ1の動作を統括的に制御するためのCPUからなる。また、デジタルカメラ1は、前述の表示部3、操作部4の他に、プログラムデータ記憶部13、撮像部14、SDRAM15、表示画像作成部16、画像処理部18、圧縮伸長部19、記録・再生部20、記録部21およびデジタルレフ板機能部22を備える。撮像部14、SDRAM15、表示画像作成部16、画像処理部18、圧縮伸長部19、記録・再生部20およびデジタルレフ板機能部22は、制御部11に対してバスライン30によって接続されている。
プログラムデータ記憶部13は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換えが可能な不揮発性メモリである。このプログラムデータ記憶部13は、デジタルカメラ1を動作させ、このデジタルカメラ1が備える種々の機能を実現するためのCPU用のプログラムや、このプログラムの実行中に使用される各種データが予め格納されている。
撮像部14は、デジタルカメラ1が被写体像を撮像して撮影画像として出力するためのものであり、カメラ部と撮像処理部とからなる。カメラ部は、撮影レンズ、撮像素子、絞り、シャッタ、AF機構、AF駆動回路、ズーム機構、ズーム駆動機構等からなる。ここで、撮像素子は、例えばCCDやCMOSセンサ等の2次元固体撮像素子からなり、撮影レンズを含む撮影光学系2を通して入射する被写体像を光電変換し、アナログ電気信号として出力する。撮像処理部は、撮像素子駆動回路を含む他、撮像素子から出力されるアナログ電気信号に対してAGC、CDS等のアナログ信号処理を施した後、A/Dコンバータでデジタル電気信号に変換して出力する。
SDRAM15は、一時記憶メモリやワーキングエリアとして利用されるメモリであり、表示画像作成部16による表示用画像の作成時にも使用される。また、表示画像作成部16は、表示部3に表示させる表示用画像を作成するためのものである。すなわち、表示画像作成部16は、撮影モードにあってはライブビュー画像を作成し、再生モードにあっては再生画像を作成する他、デジタルレフ板モードにあっては後述するデジタルレフ板機能部22によりライティング処理された撮影画像に基づき表示用画像を作成する。この表示画像作成部16は、エンコーダやD/Aコンバータ等を有して、表示部3に対する各種情報の表示を行わせるためのドライバを含み、デジタルレフ板モード時にデジタルレフ板機能部22により作成されたパラメータ画像を表示用画像に重畳して表示部3に表示させる。
画像処理部18は、撮像部14から出力される撮影画像のデータに対して画素補間処理、色補正処理、ガンマ処理等の各種の画像処理を施すとともに、記録用、表示用等に適した画像データに変換する処理を行う。すなわち、画像処理部18は、記録時(撮影時)には、記録画像に対しては記録用の画像処理を施し、表示用のライブビュー画像に対しては表示用の簡易な画像処理を施す。また、デジタルレフ板モード時には、所定の画像処理を施した撮影画像のデータを元画像データとして、一旦、SDRAM15内に格納させてデジタルレフ板機能部22によるライティング処理等のデジタルレフ板処理に供する。
圧縮伸長部19は、通常の撮影画像やデジタルレフ板モードによりライティング処理された撮影画像のデータを記録部21に記録する際、あるいは記録部21に記録されている撮影画像のデータを表示する際等において、周知のJPEG方式等に基づく画像データの圧縮処理や伸長処理を行う。
記録・再生部20は、記録部21に対する撮影画像のデータの書き込みや記録部21からの撮影画像のデータの読出しを行うためのものであり、記録部21の種類に応じたものが用いられる。特に、本実施の形態においては、記録部21は、後述のライティング処理された撮影画像についてOKボタン4hの操作により保存指示された場合に、ライティング処理された撮影画像を保存記録する。ここで、記録部21は、例えばxD−ピクチャーカード(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等のカメラ本体に着脱自在な記録媒体や、HDDである。
デジタルレフ板機能部22は、本実施の形態においてライティング処理装置を構成するものである。このデジタルレフ板機能部22は、撮像部14により撮像された撮影画像中の被写体像にレフ板を用いた如く外部から仮想の補助光による照明が加えられたように、デジタルデータからなる撮影画像に対して所定のデジタル画像処理による擬似的なライティング処理を行うことで、被写体の無用な影を違和感なく排除あるいは低減させるためのものである。ここで、本実施の形態では、このような処理全般を、レフ板を用いる被写体に対する直接的な補正処理ではなく、撮像された撮影画像中に含まれる被写体像に対するデジタル画像処理によりレフ板を用いた撮像時と同様の効果を持たせているため、「デジタルレフ板機能」と称し、特に、外部から仮想の照明が加えられたような画像処理を「擬似的なライティング処理」と称している。
図4(a)は、本実施の形態のデジタルレフ板機能によるライティング処理の概念を説明するための模式図である。図4(a)は、撮影画像がグレー画である画面上の一部の明るさをライティング処理により変更した例を示している。すなわち、図4(a)中、円で示す部分をライティングエリアとして、このライティングエリアに対して正面手前側なる外部から仮想の照明が加えられたようなデジタル処理により局部的に明るさを修正処理したものである。ここで、仮想の照明は、図4(a)中のライティング強度分布に示すように、ガウス分布に従い中心部が明るく周辺部が暗くなり、かつ、境界部が目立たないように処理するものである。
また、図4(b)中に矢印で示すように、仮想の照明の方向であるライティング方向を変えることにより、ガウス分布を片寄らせることで、ライティングエリアで示す範囲の画像に対するライティング処理パターンを変更することも可能である。
本実施の形態のデジタルレフ板機能部22は、顔検出部23とライティング処理部24と影修正処理部25とメイクアップ処理部26とを備える。顔検出部23は、パターンマッチング等の公知の技術を用いて、デジタルデータからなる撮影画像の中から顔部分を検出するためのものである。デジタルレフ板機能は、主に、人物画をポートレートとして撮影する場合に要求される機能であることから、顔検出部23は、デジタルレフ板モードにおいて撮影画像に顔部分が含まれている場合には自動的にライティング処理を行わせるために設けられている。
