JP2010130129A - 通信端末装置、および、プログラム - Google Patents

通信端末装置、および、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010130129A
JP2010130129A JP2008300384A JP2008300384A JP2010130129A JP 2010130129 A JP2010130129 A JP 2010130129A JP 2008300384 A JP2008300384 A JP 2008300384A JP 2008300384 A JP2008300384 A JP 2008300384A JP 2010130129 A JP2010130129 A JP 2010130129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
communication
schedule
communication terminal
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008300384A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Matsumoto
賢一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Original Assignee
Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd filed Critical Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Priority to JP2008300384A priority Critical patent/JP2010130129A/ja
Publication of JP2010130129A publication Critical patent/JP2010130129A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】効率的なローミングサービスの利用を実現する。
【解決手段】現在日時がスケジュール登録された日時となったことがスケジュール処理部111によって判別されると、ローミング処理部112は、当該スケジュールに登録されている位置情報を取得する。さらに、記憶部140に格納されているローミングリストから、取得された位置情報が示す場所をサービス提供地域としている通信キャリアを選出し、選出した通信キャリアから優先的にサーチ動作をおこなう。また、ローミング処理部112は、当該スケジュールに基づいて選出した通信キャリアが利用できない場合、当該スケジュールの前後のスケジュールに記録されている位置情報に基づいて通信キャリアを選出してサーチ動作をおこなう。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信端末装置、および、プログラムに関し、特に、ローミングサービス利用に好適な通信端末装置、および、プログラムに関する。
携帯電話などの通信端末装置でローミングサービスを利用できることが一般的となっている。ローミングサービスを利用可能な通信端末装置を用いることで、契約した通信事業者(キャリア)とは異なるキャリアの回線網を使用して通信をおこなうことができる。特に、国内で契約した携帯電話をそのまま海外でも使用することのできる、いわゆる国際ローミングは、携帯電話の利便性を高めるサービスとして広く利用されている。
このように、ローミングサービスを利用することによって、使用する通信端末装置について契約しているキャリアがサービスを提供していない場所であっても、通信をおこなうことができる。このため、ローミングサービスを利用する際には、当地において利用可能なキャリアをサーチして捕捉する必要がある。ローミングサービスを提供するキャリアが多数存在する場合、対象を絞り込まずにサーチをおこなうと、利用可能なキャリアを捕捉できるまで時間がかかることがあり、必要以上にバッテリを消耗させることになる。
このような不都合を解消するため、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)機能を利用して特定した位置情報を用いることで、ローミング先のキャリアに対応する基地局を優先的にサーチする技術が提案されている(例えば、特許文献1、2)。
特開2004−357214号公報 特開2005−505949号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示されている技術では、GPS機能を用いるため、GPS機能を搭載していない装置でないと利用できないという問題がある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、ローミングサービスを効率的に利用することのできる通信端末装置、および、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる通信端末装置は、
スケジュール登録機能を有する通信端末装置において、
複数の通信事業者について、少なくとも当該通信事業者が通信サービスを提供している場所を示す位置情報を含んだ接続情報を取得する接続情報取得手段と、
前記スケジュール登録機能で登録されたスケジュール情報に基づいて、前記通信端末装置が利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出し、選出された通信事業者に対するサーチ動作を優先的におこなうサーチ手段と、
を備えることを特徴とする。
上記通信端末装置において、
前記サーチ手段は、現在日時に対応する前記スケジュール情報が示す位置情報に基づいて、利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出することが望ましい。
上記通信端末装置において、
前記サーチ手段は、現在日時に対応する前記スケジュール情報に基づいて選出した通信事業者を利用できない場合、当該スケジュール情報に基づく第2候補の位置情報に基づいて、利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出することが望ましい。
上記通信端末装置において、
前記サーチ手段は、前回待受可能であった通信事業者が利用できない場合に、前記スケジュール情報に基づいたサーチ動作をおこなうことが望ましい。
上記通信端末装置は、
前記スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、
前記スケジュール登録機能で登録されたスケジュール情報に含まれる位置情報に基づいて、当該位置情報が示す場所で通信サービスを提供する通信事業者を示す情報を前記接続情報から取得し、当該スケジュール情報に対応づけて前記スケジュール情報記憶手段に記憶させる事業者情報登録手段と、をさらに備えていることが望ましい。
