JP2016217753A - 使用済燃料キャスクおよびそのバスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】構造健全性を保つ強度と臨界防止機能を維持しつつ、従来よりも伝熱機能に優れ、質量や径の増加を抑制した使用済燃料キャスクおよびそのバスケットを提供する。
【解決手段】使用済燃料キャスクは、使用済燃料キャスク本体内に収容され、複数体の使用済燃料を未臨界状態で収納する筒状の使用済燃料キャスク用バスケット16が設けられて構成される。使用済燃料キャスク用バスケット16は、中性子吸収材を備えた強度部材の鋼板と伝熱部材の合金板とを重ね合せて構成される重合せ枠板24と、重合せ枠板24を縦横に交差および積層させて構成されるバスケット格子17と、バスケット格子17の外縁部に設置される伝熱部材の合金製伝熱プレート21とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、原子炉で使用された使用済燃料の輸送・貯蔵等に用いられる使用済燃料キャスクおよびその使用済燃料キャスク内に収容されるバスケットに関する。
原子炉で使用された使用済燃料の輸送および貯蔵等には、放射線遮蔽機能を有する使用済燃料キャスクが用いられる。
使用済燃料キャスクは、全体として円筒形状に構成され、内部に使用済燃料を保管する使用済燃料キャスク用バスケットが密封状態で収容される。使用済燃料キャスク用バスケット(以下、キャスク用バスケットという。)は、使用済燃料を個々に収納する複数の格子状区画を有し、各区画に使用済燃料を1体ずつ仕切った状態で収納している。キャスク用バスケットは、板材を組み合せて使用済燃料を収納する区画であるバスケット格子を形成する構造と、角管を多数用いてバスケット格子を形成する構造とに大別される。
キャスク用バスケットは、使用済燃料を各区画内に保持して輸送したり、保管するため、使用済燃料同士の衝突による破損を防ぐ強度と、収納した使用済燃料が臨界になることを防ぐ臨界防止構造と、使用済燃料から生じた崩壊熱を使用済燃料キャスクに伝えて使用済燃料の健全性が保たれる温度以下に燃焼強度を抑制する伝熱機能とを備えることが要求される。
使用済燃料キャスクは、バスケット格子の格子部材材料として、中性子吸収材であるボロンを添加したステンレス鋼(以下、B−SUSという。)やアルミニウム合金(以下、B−Mという。)を用いたものがあり、伝熱機能の向上のために、バスケット格子の周縁部にアルミニウム合金製伝熱ブロックを配置した技術が提案されている。
特開2002−277586号公報 特開2007−212385号公報 特開2008−292251号公報 特開2014−16323号公報
キャスク用バスケットは、輸送・貯蔵時に受ける荷重や応力に対して構造健全性を保つ強度と、使用済燃料を収納した時に臨界になることを防ぐ臨界防止機能と、使用済燃料から発生する崩壊熱を胴内表面に伝える伝熱機能とが求められる。
近年、燃料経済性を改善するために、燃焼度を向上させた高燃焼度燃料が使用されている。高燃焼度燃料は、質量が従来の使用済燃料とほとんど変わらないので、使用済高燃焼度燃料を収容するキャスク用バスケットに必要な構造健全性を保つ強度は、従来の使用済燃料のキャスク用バスケットと同程度である。
臨界防止機能に関しては、従来燃料に比べて高燃焼度燃料は核分裂性ウランの濃縮度を高めている場合があり、臨界防止機能を改善するために、中性子吸収材の量や濃度を増やす必要がある。
伝熱機能に関しては、使用済の高燃焼度燃料は、従来燃料と比べて崩壊熱による発熱量が増加するため、要求された伝熱機能を満足しているか否かを考慮して、バスケット格子を構成する格子部材の板厚を決定する必要がある。
したがって、キャスク用バスケットにおいて、バスケット格子を構成する格子部材の板厚は、キャスク用バスケットの強度と臨界防止機能と伝熱機能に影響を及ぼしている。
