JP2010127896A - 電流検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡素化および小型化を可能にしながら、電流路に対する取り付けを容易化でき、しかも外部磁界の影響を受けることなく、ホール素子の故障判定を高精度に実施することができる電流検出装置を提供すること。
【解決手段】電磁シールド枠部材14は、該電磁シールド枠部材14をバスバー11に装着した際の該電磁シールド枠部材14の内部において、該バスバー11から発生する磁界の強さが二つの磁気検出器15、16を結ぶ線分に直交する平面Aに対し対称な分布を有するように形成され、二つの磁気検出器15、16はそれぞれ、平面Aに対して対称な位置に配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車の電装品等、例えばモータの電流路に流れる電流の値を、該電流路近傍に設けられた磁気検出器を用いて検出する電流検出装置に係り、特に自身に生じ得る故障検出が可能な電流検出装置に関する。
自動車の車載バッテリと車両電装品とを接続する電流路(例えば、バスバー)に流れる電流を検出するために、電流検出装置が用いられている。この電流検出装置は、例えば特許文献1に示すように、リング状のコアと、このコアの一部分が開放されて形成された磁気ギャップと、この磁気ギャップ内に配置されたホール素子とを備え、リング状のコアに挿通された電流路に流れる電流値を、磁気ギャップ内に配置されたホール素子によって検出するという構成である。
従って、この電流検出装置では、電流路に流れる電流によって前記リング状のコア内に磁界が生じた場合、磁気ギャップ内のホール素子がその磁界に応じたホール効果による電圧(ホール電圧)を発生する。このとき、前記コアは電流路に流れる電流によって発生する磁界を強めるように機能する。前記ホール素子が発生するホール電圧は、前記コア内の磁界の強さに対応するとともに、この磁界を発生させる電流路に流れる電流値にも対応するため、電流値検出を可能にする。
ところで、このような電流検出装置にあっては、電流検出性能を落とさないように、つまり十分なレベルの検出電流を得るために、コアの磁気ギャップ内に2個のホール素子を介在することが行われている。これにより、ホール素子1個の場合に比べて2倍近いレベルの電流を検出することができる。この2個のホール素子は、前記コアの厚み方向または磁気ギャップを通過する磁力線方向に並置される。
このように、従来の電流検出装置では、2個のホール素子をコアの磁気ギャップ内に介在することで、所望レベルの電流検出を可能としている。
特開2007‐155400号公報
しかしながら、従来の電流検出装置は、2個のホール素子を磁気ギャップに介在するリング状のコアが必要であるため、装置全体のサイズが大きくなるほか、コアの内側に電流路を通すことによってコアの電流路に対する取り付け位置に制約を伴うという不都合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成の簡素化および小型化を可能にしながら、電流路に対する取り付けを容易化でき、しかも外部磁界の影響を受けることなく、ホール素子の故障判定を高精度に実施することができる電流検出装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電流検出装置は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 電流路を流れる電流によって発生する磁界の強さを検出する、該電流路の近傍に配置された二つの磁気検出器と、
前記二つの磁気検出器と、該二つの磁気検出器が近傍に配置された前記電流路の一部と、を内部に含むようにして、該電流路に装着される電磁シールド枠部材と、
前記二つの磁気検出器それぞれが検出した磁界の強さの差に基づいて、該二つの磁気検出器のいずれか一方に生じ得る故障の有無を判別する制御回路と、
を備え、
前記電磁シールド枠部材は、該電磁シールド枠部材を前記電流路に装着した際の該電磁シールド枠部材の内部において、該電流路から発生する磁界の強さが前記二つの磁気検出器を結ぶ線分に直交する平面に対し対称な分布を有するように形成され、
前記二つの磁気検出器はそれぞれ、前記平面に対して対称な位置に配置されること。
(2) 上記(1)の構成の電流検出装置であって、
前記平面は、前記電流路の長さ方向に直交する平面と同一であること。
