JP3927802B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置及びカラー画像撮像装置に関し、さらに詳しくは、顔認識をして自動ホワイトバランスの評価値を変更する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年パーソナルコンピュータの発達に相まって、その画像入力装置としてのデジタルカメラの利用が広まってきた。特に、デジタルカメラは、特殊な操作技術をもたない撮影者が使用する場合がほとんどであり、撮影の失敗を無くすためにシャッター速度、露出、ピント合わせを被写体に合わせて自動的に設定するようになっているものが多い。また、一般に被写体は人物である場合が多く、人物特有の設定モードを特別に備えたデジタルカメラもある。
そこで、特開平5−110936号公報には、被写体の背景をぼかすポートレートや被写体を美しく見せるために被写体の色を補正する等のような映像表現等のための新機能を、照度等の条件にかかわりなく、実現可能としたビデオカメラについて開示されている。それによると、撮像素子の出力信号を信号処理回路で処理して映像信号に変換するに際し、該信号処理回路の出力映像信号から特定の被写体部分を抽出する抽出手段と、該信号処理回路での該特定の被写体部分とその他の部分の信号処理パラメ−タを該抽出手段の抽出出力に応じて個別に制御する制御手段とを設けることにより実現している。
また、特開2001−119622公報には、被写体が画面の中心に位置しなくても、効果的に自動焦点制御、自動露出制御、自動ホワイトバランス制御、電子ズーム制御を行なうことができるようにする技術について開示されている。これによると、結像光学系を介して得られた光学像をCCDで電気画像信号に変換し、記憶する撮像装置であって、特定画像パターンを記憶する読み出し専用メモリと、前記記憶された画像信号の部分画像と、前記特定画像パターンの相関値を算出する相関値計算部と、前記相関値計算部により算出された相関値の極大値を検出するデータ読み出し制御回路と、検出された極大値に対応する部分画像に基づいて、所定の制御を行うAF,AE,AWB制御回路とを有することにより実現している。
このように、特開平5−110936号公報及び特開2001−119622公報は、何れも特定被写体を認識して、その被写体の情報からAWBやAEを行っているが、本発明では、特定被写体(顔)を検出したら、その部分の情報を除外してAWBを行うようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
つまり、従来の自動でホワイトバランスを制御する機能を有した画像処理装置は、画面内の物体が無彩色部分を抽出して、その部分を白(無彩色)にするように色調整の制御を行う。無彩色部分はその物体に照射されている光源の色の変化で違った色合いになってしまう。そこで無彩色部分に自然光源が照射されているときに変化する色の範囲を無彩色検出範囲としている。しかし人物撮影を行ったときに、人物の顔の色と無彩色部分に低色温度光源の光が照射されたときの色合いが非常に近いために誤認識をしてしまい、顔を白くしてしまう問題がある。
また、顔検出を行い、顔が検出された場合は顔の色合いが自然になるようにホワイトバランスを制御する方法が提案されているが、人物の顔の色は個人差があり必ずしも良好の制御ができないといった問題もある。
本発明は、かかる課題に鑑み、顔検出を行い、顔部分の色情報をホワイトバランス演算に用いないことで、顔部分が青白いなどの違和感のあるホワイトバランスを行わないようにして良好な画像処理を実現する画像処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、処理対象画面の少なくとも1以上の任意のエリアにおける色情報である自動ホワイトバランス評価値を取得する自動ホワイトバランス評価値取得手段と、前記色情報を元にホワイトバランスの演算を行う自動ホワイトバランス演算手段と、該自動ホワイトバランス演算手段の結果によりホワイトバランス制御を自動で行うホワイトバランス制御手段を有する画像処理装置において、処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段と、画面の各部分の明るさを検出する輝度検出手段を更に備え、前記顔検出手段により前記顔が検出され、かつ前記顔検出手段により検出された顔部分以外のエリアの明るさが所定範囲内の場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを前記顔以外のエリアに変更することを特徴とする。
自動ホワイトバランス(AWB)評価値の取得エリアは、通常は画面全体である。そして、従来の自動でホワイトバランスを制御する機能を有した画像処理装置は、画面内の物体が無彩色部分を抽出して、その部分を白(無彩色)にするように色調整の制御を行う。そのため、そのエリアに人物の顔がある場合、人物の顔の色と無彩色部分に低色温度光源の光が照射されたときの色合いが非常に近いために誤認識をしてしまい、顔を白くしてしまう問題があった。そこで、顔認識動作モードで顔検出手段により顔と認識された場合、自動ホワイトバランス評価値の取得エリアを顔部分から移動して、顔部分のホワイトバランスの演算を行なわないようにする。
かかる発明によれば、処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段を更に備え、前記顔検出モードに設定され前記顔検出手段により前記顔が検出された場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを前記顔以外のエリアに変更することにより、顔部分の良好な画像処理を実現することができる。