キャスク用バスケットに収納される使用済燃料の体数を減らさずに、伝熱機能を満足させるには、バスケット格子部材の板厚を増やす必要があるので、キャスク用バスケットの質量だけでなく、キャスク用バスケットの径も増加する。キャスク用バスケットが大型化すると、中性子遮蔽体の厚さを変更しない場合、使用済燃料キャスクの径と質量も増加する。一般的に、使用済燃料キャスクは、クレーン等の施設設備の容量に基づいて、質量や径が制限されることから、使用済燃料キャスクの質量や径の増加を抑制することが求められている。
また、使用済燃料で発生する崩壊熱を使用済燃料キャスクの容器に伝え、燃料温度を使用済燃料の健全性が保たれる温度以下に維持する伝熱機能に関して、キャスク用バスケットは、バスケット径方向の両端近傍まで届く連続した伝熱部材を使うことにより、伝熱性能の改善を図ることができる。
本発明の実施形態は、上述した事情を考慮してなされたもので、強度と臨界防止機能を維持しつつ、従来よりも伝熱機能に優れ、質量や径の増加を抑制した使用済燃料キャスクおよびそのバスケットを提供することを目的とする。
本実施形態は、上述した課題を考慮してなされたもので、使用済燃料キャスク本体内に収容され、複数体の使用済燃料を未臨界状態で収納する筒状の使用済燃料キャスク用バスケットが設けられ、前記使用済燃料キャスク用バスケットは、中性子吸収材を備えた強度部材の鋼板と伝熱部材の合金板とを重ね合せて構成される重合せ枠板と、前記重合せ枠板を縦横に交差および積層させて構成されるバスケット格子と、前記バスケット格子の外縁部に設置される伝熱部材の合金製伝熱プレートとを有することを特徴とする使用済燃料キャスクを提供するものである。
また、本実施形態は、中性子吸収材を備えた強度部材の鋼板と伝熱部材の合金板とを重ね合せて構成される重合せ枠板と、前記重合せ枠板を縦横に交差および積層させて構成される筒状のバスケット格子と、前記バスケット格子の外縁部に設置される伝熱部材の合金製伝熱プレートとを備え、前記バスケット格子に複数体の使用済燃料が未臨界状態で収納可能に設けられることを特徴とする使用済燃料キャスク用バスケットを提供するものである。
本発明では、構造健全性を保つ強度と臨界防止機能を維持しつつ、従来よりも伝熱機能に優れ、質量や径の増加を抑制することができる使用済燃料キャスクおよびそのバスケットを提供することができる。
本実施形態に係る使用済燃料キャスクの縦断面構造を示す全体の構成図。 本実施形態の使用済燃料キャスクに備えられるキャスク用バスケットを示す鳥瞰図。 本実施形態の使用済燃料キャスクに備えられるキャスク用バスケットを示す正面図。 図2および図3のキャスク用バスケットのバスケット格子の外縁部に設置される伝熱プレートを示す図。 キャスク用バスケットを示す横断面図。 図5に示されるキャスク用バスケットを示す部分的拡大図。 図6に示されるキャスク用バスケットの外縁部近傍を拡大して示す部分的斜視図。 キャスク用バスケットのバスケット格子を示す鳥瞰図。 図8に示されるバスケット格子を部分的に拡大して示す斜視図。 キャスク用バスケットのバスケット格子を構成する格子部材を示すもので、(A)は格子部材の強度部材を示す枠板、(B)は格子部材の伝熱部材を示す枠板、(C)は強度部材と伝熱部材とで重ね合せた重合せ枠板(キャスク用バスケットの格子部材)を示す図。 キャスク用バスケットの重合せ枠板(格子部材)を組み立てる様子を示したもので、格子状に組み付けられた最下層ディスク枠板上に同じく格子状の中間層ディスク枠板を重ねて積み上げる積層状態例を示す図。 キャスク用バスケットの重合せ枠板を組み立てる様子を示したもので、最下層ディスク枠板上に中間層ディスク枠板を用いて積層した後、最上部の中間層ディスク枠板上に最上層枠板を重ねて格子状積層構造物に構成させるバスケット格子の組立例を示す図。 従来のキャスク用バスケットを構成するバスケット格子の外縁部に伝熱ブロックを配置した格子構造の横断面図。