JP2010127866A - 燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器 - Google Patents

燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010127866A
JP2010127866A JP2008305588A JP2008305588A JP2010127866A JP 2010127866 A JP2010127866 A JP 2010127866A JP 2008305588 A JP2008305588 A JP 2008305588A JP 2008305588 A JP2008305588 A JP 2008305588A JP 2010127866 A JP2010127866 A JP 2010127866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel assembly
nozzle
fuel
buffer
shock absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008305588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4638537B2 (ja
Inventor
Noriyuki Saito
慶行 斎藤
Takeshi Yokoyama
武 横山
Junichi Kishimoto
純一 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2008305588A priority Critical patent/JP4638537B2/ja
Priority to US13/062,605 priority patent/US9053831B2/en
Priority to PCT/JP2009/064805 priority patent/WO2010061669A1/ja
Priority to EP09828919.2A priority patent/EP2352154B1/en
Publication of JP2010127866A publication Critical patent/JP2010127866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4638537B2 publication Critical patent/JP4638537B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • G21F5/005Containers for solid radioactive wastes, e.g. for ultimate disposal
    • G21F5/008Containers for fuel elements
    • G21F5/012Fuel element racks in the containers
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • G21F5/06Details of, or accessories to, the containers
    • G21F5/08Shock-absorbers, e.g. impact buffers for containers
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
    • G21F9/34Disposal of solid waste
    • G21F9/36Disposal of solid waste by packaging; by baling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

【課題】落下時における燃料集合体の変形を抑制すること。
【解決手段】燃料集合体20は、複数の燃料棒21を組み合わせて複数の支持格子22でこれらを拘束し、複数の燃料棒21の両端部に下部ノズル24及び上部ノズル23を配置して構成される。下部ノズル24及び上部ノズル23には、燃料集合体の衝撃吸収装置10が取り付けられる。燃料集合体の衝撃吸収装置10は、下部ノズル24の凹部24U及び上部ノズル23の凹部23Uに取り付けられるノズル支持体12と、ノズル支持体12と組み合わされ、かつ燃料棒21の長手方向における剛性がノズル支持体12以下の緩衝体11とで構成される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、原子炉で使用される燃料集合体の輸送に関する。
原子力発電所等で用いられる核燃料の集合体を燃料集合体という。原子炉に装荷されて所定の期間燃焼させた後に原子炉から取り出された燃料集合体は、核分裂生成物(FP)等を含むので、通常、原子力発電所等の冷却ピットで所定期間冷却される。その後、放射線の遮蔽機能を有する燃料集合体収納容器に収納され、車両又は船舶で再処理施設又は中間貯蔵施設に搬送され、再処理を行うまで貯蔵される。特許文献1には、放射性物質集合体とバスケットとの間の半径方向の隙間に位置した緩衝部材、及び放射性物質集合体と蓋体との間の軸方向の隙間に位置したスペーサが開示されている。
特許第3600551号(0006、図8、図11)
ところで、燃料集合体は、複数の燃料棒の両端部に、複数の脚部(通常4本)を有するノズルを備えるが、燃料集合体を収納した輸送容器が垂直に、すなわち、燃料集合体の長手方向が鉛直方向となるように落下した場合、ノズルが撓んで変形するおそれがある。この場合、ノズルの変形に起因して、燃料集合体も変形するおそれがある。本発明は、落下時における燃料集合体の変形を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置は、複数の燃料棒を組み合わせ、当該複数の燃料棒の両端部に第1のノズル及び第2のノズルを配置して構成される燃料集合体に与えられる衝撃を抑制するものであり、前記第1のノズルの凹部に取り付けられるノズル支持体と、当該ノズル支持体と組み合わされ、かつ前記燃料棒の長手方向における剛性が前記ノズル支持体以下である緩衝体と、を含むことを特徴とする。
この燃料集合体の衝撃吸収装置は、ノズル支持体で燃料集合体の第1のノズルを支持して、落下による衝撃力に起因する第1のノズルの撓みを抑制する。また、燃料集合体に作用する衝撃力は、緩衝体によって吸収する。これによって、落下に起因する第1のノズルの変形を抑制できるので、当該変形に起因する燃料棒の変形が抑制される。また、緩衝体によって、燃料集合体に作用する衝撃力が緩和されるので、燃料集合体の変形が抑制される。これらの作用によって、本発明では、落下時における燃料集合体の変形を抑制できる。なお、前記第2のノズルは、凹部に取り付けられるノズル支持体と、当該ノズル支持体と組み合わされ、かつ前記燃料棒の長手方向における剛性が前記ノズル支持体以下の緩衝体とにおいて、いずれとも組み合わせないことと、緩衝体のみ組み合わせることと、ノズル支持体及び緩衝体と組み合わせることとを選択可能である。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置は、複数の燃料棒を組み合わせ、当該複数の燃料棒の両端部に第1のノズル及び第2のノズルを配置して構成される燃料集合体に与えられる衝撃を抑制するものであり、前記第1のノズルの凹部に取り付けられるノズル支持体と、当該ノズル支持体と組み合わされ、かつ前記第1のノズル及び前記第2のノズルに組み合わされる燃料棒の長手方向における剛性が前記ノズル支持体以下である緩衝体と、を含むことを特徴とする。
