JP2010126721A - フッ素ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば往復動用オイルシールに用いるフッ素ゴム組成物において、耐磨耗性に優れ、かつ相手側の往復動軸に傷を付けることのないフッ素ゴム組成物を提供する。
【解決手段】フッ素ゴム100重量部に対して平均粒径が2μm以下の球状石英粉を3〜50重量部添加する。フッ素ゴムに石英粉を添加することで耐磨耗性が向上し、ここで石英粉は平均粒径が2μm以下の微細な球状フィラーであることから、相手側に傷を付けることのないフッ素ゴム組成物を提供することができる。
【選択図】なし

Description

本発明はフッ素ゴム組成物に係り、特に、往復動用オイルシール、バルブステムシールなどのシール部材の材料に好適なフッ素ゴム組成物に関する。
図1は、内燃機関のバルブステムシール装置の構成を示している。このバルブステムシール装置は内燃機関の吸・排気弁等に用いられるものであり、図示のようにバルブ13を燃焼室側端部に有する往復動軸であるバルブステム12が摺動自在に遊嵌されたバルブステムガイド14の反燃焼室側端部にシール15を嵌合固定し、このシール15のリップ部16を前記バルブステム12の外周に接触させ、エンジンオイルを掻き取ってバルブステム12の周面に所要の厚みの油膜を形成し、前記のバルブステムガイド14とバルブステム12との焼き付きを防止するように構成されている。
また、一般に、車両の懸架用のショックアブソーバ等においては、作動油の漏洩を防止する往復動用オイルシールが内蔵されている。この往復動用オイルシールは、例えば図2に示すように構成されている。すなわち、オイルシール17は断面が略U字形の環状のシール本体18をもって形成されている。このシール本体18は、ゴム組成物からなる弾性材料19内に断面略L字形の金属製の補強環20を一体成型することによって製せられている。そして、オイルシール17はシール本体18の内周部分であって弾性材料19によって形成されたリップ部分21をその外周部に装着したスプリング22による緊迫力により往復動軸23の外周面に密着させて、作動油の漏洩防止を図り、さらに、ダストリップ24を往復動軸23の外周面に密着させて防塵を図るように形成されている。
前記のようなバルブステムシールや往復動用オイルシール等のシール部材においては、耐熱性、耐油性等が要求されるために、従来からその材料としてフッ素ゴムが好適に使用されているが、耐磨耗性の観点、特に乾燥磨耗などに対しては必ずしも十分な耐久性を有していなかった。
そこで従来、本出願人は、前記の如きシール部材の耐磨耗性を向上させるために、特許文献1に示すようなフッ素ゴムに酸化クロムを添加したゴム組成物を提案している。
特開平8−27343号公報。
しかしながら、シール部材の耐磨耗性を向上させるため酸化クロムを使用する場合に、前記公報に記載の配合処方を適用しようとすると、酸化クロムは相手側の往復動軸を平滑にする作用を備えているが、往復動軸がクロムメッキなどの場合、酸化クロムの研磨性が優れるために相手側の往復動軸に傷が付く場合があるという問題点があった。特に近年では6価クロムの使用が制限され、ハードクロムメッキにおいても3価クロムが使用されるに至り、それがために往復動軸に傷が付く場合が多くなってきている。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、シール部材に用いるフッ素ゴム組成物において、耐磨耗性に優れ、かつ相手側に傷を付けることのないフッ素ゴム組成物を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明は、フッ素ゴム100重量部に対して平均粒径が2μm以下の球状石英粉を3〜50重量部添加したフッ素ゴム組成物を提供するものである。
さらに本発明のフッ素ゴム組成物では、フッ素ゴム100重量部に対して平均粒径が2μm以下の球状石英粉を3〜50重量部添加すると共に、カーボンブラックを1〜30重量部添加するとよい。
本発明によれば、フッ素ゴムに石英粉を添加することで耐磨耗性が向上し、ここで石英粉は平均粒径が2μm以下の微細な球状フィラーであることから、相手側に傷を付けることのないフッ素ゴム組成物を提供することができる。
これに加えて本発明のフッ素ゴム組成物では、カーボンブラックを添加することにより耐磨耗性をさらに向上させることができる。
