JP7135462B2 - 取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システム - Google Patents

取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP7135462B2
JP7135462B2 JP2018110057A JP2018110057A JP7135462B2 JP 7135462 B2 JP7135462 B2 JP 7135462B2 JP 2018110057 A JP2018110057 A JP 2018110057A JP 2018110057 A JP2018110057 A JP 2018110057A JP 7135462 B2 JP7135462 B2 JP 7135462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
amount
information
account
transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018110057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019212185A (ja
Inventor
伸治 條川
和昭 松花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2018110057A priority Critical patent/JP7135462B2/ja
Publication of JP2019212185A publication Critical patent/JP2019212185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7135462B2 publication Critical patent/JP7135462B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本件は、取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システムに関する。
銀行における営業店事務の業務効率化を図る技術が知られている。具体的には、Automatic Teller Machine(ATM)と金融端末とのセットであるモジュールボックスと、モジュールボックス専用口座Database(DB)を含むホストコンピュータがネットワークを介して接続されたシステムが知られている。尚、モジュールボックス専用口座DBはモジュールボックスによる決済取引の機能を実現するために導入された専用口座である(以上、特許文献1参照)。
特開2006-133827号公報
ところで、金融端末といった端末はホストコンピュータといった勘定系のホスト装置が管理する顧客口座から取得した金銭情報をモジュールボックス専用口座DBといった情報処理装置に記録している。そして、ATMを含む取引処理機が情報処理装置に記録された金銭情報を利用して出金取引を含む各種の取引処理を実行している。このように、上述したシステムは、取引処理機が取引処理を実行する前に、端末が情報処理装置と通信して、金銭情報を情報処理装置に記録できることを前提としている。
しかしながら、端末が情報処理装置と通信するためには取引処理機の改造が必要となり費用がかかる。このため、端末が情報処理装置と通信できない状況においても、上述したシステムと同様の構成で取引処理機が各種の取引処理を実行できれば、システムの利便性が向上する。
そこで、1つの側面では、端末と情報処理装置との通信を回避した取引処理を実行できる取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システムを提供することを目的とする。
1つの実施態様では、取引処理プログラムは、端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する、処理を前記端末と異なるコンピュータに実行させることを特徴とする。
端末と情報処理装置との通信を回避した取引処理を実行することができる。
図1は取引処理システムの一例である。 図2は勘定系ホストのハードウェア構成の一例である。 図3は取引処理機のハードウェア構成の一例である。 図4は取引処理システムのブロック図である。 図5(a)乃至(e)は取引処理機に表示される操作画面の一例である。 図6は取引処理機に記憶される口座情報の一例である。 図7は第1動作の処理シーケンス図の一例である。 図8(a)は振替画面の一例である。図8(b)は振替前後の金銭情報記憶部の一例である。 図9は第2動作の処理シーケンス図の一例(その1)である。 図10は第2動作の処理シーケンス図の一例(その2)である。 図11(a)乃至(g)は取引処理機に表示される操作画面の他の一例である。 図12(a)は出金前後の金銭情報記憶部の一例である。図12(b)は記録後の出金情報記憶部の一例である。図12(c)は更新前後の出金情報記憶部の一例である。
以下、本件を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は取引処理システムSTの一例である。取引処理システムSTは端末としての営業店端末100と勘定系のホスト装置を表す勘定系ホスト200と情報処理装置としてのDBサーバ300と取引処理機400とを含んでいる。尚、DBサーバ300が有する機能を取引処理機400に含めてもよい。
営業店端末100と勘定系ホスト200とDBサーバ300と取引処理機400は通信ネットワークNWによって接続されている。通信ネットワークNWとしては、例えば銀行専用のWide Area Network(WAN)などがある。したがって、営業店端末100は勘定系ホスト200と通信することができる。また、取引処理機400は勘定系ホスト200及びDBサーバ300にアクセスすることができる。一方、詳細は後述するが、本実施形態において、営業店端末100はDBサーバ300との通信仕様や通信規約の違いなどによりDBサーバ300とは通信することができない。すなわち、営業店端末100とDBサーバ300との通信は遮断されている。
営業店端末100は銀行の営業店BRに設置される端末装置である。図1では、営業店端末100の一例としてPersonal Computer(PC)が示されているが、タブレット端末といったスマートデバイスであってもよい。営業店端末100は銀行の営業店BRに所属する銀行員P1によって操作される。例えば、営業店BRに銀行の顧客P2が来店すると、銀行員P1は顧客P2から用件を聞き出して受け付け、受け付けた用件に応じた操作を営業店端末100に対して行う。そして、銀行員P1は、操作を行った後、取引処理機400に向かうとともに、顧客P2を取引処理機400に誘導する。