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、原子炉で使用された使用済燃料の輸送・貯蔵等に用いられる使用済燃料キャスクの第1実施形態を示す構成図である。使用済燃料キャスク10は、一例として全体が有底の円筒形状または筒状に構成され、ステンレス鋼や炭素鋼等の鋼製の外筒11内に放射線を遮蔽する中性子遮蔽体12および鋼製の胴13からなる使用済燃料キャスク本体14と、このキャスク本体14を覆う蓋15等により密封・遮蔽されている。使用済燃料キャスク10はステンレス鋼や炭素鋼等の鋼製の胴13内に使用済燃料を収納する使用済燃料キャスク用バスケット(キャスク用バスケット)16が備えられ、収容される。
使用済燃料キャスク10に収容されるキャスク用バスケット16は、全体としてキャスク用内周面(鋼製の胴13の内周面)に沿う円筒状または筒状の構造物として図2および図3に示すバスケット格子17が構成される。キャスク用バスケット16は、図2および図3に示すように、バスケット格子17が上板18と上部支持構造物19と下板20とを備えて一体化され、使用済燃料キャスク10内に収納されている。上部支持構造物19は使用済燃料キャスク10が上板18の方向を鉛直下向きにして落下する事象が発生した場合にキャスク用バスケット16の自重を支えるために取り付けられる。
キャスク用バスケット16は、複数体の使用済燃料を収納するため、多数の格子状(桝目状)区画を備えるバスケット格子17と、このバスケット格子17の外縁部の全面に列状に配置された伝熱プレート21と、これらのバスケット格子17および伝熱プレート21の外周部側を固定保持するサポート22とを備える。伝熱プレート21はバスケット格子17のほぼ全長に亘って外縁部に配置されている。伝熱プレート21には所要の位置に図4に示すように、締付作業アシスト用の窓23が形成されている。
キャスク用バスケット16は、図5〜図7に示される横断面形状を有し、伝熱プレート21は、バスケット格子17を構成する格子部材の重合せ枠板24とサポート22との間に挟み込まれ、ボルト25で固定される。バスケット格子17の外縁部に配置された伝熱プレート21はアルミニウム合金(AI)製あるいはボロン添加のアルミニウム合金製で構成され、伝熱プレート21の窓23は、ボルト25締付後の廻止め作用のために用いられる。
伝熱プレート21内の温度勾配は、キャスク用バスケット16から(使用済燃料キャスク10のキャスク内周面を構成する)鋼製の胴13への温度勾配と比較すると微量であるため、本実施形態では伝熱プレート21をバスケット格子17の外縁部(外周部)の全面に配列し、重合せ枠板24の伝熱部材に固定させて配置することで、伝熱プレート21の外周面積を増加させ、伝熱機能を向上させている。使用済燃料キャスク10のキャスク内周面は、鋼製の胴13の内周面に形成されており、伝熱プレート21の外周面は鋼製の胴13の内周面に対向させることで、キャスク用バスケット16から鋼製の胴13への伝熱量を増大させることができる。
従来のキャスク用バスケット1は、バスケット格子2の外縁部に伝熱ブロック3を配置した格子構造に構成されている(特許文献2,3参照)。従来のキャスク用バスケット1と比較して本実施形態ではキャスク用バスケット16を収納する使用済燃料キャスク10の質量や径の増加を抑制でき、使用済燃料から発生する崩壊熱を使用済燃料キャスク10のキャスク内周面(鋼製の胴13の内周面)に伝える伝熱機能を向上させることができる。
本実施形態では、使用済燃料キャスク用バスケット16に備えられる伝熱プレート21をバスケット格子17の外縁部に配列し、全面に配置することで、従来の伝熱ブロック3と異なり素材を切削加工または押出し加工にて製作する必要がない。伝熱プレート21は素材をプレス加工等の曲げ加工にて製作することができ、製作が簡素で成形し易く、製造コスト面で優れている。また、キャスク用バスケット16の伝熱機能を向上させる際、伝熱プロック3を増設する必要がなく、伝熱プレート21を配置することで、使用済燃料キャスク10全体の質量増加を抑制することができる。