上記通信端末装置において、
前記サーチ手段は、前記スケジュール情報に基づいて選出できる通信事業者が複数ある場合、各通信事業者に関する指標に基づいて、サーチ動作の優先順位を決定することが望ましい。
上記通信端末装置において、
前記サーチ手段は、前記スケジュール情報に基づいて選出した通信事業者を利用できない場合、前記通信端末装置について本来契約している通信事業者を含む、前記接続情報に記録されたすべての通信事業者を対象にサーチ動作をおこなうことが望ましい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるプログラムは、
スケジュール登録機能を有する通信端末装置を制御するコンピュータに、
複数の通信事業者について、少なくとも当該通信事業者が通信サービスを提供している場所を示す位置情報を含んだ接続情報を取得する機能と、
登録されたスケジュール情報に基づいて、前記通信端末装置が利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出し、選出された通信事業者に対するサーチ動作を優先的におこなう機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、効率的なローミングサービスの利用を図ることができる。
本発明にかかる通信端末装置の例を以下に説明する。本実施形態にかかる通信端末装置は、例えば、携帯電話などの移動体通信端末であり、一般的な携帯電話と同様、音声通話機能、電子メール送受信機能、ウェブアクセス機能などの通信機能、および、使用者の行動予定などを日時情報とともに登録することのできるスケジュール登録機能を備えているものとする。また、本実施形態にかかる通信端末装置は、契約した通信キャリアとは異なる通信キャリアを使った通信も可能な、いわゆるローミングサービスを利用可能な通信端末装置である。
本実施形態にかかる通信端末装置100を、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる通信端末装置100の概略構成を示すブロック図である。図示するように、通信端末装置100は、制御部110、通信部120、音声処理部130、記憶部140、操作部150、表示部160、などから構成される。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)やワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)などから構成され、所定の動作プログラムを実行することで通信端末装置100の各部を制御する。すなわち、通信端末装置100の各構成は制御部110によって制御されるとともに、各構成間の情報伝達などは制御部110を介しておこなわれる。
通信部120は、通信端末装置100がWAN(Wide Area Network:広域通信網)へ接続するための無線アクセスにかかる構成であり、本実施形態では、通信部120によってセルラ網への無線アクセス(以下、「セルラ通信」とする)が実現される。すなわち、通信部120は、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)方式やGSM(Global Systems for Mobile communications)方式などの通信方式を用いた通信装置などで構成され、当該通信方式に対応したアンテナ121による無線送受信をおこなうことで、近傍の基地局と無線通信をおこなう。このような通信部120の動作により、無線アクセスによるWAN接続がなされ、通信端末装置100の基本機能である、セルラ通信による音声通話やデータ通信が実現される。
音声処理部130は、例えば、音声データ用のコーデック回路などから構成され、通信端末装置100の音声入出力にかかる処理をおこなう。すなわち、通信部120で受信したデジタル音声データをアナログ音声信号に変換してスピーカ131から出力する受話動作や、マイクロフォン132から入力されたユーザの発話音声をデジタル音声データに変換して通信部120に送出する送話動作などをおこなう。
記憶部140は、例えば、フラシュメモリなどの記憶装置から構成され、制御部110が実行する動作プログラムを格納する他、本発明を実現するために必要な種々のデータを格納する。本実施形態では、携帯電話である通信端末装置100が有するスケジュール登録機能によって登録されたスケジュール情報や、ローミングサービス利用時の回線接続に用いられるローミングリスト(いわゆる、PRL(Preferred Roaming List))、などが記憶部140に格納されているものとする。
図2および図3に、記憶部140に格納される情報の例を示す。ここでは、スケジュール情報の例を図2に示し、ローミングリスト(PRL)の例を図3に示す。
図2に示すように、記憶部140に格納されるスケジュール情報には、例えば、通信端末装置100の使用者によって入力された行動予定などの情報が含まれている。この場合、行動予定についての日時情報や目的地、予定している行動、指定された通信キャリア、などを示す情報がスケジュール情報として記憶部140に格納される。
また、記憶部140に格納されるローミングリスト(PRL)は、通信端末装置100が利用可能な通信キャリアについて、当該通信キャリアが提供する回線への接続に必要となる情報が記録された接続情報である。ここでは、ローミングサービスを提供している通信キャリアについての接続情報が記録されているものとする。本実施形態にかかるPRLは、図3に示すように、例えば、ローミングサービスを提供する通信キャリア毎にレコードが作成され、各レコードには、当該通信キャリアがローミングサービスを提供している地域、その地域で当該キャリアの回線に接続するために必要な接続パラメータ(例えば、SID(システムID)、NID(ネットワークID)、バンドクラス、優先チャネル番号、など)、などが記録されている。ここで、各レコードには番号(No.)が付されているものとし、最終レコードの番号をnとする。
操作部150は、通信端末装置100の外面上に構成されたボタンやキーなどから構成され、通信端末装置100のユーザによって操作される。操作部150は、各ボタンやキーなどと接続された入力回路などを備え、ユーザの操作に応じた入力信号を生成して制御部110に入力する。
表示部160は、例えば、液晶表示装置などから構成された表示出力装置であり、制御部110の制御によって画像などを表示出力する。
以上が本実施形態にかかる通信端末装置100の主要な構成であるが、これらは本発明を実現するために必要な構成であり、移動体通信端末の主要機能や付加機能を実現するために必要となるその他の構成については適宜備えられているものとする。
上述したように、本実施形態にかかる通信端末装置100はローミングサービスが利用可能な構成を有している。この場合、通信端末装置100の使用に際し直接的に契約している通信キャリア(以下、「ホームキャリア」とする)がサービスを提供していない地域で通信端末装置100を使用する場合、当地でローミングサービスを提供している通信キャリアをサーチする必要がある。