ライティング処理部24は、デジタルレフ板機能部22の主要部をなし、SDRAM15に一時的に記憶された撮影画像に対して擬似的なライティング処理を行うためのものである。このライティング処理部24は、パラメータ決定部24aとパラメータ画像作成部24bとライティング加工部24cとデータ保持部24dとを有する。
パラメータ決定部24aは、ライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するためのものである。すなわち、パラメータ決定部24aは、ライティング処理パラメータとして、ライティングエリア、ライティング方向、ライティング強度、ライティング色等を決定する。「ライティングエリア」は、ライティング処理される撮影画像における被写体像の範囲を示すパラメータである。「ライティング方向」は、ライティング処理における仮想の照明の方向を示すパラメータである。「ライティング強度」は、ライティング処理の強度を示すパラメータである。「ライティング色」は、ライティング処理としてホワイトバランスを変えることで局部的に彩度変更処理を施すためのパラメータである。通常、レフ板は、白色であるが、色の付いたレフ板を用いる場合もあることを考慮したものである。
ここで、パラメータ決定部24aは、ライティング処理パラメータを自動またはユーザ操作に従い決定する。すなわち、パラメータ決定部24aは、顔検出部23により顔部分が検出された場合には、第1段階の自動的な処理として、「ライティングエリア」を、検出された顔部分の大きさに基づいて決定し、「ライティング方向」を、検出された顔部分に対する実際の環境光の方向とは逆方向に決定し、「ライティング強度」を、被写体像の輝度の最大値、具体的には検出された顔部分の最大輝度と顔の影部分の輝度とに基づいて決定する。撮影画像中の顔付近における明るい部分と暗い部分とのコントラストを低減させるためのライティング処理を施せばよく、撮影画像中の背景部分にライティング処理を施す必要がないためである。また、パラメータ決定部24aは、第2段階の処理として、ライティング処理パラメータをユーザの好みに応じたユーザ操作に従い決定する。
また、パラメータ画像作成部24bは、ライティング処理パラメータを表す情報として、ライティング処理された撮影画像に重畳して「デジタルレフ板表示」として表示部3に表示させるパラメータ画像を作成するためのものである。すなわち、パラメータ画像作成部24bは、まず、パラメータ決定部24aの第1段階の処理により自動的に決定された「ライティングエリア」、「ライティング方向」、「ライティング強度」をライティング処理パラメータとして含むパラメータ画像を作成する。また、パラメータ画像作成部24bは、パラメータ決定部24aの第2段階の処理としてライティング処理パラメータをユーザ操作により決定させるために、「ライティングエリア」、「ライティング方向」、「ライティング強度」のデフォルト値をライティング処理パラメータとして含むパラメータ画像や、ユーザ操作に応じてパラメータ値が変更されたパラメータ画像を作成する。また、パラメータ画像作成部24bは、被写体像の輝度の最大値の箇所を示す表示を含むパラメータ画像を作成する。各パラメータ等は、後述するように、デジタルレフ板表示において所定の形状にマーク化して分かりやすく表示させる。
ライティング加工部24cは、自動/ユーザ操作を問わず、決定されたライティング処理パラメータに応じた加工条件で撮影画像に所定のデジタル画像処理を施すことで実際に擬似的なライティング処理を実行するためのものである。所定のデジタル画像処理は、例えば、局部γ変換等の局部的な明るさの修正処理である。ライティング加工部24cによりライティング処理された撮影画像のデータも、一旦、SDRAM15に格納される。
データ保持部24dは、各ライティング処理パラメータのデフォルトデータや決定値を一時的に保持するものであるが、パラメータ毎の表示用マーク形状のデータも予め格納している。
また、影修正処理部25は、デジタルレフ板機能部22が有する付加的な機能部であり、顔検出部23により撮影画像中から顔部分が検出された場合に、検出された顔部分に生ずる影を検出し、検出された影を修正するためのものである。この影修正処理部25は、影領域検出部25aと影領域明度アップ部25bと影領域スムジング部25cと影領域ノイズ抑圧部25dとを有する。
影領域検出部25aは、顔検出部23による顔部分の検出結果を用い、顔器官周辺の明度分布から影領域を検出する。影領域明度アップ部25b、影領域スムジング部25cおよび影領域ノイズ抑圧部25dは、影領域検出部25aにより検出された影領域に対してそれぞれ明度アップ処理、スムジング処理、ノイズ抑圧処理を施すためのものである。
また、メイクアップ処理部26は、デジタルレフ板機能部22が有する付加的な機能部であり、顔検出部23により撮影画像中から顔部分が検出された場合に、検出された顔部分の各器官に合わせて特定の画像処理を行うためのものである。すなわち、本実施の形態によるデジタルレフ板機能による画像処理も、ある意味では、メイクアップ処理の一つであるので、上記の基本的なライティング処理に加えて既存のメイクアップ処理技術も併用させることで、ポートレート等の被写体像の仕上がりがより美しくなるようにしたものである。このメイクアップ処理部26は、その代表例として、キャッチライト加工部26aと肌スムジング加工部26bとを有する。
キャッチライト加工部26aは、顔部分が検出された場合に、さらに顔器官として目部分を検出し、その瞳の中にキャッチライトデータを光点として映し込むことで瞳をキラリとさせるための処理を行う部分である。図5(a)(b)は、キャッチライト映し込み前後の顔画像例を示す説明図である。キャッチライト加工部26aは、映し込むキャッチライトデータも保有している。肌スムジング加工部26bは、顔部分の肌がツルツルした感じになるように、肌部分に対して木目細かな均一処理を施すためのものである。メイクアップ処理部26は、この他、目の白目部分をより白くする処理や、唇の最大輝度部分に光点を映し込むことで唇に艶感や立体感がでるようにする処理や、鼻に沿った左右の明暗の境界を直線的にするとともに明部側の輝度を上げることにより鼻筋をスッキリさせる処理や、口の中で歯の部分をより白くする処理など既存の各種メイクアップ処理を含んでもよい。