この燃料集合体の衝撃吸収装置は、ノズル支持体で燃料集合体の第1のノズルを支持して、落下による衝撃力に起因する第1のノズルの撓みを抑制する。また、燃料集合体に作用する衝撃力は、緩衝体によって吸収する。これによって、落下に起因する第1あるいは第2のノズルの変形を抑制できるので、当該変形に起因する燃料棒の変形が抑制される。また、緩衝体によって、燃料集合体に作用する衝撃力が緩和されるので、燃料集合体の変形が抑制される。これらの作用によって、本発明では、落下時における燃料集合体の変形を抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置は、複数の燃料棒を組み合わせ、当該複数の燃料棒の両端部に第1のノズル及び第2のノズルを配置して構成される燃料集合体に与えられる衝撃を抑制するものであり、前記第1のノズルの凹部及び前記第2のノズルの凹部に取り付けられるノズル支持体と、当該ノズル支持体と組み合わされ、かつ前記燃料棒の長手方向における剛性が前記ノズル支持体以下である緩衝体と、を含むことを特徴とする。
この燃料集合体の衝撃吸収装置は、ノズル支持体で燃料集合体の第1及び第2のノズルを支持して、落下による衝撃力に起因する第1及び第2のノズルの撓みを抑制する。また、燃料集合体に作用する衝撃力は、緩衝体によって吸収する。これによって、落下に起因する第1及び第2のノズルの変形を抑制できるので、当該変形に起因する燃料棒の変形が抑制される。また、緩衝体によって、燃料集合体に作用する衝撃力が緩和されるので、燃料集合体の変形が抑制される。これらの作用によって、本発明では、落下時における燃料集合体の変形を抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記燃料集合体の衝撃吸収装置において、前記緩衝体は、樹脂、木材、ハニカムのうち少なくとも一つを筐体で囲んで構成されることが好ましい。前記緩衝体の形態は、板材、ハニカム構造、積層構造、発泡体、ウール状などで形成されるものであって、複数を組み合わせることも可能である。例えば、木材積層材を金属板で覆い、前記緩衝体を形成する。これによって、比較的簡易に緩衝体を構成できる。
本発明の望ましい態様としては、前記燃料集合体の衝撃吸収装置において、前記緩衝体は、複数の板材を含んで構成され、当該複数の板材は、板面が前記燃料棒の長手方向と平行であることが好ましい。これによって、板材の数や高さ等を調整することで、比較的容易に緩衝体の剛性を調整できる。
本発明の望ましい態様としては、前記燃料集合体の衝撃吸収装置において、前記緩衝体は、複数の棒状部材を含んで構成され、当該複数の棒状部材の軸方向は、前記燃料棒の長手方向と平行であることが好ましい。これによって、棒状部材の本数や高さ等を調整することで、比較的容易に緩衝体の剛性を調整できる。
本発明の望ましい態様としては、前記燃料集合体の衝撃吸収装置において、前記第1のノズルは、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の底部側に配置され、前記第1のノズル側の緩衝体は、前記燃料集合体収納容器の底部へ配置されることが好ましい。これによって、燃料集合体を燃料集合体収納容器に収納する前に、燃料集合体の衝撃吸収装置を燃料集合体に取り付ける必要はないので、燃料集合体を燃料集合体収納容器へ装荷する作業の効率が向上する。
本発明の望ましい態様としては、前記燃料集合体の衝撃吸収装置において、前記第1のノズルは、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の底部側に配置され、前記第1のノズル側の緩衝体は、前記燃料集合体収納容器の内部に配置されて前記燃料集合体を収納するバスケットと組み合わされて、燃料集合体収納容器の底部側に配置されることが好ましい。これによって、燃料集合体を燃料集合体収納容器に収納する前に、燃料集合体の衝撃吸収装置を燃料集合体に取り付ける必要はないので、燃料集合体を燃料集合体収納容器へ装荷する作業の効率が向上する。また、バスケットを組み立てるときに燃料集合体の衝撃吸収装置をバスケットに取り付け、そのバスケットを燃料集合体収納容器に組み込むことができるので、燃料集合体収納容器の内部で燃料集合体の衝撃吸収装置を底部に敷設する必要はない。これによって、燃料集合体の衝撃吸収装置を燃料集合体収納容器に組み込む作業が容易になる。
本発明の望ましい態様としては、前記燃料集合体の衝撃吸収装置において、前記第2のノズルは、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の開口側に配置され、前記第2のノズル側の緩衝体は、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の蓋に配置されることが好ましい。これによって、燃料集合体を燃料集合体収納容器に装荷した後、蓋を取り付けるだけで、衝撃吸収装置を燃料集合体の第2のノズルに組み合わせることができる。
なお、前記燃料集合体の緩衝装置において、前記緩衝装置はノズル支持体によるノズル変形抑制能力と緩衝体による衝撃吸収能力を最適化することが好ましい。例えば、ノズル支持体に接する緩衝体の緩衝能力をノズル脚部に接する緩衝体よりも緩衝体厚さ、材質、積層構成、分割配置などを選択し最適化することにより、緩衝体へ荷重が負荷されるノズル脚部と、ノズル平面部がノズル支持体を通じ緩衝体に負荷される荷重と、により緩衝体が衝撃吸収し変形する圧縮量を略同等とすることで、ノズル変形抑制能力と衝撃緩衝能力をバランスさせることが可能となる。これにより、ノズル脚部の緩衝体圧縮量がノズル支持体部の緩衝体圧縮量より大きいとノズルが凸に変形し、ノズル脚部の緩衝体圧縮量がノズル支持体部の緩衝体圧縮量より小さいとノズルが凹に変形するおそれを除去できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る燃料集合体収納容器は、有底の容器であって、内部空間に燃料集合体を収納する胴本体と、少なくとも前記胴本体の底部に配置される、前記燃料集合体の衝撃吸収装置と、を含むことを特徴とする。この燃料集合体収納容器は、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置を備えるので、落下時における燃料集合体の変形を抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記燃料集合体収納容器において、前記燃料集合体の衝撃吸収装置を、前記内部空間の開口部に取り付けられる蓋に配置することが好ましい。このように、燃料集合体収納容器内に燃料集合体が収納されていて、燃料集合体容器内には、燃料集合体の第1ノズルと第2ノズルとにそれぞれ接して、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置の緩衝体を設置している。このようにすれば、より効果的に落下時における燃料集合体の変形を抑制できる。