(3) 上記(2)の構成の電流検出装置であって、
前記二つの磁気検出器はそれぞれ、前記電流路の幅方向の中心に位置するよう配置されること。
(4) 上記(1)の構成の電流検出装置であって、
前記平面は、前記電流路の幅方向の中心線を通過し、前記電流路に直交する平面と同一であること。
上記(1)の構成の電流検出装置によれば、従来のようにコアを構成に含む必要がないため、電流検出装置の簡素化および小型化が可能であり、また、電流路に対する該電流検出装置の取り付けが容易であるとともに、その取付位置に制約を伴うことがなく、しかも外部磁界の影響を受けることなく、磁気検出器(ホール素子)の故障判定を容易に実施することができる。
また、上記(2)の構成の電流検出装置によれば、二つの磁気検出器を配置する箇所が電流路の長さ方向に沿っているため、配置が容易である。
また、上記(3)の構成の電流検出装置によれば、電流路から発生する磁界の強さが最も大きくなり易い箇所に磁気検出器が配置されるため、精度良く電流路を流れる電流の大きさを測定することができる。
また、上記(4)の構成の電流検出装置によれば、二つの磁気検出器を配置する箇所が電流路の幅方向に沿っているため、配置が容易である。
本発明によれば、従来のようにコアを構成に含む必要がないため、電流検出装置の簡素化および小型化が可能であり、また、電流路に対する該電流検出装置の取り付けが容易であるとともに、その取付位置に制約を伴うことがなく、しかも外部磁界の影響を受けることなく、磁気検出器(ホール素子)の故障判定を容易に実施することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
(第1実施形態)
以下に、本発明に係る電流検出装置の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、電流路を流れる電流によって発生する磁界の強さを検出する磁気検出器として、本実施形態ではホール素子を採用している。
ここで、図1は、本発明に係る電流検出装置の第1実施形態の側面図である。図2は、図1に示す電流検出装置の上面図である。図3は、図2に示す電流検出装置のIII−III方向の断面図である。図4は、図2に示したホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための上面図である。図5は、図4に示す電磁シールド枠内のV−V方向の断面図である。図6は、図2に示したホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための側面図である。図7は、電磁シールド枠内で電流路が発生する磁束の分布状況を示す説明図である。図8は、電流検出装置の故障検出回路を示すブロック図である。
本第1実施形態の電流検出装置は、該電流検出装置の外形を形成する筐体としての基部ブロック12および端子ブロック13と、基部ブロック12および端子ブロック13の側面を覆う電磁シールド枠部材14と、端子ブロック13上に取り付けられた2つのホールIC15、16と、を含んで構成される。基部ブロック12は、バスバー11の下側(図1、図3の紙面下側)に位置する筐体であり、バスバー11に固定される。一方、端子ブロック13は、バスバー11の上側に位置する筐体であり、基部ブロック12の上面に位置する状態で固定される。電磁シールド枠部材14は、2つのホールIC15、16と、そのホールIC15、16が近傍に配置されたバスバー11の一部と、を内部に含むようにして、該バスバー11に装着される。
バスバー11に電流が流れると、そのバスバー11の回りに磁界が発生する。この磁界は端子ブロック13上に設置したホールIC15、16中の各ホール素子(磁気検出素子)によって検出され、各ホール素子が検出する電圧をホールIC15、16内の増幅回路が増幅し、検出した磁界に比例した値の電圧値を出力する。つまり、ホール素子からの出力に基づいて、バスバー11に流れる電流値の検出が行われる。
基部ブロック12は、プラスチック等の絶縁材によって成形され、該基部ブロック12の上面には、バスバー11を所定長に亘って収容し、該バスバー11に嵌合する嵌合切欠(凹溝)17が形成されている。また、この基部ブロック12の長さ方向(図2に示すX方向)の両端部付近には、上下面に貫通するネジ孔18が設けられている。これらのネジ孔18はバスバー11を基部ブロック12上にネジ止めするために使用される。更に、基部ブロック12の底面には、この底面とともに基部ブロック12および端子ブロック13の側面(Y方向の側面)を、前記長さ方向(X方向)の所定幅に亘って覆う電磁シールド枠部材14用の嵌合切欠(凹溝)19が形成されており、基部ブロック12および端子ブロック13に電磁シールド枠部材14を装着する際には、この嵌合切欠(凹溝)19に電磁シールド枠部材14が収容される。
