JP2010128953A - 口座管理システムおよび口座管理プログラム - Google Patents

口座管理システムおよび口座管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既存のシステム構成に対して大幅な変更を必要とせずに、1つの決済口座に対応して多くのキャッシュカードを発行でき、セキュリティの高い口座管理を提供すること。
【解決手段】前記口座管理システムは、出金要求口座識別子、口座番号および決済口座紐付け情報を含む出金要求口座の元帳データを前記出金要求口座毎に記憶した元帳データ記憶DBと、勘定系オンラインコンピュータとを備え、前記勘定系オンラインコンピュータは、前記現金自動取引装置からキャッシュカードによる、出金要求を受信する手段と、出金要求に含まれる口座番号に基づいて該当する出金要求口座の元帳データを抽出する手段と、前記抽出した元帳データが出金要求口座の元帳データであることを判断する手段と、出金要求口座の元帳データであると、決済口座から前記現金自動取引装置へ前記出金要求に対応した現金を払出させる払出要求を生成する手段とを有し、前記決済口座から前記現金自動取引装置へ現金を払出させる口座管理システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、口座管理システムおよび口座管理プログラムに関し、より詳細には、現金自動取引装置(ATM、CD)に接続された金融機関システムで用いられる口座管理システムおよび口座管理プログラムに関する。
銀行に預金口座を開設すると、勘定系システム内のデータベースに元帳データが作成される。勘定系システム内のデータベースには、図7に示すような複数の預金口座の元帳データ1000a、1000b、1000c・・・が記憶されており、勘定系システムはこの元帳データ1000a、1000b、1000c・・・に基づいて預金口座を管理している。元帳データ1000aは、口座属性データ1001、カード情報データ1002、事故情報データ1003、残高データ1004、取引データ1005などを含んでいる。口座属性データ1001とは、預金口座を識別するための情報であり、例えば口座番号、口座名義などを含んでいる。カード情報データ1002には、その預金口座について発行されたキャッシュカードのカードの発行情報や認証に必要な暗証番号などの情報が含まれている。事故情報データ1003とは、その預金口座の事故に関する情報であり、例えばキャッシュカードの紛失があったのでその預金口座のキャッシュカードによる出金を停止する旨の情報などが含まれている。残高データ1004とは、その預金口座の残高を示す情報である。取引データ1005とは、その預金口座に対する個々の入金や出金の履歴を示す情報である。
現金自動預払機(ATM)や現金自動支払機(CD)などの現金自動取引装置は、上記のような勘定系システムと接続されており、キャッシュカードを利用した現金引き出し等の取引を行うことができる。キャッシュカードにより取引する際は、勘定系システムはキャッシュカードに記録された口座番号などの口座属性データに対応する元帳データ1000a、1000b、1000c・・・を抽出して口座管理を行い、ATMからの取引を可能としている。
キャッシュカードがあれば現金自動取引装置を利用して預金口座から現金を出金することができるので、キャッシュカードを紛失した場合には、第三者に悪用されないようにキャッシュカードの利用を早急に停止する必要がある。しかしながら、キャッシュカードが発行された預金口座の口座番号などを紛失した人が覚えているとは限らない。覚えていない場合には、口座名義などの情報から特定される元帳データ1000を抽出して、キャッシュカードの利用を停止するための事故情報を事故情報データ1003として記録することにより、早急に事故対応することが可能である。
現金自動取引装置において利用できるキャッシュカードに関して、1つの預金口座から出金できるキャッシュカードを複数枚発行したいという要請もある。このような場合、預金者の代理人が本人に代わって預金を引き出すための代理人カードを発行して対応していた。しかし、代理人カードを含めて出金が可能なキャッシュカードは限定された枚数しか発行できないので、企業において1つの資金管理口座から出金できるキャッシュカードを大量枚数発行したいという要請には対応できなかった。例えば、企業の従業員が業務上必要とする費用を現金で引き出す場合に、キャッシュカードを用いて行えるようにしようとしても、発行枚数が足りないため、従業員が立て替えて後日清算をするか、事前に企業が従業員の指定する口座に振り込んでおく等の必要があった。
1つの預金口座から出金できるキャッシュカードの数を増やすための技術としては、特許文献1や特許文献2に記載された方法が知られている。特許文献1には、枝番号つきのキャッシュカード(枝番号カード)を発行することにより、1つの預金口座から出金できるキャッシュカードの数を増やした預金口座管理方法が記載されている。この枝番号カードには預金口座の預金口座識別子と枝番号とが記録されており、ATMがこれらの2つの情報を枝番号カードから読み取り、銀行システムに照会することによって枝番号カードを識別して取引を行っている。
特許文献2には、1つの預金口座に対して複数の出金用カードを発行して、ATM等からの出金を管理する方法が記載されている。この出金用カードには預金口座の口座番号とカード番号とが記録されており、ATMがこれらの2つの情報を出金用カードから読み取り、銀行システムに照会することによって出金用カードを識別して取引を行っている。
また、特許文献3には、本社口座に対して入出金するための仮想口座用のキャッシュカードを用いるシステムが記載されている。仮想口座マスタデータには、本社口座識別子と本社口座暗証番号とのデータが含まれている。
特許第3803322号公報 特許第3710094号公報 特開2008−242586号公報
しかしながら、特許文献1、2、3では、追加して発行したキャッシュカード(枝番号カード、出金用カード)にも預金口座の口座番号情報が記録されているため、大量枚数発行したキャッシュカードから預金口座の口座番号情報が漏洩する可能性が高く、セキュリティ上問題があった。
また、上記追加して発行したキャッシュカードでは、名義を登録することができないので、追加発行したキャッシュカードを紛失した場合に、通常のキャッシュカードのように口座名義から紛失したキャッシュカードを特定することができず、早急な事故対応が難しかった。企業が従業員にキャッシュカードを持たせる場合には、従業員がキャッシュカードを紛失した時の事故届けが迅速に処理される必要がある。