取引処理機400では銀行員P1は現金に直接触れる作業以外の作業(例えば画面操作など)を顧客P2に代わって行う。取引処理機400は画面操作に応じた指示を受け付けると、指示に応じた各種の処理を実行する。例えば、取引処理機400は現金の払い出しに関する指示を受け付けると、現金を払い出す。取引処理機400から現金が払い出されると、銀行員P1は顧客P2に現金の受け取りを依頼する。これにより、顧客P2は現金を受け取ることができる。このように、銀行員P1が現金に直接触れることがないため、銀行員P1は現金を数える手間を省くことができる。同様の理由により、銀行員P1が不正を働くことを抑止することができる。尚、図1では、1台の営業店端末100と1台の取引処理機400のセットが示されているが、複数台の営業店端末100が1台の取引処理機400を共用するようにしてもよい。
勘定系ホスト200は銀行が管理する銀行口座(例えば普通預金口座や当座預金口座など)の勘定に関する業務を支援する。詳細は後述するが、営業店端末100が操作されると、勘定系ホスト200は営業店端末100に対する操作に応じた指示に基づいて勘定を動かす種々の処理を実行する。一方、DBサーバ300は例えば取引処理機400から払い出す現金の出金に関する出金情報などを一時的に記憶する。詳細は後述するが、取引処理機400が操作されると、DBサーバ300は取引処理機400に対する操作に応じた指示に基づいて出金情報の記録や更新といった種々の処理を実行する。
尚、勘定系ホスト200とDBサーバ300は銀行センターBC内に配置される。銀行センターBCは銀行の業務を支援するコンピュータシステムである。DBサーバ300は営業店端末100と勘定系ホスト200の中間層として銀行センターBC内に配置される。
以下、取引処理システムSTの詳細について説明する。
図2は勘定系ホスト200のハードウェア構成の一例である。尚、上述した営業店端末100及びDBサーバ300については基本的に勘定系ホスト200と同様のハードウェア構成であるため、説明を省略する。図2に示すように、勘定系ホスト200は、少なくともハードウェアプロセッサとしてのCentral Processing Unit(CPU)200A、Random Access Memory(RAM)200B、Read Only Memory(ROM)200C及びネットワークI/F(インタフェース)200Dを含んでいる。CPU200Aに代えてMicro Processing Unit(MPU)をハードウェアプロセッサとして利用してもよい。勘定系ホスト200は、必要に応じて、Hard Disk Drive(HDD)200E、入力I/F200F、出力I/F200G、入出力I/F200H、ドライブ装置200Iの少なくとも1つを含んでいてもよい。CPU200Aからドライブ装置200Iまでは、内部バス200Jによって互いに接続されている。すなわち、勘定系ホスト200はコンピュータによって実現することができる。
入力I/F200Fには、入力装置710が接続される。入力装置710としては、例えばキーボードやマウスなどがある。出力I/F200Gには、表示装置720が接続される。表示装置720としては、例えば液晶ディスプレイがある。入出力I/F200Hには、半導体メモリ730が接続される。半導体メモリ730としては、例えばUniversal Serial Bus(USB)メモリやフラッシュメモリなどがある。入出力I/F200Hは、半導体メモリ730に記憶されたプログラムやデータを読み取る。入力I/F200F及び入出力I/F200Hは、例えばUSBポートを備えている。出力I/F200Gは、例えばディスプレイポートを備えている。
ドライブ装置200Iには、可搬型記録媒体740が挿入される。可搬型記録媒体740としては、例えばCompact Disc(CD)-ROM、Digital Versatile Disc(DVD)といったリムーバブルディスクがある。ドライブ装置200Iは、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムやデータを読み込む。ネットワークI/F200Dは、例えばLANポートを備えている。ネットワークI/F200Dは上述した通信ネットワークNWと接続される。
上述したRAM200Bには、ROM200CやHDD200Eに記憶されたプログラムがCPU200Aによって一時的に格納される。RAM200Bには、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムがCPU200Aによって一時的に格納される。格納されたプログラムをCPU200Aが実行することにより、CPU200Aは後述する各種の機能を実現し、また、後述する各種の処理を実行する。尚、プログラムは後述する処理シーケンス図に応じたものとすればよい。
図3は取引処理機400のハードウェア構成の一例である。図3に示すように、取引処理機400は、ハードウェアプロセッサとしてのCPU400A、RAM400B、ROM400C、Non-Volatile Memory(NVM)400D、及び媒体処理装置400Eを含んでいる。媒体処理装置400Eは通帳といった媒体を受け入れて印字を含む各種の処理を実行し、処理後の媒体を排出する装置である。
また、取引処理機400は、現金排出機構400F、生体認証センサ400G、タッチパネル400H、ディスプレイ400I、及びネットワークI/F400Jを含んでいる。現金排出機構400Fは取引処理機400に格納された現金を取引処理機400の現金取出口に排出する機構である。顧客P2は現金取出口に排出された現金を受け取ることができる。CPU400AからネットワークI/F400Jまでは、内部バス400Kによって互いに接続されている。尚、CPU400Aに代えてMPUをハードウェアプロセッサとして利用してもよい。
上述したRAM400Bには、ROM400CやNVM400Dに記憶されたプログラムがCPU400Aによって一時的に格納される。格納されたプログラムをCPU400Aが実行することにより、CPU400Aは後述する各種の機能を実現し、また、後述する各種の処理を実行する。尚、プログラムは後述する処理シーケンス図に応じたものとすればよい。
図4は取引処理システムSTのブロック図である。特に、図4では、営業店端末100、勘定系ホスト200、DBサーバ300、及び取引処理機400が有する機能の構成を表している。
まず、営業店端末100について説明する。営業店端末100は振替受付部110と振替依頼部120を含んでいる。尚、振替受付部110は例えば入力I/F及びCPUによって実現することができる。振替依頼部120はネットワークI/F及びCPUによって実現することができる。
振替受付部110は振替指示を受け付ける。より詳しくは、顧客P2は取引伝票(例えば払戻請求書など)により普通預金口座の口座番号と金額を指定し、その取引伝票を銀行員P1に手渡す。銀行員P1は取引伝票が手渡されると、取引伝票に記載された記載事項の確認や取引伝票に捺印された印鑑の印鑑照合といった所定の作業を行い、営業店端末100に対し振替操作を行う。振替操作は、勘定系ホスト200で管理された顧客P2の銀行口座から、振替用(より詳細には振替専用)の口座である専用口座に取引伝票で指定された金額の資金を一時的に振り替える操作である。詳細は後述するが、専用口座は営業店端末100に対応付けて勘定系ホスト200に登録された顧客P2の銀行口座と異なる口座である。専用口座は営業店端末100に対して専用口座を開設する開設操作が行われると、営業店端末100が有する既存の口座開設機能に基づいて勘定系ホスト200に登録される。専用口座は振替操作が行われる前に勘定系ホスト200に登録しておく。専用口座は店番、科目又は種別(以下、単に科目という)、及び口座番号によって特定される。銀行員P1が営業店端末100に対し振替操作を行うと、振替受付部110は振替操作に応じた振替指示を受け付ける。振替指示は顧客P2が指定する金額を含んでいる。振替受付部110は振替指示を受け付けると、受け付けた振替指示を振替依頼部120に出力する。
