JPH07306902A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPH07306902A JPH07306902A JP12052894A JP12052894A JPH07306902A JP H07306902 A JPH07306902 A JP H07306902A JP 12052894 A JP12052894 A JP 12052894A JP 12052894 A JP12052894 A JP 12052894A JP H07306902 A JPH07306902 A JP H07306902A
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 顧客が、自分の口座に対してある期間の取引
制限を行いたい場合は、取引期間設定部1aにより、そ
の取引制限期間および、どの媒体を使用した場合の取引
かを識別するための取引種別を必要に応じて指定する。
これにより、取引期間設定部1aは、設定された取引制
限期間設定情報をホストに送信する。取引期間制御部1
bは、任意の顧客から取引要求があった場合、ホストに
対して取引種別等のデータを送信し、ホストは、設定さ
れている取引制限期間と取引種別に一致した場合は、取
引不可であると判定する。取引期間制御部1bはホスト
からの判定結果が取引不可であった場合は、要求された
取引を行わない。 【効果】 顧客自身が、自分の口座に対して任意に取引
期間制限を行え、従って、顧客の不在中の媒体盗難等に
よる不正な取引を防止することができる。
制限を行いたい場合は、取引期間設定部1aにより、そ
の取引制限期間および、どの媒体を使用した場合の取引
かを識別するための取引種別を必要に応じて指定する。
これにより、取引期間設定部1aは、設定された取引制
限期間設定情報をホストに送信する。取引期間制御部1
bは、任意の顧客から取引要求があった場合、ホストに
対して取引種別等のデータを送信し、ホストは、設定さ
れている取引制限期間と取引種別に一致した場合は、取
引不可であると判定する。取引期間制御部1bはホスト
からの判定結果が取引不可であった場合は、要求された
取引を行わない。 【効果】 顧客自身が、自分の口座に対して任意に取引
期間制限を行え、従って、顧客の不在中の媒体盗難等に
よる不正な取引を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客の要求する支払、
入金、振込、照会等の取引業務を行う自動取引装置に関
し、特に、顧客が自分の口座に対して、一定期間、支払
取引を拘束するといった取引制限を設定する構成に関す
るものである。
入金、振込、照会等の取引業務を行う自動取引装置に関
し、特に、顧客が自分の口座に対して、一定期間、支払
取引を拘束するといった取引制限を設定する構成に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関では、顧客が自分の口
座に対し、例えばある期間のみ支払取引を停止させると
いったような取引制限を、顧客自身が任意に設定するよ
うなことはできなかった。従って、例えば、カードある
いは通帳等を紛失した場合、そのカードあるいは通帳に
よる不正使用を防止するための取引制限を行うには、営
業店端末等で金融機関のオペレータが事故口座を設定す
るといった方法しかなかった。
座に対し、例えばある期間のみ支払取引を停止させると
いったような取引制限を、顧客自身が任意に設定するよ
うなことはできなかった。従って、例えば、カードある
いは通帳等を紛失した場合、そのカードあるいは通帳に
よる不正使用を防止するための取引制限を行うには、営
業店端末等で金融機関のオペレータが事故口座を設定す
るといった方法しかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
社会的に広まっている長期休暇等で家族ぐるみで家を空
けるといったことにより、その不在中に、預金通帳、印
鑑、カードについて盗難の危険がある。その結果、上記
のような取引制限しか行えない場合、顧客が事前に取引
制限を行うといったことはできず、従って、盗難等が発
生した場合、預金が引き落とされる等、顧客にとって財
産保全という点で非常に不安な材料となるものであっ
た。
社会的に広まっている長期休暇等で家族ぐるみで家を空
けるといったことにより、その不在中に、預金通帳、印