さらに特許文献3に記載のシステムでは、通常の口座利用の電文を処理する基幹サーバとは別に、仮想口座利用の電文を処理する仮想口座管理サーバが設けられている。このため、予めネットワーク部で、仮想口座利用の電文と通常の口座利用の電文とを仕訳けて、それぞれのサーバが処理を行う必要があり、既存のシステム構成に対して大幅な変更が必要となる点で問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、決済口座についてセキュリティを高めながらも1つの決済口座に対応して多くのキャッシュカードを発行できると共にキャッシュカードを紛失しても事故届処理(出金停止)を迅速に対応でき、さらに、既存のシステム構成に対して大幅な変更を必要としない口座管理システムおよび口座管理プログラムを提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、キャッシュカードを取り扱う現金自動取引装置に接続された口座管理システムにおいて、上記口座管理システムは、上記現金自動取引装置からの出金要求を受け付ける出金要求口座であることを識別するための出金要求口座識別子、口座番号および当該出金要求口座の決済を行う決済口座を識別する決済口座紐付け情報を含む出金要求口座の元帳データを上記出金要求口座毎に記憶した元帳データ記憶DBと、勘定系オンラインコンピュータとを備え、勘定系オンラインコンピュータは、上記現金自動取引装置からキャッシュカードによる、口座番号を含む出金要求を受信する第1の手段と、上記受信した出金要求に含まれる口座番号に基づいて該当する出金要求口座の元帳データを上記元帳データ記憶DBから抽出する第2の手段と、上記抽出した元帳データが出金要求口座の元帳データであることを出金要求口座識別子から判断する第3の手段と、出金要求口座の元帳データであると判断した場合、上記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる上記決済口座紐付け情報に基づいて、当該出金要求口座に関連付けられた決済口座から上記現金自動取引装置へ上記出金要求に対応した現金を払出させる払出要求を生成する第4の手段とを有し、上記決済口座から上記現金自動取引装置へ現金を払出させることを特徴とする。ここで、現金自動取引装置とは、キャッシュカードを用いて現金を出金する際に利用する装置のことであり、例えば現金自動預払機(ATM)や現金自動支払機(CD)などの装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座は、勘定処理を行わない口座であることを特徴とする請求項1に記載の口座管理システム。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座の元帳データは、さらに当該口座からの出金限度額を示す出金限度額データを含み、上記勘定系オンラインコンピュータは、上記出金要求に含まれる出金金額が上記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データの金額以下の場合に出金を可と判定する第5の手段をさらに有し、上記払出要求を生成する手段は、出金が可であると判定された場合についてのみ払出要求を生成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の暗証番号と当該出金要求口座のキャッシュカードによる出金停止の有無を示す事故情報とをさらに含み、上記現金自動取引装置からの出金要求に含まれる暗証番号と、上記第2の手段で抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる暗証番号とが一致するか否かを判断する第12の手段と、上記抽出した出金要求口座の元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報が含まれているか否かを判断する第13の手段とを有し、上記第12の手段において暗証番号が一致していると判断し、かつ上記第13の手段においてキャッシュカードの利用停止が有であることを示す事故情報が含まれていないと判断した場合に、上記第3の手段により出金要求口座の元帳データであることの判断を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の口座名義の情報を含み、上記口座名義の情報から対応する出金要求口座の元帳データを特定し、特定した元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報を記録する第14の手段を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の口座管理システムにおいて、上記元帳データ記憶DBは、上記決済口座を識別するための情報である決済口座の口座属性データと当該決済口座の残高を示す残高データとを含む決済口座の元帳データを上記決済口座毎にさらに記憶し、上記勘定系オンラインコンピュータは、上記出金要求口座で生成した、決済口座の口座属性データおよび出金要求額を含む、払出要求を受け付ける第6の手段と、上記払出要求に含まれる決済口座の口座属性データに基づいて決済口座元帳データを上記元帳データ記憶DBから抽出する第7の手段と、上記払出要求に含まれる出金要求額が上記抽出した決済口座の元帳データに含まれる残高データの金額以下の場合に払出が可と判定する第8の手段と、払出が可と判定された決済口座の元帳データに含まれる残高データを更新する第9の手段と、上記払出が可と判定された場合に、上記現金自動取引装置への現金払い出し要求を送信する第10の手段とをさらに有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の口座管理システムにおいて、上記決済口座の元帳データは、上記出金要求口座を識別する出金要求口座紐付け情報をさらに含み、上記勘定系オンラインコンピュータは、上記払出が可と判定された決済口座元帳データに含まれる上記出金要求口座紐付け情報に基づいて、上記出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データを更新する第11の手段をさらに有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、キャッシュカードを取り扱う現金自動取引装置に接続された勘定系オンラインコンピュータと、元帳データ記憶DBとを備える金融機関システムで用いられる口座管理プログラムであって、上記元帳データ記憶DBは、上記現金自動取引装置からの出金要求を受け付ける出金要求口座であることを識別するための出金要求口座識別子、口座番号および当該出金要求口座の決済を行う決済口座を識別する決済口座紐付け情報を含む出金要求口座の元帳データを上記出金要求口座毎に記憶しており、上記勘定系オンラインコンピュータを、上記現金自動取引装置からキャッシュカードによる出金要求および口座番号を受信する第1の手段、上記受信した口座番号に基づいて該当する出金要求口座の元帳データを上記元帳データ記憶DBから抽出する第2の手段、上記抽出した元帳データが出金要求口座の元帳データであることを出金要求口座識別子から判断する第3の手段、出金要求口座の元帳データであると判断した場合、上記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる上記決済口座紐付け情報に基づいて、当該出金要求口座に関連付けられた決済口座から上記現金自動取引装置へ上記出金要求に対応した現金を払出させる払出要求を生成する第4の手段として機能させ、上記決済口座から上記現金自動取引装置へ現金を払出させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座は、勘定処理を行わない口座であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座の元帳データは、さらに当該口座からの出金限度額を示す出金限度額データを含み、上記勘定系オンラインコンピュータを、上記出金要求に含まれる出金金額が上記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