振替依頼部120は勘定系ホスト200に対し振替処理を依頼する。より詳しくは、振替依頼部120は振替受付部110から出力された振替指示を受け付けると、受け付けた振替指示に含まれる金額の振替処理を勘定系ホスト200に依頼する。振替処理は、顧客P2の銀行口座から営業店端末100に対応付けられた特定の専用口座に振替指示に含まれる金額の資金を振り替える処理である。振替依頼部120が振替処理を依頼することで、勘定系ホスト200は振替処理を実行する。
次に、勘定系ホスト200について説明する。勘定系ホスト200は金銭情報記憶部210、通信部220、及び依頼処理部230を含んでいる。尚、金銭情報記憶部210は例えば上述したHDD200Eによって実現することができる。通信部220はネットワークI/F200Dによって実現することができる。依頼処理部230はCPU200Aによって実現することができる。
金銭情報記憶部210は金銭情報を記憶する。より詳しくは、金銭情報記憶部210は顧客P2の銀行口座を識別する口座番号とその口座番号によって識別される銀行口座に預金された資金を表す金銭情報とを対応付けて記憶する。また、金銭情報記憶部210は専用口座を識別する口座番号とその口座番号によって識別される専用口座に振り替えられた資金を表す金銭情報とを対応付けて記憶する。
通信部220は勘定系ホスト200と営業店端末100との通信を制御する。また、通信部220は勘定系ホスト200と取引処理機400との通信を制御する。例えば、通信部220は各種の処理の依頼を受け付けると、受け付けた依頼の種別を判別し、判別結果に基づいて、振替部231、取得部232、出金部233のいずれかにその依頼を転送する。その他、通信部220は専用口座の口座残高を表す残高情報や出金額に関する出金情報を送信する。
依頼処理部230は通信部220から転送された依頼に応じた処理を実行する。依頼処理部230は振替部231、取得部232、及び出金部233を含んでいる。振替部231は通信部220から振替処理の依頼を受け付けると、金銭情報記憶部210にアクセスして、上述した振替処理を実行する。取得部232は通信部220から口座が指定された残高の送信処理の依頼を受け付けると、指定された口座を金銭情報記憶部210から特定し、特定した口座の口座残高を表す残高情報を、特定したその口座から取得して、通信部220に出力する。尚、当該口座は専用口座と顧客P2の口座のどちらであってもよい。出金部233は通信部220から口座と出金額が指定された出金処理の依頼を受け付けると、指定された口座を金銭情報記憶部210から特定し、指定された出金額を表す出金情報を、特定したその口座から取得して、通信部220に出力する。当該口座も専用口座と顧客P2の口座のどちらであってもよい。
次に、DBサーバ300について説明する。DBサーバ300は出金情報記憶部310、通信部320、及び情報処理部330を含んでいる。尚、出金情報記憶部310は例えばHDDによって実現することができる。通信部320はネットワークI/Fによって実現することができる。情報処理部330はCPUによって実現することができる。
出金情報記憶部310は出金情報を記憶する。より詳しくは、出金情報記憶部310は勘定系ホスト200の通信部220から送信されて取引処理機400を経由した出金情報を、顧客P2に対して一時的に割り当てられる識別情報と対応付けて記憶する。尚、詳細は後述するが、当該識別情報は情報処理部330によって生成されて出金情報と対応付けられる。識別情報としては例えば銀行員P1が顧客P2の用件を受け付けた後に採番される受付番号などがある。
通信部320はDBサーバ300と取引処理機400との通信を制御する。例えば、通信部320は取引処理機400から顧客P2の識別情報と対応付けて送信された出金情報を受信し、情報処理部330に出力する。例えば、通信部320は取引処理機400から出金情報に対する更新処理の依頼を受信すると、当該依頼を情報処理部330に転送する。その他、通信部320は各種の情報を受信したり、送信したりする。尚、通信部320は通信仕様や通信規約などの違いによりDBサーバ300と営業店端末100との通信を制御することができない。したがって、上述したように、DBサーバ300と営業店端末100との通信は遮断されている。
情報処理部330は通信部320から出力された出金情報を出金情報記憶部310に記録し、記録金額を通信部320に出力する。情報処理部330は通信部320から更新処理の依頼を受け付けると、出金情報記憶部310に記録した出金情報を更新する更新処理を実行する。その他、情報処理部330は上述した顧客P2の識別情報を生成するなど、各種の情報処理を実行する。
次に、取引処理機400について説明する。取引処理機400は指示受付部410、処理依頼部420、画面表示部430、及び処理実行部440を含んでいる。尚、指示受付部410は例えばCPU400A及びタッチパネル400Hによって実現することができる。処理依頼部420は例えばCPU400A及びネットワークI/F400Jによって実現することができる。画面表示部430は例えばCPU400A及びディスプレイ400Iによって実現することができる。処理実行部440は例えばCPU400A及び現金排出機構400Fによって実現することができる。
指示受付部410は営業店端末100に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1指示を受け付ける。より詳しくは、画面表示部430に表示された後述する口座番号指定画面において専用口座の口座番号が指定された後、専用口座に振り替えられた資金を出金してDBサーバ300に記録する操作が行われると、指示受付部410は、当該操作に基づいて、第1指示を受け付ける。また、指示受付部410は顧客P2の識別情報を指定した、出金取引に関する第2指示を受け付ける。より詳しくは、画面表示部430に表示された後述する取引選択画面において現金を払い出す取引を選択する操作が行われると、指示受付部410は当該操作に基づいて、第2指示を受け付ける。
処理依頼部420は指示受付部410が上述した第1指示を受け付けると、専用口座に残高がある場合には、第1指示に対応する金額の出金情報を顧客P2の識別情報と対応づけてDBサーバ300に記録する処理を依頼する。処理依頼部420は指示受付部410が上述した第2指示を受け付けると、DBサーバ300に対して、記録された出金情報の金額を第2指示に対応する金額に基づいて更新する処理を依頼する。
画面表示部430は各種の画面を表示する。例えば、画面表示部430は専用口座の口座番号を指定する口座番号指定画面や、一時預り資金から現金を払い出す取引や一時預り資金から資金を振り込む取引を選択できる取引選択画面などを表示する。処理実行部440は指示受付部410が上述した第2指示を受け付けると、第2指示に対応する金額の出金処理を実行する。その他、処理実行部440は種々の処理を実行する。