本発明は、ローミングサービスを提供している通信キャリアのサーチを、スケジュール機能によって登録された内容に基づいておこなうことで、効率的に通信キャリアをサーチし、バッテリの消費や待ち時間の低減を図る。このため、記憶部140に格納されているプログラムを制御部110が実行することで、スケジュールと連動した通信キャリアのサーチに必要な機能が実現される。
制御部110によって実現される機能を図4に示す。図4は、制御部110がプログラムを実行することで実現される機能を示す機能ブロック図である。図示するように、制御部110は、スケジュール処理部111、ローミング処理部112、通信制御部113、などとして機能する。
スケジュール処理部111は、通信端末装置100のスケジュール機能にかかる処理をおこなう。すなわち、スケジュールの入力に必要な画面を表示部160に表示し、ユーザ操作に応じた操作部150からの入力信号に基づいて、図2に示すようなスケジュール情報を生成・更新して記憶部140に格納する。また、携帯電話などのような通信端末装置100で一般的に備えられているカレンダー機能や時計機能で生成される現在日時を示す日時情報に基づいて、登録されたスケジュールに指定した日時となったか判別する。この場合において、記憶部140に格納されたスケジュール情報が、スケジュール処理部111によって記憶部140から取得される。
ローミング処理部112は、通信端末装置100のローミング機能にかかる処理をおこなう。本実施形態では、ホームキャリアでの待受ができない場合などにローミングサービスのキャリア(通信キャリア)をサーチする通常のサーチ動作の他、登録されたスケジュールに基づいてローミングサービスのキャリアをサーチする動作(キャリアサーチ)をおこなう。この場合において、記憶部140に格納されたPRLの情報が、ローミング処理部112によって記憶部140から取得される。
通信制御部113は、通信部120や音声処理部130を制御することで、通信端末装置100の通信機能(音声通話やデータ通信など)を実現する他、ローミング処理部112によるキャリアサーチの際には、指定された接続パラメータを用いて基地局への通信を試みて、指定されたキャリアで待受可能であるか判別する。
本実施形態では、制御部110がプログラムを実行することで上記各機能が論理的に実現されるものとするが、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などのハードウェアによって上記各機能が実現されてもよい。
このような通信端末装置100によって実行される動作を説明する。ここでは、通信端末装置100が待受状態となるために実行される「待受動作処理」を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、「待受状態」とは、通信端末装置100が近傍の基地局と通信可能な状態であることをいう。この「待受動作処理」は、例えば、通信端末装置100が起動したときに実行される他、電波の送受信をおこなわないモードが解除された場合などに実行される。
処理が開始されると、通信制御部113は、前回待受可能だった接続パラメータを用いて近傍基地局との通信を試みることで、前回指定したキャリアで待受可能であるか否かを判別する(ステップS11)。この場合、通信制御部113は、前回使用した接続パラメータを用いた送受信による電波強度(いわゆる、RSSI(Received Signal Strength Indicator))などに基づいて、接続パラメータが示すチャネルや周波数で通信できるか否かを判別する。
ここで、前回待受可能であったキャリアで待受可能である場合(ステップS11:Yes)、通信制御部113は、例えば、ユーザ操作による通信開始を示す入力信号の入力や、外部からの着信などのような通信イベントの発生を待機する(ステップS14)。ここで、通信イベントが発生すると(ステップS14:Yes)、通信制御部113は、発生した通信イベントに応じて通信部120や音声処理部130を制御し、対応する通信動作をおこなう(ステップS15)。
発生した通信イベントに対応する通信動作が終了した場合(ステップS16:Yes)や、通信イベントが発生しない場合(ステップS14:No)、通信端末装置100は待受状態が維持される(ステップS17:No)。
このように待受状態が維持されている間に現在日時がスケジュール登録された日時となった場合(ステップS12:Yes)、もしくは、前回待受可能であったキャリアで待受ができない(ステップS11:No)と判別された時点で現在日時がスケジュール登録された日時となった場合(ステップS12:Yes)、スケジュール処理部111は、その旨をローミング処理部112に通知する。この場合、ローミング処理部112は、ローミングサービスを利用するためのキャリアサーチをスケジュール情報に基づいておこなう「キャリアサーチ処理(1)」(詳細後述)を実行する(ステップS100)。
一方、現在日時がスケジュール登録された日時とならない場合(ステップS12:No)は、待受可能でなくなったことを契機に(ステップS18:No)、従来の手法でキャリアサーチをおこなう「キャリアサーチ処理(2)」(詳細後述)が実行される(ステップS200)。つまり、前回待受可能であったキャリアでの待受ができない場合(ステップS11:No)において、現在日時がスケジュール登録された日時ではない場合(ステップS12:No)には、「キャリアサーチ処理(2)」が実行される。また、前回待受可能であったキャリアでの待受が可能であった場合(ステップS11:Yes)でも、現在日時がスケジュール登録された日時ではなく(ステップS12:No)、かつ、待受状態が維持できなくなった際には(ステップS18:No)、「キャリアサーチ処理(2)」が実行されることになる。
「キャリアサーチ処理(1)」(ステップS100)もしくは「キャリアサーチ処理(2)」(ステップS200)でサーチされたキャリアで待受可能である場合(ステップS13:Yes、もしくは、ステップS19:Yes)、そのキャリアを使った待受状態となり、通信イベントの発生に応じて通信動作がおこなわれる(ステップS14〜ステップS16)。
ここで、「待受動作処理」(図5)においては、スケジュールに連動して実行される「キャリアサーチ処理(1)」でサーチされたキャリアでは待受状態とならない場合(ステップS13:No)、「キャリアサーチ処理(2)」を実行してキャリアサーチをおこなう。そして、「キャリアサーチ処理(2)」でサーチされたキャリアでは待受状態とならない場合は、ホームキャリアもローミングサービスも利用できないことになるので、圏外であることが表示部160などに表示される(ステップS20)。このような動作は、例えば、通信端末装置100の電源オフなどといった所定の待受終了イベントが発生するまで繰り返しおこなわれる(ステップS17:No)。そして、待受終了イベントの発生により処理を終了する(ステップS17:Yes)。