一方、使用済燃料キャスク10は、原子力発電所等の施設で発生する使用済燃料を施設から搬出したり、貯蔵施設に貯蔵する際に用いられるもので、貯蔵施設等で貯蔵管理して再処理または最終処分までの所要期間貯蔵し、保管することができるように構成される。使用済燃料キャスク10に収容されるキャスク用バスケット16は、一例として図1に示すように中性子遮蔽体12を備えた蓋15で遮蔽され、密封状態で保管される。
キャスク用バスケット16は図2および図3に示すように、円筒状構造物として構成され、複数体の使用済燃料(図示せず)を未臨界状態で個々に収納保持するため、格子状のバスケット格子17が図8および図9に示すように構成される。バスケット格子17は、使用済燃料を桝目状の区画に個々に収納するように形成され、全体として円筒状構造体を構成している。
バスケット格子17は、格子部材である板材材料を組み合せて使用済燃料を収納する格子状(桝目状)の区画を構成している。バスケット格子17を構成する格子部材は、図10(A)に示すボロン(B)を添加した強度部材であるステンレス鋼板(以下、B−SUS枠板)28と、図10(B)に示す伝熱部材のアルミニウム合金板(以下、Al枠板)29とを重ね合せた重合せ枠板24(図10(C))が用いられる。重ね合されるB−SUS枠板28とAl枠板29とは同じ大きさの矩形形状の板材で構成され、長手方向に沿う両側に、所要ピッチ毎に短手方向の切込み部31,32が設けられる。
バスケット格子17は、強度部材を構成する中性子吸収材のB−SUS枠板28と伝熱部材を構成するAl枠板29とを重ね合せた重合せ枠板24で格子部材が構成される。バスケット格子17を構成する格子部材のうち、最下層と最上層の重合せ枠板33,34は、長手方向に沿う片側(上側または下側)に短手方向の切込み部35,36が設けられる。重合せ枠板24,33,34はB−SUS枠板に代えて、中性子吸収材を備えた強度部材のステンレス鋼板としてハフニウム(Hf)を備えたHf−SUS枠板を用いてもよい。
格子部材の重合せ枠板30,30をクロスさせて、所要の切込み部31,32同士を交差させ、順次差し込んで組み立てることにより格子状の中間層ディスク格子37が構成される。
また、最下層の重合せ枠板33を所要のピッチ毎に配列して重合せ枠板24をクロスさせ、最下層の重合せ枠板33の上側切込み部35に重合せ枠板24の下側切込み部32を上方から交差させ、順次差し込んで組み立てることにより格子状の最下層ディスク格子38が構成される。最下層ディスク格子38は、最下層配列の複数の重合せ枠板33上に、次の重合せ枠板24をクロスさせて切込み部35および32同士を交差させ、格子状に組み込むことにより構成される。
最下層ディスク格子38を構成する上側配列の複数の重合せ枠板24の各上側切込み部31上に、中間層ディスク格子37の下側配列の複数の重合せ枠板30の各下側切込み部32を差し込むことで、積み重ねられる(図11参照)。そして、最下層ディスク格子38上に中間層ディスク格子37を多段状に順次積み上げて積み重ねることで、図11に示すように積層構造に構成される。
最下層ディスク格子38上に順次積み重ねられる多段状の中間層ディスク格子37のうち、最上層の中間層ディスク格子37上に最上層の重合せ枠板34が載置される。具体的には、最上層の中間層ディスク格子37を構成する上側配列の複数の重合せ枠板24の各上側切込み部31に、最上層配列の複数の重合せ枠板34の下側切込み部36をクロスさせて差し込むことで最上層ディスク格子39が構成される。
