JP6033006B2 - 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、暗所において被写体に赤外光を照射して撮影された画像を処理する画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置に関する。
一般に、デジタルビデオカメラなどの撮像装置において、赤外光カットフィルタを光路上から外した後、被写体に赤外光を照射して、その反射光を撮像センサで受けて暗所撮影を行うようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2011−166523号公報
ところで、被写体である人物などに赤外光を照射して撮影を行った場合、眼の虹彩部分が赤外光を反射するので、例えば、同一の人物を可視光で撮影した場合と比べて、不可避的に顔の印象に大きな違和感が生じてしまう。
従って、本発明の目的は、暗所において赤外光を照射して人物などの被写体を撮影した際に顔の印象に違和感が生じない画像を得ることのできる画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による画像処理装置は、赤外光が照射された被写体を撮像して得られた画像において前記被写体の顔領域を検出する顔検出手段と、前記画像において、前記顔検出手段によって検出された顔領域から虹彩部分を検出する虹彩検出手段と、前記画像において、前記虹彩検出手段で検出された虹彩部分のみの輝度を予め定められた値に下げる虹彩補正処理を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、赤外光が照射された被写体を撮像して得られた画像において前記被写体の顔領域を検出する顔検出ステップと、前記画像において、前記顔検出ステップで検出された顔領域から虹彩部分を検出する虹彩検出ステップと、前記画像において、前記虹彩検出ステップで検出された虹彩部分のみの輝度を予め定められた値に下げる虹彩補正処理を行う制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、画像処理装置で用いられる制御プログラムであって、前記画像処理装置が備えるコンピュータに、赤外光が照射された被写体を撮像して得られた画像において前記被写体の顔領域を検出する顔検出ステップと、前記画像において、前記顔検出ステップで検出された顔領域から虹彩部分を検出する虹彩検出ステップと、前記画像において、前記虹彩検出ステップで検出された虹彩部分のみの輝度を予め定められた値に下げる虹彩補正処理を行う制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明による撮像装置は、上記の画像処理装置と、前記被写体に選択的に前記赤外光を照射する赤外光照射手段と、前記被写体を撮像して画像を得る撮像手段とを備え、前記制御手段は前記赤外光照射手段によって前記被写体に前記赤外光が照射されると前記虹彩補正処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、暗所において赤外光を照射して人物などの被写体を撮影した際に顔の印象に違和感が生じない画像を得ることができる。
本発明の第1の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置の一例を示すブロック図である。 図1に示す撮像装置において虹彩補正を行った顔領域の画像を説明するための図であり、(a)は明るい環境下で可視光のみで撮影した画像を示す図、(b)は暗所で可視光のみで撮影した画像を示す図、(c)は赤外光を照射するとともに赤外光カットフィルタを光路から退避させた状態で撮影した画像を示す図、(d)は(c)に示す画像について虹彩補正を行った後の画像を示す図である。 図1に示す撮像装置における虹彩領域の特定を説明するための図であり、(a)は顔における眼が含まれる矩形領域の特定を示す図、(b)は(a)に示す矩形領域から眼の領域を特定した状態を示す図、(c)は(b)に示す眼の領域から虹彩および瞳孔を特定した状態を示す図、(d)は(c)に示す虹彩を補正した状態を示す図、(e)は虹彩補正後の矩形領域を示す図である。 図1に示す撮像装置で検出される虹彩輝度のヒストグラムおよび輝度のガンマカーブを説明するための図であり、(a)は虹彩輝度のヒストグラムを示す図、(b)はガンマカーブを示す図である。 図1に示す制御マイコンで行われる虹彩補正処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置の一例を示すブロック図である。 