続いて、図5及び図6を参照して、取引処理機400に専用口座に関する口座情報を登録する操作などについて説明する。
図5(a)乃至(e)は取引処理機400に表示される操作画面の一例である。図6は取引処理機400に記憶される口座情報の一例である。銀行員P1は専用口座を利用する取引を顧客P2に提供する場合、事前に取引処理機400が有する口座情報記憶部(不図示)に専用口座に関する口座情報を登録する。具体的には、銀行員P1は取引処理機400に対し係員操作画面を表示させる特定の操作を行う。取引処理機400では、指示受付部410がこの特定の操作に応じた指示を受け付けると、画面表示部430は、図5(a)に示すように、係員操作画面を表示する。係員操作画面は専用口座に関する口座情報の登録に関する指示を行うための操作ボタンBT1を含んでいる。
銀行員P1が操作ボタンBT1を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。これにより、画面表示部430は、図5(b)に示すように、処理選択画面を表示する。処理選択画面は専用口座に関する口座情報の登録処理を指示するための操作ボタンBT2、登録された口座情報の照会処理を指示するための操作ボタンBT3、及び登録された口座情報の削除処理を指示するための操作ボタンBT4を含んでいる。
例えば、銀行員P1が操作ボタンBT2を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。これにより、画面表示部430は、図5(c)に示すように、口座情報の口座登録画面を表示する。尚、図5(c)では店番と科目の入力欄は省略されている。銀行員P1は口座登録画面に対し勘定系ホスト200に事前に登録された専用口座の店番、科目、口座番号とその専用口座の利用可否を認証する暗証番号を入力し、操作ボタンBT5を押下する。銀行員P1が操作ボタンBT5を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。処理実行部440は、指示受付部410が受け付けた指示により、口座登録画面で入力された店番、科目、口座番号、及び暗証番号を専用口座に関する口座情報として口座情報記憶部に登録する。この結果、図6に示すように、専用口座に関する口座情報が取引処理機400に記憶される。
一方、銀行員P1が操作ボタンBT3を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。これにより、画面表示部430は、図5(d)に示すように、口座情報の口座照会画面を表示する。これにより、銀行員P1は取引処理機400に登録されている暗証番号を除いた口座情報を確認することができる。また、銀行員P1が操作ボタンBT4を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。これにより、画面表示部430は、図5(e)に示すように、口座情報の口座削除画面を表示する。これにより、銀行員P1は取引処理機400に登録されている口座情報を削除することができる。
続いて、図7及び図8を参照して、取引処理システムSTの第1動作について説明する。
図7は第1動作の処理シーケンス図の一例である。図8(a)は振替画面の一例である。図8(b)は振替前後の金銭情報記憶部210の一例である。まず、図7に示すように、営業店端末100の振替受付部110は振替指示を受け付ける(ステップS101)。例えば、出金取引に関する取引伝票を持参した顧客P2が営業店BRに来店し、銀行員P1に取引伝票を手渡すとともに用件を伝えると、銀行員P1は振替画面を営業店端末100に表示させる操作を行う。これにより、図8(a)に示すように、営業店端末100は振替画面を表示する。銀行員P1は取引伝票に記載された顧客P2の普通預金の店番、科目、口座番号や金額に加え、専用口座の店番、科目、口座番号を振替画面に入力し、ポインタPtにより振替を実行する操作ボタンBT6を押下する操作を行うと、振替受付部110は当該操作に応じた振替指示を受け付ける。尚、口座番号や金額の入力は、イメージリーダ機能とOptical Character Recognition(OCR)機能を含む装置によって行われてもよい。
ステップS101の処理が完了すると、次いで、振替依頼部120は勘定系ホスト200に対し振替処理を依頼する(ステップS102)。より詳しくは、振替依頼部120は振替画面に振替元として入力された顧客口座の店番、科目、口座番号と、振替画面に振替先として入力された専用口座の店番、科目、口座番号と振替画面に振替金額として入力された金額とを含む振替情報を勘定系ホスト200に送信し、振替処理を依頼する。
勘定系ホスト200では、営業店端末100から振替処理が依頼されると、振替部231が振替処理を実行する(ステップS103)。より詳しくは、振替部231は営業店端末100から送信された振替情報を受信すると、営業店端末100で振替先として入力された店番、科目、及び口座番号に対応する専用口座を特定する。振替部231は専用口座を特定すると、振替情報に含まれる口座番号によって特定される口座の資金を振替情報に含まれる金額の分だけ、特定した専用口座に振り替える。これにより、図8(b)に示すように、顧客P2の普通預金の口座残高が振替情報に含まれる金額の分だけ減少し、専用口座の口座残高がその金額の分だけ増加する。このように、取引伝票に記載された金額の資金が顧客P2の普通預金の口座から専用口座に移動する。銀行員P1はこれらの作業を終えると、顧客P2と共に取引処理機400の前に移動する。
続いて、図9乃至図12を参照して、取引処理システムSTの第2動作について説明する。
図9は第2動作の処理シーケンス図の一例(その1)である。図10は第2動作の処理シーケンス図の一例(その2)である。図11(a)乃至(g)は取引処理機400に表示される操作画面の他の一例である。図12(a)は出金前後の金銭情報記憶部210の一例である。図12(b)は記録後の出金情報記憶部310の一例である。図12(c)は更新前後の出金情報記憶部310の一例である。尚、図9及び図10に示す処理シーケンス図は対応する記号「A」などにより連続している。
まず、図9に示すように、取引処理機400の指示受付部410は表示指示を受け付ける(ステップS201)。表示指示は専用口座の口座残高を取引処理機400に表示させる指示である。より詳しくは、図11(a)に示すように、取引処理機400の画面表示部430がメニュー画面を表示している状態で、銀行員P1が専用口座を利用した取引を行うことを指示する操作ボタンBT7を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。これにより、画面表示部430は、図11(b)に示すように、専用口座の口座番号を指定する口座番号指定画面を表示する。