本発明は、落下時における燃料集合体の変形を抑制できる。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の説明により本発明が限定されるものではない。また、下記の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置は、PWR(Pressurized Water Reactor)の燃料集合体に対して好適である。なお、BWR(Boiling Water Reactor)に対する本発明の適用を除外するものではない。また、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置は、特に燃料集合体の輸送時において好適であるが、貯蔵時の適用が排除されるものではない。また、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置は、原子炉から取り出された燃料集合体の輸送のみならず、新しく製造されて原子炉に装荷される燃料集合体の輸送に適用してもよい。
図1は、燃料集合体を収納する燃料集合体収納容器の全体構成を示す模式図である。燃料集合体収納容器1は、原子炉から取り出した燃料集合体を収納し、輸送及び貯蔵に用いるものである。燃料集合体収納容器1は、有底の容器である胴本体2と、胴本体2の外側に取り付けられる中性子遮蔽体3と、一次蓋4と、二次蓋5とを含んでいる。胴本体2は、筒状の胴部と、当該胴部の一方の端部に設けられる底部とで構成されており、前記胴部と前記底部とで形成される空間(胴本体内部空間、キャビティともいう)2Iが、燃料集合体を収納する空間となる。燃料集合体は、複数の格子状のセル30Cを有するバスケット30のセル30Cに格納される。そして、燃料集合体を収納したバスケット30が、胴本体2の内部空間(胴本体内部空間)2Iへ収納される。本実施形態において、バスケット30は、断面外形状及び内形状が略正方形の角パイプ31を複数組み合わせて構成され、角パイプ31の内部がセル30Cとなる。
胴本体2は、胴本体内部空間2Iへ収納した燃料集合体からのγ線を遮蔽する機能を有する。また、中性子遮蔽体3は、内部に中性子を遮蔽するための中性子遮蔽物が設けられる。胴本体内部空間2Iとバスケット30との間には、スペーサ38が配置されている。スペーサ38は、バスケット30に収納した燃料集合体からの崩壊熱を胴本体2へ伝える。そして、前記崩壊熱は、胴本体2及び中性子遮蔽体3を介して大気中へ放出される。バスケット30内に燃料集合体を収納した後(すなわち、胴本体内部空間2Iに燃料集合体を収納した後)、胴本体内部空間2Iの開口部に一次蓋(蓋)4を取り付け、その後、二次蓋5を取り付けて胴本体内部空間2Iを密封する。また、仕様により、三次蓋を設けることもある。ここで、一次蓋4、二次蓋5を区別しない場合、蓋という。
図2は、燃料集合体及び本実施形態に係る燃料集合体の衝撃吸収装置の説明図である。燃料集合体20は、複数の燃料棒21を複数の支持格子22で束ねて構成される。燃料棒21の両方の端部には、それぞれ下部ノズル(第1のノズル)24と上部ノズル(第2のノズル)23とが配置される。下部ノズル24は、燃料集合体20が図1に示す燃料集合体収納容器1の内部に収納された状態において、胴本体2の底部2B側であり上部ノズル23は一次蓋4側(燃料集合体収納容器1の開口、すなわち胴本体内部空間2Iの開口側)である。燃料集合体20が原子炉内に配置されている場合、下部ノズル24は鉛直方向側に配置され、上部ノズル23は鉛直方向反対側に配置される。
図3−1は、燃料集合体収納容器が垂直落下する状態を示す図である。図3−2は、通常時における下部ノズルの形状を示す模式図である。図3−3は、燃料集合体収納容器が垂直落下した場合における下部ノズルの形状を示す模式図である。図3−1に示すように、燃料集合体収納容器1の蓋又は底部が鉛直方向(図3−1に矢印Gで示す方向)に向かって地面GLに落下する形態を、垂直落下という。垂直落下の場合、燃料集合体20の長手方向と略平行な方向(図2の矢印Sで示す方向)の衝撃荷重が燃料集合体20に作用する。
下部ノズル24は、通常は図3−2に示すように、変形のない状態となる。下部ノズル24(上部ノズル23も同様)は、平面視が略正方形であり、4個の角部にそれぞれ設けられた複数本の脚部(具体的には4本)24F(23F)で燃料集合体20を支持する構成である。したがって、4本の脚部で囲まれる部分は、凹部24U(23U)が形成される。
このため、燃料集合体収納容器1が垂直落下して、燃料集合体20の長手方向と略平行な方向の衝撃力が燃料集合体20に作用すると、図3−3に示すように、下部ノズル24(上部ノズル23)は中央部が撓むおそれがある。下部ノズル24(上部ノズル23)が撓むと、これに追従する形で図2に示す燃料棒21が変形するおそれがある。このため、本実施形態では、燃料集合体の衝撃吸収装置(以下衝撃吸収装置という)10を下部ノズル24(上部ノズル23)に取り付けて、下部ノズル24(上部ノズル23)の撓み(変形)を抑制するとともに、落下により発生して燃料集合体20に作用する衝撃力を低減する。
図4は、本実施形態に係る衝撃吸収装置の斜視図である。図4、図1に示すように、衝撃吸収装置10は、ノズル支持体12と、緩衝体11とを含んで構成される。ノズル支持体12は、下部ノズル24の凹部24U及び上部ノズル23の凹部23Uに取り付けられる。緩衝体11は、ノズル支持体12と組み合わされ、かつ燃料集合体20を構成する燃料棒21の長手方向における剛性が、ノズル支持体12以下である。ここでいう剛性は、緩衝体11及びノズル支持体12全体としての圧縮剛性である。すなわち、緩衝体11及びノズル支持体12が燃料棒21の長手方向と平行な圧縮力を受けた場合、同じ圧縮力であれば、緩衝体11は、ノズル支持体12と同等、又はノズル支持体12よりも大きく変形する。
このような構成により、衝撃吸収装置10は、ノズル支持体12で下部ノズル24(上部ノズル23)を支持して、落下による衝撃力に起因する下部ノズル24(上部ノズル23)の撓みを抑制する。また、燃料集合体20に作用する衝撃力は、緩衝体11によって吸収する。これによって、落下に起因する下部ノズル24(上部ノズル23)の変形を抑制できるので、当該変形に起因する燃料棒21の変形が抑制される。また、緩衝体11によって、燃料集合体20に作用する衝撃力が緩和される。その結果、燃料集合体20の変形はより低減されるので、安全性が向上する。
本実施形態では、下部ノズル24及び上部ノズル23の両方に、衝撃吸収装置10を設けている。これによって、燃料集合体収納容器1の内部に収納された燃料集合体20は、その長手方向における燃料集合体収納容器1とのクリアランスを小さくできる。その結果、燃料集合体20の長手方向への動きが抑制されるので、落下時に燃料集合体収納容器1が接地したときには、燃料集合体20が地面に向かう動きを抑制できる。これによって、燃料集合体20に作用する衝撃力をより緩和できる。
ここで、上部ノズル23は、一次蓋4及び二次蓋5側にある。一次蓋4及び二次蓋5を下に向けて落下した場合、上部ノズル23から一次蓋4へ落下の衝撃力が伝達される。本実施形態では、上部ノズル23に衝撃吸収装置10を設けるので、上部ノズル23から伝達される衝撃力を衝撃吸収装置10によって緩和して、一次蓋4の密封を維持できる。上部ノズル23から一次蓋4へ伝達される衝撃力をより緩和する観点において、上部ノズル23に設けられる衝撃吸収装置10の緩衝体11は、下部ノズル24に設けられる緩衝体11と比較して、より大きい衝撃エネルギを吸収できることが好ましい。
図5−1は、本実施形態に係る衝撃吸収装置を構成するノズル支持体を示す斜視図である。図5−1に示すように、衝撃吸収装置10を構成するノズル支持体12は、緩衝体11に載置される。ノズル支持体12は、平面視において、正方形の四つの角を取り除いた板状の部材である。これによって、図4に示すように、下部ノズル24(上部ノズル23)にノズル支持体12を取り付けた場合には、下部ノズル24(上部ノズル23)の4本の脚部とノズル支持体12とが干渉しない。