図6に示す撮像装置において虹彩補正を行った顔領域の画像を説明するための図であり、(a)は明るい環境下で可視光のみで撮影した画像を示す図、(b)は暗所で可視光のみで撮影した画像を示す図、(c)は赤外光を照射するとともに赤外光カットフィルタを光路から退避させた状態で撮影した画像を示す図、(d)は(c)に示す画像について虹彩補正を行った後の画像を示す図、(e)は登録された虹彩情報に基づいて虹彩補正を行った後の画像を示す図である。 図6に示す撮像装置で検出される虹彩輝度のヒストグラムおよび輝度のガンマカーブを説明するための図であり、(a)は明るい環境で撮影した画像から取得した虹彩輝度のヒストグラムを示す図、(b)は暗所において赤外光撮影をして得られた画像から取得した虹彩輝度のヒストグラムを示す図、(c)は補正に用いるガンマカーブを示す図である。 図6に示す制御マイコンで行われる虹彩補正処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置における虹彩補正処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態による画像処理装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置の一例を示すブロック図である。
図示の撮像装置100は撮像光学系101を有している。この撮像光学系101は、例えば、ズームレンズ群、フォーカスレンズ、絞り、およびNDフィルタを備えているとともに、赤外光カットフィルタ102を有している。
撮像光学系101の後段には撮像部103が配置されている。撮像部103はCMOSセンサなどの撮像センサ、サンプル/ホールド回路、およびプリプロセス回路などを備えている。そして、撮像部103の出力は信号処理部104に与えられる。信号処理部104は顔検出部105および輝度変化部106を有している。
信号記録再生部107は後述するように画像データをフラッシュメモリなどの記録メディア108に記録する。さらに、信号記録再生部107は記録メディア108に記録された画像データを再生して、例えば、液晶パネルなどの表示部112に画像として表示する。
撮像装置100は赤外光照射部109およびユーザによる操作が行われる操作部111を有している。制御マイコン110は撮像装置全体の制御を行う。
撮像装置100を用いて撮影を行う際には、制御マイコン110の制御下で撮像光学系101は被写体像(光学像)の光量を絞りおよびNDフィルタによって調節する。さらに、撮像光学系101は制御マイコン110の制御下でズームレンズによってズーム倍率を調整するとともに、フォーカスレンズによって合焦を行う。
撮像光学系101は制御マイコン110の指示に応じて光路(光軸)上に赤外光カットフィルタ102を位置づけるか又は光路から退避させる。赤外光カットフィルタ102が光路上に位置づけられると、光学像における赤外光成分が除去される。また、赤外光カットフィルタ102が光路から退避すると、光学像における赤外光成分は除去されない。
なお、制御マイコン110は、後述するように、ユーザの操作指令および被写体の明るさに基づいて赤外光照射による撮影を行う否かを判定する。そして、制御マイコン110は当該判定結果に応じて赤外光照射部(赤外光照射手段)109および赤外カットフィルタ102の制御を行う。つまり、制御マイコン110は選択的に被写体に赤外光照射を行うことになる。
撮像光学系101の出力である光学像は撮影部103に備えられた撮像センサの受光面に結像する。撮像センサは光電変換によって光学像に応じた映像信号電荷を露光時間に応じて蓄積し、アナログ信号である映像信号を出力する。
この映像信号はサンプル/ホールド回路でサンプルホールド処理された後、プリプロセス回路に与えられる。そして、映像信号はAGC処理によってゲイン調整された後、A/D変換処理が施されて、デジタル信号(画像データ)として信号処理部104に与えられる。
信号処理部104は、制御マイコン110の制御下でデジタル信号の各フレームに対して評価を行うとともに、その補正および加工処理などを行う。信号処理部104において、顔検出部(顔検出手段)105は、画像データにおいて被写体の顔領域を検出する。そして、顔検出部105は検出された顔領域の数(つまり、被写体の人数)、画像における顔領域の位置と大きさ、そして、顔領域における眼および口の位置を顔検出結果として制御マイコン110に送る。
制御マイコン110は顔検出結果および信号処理部104で処理された画像データ(以下画像ともいう)に基づいて顔の虹彩部分領域を特定する。
一方、輝度変化部106は、画像データにおいて制御マイコン110から指定された指定領域における輝度分布(ヒストグラム)を評価する。そして、輝度変化部106は輝度分布評価結果(つまり、輝度ヒストグラム)を制御マイコン110に送る。