データの金額以下の場合に出金を可と判定する第5の手段としてさらに機能させ、上記払出要求を生成する手段は、出金が可であると判定された場合についてのみ払出要求を生成することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8から10のいずれかに記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の暗証番号と当該出金要求口座のキャッシュカードによる出金停止の有無を示す事故情報とをさらに含み、上記勘定系オンラインコンピュータを、上記現金自動取引装置からの出金要求に含まれる暗証番号と、上記第2の手段で抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる暗証番号とが一致するか否かを判断する第12の手段、上記抽出した出金要求口座の元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報が含まれているか否かを判断する第13の手段としてさらに機能させ、上記第12の手段において暗証番号が一致していると判断し、かつ上記第13の手段においてキャッシュカードの利用停止が有であることを示す事故情報が含まれていないと判断した場合に、上記第3の手段により出金要求口座の元帳データであることの判断を行うことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項8から11のいずれかに記載の口座管理システムにおいて、上記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の口座名義の情報を含み、上記勘定系オンラインコンピュータを、上記口座名義の情報から対応する出金要求口座の元帳データを特定し、特定した元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報を記録する第14の手段としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項8から12のいずれかに記載の口座管理システムにおいて、上記元帳データ記憶DBは、上記決済口座を識別するための情報である決済口座の口座属性データと当該決済口座の残高を示す残高データとを含む決済口座の元帳データを上記決済口座毎にさらに記憶し、上記勘定系オンラインコンピュータを、上記出金要求口座で生成した決済口座の口座属性データおよび出金要求額を含む払出要求を受け付ける第6の手段、上記払出要求に含まれる決済口座の口座属性データに基づいて決済口座元帳データを上記元帳データ記憶DBから抽出する第7の手段、上記払出要求に含まれる出金要求額が上記抽出した決済口座の元帳データに含まれる残高データの金額以下の場合に払出が可と判定する第8の手段、払出が可能と判定された決済口座の元帳データに含まれる残高データを更新する第9の手段、上記払出が可と判定された場合に、上記現金自動取引装置への現金払い出し要求を送信する第10の手段としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の口座管理システムにおいて、上記決済口座の元帳データは、上記出金要求口座を識別する出金要求口座紐付け情報をさらに含み、上記勘定系オンラインコンピュータを、上記払出が可と判定された決済口座元帳データに含まれる上記出金要求口座紐付け情報に基づいて、上記出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データを更新する第11の手段としてさらに機能させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、キャッシュカードを発行し、当該カードの発行管理、暗証番号管理、事故管理を行い、元帳データ内に残高データおよび取引データを持たず、勘定処理を行わない出金要求口座を介してキャッシュカードによる出金を行う。ATMから出金要求を受けた出金要求口座が、カード利用認証を行うが、自身の口座からは出金を行わず、所定の決済口座へ出金要求を行うことにより、ATM出金を行うことができるので、決済口座についてセキュリティを高めながらも1つの決済口座に対応して多くのキャッシュカードを発行できると共にキャッシュカードを紛失しても事故届処理(出金停止)を迅速に対応でき、さらに、既存のシステム構成に対して大幅な変更を必要とせずに口座管理をすることが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明の口座管理システムおよび口座管理プログラムは、決済口座とは別に設けられた出金要求口座毎に発行したキャッシュカードを利用して決済口座から出金を行う構成にしたものである。このような構成により、1つの決済口座について出金要求口座を多く設けてキャッシュカードを発行すれば、1つの決済口座から出金可能なキャッシュカードの枚数を多く発行することができる。また、決済口座と対応する出金要求口座のキャッシュカードを別の口座として独立して管理することとなる。キャッシュカードを紛失した場合、キャッシュカードを紛失した際の事故処理は、出金要求口座に対してのみ行えばよいので、従来の処理手順と変わらず口座停止の煩雑性がない。また、キャッシュカードを発行するために開設した出金要求口座には、残高データを持たず、キャッシュカードで出金する際に決済口座から払い出されるので、預金額は、すべて決済口座の残高データとして一括管理することができる。さらに、出金要求口座は、口座番号、口座名義などの口座属性データ、暗証番号、事故情報データを有しており、出金要求口座でカード利用認証を行なうので、既存のシステム構成に対して大幅な変更を必要とせず、カードに決済口座の口座番号等を記録する必要がないので、決済口座についてのセキュリティが高い。加えて口座名義による特定が容易になる。
本実施の形態では、ある企業が決済用の口座を有しており、この決済用の口座から出金するための出金要求口座を複数開設し、出金要求口座毎にそれぞれキャッシュカードを発行し、複数の社員に対して交付して利用する場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の口座管理プログラムを実施するのに好適な金融機関システム100の一例を示す図である。図1において、本発明の金融機関システム100には、ネットワーク200を介して現金自動取引装置(以下ATMという)300が接続されている。ネットワーク200は、公知の金融機関におけるオンライン取引を実現するネットワークである。
ATM300には、表示部、キー操作部、現金取扱口、キャッシュカード挿入口、通帳挿入口、取引明細排出口などが備えられている。利用者は、表示部で確認しながら、キー操作部から暗証番号、金額等の必要な情報を入力することができる。
金融機関システム100は、ATM300からの処理要求を受けて、各種処理を行い、その結果をATM300に送信している。金融機関システム100は、複数の出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・と、複数の決済口座の元帳データ20a、20b、20c・・・とを記憶した元帳データ記憶DB(オンライン元帳DB)110と、ATMに接続され、このオンライン元帳DB110を制御する勘定系オンラインコンピュータ(勘定系オンラインCP)120とを備えている。