バスバー11は、幅方向(Y方向)の寸法が一定の導電板であり、前記基部ブロック12に形成されたネジ孔18の対応部位に、取付孔20が貫通するように設けられている。従って、基部ブロック12上の嵌合切欠17にバスバー11を装着し、バスバー11の上面から止めネジ12aを取付孔20を通してネジ孔18にねじ込むことにより、バスバー11を基部ブロック12に堅固に取り付けることができる。これにより、バスバー11は基部ブロック12に安定的に支持される。
端子ブロック13は、絶縁性のプラスチック材料によって成形され、基部ブロック12上に載置されている。この端子ブロック13は、ホールICを収納するためのIC収納凹部21、および相手方コネクタ(図示しない)を収容するためのコネクタ挿入筒22を一体に有する。これらのうちIC収納凹部21には絶縁基材23が固定され、この絶縁基材23上には2個のホールIC15、16および導電回路パターン(図示しない)が配設されている。ホールIC15、16は磁気検出器としてのホール素子と増幅回路を集積化したチップであり、検出した磁界の強さに比例した電圧を出力するアナログタイプのものが用いられる。増幅回路は、この電圧出力を増幅し、電流値に変換して出力する。ホールIC15、16のIC収納凹部21への配置箇所については後述する。
一方、コネクタ挿入筒22は、底部に複数本のコネクタピン24の各一端部が突設され、これらのコネクタピン24の他端部は端子ブロック13内に埋設されている。この端子ブロック13内に埋設されたコネクタピン24の他端は、絶縁基材23内に埋設されたリード25を介してホールIC15、16の各接続端子に接続されている。なお、このコネクタ挿入筒22内には、雌型コネクタ(図示しない)が嵌合されて、この雌型コネクタ側のコネクタ端子が前記コネクタピン24に差し込まれることで、ホールIC15、16の出力信号を外部回路に取り出し可能になる。
電磁シールド枠部材14は、基部ブロック12および端子ブロック13の各側面(特に、基部ブロック12および端子ブロック13の各側面のうちの、ホールIC15、16を収容するIC収納凹部21の側面に臨む部分)を覆うようなU字形状をなし、前述のように基部ブロック12の嵌合切欠19に嵌め込まれる。電磁シールド枠部材14における、基部ブロック12および端子ブロック13の各側面を覆う部位の端部には、高さ方向(Z軸方向)に突設された加締め爪片26が形成されており、その加締め爪片26が前記IC収納凹部21の上部開口縁21aに加締め付けされる。バスバー11、およびバスバー11に取り付けられた基部ブロック12をU字状の内部に収めた状態で、電磁シールド枠部材14の加締め爪片26をIC収納凹部21の上部開口縁21aに加締め付けることによって、基部ブロック12の上側に載置された端子ブロック13が、この基部ブロック12上に堅く保持される。このため、各ブロック12、13間に介在されたバスバー11の保持も確実となる。また、電磁シールド枠部材14がIC収納凹部21の側面を覆うことによって、IC収納凹部21の内部に該IC収納凹部21の外側から電磁波が伝搬することを防止することができる。
基部ブロック12の中心部に形成された嵌合切欠17内には、前述のように長尺のバスバー11が嵌め込まれている。このとき、バスバー11の中心線(バスバー11の幅方向中央を通る直線)と基部ブロック12の中心線(基部ブロック12上面の幅方向中央を通る直線)が、該基部ブロック12を上面視した際に一致するように、基部ブロック12の形状および嵌合切欠17の切り込み長さを調整することが好ましい。図4は、バスバー11の中心線と基部ブロック12の中心線が中心線Bにて一致している場合を示している。また、基部ブロック12とこの上に載置される端子ブロック13は幅方向(Y方向)の各寸法が等しくされるようにすることにより、基部ブロック12および端子ブロック13を覆う電磁シールド枠部材14の幅方向(Y方向)の中心も、各中心線に一致する。