ノズル支持体12は、垂直落下による荷重が入力される方向(ノズル支持体12の板面と直交する方向)における圧縮剛性は、できる限り高いことが好ましい。このため、ノズル支持体12は、圧縮に強い材料を用いたり、圧縮に強い構造としたり、両者を組み合わせたりして構成される。ノズル支持体12は、例えば、ステンレス鋼、鉄、アルミニウム、アルミニウム合金、鉛、コンクリート等が用いられる。これらの材料を用いる場合、ノズル支持体12は、中実とすることが好ましい。これによって、ノズル支持体12は、より高い圧縮剛性を確保できる。また、ノズル支持体12に鉄、ボロン(B10)を含有したアルミニウム合金やステンレス鋼、鉛、コンクリートのように放射線の遮蔽機能を有する材料を用いれば、燃料集合体20から放出されるγ線や中性子を遮蔽できるので、より好ましい。
図5−2から図5−4は、本実施形態に係るノズル支持体の他の構成例を示す斜視図である。図5−2に示す衝撃吸収装置10aのように、円盤状のノズル支持体12aを用いてもよいし、図5−3に示す衝撃吸収装置10bのように、平面視が十字形状のノズル支持体12bを用いてもよい。また、図5−4に示す衝撃吸収装置10cのように、平面視が十字形状となるように組み合わせたリブ12crを、2枚の平板12cpを用いて、リブ12crと平板12cpとが互いに直交するように挟持して、ノズル支持体12cを構成してもよい。このノズル支持体12cは、構造で圧縮剛性を向上させるので、ノズル支持体12cを構成する材料が少なくて済む。その結果、材料コストの低減及び軽量化を図ることができる。
図6−1は、本実施形態に係る衝撃吸収装置を構成する緩衝体を示す斜視図である。本実施形態において、緩衝体11は、平面視が正方形の形状であり、垂直落下による荷重が入力される方向(緩衝体11の板面と直交する方向)における圧縮剛性は、ノズル支持体12以下である。なお、緩衝体11の形状は、正方形に限定されるものではない。緩衝体11の形態は、板材、ハニカム構造、積層構造、発泡体、ウール状などで形成されるものであって、複数を組み合わせることも可能である。
緩衝体11は、例えば、緩衝部材11Iを保持部材である筐体11Eで囲んで構成される。なお、筐体11Eは必ずしも必要ではない。緩衝部材11Iは、例えば、樹脂、木材、金属から一つを用いるか、あるいはこれらのうち少なくとも二つを組み合わせて構成する。筐体11Eは、例えば、鉄板やステンレス鋼板等を組み合わせて構成する。
緩衝部材11Iに樹脂を用いる場合、例えば、水素を含むレジンを用いることが好ましい。このようなレジンを用いれば、中性子遮蔽機能を発揮するからである。また、緩衝部材11Iにハニカムを用いる場合、孔の貫通方向は、垂直落下による荷重が入力される方向と平行とすることが好ましい。このようにすれば、緩衝体11の圧縮剛性を適切な大きさに調整できる。なお、本実施形態において、ハニカムは、正六角形の孔を複数組み合わせたものの他、六角形、五角形、四角形等の多角形の孔を複数組み合わせたものも含む。また、緩衝部材11Iに木材を用いる場合、木材の繊維の方向を垂直落下による荷重が入力される方向と平行にすることが好ましい。このようにすれば、緩衝体11の圧縮剛性を適切な大きさに調整できる。なお、木材の繊維の方向を異ならせて、緩衝体11の圧縮剛性を調整してもよい。
図6−2、図6−3は、本実施形態に係る緩衝体の他の構成例を示す斜視図である。図6−2に示す緩衝体11aは、複数の板材11Pを含んで構成され、複数の板材11Pは、板面が垂直落下による荷重が入力される方向と平行、すなわち、燃料棒21の長手方向と平行に配置される。この例では、底板11Bに、これと直交して板材11Pを複数取り付けたものである。板材11Pの数、厚さや高さによって、緩衝体11aの圧縮剛性を調整できる。なお、板材11Pは、板面が燃料棒21の長手方向と平行であるものに限定されず、例えば、板面が燃料棒21の長手方向に対して傾斜していてもよいし、板材11Pが曲部を有していてもよい(例えば、板材11Pの断面が「く」の字形状)。
また、図6−3に示す緩衝体11bは、複数の棒状部材11Nを含んで構成され、複数の棒状部材11Nは、軸方向が燃料棒21の長手方向と平行に配置される。この例では、底板11Bに、これと直交して棒状部材11Nを複数取り付けたものである。棒状部材11Nの本数、直径や高さによって、緩衝体11bの圧縮剛性を調整できる。なお、緩衝体の構成は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、皿ばねや板ばねや弦巻ばね等の弾性体を用いてもよい。
図7−1、図7−2は、本実施形態に係る衝撃吸収装置を燃料集合体収納容器に取り付ける例を示す模式図である。図7−1に示す例では、下部ノズル24側の衝撃吸収装置10を構成する緩衝体11は、燃料集合体20を運搬する燃料集合体収納容器1の底部2Bへ配置される。この場合、図1に示すバスケット30を胴本体内部空間2Iに配置する前に、予め底部2Bへ衝撃吸収装置10を敷設しておく。衝撃吸収装置10を配置する位置は、バスケット30を構成するセル30Cの位置に合わせる。これによって、燃料集合体20をバスケット30に装荷するだけで、衝撃吸収装置10を燃料集合体20の下部ノズル24に組み合わせることができる。
図7−2に示す例では、上部ノズル23側の衝撃吸収装置10を構成する緩衝体11は、燃料集合体20を運搬する燃料集合体収納容器1の蓋、より具体的には一次蓋4に配置される。この場合、衝撃吸収装置10を配置する位置は、バスケット30を構成するセル30Cの位置に合わせる。これによって、燃料集合体20をバスケット30に装荷した後、一次蓋4を胴本体2に取り付けるだけで、衝撃吸収装置10を燃料集合体20の上部ノズル23に組み合わせることができる。
図7−3、図7−4は、緩衝体支持部材に複数の緩衝体を配置した例を示す図である。図7−3は平面図であり、図7−4は側面図である。このように、緩衝体支持部材である円盤14に、複数の緩衝体11を取り付けてもよい。そして、複数の緩衝体11を取り付けた円盤14を、図1に示す燃料集合体収納容器1の胴本体2の底部に配置したり、一次蓋4に取り付けたりする。このようにすれば、複数の緩衝体11をまとめて取り扱えるので、緩衝体11の設置作業が容易になる。なお、緩衝体11にノズル支持体12を取り付けて、円盤14に取り付けてもよい。
図8−1、図8−2は、本実施形態に係る衝撃吸収装置をバスケットに取り付ける例を示す模式図である。図8−1に示す例では、衝撃吸収装置10を、図1に示すバスケット30に取り付ける。より具体的には、バスケット30を構成する角パイプ31の一方の端部(燃料集合体収納容器1の底部2B側の端部)に、衝撃吸収装置10を取り付ける。この場合、緩衝体11と角パイプ31とが連結部材32を介して連結されることにより、衝撃吸収装置10が角パイプ31に取り付けられる。連結部材32と緩衝体11及び角パイプ31とはボルト、溶接等によって結合される。図8−1に示す構成では、角パイプ31から緩衝体11が張り出すが、角パイプ31同士の距離がある程度必要な場合には、張り出した部分をスペーサとして利用できるので、バスケット30組み立てが容易になる。角パイプ31同士の距離がある程度必要な場合としては、例えば、中性子遮蔽体や、中性子を遮蔽する構造体等を配置する場合がある。
図8−2に示す例も、角パイプ31の一方の端部(燃料集合体収納容器1の底部2B側の端部)に、衝撃吸収装置10を取り付ける点では図8−1に示す例と同様であるが、衝撃吸収装置10の緩衝体11の外形形状及び寸法を、角パイプ31の外形形状及び寸法と略同一、好ましくは同一とするか、あるいは緩衝体11の方を小さくする。緩衝体11と角パイプ31とは、連結部材33を介して連結されて、衝撃吸収装置10が角パイプ31に取り付けられる。図8−2に示す例では、緩衝体11が角パイプ31よりも張り出さないので、角パイプ31同士の距離を接近させたい場合に有利である。