銀行員P1は自身が操作した営業店端末100に対応する専用口座の口座番号を入力して操作ボタンBT8を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。指示受付部410が指示を受け付けると、処理実行部440は口座番号指定画面で入力された口座番号と取引処理機400が記憶する口座番号とを突き合わせ、入力された口座番号の正当性を確認する。すなわち、事前に取引処理機400に口座番号を記憶させておくことで、入力された口座番号の入力誤りが抑止される。処理実行部440が口座番号の正当性を確認すると、画面表示部430は、図11(c)に示すように、暗証番号を指定する暗証番号指定画面を表示する。銀行員P1は暗証番号を入力して操作ボタンBT9を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を受け付ける。指示受付部410が指示を受け付けると、処理実行部440は口座番号指定画面で入力された暗証番号と取引処理機400が記憶する暗証番号とを突き合わせて、暗証番号を認証する。処理実行部440が暗証番号を認証すると、画面表示部430は、図11(d)に示すように、次の画面が表示されるまで待機を求める待機画面を表示する。このように、指示受付部410は複数の指示により表示指示を受け付ける。尚、メニュー画面と暗証番号指定画面の表示を省略し、操作ボタンBT8を押下する操作を行った場合に、指示受付部410が表示指示を受け付けてもよい。
ステップS201の処理が完了すると、次いで、処理依頼部420は勘定系ホスト200に対して専用口座の口座残高に関する送信処理を依頼する(ステップS202)。より詳しくは、口座番号指定画面で入力された専用口座の口座番号が正当であると確認できたため、処理依頼部420はその口座番号を含む口座情報を取引処理機400から特定し、特定した口座情報を含む電文を表す残高取得情報を生成する。処理依頼部420は生成した残高取得情報を勘定系ホスト200に送信して、送信処理を依頼する。このように、取引処理機400に口座情報を記憶させておくことで、口座番号の入力によって、入力された口座番号と一致する口座番号と関連付けられた店番及び科目を特定することができ、店番及び科目の入力負担が回避される。
勘定系ホスト200は送信処理が依頼されると、通信部220は残高情報を送信する(ステップS203)。より詳しくは、取得部232が通信部220を経由した残高取得情報を受け付けると、金銭情報記憶部210に登録された専用口座の中から、残高取得情報に含まれる店番、科目、及び口座番号に応じた専用口座を特定する。そして、取得部232は残高取得情報に含まれる暗証番号を利用して特定した専用口座に対するアクセスが許可されれば、残高情報を取得して通信部220に出力する。これにより、通信部220は取引処理機400に向けて残高情報を送信する。
取引処理機400では、処理依頼部420が残高情報を受信すると、画面表示部430は専用口座の口座残高を表示する(ステップS204)。より詳しくは、図11(e)に示すように、画面表示部430は残高情報によって特定される口座残高とその口座残高の資金の移動を指示する操作ボタンBT10を含む資金移動実行画面を表示する。尚、資金移動実行画面の表示を省略し、操作ボタンBT10の押下による指示を受け付けないで、処理依頼部420が後述するステップS206の処理を実行するようにしてもよい。
銀行員P1は操作ボタンBT10を押下する操作を行うと、指示受付部410は第1指示を受け付ける(ステップS205)。上述したように、第1指示は営業店端末100に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する指示である。専用口座は口座番号指定画面で指定されている。これにより、処理依頼部420は勘定系ホスト200に対して出金処理を依頼する(ステップS206)。より詳しくは、資金移動実行画面内に表示された専用口座の口座残高の全額を専用口座から出金してDBサーバ300に移動する出金処理を依頼する。ステップS206の処理が完了すると、画面表示部430は、図11(f)に示すように、次の画面が表示されるまで待機を求める待機画面を表示する。
勘定系ホスト200は出金処理が依頼されると、出金部233は出金処理を実行する(ステップS207)。より詳しくは、図12(a)に示すように、出金部233は資金移動実行画面内に表示された専用口座の口座残高の全額を金銭情報記憶部210の専用口座から出金する出金処理を実行する。ステップS207の処理が完了すると、通信部220は取引処理機400に向けて出金情報を送信する(ステップS208)。より詳しくは、通信部220は出金した金額に関する出金情報を送信する。
取引処理機400では、処理依頼部420が出金情報を受信すると、処理依頼部420はDBサーバ300に対し記録処理を依頼する(ステップS209)。より詳しくは、処理依頼部420は受信した出金情報を含む記録情報を送信して、記録処理を依頼する。
DBサーバ300は記録処理が依頼されると、情報処理部330がID生成処理を実行する(ステップS210)。ID生成処理は顧客P2の識別情報を生成する処理である。本実施形態では識別情報として情報処理部330はお客様番号「77」を生成する。ステップS210の処理が完了すると、情報処理部330は出金情報を記録する(ステップS211)。より詳しくは、情報処理部330が通信部320を経由した記録情報を受け付けると、記録情報に含まれる出金情報と生成した識別情報とを対応付けて出金情報記憶部310に記録する。これにより、図12(b)に示すように、出金情報記憶部310は識別情報に相当するお客様番号と出金情報に相当する一時預り資金とを対応付けて記憶する。情報処理部330は出金情報を記録すると、記録金額と識別情報とを通信部320に出力する。
ステップS211の処理が完了すると、図10に示すように、DBサーバ300の通信部320は取引処理機400に向けて記録金額を送信する(ステップS212)。より詳しくは、通信部320は記録金額と識別情報を送信する。取引処理機400では、処理依頼部420が記録金額を受信すると、画面表示部430は専用口座に記録されている記録金額を表示する(ステップS213)。より詳しくは、図11(g)に示すように、画面表示部430は処理依頼部420が受信した記録金額と識別情報とを含む取引選択画面を表示する。その他、取引選択画面は取引処理機400に対し現金の払い出しを指示する操作ボタンBT11、及び振込を指示する操作ボタンBT12も含んでいる。
ステップS213の処理が完了すると、指示受付部410は第2指示を受け付ける(ステップS214)。上述したように、第2指示は顧客P2の識別情報を指定した、出金取引に関する指示である。顧客P2の識別情報は取引選択画面内で指定されている。ここで、図11(g)に示すように、取引処理機400の画面表示部430が取引選択画面を表示している状態で、銀行員P1が現金の払い出しを指示する操作ボタンBT11を押下する操作を行うと、指示受付部410は当該操作に応じた指示を第2指示として受け付ける。
指示受付部410は第2指示を受け付けると、処理実行部440は出金処理を実行する(ステップS215)。より詳しくは、処理実行部440は取引選択画面に表示された金額の現金を払い出す。これにより、顧客P2は取引伝票に記載された金額の現金を受け取ることができる。