このような構成において、以下、制御部11、表示画像作成部16、デジタルレフ板機能部22等により実行されるデジタルレフ板撮影について図6以降の図面を参照して説明する。図6は、デジタルレフ板モードによる撮影処理制御例を示す概略フローチャートである。
ここでは、撮影モードにおいて、レリーズボタン4aが半押しされて1st状態にある場合について説明する。この状態において、「Fn」で示すファンクションボタン4fが押されてONし(ステップS1:Yes)、かつ、レリーズボタン4aが全押しされて2ndON状態にあるときには(ステップS2:Yes)、デジタルレフ板モードによる撮影とされる。この結果、レリーズボタン4aが全押し状態にあっても、記録部21に記録しないテスト撮影を行う(ステップS3)。このため、撮像部14によりテスト撮影された撮影画像のデータは、元画像のデータとして、一旦、SDRAM15に格納される。また、SDRAM15内には、デジタルレフ板処理をかけない上記の元画像データ格納領域と、元画像データにデジタルレフ板処理を施した後の処理後の撮影画像のデータを格納する処理後画像データ格納領域とが設けられる。そして、テスト撮影後には、撮影確認画像(レックビュー画像)が表示部3に表示される(ステップS4)。この場合の撮影確認画像は、表示画像作成部16により作成される表示用画像であり、デジタルレフ板処理を施す毎に処理後のライティング処理された撮影画像が表示用画像として表示される。
そして、テスト撮影された撮影画像に関して、顔検出部23によって顔部分が検出されたか(顔検出ON)がチェックされる(ステップS5)。顔部分が検出された場合には(ステップS5:Yes)、検出された顔部分に対して第1段階のデジタルレフ板処理を自動的に行う顔検出処理を実行する(ステップS6)。顔部分が検出されなかった場合には(ステップS5:No)、ステップS6の処理をジャンプする。ステップS6の顔検出処理については、後述する。
その後、Fnで示すファクションボタン4fがトグル的にOFFからONに切換えられたか否かを判定し(ステップS7)、さらに、現在、デジタルレフ板表示がOFFであるか否かを判定する(ステップS8)。ファンクションボタン4fがOFFからONに切換えられ(ステップS7:Yes)、かつ、現在、デジタルレフ板表示がOFFでなければ(ステップS8:No)、デジタルレフ板表示をOFFさせて(ステップS11)、ステップS12に移行する。そして、OKボタン4hが押下された場合には(ステップS12:Yes)、保存指示とし、ライティング処理を含むデジタルレフ板処理がされた撮影画像を記録部21に記録する記録処理を実行する(ステップS13)。すなわち、ステップS6の顔検出処理により自動的にデジタルレフ板処理された撮影画像が記録部21に記録される。OKボタン4hが押下されなかった場合には(ステップS12:No)、ステップS7の処理に戻る。
一方、ファンクションボタン4fがOFFからONに切換えられても(ステップS7:Yes)、現在、デジタルレフ板表示がOFFであれば(ステップS8:Yes)、デジタルレフ板表示をONさせて(ステップS9)、ユーザ操作によるデジタルレフ板処理を実行する(ステップS10)。また、ファンクションボタン4fがOFFからONに切換えられていない場合には(ステップS7:No)、ステップS10のユーザ操作によるデジタルレフ板処理を実行する。ステップS9のデジタルレフ板表示、ステップS10のデジタルレフ板処理については後述するが、処理結果は、表示用画像が撮影確認画像として表示部3に表示され、ユーザの確認に供される。そして、OKボタン4hが押下された場合には(ステップS12:Yes)、保存指示とし、ライティング処理を含むデジタルレフ板処理がされた撮影画像を記録部21に記録する記録処理を実行する(ステップS13)。すなわち、ステップS12のデジタルレフ板処理によりユーザ操作に基づきデジタルレフ板処理された撮影画像が記録部21に記録される。OKボタン4hが押下されなかった場合には(ステップS12:No)、ステップS7の処理に戻る。
つづいて、図7および図8を参照してステップS6の顔検出処理について説明する。図7は、ステップS6の顔検出処理を示すサブルーチンであり、図8は、顔検出からライティング処理への移行過程を示す説明図である。まず、撮影画像中から被写体像として顔部分が検出された場合には、顔検出部23は、さらに、その顔位置、顔器官、影位置および太陽等による環境光の方向の検出を順次行う(ステップS21〜S24)。例えば、図8(a)に示すような、人物の顔部分を含む撮影画像において、そのデジタルデータが有する情報を利用することで、ワイヤフレームの形で顔部分の位置および大きさを認識するとともに、目、鼻、口などの顔器官を検出し、これら顔器官近傍の顔画像の明度分布により影(実際の環境光の照射方向)を検出する。図示例の場合であれば、顔の左側やや下方から環境光が当たる状態で撮影された画像例を示している。
このようにして必要な顔情報が顔検出部23によって検出された場合には(ステップS25:Yes)、ライティング処理部24中のパラメータ決定部24aは、検出された顔部分の位置および大きさに基づいてライティング処理する被写体像の範囲であるライティングエリアを決定する(ステップS26)。ライティングエリアの形状は特に問わないが、本実施の形態では、例えばライティングサークルなる円形領域で規定する。また、パラメータ決定部24aは、検出された被写体像(顔部分)に対する実際の環境光の照射方向とは逆方向となるように、ライティング処理における仮想の照明の方向であるライティング方向を決定する(ステップS27)。さらに、パラメータ決定部24aは、検出された顔部分における最大輝度と影の輝度との比率に基づいて、ライティング処理の強度であるライティング強度を決定する(ステップS28)。なお、この場合のライティング処理は、顔検出に基づく自動処理となるため、ホワイトバランス処理に対応するライティング色の決定は行わない。
このようにして決定されたライティングエリア、ライティング方向およびライティング強度の決定値のデータは、当該デジタルカメラ1の記憶値としてデータ保持部24dに保持される(ステップS29)。