また、電磁シールド枠部材14は、IC収納凹部21の内部への電磁波の伝搬を防止するとともに、該電磁シールド枠部材14をバスバー11に装着した際の該電磁シールド枠部材14の内部において、該バスバー11から発生する磁界の強さが平面Aに対し対称な分布になるよう形成されている。平面Aは、図4、図6に示すように、電磁シールド枠部材14の長さ方向(X方向)に直交する平面であり、電磁シールド枠部材14の長さ方向の両端部の中央に位置する平面である。本第1実施形態では、電磁シールド枠部材14内部において、該バスバー11から発生する磁界の強さを平面Aに対し対称な分布にするために、該電磁シールド枠部材14の形状を直方体にし、且つその直方体を二つ同一形状の直方体に分割する平面Aを設定することによって、その内部の磁界の強さの分布を対象とする。このとき、バスバー11が電磁シールド枠部材14内で発生する磁束の分布は、ホールIC15、16の中央が通過し、且つ電磁シールド枠部材14内の底壁からZ方向の高さ方向Cに位置する中心線Bにおいては、図7に示すようになる。図7の分布の横軸は平面Aの位置を0とするX方向の位置(電磁シールド枠部材14の長さ方向の長さが12mmの場合であるため、X軸の最大値は6mmであり、最小値は−6mmとなる。)を表し、縦軸は磁界の強さを表している。電磁シールド枠部材14内では、電磁シールド枠部材14の長さ方向の中心0付近で磁界の強さが最も大きくなり(図7では、略5mT)、電磁シールド枠部材14の長さ方向の両端部に向かうにつれて低くなる(図7では、略1.4mT)ように分布する。すなわち、平面Aから電磁シールド枠部材14の長さ方向(X方向)の両端部(図7では、中心0から長さ方向に各6mmの位置)に向かって対称的に低くなるように分布する。電磁シールド枠部材14内においてこのような磁界の強度の分布、つまり、電磁シールド枠部材14の長さ方向の中心0付近で磁界の強さが最も大きくなるのは、バスバー11から発生した磁界が電磁シールド枠部材14の内壁表面の任意の箇所にて反射する結果(電磁シールド枠部材14は、あくまでも、電磁シールド枠部材14の外部から内部への電波の伝搬を防ぐために設けられているが、同時に、電磁シールド枠部材14の内部の電波を外部に伝搬させない機能も果たしている。)、その反射した磁界が電磁シールド枠部材14内の長さ方向の中心0付近を通過するよう伝搬することによる。
なお、電磁シールド枠部材14の形状は、直方体に限られるものではなく、バスバー11の長さ方向に直交する平面によって該電磁シールド枠部材14の内部を分割した場合に、二つの同一形状の空間になるものであればよい。また、電磁シールド枠部材14の内部に誘電材料を封入して、バスバー11の長さ方向に直交する平面によって該電磁シールド枠部材14の内部の誘電材料を分割した場合に、二つの空間の内部の磁界の強さの分布が対称なものになるようにしてもよい。要は、該電流路から発生する磁界の強さが、バスバー11の長さ方向に直交する平面Aに対して、対称な分布になりさえすればよい。
そして2つのホールIC15、16は、図4および図6に示すように、平面Aに対して対称な位置に配置される。具体的には、2つのホールIC15、16のうちのホールIC15は、上述した中心線Bに沿って、平面Aから電磁シールド枠部材14の長さ方向(X方向)の左側に距離a離れて配置され、他方のホールIC16は、平面Aから電磁シールド枠部材14の長さ方向(X方向)の右側に距離a離れて配置される。更に、これらのホールIC15、16は、図5に示すように、電磁シールド枠部材14内の同一高さ(Z方向)Cに位置する。なお、ここでは、2つのホールIC15、16を中心線Bに沿った位置にそれぞれ配置するように説明した。これにより、バスバー11から発生する磁界の強さが最も大きくなり易い箇所にホールIC15、16が配置されるため、精度良くバスバー11を流れる電流の大きさを測定することができるという効果を奏する。この配置以外に、平面Aに対して対称な位置に配置される限り、幅方向(Y方向)の任意の位置に2つのホールIC15、16を配置する構成であってもよい。
従って、2つのホールIC15、16は、前述のように平面Aに対し対称配置されているため、磁界の強さが同一の箇所に晒されることなる。従って、各ホールIC15、16が同一の入出力特性を持つ場合には、各ホールIC15、16は共に同一レベルの電流値を出力することとなる。
一方、上述のように配置されたホールIC15、16の出力電流値が異なる場合には、ホールIC15、16のいずれかが故障であると判定できる。図8は、ホールIC15、16の故障検出回路である。この故障検出回路では、ホールIC15、16の出力電流を電流比較器31により比較し、この比較結果に基づき故障測定回路32がホールIC15、16のいずれが故障であるかあるいは両方とも正常であるかを判定し、この判定結果を表示器33に表示する。