なお、輝度変化部106は輝度分布評価結果に応じたガンマカーブを画像データの指定領域にかけて、輝度分布を変化させることができる。信号処理部104の出力である画像データは信号記録再生部107に出力される。
信号記録再生部107は、制御マイコン110の制御下で画像データに応じた画像表示部112で表示する。さらに、信号記録再生部107は画像データに対してフレーム内符号化処理又はフレーム間符号化処理を行った後、当該画像データを記録メディア108に記録する。
なお、画像データを記録メディア108に記録する際、信号記録再生部107は制御マイコン110の制御下で当該画像データが赤外光を照射した状態で撮影した結果得られた画像データであるか否かを示す赤外光情報を画像データに付加する。
操作部111はユーザによって操作され、ユーザは操作部111を操作して指令などを制御マイコン110に送る。そして、制御マイコン110は当該指令などに応じて撮像装置100を制御する。
記録メディア108に記録された画像データを再生する際には、信号記録再生部107は、制御マイコン110の制御下で記録メディア108から画像データを読み出して復号する。そして、信号記録再生部107は復号後の画像データを信号処理部104に送る。
この際、信号記録再生部107は画像データに付加された赤外光情報を制御マイコン110に送る。これによって、制御マイコン110は再生すべき画像データが赤外光を照射した状態における撮影の結果得られた画像データであるか否かを判定することができる。
信号処理部104は、後述するようにして復号後の画像データを処理した後、信号記録再生部107に送り返す。そして、信号記録再生部107は当該画像データに応じた画像を表示部112に表示する。
ここで、暗所において赤外光を照射して撮影した際の虹彩補正について説明する。
図2は、図1に示す撮像装置において虹彩補正を行った顔領域の画像を説明するための図である。そして、図2(a)は明るい環境下で可視光のみで撮影した画像を示す図であり、図2(b)は暗所で可視光のみで撮影した画像を示す図である。また、図2(c)は赤外光を照射するとともに赤外光カットフィルタを光路から退避させた状態で撮影した画像を示す図であり、図2(d)は図2(c)に示す画像について虹彩補正を行った後の画像を示す図である。
図2(a)に示す例では、人物Aの顔は十分明るい環境下で可視光のみで撮影されているので、人物Aにおいてその虹彩201の色は濃く、中央部分にある瞳孔202とともに暗く映っている。一方、図2(b)においては、暗所で同一の人物Aの顔を可視光のみで撮影されており、図2(a)に示す画像と比べると、画像は暗く、人物Aの顔をはっきりと確認することができない。
図2(c)に示す例では、赤外光照射部109を用いて人物Aの顔に赤外光を照射し、撮影光学系101に備えられた赤外光カットフィルタ102を光路から退避させて人物Aの顔を撮影した。虹彩201は赤外光に対して反射率が高く、瞳孔202はその反射率が低い。このため、図2(c)においては、人物Aの虹彩201は明るく映り、中央部分の瞳孔202のみが暗く映る。
暗所においては、一般に瞳孔202は開いてやや大きくなるため、瞳孔202が目立つことも影響して、図2(a)に示す画像に比べて、図2(c)においては、人物Aの虹彩201が小さくなったかのように見える。この結果、同一人物であるにも拘らず、ユーザに違和感を与えてしまう。
このような違和感を低減するため、ここでは、図2(d)に示す画像のように、虹彩201の輝度を下げる虹彩補正を行って、図2(a)に示す画像と違和感のない人物の顔を得る。
ここで、顔領域における虹彩部分の領域(虹彩領域)の特定について説明する。
図3は、図1に示す撮像装置における虹彩領域の特定を説明するための図である。そして、図3(a)は顔における眼が含まれる矩形領域の特定を示す図であり、図3(b)は図3(a)に示す矩形領域から眼の領域を特定した状態を示す図である。また、図3(c)は図3(b)に示す眼の領域から虹彩および瞳孔を特定した状態を示す図であり、図3(d)は図3(c)に示す虹彩を補正した状態を示す図である。さらに、図3(e)は虹彩補正後の矩形領域を示す図である。
まず、制御マイコン110は顔検出結果、つまり、顔の大きさおよび眼の位置に基づいて眼300が含まれる矩形領域を特定する(図3(a)参照)。
続いて、制御マイコン110は肌306の部分を輝度の空間周波数と色相とに応じて判定する。そして、制御マイコン110は肌306に囲まれる眼300の領域を、肌306と判定された領域との境界と顔の大きさから推定される眼の大きさとに基づいて特定する。ここでは、図3(b)に示す斜線部分を除く領域が眼300と特定された領域である。