そして、ライティング加工部24cは、このようにして決定されたライティングエリア、ライティング方向およびライティング強度のデータを用いて、撮影画像中の顔部分に対してライティング処理を施す(ステップS30)。図8(a)に示した撮影画像中の顔画像の場合であれば、顔の右側やや上方から左向きにライティング方向が決定され、局所γ変換処理によりこのライティング方向に応じたライティング強度分布の仮想の照明が顔部分全体に加えられたような擬似的な処理となる。さらに、影修正処理部25により影修正処理を行うとともに(ステップS31)、メイクアップ処理部26によりメイクアップ処理を行う(ステップS32)。
そして、これら一連の処理がなされた撮影画像は、表示画像作成部16によって表示用画像として作成され表示部3に再表示され(ステップS33)、ユーザによる確認に供される。ここで、ライティング処理部24中のパラメータ画像作成部24bは、顔部分に基づきパラメータ決定部24aによりそれぞれ決定されたライティングエリアとライティング方向とライティング強度と、をライティング処理パラメータとしてパラメータ画像を作成し、再表示に供する。
図8(b)は、ライティング処理された撮影画像に基づく表示用画像に、パラメータ画像作成部24bで作成されたパラメータ画像が重畳されて表示されている様子を示す説明図である。本実施の形態では、例えば、ライティングエリアはサークル形状のマークM1、ライティング方向はマークM1の中心を始点とする矢印形状のマークM2でパラメータ画像が作成され、ライティング強度は矢印形状のマークM2の長さで表示されるように構成されている。なお、図8(b)中に示すライティング強度分布の特性は、局所γ変換を表わす参考のためであり、表示部3上に表示されるものではない。
つづいて、図9および図10を参照してステップS31の影修正処理について説明する。図9は、ステップS31の影修正処理を示すサブルーチンであり、図10は、影領域についての影修正前後の画像例を示す説明図である。まず、影領域修正に先立ち、顔検出部23を用いて、撮影画像中から顔位置および顔領域の検出、並びに目、鼻、口等の顔器官の検出を行う(ステップS41,S42)。鼻などの近傍に影が生ずるためである。この場合の検出処理は、前述の顔検出処理の場合と同様でよい。そして、影領域検出部25aは、これらの検出結果に基づき、影領域を検出する(ステップS43)。この検出処理では、まず、検出された顔領域において顔領域全体の平均輝度よりも低い輝度領域を抽出して影領域とする。もっとも、髪の毛を影領域に含まないように、例えば、目と目を結ぶ線を基準として顔の上部は、抽出された影領域から除外する。また、首周りは影になりやすいが、顔領域には含まれないため、口より下の領域で顔と同じ色合いの領域を、検出された影領域に追加することで、首から顎の辺りも影領域に含めて修正対象とする。図10(a)は、例えば顔の左側から環境光が照射され、顔の右側や鼻の右側に黒塗りで示す影領域が抽出された様子を示しているが、併せて、首周りも影領域に追加された様子を示している。
そして、影領域明度アップ部25bは、抽出された影領域のみ明度を上げる影領域明度アップ処理を行う(ステップS44)。例えば、図10(b)は、図10(a)のように影部分(輪郭)が抽出された顔画像について影修正処理を行った後の画像を示したものである。すなわち、輪郭をほかすとともに影領域の明度をアップさせたものである。これにより、首や顔の影部の明度が上がり、周囲になじんだ画像となっている。この場合、抽出された影領域に対して顔を意識してノイズフィルタを局所的に強くかけるように処理する。さらに、影領域スムジング部25は、抽出された影領域に対してのみスムジング処理を行う(ステップS45)。影領域の明度を上げることに伴う明暗の凹凸を修正するためである。
さらに、影領域色ノイズ抑圧部25dは、検出された顔領域の色相・彩度が著しくずれる影領域の画素を顔領域の色相・彩度に近い色に修正する影領域色ノイズ抑圧処理を行う(ステップS46)。すなわち、撮影時に用いるレフ板の場合であれば、実際に顔部分等にレフ板による反射光を当てて撮像するため撮影画像のデータにノイズを含まない。しかしながら、本実施の形態のデジタルレフ板機能のように、デジタルデータによる画像データ上の乗算等の演算処理を伴う場合にはノイズ成分が含まれることが避けられず、顔の基本色に対して遠く離れた色である赤、青、緑などの色ノイズが発生してしまう。特に、影になりやすい顎部分などは単に明るくするだけでは斑模様が浮き出てしまう。このため、例えば、影領域色ノイズ抑圧部25dによって彩度を低下させることで、色ノイズを抑圧させるものである。
つづいて、図11〜図17を参照して、図6中に示したステップS9のデジタルレフ板表示およびステップS10のデジタルレフ板処理について説明する。デジタルレフ板処理は、デジタルレフ板モードにおいて、顔検出処理により顔部分に対して自動的なデジタルレフ板処理が行われたか否かに関係なく、表示部3に表示されているライティング処理を含むデジタルレフ板処理後の撮影画像(表示用画像)に対するユーザ操作に基づき行われる選択的な処理である。図11および図12は、ステップS10のデジタルレフ板処理を示すサブルーチンであり、図13〜図17は、ユーザ操作に応じたパラメータ画像の表示(デジタルレフ板表示)例を示す説明図である。
ここで、デジタルレフ板処理に先立ち、デジタルレフ板表示について説明する。図13は、デジタルレフ板表示の一例を示す説明図である。デジタルレフ板表示は、パラメータ画像作成部24bにより作成されたパラメータ画像を、表示画像作成部16により作成された表示用画像(ライティング処理された撮影画像)に重畳して表示部3に表示される表示であり、ユーザ操作によるライティング処理パラメータの決定に供される。
パラメータ画像作成部24bは、ライティング処理される被写体像の範囲を示すライティングエリア、ライティング処理における仮想の照明の方向を示すライティング方向、ライティング処理の強度を示すライティング強度、をライティング処理パラメータとして含むパラメータ画像を作成する。さらには、パラメータ画像作成部24bは、デフォルト状態で被写体像の輝度の最大値の箇所を示す表示を含むパラメータ画像を作成する。