そして、使用済燃料キャスク用バスケット16を構成するバスケット格子17は、図12に示すように、最下層ディスク格子38と複数段の中間層ディスク格子37と最上層ディスク格子39とを積み上げて積層状態(いわゆる菓子折り構造)に構成される。バスケット格子17は最上層ディスク格子39上に図2および図3に示すように上部支持構造物19とリング状の上板18が設置され、最下層ディスク格子38は、リング状の下板20に設けられ、キャスク用バスケット16が構成される。キャスク用バスケット16は、バスケット格子17の外周側を複数本のサポート22が通されて一体的に固定保持される。
本実施形態の使用済燃料キャスク10に収容されるキャスク用バスケット16では、バスケット格子17を構成する格子部材の重合せ枠板24,33,34は、強度部材であるB−SUS枠板28と伝熱部材であるAl枠板29を重ね合せた構成とすることで、構造健全性を保つ強度を確保しつつ、単一の板材から構成される従来の格子部材より優れた伝熱機能を有する。
格子部材を構成するB−SUS枠板28は、中性子を吸収するとともに強度部材を構成している。したがって、バスケット格子17内に備えられるB−SUS枠板28は、使用済燃料が臨界となることを防止する臨界防止機能を有するとともに、構造健全性を保つ上で重要な優れた強度を確保することができる。なお、キャスク用バスケット16は、強度部材としてB−SUSやHf−SUSを用いる場合には、破壊靭性試験の実施が規格上要求される。
また、キャスク用バスケット16に備えられるバスケット格子17は、強度部材のB−SUS枠板28と伝熱部材のAl枠板29とを重ね合せた重合せ枠板24,33,34を縦・横交差させて組み合せ、積層状に組み立てることにより構成される。バスケット格子17を構成する重合せ枠板24,33,34は、縦・横にクロスして交差させながら、最下層、中間層、最上層のディスク格子38,37,39を軸方向、すなわち使用済燃料の長手方向に順次積層して配置することにより構成される。
キャスク用バスケット16のバスケット格子17を構成する格子部材の各重合せ枠板24,33,34は、キャスク用バスケット16の径方向両端近傍にまで届く連続した長手方向長さの矩形形状の板材が用いられる。B−SUS枠板の強度部材とAl枠板の伝熱部材を重ね合せた各重合せ枠板24,33,34は、キャスク用バスケット径方向両端近傍まで届く連続した矩形形状の格子部材を用いて、いわゆる菓子折り構造のバスケット格子17が構成されるので、構造健全性を保つ強度と臨界防止機能を維持しつつ、伝熱機能に優れたキャスク用バスケットを提供することができる。
さらに、格子部材を構成するAl枠板29は、B−SUS枠板28より優れた伝熱機能を有する一方、使用済燃料から発生する崩壊熱を使用済燃料キャスク本体14の容器側に伝達する、伝熱経路を確保する機能を備えて優れた伝熱機能を有する。
また、角筒状のチャンネルボックス付きの使用済燃料を収納する従来のキャスク用バスケット1(図13参照)では、バスケット格子2の高さを使用済燃料の全長以上の(カバーできる)高さとしている。このため、使用済燃料のチャンネルボックス外側に設置されたスペーサの板厚を考慮してバスケット格子2の内側寸法が規制され、格子状(桝目状)区画を大きく確保する必要がある。
これに対し、本実施形態では、バスケット部材17の高さ(軸方向長さ)を使用済燃料の有効発熱部(例えば約3.7m)をカバーする使用済燃料の有効発熱部の位置を含む軸方向高さ(軸方向長さ)とすることができる。バスケット格子17に収納される使用済燃料のチャンネルボックス(図示せず)は、ボックス外側に設置されるスペーサ取付部がバスケット格子17より高い位置にくるために、スペーサの分だけ、バスケット格子17の内側寸法を従来のバスケット格子2より小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
したがって、キャスク用バスケット16に構成されるバスケット格子17の内側寸法を従来のバスケット格子2より縮小することができ、使用済燃料キャスク10の径や質量の増加を抑制することができる。従来の使用済燃料キャスク1よりコンパクトで軽量化された経済的な使用済燃料キャスク10が得られる。
