JP2006099712A - 暗証番号管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 カードの利便性を向上させ、不正利用の被害のリスクを低減する。
【解決手段】 顧客は1つの銀行口座に対して発行されるカードについて複数の暗証番号を有しており、カード使用時にATMから顧客が入力した暗証番号の種類をサーバ103により識別して、暗証番号に対応した利用条件や出金制限金額を設定する。
【選択図】 図1
Description
つまり、暗証番号はカード利用者本人の確認手段としてのみ用いられるもので、それ以外の取引内容の決定に利用されてはいなかった。
図1は後述の実施形態1および2を実現するための銀行システムの主要構成を示す。本発明に係わる暗証番号管理システムは銀行システム内に設けられる。
201は口座関連情報であり、入出金の履歴、具体的には入出金の種別、入出金が行なわれた日付、金額などの情報が該当する。
預金口座に従来の暗証番号(本発明の第1の暗証番号)に加えて別の暗証番号を保有する。これを制限機能暗証番号(本発明の第2の暗証番号)と呼ぶ。
例えば、この預金口座の残高の一定比率、例えば10パーセントを制限機能暗証番号利用時の出金限度額とすることができる。
ATM101等での暗証番号および出金のための金額などの顧客による出金情報の入力の受付は従来と同様に行われる(301)。そして、これらの出金情報が来ると、銀行システムは、暗証番号のチェックにおいて、入力された暗証番号が従来の暗証番号なのか制限機能暗証番号なのかをチェック(識別)する(302)。これら2つの暗証番号は図2に示すように口座の情報として元帳データベースに記録されているので、この情報と比較することで暗証番号の妥当性とその種類を判断(識別)することができる。
図3の実施形態1の処理手順と図4の同様の箇所には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
次に暗証番号の利用条件を定めて複数の暗証番号を使い分ける場合について、実施形態3を図5および図6を使用して説明する。
110は、ブランチサーバであり、各支店に設置され、ATM等の支店に設置された各種端末が接続されている。そしてこのブランチサーバは、センターにある通信インターフェース102を介して銀行システムのサーバ103に繋がっており、ATM等で入力された入力データに入力された端末の端末コードや支店コード等をセットして、送信する。
利用条件:例えば、第1の暗証番号は銀行ATMでのみ使用可能とし、第1の暗証番号と異なる第2の暗証番号はデビットカード端末等銀行外の非ATM端末でのみ使用を可能とする。したがって、顧客が銀行内のATM端末101で、カードを使用してこの端末を利用するための正しい(第1の)暗証番号をその端末から入力することが出金可とするための利用条件となる。
実施形態3では暗証番号別の利用条件として第1の暗証番号と第2の暗証番号を、銀行内のATMと銀行外端末の使用で分ける形態を説明したが、銀行内のATMで使用する暗証番号については、銀行ATMのうち特定のATMとそれ以外のATMとで使い分けることができる。
利用者は、日常使用するATMを指定する場合、どこの銀行のどの支店のATMかを認識するが、その支店にある複数のATMのうちのどのATMかまでは認識しないのが普通である。そこでATMの指定は、そのATMが接続される銀行コード(4桁)と支店コード(3桁)をATM等の画面から入力することで行うことができる。この指定が行われると、これらの指定された情報を、サーバ103はたとえば元帳データベースに記憶されている口座関連情報(201)内に記録する。この指定は1つでもよいし、また複数でもよい。また銀行コードのみを指定して銀行の全支店のATMを指定できるようにしてもよい。この場合は銀行コードのみの指定が銀行の全支店の指定を意味するようにする。また、たとえば、新宿地区と指定することで、新宿地区にあるすべての銀行の支店を指定できるようにしてもよい。いずれも、銀行コードと支店コードの組み合わせに還元される。
ATMの使用が行われると、記述の通り、ブランチサーバによりATMからの入力データに支店コードと端末コードがセットされ、また、自行のATMが使用された場合は、サーバ103が自行の銀行コードを入力データ受取時に入力データにセットするので、これと口座関連情報(201)内に記録した銀行コード、支店コードを比較すればよい。なお、他行のATMが使用された場合は、他行のコンピュータシステムにより他行の銀行コードと支店コード、更に端末コードが他行から送信されてくるデータにセットされている。これは銀行間ATMネットワークの周知の方法である。したがって、他行ATM使用時も同様に判断することができる。なお、銀行コードのみを指定し特定銀行の全支店のATMを出金許可の対象の端末としたい場合には、この銀行の全支店コードの指定があったものとして処理するにあたり、全支店コードを口座関連情報(201)内に記録する代わりに、たとえば、支店コードを「000」として口座関連情報(201)内に記録し、記憶スペースの節約と判断の合理化を図ってもよい。
実施形態3と4では暗証番号別の利用条件として第1の暗証番号と第2の暗証番号の利用可能端末を分ける例を説明したが、利用可能日で分けることができる。
1つの口座に対して、代理人を立てることも可能である。この場合の代理人、カード、暗証番号の関係は上述の口座名義人と同様である。
(ロ)の形態では1つの口座に対し、口座名義人、必要があれば、代理人を立てる。口座名義人は複数のカードを保有し、各カードについて1つ以上の暗証番号を割り当てる。
(ハ)の形態では1つの口座に対し、口座名義人、必要があれば、代理人を立てる。口座名義人は複数のカードを保有し、複数の暗証番号を保有するが各カードと各暗証番号は対応付けられていない。
102 通信インターフェース
103 サーバ
104 大容量記憶装置
105 PC
106 銀行外端末
107 通信インターフェース
108 通信ネットワーク
109 通信インターフェース
110 ブランチサーバ
Claims (13)
- 端末を用い、暗証番号を入力することにより預金口座から出金することができるカードについて、複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
入力された暗証番号が前記記憶手段に記憶された暗証番号のいずれに該当するかを識別する識別手段と、
当該該当すると識別された暗証番号に対応した出金限度額を決定する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 端末を用い、暗証番号を入力することにより預金口座から出金することができるカードについて、複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
入力された暗証番号が前記記憶手段に記憶された暗証番号のいずれに該当するかを識別する識別手段と、
前記カードを用いた出金に係る、出金限度額を算出するための方法が前記暗証番号ごとに予め定められており、