この際、本実施の形態では、例えば、図13に示すように、ライティングエリアは大きさを示すサークル形状のマークM11およびマークM11の外周の上下左右に位置させて移動方向を示す三角形状のマークM12、ライティング方向はマークM1の中心を始点とする矢印形状のマークM2でパラメータ画像が作成され、ライティング強度は矢印形状のマークM2の長さで表示されるように設定されている。また、デフォルト状態で被写体像の輝度の最大値の箇所を示す表示は、例えば当該箇所の輝度情報を吸い上げて利用することをイメージしたスポイト形状のマークM3で表示されるように設定されている。
なお、このような表示用画像上に重畳されるパラメータ画像の初期設定としては、マークM11は、表示部3の画面中心位置に設定され、その大きさは画面の約1/4に設定されている。また、マークM2は、表示部3の画面中心位置に設定され、矢印の向きは、画面における暗い方から明るい方を向くように設定されている。さらに、マークM3は、デフォルト状態で被写体像の輝度が最大値の箇所に表示されるように設定されている。
また、これらライティング処理パラメータの選択およびそのパラメータ値の変更操作の対応関係について説明する。例えば、パラメータ設定ボタン4cの操作回数のAとしたとき、A=0のときはマークM12で示すライティングエリアの位置、A=1のときはマークM2の長さ、向きで示すライティング強度および方向、A=2のときはマークM11の大きさで示すライティング範囲、A=3のときはスポイト形状のマークM3で示す輝度情報抽出位置がそれぞれ変更操作可能なライティング処理パラメータとして選択される。これらパラメータと操作部4との関係は、例えば、マークM2の長さに相当するライティング強度はフロントダイヤル4d、マークM2によるライティング方向およびマークM11の大きさによるライティング範囲はリアダイヤル4e、マークM12,M3によるライティングエリアの位置や輝度情報抽出の位置は、方向操作ボタン4gが操作されることによりパラメータ値の変更が可能とされている。さらに、ライティング色は、WBボタン4bとフロントダイヤル4dまたはリアダイヤル4eが操作されることによりパラメータ値の変更が可能とされている。
このような設定の下、デジタルレフ板処理においては、パラメータ設定ボタン4cがOFFからONに変化したか否かを監視する(ステップS101)。変化した場合には(ステップS101:Yes)、パラメータ設定ボタン4cの操作回数に関する変数Aをインクリメントする(ステップS102)。そして、変数Aが3より大きい場合や0よりも小さい場合には(ステップS103:Yes)、変数Aが0〜3の間でサイクリックに変化するように変数Aの値を0に戻す(ステップS104)。なお、パラメータ設定ボタン4cが変化していない場合には(ステップS101:No)、ステップS102の処理をジャンプし、変数Aが0以上3以下の場合には(ステップS103:No)、ステップS104の処理をジャンプする。
そして、変数Aの値を判定する。まず、A=0である場合には(ステップS105:Yes)、例えば図13中に黒塗りで区別して示すように、マークM12をアクティブにする(ステップS106)。すなわち、ライティングエリアの位置変更操作を可能とする。また、A=1である場合には(ステップS107:Yes)、例えば図14(a)中に黒塗りで区別して示すように、マークM2をアクティブにする(ステップS108)。すなわち、ライティング強度または方向の変更操作を可能とする。さらに、A=2である場合には(ステップS109:Yes)、例えば図15(a)中に黒塗りで区別して示すように、マークM11をアクティブにする(ステップS110)。すなわち、ライティングエリアの大きさの変更操作を可能とする。また、A=3である場合には(ステップS111:Yes)、例えば図16中に黒塗りで区別して示すように、マークM3をアクティブにする(ステップS112)。すなわち、輝度情報抽出位置の変更操作を可能とする。この際、マークM3の外周には上下左右の移動方向を示す三角形状のマークM32が付加される。
引き続き、方向操作ボタン4gが操作されたか否かを判定する(ステップS113)。方向操作ボタン4gが操作された場合には(ステップS113:Yes)、変数A=0であれば(ステップS114:Yes)、マークM12がアクティブ状態にあり、方向操作ボタン4gの操作に従いマークM11で示されるライティングエリアの位置を上下左右のいずれかの方向に移動させる(ステップS115)。
変数A=0でなく(ステップS114:No)、変数A=3であれば(ステップS116:Yes)、マークM3,M32がアクティブ状態にあり、方向操作ボタン4gの操作に従いマークM3で示される輝度情報抽出位置を上下左右のいずれかの方向に移動させる(ステップS117)。そして、パラメータ決定部24aは、移動した輝度情報抽出位置の画像データから輝度情報を抽出し(ステップS118)、抽出された輝度情報を用いてライティング強度を算出する(ステップS119)。
方向操作ボタン4gが操作されていない場合には(ステップS113:No)、ステップS114〜S119の処理をジャンプし、フロントダイヤル4dが操作されたか否かを判定する(ステップS120)。フロントダイヤル4dが操作された場合において(ステップS120:Yes)、変数A=1であれば(ステップS121:Yes)、マークM2がアクティブ状態にあり、フロントダイヤル4dの操作に従いマークM2の長さで示されるライティング強度を変更させる(ステップS122)。図14(b)は、フロントダイヤル4dの操作に従いマークM2の長さ(ライティング強度)が変更された様子を示している。
さらに、リアダイヤル4eが操作されたか否かを判定する(ステップS123)。リアダイヤル4eが操作された場合において(ステップS123:Yes)、変数A=1であれば(ステップS124:Yes)、マークM2がアクティブ状態にあり、リアダイヤル4eの操作に従いマークM2を回転移動させることでライティング方向を変更させる(ステップS125)。図14(c)は、リアダイヤル4eの操作に従いマークM2の方向(ライティング方向)が変更された様子を示している。
一方、リアダイヤル4eが操作された場合において、変数A=2の場合には(ステップS126:Yes)、マークM11がアクティブ状態にあり、リアダイヤル4eの操作に従いマークM11を半径方向に移動させることにより、ライティング範囲を変更させる(ステップS127)。図15(b)は、リアダイヤル4eの操作に従いマークM11の大きさ(ライティング範囲)が変更された様子を示している。