鑑、カードについて盗難の危険がある。その結果、上記
のような取引制限しか行えない場合、顧客が事前に取引
制限を行うといったことはできず、従って、盗難等が発
生した場合、預金が引き落とされる等、顧客にとって財
産保全という点で非常に不安な材料となるものであっ
た。
【0004】このため、上述した財産保全といった観点
から顧客にとって不安な点を一掃することのできる金融
システムが望まれていた。
から顧客にとって不安な点を一掃することのできる金融
システムが望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置
は、前述の課題を解決するために、任意の顧客の取引要
求に対して、その取引を制限する期間を、顧客自身の操
作により設定する取引期間設定部を設けたものである。
は、前述の課題を解決するために、任意の顧客の取引要
求に対して、その取引を制限する期間を、顧客自身の操
作により設定する取引期間設定部を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明の自動取引装置においては、顧客が、あ
る取引を行う期間を制限したい場合、顧客自身が取引期
間設定部に対して設定を行う。これにより、設定された
取引はある期間制限される。従って、顧客が設定した期
間内に不正な取引を行うことが防止される。
る取引を行う期間を制限したい場合、顧客自身が取引期
間設定部に対して設定を行う。これにより、設定された
取引はある期間制限される。従って、顧客が設定した期
間内に不正な取引を行うことが防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の自動取引装置の実施例を示す
ブロック図である。図の装置は、制御部1、顧客操作部
2、カード/レシート機構部3、通帳機構部4、紙幣入
出金機構部5、硬貨入出金機構部6、FDD/HDD
7、内部操作部8、時計機構9、接続インタフェース部
10、電源11、バッテリバックアップメモリ12から
構成されている。
説明する。図1は本発明の自動取引装置の実施例を示す
ブロック図である。図の装置は、制御部1、顧客操作部
2、カード/レシート機構部3、通帳機構部4、紙幣入
出金機構部5、硬貨入出金機構部6、FDD/HDD
7、内部操作部8、時計機構9、接続インタフェース部
10、電源11、バッテリバックアップメモリ12から
構成されている。
【0008】制御部1は、自動取引装置としての各種の
制御を司る部分であり、後述する各機構部の制御を行う
機能を有していると共に、取引期間設定部1aと、取引
期間制御部1bを備えている。
制御を司る部分であり、後述する各機構部の制御を行う
機能を有していると共に、取引期間設定部1aと、取引
期間制御部1bを備えている。
【0009】取引期間設定部1aは、顧客操作部2の後
述する表示部上に、取引制限指示事項入力画面を表示さ
せ、かつ、操作部からの設定情報を受け付ける機能を有
している。即ち、取引期間設定部1aは、任意の顧客の
支払要求に対して、その支払取引を制限する期間を設定
すると共に、カードや通帳といった媒体のどれを使用し
た場合に支払取引停止を行うかを識別するための取引種
別を設定し、これらの取引期間設定情報を図示しないホ
ストに送信するものである。
述する表示部上に、取引制限指示事項入力画面を表示さ
せ、かつ、操作部からの設定情報を受け付ける機能を有
している。即ち、取引期間設定部1aは、任意の顧客の
支払要求に対して、その支払取引を制限する期間を設定
すると共に、カードや通帳といった媒体のどれを使用し
た場合に支払取引停止を行うかを識別するための取引種
別を設定し、これらの取引期間設定情報を図示しないホ
ストに送信するものである。
【0010】取引期間制御部1bは、任意の顧客から支
払取引要求があった場合、その顧客の入力した暗証や取
引種別等のデータをホストに対して送信し、ホストでの
判定結果が取引可であった場合は支払取引を行う機能を
有している。
払取引要求があった場合、その顧客の入力した暗証や取
引種別等のデータをホストに対して送信し、ホストでの
判定結果が取引可であった場合は支払取引を行う機能を
有している。
【0011】顧客操作部2は、CRTで構成された表示
部およびこの表示部上に設けられたタッチパネル等から
なる操作部であり、各種の取引画面を表示し、かつ、顧
客からの操作を受け付けると共に、前述したように表示
部上に取引制限指示事項入力画面を表示し、また、操作