前記識別手段により前記該当すると識別された暗証番号に対応した、出金限度額を算出するための方法を決定する手段と、
当該決定された方法に従って出金限度額を算出する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 端末を用い、暗証番号を入力することにより預金口座から出金することができるカードについて、複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
前記複数の暗証番号の中に異常事態を通報するための暗証番号が含まれており、
入力された暗証番号が前記通報するための暗証番号か否かを判定する判定手段と、
該判定手段により肯定判定が得られた場合には、異常事態を通報する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 金銭、商品若しくは役務の提供を受けるために、端末を用い、暗証番号を入力することにより使用するカードについて、複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
入力された暗証番号が前記記憶手段に記憶された暗証番号のいずれに該当するかを識別する識別手段と、
当該該当すると識別された暗証番号に対応した利用限度額を決定する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 金銭、商品若しくは役務の提供を受けるために、端末を用い、暗証番号を入力することにより使用するカードについて、複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
前記複数の暗証番号の中に異常事態を通報するための暗証番号が含まれており、
入力された暗証番号が前記通報するための暗証番号か否かを判定する判定手段と、
該判定手段により肯定判定が得られた場合には、異常事態を通報する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 端末を用い、暗証番号を入力することにより預金口座から出金することができるカードの利用者に対し、該預金口座について複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
入力された暗証番号が前記記憶手段に記憶された暗証番号のいずれに該当するかを識別する識別手段と、
当該該当すると識別された暗証番号に対応した出金限度額を決定する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 端末を用い、暗証番号を入力することにより預金口座から出金することができるカードの利用者に対し、該預金口座について複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
入力された暗証番号が前記記憶手段に記憶された暗証番号のいずれに該当するかを識別する識別手段と、
前記カードを用いた出金に係る、出金限度額を算出するための方法が前記暗証番号ごとに予め定められており、
前記識別手段により前記該当すると識別された暗証番号に対応した、出金限度額を算出するための方法を決定する手段と、
当該決定された方法に従って出金限度額を算出する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 端末を用い、暗証番号を入力することにより預金口座から出金することができるカードの利用者に対し、該預金口座について複数の暗証番号を予め記憶しておく記憶手段と、
前記複数の暗証番号のうち少なくとも1つの暗証番号について、前記カードを用いた出金であって、前記預金口座からの出金の可否に係る利用条件が予め定められており、
カード使用時に入力された暗証番号が前記利用条件が定められた暗証番号のいずれに該当するかを識別する識別手段と、
前記識別手段により前記該当すると識別された暗証番号について定められた前記利用条件に基づき、出金の可否を決定する手段と
を有することを特徴とする暗証番号管理システム。 - 請求項8に記載の暗証番号管理システムにおいて、特定の暗証番号について定められた前記利用条件は、該暗証番号を入力することによりカードを用いて預金口座から出金する端末がATMであることを特徴とする暗証番号管理システム。
- 請求項8に記載の暗証番号管理システムにおいて、特定の暗証番号について定められた前記利用条件は、該暗証番号を入力することによりカードを用いて預金口座から出金する端末が特定のATMであることを特徴とする暗証番号管理システム。
- 請求項8に記載の暗証番号管理システムにおいて、特定の暗証番号について定められた前記利用条件は、該暗証番号を入力することによりカードを用いて預金口座から出金する日が特定の日であることを特徴とする暗証番号管理システム。
- 請求項8に記載の暗証番号管理システムにおいて、特定の暗証番号について定められた前記利用条件は、該暗証番号を入力することによりカードを用いて預金口座から出金する時間帯が特定の時間帯であることを特徴とする暗証番号管理システム。
- 請求項8に記載の暗証番号管理システムにおいて、特定の暗証番号について定められた前記利用条件は、該暗証番号を入力することによりカードを用いて預金口座から出金する端末が銀行外非ATM端末であることを特徴とする暗証番号管理システム。
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---|---|---|---|
JP2004317114A JP2006099712A (ja) | 2004-08-31 | 2004-10-29 | 暗証番号管理システム |
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JP2004317114A JP2006099712A (ja) | 2004-08-31 | 2004-10-29 | 暗証番号管理システム |
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JP2004317114A Pending JP2006099712A (ja) | 2004-08-31 | 2004-10-29 | 暗証番号管理システム |
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2004
- 2004-10-29 JP JP2004317114A patent/JP2006099712A/ja active Pending
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JP7116655B2 (ja) | 2018-09-27 | 2022-08-10 | 株式会社日本総合研究所 | システム及びプログラム |
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