このように、燃料集合体を収納するバスケット30に衝撃吸収装置10を取り付けることにより、バスケット30に燃料集合体20を装荷するだけで、衝撃吸収装置10を燃料集合体20の上部ノズル23に組み合わせることができる。これによって、燃料集合体20をバスケット30に装荷する前に燃料集合体20へ衝撃吸収装置10を取り付ける必要はないので、燃料集合体20をバスケット30に装荷する作業が容易になる。なお、作業形態によっては、燃料集合体20に衝撃吸収装置10を取り付けてからバスケット30に装荷してもよい。
図9−1から図9−4は、本実施形態に係る衝撃吸収装置の変形例を示す図である。ノズル(下部ノズル又は上部ノズル)と衝撃吸収装置との接合時の取り合いは、実際にはノズルの脚部が緩衝体と接触するように設計することが考えられる。この状態で燃料集合体収納容器が落下した場合、緩衝体の材料特性が弾性体の変形挙動を示すと、緩衝体の変形が緩衝体の全範囲において一様となり、ノズルとノズル支持体とは接触せず、ノズルの変形を十分には抑制できないおそれがある。
そこで、図9−1から図9−4に示すように、緩衝体の形態を変更したり、緩衝体内部の構造又は材料に工夫をしたりすることで、衝撃エネルギの吸収、及びノズルの変形が最適となるようにする。図9−1に示す衝撃吸収装置10dは、緩衝体11dを、第1緩衝体11Aと第2緩衝体11Bとで構成する。この場合、第1緩衝体11Aに凹部を形成し、前記凹部内に第2緩衝体11Bを配置する。そして、第1緩衝体11Aと下部ノズル24(又は上部ノズル23)とを接触させ、第2緩衝体11Bとノズル支持体12とを接触させる。これによって、下部ノズル24(又は上部ノズル23)の脚部24F(23F)と接触する第1緩衝体11Aの変形と、ノズル支持体12と接触する第2緩衝体11Bの変形とのタイミングを異ならせる。すなわち、下部ノズル24(又は上部ノズル23)とノズル支持体12との隙間が埋まるまで脚部24F(23F)と接触する第1緩衝体11Aが変形し、前記隙間が埋まるタイミングで、緩衝体11d、すなわち第1緩衝体11A及び第2緩衝体11Bの両方が変形を開始する。
図9−2に示す衝撃吸収装置10eは、上述した衝撃吸収装置10dと略同様の構成であり、緩衝体11eを、第1緩衝体11Cと第2緩衝体11Dとで構成する。この場合、第1緩衝体11Cと第2緩衝体11Dとの間に隙間を設ける。このような構成により、下部ノズル24(又は上部ノズル23)の脚部24F(23F)と接触する第1緩衝体11Cの変形と、ノズル支持体12と接触する第2緩衝体11Dの変形とのタイミングを異ならせる。すなわち、下部ノズル24(又は上部ノズル23)とノズル支持体12との隙間が埋まるまで脚部24F(23F)と接触する第1緩衝体11Aが変形し、前記隙間が埋まるタイミングで、緩衝体11d、すなわち第1緩衝体11A及び第2緩衝体11Bの両方が変形を開始する。
図9−3に示す衝撃吸収装置10fは、緩衝体11dを、第1緩衝体11Eと第2緩衝体11Fとで構成する。この場合、第1緩衝体11Eの圧縮方向における剛性を第2緩衝体11Fの圧縮方向における剛性よりも低くするとともに、第1緩衝体11Aと下部ノズル24(又は上部ノズル23)とを接触させ、第2緩衝体11Bとノズル支持体12とを接触させる。このとき、第2緩衝体11Fに凸部を形成してノズル支持体12と接触させ、前記凸部の周囲に第1緩衝体11Eを配置して下部ノズル24(又は上部ノズル23)と接触させる。
これによって、下部ノズル24(又は上部ノズル23)の脚部24F(23F)と接触する第1緩衝体11Eの変形と、ノズル支持体12と接触する第2緩衝体11Fの変形とのタイミングを異ならせる。すなわち、下部ノズル24(又は上部ノズル23)とノズル支持体12との隙間が埋まるまで脚部24F(23F)と接触する第1緩衝体11Eが変形し、前記隙間が埋まるタイミングで、緩衝体11e、すなわち第1緩衝体11E及び第2緩衝体11Fの両方が変形を開始する。
ノズル支持体と緩衝体との接触面を平面で構成すると、ノズルの脚部と接する緩衝体への荷重分布と、ノズル支持体と接する緩衝体への荷重分布とに変化が生ずるので、緩衝能力は維持できてもノズルの変形抑制能力が十分に発揮できないおそれがある。そこで、図9−4に示す衝撃吸収装置10gのように、緩衝体11gの厚みを最適化する、又は下部ノズル24(又は上部ノズル23)の脚部24F(23F)に接する緩衝体11gの部分と、ノズル支持体12と接する緩衝体11gの部分との間で緩衝能力を最適化(例えば、両者を異なる材料とする等)することで、緩衝能力とノズルの変形を抑制する能力とをバランスさせる。
以上、本実施形態では、ノズル支持体で燃料集合体の下部ノズルあるいは上部ノズルを支持して、落下による衝撃力に起因する下部ノズルあるいは上部ノズルの撓み(変形)を抑制する。また、燃料集合体に作用する衝撃力を緩衝体によって吸収する。これによって、落下に起因する下部ノズルあるいは上部ノズルの変形を抑制できる。また、緩衝体によって、燃料集合体に作用する衝撃力が緩和されるので、燃料集合体の変形を抑制できる。
以上のように、本発明に係る燃料集合体の衝撃吸収装置は、燃料集合体を輸送することに有用であり、特に、落下時における燃料集合体の変形を抑制することに適している。
燃料集合体を収納する燃料集合体収納容器の全体構成を示す模式図である。 燃料集合体及び本実施形態に係る燃料集合体の衝撃吸収装置の説明図である。 燃料集合体収納容器が垂直落下する状態を示す図である。 通常時における下部ノズルの形状を示す模式図である。 燃料集合体収納容器が垂直落下した場合における下部ノズルの形状を示す模式図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置の斜視図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置を構成するノズル支持体を示す斜視図である。 本実施形態に係るノズル支持体の他の構成例を示す斜視図である。 本実施形態に係るノズル支持体の他の構成例を示す斜視図である。 本実施形態に係るノズル支持体の他の構成例を示す斜視図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置を構成する緩衝体を示す斜視図である。 本実施形態に係る緩衝体の他の構成例を示す斜視図である。 本実施形態に係る緩衝体の他の構成例を示す斜視図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置を燃料集合体収納容器に取り付ける例を示す模式図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置を燃料集合体収納容器に取り付ける例を示す模式図である。 緩衝体支持部材に複数の緩衝体を配置した例を示す図である。 緩衝体支持部材に複数の緩衝体を配置した例を示す図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置をバスケットに取り付ける例を示す模式図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置をバスケットに取り付ける例を示す模式図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置の変形例を示す図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置の変形例を示す図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置の変形例を示す図である。 本実施形態に係る衝撃吸収装置の変形例を示す図である。