そしてこのフッ素ゴム組成物を往復動用オイルシールやバルブステムシール等のシール部材に用いることにより、耐磨耗性に優れ、潤滑油などから発生するスラッジによるリップ部の欠けや異常磨耗を防ぐことのできるシール部材を実現し、かつ相手側の往復動軸に傷が付くという不具合を回避しシール安定性に優れたシール部材を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明者等は、前記目的を達成するため鋭意研究した結果、フッ素ゴム100重量部に対して、平均粒径が2μm以下の球状石英粉を3〜50重量部添加することにより、耐磨耗性が良好で、かつ相手側の往復動軸に傷を付けることのないシール部材用のフッ素ゴム組成物が得られることを見出した。
本発明に用いられるフッ素ゴムとしては、特に限定されるものではないが、例えばフッ化ビニリデン系、テトラフルオロエチレン−プロピレン系、テトラフルオロエチレン−パーフルオロメチルビニルエーテル系、パーフロロエーテル系、フルオロシリコーン系等があげられる。
フッ化ビニリデン系としては、二元系(フッ化ビニリデンと六フッ化プロピレンの共重合体)や三元系(フッ化ビニリデン、六フッ化プロピレン、四フッ化エチレンの三元共重合体)などがあげられ、これらのフッ素ゴムとしてはダイニオンの商品名で知られる住友3M株式会社製のFC−2120、FC−2121、FC−2122、FC−2123、FC−2144、FC−2145、FC−2152、FC−2170、FC−2174、FC−2176、FC−2177、FC−2178、FC−2180、FC−2181、FC−2211、FC−2230、FC−2250、FC−2260、FC−3009、FLS−2530、FLS−2650、FLS−2690、FT−2320、FT−2350、FT−2430、FT−2481、FX−6792、FX−9038、FX−9143等や、バイトンの商品名で知られるデュポンエラストマー株式会社製のA、A−35、A−100、A−200、A−201C、A−202C、A−203C、A−401C、A−402C、A−500、A−HV、B、B−401、B−50、B−600、B−70N、B−910、E−430、E−45、E−60、E−60C、GF等や、ダイエルの商品名で知られるダイキン工業株式会社製のG−201、G−501、G−601、G−602、G−603、G−621、G−701、G−702、G−704、G−751、G−755、G−763、G−801、G−901、G−902、G−912等や、テクノフロンの商品名で知られるソルベイソレクシス社(Solvay Solexis:イタリア)製のTN、TN50、TN80、N215、N535、N60.5K、N935、FOR421、FOR423、FOR531、FOR532、FOR70、FOR45、FOR70BI、FOR65BI、FOR45BI、FOR45C1、FOR45C2、FOR60K、FOR60K1、FOR800HE、FOR50E、FORLHF、FORTF、FORTF50、FOR9350、FOR9352、FOR9550、FORTHF等が例示される。
テトラフルオロエチレン−プロピレン系としては、アフラスの商品名で知られる旭硝子株式会社製の100H、100S、150E、150L、150P、200等が例示される。
テトラフルオロエチレン−パーフルオロメチルビニルエーテル系としては、バイトンGLT、バイトンGFLT(以上、デュポンエラストマー株式会社製商品名)が例示される。
パーフロロエーテル系としては、SIFELの商品名で知られる信越化学工業株式会社製の200、210、400等が例示される。
フルオロシリコーン系としては、LS−63U、LS422U(以上、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製商品名)やFE251U、FE261U、FE271U、FE351U、FE371U(以上、信越化学工業株式会社製商品名)が例示される。
本発明における平均粒径が2μm以下の球状石英粉の添加はシール部材の耐磨耗性を保持する上で必須の成分であり、その添加量はフッ素ゴム100重量部に対して3〜50重量部、好ましくは3〜30重量部、さらに好ましくは5〜15重量部の範囲である。この場合、球状石英粉の添加量が3重量部より少ないと添加による耐磨耗性の向上効果がなく、50重量部を越えるとゴム弾性やゴム物性、特に伸びが落ちるために加工性が悪くなるので好ましくない。
石英粉は化学式SiOで表される科学的に非常に安定した金属酸化物の一種であり、本発明の用途にはレーザ法で粒度分布を測定した際の50%重量平均径で表わされる平均粒径が2μm以下、好ましくは1μm以下、さらに好ましくは0.5μm以下のグレードのものが使用される。球状石英粉の粒径が2μmより大きい場合、例えばシール部材においてはリップ部に欠けが発生しているとオイルリークを誘発するために平均粒径が2μm以下の球状石英粉が使用される。