以上のような「待受動作処理」で実行される「キャリアサーチ処理(1)」を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
処理が開始されると、ローミング処理部112は、記憶部140のスケジュール情報にアクセスし、本処理開始の契機となったスケジュール情報にキャリアを指定する情報が記録されているか否かを判別する(ステップS101)。すなわち、通信端末装置100のユーザがスケジュール登録する際、当該スケジュールの目的地で使用するキャリアをユーザが任意で指定した場合には、指定されたキャリアを示す情報がスケジュール情報に登録される。このように、ユーザが任意で入力できる他、例えば、登録された目的地がホームキャリアのサービス提供地域である場合には、スケジュール処理部111が自動的にホームキャリアを登録するように動作してもよい。
スケジュール情報に指定キャリアが記録されている場合(ステップS101:Yes)、ローミング処理部112は、記憶部140のPRLにアクセスし、スケジュール情報に登録された目的地において当該キャリアを利用するための接続パラメータを取得し、当該接続パラメータを用いた接続を試みるよう通信制御部113に指示する。通信制御部113は、ローミング処理部112からの指示に応じて、当該接続パラメータを用いた基地局との通信を試みることで、スケジュール情報に指定されたキャリアで待受可能であるか否か判別し、判別結果をローミング処理部112に通知する。
ここで、通信端末装置100のユーザが、登録したスケジュール通りに行動し、かつ、キャリアの指定に誤りがなければ、指定されたキャリアで待受可能となる。このような場合(ステップS102:Yes)、ローミング処理部112は、待受可否を示す待受可否フラグに、待受可能であることを示す「1」を設定し(ステップS103)、「待受動作処理」のフローに戻る。
一方、ユーザがスケジュール通りに行動していなかったり、スケジュール通りに行動しているがキャリアの指定が誤っていたりする場合、指定されたキャリアでは待受できないことがある。このような場合(ステップS102:No)、あるいは、当該スケジュールにキャリアが指定されていない場合(ステップS101:No)、ローミング処理部112は、当該スケジュールに登録された目的地に基づいて、キャリアサーチをおこなう。
まず、ローミング処理部112は、本処理開始の契機となったスケジュール情報に登録されている目的地情報を特定する(ステップS104)。ここでは、図2に例示するように、目的地の国名や都市名を示す情報がスケジュール情報に記録されているので、このような目的地情報を特定する。
目的地を特定すると、ローミング処理部112はPRLにアクセスし、当該目的地をサービス提供地域としているキャリア情報を検索する(ステップS105)。
ここで、スケジュールに登録された目的地でローミングサービスを提供するキャリアが複数検索された場合(ステップS106:Yes、ステップS107:Yes)、スケジュール処理部111は、検索された複数のキャリアの中から、優先的に接続を試みるキャリアを選出するための「優先キャリア選出処理」を実行する(ステップS110)。この「優先キャリア選出処理」を、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
処理が開始されると、ローミング処理部112は、優先キャリアの選出にかかるユーザ設定があるか否かを判別する(ステップS111)。ここでの「ユーザ設定」とは、キャリアサーチにより複数のキャリアが見つかった場合に、いずれのキャリアを優先するかを決定するための条件がユーザによって設定されていることをいう。本実施形態では、優先キャリア選出にかかるユーザ設定がなされている場合、当該条件などを示す指標が予め記憶部140に格納されているものとする。
よって、ユーザ設定がなされている場合(ステップS111:Yes)、ローミング処理部112は、記憶部140に格納されたユーザ設定指標を参照し(ステップS112)、対象となっている複数のキャリアに対してユーザ設定指標を適用することで、接続試行の優先度を決定する(ステップS113)。
ここでは、例えば、キャリア間の提携内容やポイントサービス、通話料金などのような、ユーザが享受する利益に基づく指標が設定されているものとし、このような指標に基づいて優先度が決定される。つまり、対象となる複数のキャリアのうち、ユーザにより高い利益をもたらすキャリアを、優先度の高いキャリアとして決定する。
ここで、ユーザ設定として、優先キャリアの自動選択が設定されている場合(ステップS114:Yes)、ローミング処理部112は、対象となる複数のキャリアを、ステップS113で決定した優先度順に指定し(ステップS115)、指定の都度、通信制御部113に対し、当該キャリアについての接続パラメータを用いた通信を試行させる。
ローミング処理部112は、このようにして優先度順に接続を試行し、最初に待受可能となったキャリアを優先キャリアとして選出する(ステップS116:Yes、ステップS117)。
一方、例えば、通信端末装置100のユーザが、登録したスケジュール通りに行動していないような場合、スケジュールに登録された目的地に対応するキャリアでは待受状態にならない場合がある。つまり、対象となった複数のキャリアのいずれでも待受不可となる。この場合(ステップS116:No)、ローミング処理部112は、本処理ではキャリアの指定をおこなわずに「キャリアサーチ処理(1)」のフローに戻る。
一方、自動選択が設定されていない場合(ステップS114:No)、ローミング処理部112は、選出対象となる複数のキャリアを示す名称などを、ステップS113で決定した優先度順に表示部160に表示する(ステップS118)。
この場合、通信端末装置100のユーザは、優先度を参考にして、表示されたキャリアから所望するキャリアを選択する。このユーザによる選択動作に応じた操作部150からの入力信号に基づいて、ローミング処理部112は、選択されたキャリアを優先キャリアとして選出し(ステップS119)、「キャリアサーチ処理(1)」のフローに戻る。
また、優先キャリアの選出にかかるユーザ設定がなされていない場合(ステップS111:No)は、スケジュールに登録された目的地でローミングサービスを提供している複数のキャリアを順次指定して待受可否を判別し(ステップS120)、待受可能なキャリアがあれば(ステップS116:Yes)、当該キャリアを指定する(ステップS117)。一方、待受可能なキャリアがなければ(ステップS116:No)、本処理でキャリアの指定をおこなわずに「キャリアサーチ処理(1)」のフローに戻る。