符号の説明
1 燃料集合体収納容器
2 胴本体
2B 底部
2I 胴本体内部空間
3 中性子遮蔽体
4 一次蓋
5 二次蓋
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g 衝撃吸収装置
11、11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g 緩衝体
11B 底板
11E 筐体
11I 緩衝部材
11N 棒状部材
11P 板材
12、12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g ノズル支持体
12cp 平板
12cr リブ
20 燃料集合体
21 燃料棒
22 支持格子
23 上部ノズル
23F 脚部
23U 凹部
24 下部ノズル
24F 脚部
24U 凹部
30 バスケット
30C セル
31 角パイプ
32、33 連結部材
38 スペーサ

Claims (11)

  1. 複数の燃料棒を組み合わせ、当該複数の燃料棒の両端部に第1のノズル及び第2のノズルを配置して構成される燃料集合体に与えられる衝撃を抑制するものであり、
    前記第1のノズルの凹部に取り付けられるノズル支持体と、
    当該ノズル支持体と組み合わされ、かつ前記燃料棒の長手方向における剛性が前記ノズル支持体以下である緩衝体と、
    を含むことを特徴とする燃料集合体の衝撃吸収装置。
  2. 複数の燃料棒を組み合わせ、当該複数の燃料棒の両端部に第1のノズル及び第2のノズルを配置して構成される燃料集合体に与えられる衝撃を抑制するものであり、
    前記第1のノズルの凹部に取り付けられるノズル支持体と、
    当該ノズル支持体と組み合わされ、かつ前記第1のノズル及び前記第2のノズルに組み合わされる燃料棒の長手方向における剛性が前記ノズル支持体以下である緩衝体と、
    を含むことを特徴とする燃料集合体の衝撃吸収装置。
  3. 複数の燃料棒を組み合わせ、当該複数の燃料棒の両端部に第1のノズル及び第2のノズルを配置して構成される燃料集合体に与えられる衝撃を抑制するものであり、
    前記第1のノズルの凹部及び前記第2のノズルの凹部に取り付けられるノズル支持体と、
    当該ノズル支持体と組み合わされ、かつ前記燃料棒の長手方向における剛性が前記ノズル支持体以下である緩衝体と、
    を含むことを特徴とする燃料集合体の衝撃吸収装置。
  4. 前記緩衝体は、樹脂、木材、金属のうち少なくとも一つで構成される請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置。
  5. 前記緩衝体は、複数の板材を含んで構成され、当該複数の板材は、板面が前記燃料棒の長手方向と平行である請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置。
  6. 前記緩衝体は、複数の棒状部材を含んで構成され、当該複数の棒状部材の軸方向は、前記燃料棒の長手方向と平行である請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置。
  7. 前記第1のノズルは、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の底部側に配置され、
    前記第1のノズル側の緩衝体は、前記燃料集合体収納容器の底部へ配置される請求項1から6のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置。
  8. 前記第1のノズルは、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の底部側に配置され、
    前記第1のノズル側の緩衝体は、前記燃料集合体収納容器の内部に配置されて前記燃料集合体を収納するバスケットと組み合わされて、燃料集合体収納容器の底部側に配置される請求項1から6のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置。
  9. 前記第2のノズルは、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の開口側に配置され、
    前記第2のノズル側の緩衝体は、前記燃料集合体を運搬する燃料集合体収納容器の蓋に配置される請求項1から6のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置。
  10. 有底の容器であって、内部空間に燃料集合体を収納する胴本体と、
    少なくとも前記胴本体の底部に配置される、請求項1から9のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置と、
    を含むことを特徴とする燃料集合体収納容器。
  11. 請求項1から9のいずれか1項に記載の燃料集合体の衝撃吸収装置を、前記内部空間の開口部に取り付けられる蓋に配置することを特徴とする請求項10に記載の燃料集合体収納容器。
JP2008305588A 2008-11-28 2008-11-28 燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器 Active JP4638537B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008305588A JP4638537B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器
US13/062,605 US9053831B2 (en) 2008-11-28 2009-08-25 Shock-absorbing device for fuel assembly and fuel assembly housing container
PCT/JP2009/064805 WO2010061669A1 (ja) 2008-11-28 2009-08-25 燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器
EP09828919.2A EP2352154B1 (en) 2008-11-28 2009-08-25 Shock-absorbing device for fuel assembly and fuel assembly housing container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008305588A JP4638537B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010127866A true JP2010127866A (ja) 2010-06-10
JP4638537B2 JP4638537B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=42225549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008305588A Active JP4638537B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9053831B2 (ja)