なお、フロントダイヤル4dやリアダイヤル4eが操作されていない場合(ステップS120:No,ステップS123:No)や、操作されても変数A=1またはA=2でない場合(ステップS121:No,ステップS124:No,ステップS126:No)には、ステップS122やステップS125やステップS129の処理をジャンプする。
さらに、WBボタン4bが押され、かつ、フロントダイヤル4dまたはリアダイヤル4eが操作された場合には(ステップS128:Yes)、ダイヤル操作に従いライティング色が変更される(ステップS129)。図17は、マークM12部分をハッチングで区別して示すように、ダイヤル操作に従いマークM12の色が変更される様子を示している。すなわち、変更されるライティング色の色温度に従い、マークM12部分の表示色が変更される。
そして、ライティング加工部24cは、このようにしてユーザ操作により決定されたライティングエリア、ライティング方向、ライティング強度およびライティング色のデータを用いて、撮影画像中の顔などのライティングエリア内の被写体像に対してライティング処理を施す(ステップS130)。さらに、撮影画像中に顔部分を含む場合には、影修正処理部25により影修正処理を行うとともに(ステップS131)、メイクアップ処理部26によりメイクアップ処理を行う(ステップS132)。これらの処理は、ステップS30〜S32の場合と同様である。
そして、これらライティング処理等の一連の処理がなされた撮影画像は、表示画像作成部16によって表示用画像として作成され表示部3に再表示され(ステップS133)、OKボタン4hが押下されるまで、ユーザによる再確認に供される。
なお、特に図示しないが、再生ボタン4iを押下することで、再生モードに設定した場合においても、ファクションボタン4fを押下してデジタルレフ板モードに設定することにより、再生画像を表示用画像としてステップS9の場合と同様なデジタルレフ板表示を行わせ、ステップS10の場合と同様なデジタルレフ板処理を行わせることで、再生画像(撮影済みの撮影画像)を対象としたライティング処理を含むデジタルレフ板処理が可能である。
このように、本実施の形態によれば、撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、撮影画像に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理部24を備えるので、被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように所定の画像処理を行うことで被写体の影を違和感なく低減させることができ、レフ板を用いることなく、レフ板を用いたような高度な撮影画像を得ることができる。
この際、ライティング処理部24は、ライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定部24aと、ライティング処理パラメータを表す情報として、ライティング処理された撮影画像に重畳して表示部3に表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成部24bとを備えるので、ユーザ操作によるライティング処理パラメータの決定を、ライティング処理された撮影画像を見ながら重畳されたパラメータ画像を参照することで簡単な操作で容易に行うことができる。
また、パラメータ決定部24aは、ライティング処理パラメータとして、ライティング処理される被写体像の範囲、ライティング処理における仮想の照明の方向、ライティング処理の強度、ライティング処理におけるホワイトバランス、を含むパラメータを決定するので、適正なライティング処理を行わせることができる。特に、ライティング処理の強度に関しては、基本的に、被写体像の輝度の最大値に基づいて決定するので、適正な強度修正が可能となる。この際、パラメータ画像作成部24bは、パラメータ画像に被写体像の輝度の最大値の箇所を示す表示を含ませているので、ユーザにとって分かりやすいものとなる。
また、パラメータ画像作成部24bは、ライティング処理される被写体像の範囲を示すライティングエリア、ライティング処理における仮想の照明の方向を示すライティング方向、ライティング処理の強度を示すライティング強度、をライティング処理パラメータとして含むパラメータ画像を作成するので、ユーザ操作によりライティング処理パラメータを決定する際に、決定対象となるライティング処理パラメータが分かりやすいものとなり、操作性が向上する。
また、本実施の形態によれば、ライティング処理部24が、SDRAM15に記憶された撮影画像に対してライティング処理を施し、ライティング処理された撮影画像について保存指示された場合に、ライティング処理された撮影画像を記録部21に保存記録するので、所望通り適正にライティング処理された撮影画像を保存記録させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出部23をさらに備えるので、ポートレート撮影のような場合に、検出された顔部分に対して顔部分が有する画像情報に基づき自動的に決定されたライティング処理パラメータを用いたライティング処理を自動的に施すことができるとともに、さらにユーザ操作により決定されたライティング処理パラメータを用いたユーザ所望のライティング処理を適正に施すこともできる。
さらに、本実施の形態のデジタルレフ板機能部22によれば、ライティング処理部24に加えて、影修正処理部25とメイクアップ処理部26とを備えるので、ポートレート撮影のような場合に、撮影画像中の被写体像に対してより効果的な修正処理を施すことができる。特に、影修正処理部25は、検出された顔部分の影領域を検出する影領域検出部25aと、影領域の明度を上げる影領域明度アップ部25bと、影領域についてスムジング処理を行うスムジング処理部25cと、影領域の色を修正する影領域ノイズ抑圧部25dとを含むので、顔部分に対する影領域を適正に修正することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。例えば、本実施の形態における図6〜図7、図9、図11〜図12に示すような各処理機能について、図3に示すブロック図では、デジタルレフ板機能部22等によるハードウェア、制御部11によるソフトウェアによって処理するように説明したが、構成の具体例はこれに限るものではない。これらの処理を、ハードウェア処理とソフトウェア処理のいずれか一方あるいは適宜組み合わせて行なうことは設計事項である。例えば、デジタルレフ板機能部22の処理全てをソフトウェア処理により実現するようにしてもよい。