平均粒径が2μm以下の球状石英粉は、例えば、金属粉末を原料とし酸化気流中で自己燃焼させて得られた合成球状微粒子で、アドマファインSO−C1,SO−C2,SO−C3,SO−C5,SO−E1,SO−E2,SO−E3(以上、株式会社アドマテックス製商品名)が例示される。
ここでいう石英粉は、クォーツ(quartz)と称し、非晶質である乾式シリカや湿式シリカと異なり補強性を有しないものである。またケイ砂にソーダ灰を混ぜて1000℃以上に加熱融解したガラスとも異なり、石英粉は軟化点が1650℃ときわめて高く、化学的に高純度(SiO:99.5%以上)の物質である。
このような石英粉をフッ素ゴムに添加することにより、往復動用オイルシールやバブルステムシール等のシール部材では耐磨耗性を向上させ、潤滑油などから発生するスラッジによるリップ部の欠けや異常磨耗を防ぐことができる。併せて相手側の往復動軸を平滑にする作用を備えていることからシール安定性に優れる。ここで特に本発明においては、石英粉は平均粒径が2μm以下の微細な球状フィラーであることから、相手側の往復動軸に対する滑性が良好となるため、往復動軸に傷を付けることのないフッ素ゴム組成物を提供することができる。
さらに本発明においては、補強性充填剤としてカーボンブラックを併用使用することにより、耐磨耗性をさらに向上させることができる。ここでカーボンブラックの添加量は、フッ素ゴム100重量部に対して1〜30重量部の範囲が適当である。この場合、カーボンブラックの添加量が1重量部より少ないと耐磨耗性の向上効果が殆ど認められず、また30重量部を超える使用はゴムが硬くなると共にゴムの混練り性が悪くなるので好ましくない。このカーボンブラックを添加することにより、石英粉の添加量が少なくても充分な耐磨耗性を確保することができる。
カーボンブラックとしては、ショウブラックN330(昭和キャボット株式会社製商品名)のようなHAFカーボン(ASTM N330)、シースト116(東海カーボン株式会社製商品名)のようなMAFカーボン、旭#60(旭カーボン株式会社製商品名)のようなFEFカーボン(ASTMN550)、旭#50(旭カーボン株式会社製商品名)のようなSRFカーボン(ASTM N774)、旭#55(旭カーボン株式会社製商品名)のようなGPFカーボン(ASTM N660)、旭サーマル(旭カーボン株式会社製商品名)やHTC#20(中部カーボン株式会社製商品名)のようなFTカーボン(ASTM N880)、Thanmax N−990(カンカーブ(Cancarb)社製商品名:カナダ)のようなMTカーボン(ASTM N990)などが例示される。また、5重量部以下の少量のカーボンブラックを顔料目的に使用して黒色にフッ素ゴム組成物を着色してもよい。
また、カーボンブラック以外の無機補強剤も併用使用でき、これにはアエロジルR−972(日本アエロジル株式会社製商品名)のような乾式シリカ、カープレックスCS−5(シオノギ製薬株式会社製商品名)やニップシールVN3(日本シリカ株式会社製商品名)のような湿式シリカ、シルモスT(白石工業株式会社製商品名)のようなけい酸カルシウム、ミストロンベーパー(日本ミストロン株式会社製商品名)のようなマグネシウム・シリケート、白艶華CC(白石工業株式会社製商品名)のような活性化炭酸カルシウムが例示される。
増量充填剤としてはNS#400(日東粉化工業株式会社製商品名)のような炭酸カルシウム、ハードトップクレー(白石カルシウム株式会社製商品名)のようなクレー(けい酸アルミニウム)、BurgessKE(バーゲス(Burgess)社製商品名:米国)のような表面処理無水けい酸アルミニウム、Nulok321(ジェイ.エム.ヒューバー(J.M.Huber)社製商品名:米国)のようなアミノシラン改質クレー、Nucap200(ジェイ.エム.ヒューバー(J.M.Huber)社製商品名:米国)のようなメルカプトシラン改質クレー、NYAD1250やウォラストカップ1100(以上、NYCO社製商品名:米国)のようなウォラストナイト(メタけい酸カルシウム)やそのアミノシラン改質品、CELITE270(ジョンズ・マンビル(Johns Manville)社製商品名:米国)やラジオライトF(昭和化学株式会社製商品名)のようなけい藻土、けい砂(土屋カオリン工業株式会社製)、ハイジライト(昭和軽金属株式会社製商品名)のような水酸化アルミニウム、アルミナ(酸化アルミニウム)、沈降性硫酸バリウムたとえば堺化学工業株式会社製#100、リトポン(堺化学工業株式会社製商品名、硫酸バリウム70%と硫化亜鉛30%程度の混合物)、硫酸カルシウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、二硫化モリブデン、人造黒鉛、天然黒鉛、マイカ粉、タルクなどが例示される。