EP (1) EP2352154B1 (ja)
JP (1) JP4638537B2 (ja)
WO (1) WO2010061669A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011085523A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性物質格納容器および放射性物質格納容器の使用方法
JP2013200201A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 核燃料収納容器および燃料集合体の核燃料収納容器への収納方法
JP2014048190A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 緩衝装置及び緩衝装置の製造方法
JP2018040667A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 日立造船株式会社 キャスク

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2531363C1 (ru) * 2013-04-01 2014-10-20 Федеральное Государственное унитарное предприятие "Российский Федеральный ядерный центр-Всероссийский научно-исследовательский институт экспериментальной физики-ФГУП "РФЯЦ-ВНИИЭФ" Упаковочный комплект для хранения и транспортировки изделия с радиоактивным веществом
FR3010226B1 (fr) * 2013-09-05 2017-12-29 Tn Int Colis comprenant des moyens ameliores d'amortissement de choc entre un ensemble renfermant des matieres radioactives et le couvercle de l'emballage
LT3062313T (lt) 2015-02-26 2017-03-10 GNS Gesellschaft für Nuklear-Service mbH Konteineris radioaktyviosioms atsargoms laikyti ir jo gaminimo būdas
RU2610717C1 (ru) * 2015-12-09 2017-02-15 Публичное акционерное общество "Машиностроительный завод" Тепловыделяющая сборка ядерного реактора
RU2610915C1 (ru) * 2015-12-09 2017-02-17 Публичное акционерное общество "Машиностроительный завод" Поглощающая решетка для тепловыделяющей сборки ядерного реактора
CN107610786A (zh) * 2017-09-29 2018-01-19 岭东核电有限公司 燃料组件及其下管座
CN116160849B (zh) * 2023-04-26 2023-07-14 山西清亿氢能科技有限公司 一种新能源汽车用储氢瓶系统保护装置

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121072A (ja) * 1974-08-16 1976-02-19 Hitachi Ltd Shogekikanshosochi
JPS52151477A (en) * 1976-06-11 1977-12-15 Suehiro Takatsu Buffer
JPS5557192A (en) * 1978-10-25 1980-04-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Cask for spent fuel assembly
JPS5717498U (ja) * 1980-06-26 1982-01-29
JPS5744494U (ja) * 1980-08-28 1982-03-11
JPS6049144A (ja) * 1983-08-24 1985-03-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The ハニカム構造の衝撃吸収体
JPS6049497U (ja) * 1983-09-13 1985-04-06 三菱重工業株式会社 核燃料物質の輸送容器
JPS61181397U (ja) * 1985-05-02 1986-11-12
JPS6326439A (ja) * 1986-07-16 1988-02-04 Kobe Steel Ltd 緩衝装置
JPH0720278A (ja) * 1991-01-08 1995-01-24 Nuclear Fuel Ind Ltd 使用済燃料集合体の貯蔵方法及び貯蔵ラック
JPH0836095A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Toshiba Corp 原子燃料体運搬用燃料収納容器
JPH11118969A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 原子炉燃料集合体の下部ノズル
JP2000028793A (ja) * 1998-07-08 2000-01-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性廃棄物保管容器
JP2002341085A (ja) * 2001-05-10 2002-11-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性物質用の金属密閉容器
JP2003207594A (ja) * 2001-11-07 2003-07-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性物質保管容器、その衝撃吸収構造及び吸収方法
JP2006275100A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nippon Steel Corp 金属製の中空管ダンパー

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3138749A1 (de) * 1981-09-29 1983-04-14 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Lagergestell fuer langgestreckte brennelemente
US4755351A (en) * 1985-02-05 1988-07-05 Westinghouse Electric Corp. Fuel assembly
JPH07104423B2 (ja) * 1991-12-13 1995-11-13 原子燃料工業株式会社 高燃焼度用燃料集合体用の上部ノズル
JP2509999Y2 (ja) * 1993-03-31 1996-09-04 原子燃料工業株式会社 燃料集合体における上部ノズル側面のショットブラストによる表面処理作業用マスキング装置