ステップS215の処理が完了すると、処理依頼部420はDBサーバ300に対し更新処理を依頼する(ステップS216)。DBサーバ300は更新処理が依頼されると、情報処理部330は更新処理を実行する(ステップS217)。より詳しくは、情報処理部330は出金情報記憶部310にアクセスし、出金情報記憶部310が一時預り資金として記憶する出金情報の金額を、取引処理機400から払い出された現金の金額を減額した金額に更新する。したがって、図12(c)に示すように、取引処理機400から30万円の現金が払い出された場合には、情報処理部330は出金情報記憶部310が一時預り資金として記憶する30万円を0円に更新する。尚、取引処理機400から10万円の現金が払い出された場合には、情報処理部330は出金情報記憶部310が一時預り資金として記憶する30万円を20万円に更新する。この場合、取引処理機400では、画面表示部430が一時預り資金を20万円とする取引選択画面を改めて表示する。
以上、本実施形態によれば、取引処理システムSTは営業店端末100に対応する専用口座が登録された勘定系ホスト200とDBサーバ300と取引処理機400とを備えている。特に、取引処理機400は指示受付部410と処理実行部440と処理依頼部420とを備えている。指示受付部410は営業店端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1指示を受け付けたり、顧客の識別情報を指定した、出金取引に関する第2指示を受け付けたりする。処理実行部440は第2指示を受け付けると、第2指示に対応する金額の出金処理を実行する。処理依頼部420は第1指示を受け付けると、第1指示に対応する金額を顧客P2の識別情報と対応づけてDBサーバ300に記録する処理を依頼する。また、処理依頼部420は第2指示を受け付けると、DBサーバ300に対して、記録された金額を第2指示に対応する金額に基づいて更新する処理を依頼する。これにより、図7、図9及び図10にも示すように、営業店端末100とDBサーバ300との通信を回避した取引処理を実行することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述したように、営業店端末100に対応する専用口座と、その営業店端末100と異なる別の営業店端末(不図示)に対応する専用口座が区別して勘定系ホスト200に登録される。すなわち、専用口座は端末毎に勘定系ホスト200に登録される。
また、上述した実施形態では、出金情報記憶部310に一時預り資金として記憶された資金の全額を現金で払い出すことを説明したが、例えば資金の半額を現金で払い出し、残りの半額で税金を納付するようにしてもよい。この場合、図11(g)に示す取引選択画面に現金を払い出した後に一時預り資金として表示される金額(すなわち税金納付用の半額)を専用口座に入金する操作ボタンを設ける。そして、この操作ボタンが押下された場合には、出金情報記憶部310に一時預り資金として記憶された資金の情報を取引処理機400経由で勘定系ホスト200に登録された対応の専用口座に入金し、出金情報記憶部310に記憶された資金の情報を減額後の情報に更新する。そして、銀行員P1は顧客P2から受け付けた税金の納付書を確認し、営業店端末100を操作して勘定系ホスト200にアクセスし、専用口座に入金された資金の情報を納税準備金などの口座に振り替える。このように、一度、DBサーバ300に記録された資金の情報を取引処理機400に対する操作により専用口座に入金し直し、専用口座に入金された資金の情報を営業店端末100で別の口座に振り替える処理などを行うようにしてもよい。
さらに、上述したように、DBサーバ300が有する機能を取引処理機400に設ければ、取引処理機400は第1指示に対応する金額の資金を表す金銭情報を顧客P2の識別情報と対応づけて保持することができる。また、取引処理機400は第2指示を受け付けると、第2指示に対応する金額の資金を表す金銭情報に対する出金処理を実行するとともに、保持した金銭情報を第2指示に対応する金額の資金を表す金銭情報に基づいて更新することができる。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする取引処理プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、前記第1の指示に対応する第1の金額を前記専用口座から出金して前記識別情報と対応づけて前記情報処理装置に記録する処理を依頼する、処理を実行させることを特徴とする付記1に記載の取引処理プログラム。
(付記3)前記コンピュータに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額から前記第2の金額を減額した第3の金額に更新する処理を依頼する、処理を実行させることを特徴とする付記1又は2に記載の取引処理プログラム。
(付記4)勘定系のホスト装置に預金口座と区別して端末に対応付けて登録された振替用口座を識別する第1の識別情報を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の識別情報の振替用口座に資金が振り替えられている場合には、前記第1の指示に対応する第1の金額の資金を表す金銭情報を、顧客を識別する第2の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記第2の識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の資金を表す金銭情報に対する出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額の金銭情報を前記第2の金額の金銭情報に基づいて更新する処理を依頼する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする取引処理プログラム。
(付記5)前記コンピュータに、前記振替用口座に関する口座番号を事前に記憶させ、記憶させた前記口座番号に基づいて、前記コンピュータに対して入力された口座番号の正当性を確認する、処理を実行させることを特徴とする付記4に記載の取引処理プログラム。
(付記6)前記コンピュータに、前記振替用口座に関する店番、科目、及び口座番号を含む口座情報を事前に記憶させ、前記コンピュータに対して口座番号が入力された場合、入力された前記口座番号を含む前記口座情報に基づいて、前記ホスト装置に送信する情報を生成する、処理を実行させることを特徴とする付記4又は5に記載の取引処理プログラム。
(付記7)前記端末と前記情報処理装置との通信は遮断されている、ことを特徴とする付記1から6のいずれか1項に記載の取引処理プログラム。
(付記8)端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする取引処理方法。
(付記9)端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示、及び顧客の識別情報を指定した、出金取引に関する第2の指示を受け付ける指示受付部と、前記第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行する処理実行部と、前記第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を前記識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記第2の指示を受け付けると、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する処理依頼部と、を備えることを特徴とする取引処理機。