以上説明してきたように、本第1実施形態によれば、電流路11をU字状の電磁シールド枠部材14の所定長に亘って被い、2つのホールIC15、16をバスバー11の一部とともに電磁シールド枠部材14内に配置し、これらのホールIC15、16が電磁シールド枠部材14の長さ方向に直交する平面Aに対し対称となる位置に配置している。更に各ホールIC15、16を電磁シールド枠部材14の中心線上および電磁シールド枠部材14内の同一高さに位置させている。
これにより、各ホールIC15、16は、電磁シールド枠部材14内において、磁界の強さが同一の箇所に晒されることになる。このため各ホールIC15、16が同一レベルの電流値を出力している限り、ホールIC15、16は正常に動作しているといえる。一方、各ホールIC15、16が異なるレベルの電流値を出力している場合には、そのホールIC15、16のいずれかが故障であると判定できる。
また、この構成であれば、コアなどの大型部品を用いないので、電流検出装置としての構成の簡素化および小型化が可能であり、電流路に対する取り付けが容易になるとともに、その取付位置に制約を伴うことがない。更に電磁シールド枠部材14の設置によって外部磁界の影響を排除でき、電流を高感度検出することができると共に、ホール素子の故障判定を高精度に実施することができる。
なお、前記第1実施形態では、バスバー11に流れる電流が発生する磁界を検出する場合について説明したが、バスバー以外の電流路、例えば通常の電線に流れる電流を、前記同様の電磁シールド枠部材やホールICを用いて検出することができ、また各ホール素子の故障検出も前記同様にして行うことができる。
また、2つのホールIC15、16のうち、一方のホールIC15の電流検出範囲を例えば+100A(アンペア)〜−100Aとし、もう一方のホールIC16の電流検出範囲を例えば+400A〜−400Aとすることもできる。これらの電流検出範囲は、求められる検出精度や分解能に応じて任意に選択することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、ホールIC15、16が電磁シールド枠部材14の長さ方向に直交する平面Aに対し対称となる位置に配置した場合について詳細に説明した。第2実施形態では、ホールIC15、16がバスバー11の幅方向の中心線Bを通過し、バスバー11に直交する平面A’に対し対称となる位置に配置した場合について詳細に説明する。図9は、ホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための上面図である。図10は、図9に示す電磁シールド枠内のX−X方向の断面図である。図11は、電磁シールド枠内で電流路が発生する磁束の分布状況を示す説明図である。第1実施形態と同一の参照符号を付与した部材については、第1実施形態で説明したとおりであるため、説明を省略する。
電磁シールド枠部材14は、IC収納凹部21の内部への電磁波の伝搬を防止するとともに、該電磁シールド枠部材14をバスバー11に装着した際の該電磁シールド枠部材14の内部において、該バスバー11から発生する磁界の強さが平面A’に対し対称な分布になるよう形成されている。平面A’は、図9、図10に示すように、電磁シールド枠部材14の長さ方向(X方向)に延びるバスバー11の幅方向の中心線Bを通過し、バスバー11に直交する平面である。本第2実施形態では、電磁シールド枠部材14内部において、該バスバー11から発生する磁界の強さを平面A’に対し対称な分布にするために、該電磁シールド枠部材14の形状を直方体にし、且つその直方体を二つ同一形状の直方体に分割する平面A’を設定することによって、その内部の磁界の強さの分布を対象とする。このとき、バスバー11が電磁シールド枠部材14内で発生する磁束の分布は、ホールIC15、16の中央が通過する、電磁シールド枠部材14内の底壁からZ方向の高さ方向Cに位置する幅方向(Y方向)においては、図11に示すようになる。図11の分布の横軸は平面A’の位置を0とするY方向の位置を表し、縦軸は磁界の強さを表している。電磁シールド枠部材14内では、バスバー11の幅方向中央0付近で磁界の強さが最も小さくなり、バスバー11の幅方向の両端部に向かうにつれて低くなるように分布する。すなわち、平面A’からバスバー11の幅方向(Y方向)の両端部に向かって対称的に低くなるように分布する。電磁シールド枠部材14内においてこのような磁界の強度の分布、になるのは、バスバー11の断面が幅方向に対称であることによる。