「キャリアサーチ処理(1)」(図6)では、ローミング処理部112が、「優先キャリア選出処理」で選出されたキャリアで待受可能であるか判別する(ステップS108)。ここで、「優先キャリア選出処理」において、ユーザによる指定以外の方法で優先キャリアが選出された場合は、待受可能なキャリアが指定されているので、待受可能であると判別する(ステップS108:Yes)。一方、「優先キャリア選出処理」において、ユーザによってキャリアが選出された場合、ローミング処理部112は、選出されたキャリアの接続パラメータをPRLから取得し、通信制御部113に通信を試行させることで、待受可能であるか判別する。
また、スケジュールの目的地に基づいて検索されたキャリアが1つである場合(ステップS107:No)、ローミング処理部112は、「優先キャリア選出処理」を実行せず、当該キャリアを指定して待受可否を判別する(ステップS108)。
現在日時における行動予定を示すスケジュール情報に登録された目的地に対応するキャリアで待受可能である場合(ステップS108:Yes)、すなわち、当該キャリアの回線に接続してローミングサービスが利用可能である場合、ローミング処理部112は、待受可否フラグに「1」を設定して(ステップS103)、「待受動作処理」のフローに戻る。
一方、スケジュール情報に登録された目的地に対応するキャリアでは待受状態にならない場合(ステップS108:No)、ローミング処理部112は、当該スケジュール情報から第2候補となる場所についてのキャリアサーチをおこなう「第2候補サーチ処理」を実行する(ステップS130)。この「第2候補サーチ処理」を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
処理が開始されると、ローミング処理部112は、記憶部140のPRLにアクセスし、「キャリアサーチ処理(1)」を開始する契機となったスケジュール(以下、「基準スケジュール」とする)が記録されているレコードの前後に隣接するレコードに記録されているスケジュール情報(以下、「周辺スケジュール」とする)を取得する(ステップS131)。
ここで、通信端末装置100のユーザがスケジュール通りに行動していないことなどが、「キャリアサーチ処理(1)」で待受不可となる要因として考えられる。この場合において、登録されたスケジュールよりも実際の行動が早まったり遅延したりすることでも、同様の結果となることがある。このため、基準スケジュールの前後に登録されているスケジュールが示す目的地を第2候補としてキャリアサーチをおこなえば、実際の行動に合致した位置情報でサーチできる可能性がある。
よって、ローミング処理部112は、ステップS131で取得した周辺スケジュールに記録されている目的地に基づいてキャリアサーチをおこなう。ここで、周辺スケジュールと基準スケジュールとで目的地が同一である場合(ステップS132:No)、当該目的地についてのキャリアサーチは「キャリアサーチ処理(1)」で既におこなっているので、この場合は待受不可ということになる。よって、ローミング処理部112は、待受可否フラグに待受不可を示す「0」を設定し(ステップS133)、「キャリアサーチ処理(1)」のフローに戻る。
一方、基準スケジュールとは異なる目的地が周辺スケジュールに登録されているのであれば(ステップS132:Yes)、ローミング処理部112は、その目的地に基づいたキャリアサーチをおこなう。この場合は、「キャリアサーチ処理(1)」と同様、当該目的地でローミングサービスを提供しているキャリアをPRLから検索し、存在する場合には(ステップS134:Yes)、当該キャリアを選出する。また、対象となるキャリアが複数ある場合(ステップS135:Yes)には、「優先キャリア選出処理」(図7)を実行する(ステップS110)。
このようにして選出されたキャリアで待受可能であれば(ステップS136:Yes)、当該キャリアを指定するとともに待受可否フラグに「1」を設定し(ステップS137)、待受不可(ステップS136:No)、もしくは、当該目的地に対応するキャリアが存在しない場合(ステップS134:No)は、待受可否フラグに「0」を設定して(ステップS133)、「キャリアサーチ処理(1)」(図6)のフローに戻る。
「キャリアサーチ処理(1)」では、「第2候補サーチ処理」の終了とともに「待受動作処理」(図5)のフローに戻る。つまり、「キャリアサーチ処理(1)」をおこなうことで、登録されたスケジュールの目的地に基づいたキャリアサーチがおこなわれ、サーチされたキャリアでの待受可否を示すフラグが設定される。
「待受動作処理」では、ローミング処理部112が、「キャリアサーチ処理(1)」で設定された待受可否フラグに基づいて、選出されたキャリアでの待受が可能であるか否かが判別される(ステップS13)。
「キャリアサーチ処理(1)」で設定された待受可否フラグが「1」である場合、選出されたキャリアで待受可能なので(ステップS13:Yes)、当該キャリアでの待受をおこなうことになる。つまり、スケジュールに登録された目的地に基づいて選出したキャリアの回線を用いて、通信端末装置100でローミングサービスを利用することができる。
一方、「キャリアサーチ処理(1)」で設定された待受可否フラグが「0」である場合、スケジュールに登録された目的地に基づいて選出したキャリアでは待受できないことになるので(ステップS13:No)、ローミング処理部112は、従来のキャリアサーチ方法と同様の「キャリアサーチ処理(2)」を実行する(ステップS200)。この「キャリアサーチ処理(2)」を、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
処理が開始されると、ローミング処理部112は、デフォルトのキャリアであるホームキャリアを指定し(ステップS201)、通信制御部113に、ホームキャリアの接続パラメータを使った通信の試行を指示することで、ホームキャリアで待受可能であるか否かを判別する(ステップS202)。
ホームキャリアで待受可能であれば(ステップS202:Yes)、ローミング処理部112は、待受可否フラグに「1」を設定し(ステップS203)、「待受動作処理」のフローに戻る。これにより、ホームキャリアを使った待受状態となる。
一方、ホームキャリアでは待受できない場合(ステップS202:No)、ローミング処理部112は、PRLのレコード番号を順次指定するカウンタPを、先頭番号を示す値(例えば、「1」)に初期化し(ステップS204)、PRLのP番目のレコードに記録されているキャリアを指定する(ステップS205)。そして、当該キャリアで接続試行をおこない、待受可能であれば(ステップS206:Yes)、待受可否フラグに「1」を設定し(ステップS203)、「待受動作処理」のフローに戻る。
PRLのP番目のキャリアでは待受できない場合(ステップS206:No)、ローミング処理部112は、カウンタPの値を+1し(ステップS207)、更新後のカウンタPの値が、PRLのレコード数以内であれば(ステップS208:No)、P番目のレコードに記録されたキャリアで待受可能であるか判別する(ステップS205、ステップS206)。
このようにして、PRLに記録されているキャリアを順次指定して通信を試行し、待受可能と判別された時点で、そのキャリアを指定する。一方、待受可能なキャリアがない場合(ステップS208:Yes)は、待受可否フラグに「0」を設定して(ステップS209)、「待受動作処理」(図5)のフローに戻る。