(付記10)端末に対応する専用口座が登録された勘定系のホスト装置と、情報処理装置と、前記専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて前記情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する取引処理機と、を備えることを特徴とする取引処理システム。
(付記11)端末に対応する専用口座が登録された勘定系のホスト装置と、前記専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて保持し、前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、保持した前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する取引処理機と、を備えることを特徴とする取引処理システム。
ST 取引処理システム
100 営業店端末
200 勘定系ホスト
300 DBサーバ
400 取引処理機
410 指示受付部
420 処理依頼部
430 画面表示部
440 処理実行部

Claims (12)

  1. 端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、
    前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する、
    処理を前記端末と異なるコンピュータに実行させることを特徴とする取引処理プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記第1の指示に対応する第1の金額を前記専用口座から出金して前記識別情報と対応づけて前記情報処理装置に記録する処理を依頼する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の取引処理プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額から前記第2の金額を減額した第3の金額に更新する処理を依頼する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の取引処理プログラム。
  4. 勘定系のホスト装置に預金口座と区別して端末に対応付けて登録された振替用口座を識別する第1の識別情報を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の識別情報の振替用口座に資金が振り替えられている場合には、前記第1の指示に対応する第1の金額の資金を表す金銭情報を、顧客を識別する第2の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、
    前記第2の識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の資金を表す金銭情報に対する出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額の金銭情報を前記第2の金額の金銭情報に基づいて更新する処理を依頼する、
    処理を前記端末と異なるコンピュータに実行させることを特徴とする取引処理プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記振替用口座に関する口座番号を事前に記憶させ、記憶させた前記口座番号に基づいて、前記コンピュータに対して入力された口座番号の正当性を確認する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載の取引処理プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記振替用口座に関する店番、科目、及び口座番号を含む口座情報を事前に記憶させ、前記コンピュータに対して口座番号が入力された場合、入力された前記口座番号を含む前記口座情報に基づいて、前記ホスト装置に送信する情報を生成する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項4又は5に記載の取引処理プログラム。
  7. 端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、
    前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記端末と前記情報処理装置との通信は遮断されている、
    ことを特徴とする取引処理プログラム。
  8. 端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、
    前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する、
    処理を前記端末と異なるコンピュータが実行することを特徴とする取引処理方法。
  9. 端末と異なる取引処理機であって、
    前記端末に対応する専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示、及び顧客の識別情報を指定した、出金取引に関する第2の指示を受け付ける指示受付部と、
    前記第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行する処理実行部と、
    前記第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を前記識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記第2の指示を受け付けると、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する処理依頼部と、
    を備えることを特徴とする取引処理機。
  10. 端末に対応する専用口座が登録された勘定系のホスト装置と、
    情報処理装置と、
    前記専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて前記情報処理装置に記録する処理を依頼し、前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する処理を依頼する取引処理機と、を備え
    前記取引処理機は前記端末と異なる、
    ことを特徴とする取引処理システム。
  11. 端末に対応する専用口座が登録された勘定系のホスト装置と、
    前記専用口座を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の指示に対応する第1の金額を顧客の識別情報と対応づけて保持し、前記識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の出金処理を実行するとともに、保持した前記第1の金額を前記第2の金額に基づいて更新する取引処理機と、を備え