勘定系オンラインCP120は、図示しないCPU、RAM、ROM、HDDなどの外部記憶装置等を有し、後述する処理を行う。後述する口座管理プログラムを実行することにより、勘定系オンラインCP12は、上記の各手段として機能する。
ここで、口座管理プログラムによって管理されるオンライン元帳DB110に記憶された口座の元帳データ10、20の関係について図2を用いて説明する。図2はオンライン元帳DB110に記憶されている元帳データ10、20の関係を示す図である。図2は、例えばある一つの企業に関する元帳データを示しており、1つの決済口座の元帳データ20と、この決済口座の元帳データに関連付けられた複数の出金要求口座としての出金要求口座10a、10b、10c・・・が示されている。オンライン元帳DB110には、このように関連付けられた決済口座の元帳データと複数の出金要求口座との組が複数存在する。図2における複数の出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・と、1つの決済口座の元帳データ20とは、後述する決済口座紐付け情報15と出金要求口座紐付け情報26a、26b、26c・・・とによって、相互に関連付けられている。ここで、出金要求口座とは、ATM300からの出金要求を受け付ける口座である。この出金要求口座は、元帳データ内に残高データおよび取引データを持たず、勘定処理を行わない口座である。一方の決済口座とは、出金要求口座からの出金要求に応じて自己の口座から出金を行う口座である。勘定系オンラインCP120が、これらの出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・と、決済口座の元帳データ20とを参照、更新等することにより口座管理を行っている。
複数の出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・は、図2に示すように、それぞれ口座ごとに、口座属性データ11、カード情報データ12、事故情報データ13、出金限度額データ14、および決済口座紐付け情報15を含んでいる。
口座属性データ11とは、口座を識別するための情報であり、例えば口座番号、口座名義、出金要求口座であることを示す識別子(出金要求口座識別子)などを含んでいる。なお、出金要求口座識別子は、出金要求口座である場合に付与されるフラグなどである。出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・には、口座名義が含まれているので、事故届け処理を行う際に、口座番号が不明でも、口座名義から事故届け処理を希望する口座を特定できる。
カード情報データ12には、キャッシュカードの認証に必要な暗証番号などの情報が含まれている。事故情報データ13とは、その口座の事故に関する情報であり、例えばキャッシュカードの紛失があったのでキャッシュカードによる出金を停止する旨の情報などが含まれている。
出金限度額データ14とは、対応する出金要求口座についてキャッシュカードを利用して出金することができる限度の金額を示す情報である。この出金限度額データは、最初に設定された出金限度額から都度の利用額を引いた金額であり、キャッシュカードで1日に利用可能な金額である日ごとの利用限度額とは異なる。
決済口座紐付け情報15とは、出金要求口座で出金要求を受け付けたときに、出金元となる決済口座を識別するために必要な情報であり、例えば、決済口座の口座番号が含まれている。図示の関係では、複数の出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・に決済口座紐付け情報15として決済口座20の口座番号が記憶されており、複数の出金要求口座10a、10b、10c・・・から決済口座20を識別できるようになっている。
このように出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・は、口座属性データ、カード情報データ、事故情報データという従来の元帳データが保有する構成を持つ一方で、口座属性データ11に出金要求口座識別子を含んでいることと、出金限度額データ14および決済口座紐付け情報15を含んでいることと、残高データおよび取引データを含んでいないという点で、従来の元帳データ(図7参照)とは異なる構成を備えている。このように出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・は、残高データと個々の入金・出金にかかる取引データとを含んでいないため、勘定処理を行わない口座である。
また、決済口座の元帳データ20は、口座属性データ21、カード情報データ22、事故情報データ23、残高データ24、取引データ25および出金要求口座紐付け情報26a、26b、26c・・を含んでいる。口座属性データ21とは、口座を識別するための情報であり、例えば口座番号、口座名義などを含んでいる。カード情報データ22には、キャッシュカードの認証に必要な暗証番号などの情報が含まれている。事故情報データ23とは、その口座の事故に関する情報であり、例えばキャッシュカードの紛失があったのでキャッシュカードによる出金停止をする旨の情報などが含まれている。残高データ24とは、その決済口座の残高を示す情報である。取引データ25とは、個々の入金・出金にかかる取引情報である。この取引データ25においては、いずれの出金要求口座からの出金要求に基づいて出金がなされたかを示すために、該当する取引情報には、出金要求を行った出金要求口座の口座番号などの口座属性情報が付加される。したがって、この取引データ25を参照することによって、所定の決済口座についてどの出金要求口座からどの出金を行ったのかを把握することができる。
出金要求口座紐付け情報26a、26b、26cとは、出金の要求元として許可する出金要求口座を識別するために必要な情報であり、例えば、出金要求口座の口座番号が含まれる。図示の例では、決済口座20の出金要求口座紐付け情報26a、26b、26c・・・として出金要求口座10a、10b、10c・・・の口座番号が記憶されており、出金要求口座10a、10b、10c・・・が許可すべき出金の要求元であることを識別させることができる。
このように決済口座の元帳データ20は、出金要求口座紐付け情報26a、26b、26c・・・を含んでおり、また、取引データとして出金要求口座からの出金要求であることを示す情報を含んでいるという点で、従来の元帳データ(図7参照)とは異なる構成を備えている。決済口座の元帳データ20が出金要求口座紐付け情報26a、26b、26c・・・を含んでいるので、任意の決済口座20について、対応する出金要求口座10a、10b、10c・・・の開設状況(カード発行状況)を一括して確認したり、対応する出金要求口座10a、10b、10c・・・の利用状況を確認したりできる。
また、出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・および決済口座の元帳データ20は、それぞれ、既存の元帳データと同様に、口座属性データ11、21と、カード情報データ12、22と、および事故情報データ13、23とを備えている。したがって、本口座管理システムおよび口座管理プログラムでは、これらのデータを用いて既存の元帳データの場合と同様の処理でカード利用認証を行うことができるので、同一のサーバ(勘定系オンラインCP12)で扱える点に特徴がある。同一のサーバで扱えるので、既存のシステム構成を利用することができる。