「待受動作処理」では、「キャリアサーチ処理(2)」で設定された待受可否フラグに基づいて、ローミング処理部112が、サーチされたキャリアで待受可能であるか判別する(ステップS19)。
待受可能であれば(ステップS19:Yes)、当該キャリアで待受動作をおこない、通信イベントの発生に応じた通信動作がおこなわれる。一方、待受不可であれば(ステップS19:No)、通信端末装置100の現在位置では、PRLに登録されている接続パラメータのいずれを用いても通信できないので、ローミング処理部112は、圏外通知をおこない(ステップS20)、新たなスケジュール日時の到来や所定のキャリアサーチタイミングの際に、再度キャリアサーチをおこなう。
以上のような処理により、スケジュール機能によって登録された目的地などの位置情報に基づいて、当地で利用可能な通信キャリアを絞り込んで選出し、選出された通信キャリアを優先したサーチ動作をおこなう。
以上説明したように、本発明を上記実施形態の如く適用することで、ローミングサービス利用時のサーチ動作を効率的におこなうことができる。
すなわち、携帯電話などの通信端末装置で一般的に用いられているスケジュール機能によって登録された場所を位置情報としてキャリアサーチをおこなうので、GPS装置などのような位置情報を取得する手段を有していなくても、ローミングサービスの利用に必要なキャリアサーチをおこなうことができる。これにより、GPS機能を搭載していない通信端末装置であっても、ローミングサービス利用時に効率的なサーチ動作をおこなうことができる他、GPS機能を搭載している通信端末装置であっても、GPS動作をおこなわずにサーチ動作をおこなうことができるので、サーチ動作に要するバッテリ消費などを低減させることができる。
この場合において、現在日時がスケジュール登録された日時となったことを契機に、当該スケジュールに登録されている位置情報(目的地など)に基づいて選出した通信キャリア(通信事業者)を優先してサーチ動作をおこなうので、短時間で待受可能な状態にすることができる。
さらに、このようにして選出した通信キャリアが利用できない場合には、当該スケジュールの前後のスケジュールに登録されている位置情報を第2候補として、優先的なサーチ対象とする通信キャリアを選出するので、例えば、実際の行動がスケジュールされた時間とずれた場合であっても、サーチ対象を絞り込んだ効率的なサーチ動作をおこなうことができる。
そして、このようなスケジュール情報に基づくサーチ対象の絞り込みは、前回待受可能であった通信キャリアが利用できない場合に実施されるので、ローミングサービスを利用する必要がない場合はサーチ動作をおこなわないので、サーチ動作による通常動作の中断やバッテリ消費を防止することができる。
なお、スケジュールが登録された時点で、登録された位置情報に対応する通信キャリアの名称などをスケジュール情報に記録してもよい。この場合、ユーザが任意に入力して登録することができる他、装置側で自動的に登録することもできる。スケジュール登録時点で通信キャリアを対応づけておくことで、当該スケジュールの登録日時となったときの絞り込み動作を簡略化することができ、より短時間にサーチ動作を完了させることができる。
また、以上のようなサーチ動作時の絞り込みにおいて、利用可能な通信キャリアが複数存在する場合には、例えば、対象となる複数の通信キャリアのサービス内容などに基づいた、ユーザにとって利益となる指標をもとにサーチ動作の優先順位を決定するので、サーチ動作の効率化だけでなく、ユーザ満足度の向上を図ることができる。
なお、スケジュールに基づいた絞り込みによって選出した通信キャリアが利用できない場合にのみ、従来のサーチ動作をおこなうので、スケジュール通りの行動がなされない場合であっても、待受可能な状態とすることができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、スケジュール情報に登録される位置情報として目的地を例示したが、通信端末装置100が用いられる場所を示すものであれば、登録される位置情報は任意である。上記実施形態では、「国名」と「都市名」の組み合わせを位置情報の例としたが、これに限られず、例えば、「国名」のみや「都市名」のみであってもよい。あるいは、観光地やランドマークなどの名称であってもよい。
また、上記実施形態では、現在日時がスケジュールされた日時となったことを契機に、目的地に対応したキャリアに絞り込んでサーチ動作をおこなうものとしたが、絞り込み動作の契機が日時でなくてもよい。例えば、前回待受可能であったキャリアでは待受不可となったことを契機に、スケジュールに登録されている位置情報に対応するキャリアを優先的にサーチ対象とするようにしてもよい。この場合、スケジュール情報に日時情報が含まれていなくてもよいので、スケジュール機能が簡略化されている場合であっても、効率的なサーチ動作をおこなうことができる。
上記実施形態における「第2候補サーチ処理」においては、基準スケジュールの直近前後に登録されているスケジュール情報における位置情報を第2候補の位置情報としたが、第2候補として指定できる位置情報はこれに限られない。例えば、スケジュール情報に記録されている位置情報のうち、基準スケジュールに登録されている位置情報以外の位置情報すべてを第2候補として絞り込みをおこなってもよい。
また、上記実施形態では、スケジュール情報やPRL(接続情報)を、通信端末装置100内の記憶部140に格納し、記憶部140からこれらの情報を取得して処理する場合を例示したが、スケジュール情報や接続情報の取得先は任意であり、例えば、外部のサーバなどに格納されているスケジュール情報や接続情報を、通信ネットワークを介して取得する構成であってもよい。
なお、本発明にかかる機能を実現するための構成を予め備えた通信端末装置として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の通信端末装置を本発明にかかる通信端末装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した制御部110による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の通信端末装置を制御するコンピュータ(CPUなど)が実行できるよう適用することで、本発明にかかる通信端末装置として機能させることができる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、メモリカードやCD−ROMなどの記録媒体に格納して配布できる他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することもできる。