[第1実施形態の効果]
本実施形態によれば、B−SUS枠板28とAl枠板29とを重ね合せた重合せ枠板24,33,34の組合せによりバスケット格子17が構成され、使用済燃料を収納する区画が形成される。このうち、B−SUS枠板28によりバスケット格子17の強度を確保し、また、サポート22によりバスケット格子17全体の形状を保持している。また、B−SUS枠板28は中性子吸収材でもあり、バスケット格子17の形状が保持されているため、バスケット格子17に収納された使用済燃料が臨界となることをさらに防止することができる。
また、Al枠板29によりバスケット格子17内の伝熱経路が確保され、Al枠板29の端部に取り付けられた伝熱プレート21により、バスケット格子17と使用済燃料キャスク本体14との間の伝熱経路を確保することができ、使用済燃料から発生する崩壊熱を外部に放熱することができる。
本実施形態によれば、キャスク用バスケット16は、バスケット格子17がバスケット構造として格子状の区画を備え、バスケット径方向の両端近傍まで届く連続した重合せ枠板24,33,34を組み合せて菓子折り構造にすることで、バスケット格子17の形状保持およびキャスク用バスケット16と使用済燃料キャスク本体14との間の伝熱機能を向上させることができ、格子形状保持はB−SUS枠板28およびサポート22に担保させ、キャスク用バスケット16と使用済燃料キャスク本体14との間の伝熱機能を伝熱プレート21で分割して担保させることにより、構造健全性を保つ強度と臨界防止機能を維持しつつ、従来よりも伝熱機能に優れ、使用済燃料キャスク10の径や質量の増加を抑制した使用済燃料キャスク10を提供することができる。
[第2実施形態]
次に、使用済燃料キャスクの第2実施形態を説明する。
第2実施形態の使用済燃料キャスク10Aの全体の構成は、第1実施形態の使用済燃料キャスク10と異なるところがないので、同じ構成には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態では、使用済燃料キャスク10Aに収容されるキャスク用バスケット16Aは、バスケット格子17Aを構成する格子部材の重合せ枠板24Aの材料構成を、第1実施形態のバスケット格子17と異にする。
バスケット格子17Aを構成する格子部材の重合せ枠板24Aは、伝熱部材である第1実施形態のAl枠板29と伝熱プレート21にボロン添加のアルミ合金板(B−Al枠板)29Aとボロン添加のアルミ合金製伝熱プレート21Aが用いられる。第1実施形態で用いられたB−SUS枠板28の代りに、ステンレス鋼製のSUS枠板28Aが用いられる。第2実施形態の他の構成は、第1実施形態に備えられる使用済燃料キャスク10およびキャスク用バスケット16と同じ構成を有し、異なることはない。
本実施形態では、バスケット格子17Aを構成する格子部材にステンレス鋼製の枠板(SUS枠板)28Aとボロン添加のアルミニウム合金製のB−Al枠板29Aと重ね合せた重合せ枠板24Aを使用し、ボロン添加のアルミニウム合金製の伝熱プレート21Aを用いることにより、臨界防止機能およびキャスク用バスケット16Aとキャスク本体との間の伝熱機能を第1実施形態と同等程度に確保しつつ、バスケット格子17Aの強度を確保するためのB−SUS枠板28の代わりにステンレス鋼製のSUS枠板28Aを使用する。
本実施形態によれば、強度部材としてステンレス鋼を使用するため、第1実施形態で要求される破壊靱性試験を実施する必要がないという利点がある。
[第2実施形態の効果]