そして2つのホールIC15、16は、図9および図10に示すように、平面A’に対して対称な位置に配置される。具体的には、2つのホールIC15、16のうちのホールIC15は、上述した中心線Bからバスバー11の幅方向(Y方向)の下側に距離b離れて配置され、他方のホールIC16は、中心線Bからバスバー11の幅方向(Y方向)の上側に距離b離れて配置される。更に、これらのホールIC15、16は、図10に示すように、電磁シールド枠部材14内の同一高さ(Z方向)Cに位置する。
従って、2つのホールIC15、16は、前述のように平面A’に対し対称配置されているため、磁界の強さが同一の箇所に晒されることなる。従って、各ホールIC15、16が同一の入出力特性を持つ場合には、各ホールIC15、16は共に同一レベルの電流値を出力することとなる。一方、上述のように配置されたホールIC15、16の出力電流値が異なる場合には、ホールIC15、16のいずれかが故障であると判定できる。
以上、本発明の第2実施形態によれば、各ホールIC15、16は、電磁シールド枠部材14内において、磁界の強さが同一の箇所に晒されることになる。このため各ホールIC15、16が同一レベルの電流値を出力している限り、ホールIC15、16は正常に動作しているといえる。一方、各ホールIC15、16が異なるレベルの電流値を出力している場合には、そのホールIC15、16のいずれかが故障であると判定できる。
また、この構成であれば、コアなどの大型部品を用いないので、電流検出装置としての構成の簡素化および小型化が可能であり、電流路に対する取り付けが容易になるとともに、その取付位置に制約を伴うことがない。更に電磁シールド枠部材14の設置によって外部磁界の影響を排除でき、電流を高感度検出することができると共に、ホール素子の故障判定を高精度に実施することができる。
(第3実施形態)
第1実施形態では、ホールIC15、16が電磁シールド枠部材14の長さ方向に直交する平面Aに対し対称となる位置に配置した場合について、第2実施形態では、ホールIC15、16がバスバー11の幅方向の中心線Bを通過し、バスバー11に直交する平面A’に対し対称となる位置に配置した場合について、それぞれ詳細に説明した。第3実施形態では、第1実施形態のホールIC15、16の配置と、第2実施形態のホールIC15、16の配置と、を組み合わせた場合について詳細に説明する。図12は、ホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための上面図である。図13は、図12に示す電磁シールド枠内のXIII−XIII方向の断面図である。第1実施形態と同一の参照符号を付与した部材については、第1実施形態で説明したとおりであるため、説明を省略する。
電磁シールド枠部材14は、IC収納凹部21の内部への電磁波の伝搬を防止するとともに、該電磁シールド枠部材14をバスバー11に装着した際の該電磁シールド枠部材14の内部において、該バスバー11から発生する磁界の強さが、第1実施形態で説明した平面Aおよび第2実施形態で説明した平面A’に対し対称な分布になるよう形成されている。このとき、電磁シールド枠部材14内の底壁からZ方向の高さ方向Cに位置すると仮定した仮想ホールIC50に対して、ホールIC15は平面Aに対して、ホールIC16は平面A’に対して、それぞれ対称となる位置に配置される。ホールIC15と仮想ホールIC50が検出する磁界の強さは同一であり、且つホールIC16と仮想ホールIC50が検出する磁界の強さは同一であることから、ホールIC15とホールIC16が検出する磁界の強さもまた同一である。このように、バスバー11から発生する磁界の強さは、平面Aおよび平面A’において対称な分布になる場合、ホールIC15、16を結ぶ線分に直交し、且つホールIC15、16の中間に位置する平面A”に対しても対称な分布になる。
従って、2つのホールIC15、16は、前述のような平面A”に対し対称配置されているため、磁界の強さが同一の箇所に晒されることなる。従って、各ホールIC15、16が同一の入出力特性を持つ場合には、各ホールIC15、16は共に同一レベルの電流値を出力することとなる。一方、上述のように配置されたホールIC15、16の出力電流値が異なる場合には、ホールIC15、16のいずれかが故障であると判定できる。