部から顧客の入力した取引制限期間設定情報を取引期間
設定部1aに送出する機能を備えている。カード/レシ
ート機構部3は、自動取引装置に挿入されたカードの磁
気情報記録部へのデータの読出し/書込みや、顧客に渡
すためのレシートのプリントを行う機構部である。
部およびこの表示部上に設けられたタッチパネル等から
なる操作部であり、各種の取引画面を表示し、かつ、顧
客からの操作を受け付けると共に、前述したように表示
部上に取引制限指示事項入力画面を表示し、また、操作
部から顧客の入力した取引制限期間設定情報を取引期間
設定部1aに送出する機能を備えている。カード/レシ
ート機構部3は、自動取引装置に挿入されたカードの磁
気情報記録部へのデータの読出し/書込みや、顧客に渡
すためのレシートのプリントを行う機構部である。
【0012】通帳機構部4は、通帳への取引内容の印字
および通帳の磁気情報記録部へのデータの読み書きを行
うと共に、取引内容が、開かれたページに印刷しきれな
い場合等では、自動的にページをめくるオートターンペ
ージ機構を備えている。紙幣入出金機構部5は、入金紙
幣の鑑別、計数および指定枚数紙幣の出金を行う機構部
であり、また硬貨入出金機構部6は、入金硬貨の鑑別、
計数および指定枚数硬貨の出金を行う機構部である。
および通帳の磁気情報記録部へのデータの読み書きを行
うと共に、取引内容が、開かれたページに印刷しきれな
い場合等では、自動的にページをめくるオートターンペ
ージ機構を備えている。紙幣入出金機構部5は、入金紙
幣の鑑別、計数および指定枚数紙幣の出金を行う機構部
であり、また硬貨入出金機構部6は、入金硬貨の鑑別、
計数および指定枚数硬貨の出金を行う機構部である。
【0013】FDD/HDD7は、フロッピディスク装
置/ハードディスク装置であり、自動取引装置の取引デ
ータや制御データ等を記憶するための記憶装置である。
また、内部操作部8は、自動取引装置の内部に設けら
れ、係員が操作を行うための操作部である。更に、時計
機構9は、自動取引装置の時間管理を行う機構部であ
る。接続インタフェース部10は、自動取引装置と営業
店の端末やホストコンピュータ等を接続するためのイン
タフェース、電源11は、自動取引装置の電源部、バッ
テリバックアップメモリ12は、振込ファイルから抽出
した支店名コード等のデータを退避するための不揮発性
メモリである。
置/ハードディスク装置であり、自動取引装置の取引デ
ータや制御データ等を記憶するための記憶装置である。
また、内部操作部8は、自動取引装置の内部に設けら
れ、係員が操作を行うための操作部である。更に、時計
機構9は、自動取引装置の時間管理を行う機構部であ
る。接続インタフェース部10は、自動取引装置と営業
店の端末やホストコンピュータ等を接続するためのイン
タフェース、電源11は、自動取引装置の電源部、バッ
テリバックアップメモリ12は、振込ファイルから抽出
した支店名コード等のデータを退避するための不揮発性
メモリである。
【0014】次に、上記構成の自動取引装置の動作につ
いて説明する。図2は、上記構成の自動取引装置の動作
を示すフローチャートである。顧客は、顧客自身の口座
で取引期間を設定したい場合、顧客操作部2に表示され
た取引制限期間設定画面に基づき設定する。即ち、取引
制限期間を設定する場合、顧客は、先ず顧客操作部2の
表示部に表示されている取引選択画面より「諸届」を選
択する(ステップS1)。これにより、制御部1は、そ
の表示部に「諸届」のメニューを表示させ、更に、顧客
が取引制限指示を選択することによって、取引期間設定
部1aが動作する(ステップS2)。
いて説明する。図2は、上記構成の自動取引装置の動作
を示すフローチャートである。顧客は、顧客自身の口座
で取引期間を設定したい場合、顧客操作部2に表示され
た取引制限期間設定画面に基づき設定する。即ち、取引
制限期間を設定する場合、顧客は、先ず顧客操作部2の
表示部に表示されている取引選択画面より「諸届」を選
択する(ステップS1)。これにより、制御部1は、そ
の表示部に「諸届」のメニューを表示させ、更に、顧客
が取引制限指示を選択することによって、取引期間設定
部1aが動作する(ステップS2)。
【0015】取引期間設定部1aは、顧客操作部2の表
示部にカードまたは通帳の挿入を促す指示画面を表示し
(ステップS3)、顧客は、これにより、カードまたは
通帳といった媒体をカード/レシート機構部3(通帳の
場合は、通帳機構部4)に挿入し、その磁気ストライプ