そして、実施の形態の全てあるいは一部がソフトウェア処理で処理が実行される場合には、制御部11がプログラムデータ記憶部13に格納されたライティング処理用プログラム(デジタルレフ板処理用プログラム)を読み出して実行させればよく、このようなソフトウェア処理に関するライティング処理用プログラムも本発明となる。また、このようなライティング処理用プログラムが記録された記録媒体も本発明となる。なお、プログラムを格納する記録媒体としては、フラッシュメモリに限定されるものではなく、CD−ROM、DVD−ROM等の光学記録媒体、MD等の磁気記録媒体、テープ媒体、ICカードなどの半導体メモリであってもよい。さらに、ライティング処理用プログラムとしては、ネットワークを介して外部の記録媒体から入手されるもの、例えば、ホームページからダウンロードされるものも当然含まれる。このような場合には、ユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の範囲に含まれるものである。
また、本実施の形態では、当該デジタルレフ板機能部22をデジタルカメラ1に搭載した例で説明したが、当然これに限られるものではない。上記実施の形態のデジタルレフ板機能部22は、ライティング処理装置として携帯電話あるいは画像表示装置(画像ビュワー)等に適用してもよい。また、撮像装置としてもデジタルカメラ1に限らず、例えばパソコンのカメラ部や携帯電話のカメラ部等に適用してもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラの構成を簡略化して示す正面図である。 図1のデジタルカメラの構成を簡略化して示す背面図である。 デジタルカメラのシステム構成例を示すブロック図である。 デジタルレフ板機能によるライティング処理の概念を説明するための模式図である。 キャッチライト映し込み前後の顔画像例を示す説明図である。 デジタルレフ板モードによる撮影処理制御例を示す概略フローチャートである。 ステップS6の顔検出処理を示すサブルーチンである。 顔検出からライティング処理への移行過程を示す説明図である。 ステップS31の影修正処理を示すサブルーチンである。 影領域についての影修正前後の画像例を示す説明図である。 ステップS10のデジタルレフ板処理の前半部分を示すサブルーチンである。 ステップS10のデジタルレフ板処理の後半部分を示すサブルーチンである。 ユーザ操作に応じたデジタルレフ板表示例を示す説明図である。 ユーザ操作に応じたデジタルレフ板表示例を示す説明図である。 ユーザ操作に応じたデジタルレフ板表示例を示す説明図である。 ユーザ操作に応じたデジタルレフ板表示例を示す説明図である。 ユーザ操作に応じたデジタルレフ板表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
3 表示部
14 撮像部
15 SDRAM
16 表示画像作成部
21 記録部
22 デジタルレフ板機能部
23 顔検出部
24 ライティング処理部
24a パラメータ決定部
24b パラメータ画像作成部
24c ライティング加工部
25 影修正処理部
25a 影領域検出部
25b 影領域明度アップ部
25c 影領域スムジング部
25d 影領域色ノイズ抑圧部
26 メイクアップ処理部

Claims (17)

  1. 被写体像を撮影画像として出力する撮像部と、
    撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理部と、
    前記ライティング処理された撮影画像に基づき表示用画像を作成する表示画像作成部と、
    前記表示用画像を表示する表示部と、
    前記ライティング処理された撮影画像を記録する記録部と、
    を備え、
    前記ライティング処理部は、
    前記ライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定手段と、
    前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して前記表示部に表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成手段と、
    決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記パラメータ決定手段は、前記ライティング処理パラメータとして、前記ライティング処理される被写体像の範囲、前記ライティング処理における仮想の照明の方向、前記ライティング処理の強度、前記ライティング処理におけるホワイトバランス、を含むパラメータを決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記パラメータ決定手段は、前記ライティング処理の強度を、被写体像の輝度の最大値に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記パラメータ画像作成手段は、前記パラメータ画像に被写体像の輝度の最大値の箇所を示す表示を含ませることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記パラメータ画像作成手段は、前記ライティング処理される被写体像の範囲を示すライティングエリア、前記ライティング処理における仮想の照明の方向を示すライティング方向、前記ライティング処理の強度を示すライティング強度、を前記ライティング処理パラメータとして含むパラメータ画像を作成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記ライティング処理部は、一時記憶部に記憶された前記撮影画像に対してライティング処理を施し、