請求項2は、処理対象画面の少なくとも1以上の任意のエリアにおける色情報である自動ホワイトバランス評価値を取得する自動ホワイトバランス評価値取得手段と、前記色情報を元にホワイトバランスの演算を行う自動ホワイトバランス演算手段と、該自動ホワイトバランス演算手段の結果によりホワイトバランス制御を自動で行うホワイトバランス制御手段を有する画像処理装置において、処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段と、画面の各部分の明るさを検出する輝度検出手段を更に備え、前記顔検出手段により前記顔が検出され、かつ前記顔検出手段により検出された顔部分以外のエリアの明るさが所定範囲内の場合は、前記顔が検出されたエリアから取得された前記自動ホワイトバランス評価値を前記自動ホワイトバランス演算に使用しないことを特徴とする。
顔検出を実行する場合のモードは、撮像動作に先立ち顔検出を行い、検出できた場合は、顔が含まれるエリア以外のエリアから作成されたAWB評価値を用いて、AWB演算及び制御が行われる。顔検出により、このエリアをAWB演算対象から除外することで、違和感のあるAWB制御を行わないようにすることができる。
かかる発明によれば、処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段を更に備え、前記顔検出モードに設定され前記顔検出手段により前記顔が検出された場合は、前記顔が検出されたエリアから取得された前記自動ホワイトバランス評価値を前記自動ホワイトバランス演算に使用しないことにより、違和感のあるAWB制御を行わないようにすることができる。
【0005】
請求項3は、前記顔検出手段により前記顔が検出されない場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを通常エリアに設定することも本発明の有効な手段である。
撮像装置によっては撮影モードが人物撮影モードや、それ以外の場合を選択する機能が付いているものがある。人物撮影モード以外の場合、評価値取得エリアは顔を撮影しないので、通常エリアに指定する。また、人物撮影モードの場合で、顔検出処理の動作により顔を検出しない場合も同じように、評価値取得エリアを通常エリアに指定する。かかる技術手段によれば、前記顔検出モードに設定されない場合、若しくは前記顔検出手段により前記顔が検出されない場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを通常エリアに設定するため、不必要な処理を省略することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態のデジタルスカメラのブロック図である。この構成は、被写体の光学画像を集光するレンズ1と、レンズ1により集光された光束を集束する絞り部2と、図示しない複数のレンズを移動させて合焦したり、絞り部2を駆動するモータドライバ11と、レンズ1と絞り部2を通過した光学画像を光電変換するCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)3と、CCD3に含まれる雑音を低減するCDS(Correlated Double Sampling)4と、CCD3からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器5と、前記CCD3、CDS4、A/D変換器5のタイミングを発生するタイミング発生器13と、画像処理パラメータに従って画像処理を行うデジタル信号処理回路7と、撮像画素の記録と画像処理された画像を記憶するフレームメモリ6と、液晶(LCD:Liquid Crystal Display)により撮像画像を表示する表示部8と、デジタル信号処理回路7で処理された画像データを圧縮あるいは源画像データに伸張する画像圧縮伸張回路9と、画像圧縮伸張回路9により圧縮された画像データを格納するメモリカード10と、制御プログラムに基づいて所定の制御を実行するCPU14と、パラメータを格納するEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)16と、操作者がカメラ本体を操作するためのレリーズボタン等を備えたカメラ操作部17により構成される。
【0008】
次に、図1を参照しながら、本構成のデジタルスチルカメラ100の動作概要について説明する。操作者は図示しないファインダから被写体を覗き、カメラ操作部17のレリーズボタンを押すと、CPU14はその信号を検出してモータドライバ11に対してレンズ1と絞り2を駆動して、被写体の画像をCCD3に合焦させる。これらの一連の動作は、自動的にCPU14が図示しないセンサの情報に基づいて行われる。CCD3に合焦された画像は、タイミング発生器13から発生されるクロックにより順次取り出され、CDS4によりデータに含まれる雑音を低減する。ここで、CCD3の出力信号に含まれる雑音は、リセット雑音が支配的である。この雑音を低減するために信号期間に含まれる映像信号とリセット雑音及び、フィールドスルー期間のみに含まれるリセット雑音から両者を引き算することによりリセット雑音をキャンセルしている。そして、そのアナログ信号をA/D変換器5により10ビットのデジタル信号に変換して、デジタル信号処理回路7に入力され、フレームメモリ6に一時保管される。そして、EEPROM16に格納されたパラメータにより、CPU14からの指示によりフレームメモリ6に一時保管されたデータを処理し、その処理された画像をフレームメモリ6に再び格納する。この処理の中にホワイトバランス処理が含まれる。さらに、フレームメモリ6に書き込まれたデータを表示部8の制御部に送り、LCDにその内容を表示する。フレームメモリ6は、少なくとも撮像画素の1画面以上の画像データを蓄積することができる画像メモリであり、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory) 、あるいはSDRAM(Synchronous DRAM)などの一般に用いられているメモリを用いる。