JP4477432B2 (ja) * 2004-06-29 2010-06-09 東洋エンジニアリング株式会社 改質器
CN1839447B (zh) * 2004-08-10 2010-11-17 三菱重工业株式会社 重屏蔽容器的缓冲体

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121072A (ja) * 1974-08-16 1976-02-19 Hitachi Ltd Shogekikanshosochi
JPS52151477A (en) * 1976-06-11 1977-12-15 Suehiro Takatsu Buffer
JPS5557192A (en) * 1978-10-25 1980-04-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Cask for spent fuel assembly
JPS5717498U (ja) * 1980-06-26 1982-01-29
JPS5744494U (ja) * 1980-08-28 1982-03-11
JPS6049144A (ja) * 1983-08-24 1985-03-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The ハニカム構造の衝撃吸収体
JPS6049497U (ja) * 1983-09-13 1985-04-06 三菱重工業株式会社 核燃料物質の輸送容器
JPS61181397U (ja) * 1985-05-02 1986-11-12
JPS6326439A (ja) * 1986-07-16 1988-02-04 Kobe Steel Ltd 緩衝装置
JPH0720278A (ja) * 1991-01-08 1995-01-24 Nuclear Fuel Ind Ltd 使用済燃料集合体の貯蔵方法及び貯蔵ラック
JPH0836095A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Toshiba Corp 原子燃料体運搬用燃料収納容器
JPH11118969A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 原子炉燃料集合体の下部ノズル
JP2000028793A (ja) * 1998-07-08 2000-01-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性廃棄物保管容器
JP2002341085A (ja) * 2001-05-10 2002-11-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性物質用の金属密閉容器
JP3600551B2 (ja) * 2001-05-10 2004-12-15 三菱重工業株式会社 放射性物質用の金属密閉容器
JP2003207594A (ja) * 2001-11-07 2003-07-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性物質保管容器、その衝撃吸収構造及び吸収方法
JP2006275100A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nippon Steel Corp 金属製の中空管ダンパー

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011085523A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射性物質格納容器および放射性物質格納容器の使用方法
JP2013200201A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 核燃料収納容器および燃料集合体の核燃料収納容器への収納方法
JP2014048190A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 緩衝装置及び緩衝装置の製造方法
JP2018040667A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 日立造船株式会社 キャスク

Also Published As

Publication number Publication date
JP4638537B2 (ja) 2011-02-23
US9053831B2 (en) 2015-06-09
EP2352154B1 (en) 2016-02-17
WO2010061669A1 (ja) 2010-06-03
EP2352154A4 (en) 2014-11-12
US20110158372A1 (en) 2011-06-30
EP2352154A1 (en) 2011-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4638537B2 (ja) 燃料集合体の衝撃吸収装置及び燃料集合体収納容器
JP4681681B1 (ja) キャスク用緩衝体
JP4625530B1 (ja) 燃料集合体収納容器
JP5781265B2 (ja) 燃料集合体の輸送容器
JP5709400B2 (ja) 核燃料貯蔵用ラック及び核燃料貯蔵用ラック群
JPH10227890A (ja) 使用済燃料ラック
JP2004309235A (ja) キャスク用緩衝体
JP4616922B1 (ja) 燃料集合体の衝撃吸収装置および燃料集合体収納容器
JP6165028B2 (ja) 放射性物質収納容器支持架台
JP4616921B1 (ja) 燃料集合体の衝撃吸収装置および燃料集合体収納容器
JP4634518B1 (ja) 燃料集合体の衝撃吸収装置および燃料集合体収納容器
JP6129501B2 (ja) 放射性物質収納容器用架台及び放射性物質収納容器の支持構造
JP2006090705A (ja) キャスク用緩衝体
JP5951359B2 (ja) 燃料貯蔵設備
JP7194646B2 (ja) キャスク用緩衝体
KR100866381B1 (ko) 연소도 이득 효과를 고려한 바스켓 구조물
JP4940253B2 (ja) キャスク用緩衝体
JP2019060615A (ja) キャスク用緩衝体及びそれを用いたキャスク
JP7357025B2 (ja) 保護装置、保護装置の設計方法、放射性物質収納容器
JP5787813B2 (ja) 放射性物質格納容器
JP7195969B2 (ja) 核燃料貯蔵用ラック、核燃料貯蔵用ラックの設置方法並びに核燃料貯蔵用ラックの製造方法
JP6132368B1 (ja) 燃料ホルダ
JP2005214870A (ja) リサイクル燃料集合体収納容器
JP2022176807A (ja) 核燃料貯蔵用ラック
JP2016217753A (ja) 使用済燃料キャスクおよびそのバスケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100519

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100519

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4638537

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3