部の情報を取引期間設定部1aは認識する(ステップS
4)。次いで、取引期間設定部1aは、顧客操作部2の
表示部に暗証入力画面を表示させ(ステップS5)、顧
客が暗証入力を行うと、取引期間設定部1aはこの暗証
を認識する(ステップS6)。そして、取引期間設定部
1aは、取引制限指示事項入力画面を表示させる(ステ
ップS7)。
示部にカードまたは通帳の挿入を促す指示画面を表示し
(ステップS3)、顧客は、これにより、カードまたは
通帳といった媒体をカード/レシート機構部3(通帳の
場合は、通帳機構部4)に挿入し、その磁気ストライプ
部の情報を取引期間設定部1aは認識する(ステップS
4)。次いで、取引期間設定部1aは、顧客操作部2の
表示部に暗証入力画面を表示させ(ステップS5)、顧
客が暗証入力を行うと、取引期間設定部1aはこの暗証
を認識する(ステップS6)。そして、取引期間設定部
1aは、取引制限指示事項入力画面を表示させる(ステ
ップS7)。
【0016】図3は、この取引制限指示事項入力画面で
ある。この取引制限指示事項入力画面において、口座番
号欄は、通帳またはカードの磁気ストライプ部のデータ
を自動表示させ、取引制限は、どの媒体を使用した取引
を停止にするかといった取引種別を選択入力する欄であ
る。例えば、ここでは、「1」は該当口座のカード支払
取引を拘束、「2」は該当口座の通帳支払取引を拘束、
「3」は該当口座の一切の取引を拘束といったように設
定され、これらの番号を選択するよう構成されている。
また、期間欄における開始日は取引拘束の開始日、解除
日は取引拘束の解除日であり、顧客はその日付を入力す
るよう構成されている。例えば、図3に示された例で
は、取引制限が「2:通帳取引」であり、拘束期間は9
月15日より9月30日となっている。
ある。この取引制限指示事項入力画面において、口座番
号欄は、通帳またはカードの磁気ストライプ部のデータ
を自動表示させ、取引制限は、どの媒体を使用した取引
を停止にするかといった取引種別を選択入力する欄であ
る。例えば、ここでは、「1」は該当口座のカード支払
取引を拘束、「2」は該当口座の通帳支払取引を拘束、
「3」は該当口座の一切の取引を拘束といったように設
定され、これらの番号を選択するよう構成されている。
また、期間欄における開始日は取引拘束の開始日、解除
日は取引拘束の解除日であり、顧客はその日付を入力す
るよう構成されている。例えば、図3に示された例で
は、取引制限が「2:通帳取引」であり、拘束期間は9
月15日より9月30日となっている。
【0017】顧客がこのような取引制限指示事項を入力
すると、取引期間設定部1aは、これを認識し(ステッ
プS8)、かつ、顧客が「確認」キーを押下することに
よって、取引制限指示事項入力が終了したことを認識し
(ステップS9)、入力された取引制限指示事項を取引
制限期間設定情報として、ホストに送信する(ステップ
S10)。
すると、取引期間設定部1aは、これを認識し(ステッ
プS8)、かつ、顧客が「確認」キーを押下することに
よって、取引制限指示事項入力が終了したことを認識し
(ステップS9)、入力された取引制限指示事項を取引
制限期間設定情報として、ホストに送信する(ステップ
S10)。
【0018】ホスト側では、送られてきたデータの正当
性をチェックし、正常であれば該当する顧客の口座の通
帳支払取引拘束期間を、図示しないファイル上に設定す
る(ステップS11)。そして、ホストは、処理結果を
自動取引装置側に送出し、自動取引装置側はこのホスト
出力データを受信する(ステップS12)。これによ
り、自動取引装置は、カード/レシート機構部3で処理
結果を印字し、このレシートを媒体と共に、顧客に放出
し、顧客が受け取ったことを確認して(ステップS1
3)、処理を終了する。
性をチェックし、正常であれば該当する顧客の口座の通
帳支払取引拘束期間を、図示しないファイル上に設定す
る(ステップS11)。そして、ホストは、処理結果を
自動取引装置側に送出し、自動取引装置側はこのホスト
出力データを受信する(ステップS12)。これによ
り、自動取引装置は、カード/レシート機構部3で処理
結果を印字し、このレシートを媒体と共に、顧客に放出
し、顧客が受け取ったことを確認して(ステップS1
3)、処理を終了する。
【0019】次に支払動作について説明する。いま、顧
客が取引制限期間を9月15日から9月30日に、ま
た、その取引種別を通帳取引に設定しているとする。こ