ここで、操作者の意思により、その画像をメモリカード10に記録しておきたい場合、カメラ操作部17から指示をすると、CPU14はそれに従って、デジタル信号処理回路7に対して画像をメモリカード10に転送する制御を実行する。つまり、画像処理された画像をフレームメモリ6から読み出し、画像圧縮伸張回路9に送る。ここで、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式で画像を圧縮し、メモリカード10に記憶する。この符号化アルゴリズムにはADCT(適応離散コサイン)を用い、最初に解像度の低い画像を符号化し、次第に解像度が高くなるような階層符号化も取り入れられる。このようにメモリカード10は、フレームメモリ6に格納されたデータを圧縮し、その圧縮データを格納しておくためのものである。この他に、例えば8MB程度の内部メモリあるいはスマートメディア・コンパクトフラッシュなどに記録する構成であってもよい。
また、逆にメモリカード10の内容を表示部8に表示する場合や、外部端子により他のPCと接続して画像データを転送したい場合は、所望のメモリカードをカメラ本体の図示しないコネクタに挿入して、カメラ操作部17から指示すると、CPU14はデジタル信号処理回路7に指示してメモリカードの圧縮された画像データを読み出し、画像圧縮伸張回路9に入力して、圧縮のアルゴリズムに従ってデータを伸張して元に戻し、表示部8に画像を表示する。
【0009】
図2は、本発明の第1の実施形態に係る動作フローチャートである。図3は顔が検出されたときに自動ホワイトバランス(以下、AWBと記す)評価値取得エリアを移動した図である。図2と図3を併せて参照しながら動作について説明する。まず、撮像装置が顔認識動作モードかどうか判断し(S1)、顔認識動作モードでない場合(NOのルート)図3のAWB評価値取得エリアを通常エリア20に指定する(S5)。ステップS1で顔認識動作モードの場合(YESのルート)顔認識処理を行い(S2)、顔と認識されるか否かを判断する(S3)。顔と認識されない場合(NOのルート)図3のAWB評価値取得エリアを通常エリア20に指定する(S5)。ステップS3で顔と認識された場合(YESのルート)、図3のAWB評価値取得エリアを顔22以外のエリア21に移動させる(S4)。そして、AWB評価値取得エリアを設定し(S6)、そのAWB評価値を取得する(S7)。そしてAWB値を演算して(S8)、最終的なAWBゲインを設定する(S9)。
以上のように、自動ホワイトバランス(AWB)評価値の取得エリア20は、通常は画面全体である。そして、従来の自動でホワイトバランスを制御する機能を有した画像処理装置は、画面内の物体が無彩色部分を抽出して、その部分を白(無彩色)にするように色調整の制御を行う。そのため、そのエリアに人物の顔22がある場合、人物の顔の色と無彩色部分に低色温度光源の光が照射されたときの色合いが非常に近いために誤認識をしてしまい、顔を白くしてしまう問題があった。そこで、顔認識動作モードで顔検出手段により顔と認識された場合、AWB評価値の取得エリア21を顔部分から移動して、顔部分のホワイトバランスの演算を行なわないようにする。これにより、顔部分の良好な画像処理を実現することができる。また、撮像装置によっては撮影モードが人物撮影モードや、それ以外の場合を選択する機能が付いているものがある。人物撮影モード以外の場合、評価値取得エリアは顔を撮影しないので、通常エリアに指定する。
また、人物撮影モードの場合で、顔検出処理の動作により顔を検出しない場合も同じように、評価値取得エリアを通常エリアに指定するため、不必要な処理を省略することができる。
【0010】
図4は、本発明の第2の実施形態に係る動作フローチャートである。図5は画面を分割してAWB評価値を取得している図である。図4と図5を併せて参照しながら動作について説明する。まず、撮像装置が顔認識動作モードかどうか判断し(S11)、顔認識動作モードでない場合(NOのルート)図5のAWB評価値取得エリアを通常エリア23に指定する(S15)。ステップS11で顔認識動作モードの場合(YESのルート)顔認識処理を行い(S12)、顔と認識されるか否かを判断する(S13)。顔と認識されない場合(NOのルート)図5のAWB評価値取得エリアを通常エリア23に指定する(S15)。ステップS13で顔と認識された場合(YESのルート)、図5のAWB評価値取得エリア23から顔25が含まれるエリア24を除外する(S14)。そして、AWB評価値指定エリアからの評価値を取得する(S16)。そしてAWB値を演算して(S17)、最終的なAWBゲインを設定する(S18)。
【0011】
以上のように、顔検出を実行する場合のモードは、撮像動作に先立ち顔検出を行い、検出できた場合は、顔が含まれるエリア以外のエリアから作成されたAWB評価値を用いて、AWB演算及び制御が行われる。顔検出により、このエリアをAWB演算対象から除外することで、違和感のあるAWB制御を行わないようにすることができる。