また、テフロン粉、カーボンファイバー、シリコーン樹脂微粉末などを適時添加することもできる。
さらに本発明においては、硬度調整や充填剤の増量を目的として可塑剤を添加してもよく、これにはバイトンLM(デュポンエラストマー株式会社製商品名)やダイエルG−101(ダイキン工業株式会社製商品名)のような液状フッ素ゴム、FS−1245(ダウコーニング(Dow Corning)社製商品名:米国)のようなフロロシリコーンオイル、DBS(ジブチルセバケート、株式会社大八化学工業所製商品名)のような高分子エステル、クライトックスGPL(デュポン(Du Point)社製商品名:米国)のようなフッ素オイルが例示され1〜15重量部の範囲で添加される。また、加工助剤として内部離型剤を添加してもよく、ルナックS−30(花王株式会社製商品名)のようなステアリン酸、ステアリン酸ソーダ、ハイワックス110P(三井石油化学工業株式会社製商品名)のような低分子量ポリエチレン、KF96(信越化学工業株式会社製商品名)のようなシリコーンオイル、カルナバワックス、LuwaxS(BASF社製商品名:ドイツ)のようなモンタンワックス、プラストロジンS(藤沢薬品工業株式会社製商品名)のような脂肪酸アミド、Struktol WB280(無機キャリアを含む有機シリコーン系化合物)やStruktol WB222(高分子脂肪酸エステルの混合物以上、(シルアンドザイラハ(Schill &Seilacher)社製商品名:ドイツ)、VPA−1やVPA−2(以上、デュポンエラストマー株式会社製商品名)、ダイフリーFB975(ダイキン工業株式会社製商品名)、TE58A(テクニカルプロセッシング(Technical Processing Inc.)社製商品名:米国)等が例示され、0.5〜5重量部の範囲で1種類ないし数種類が適時添加される。また、内部離型剤としてフッ素ゴムとのマスターバッチを添加してもよく、これにはダイニオン2171(住友3M株式会社製商品名)、DPA−120(ダイキン工業株式会社製商品名)が例示され、1〜5重量部の範囲で添加される。また、加硫速度調整のためにダイニオン2172(住友3M株式会社製商品名)、ダイエルP−10(ダイキン工業株式会社製商品名)のような促進活性剤を0.5〜4重量部程度添加してもよい。
本発明におけるフッ素ゴムの加硫剤としては、従来公知の加硫剤が適用でき、ポリオール加硫系、アミン加硫系、パーオキサイド加硫系などが例示される。
ポリオール加硫のフッ素ゴムとしては、予め加硫剤を内添したタイプ、例えば、ダイニオンFC−2120、FC−2121、FC−2122、FC−2123、FC−2144、FC−2152、FC−2170、FC−2174、FC−2176、FC−2177、FC−2181、FC−3009、FT−2320、FT−2350、FX−9143(以上、住友3M株式会社製商品名)、バイトンE−60C(デュポンエラストマー株式会社製商品名)、ダイエルG−602、G−603、G−607、G−621、G−655、G−701、G−702、G−704、G−751、G−755、G−763(以上、ダイキン工業株式会社製商品名)、テクノフロンFOR70、FOR70BI、FOR45、FOR45BI、FOR65BI、FOR45Cl、FOR60K、FOR50E、FORLHF、FORTF、FORTHF(以上、ソルベイソレクシス社製商品名:イタリア)などでは加硫剤や加硫促進剤を特に添加する必要はないが、加硫剤および加硫促進剤を添加していない生ゴムタイプのフッ素ゴム、例えば、ダイニオンFC−2145、FC−2178、FC−2230、FT−2430、FT−2481(以上、住友3M株式会社製商品名)、バイトンB、B−70、E−45、E−60(以上、デュポンエラストマー株式会社製商品名)、ダイエルG−201、501、801(以上、ダイキン工業株式会社製商品名)、テクノフロンNH、NM、NMB、NML、NMLB、TN、TN50、TH(以上、ソルベイソレクシス社製商品名:イタリア)、FR−5311、FR−5311L、FR−5312、FR−5312N、FR−5313、FR−5520、FRX−5020、FRX−5420、FRX−5720、FRX−5850(以上、旭化成工業株式会社製商品名)ではハイドロキノンやビスフェノールのような加硫剤を添加する必要がある。このポリオール加硫剤は通常は貯蔵安定性や分散性を考慮して含有量が50%程度のフッ素ゴムマスターバッチであり、キュラティブ#30(デュポンエラストマー株式会社製商品名)、加硫剤V−5(ダイキン工業株式会社製商品名)、テクノフロンM1(ソルベイソレクシス社製商品名:イタリア)、AC−30(旭化成工業株式会社製商品名)が例示され、4級フォスフォニウム塩例えば、フォスフォニウムクロライドのような加硫促進剤と併用使用される。この加硫促進剤も通常は含有量が25%程度のフッ素ゴムマスターバッチとなっており、キュラティブ#20(デュポンエラストマー株式会社製商品名)、テクノフロンM2(ソルベイソレクシス社製商品名:イタリア)、AC−20(旭化成工業株式会社製商品名)が例示され、これらの加硫剤が0.2〜6重量部、加硫促進剤が0.5〜4.5重量部の範囲で添加される。