第2実施形態によれば、強度、臨界防止機能を維持しつつ、従来よりも伝熱機能に優れ、使用済燃料キャスク10Aの径や質量の増加を抑制した使用済燃料キャスクが得られる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10,10A…使用済燃料キャスク、11…鋼製の外筒、12…中性子遮蔽体、13…鋼製の胴、14…使用済燃料キャスク本体、15…蓋、16,16A…使用済燃料キャスク用バスケット(キャスク用バスケット)、17,17A…バスケット格子、18…上板、19…上部支持構造物、20…下板、21,21A…伝熱プレート、22…サポート、23…窓、24,24A…重合せ枠板(格子部材)、25…ボルト、28…ボロンを添加したステンレス鋼製枠板(B−SUS枠板)、28A…ステンレス鋼製枠板(SUS枠板)、29…アルミニウム合金製枠板(Al枠板)、29A…ボロンを添加したアルミニウム合金製枠板(B−Al枠板)、31,32…切込み部、33…最下層の重合せ枠板、34…最上層の重合せ枠板、35,36…切込み部、37…中間層ディスク格子、28…最下層ディスク格子、39…最上層ディスク格子。

Claims (9)

  1. 使用済燃料キャスク本体内に収容され、複数体の使用済燃料を未臨界状態で収納する筒状の使用済燃料キャスク用バスケットが設けられ、
    前記使用済燃料キャスク用バスケットは、中性子吸収材を備えた強度部材の鋼板と伝熱部材の合金板とを重ね合せて構成される重合せ枠板と、
    前記重合せ枠板を縦横に交差および積層させて構成されるバスケット格子と、
    前記バスケット格子の外縁部に設置される伝熱部材の合金製伝熱プレートとを有することを特徴とする使用済燃料キャスク。
  2. 前記バスケット格子を構成する重合せ枠板は、ボロン添加のステンレス鋼板とアルミニウム合金板とを重ね合せて構成され、
    前記バスケット格子の外縁部にアルミニウム合金製の伝熱プレートが設置された請求項1記載の使用済燃料キャスク。
  3. 前記バスケット格子を構成する重合せ枠板は、ステンレス鋼板とボロン添加のアルミニウム合金板とを重ね合せて構成され、
    前記バスケット格子の外縁部にアルミニウム合金製の伝熱プレートが設置された請求項1に記載の使用済燃料キャスク。
  4. 前記バスケット格子の外縁部に設置されるアルミニウム合金製の伝熱プレートは、前記重合せ枠板のアルミニウム合金板またはボロン添加のアルミニウム合金板に設けられ、
    前記伝熱プレートは、前記使用済燃料キャスク本体のキャスク内周面に対向する面を有する請求項2または3に記載の使用済燃料キャスク。
  5. 前記バスケット格子は、前記使用済燃料の有効発熱部を含む軸方向高さを有する請求項1に記載の使用済燃料キャスク。
  6. 中性子吸収材を備えた強度部材の鋼板と伝熱部材の合金板とを重ね合せて構成される重合せ枠板と、
    前記重合せ枠板を縦横に交差および積層させて構成される筒状のバスケット格子と、
    前記バスケット格子の外縁部に設置される伝熱部材の合金製伝熱プレートとを備え、
    前記バスケット格子に複数体の使用済燃料が未臨界状態で収納可能に設けられることを特徴とする使用済燃料キャスク用バスケット。
  7. 前記バスケット格子を構成する重合せ枠板は、ボロン添加の強度部材のステンレス鋼板と伝熱部材のアルミニウム合金板とを重ね合せて構成され、
    前記バスケット格子の外縁部にアルミニウム合金製の伝熱プレートが設置された請求項6に記載の使用済燃料キャスク用バスケット。
  8. 前記バスケット格子を構成する重合せ部材は、強度部材のステンレス鋼板とボロン添加の伝熱部材のアルミニウム合金板とを重ね合せて構成され、
    前記バスケット格子の外縁部にアルミニウム合金製の伝熱プレートが設置された請求項6に記載の使用済燃料キャスク用バスケット。
  9. 前記バスケット格子を構成する重合せ部材は、矩形形状の板材で形成され、前記重合せ部材は使用済燃料キャスク用バスケットの径方向両端近傍にまで届く連続した長手方向長さを有する請求項6に記載の使用済燃料キャスク用バスケット。
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