(出金要求口座のキャッシュカード発行)
ここで、上記の出金要求口座を利用したサービスを企業が申し込んだときに出金要求口座のキャッシュカードが発行されるまでの流れについて図3を用いて簡単に説明する。まず、企業が銀行に対し、当該サービス用の出金要求口座開設を申し込む。申し込みの際には、企業名と決済用の口座番号と連絡用のメールアドレスとを銀行に届け出る。届けられた内容は、申し込みを受けた銀行のコンピュータ(図示せず。以下、単に銀行ともいう)に入力される。このとき、出金要求口座開設数を指定することができる。
申し込みを受けた銀行は、企業が希望する個数の出金要求口座を企業名で開設する(ステップS1)。出金要求口座の開設の際は、オンライン元帳DB110に、出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・の領域を作成し、決済用の口座として届けられた口座の元帳データに作成した出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・に対応する出金要求口座紐付け情報26a、26b、26c・・・を追加して決済口座の元帳データ20とする。また、銀行は、前記連絡用のメールアドレスに対し、出金要求口座の口座番号を通知する。
銀行は、出金要求口座の口座番号の通知を受けた企業から、当該サービスにログインのうえ、アップロード(画面入力)される出金要求口座番号、口座名義に追加するカード利用者名(従業員名)、出金限度額等の口座情報を受け付ける(ステップS2)。
銀行は、企業がアップロードした口座情報を反映するように、オンライン元帳DB110の出金要求口座の元帳データ10a、10b、10c・・・を更新する(ステップS3)。出金要求口座の名義は、例えば「若草太郎☆(株)若草商事」のように「カード利用者氏名☆企業名」とする。ただし「☆」は、別の記号でもよい。別の態様として、「カード利用者氏名☆企業名」に代えて「カード利用者氏名」に更新してもよい。
口座名義が「カード利用者氏名☆企業名」のように更新された段階で、銀行はカード利用者名がエンボスされた出金専用の出金要求口座のキャッシュカードを発行する(ステップS4)。企業は、発行された出金要求口座のキャッシュカードを従業員へ交付し、仮暗証番号、出金限度額を従業員へ通知する。暗証番号は、仮暗証番号で発行されるが、通常のATMでの暗証番号変更操作と同様に、従業員が最寄のATMで暗証番号を変更することができる。この仮暗証番号は、キャッシュカードを用いて後述する出金処理をする際の暗証番号としては利用できないようにすることが、セキュリティ確保の観点から好ましい。この仮暗証番号による利用の制限を行うためには、例えば、仮暗証番号が付与されているか否かを示すフラグ(仮暗証フラグ)をカード情報データ12に含んだ構成とし、仮暗証フラグを後述する暗証番号のチェックの際にチェックすればよい。仮暗証番号が付与された時点では利用制限されていることを示すように仮暗証フラグを立てておき、仮暗証番号から暗証番号に変更がされたら仮暗証フラグを削除すればよい。
(出金要求口座のキャッシュカード利用)
次に、上記のように構成された金融機関システム100において、出金要求口座のキャッシュカード利用時の本口座管理プログラムに基づく動作について図4および図5を用いて説明する。ここでは、出金要求口座の元帳データ10a(図2参照)に対応するキャッシュカードが利用された場合を例として説明する。
ここで、上述のように出金要求口座は、キャッシュカードを発行し、当該カードの発行管理・暗証番号管理・事故管理を行い、元帳データ10a、10b、10c・・・内に残高データを持たず、勘定処理を行わない口座である。このような構成を実現するため、本口座管理プログラムは、出金要求口座のキャッシュカードを利用して出金する際に、カード認証を出金要求口座で行い、出金処理は出金要求を受けた出金要求口座に関連付けられた決済口座において処理している。最初に出金要求口座におけるカード認証処理について図4を用いて説明する。図4は、本金融機関システム100に接続されたATM300で出金要求口座のキャッシュカードを利用する際の金融機関システム100の動作について示す図である。
ATM300において、キャッシュカードが挿入され、カードの暗証番号および出金処理をする旨の情報が入力されると、ATM300は、キャッシュカードに記憶された口座番号を読み取り、キャッシュカードの口座番号、暗証番号と共に出金処理などの取引開始要求を勘定系オンラインCP120に送信する。勘定系オンラインCP120は、キャッシュカードの口座番号を受け取ると、勘定系オンラインCP120は、ATM出金要求であるか否かを判断し(ステップS300)、ATM出金でない場合(ステップS300:No)は、図6を用いて後述するその他の処理(ステップS301)に進む。
ステップS300においてATM出金要求であると判断した場合(ステップS300:Yes)、勘定系オンラインCP120は、ATM300において暗証番号の入力を受け付けたカード暗証チェック処理を行う(第12手段)(ステップS310)。具体的には、勘定系オンラインCP120は、キャッシュカードの口座番号に一致する口座番号を口座属性データ11として含んだ元帳データ10aをオンライン元帳DB110から検索して抽出し、ATM300から送信された暗証番号が、抽出した出金要求口座の元帳データ10aに含まれるカード情報データ11に含まれる暗証番号と一致する場合に、暗証番号が正しいと判断する(第12手段)(ステップS320)。暗証番号が正しいと判断されなかった場合(ステップS320:No)は、勘定系オンラインCP120は、エラー処理を行う(ステップS380)。エラー処理は、具体的には、勘定系オンラインCP120が、取引できない旨をATM300に送信する。送信を受けたATM300では、取引不可能の旨の表示を利用者に行い、挿入されていたキャッシュカードを排出する。
暗証番号が正しいと判断した場合(ステップS320:Yes)、勘定系オンラインCP120は、さらにステップS310で抽出した出金要求口座の元帳データ10aに含まれる事故情報データ13をチェックし(第13手段)(S330)、「キャッシュカード利用停止中」などの事故情報の記録がない場合に、事故届がないと判断する(第13手段)(ステップS340)。事故届があると判断された場合(ステップS340:No)は、勘定系オンラインCP120は、エラー処理を行う(ステップS380)。
一方、事故届けがないと判断された場合(ステップS340:Yes)は、その挿入されたキャッシュカードが出金要求口座のものであるか否かを判断する(第1手段/第2手段/第3手段)(ステップS350)。その抽出された元帳データ10aに含まれる口座属性データ11の出金要求口座識別子のフラグが出金要求口座であることを示していれば出金要求口座であると判断する。出金要求口座でないと判断した場合は、一般口座の取引処理が行われる(ステップS302)。一般口座の取引処理とは、ここでは詳しく説明しないが、口座取引において一般的に行われる処理のことである。