さらに、ポリオール加硫の場合には加硫の際に生じる酸性物質を中和するための受酸剤と水酸化カルシウムを添加する必要がある。受酸剤としてはキョーワマグ150(協和化学工業株式会社製商品名)やスターマグ−H(神島化学工業株式会社製商品名)やMagliteD(シー.ピー.ホール(C.P.Hall)社製商品名:米国)のような高活性酸化マグネシウム、キョーワマグ30(協和化学工業株式会社製商品名)やスターマグ−L(神島化学工業株式会社製商品名)やMagliteA(シー.ピー.ホー社製商品名:米国)のような低活性酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛−二塩基性亜リン酸鉛などが例示され、フッ素ゴム100重量部に対して3〜30重量部の範囲で添加される。
また、水酸化カルシウムは加硫をよりタイトにするために添加されるポリオール加硫系では必須成分で、カルビット(近江化学工業株式会社製商品名)やRhenofit CF(レイン・ケミー(RHEIN−CHEMIE)社製商品名)などが例示され、通常フッ素ゴム100重量部に対して2〜8重量部の範囲で添加される。
アミン加硫系は、加硫剤を含まない生ゴムタイプのフッ素ゴム、例えば、ダイニオンFC−2145、FC−2178、FC−2230、FC−2430、FC−2481(以上、住友3M株式会社製商品名)、テクノフロンN、T、TN、TN50(以上、ソルベイソレクシス社製商品名:イタリア)、バイトンA、A−35、A−HV、B、B−50(以上、デュポンエラストマー株式会社製商品名)ダイエルG−201、G−501(以上、ダイキン工業株式会社製商品名)100重量部に対しアミン加硫剤1.5〜5重量部と必要に応じて受酸剤3〜25重量部にて構成される。アミン加硫剤としては、Diak No.1(デュポンエラストマー株式会社製商品名)や加硫剤V−1(ダイキン工業株式会社製商品名)やケミノックスAC−6(株式会社NOK製商品名)等のヘキサメチレンジアミンカルバメート、Diak No.3(デュポンエラストマー株式会社製商品名)や加硫剤V−3(ダイキン工業株式会社製商品名)等のN,N’−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、Diak No.4(デュポンエラストマー株式会社製商品名)や加硫剤V−4(ダイキン工業株式会社製商品名)やケミノックスAC−9(株式会社NOK製商品名)等の4,4’−ビス(アミノシクロヘキシル)メタンカルバメートなどが例示される。また、受酸剤としてはポリオール加硫系と同様に高活性酸化マグネシウム、低活性酸化マグネシウム、酸化カルシウムなどが例示される。
パーオキサイド加硫系は加硫剤の添加されていない生ゴムタイプのフッ素ゴム例えば、ダイエルG−801、G−901、G−902、G−912(以上、ダイキン工業株式会社製商品名)、フローレルFC−2260、FC−2690、FLS−2650(以上、住友3M株式会社製商品名)、バイトンGF、GFLT、GLT(以上、デュポンエラストマー株式会社製商品名)100重量部に対してジ−t−ブチルパーオキシアルカンのような過酸化物0.5〜6重量部程度とトリアリルイソシアヌレート(TAIC)のような共架橋剤2〜8重量部程度との組み合わせで構成される。この加硫系は熱により過酸化物が分解し、生成したメチルラジカルがタイクと反応し、これがフッ素ゴムポリマー中のハロゲンを引き抜き架橋点を形成するものである。
フッ素ゴムに使用される過酸化物としてはパーオキシケタールやジアルキルパーオキサイドが適用でき、パーオキシケタールとしてはパーヘキサ3Mやその含有量40%品のパーヘキサ3M−40(日本油脂株式会社製商品名)のようなl,l−(ビスt−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、パーヘキサVやその含有量40%品のパーヘキサV−40(日本油脂株式会社製商品名)のようなn−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレートが例示され、ジアルキルパーオキサイドとしてはパークミルDやその含有暈40%品のパークミルD−40(日本油脂株式会社製商品名)のようなジクミルパーオキサイド、パーブチルPやその含有量40%品のペロキシモンF−40(日本油脂株式会社製商品名)のようなα,α’−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、パーヘキサ2.5Bやその含有量40%品のパーヘキサ2.5B−40(日本油脂株式会社製商品名)のような2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンなどが例示される。