また、顔検出を実行する場合のモードにおいて、撮像動作に先立ち顔検出を行い、検出できた場合は、検出された顔エリアとそれ以外のエリアとの明るさの差を輝度検出手段により算出する。顔検出を行うモードでは、主要被写体である人物を適正露光状態に設定されるので、それ以外の部分が極端に明るい場合や暗い場合は、AWB評価値エリアの移動や除外を行わない。顔以外の部分が極端に明るい場合とは逆光の場合などで、その場合主要被写体以外の部分は飽和してしまっている場合があり、そのときの色情報は正確な色の検出がされている保証がない。また、顔以外の部分が極端に暗い場合とは、人物のみがスポットライトで照らされている場合などで、この場合の主要被写体以外の部分の信号は値が小さいため、ノイズなどの影響を受けやすく、正確な色情報の抽出ができない可能性がある。そのため顔認識結果に基づいたAWB評価値取得エリアの移動や除外の処理をしてしまうと、かえって良好なAWB制御ができない可能性がある。これにより、AWBの誤動作を防止することができる。
また、以上の画像処理機能は、画像を扱う全ての装置に対して応用が可能である。特に、デジタルカメラにこの画像処理技術を応用することは最適である。そのときは、更に光学系を介して得られた光信号をカラー画像信号に変換して出力するカラー画像撮像手段を備えることにより実現される。これにより、顔部分が青白いなどの違和感のあるホワイトバランスが行わないようにして、良好な画像処理を実現したデジタルカメラを提供することができる。
【0012】
【発明の効果】
以上記載のごとく本発明によれば、請求項1は、処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段を更に備え、前記顔検出モードに設定され前記顔検出手段により前記顔が検出された場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを前記顔以外のエリアに変更することにより、顔部分の良好な画像処理を実現することができる。
また請求項2は、処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段を更に備え、前記顔検出モードに設定され前記顔検出手段により前記顔が検出された場合は、前記顔が検出されたエリアから取得された前記自動ホワイトバランス評価値を前記自動ホワイトバランス演算に使用しないことにより、違和感のあるAWB制御を行わないようにすることができる。
また請求項3は、前記顔検出モードに設定されない場合、若しくは前記顔検出手段により前記顔が検出されない場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを通常エリアに設定するため、不必要な処理を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のデジタルスカメラのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る動作フローチャートである。
【図3】本発明の顔が検出されたときに自動ホワイトバランス評価値取得エリアを移動した図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る動作フローチャートである。
【図5】本発明の画面を分割してAWB評価値を取得している図である。
【符号の説明】
1 レンズ、2 絞り部、3 CCD、4 CDS、5 A/D変換器、6 フレームメモリ、7 デジタル信号処理回路、8 表示部、9 画像圧縮伸張回路、14 CPU
Claims (3)
- 処理対象画面の少なくとも1以上の任意のエリアにおける色情報である自動ホワイトバランス評価値を取得する自動ホワイトバランス評価値取得手段と、前記色情報を元にホワイトバランスの演算を行う自動ホワイトバランス演算手段と、該自動ホワイトバランス演算手段の結果によりホワイトバランス制御を自動で行うホワイトバランス制御手段を有する画像処理装置において、
処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段と、
画面の各部分の明るさを検出する輝度検出手段を更に備え、
前記顔検出手段により前記顔が検出され、かつ前記顔検出手段により検出された顔部分以外のエリアの明るさが所定範囲内の場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを前記顔以外のエリアに変更することを特徴とする画像処理装置。 - 処理対象画面の少なくとも1以上の任意のエリアにおける色情報である自動ホワイトバランス評価値を取得する自動ホワイトバランス評価値取得手段と、前記色情報を元にホワイトバランスの演算を行う自動ホワイトバランス演算手段と、該自動ホワイトバランス演算手段の結果によりホワイトバランス制御を自動で行うホワイトバランス制御手段を有する画像処理装置において、
処理対象となる画像内に人物の顔が存在することを検出する顔検出手段と、
画面の各部分の明るさを検出する輝度検出手段を更に備え、
前記顔検出手段により前記顔が検出され、かつ前記顔検出手段により検出された顔部分以外のエリアの明るさが所定範囲内の場合は、前記顔が検出されたエリアから取得された前記自動ホワイトバランス評価値を前記自動ホワイトバランス演算に使用しないことを特徴とする画像処理装置。 - 前記顔検出手段により前記顔が検出されない場合は、前記自動ホワイトバランス評価値を取得するエリアを通常エリアに設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
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