眼300と特定された領域には、補正の対象である虹彩301、虹彩301の中心部分にある瞳孔302、虹彩301の周囲にある白目304、および眼300と肌306の境界にある影および睫が一体となったアイライン305が含まれている。
制御マイコン110は、虹彩301および瞳孔302の領域を、輝度および輝度の空間周波数に基づいて特定する。ここでは、図3(c)に示す斜線部分を除く領域が、虹彩301および瞳孔302と特定された領域である。
虹彩301および瞳孔302と特定された領域が補正(虹彩補正)を行う対象であるが、虹彩補正を行う際には、制御マイコン110は赤外光照射の光源に対する反射部分(キャッチライト)303および瞳孔302の輝度は保持した状態で、虹彩301の輝度を下げる処理を行う。
これによって、例えば、図3(d)に示す虹彩補正後の虹彩301が得られる。そして、虹彩補正を行うと、図3(a)に示す矩形領域は図3(e)に示すように補正される。なお、制御マイコン110は上記の虹彩領域の特定を左右の眼について行う。
図4は、図1に示す撮像装置で検出される虹彩輝度のヒストグラムおよび輝度のガンマカーブを説明するための図である。そして、図4(a)は虹彩輝度のヒストグラムを示す図であり、図4(b)はガンマカーブを示す図である。
いま、輝度変化部106は図3(c)で示す虹彩301と瞳孔302の領域に対して輝度分布を評価して、図4(a)に示す輝度ヒストグラムを取得して、当該輝度ヒストグラムを制御マイコン110に送る。
図4(a)において、輝度が低い、つまり、暗い部分に位置する第1のピーク401は瞳孔302における輝度を示している。また、輝度がやや明るい部分にある第2のピーク402は虹彩301における輝度を示している。そして、輝度が明るい部分にある第3のピーク403はキャッチライト303の輝度を示している。
一方、輝度変化部106は輝度ヒストグラムに応じてガンマカーブを求める。そして、輝度変化部106は制御マイコン110で指定された指定領域、つまり、ここでは虹彩および瞳孔の領域において、ガンマカーブ(つまり、輝度分布)を変化させる。
図4(b)において、輝度変化部106は破線で示すガンマカーブを実線で示すガンマカーブ410に変化させる。つまり、破線円411で囲まれる瞳孔302の部分および破線円413囲まれるキャッチライト303の部分については、輝度変化部106は輝度を変化させることなく現状の状態を維持する。
輝度変化部106は制御マイコン110の制御下でガンマカーブ410に基づいて虹彩301の部分についてのみその輝度を予め定められた輝度に下げる処理を行う。制御マイコン110は虹彩301の部分の輝度調整処理を、虹彩領域を特定した左右の眼について行う。
図5は、図1に示す制御マイコン110で行われる虹彩補正処理を説明するためのフローチャートである。
虹彩補正処理を開始すると、制御マイコン110は処理対象の画像が赤外光を照射して撮影した画像であるか否かを判定する(ステップS501)。この判定に当たって、虹彩補正処理を撮影の際に行う場合には、制御マイコン110は赤外光カットフィルタ102および赤外光照射部109の制御状態に応じて判定を行う。一方、虹彩補正処理を再生の際に行う場合には、制御マイコン110は処理対象の画像データに前述の赤外光情報が付加されているか否かに応じて赤外光の照射を判定することになる。
処理対象の画像が赤外光を照射して撮影した画像でないと(ステップS501において、NO)、制御マイコン110は虹彩補正処理を終了する。
一方、処理対象の画像が赤外光を照射して撮影した画像であると(ステップS501において、YES)、制御マイコン110は内蔵カウンタiを0に初期化する(ステップS502)。そして、制御マイコン110は顔検出部105を制御して、処理対象の画像において顔検出を行って(ステップS503)、検出された顔の数(人数)および画像における各顔の位置と大きさ、そして、眼の位置を取得する。
続いて、制御マイコン110はカウンタiの値と顔領域を検出した人数(検出人数)とを比較して、カウンタiの値<検出人数であるか否かを判定する(ステップS504)、カウンタiの値≧検出人数であると(ステップS504において、NO)、制御マイコン110は処理対象の顔がないと判定して虹彩補正処理を終了する。
一方、カウンタiの値<検出人数であると(ステップS504において、YES)、制御マイコン110は、検出されたi番目の顔に対して、図3で説明したようにして虹彩および瞳孔の領域を特定する(ステップS505)。そして、制御マイコン110は特定した虹彩および瞳孔の領域について図4で説明したガンマカーブに応じた輝度補正、つまり、虹彩補正処理を行う(ステップS506)。