    前記記録部は、前記ライティング処理された撮影画像について保存指示された場合に、当該ライティング処理された撮影画像を保存記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出部をさらに備え、
    前記パラメータ決定手段は、
    前記ライティング処理される被写体像の範囲であるライティングエリアを検出された顔部分の大きさに基づいて決定し、
    前記ライティング処理における仮想の照明の方向であるライティング方向を検出された顔部分に対する実際の環境光の方向とは逆方向に決定し、
    前記ライティング処理の強度であるライティング強度を検出された顔部分の最大輝度と顔部分の影の輝度とに基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記パラメータ画像作成手段は、前記パラメータ決定手段によりそれぞれ決定されたライティングエリアとライティング方向とライティング強度と、を前記ライティング処理パラメータとしてパラメータ画像を作成することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理により擬似的に行われるライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定手段と、
    決定された前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成手段と、
    決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工手段と、
    を備えることを特徴とするライティング処理装置。
  10. 撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出部をさらに備え、
    前記パラメータ決定手段は、
    前記ライティング処理される被写体像の範囲であるライティングエリアを顔部分の大きさに基づいて決定し、
    前記ライティング処理における仮想の照明の方向であるライティング方向を検出された顔部分に対する実際の環境光の方向とは逆方向に決定し、
    前記ライティング処理の強度であるライティング強度を顔部分の最大輝度と顔部分の影の輝度に基づいて決定することを特徴とする請求項9に記載のライティング処理装置。
  11. 撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理により擬似的に行われるライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定工程と、
    決定された前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成工程と、
    決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工工程と、
    を含むことを特徴とするライティング処理方法。
  12. コンピュータに、
    撮影画像の被写体像に外部から仮想の照明が加えられたように、前記撮影画像に対して所定の画像処理により擬似的に行われるライティング処理の条件を示すライティング処理パラメータを決定するパラメータ決定機能と、
    決定された前記ライティング処理パラメータを表す情報として、前記ライティング処理された撮影画像に重畳して表示させるパラメータ画像を作成するパラメータ画像作成機能と、
    決定された前記ライティング処理パラメータに応じて前記撮影画像をライティング処理するライティング加工機能と、
    を実行させることを特徴とするライティング処理用プログラム。
  13. 撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出部と、
    前記検出された顔部分に仮想の照明が外部から加えられたように、前記検出された顔部分に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理部と、
    前記検出された顔部分に生ずる影を検出し、検出された影を修正する影修正処理部と、
    前記検出された顔部分の各器官に合わせて特定の画像処理を行うメイクアップ処理部と、
    を備えることを特徴とするライティング処理装置。
  14. 前記影修正処理部は、
    前記検出された顔部分の影領域を検出する影領域検出部と、
    前記検出された影領域の明度を上げる影領域明度アップ部と、
    前記検出された影領域についてスムジング処理を行うスムジング処理部と、
    前記検出された影領域の色を修正する影領域ノイズ抑圧部と、
    を含むことを特徴とする請求項13に記載のライティング処理装置。
  15. 前記メイクアップ処理部は、前記特定の画像処理として、前記検出された顔の目の部分にキャッチライト画像を加えることを特徴とする請求項12に記載のライティング処理装置。
  16. 撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出工程と、
    前記検出された顔部分に仮想の照明が外部から加えられたように、前記検出された顔部分に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理工程と、
    前記検出された顔部分に生ずる影を検出し、検出された影を修正する影修正工程と、
    前記検出された顔部分の各器官に合わせて特定の画像処理を行うメイクアップ処理工程と、
    を含むことを特徴とするライティング処理方法。
  17. コンピュータに、
    撮影画像の中で顔部分を検出する顔検出機能と、
    前記検出された顔部分に仮想の照明が外部から加えられたように、前記検出された顔部分に対して所定の画像処理による擬似的なライティング処理を行うライティング処理機能と、
    前記検出された顔部分に生ずる影を検出し、検出された影を修正する影修正機能と、
    前記検出された顔部分の各器官に合わせて特定の画像処理を行うメイクアップ処理機能と、
    を実行させることを特徴とするライティング処理用プログラム。
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