本発明の実施形態にかかる通信端末装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した記憶部に格納される「スケジュール情報」の例を示す図である。 図1に示した記憶部に格納される「PRL」の例を示す図である。 図1に示した制御部によって実現される機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態で実行される「待受動作処理」を説明するためのフローチャートである。 図5に示した「待受動作処理」において実行される「キャリアサーチ処理(1)」を説明するためのフローチャートである。 図6に示した「キャリアサーチ処理(1)」などにおいて実行される「優先キャリア選出処理」を説明するためのフローチャートである。 図6に示した「キャリアサーチ処理(1)」において実行される「第2候補サーチ処理」を説明するためのフローチャートである。 図5に示した「待受動作処理」において実行される「キャリアサーチ処理(2)」を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100…通信端末装置、110…制御部、111…スケジュール処理部、112…ローミング処理部、113…通信制御部、120…通信部、121…アンテナ、130…音声処理部、131…スピーカ、132…マイクロフォン、140…記憶部、150…操作部、160…表示部

Claims (8)

  1. スケジュール登録機能を有する通信端末装置において、
    複数の通信事業者について、少なくとも当該通信事業者が通信サービスを提供している場所を示す位置情報を含んだ接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    前記スケジュール登録機能で登録されたスケジュール情報に基づいて、前記通信端末装置が利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出し、選出された通信事業者に対するサーチ動作を優先的におこなうサーチ手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記サーチ手段は、現在日時に対応する前記スケジュール情報が示す位置情報に基づいて、利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記サーチ手段は、現在日時に対応する前記スケジュール情報に基づいて選出した通信事業者を利用できない場合、当該スケジュール情報に基づく第2候補の位置情報に基づいて、利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 前記サーチ手段は、前回待受可能であった通信事業者が利用できない場合に、前記スケジュール情報に基づいたサーチ動作をおこなう、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  5. 前記スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、
    前記スケジュール登録機能で登録されたスケジュール情報に含まれる位置情報に基づいて、当該位置情報が示す場所で通信サービスを提供する通信事業者を示す情報を前記接続情報から取得し、当該スケジュール情報に対応づけて前記スケジュール情報記憶手段に記憶させる事業者情報登録手段と、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  6. 前記サーチ手段は、前記スケジュール情報に基づいて選出できる通信事業者が複数ある場合、各通信事業者に関する指標に基づいて、サーチ動作の優先順位を決定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  7. 前記サーチ手段は、前記スケジュール情報に基づいて選出した通信事業者を利用できない場合、前記通信端末装置について本来契約している通信事業者を含む、前記接続情報に記録されたすべての通信事業者を対象にサーチ動作をおこなう、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  8. スケジュール登録機能を有する通信端末装置を制御するコンピュータに、
    複数の通信事業者について、少なくとも当該通信事業者が通信サービスを提供している場所を示す位置情報を含んだ接続情報を取得する機能と、
    登録されたスケジュール情報に基づいて、前記通信端末装置が利用可能な通信事業者を前記接続情報から選出し、選出された通信事業者に対するサーチ動作を優先的におこなう機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
JP2008300384A 2008-11-26 2008-11-26 通信端末装置、および、プログラム Pending JP2010130129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008300384A JP2010130129A (ja) 2008-11-26 2008-11-26 通信端末装置、および、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008300384A JP2010130129A (ja) 2008-11-26 2008-11-26 通信端末装置、および、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010130129A true JP2010130129A (ja) 2010-06-10

Family

ID=42330228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008300384A Pending JP2010130129A (ja) 2008-11-26 2008-11-26 通信端末装置、および、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010130129A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197729A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 移動通信端末、ローミング管理サーバ、およびローミング網選択方法
JP2017531339A (ja) * 2014-07-14 2017-10-19 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. スマート端末と車載端末とを相互接続するための方法および装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09215040A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Kenwood Corp 移動通信の圏外待ち受け方法