のような設定状態で、任意の顧客から支払取引要求があ
った場合、取引期間制御部1bは、先ず、顧客の入力し
た暗証や取引種別および支払金額等のデータをホストに
対して送信する。
客が取引制限期間を9月15日から9月30日に、ま
た、その取引種別を通帳取引に設定しているとする。こ
のような設定状態で、任意の顧客から支払取引要求があ
った場合、取引期間制御部1bは、先ず、顧客の入力し
た暗証や取引種別および支払金額等のデータをホストに
対して送信する。
【0020】ホストは、このような要求を受け取ると、
予め設定されている取引種別と取引制限期間情報に基づ
き、取引可能か否かの判定を行う。そして、要求された
取引と期間および種別が一致した場合は、取引不可であ
る理由と共に、判定結果を取引期間制御部1bに応答す
る。取引期間制御部1bは、このような判定結果を受け
取った場合は、取扱できない旨のメッセージを表示す
る。あるいは、係員がこの顧客から事情を聞くよう、係
員に対して何らかのメッセージを出力するようにしても
よい。
予め設定されている取引種別と取引制限期間情報に基づ
き、取引可能か否かの判定を行う。そして、要求された
取引と期間および種別が一致した場合は、取引不可であ
る理由と共に、判定結果を取引期間制御部1bに応答す
る。取引期間制御部1bは、このような判定結果を受け
取った場合は、取扱できない旨のメッセージを表示す
る。あるいは、係員がこの顧客から事情を聞くよう、係
員に対して何らかのメッセージを出力するようにしても
よい。
【0021】一方、取引制限期間が9月15日〜30日
であっても、取引種別がカードであった場合、ホストか
らの判定結果は取引可となり、これにより、取引期間制
御部1bは、通常の支払取引を行う。従って、例えば、
顧客が旅行等を行う場合、旅行先でのカード使用を可能
としながら、家に保管されている通帳と印鑑の盗難によ
る不正使用等を防止することができる。
であっても、取引種別がカードであった場合、ホストか
らの判定結果は取引可となり、これにより、取引期間制
御部1bは、通常の支払取引を行う。従って、例えば、
顧客が旅行等を行う場合、旅行先でのカード使用を可能
としながら、家に保管されている通帳と印鑑の盗難によ
る不正使用等を防止することができる。
【0022】尚、顧客が一旦設定した取引制限事項を、
何らかの理由により、変更あるいは取消を行いたい場合
は、暗証入力による本人確認が行えるため、上記取引制
限指示動作を再度行うことにより、このような操作を行
うことができる。
何らかの理由により、変更あるいは取消を行いたい場合
は、暗証入力による本人確認が行えるため、上記取引制
限指示動作を再度行うことにより、このような操作を行
うことができる。
【0023】また、上記実施例では、顧客からの支払取
引要求に対して、取引制限期間と取引種別の判定をホス
ト側で行ったが、これを自動取引装置側で行うようにし
てもよい。即ち、取引期間制御部1bは、暗証や取引種
別および支払要求金額等のデータをホストに対して送信
し、ホストからは送信したデータの正当性チェック結果
と共に、取引制限期間と取引種別が設定されている場合
は、その取引制限期間情報と取引種別情報を受け取る。
そして、取引期間制御部1bは、受け取った取引制限期
間情報および取引種別情報と、顧客の媒体と現在日時と
を比較して取引可能か否かの判定を行い、取引不可であ
る場合は、その旨のメッセージを表示するものである。
引要求に対して、取引制限期間と取引種別の判定をホス
ト側で行ったが、これを自動取引装置側で行うようにし
てもよい。即ち、取引期間制御部1bは、暗証や取引種
別および支払要求金額等のデータをホストに対して送信
し、ホストからは送信したデータの正当性チェック結果
と共に、取引制限期間と取引種別が設定されている場合
は、その取引制限期間情報と取引種別情報を受け取る。
そして、取引期間制御部1bは、受け取った取引制限期
間情報および取引種別情報と、顧客の媒体と現在日時と
を比較して取引可能か否かの判定を行い、取引不可であ
る場合は、その旨のメッセージを表示するものである。
【0024】更に、上記実施例では、制限する取引を支
払取引としたが、これに限定されるものではなく、振込
等の取引であってもよい。
払取引としたが、これに限定されるものではなく、振込
等の取引であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動取引