最近ではSF級エンジンオイルのようなゴム材料に対し攻撃的な添加剤を使用した潤滑油が使用されつつあり、その対策としてはフッ素含有量が69〜71重量%である高フッ素含有量ポリマーを使用する必要があり、この場合ポリオール加硫系ではフッ素ゴムとして、ダイエルG−603(ダイキン工業製商品名)、テクノフロンTHF(ソルベイソレクシス社製商品名:イタリア)、ダイニオンFC−2330(住友3M株式会社製商品名)などが例示され、パーオキサイド加硫系の高フッ素含有量フッ素ゴムとしてはダイエルG−901、G−902、G−912(以上、ダイキン工業株式会社製商品名)、バイトンGF、GFLT(以上、デュポンエラストマー株式会社製商品名)、フローレルFC−2690、FLS−2650(以上、住友3M株式会社製商品名)が例示される。
オイルシール、バルブステムシールなどでは鉄鋼、ステンレスなどの金属と本発明の組成物を接着させる必要があるが、これには従来公知のフッ素ゴム用接着剤が適用でき、例えばケムロックの商品名で知られるロード・ファー・イースト社製の607、5150、AP133、Y1520、Y1540、Y4310、Y5323や、メタロックの商品名で知られる株式会社東洋化学研究所製のS−2、S−7、S−10Aや、シクソンの商品名で知られるシクソン社製の300/301、300/311、AN−187、ビスロックの商品名で知られる株式会社日栄化学製の200、180、181、181Lや、モニカスの商品名で知られるCF−5M、D−602、QZR−48、VT−100、VT−200、VT−200HVなどが例示される。接着工程の際には被着体の表面をブラストやリン酸被膜処理を施した後、炭化水素系溶剤などで脱脂し、上記の接着剤をディッピング、刷毛塗り、スプレー塗布などの各種の塗布方法により塗布して風乾し、必要に応じて100〜150℃で30分程度焼成したのち、本発明のフッ素ゴム組成物と加硫接着される。
本発明のフッ素ゴム組成物の加硫条件は、その組成および製品形状により異なるが、150〜200℃で2〜15分であり、接着性や物性向上、特に圧縮永久歪みの向上など必要に応じて180〜230℃で4〜24時間の条件で二次加硫されるが、必ずしも二次加硫を要しない。
次に、本発明の具体的な実施例と比較例を表1に示す。
Figure 2010126721
〔実施例1〕
フッ素ゴム原料として住友3M株式会社製ダイニオン2170を100重量部、平均粒径が2μm以下の球状石英粉としてアドマファインSO−C2:平均粒径2μm(株式会社アドマテックス製商品名)を15重量部、MTカーボンとしてサーマックスN990(カンカーブ(Cancarb)社製商品名)を20重量部、さらに受酸剤としての高活性酸化マグネシウム(キョーワマグ150:協和化学工業株式会社製商品名)を3重量部、水酸化カルシウム(カルビット:近江化学工業株式会社製商品名)を6重量部の割合で混練りし、170℃で10分加硫した後、200℃で24時間二次加硫して、2mm厚のテストピースを作成し、これを用いてゴム物性の試験を行うと共に、同様にして図2に示す如き往復動用オイルシールを作製し、製品特性の試験を行った。
〔実施例2〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C3(平均粒径:1μm)15重量部に変更した。
〔実施例3〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)15重量部に変更した。
〔実施例4〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)3重量部に変更した。
〔実施例5〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)5重量部に変更した。
〔実施例6〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)10重量部に変更した。
〔実施例7〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)20重量部に変更した。