ステップS350において出金要求口座であると判断した場合は、勘定系オンラインCP120は、ATM300に出金額の問い合わせを行い、ATM300において出金額の入力を受け付ける(第5手段)(ステップS360)。この入力された出金額がATM300から勘定系オンラインCP120に送信されるので、勘定系オンラインCP120は、この出金額が、ステップS310で抽出した出金要求口座の元帳データ10aに含まれる出金限度額データ14の限度額以下の場合に、出金限度額範囲内であると判断する(第5手段)(ステップS370)。この処理の結果、出金要求にかかる出金額が出金限度額範囲内であると判断されなかった場合(ステップS370:No)は、勘定系オンラインCP120は、エラー処理を行う(ステップS380)。
出金限度額範囲内であると判断した場合(ステップS370:Yes)、決済口座処理(ステップS303)へ進む。このように、本口座管理システムおよび口座管理プログラムでは、一般の口座と同様に暗証番号チェック(ステップS310、ステップS320)、事故届けチェック(ステップS330、ステップS340)などのカード認証処理を行った後に、出金要求口座であれば、出金限度額のチェック(ステップS360、ステップS370)を行なうと共に以下の決済口座処理に進む点に特徴がある。
図5は、決済口座処理について示す図である。まず、勘定系オンラインCP120は、決済口座からATM300への現金払出を要求するための払出要求を生成する(第4手段)(ステップS400)。具体的には、S300で抽出した出金要求口座の元帳データ10aに含まれる決済口座紐付け情報15とS360、S370でチェック処理された出金要求額とを含んだ払出要求を生成する。このように、本口座管理システムおよび口座管理プログラムでは、出金要求口座のキャッシュカードを利用した出金要求を受けた場合に、図4に示すように認証処理は出金要求口座について行い、ステップS400に示すように出金要求は出金要求を受けた出金要求口座に関連付けられた決済口座について行うように処理することに特徴がある。
さらに図5に示すように、払出要求が生成されると、勘定系オンラインCP120は、生成された払出要求に含まれる決済口座紐付け情報15に基づいて決済口座の元帳データ20を検索する(第6手段/第7手段)(ステップS410)。このとき、決済口座を検索して、決済口座の元帳データ20がヒットすると、決済口座の元帳データ20を抽出するとともに、その中に含まれている出金要求元である出金要求口座10aに対応する出金要求口座紐付け情報25aを特定して保持しておく。
次いで、勘定系オンラインCP120は、決済口座の元帳データ20の残高データ24が示す金額と出金要求があった金額とを比較して、出金要求額が残高データ24以下のときには、残高データ24から出金要求額を差し引いた金額で残高データ24を更新する(第8手段/第9手段)(ステップS420)。
残高データ24を更新した後、勘定系オンラインCP120は、ステップS410において保持していた出金要求口座紐付け情報26aに基づいて出金要求口座を再検索して、出金要求口座の元帳データ10aがヒットすると、出金要求口座の元帳データ10aを抽出する(ステップS430)。出金要求口座の元帳データ10aが抽出されたら、勘定系オンラインCP120は、抽出された出金要求口座の元帳データ10aに含まれる出金限度額データ14として記憶されていた出金限度額から、今回の出金要求額を差し引いた金額で出金限度額データ14を更新する(第11手段)(ステップS440)。
出金限度額データ14の更新が行われたら、勘定系オンラインCP120は、ATM300に出金金額の支払いをするように指示(現金払い出し要求)をする(第10手段)(ステップS450)。
このように、本口座管理システムおよび口座管理プログラムでは、出金要求を許可する出金要求口座として関連付けられた出金要求口座からの出金要求を受けた決済口座が、出金処理をしてその結果を出金要求口座に反映させることにも特徴がある。
(出金要求口座のその他の処理)
図4のS310でATM出金でないと判断された場合(ステップS310:No)は、図6に示すような出金要求口座のその他の処理を行う。この処理は、例えば、ATMからの要求(出金・暗証番号変更)以外に、法人向けインターネットバンキングからの要求(口座名義追加・出金限度額設定・キャッシュカード発行)、勘定系システム端末(窓口端末)からの要求(事故届け設定・解除)などを受けた場合に実行される。
図6において、勘定系オンラインCP120は、受信した取引開始要求の内容に基づいて出金限度額の設定の要求であるか否かを判断する(ステップS600)。出金限度額の設定の要求であると判断した場合(ステップS600:Yes)は、勘定系オンラインCP120は、図4のステップS300で抽出された出金要求口座の元帳データ10aに含まれる出金限度額データ14を取引開始要求に含まれる限度額に設定する(ステップS601)。なお、この更新は、取引開始要求にあらかじめ設定された権限コードなど特別な番号が含まれている場合のみ許可することが好ましい。自由に出金限度額が変更できないようにすれば、出金制限の管理が煩雑にならないからである。
ステップS600でNoの場合は、勘定系オンラインCP120は、受信した取引開始要求の内容に基づいてさらにキャッシュカード発行の要求であるか否かを判断する(ステップS610)。キャッシュカード発行の要求であると判断された場合(ステップS610:Yes)は、勘定系オンラインCP120は、一般口座のキャッシュカード発行と同様の処理を行う(ステップS611)。一般口座のキャッシュカード発行処理とは、ここでは詳しく説明しないが、口座取引において一般的に行われるキャッシュカード発行処理のことである。
ステップS610でNoの場合は、勘定系オンラインCP120は、受信した取引開始要求の内容に基づいてさらに事故届けの要求であるか否かを判断する(ステップS620)。事故届けの要求であると判断された場合(ステップS620:Yes)は、勘定系オンラインCP120は、一般口座の事故届けと同様の処理を行う(第14の手段)(ステップS621)。一般口座の事故届けでは、キャッシュカードを紛失したときにその口座の口座番号がすぐに判明しなくても事故届けできるように、事故届け処理を希望する口座の口座名義から対応する口座番号を特定して事故情報の記録をすることができる。事故情報の記録は、勘定系システム端末から、事故届けを希望する口座の元帳データ10aの事故情報データ12としてキャッシュカードによる出金を停止する情報として記録される。このように、本口座管理システムおよび口座管理プログラムでは、一般の口座と同様に口座名義から事故届けを希望する口座を特定することができるので、早急な事故対応が可能である。
ステップS620でNoの場合は、勘定系オンラインCP120は、受信した取引開始要求の内容に基づいてさらにキャッシュカード暗証番号の変更の要求であるか否かを判断する(ステップS630)。キャッシュカード暗証番号の変更の要求であると判断された場合(ステップS630:Yes)は、勘定系オンラインCP120は、一般口座のキャッシュカード暗証番号の変更と同様の処理を行う(ステップS631)。一般口座のキャッシュカード暗証番号の変更処理とは、ここでは詳しく説明しないが、口座取引において一般的に行われるキャッシュカード暗証番号の変更処理のことである。
ステップS630でNoの場合は、勘定系オンラインCP120は、受信した取引開始要求の内容に基づいてさらにその他の許容取引の要求であるか否かを判断する(ステップS640)。その他の許容取引の要求であると判断された場合(ステップS640:Yes)は、勘定系オンラインCP120は、その要求された許容取引の処理を行う(ステップS641)。