装置によれば、顧客自身の操作により、顧客の取引を制
限する期間を設定するようにしたので、例えば、顧客が
不在中の期間の取引を拘束することができ、従って、盗
難の被害防止等、顧客の財産保護に対する効果を期待す
ることができる。
装置によれば、顧客自身の操作により、顧客の取引を制
限する期間を設定するようにしたので、例えば、顧客が
不在中の期間の取引を拘束することができ、従って、盗
難の被害防止等、顧客の財産保護に対する効果を期待す
ることができる。
【図1】本発明の自動取引装置の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の自動取引装置の実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】本発明の自動取引装置の実施例における取引制
限指示事項入力画面の説明図である。
限指示事項入力画面の説明図である。
1 制御部 1a 取引期間設定部 1b 取引期間制御部 2 顧客操作部
Claims (3)
- 【請求項1】 顧客の要求する取引業務を行う自動取引
装置において、 任意の顧客の取引要求に対して、当該取引を制限する期
間を、前記顧客自身の操作により設定する取引期間設定
部を設けたことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項2】 顧客の要求する取引業務を行う自動取引
装置において、 任意の顧客の支払取引要求に対して、当該支払取引を制
限する期間を、前記顧客自身の操作により設定する取引
期間設定部と、 前記取引期間設定部で支払取引を制限する期間が設定さ
れた場合、当該取引制限期間内は、該当する顧客の支払
取引業務を制限する取引期間制御部とを備えたことを特
徴とする自動取引装置。 - 【請求項3】 顧客の要求する取引業務を行う自動取引
装置において、 任意の顧客の支払要求に対して、当該支払取引を制限す
る期間を設定すると共に、どの媒体を使用した場合に支
払取引制限を行うかを識別するための取引種別を設定す
る取引期間設定部と、 前記取引期間設定部で支払取引の制限期間と取引種別が
設定された場合、当該取引制限期間内は、前記取引種別
での顧客口座への支払取引業務を制限する取引期間制御
部とを備えたことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12052894A JPH07306902A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12052894A JPH07306902A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07306902A true JPH07306902A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14788507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12052894A Pending JPH07306902A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07306902A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006039729A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 取引システムおよび取引装置および決済システム |
JP2009048243A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 取引処理システム |
JP2010128953A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Sumitomo Mitsui Banking Corp | 口座管理システムおよび口座管理プログラム |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP12052894A patent/JPH07306902A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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