次に、制御マイコン110は内蔵カウンタiに1を加算して(ステップS507)、ステップS504の処理に戻る。
このようにして、本発明の第1の実施形態では、暗所において赤外光を照射して人物などの被写体を撮影した際、その虹彩の輝度を補正するようにしたので(つまり、輝度を下げるようにしたので)、十分明るい環境下で可視光のみで撮影した画像と同様の虹彩輝度とすることができ、両者における違和感を低減することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置の一例について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置の一例を示すブロック図である。なお、図6において、図1に示す撮像装置と同一の構成要素については同一の参照番号を付す。
図6に示す撮像装置600では、不揮発性メモリ(記憶手段)614が備えられるとともに、信号処理部104がさらに特徴量抽出部(特徴量抽出手段)613を有している。そして、撮像装置600は予め登録された人物の虹彩の色の濃さに応じて虹彩補正処理を行う。
図6に示す撮像装置600では、特徴量抽出部613は制御マイコン110の制御下で、顔検出部105によって検出された画像における顔の位置および大きさに基づいて画像を解析し、当該人物の顔の特徴を示す特徴量(抽出特徴量)を抽出する。この特徴量は、例えば、特開2005−266981号公報に記載されているように、口、目、眉毛、および鼻などの顔の構成要素の具体的な形状、そして、これら構成要素の位置に関する情報を含む。
なお、特徴量を抽出する際には、例えば、ニューラルネットワーク又は空間フィルタを用いたエッジ検出などによって顔領域からその特徴量を抽出する。そして、この特徴量には、上述の形状および位置に関する情報ばかりでなく、彩度および色相に関する情報も含めるようにしてもよい。
不揮発メモリ614には、予め複数の人物についてその特徴量(登録特徴量)が登録されるとともに、当該登録特徴量に対応づけて虹彩の色の濃さを示す虹彩情報が登録されている。制御マイコン610は、特徴量抽出部613によって抽出された特徴量と不揮発メモリ614に登録された特徴量とを比較して、当該比較結果に応じて処理対象の画像中の人物が予め登録されている人物であるか否かを判定する。そして、処理対象の画像中の人物が登録されている人物であると判定すると、制御マイコン110は当該人物に係る虹彩情報を不揮発性メモリ614から取得する。
図7は、図6に示す撮像装置において虹彩補正を行った顔領域の画像を説明するための図である。そして、図7(a)は明るい環境下で可視光のみで撮影した画像を示す図であり、図7(b)は暗所で可視光のみで撮影した画像を示す図である。また、図7(c)は赤外光を照射するとともに赤外光カットフィルタを光路から退避させた状態で撮影した画像を示す図であり、図7(d)は図7(c)に示す画像について虹彩補正を行った後の画像を示す図である。さらに、図7(e)は登録された虹彩情報に基づいて虹彩補正を行った後の画像を示す図である。
図7(a)に示す例では、人物Bの顔は十分明るい環境下で可視光のみで撮影されているが、人物Bにおいては虹彩701の色が図2(a)に示す人物Aに比べて薄い。そして、人物Bにおいては中央部分にある瞳孔702のみが暗くなっている。
一方、図7(b)においては、暗所で同一の人物Bの顔が可視光のみで撮影されており、図7(a)に示す画像と比べると、画像は暗く人物Bの顔をはっきりと確認することができない。
図7(c)に示す例では、赤外光照射部109を用いて人物Bの顔に赤外光を照射し、撮影光学系101に備えられた赤外光カットフィルタ102を光路から退避させて人物Bの顔を撮影した。虹彩701は赤外光に対して反射率が高く、瞳孔202はその反射率が低い。このため、図7(c)においては、人物Bの虹彩701はさらに明るく映り、中央部分の瞳孔702のみが暗く映る。
暗所においては瞳孔702が開いてやや大きくなるが、人物Bは元々瞳孔702のみが濃い色であるので、図7(a)に示す画像と比べて、図7(c)に示す画像はそれほど違和感がない。
このような人物Bの画像について、図2(c)に示す人物Aの画像と同一の度合いで虹彩702の部分の輝度を下げて虹彩補正を行うと、図7(d)に示すように、元々の人物Bの虹彩702の色とは異なった補正結果となってしまう。
このため、図6に示す撮像装置では、予め人物Bについて虹彩702の色の濃さが虹彩情報として登録されている場合には、当該虹彩情報に応じて虹彩補正処理を行う。これによって、図7(e)に示すように、元々の人物Bの虹彩702の色に近い補正結果を得るようにする。