以上の実施形態では、決済口座処理において、勘定系オンラインCP120は、決済口座から出金する処理(ステップS420)を行った後、元の出金要求口座の出金限度額を更新(ステップS430、ステップS440)してからATM支払い処理(ステップS450)を行っている場合を例に挙げて説明したが、決済口座から出金する処理(ステップS420)を行った後、ATM支払い処理(ステップS450)と元の出金要求口座の出金限度額の更新処理(ステップS430、ステップS440)とを並行して行ってもよい。
以上の実施例では、利用者からの出金額の入力の受付を、限度額範囲内チェック処理(S340)によって行う場合を例に挙げて説明したが、ATM300でのカード挿入時に出金処理をする旨の要求と同時に入力させてもよい。
以上の本発明によれば、キャッシュカードを発行し、当該カードの発行管理、暗証番号管理、事故管理を行い、元帳データ内に残高データと取引データとを持たず、勘定処理を行わない口座を利用することにより、ATMから出金要求を受けた口座が、カード利用認証を行うが、自身の口座からは出金を行わず、所定の決済口座へ所定の出金限度額内の出金要求を行うことができるので、決済口座についてセキュリティを高めながらも1つの決済口座に対応して多くのキャッシュカードを発行できると共にキャッシュカードを紛失しても事故届処理(出金停止)を迅速に対応でき、さらに、既存のシステム構成に対して大幅な変更を必要としない管理することができる口座管理プログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、企業などにおいて対象となる社員一人ひとりの出金要求口座を開設することができ、限度額に応じた金額を出金可能なキャッシュカードをそれぞれ所持することが可能となる。キャッシュカードを紛失した場合でも、紛失したキャッシュカードの出金要求口座のみを利用停止することが可能となる。複数の口座から出金可能とした場合でも、企業は一括した残高管理ができる。
また、本発明によれば、企業などにおいて対象となる社員一人ひとりに開設した出金要求口座の口座名義に社員名を含めて登録することができ、社員名で出金要求口座の特定が可能となる。
また、本発明によれば、企業などにおいて対象となる社員一人ひとりに開設した出金要求口座の出金限度額を設定することができ、出張費等の企業経費の管理を容易にすることが可能になる。
本発明の一実施形態にかかる口座管理プログラムを実施するのに好適な金融機関システムを示す構成図である。 本発明にかかるオンライン元帳DBに記憶された元帳データを説明するための図である。 本発明にかかる出金要求口座のキャッシュカードが発行されるまでの処理を示す図である。 出金要求口座のキャッシュカード利用時の口座管理プログラムに基づく動作の一例を示す図である。 出金要求口座のキャッシュカード利用時の口座管理プログラムに基づく動作の一例を示す図である。 出金要求口座のその他の処理についての口座管理プログラムに基づく動作の一例を示す図である。 従来の元帳データを説明するための図である。
符号の説明
100 金融機関システム
200 ネットワーク
300 ATM
10a、10b、10c・・・ 出金要求口座の元帳データ
20a、20b、20c・・・ 決済口座の元帳データ
110 元帳データ記憶DB(オンライン元帳DB)
120 勘定系オンラインコンピュータ(勘定系オンラインCP)
11、21 口座属性データ
12、22 カード情報データ
13、23 事故情報データ
14 出金限度額データ
24 残高データ
25 取引データ
15 決済口座紐付け情報
26a、26b、26c・・ 出金要求口座紐付け情報

Claims (14)

  1. キャッシュカードを取り扱う現金自動取引装置に接続された口座管理システムにおいて、
    前記口座管理システムは、前記現金自動取引装置からの出金要求を受け付ける出金要求口座であることを識別するための出金要求口座識別子、口座番号および当該出金要求口座の決済を行う決済口座を識別する決済口座紐付け情報を含む出金要求口座の元帳データを前記出金要求口座毎に記憶した元帳データ記憶DBと、勘定系オンラインコンピュータとを備え、
    前記勘定系オンラインコンピュータは、
    前記現金自動取引装置からキャッシュカードによる、口座番号を含む出金要求を受信する第1の手段と、
    前記受信した出金要求に含まれる口座番号に基づいて該当する出金要求口座の元帳データを前記元帳データ記憶DBから抽出する第2の手段と、
    前記抽出した元帳データが出金要求口座の元帳データであることを出金要求口座識別子から判断する第3の手段と、
    出金要求口座の元帳データであると判断した場合、前記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる前記決済口座紐付け情報に基づいて、当該出金要求口座に関連付けられた決済口座から前記現金自動取引装置へ前記出金要求に対応した現金を払出させる払出要求を生成する第4の手段とを有し、
    前記決済口座から前記現金自動取引装置へ現金を払出させることを特徴とする口座管理システム。
  2. 前記出金要求口座は、勘定処理を行わない口座であることを特徴とする請求項1に記載の口座管理システム。
  3. 前記出金要求口座の元帳データは、さらに当該口座からの出金限度額を示す出金限度額データを含み、
    前記勘定系オンラインコンピュータは、前記出金要求に含まれる出金金額が前記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データの金額以下の場合に出金を可と判定する第5の手段をさらに有し、
    前記払出要求を生成する手段は、出金が可であると判定された場合についてのみ払出要求を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の口座管理システム。
  4. 前記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の暗証番号と当該出金要求口座のキャッシュカードによる出金停止の有無を示す事故情報とをさらに含み、
    前記現金自動取引装置からの出金要求に含まれる暗証番号と、前記第2の手段で抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる暗証番号とが一致するか否かを判断する第12の手段と、
    前記抽出した出金要求口座の元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報が含まれているか否かを判断する第13の手段とを有し、
    前記第12の手段において暗証番号が一致していると判断し、かつ前記第13の手段においてキャッシュカードの利用停止が有であることを示す事故情報が含まれていないと判断した場合に、前記第3の手段により出金要求口座の元帳データであることの判断を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の口座管理システム。
  5. 前記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の口座名義の情報を含み、
    前記口座名義の情報から対応する出金要求口座の元帳データを特定し、特定した元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報を記録する第14の手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の口座管理システム。