以上、本発明の第2実施形態によれば、各ホールIC15、16は、電磁シールド枠部材14内において、磁界の強さが同一の箇所に晒されることになる。このため各ホールIC15、16が同一レベルの電流値を出力している限り、ホールIC15、16は正常に動作しているといえる。一方、各ホールIC15、16が異なるレベルの電流値を出力している場合には、そのホールIC15、16のいずれかが故障であると判定できる。
また、この構成であれば、コアなどの大型部品を用いないので、電流検出装置としての構成の簡素化および小型化が可能であり、電流路に対する取り付けが容易になるとともに、その取付位置に制約を伴うことがない。更に電磁シールド枠部材14の設置によって外部磁界の影響を排除でき、電流を高感度検出することができると共に、ホール素子の故障判定を高精度に実施することができる。
本発明に係る電流検出装置の第1実施形態の側面図である。 図1に示す電流検出装置の上面図である。 図2に示す電流検出装置のIII−III方向の断面図である。 図2に示したホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための上面図である。 図4に示す電磁シールド枠内のV−V方向の断面図である。 図2に示したホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための側面図である。 本発明に係る電流検出装置の第1実施形態における、電磁シールド枠内で電流路が発生する磁束の分布状況を示す説明図である。 電流検出装置の故障検出回路を示すブロック図である。 本発明に係る電流検出装置の第2実施形態における、ホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための上面図である。 図9に示す電磁シールド枠内のX−X方向の断面図である。 本発明に係る電流検出装置の第2実施形態における、電磁シールド枠内で電流路が発生する磁束の分布状況を示す説明図である。 本発明に係る電流検出装置の第3実施形態における、ホールICを構成する磁気検出器の電磁シールド枠内における設置位置を概念的に説明するための上面図である。
符号の説明
11 バスバー(電流路)
12 基部ブロック
13 端子ブロック
14 電磁シールド枠部材
15、16 ホールIC(磁気検出器)
17、19 嵌合切欠
18 ネジ孔
20 取付孔
21 IC収納凹部
22 コネクタ挿入筒
23 絶縁基材
24 コネクタピン
25 リード
26 カシメ爪
31 電流比較器
32 故障判定回路
33 表示器
50 仮想ホールIC

Claims (4)

  1. 電流路を流れる電流によって発生する磁界の強さを検出する、該電流路の近傍に配置された二つの磁気検出器と、
    前記二つの磁気検出器と、該二つの磁気検出器が近傍に配置された前記電流路の一部と、を内部に含むようにして、該電流路に装着される電磁シールド枠部材と、
    前記二つの磁気検出器それぞれが検出した磁界の強さの差に基づいて、該二つの磁気検出器のいずれか一方に生じ得る故障の有無を判別する制御回路と、
    を備え、
    前記電磁シールド枠部材は、該電磁シールド枠部材を前記電流路に装着した際の該電磁シールド枠部材の内部において、該電流路から発生する磁界の強さが前記二つの磁気検出器を結ぶ線分に直交する平面に対し対称な分布を有するように形成され、
    前記二つの磁気検出器はそれぞれ、前記平面に対して対称な位置に配置される、
    ことを特徴とする電流検出装置。
  2. 前記平面は、前記電流路の長さ方向に直交する平面と同一であることを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。
  3. 前記二つの磁気検出器はそれぞれ、前記電流路の幅方向の中心に位置するよう配置される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電流検出装置。
  4. 前記平面は、前記電流路の幅方向の中心線を通過し、前記電流路に直交する平面と同一であることを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。
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