    前記取引処理機は前記端末と異なる、
    ことを特徴とする取引処理システム。
  12. 勘定系のホスト装置に預金口座と区別して端末に対応付けて登録された振替用口座を識別する第1の識別情報を指定した、出金取引に関する第1の指示を受け付けると、前記第1の識別情報の振替用口座に資金が振り替えられている場合には、前記第1の指示に対応する第1の金額の資金を表す金銭情報を、顧客を識別する第2の識別情報と対応づけて情報処理装置に記録する処理を依頼し、
    前記第2の識別情報を指定した、前記出金取引に関する第2の指示を受け付けると、前記第2の指示に対応する第2の金額の資金を表す金銭情報に対する出金処理を実行するとともに、前記情報処理装置に対して、記録された前記第1の金額の金銭情報を前記第2の金額の金銭情報に基づいて更新する処理を依頼する、処理をコンピュータに実行させ、
    前記端末と前記情報処理装置との通信は遮断されている、
    ことを特徴とする取引処理プログラム。
JP2018110057A 2018-06-08 2018-06-08 取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システム Active JP7135462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110057A JP7135462B2 (ja) 2018-06-08 2018-06-08 取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110057A JP7135462B2 (ja) 2018-06-08 2018-06-08 取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019212185A JP2019212185A (ja) 2019-12-12
JP7135462B2 true JP7135462B2 (ja) 2022-09-13

Family

ID=68846860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018110057A Active JP7135462B2 (ja) 2018-06-08 2018-06-08 取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7135462B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297196A (ja) 2000-04-14 2001-10-26 Ogaki Kyoritsu Bank Ltd 現金自動預払機を利用した現金出納システム及び現金出納方法
JP2002157631A (ja) 2000-11-17 2002-05-31 Fujitsu Ltd 取引処理システム
JP2003346215A (ja) 2002-05-29 2003-12-05 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置連携システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4067630B2 (ja) * 1998-03-16 2008-03-26 富士通株式会社 金融処理装置および方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297196A (ja) 2000-04-14 2001-10-26 Ogaki Kyoritsu Bank Ltd 現金自動預払機を利用した現金出納システム及び現金出納方法
JP2002157631A (ja) 2000-11-17 2002-05-31 Fujitsu Ltd 取引処理システム
JP2003346215A (ja) 2002-05-29 2003-12-05 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置連携システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019212185A (ja) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030046234A1 (en) Automatic money receiving and paying machine
JP2003281388A (ja) 自動取引装置
JP6811522B2 (ja) 取引装置
JP2000215258A (ja) 総合電子マネ―システム、支払システム及び電子マネ―取引方法
JP2017215700A (ja) 金融取引実行支援装置および方法
JP7135462B2 (ja) 取引処理プログラム、取引処理方法、取引処理機、及び取引処理システム
JP4353322B2 (ja) 自動取引システム
JP2008242784A (ja) 自動取引装置及び自動取引システム
JP2008102775A (ja) 現金自動取引装置および現金自動取引方法
JP4913794B2 (ja) 口座管理システムおよび口座管理プログラム
JP2002342589A (ja) 自動取引装置の取引方法およびそのプログラム並びにその装置
JP7306716B2 (ja) 取引管理方法、取引管理システム及びプログラム
KR102117505B1 (ko) 금융자동화기기 및 금융자동화기기 운용 방법
JP2013003932A (ja) 自動取引装置、自動取引システム、及び、自動取引方法
JP4847510B2 (ja) 口座管理システムおよび口座管理プログラム
JP7421272B2 (ja) 口座管理装置、決済管理システム及びプログラム
JP6677660B2 (ja) 取引システムおよび取引方法
US20230177479A1 (en) Transaction system, transaction method, device, and program
US20240220949A1 (en) Systems, methods, and apparatuses for implementing an interconnected distributed network of resource distribution devices
JP2002298062A (ja) 現金受領システム
JP2001297196A (ja) 現金自動預払機を利用した現金出納システム及び現金出納方法
JP2008046921A (ja) 自動取引装置及び自動取引システム
JP2006260494A (ja) 現金自動処理装置、支払処理システム、支払処理方法及びコンピュータプログラム
JP2020187397A (ja) 携帯機を用いた出金システム
JP2005135219A (ja) 口座集約システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7135462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150