JP2002374574A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Kenwood Corp 携帯通信端末装置
JP2004159139A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Casio Comput Co Ltd 携帯情報端末およびその制御プログラム
JP2004357214A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Kyocera Corp 通信方法およびそれを利用した端末装置
JP2005505949A (ja) * 2001-03-16 2005-02-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド ポジション位置決め技術を使ったポータブル通信デバイスによる優先的な携帯システムの迅速なる捕捉
JP2008532423A (ja) * 2005-03-01 2008-08-14 キョウセラ ワイヤレス コープ. デジタル無線通信コールを処理するためのシステムおよび方法
JP2008258739A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Sharp Corp 携帯通信端末装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09215040A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Kenwood Corp 移動通信の圏外待ち受け方法
JP2005505949A (ja) * 2001-03-16 2005-02-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド ポジション位置決め技術を使ったポータブル通信デバイスによる優先的な携帯システムの迅速なる捕捉
JP2002374574A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Kenwood Corp 携帯通信端末装置
JP2004159139A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Casio Comput Co Ltd 携帯情報端末およびその制御プログラム
JP2004357214A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Kyocera Corp 通信方法およびそれを利用した端末装置
JP2008532423A (ja) * 2005-03-01 2008-08-14 キョウセラ ワイヤレス コープ. デジタル無線通信コールを処理するためのシステムおよび方法
JP2008258739A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Sharp Corp 携帯通信端末装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197729A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 移動通信端末、ローミング管理サーバ、およびローミング網選択方法
JP2017531339A (ja) * 2014-07-14 2017-10-19 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. スマート端末と車載端末とを相互接続するための方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105939535B (zh) 双sim网络选择技术
US9072036B2 (en) Method for selecting an air interface on a multi-mode wireless device
JP4463691B2 (ja) サービスプロバイダーシステムを選択するための方法、装置、及びシステム
JP4066165B2 (ja) 複数の移動電話システムに対応可能な移動無線端末のセルサーチ方法
US20050060532A1 (en) Method and apparatus for automated persona switching for electronic mobile devices
TWI398179B (zh) 在使用者設備上執行公眾陸地行動網路列表生成或公眾陸地行動網路搜尋的方法及使用者設備
EP3782390B1 (en) Method and electronic device for automatically switching among plurality of profiles in esim
CN111465078A (zh) 无线网络的搜索方法及装置、存储介质
US20090017865A1 (en) Making calls using the preferred network
JP2007116561A (ja) セルサーチ方法および移動通信端末
JP2007274152A (ja) ネットワーク切り替え方法および携帯無線端末
JP2007028479A (ja) 移動端末装置、ローミング情報提供装置およびローミング情報提供方法
JP2007201909A (ja) 無線通信端末及び無線通信方法
US20110099606A1 (en) Apparatus and method for connecting with access point in mobile terminal
US7881716B2 (en) Mobile phone
JP2010130129A (ja) 通信端末装置、および、プログラム
JP2006060671A (ja) 周波数チャネルのサーチ装置、周波数チャネルのサーチ方法、及び周波数チャネルのサーチプログラム
JP5356989B2 (ja) 通信端末装置及びプログラム
JP4868253B2 (ja) 無線通信端末及び通信方式切替制御方法
JP4727397B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信方法、無線通信システムにおける通信端末とそのプログラム
JP4939966B2 (ja) 情報通信端末
JP2005080175A (ja) 携帯型端末装置
JP2009033383A (ja) 通信装置
US20060039307A1 (en) Method and system for monitoring broadcast slot of mobile station
JP4774017B2 (ja) 移動通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100806

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130115