  6. 前記元帳データ記憶DBは、前記決済口座を識別するための情報である決済口座の口座属性データと当該決済口座の残高を示す残高データとを含む決済口座の元帳データを前記決済口座毎にさらに記憶し、
    前記勘定系オンラインコンピュータは、
    前記出金要求口座で生成した、決済口座の口座属性データおよび出金要求額を含む、払出要求を受け付ける第6の手段と、
    前記払出要求に含まれる決済口座の口座属性データに基づいて決済口座元帳データを前記元帳データ記憶DBから抽出する第7の手段と、
    前記払出要求に含まれる出金要求額が前記抽出した決済口座の元帳データに含まれる残高データの金額以下の場合に払出が可と判定する第8の手段と、
    払出が可と判定された決済口座の元帳データに含まれる残高データを更新する第9の手段と、
    前記払出が可と判定された場合に、前記現金自動取引装置への現金払い出し要求を送信する第10の手段とをさらに有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の口座管理システム。
  7. 前記決済口座の元帳データは、前記出金要求口座を識別する出金要求口座紐付け情報をさらに含み、
    前記勘定系オンラインコンピュータは、前記払出が可と判定された決済口座元帳データに含まれる前記出金要求口座紐付け情報に基づいて、前記出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データを更新する第11の手段をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の口座管理システム。
  8. キャッシュカードを取り扱う現金自動取引装置に接続された勘定系オンラインコンピュータと、元帳データ記憶DBとを備える金融機関システムで用いられる口座管理プログラムであって、
    前記元帳データ記憶DBは、前記現金自動取引装置からの出金要求を受け付ける出金要求口座であることを識別するための出金要求口座識別子、口座番号および当該出金要求口座の決済を行う決済口座を識別する決済口座紐付け情報を含む出金要求口座の元帳データを前記出金要求口座毎に記憶しており、
    前記勘定系オンラインコンピュータを、
    前記現金自動取引装置からキャッシュカードによる出金要求および口座番号を受信する第1の手段、
    前記受信した口座番号に基づいて該当する出金要求口座の元帳データを前記元帳データ記憶DBから抽出する第2の手段、
    前記抽出した元帳データが出金要求口座の元帳データであることを出金要求口座識別子から判断する第3の手段、
    出金要求口座の元帳データであると判断した場合、前記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる前記決済口座紐付け情報に基づいて、当該出金要求口座に関連付けられた決済口座から前記現金自動取引装置へ前記出金要求に対応した現金を払出させる払出要求を生成する第4の手段として機能させ、前記決済口座から前記現金自動取引装置へ現金を払出させることを特徴とする口座管理プログラム。
  9. 前記出金要求口座は、勘定処理を行わない口座であることを特徴とする請求項8に記載の口座管理プログラム。
  10. 前記出金要求口座の元帳データは、さらに当該口座からの出金限度額を示す出金限度額データを含み、
    前記勘定系オンラインコンピュータを、前記出金要求に含まれる出金金額が前記抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データの金額以下の場合に出金を可と判定する第5の手段としてさらに機能させ、
    前記払出要求を生成する手段は、出金が可であると判定された場合についてのみ払出要求を生成することを特徴とする請求項8または9に記載の口座管理プログラム。
  11. 前記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の暗証番号と当該出金要求口座のキャッシュカードによる出金停止の有無を示す事故情報とをさらに含み、
    前記勘定系オンラインコンピュータを、
    前記現金自動取引装置からの出金要求に含まれる暗証番号と、前記第2の手段で抽出した出金要求口座の元帳データに含まれる暗証番号とが一致するか否かを判断する第12の手段、
    前記抽出した出金要求口座の元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報が含まれているか否かを判断する第13の手段としてさらに機能させ、
    前記第12の手段において暗証番号が一致していると判断し、かつ前記第13の手段においてキャッシュカードの利用停止が有であることを示す事故情報が含まれていないと判断した場合に、前記第3の手段により出金要求口座の元帳データであることの判断を行うことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の口座管理プログラム。
  12. 前記出金要求口座の元帳データは、当該出金要求口座の口座名義の情報を含み、
    前記勘定系オンラインコンピュータを、前記口座名義の情報から対応する出金要求口座の元帳データを特定し、特定した元帳データに、キャッシュカードによる出金を停止する旨を示す事故情報を記録する第14の手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の口座管理プログラム。
  13. 前記元帳データ記憶DBは、前記決済口座を識別するための情報である決済口座の口座属性データと当該決済口座の残高を示す残高データとを含む決済口座の元帳データを前記決済口座毎にさらに記憶し、
    前記勘定系オンラインコンピュータを、
    前記出金要求口座で生成した決済口座の口座属性データおよび出金要求額を含む払出要求を受け付ける第6の手段、
    前記払出要求に含まれる決済口座の口座属性データに基づいて決済口座元帳データを前記元帳データ記憶DBから抽出する第7の手段、
    前記払出要求に含まれる出金要求額が前記抽出した決済口座の元帳データに含まれる残高データの金額以下の場合に払出が可と判定する第8の手段、
    払出が可能と判定された決済口座の元帳データに含まれる残高データを更新する第9の手段、
    前記払出が可と判定された場合に、前記現金自動取引装置への現金払い出し要求を送信する第10の手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載の口座管理プログラム。
  14. 前記決済口座の元帳データは、前記出金要求口座を識別する出金要求口座紐付け情報をさらに含み、
    前記勘定系オンラインコンピュータを、前記払出が可と判定された決済口座元帳データに含まれる前記出金要求口座紐付け情報に基づいて、前記出金要求口座の元帳データに含まれる出金限度額データを更新する第11の手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項13に記載の口座管理プログラム。
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