図8は、図6に示す撮像装置で検出される虹彩輝度のヒストグラムおよび輝度のガンマカーブを説明するための図である。そして、図8(a)は明るい環境で撮影した画像から取得した虹彩輝度のヒストグラムを示す図であり、図8(b)は暗所において赤外光撮影をして得られた画像から取得した虹彩輝度のヒストグラムを示す図である。また、図8(c)は補正に用いるガンマカーブを示す図である。
いま、輝度変化部106は図7(a)で示す虹彩701と瞳孔702の領域に対して輝度分布を評価して、図8(a)に示す輝度ヒストグラムを取得して、当該輝度ヒストグラムを制御マイコン110に送る。
同様に、輝度変化部106は図7(c)で示す虹彩701と瞳孔702の領域に対して輝度分布を評価して、図8(b)に示す輝度ヒストグラムを取得して、当該輝度ヒストグラムを制御マイコン110に送る。
図8(a)において、輝度が低い、つまり、暗い部分に位置する第1のピーク801は瞳孔702における輝度を示している。また、輝度Loである第2のピーク802は虹彩701における輝度を示している。そして、輝度が明るい部分にある第3のピーク803はキャッチライトの輝度を示している。
ここでは、不揮発メモリ614には、十分明るい環境で撮影した人物Bの顔領域から抽出された特徴量および虹彩部分の輝度Loを示す虹彩情報が格納されているものとする。
同様に、図8(b)において、第1のピーク811は瞳孔部分の輝度を示し、第2のピーク812は虹彩部分の輝度Liを示す。第3のピーク813はキャッチライトの輝度を示す。
一方、輝度変化部106は制御マイコン110の制御下で輝度ヒストグラムおよび虹彩情報に応じてガンマカーブを求める。そして、輝度変化部106は制御マイコン110で指定された指定領域、つまり、ここでは虹彩および瞳孔の領域において、ガンマカーブ(つまり、輝度分布)を変化させる。
図8(c)において、輝度変化部106は破線で示すガンマカーブを実線で示すガンマカーブ820に変化させる。つまり、破線円821で囲まれる瞳孔702の部分および破線円823囲まれるキャッチライトの部分については、輝度変化部106は輝度を変化させることなく現状の状態を維持する。
一方、輝度変化部106は制御マイコン110の制御下でガンマカーブ820に基づいて虹彩301の部分についてのみその輝度を下げる処理を行う。ここでは、輝度変化部106はガンマカーブ820によって破線円822で囲まれる虹彩701の部分についてその輝度Liを虹彩情報から得られる虹彩701の部分の輝度Loに変化させることになる。そして、制御マイコン110は虹彩701の部分の輝度調整処理を、虹彩領域を特定した左右の眼について行う。
次に、図9を用いて、制御マイコン610が行う虹彩補正処理のフローチャートについて説明する。
図9は、図6に示す制御マイコンで行われる虹彩補正処理を説明するためのフローチャートである。なお、図9において、図5で説明したフローチャートにおけるステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS505において、制御マイコン110は検出されたi番目の顔に対して虹彩および瞳孔の領域を特定した後、特徴量抽出部613を制御して、i番目の顔領域の特徴量を抽出する(ステップS906)。そして、制御マイコン110は不揮発メモリ614に登録された人物の特徴量とステップS906で抽出した人物の特徴量とを比較して登録済みの人物であるか否かを判定する(ステップS907)。
登録済みの人物であると(ステップS907において、YES)、制御マイコン110は不揮発メモリ614に登録された当該人物に係る虹彩情報を取得する(ステップS908)。一方、登録済みの人物でないと(ステップS907において、NO)、制御マイコン110は不揮発性メモリ614に登録された標準虹彩情報を取得する(ステップS909)。この標準虹彩情報は標準的な虹彩の色(予め定められた虹彩色)を示す情報である。
ステップS908又はS909に続いて、制御マイコン110は輝度変化部106を制御して、ステップS908又はS909で取得した虹彩情報を用いて、図8で説明したようにしてガンマカーブを生成する。そして、制御マイコン110は特定した虹彩および瞳孔の領域についてガンマカーブに応じた輝度補正、つまり、虹彩補正処理を行う(ステップS910)。その後、制御マイコン110はステップS507の処理を行って、ステップS504の処理に戻る。
このように、本発明の第2の実施形態では、暗所において赤外光を照射して人物などの被写体を撮影した際、予め登録された虹彩情報を用いて虹彩の輝度を補正するようにしたので、人物などの被写体の本来の虹彩の濃さに応じて、十分明るい環境下で可視光のみで撮影した画像と同様の虹彩輝度とすることができ、両者における違和感を低減することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置の一例について説明する。なお、第3の実施形態による撮像装置の構成は図6に示す撮像装置と同様である。