〔実施例8〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)30重量部に変更した。
〔実施例9〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)50重量部に変更した。
〔実施例10〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)15重量部に、MTカーボンを0重量部にそれぞれ変更した。
〔実施例11〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)30重量部に、MTカーボンを3重量部にそれぞれ変更した。
〔実施例12〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2をアドマファインSO−C5(平均粒径:0.5μm)3重量部に、MTカーボンを30重量部にそれぞれ変更した。
〔比較例1〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2を粉砕石英粉であるクリスタライト5X(平均粒径:2μm)15重量部に変更した。
〔比較例2〕
実施例1の材料中、球状石英粉のアドマファインSO−C2を平均粒径:0.4μmの酸化クロムグリーンGN−M(バイエル(独)社製商品名)15重量部にそれぞれ変更した。
〔ゴム物性試験方法〕
前記各実施例および比較例のゴム組成物における硬さ(Durometer A)の試験は、JIS K6253に準拠する方法で行い、引張り強さ(MPa)と伸び(%)の試験は、JIS K6251に準拠する方法で行った。
〔製品特性試験方法〕
鋼の表面にハードクロムメッキを施した外径33mmの往復動軸に前記各実施例および比較例のゴム組成物からなる内径31.5mmのオイルシールを外嵌させ、往復動距離=10mm、往復動頻度=8回/秒、加振波形=サイン波、ショックアブソーバの反力=98N(ショックアブソーバの伸び切り位置より2mm圧縮した状態)および作動時間48時間の条件下で乾燥摩擦試験を行い、オイルシールのリップの磨耗量を締め代(1.5mm)の変化量で測定し、併せて往復動軸の外周面の傷の状態を示す往復動軸への耐傷性をA,B,C,D,Eの5段階で目視評価した。さらにシャフトの軸方向にけがき針で5μmの凸傷を入れ、同様の試験を行い、リップへの縦傷の有無から、リップの耐チッピング性をA,B,C,D,Eの5段階で目視評価した。ここでの評価基準は、傷が極めて少ない状態をA、傷が少ない状態をB、傷が中くらいの状態をC、傷が多い状態をD、傷が非常に多い状態をEとした。その中でA及びBが実際の使用に耐え得るレベルである。
〔結果〕
表1に示す結果から明らかなように、本発明の実施例1〜12は何れもオイルシールのリップ磨耗量が0.5μm以下であり、これはシールとして充分に実用可能なレベルであった。
そして、本発明の実施例1〜12は、往復動軸への耐傷性が殆どA評価もしくはB評価で実用に耐え得るレベルであったのに対し、比較例1及び2は往復動軸への耐傷性が何れも実用に耐え得ないC評価であった。
さらに本発明の実施例1〜12は、リップの耐チッピング性が殆どA評価で、一部にB評価があるものの全てが実用に耐え得るレベルであった。
以上の試験結果から、本発明のフッ素ゴム組成物を用いることにより、耐磨耗性に優れ、かつ相手側の往復動軸に傷を付けることの少ない往復動用オイルシールを提供できることが確認された。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は実施例のオイルシールに限ることなく、バルブステムシールやOリング、Vパッキンなどのシール部材に幅広く適用が可能なものである。
バルブステムシール装置の縦断面図である。 往復動用オイルシールの縦断面図である。

Claims (4)

  1. フッ素ゴム100重量部に対して平均粒径が2μm以下の球状石英粉を3〜50重量部添加したことを特徴とするフッ素ゴム組成物。
  2. フッ素ゴム100重量部に対して平均粒径が2μm以下の球状石英粉を3〜50重量部添加するとともに、カーボンブラックを1〜30重量部添加したことを特徴とするフッ素ゴム組成物。
  3. 前記球状石英粉が合成球状石英粉であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフッ素ゴム組成物。
  4. シール部材に用いたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のフッ素ゴム組成物。
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