第3の実施形態においては、不揮発メモリ614には、予め複数の人物の顔領域に係る特徴量が登録されている。一方、これら人物の本来の虹彩の色の濃さ、つまり、人物毎の虹彩情報は不揮発性メモリ614には登録されていないが、互いに虹彩の色の濃さ(つまり、輝度)が異なる複数の虹彩情報が不揮発性メモリ614に人物とは無関係に登録されている。
制御マイコン610は不揮発性メモリ614に登録された虹彩情報を順次選択して(つまり、虹彩情報を順次変化させて)、顔検出部605で検出された顔領域について虹彩情報を用いて虹彩補正処理を行って、虹彩補正後の顔領域を得る。そして、制御マイコン610は特徴量抽出部613を制御して、虹彩補正後の顔領域についてその特徴量を抽出する。
その後、制御マイコン610は特徴量抽出部613で抽出した特徴量と不揮発メモリ614に登録されている特徴量とを比較して、画像中の人物が予め登録された人物であるか否かを判定する。
制御マイコン110は特徴量抽出部613で特徴量と不揮発メモリ614に登録されている特徴量との比較によって、画像中の人物が予め登録された人物と判定されるまで、予め登録された虹彩情報を順次選択して虹彩補正処理を行って、上述のように人物の判定を行う。
図10は、本発明の第3の実施形態による画像処理装置を備える撮像装置における虹彩補正処理を説明するためのフローチャートである。なお、図10において、図5および図9に示すフローチャートにおけるステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS505において、制御マイコン110は検出されたi番目の顔に対して虹彩および瞳孔の領域を特定した後、制御マイコン110は別の内蔵カウンタjを0に初期化する(ステップS1006)。続いて、ステップS906において、制御マイコン110は特徴量抽出部613を制御してi番目の顔領域の特徴量を抽出する。
続いて、前述したようにして、ステップS907において制御マイコン110は画像中の人物が登録済みの人物であるか否かを判定する。登録済みであれば、制御マイコン110はステップS507においてカウンタiに1を加算し、ステップS504の処理に戻る。
一方、ステップS907において登録済みの人物ではないと判定すると、制御マイコン110はカウンタjの値と不揮発性メモリ614に登録された虹彩情報の数とを比較して、カウンタjの値<虹彩情報の数であるか否かを判定する(ステップS1010)。カウンタjの値≧虹彩情報の数であると(ステップS1010において、NO)、制御マイコン110は不揮発性メモリ614に登録された全ての虹彩情報を用いて虹彩補正処理を行ったとし、ステップS507の処理に進む。
カウンタjの値<虹彩情報の数であると(ステップS1010において、YES)、制御マイコン110は予め登録されたj番目の虹彩情報を不揮発性メモリ614から取得する(ステップS1011)。そして、制御マイコン110は輝度変化部106を制御して、j番目の虹彩情報を用いて図8で説明したようにしてガンマカーブを生成する。そして、制御マイコン110は輝度変化部106を制御してガンマカーブに応じてi番目の顔領域について虹彩補正処理を行う(ステップS1012)。
続いて、制御マイコン110は、内蔵カウンタjに1を加算して(ステップS1013)、ステップS906の処理に戻る。
このように、本発明の第3の実施形態では、予め登録された人物とは無関係に複数の虹彩情報を登録して、暗所において赤外光を照射して人物などの被写体を撮影した際、予め登録された虹彩情報を用いて虹彩の輝度を補正した後、顔領域の特徴量を抽出して人物などの被写体の判定を行う。
従って、暗所で赤外光を照射して人物などの被写体撮影した際に虹彩の色が明るくなってしまうことによって抽出される特徴量が変化しても、虹彩補正処理を行った後の特徴量を用いて人物判定を行う結果、誤判定を低減することができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、信号処理部104および制御マイコン110が虹彩検出手段および制御手段として機能する。また、ここでは少なくとも信号処理部104および制御マイコン110が画像処理装置を構成する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を画像処理装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを画像処理装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも顔検出ステップ、虹彩検出ステップ、および制御ステップを有している。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
102 赤外光カットフィルタ
103 撮影部
104 信号処理部
105 顔検出部
106 輝度変化部
107 信号記録再生部
109 赤外光照射部
110 制御マイコン
613 特徴量抽出部
614 不揮発メモリ

Claims (8)

  1. 赤外光が照射された被写体を撮像して得られた画像において前記被写体の顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記画像において、前記顔検出手段によって検出された顔領域から虹彩部分を検出する虹彩検出手段と、
    前記画像において、前記虹彩検出手段で検出された虹彩部分のみの輝度を予め定められた値に下げる虹彩補正処理を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記虹彩検出手段は、前記顔領域において輝度の空間周波数および色相に応じて前記虹彩部分を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記顔領域の特徴を示す特徴量を抽出特徴量として前記顔領域から抽出する特徴量抽出手段と、
    複数の被写体の各々の顔領域の特徴を示す特徴量が登録特徴量として登録されるとともに、前記被写体の各々における虹彩部分の輝度を示す虹彩情報が前記登録特徴量に対応づけて登録された記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、前記抽出特徴量と前記登録特徴量とを比較して、当該比較結果によって前記抽出特徴量に係る被写体が前記登録特徴量に係る被写体であると判定すると、当該登録特徴量に対応する前記虹彩情報が示す輝度を前記予め定められた値として前記虹彩補正処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記顔領域の特徴を示す特徴量を抽出特徴量として前記顔領域から抽出する特徴量抽出手段と、
    複数の被写体の各々の顔領域の特徴を示す特徴量が登録特徴量として登録された記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、前記抽出特徴量と前記登録特徴量とを比較して、当該比較結果によって前記抽出特徴量に係る被写体が前記登録特徴量に係る被写体であるか否かを判定する際、前記予め定められた値を順次変化させて前記虹彩補正処理を行った結果得られた顔領域から抽出された抽出特徴量を用いて判定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、赤外光が照射されない被写体を撮像して得られた画像においては、前記虹彩補正処理を行わないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 赤外光が照射された被写体を撮像して得られた画像において前記被写体の顔領域を検出する顔検出ステップと、
    前記画像において、前記顔検出ステップで検出された顔領域から虹彩部分を検出する虹彩検出ステップと、
    前記画像において、前記虹彩検出ステップで検出された虹彩部分のみの輝度を予め定められた値に下げる虹彩補正処理を行う制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. 画像処理装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記画像処理装置が備えるコンピュータに、
    赤外光が照射された被写体を撮像して得られた画像において前記被写体の顔領域を検出する顔検出ステップと、
    前記画像において、前記顔検出ステップで検出された顔領域から虹彩部分を検出する虹彩検出ステップと、
    前記画像において、前記虹彩検出ステップで検出された虹彩部分のみの輝度を予め定められた値に下げる虹彩補正処理を行う制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記被写体に選択的に前記赤外光を照射する赤外光照射手段と、
    前記被写体を撮像して画像を得る撮像手段とを備え、
    前記制御手段は前記赤外光照射手段によって前記被写体に前記赤外光が照射されると、前記虹彩補正処理を行うことを特徴とする撮像装置。
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