JP2010125733A - 射出成型金型及び樹脂成型部品 - Google Patents

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健二 杉田
Nobuhiro Kusakabe
伸弘 日下部
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Abstract

【課題】充填された溶融樹脂の中にガスを注入する仕組みの射出成型金型において、注入されたガスが樹脂供給路に侵入することのない金型構造とする。
【解決手段】射出成型金型1は、第1金型部材1Aと第2金型部材1Bとが互いに合わさって構成されるものであり、第1金型部材1Aと第2金型部材1Bの合わせ面に形成される樹脂成型用のキャビティ2と、キャビティ2内に溶融樹脂を充填するための樹脂供給路3と、キャビティ2に充填された溶融樹脂にガスを注入するためのガス供給路5を備え、樹脂供給路3とガス供給路5は互いに離れた位置に配置されている。キャビティ2内には、樹脂供給路3とガス供給路5の間の位置に、ガス供給路5から注入されたガスが樹脂供給路3に侵入するのを防ぐガス遮断部20が形成されている。キャビティ2の内面に形成された突起(突部)21がガス遮断部20を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は射出成型金型及びこの射出成型金型で成型される樹脂成型部品に関する。
なお、本発明において、上下左右は図1を基準とする。
合成樹脂を射出成型して所望形状の樹脂成型部品を得ることは、製造業で広く実施されている。図7に射出成型金型の基本的構成例を示す。図7の射出成型金型1は、互いに合わさる第1金型部材1Aと第2金型部材1Bにより構成され、第1金型部材1Aと第2金型部材1Bの合わせ面(第1金型部材1Aにおいては下面、第2金型部材1Bにおいては上面)によって溶融樹脂を充填して成型するキャビティ2が形成されている。通常の場合、第1金型部材1Aと第2金型部材1Bの一方がコア金型となり、他方がキャビティ金型となる。なお、この図の例ではキャビティ2内に溶融樹脂を充填するための樹脂供給路3が第1金型部材1Aの側に形成されている。
射出成形金型1により合成樹脂の射出成型を行うにあたっては、図示しない射出成型機に第1金型部材1Aと第2金型部材1Bを取り付け、型締めを行った後、図8に示すように樹脂供給路3に樹脂射出ノズル4を押し当て、キャビティ2内に溶融状態の樹脂を充填する。このとき、樹脂成型部品10の一部に厚みが他の箇所に比べて大である肉厚部11が形成される構造であると、キャビティ2に充填された溶融樹脂が冷却固化する際、肉厚部11にしばしばヒケ12が発生する。ヒケ12は樹脂成型部品10の外観を損ない、樹脂成型部品10を組み込んだ製品の商品価値を低下させるので、極力発生を阻止する必要がある。
上記問題に対処するため、これまでにも種々の提案がなされてきた。ガスアシスト射出成型もその一例である。これはキャビティ内の溶融樹脂にガスの圧力を及ぼしてヒケの発生を防ぐというものであり、様々な態様で実施されている。特許文献1には、キャビティ内の溶融樹脂に直接高圧ガスを注入する方式のガスアシスト射出成型金型が記載されている。
特許文献1に記載された射出成型金型では樹脂供給路がガスを注入するガス供給路に兼用される構成になっているが、樹脂供給路とガス供給路とを分離独立のものとして互いに離れた位置に形成する場合もある。そのようにした構造例を図9に示す。図9の構造では、第1金型部材1Aの中であって、樹脂供給路3から離れた位置にガス供給路5を形成し、ここにガス注入ノズル6を押し当てる。樹脂供給路3より溶融樹脂を射出してキャビティ2が溶融樹脂で充填された直後、ガス注入ノズル6よりキャビティ2内の溶融樹脂に高圧のガス(空気、窒素等)を注入すると、溶融樹脂の内圧が高まる。これにより樹脂成型部品10にヒケが発生しなくなり、樹脂成型部品10の外観品質が向上するとともに、強度も確保される。
特開平8−276449号公報
充填された溶融樹脂にガスを注入すると、ガスは比較的肉厚で、樹脂が硬化していない部分に経路をとって進み、樹脂成型部品10の内部に空洞部13ができてしまう。ところで図9の樹脂供給路3は全体がスプルー兼用のダイレクトゲートとして構成されている。樹脂成型部品10が比較的大型で、大量の溶融樹脂を一気に射出する必要がある場合など、しばしばダイレクトゲートの形状が採用される。樹脂供給路の注入口が、ピンポイントゲートやフィルムゲートなど、面積が小さい、あるいは厚みの薄いゲート形状となっていればそのようなことはないのであるが、ダイレクトゲートの場合、ゲートの断面積が比較的大きいので、その中に空洞部13が侵入することがある(図9参照)。
図9の樹脂成型部品10を図10に示すように射出成型金型1の中から取り出すと、ガス供給路5からガスを注入した跡にはガス注入穴15が残っている。樹脂供給路3から抜けた余剰樹脂14をカットすると、樹脂成型部品10の表面に空洞部13への連通穴16が生まれる。これにより、次のような問題が発生する。
第1に、樹脂成型部品10の外観品質が低下する。また、ガス注入穴15の存在する側と、連通穴16の存在する側が、互いに独立した空間S1、S2として区画される場合にも問題がある。図10には空間S1、S2を区画する隔壁17が仮想線で示されている。この場合、空間S1で水、油、薬品等の液体やある種のガスがガス注入穴15から空洞部13に入った場合、それらの液体や気体が連通穴16から空間S2に侵入するということが起こり得る。空間S2の中の物体に対し害を与えない液体や気体であれば良いが、害を与えるようなものであると問題である。空間S2で連通穴16から空洞部13に入り込み、ガス注入穴15から空間S1に侵入する液体や気体についても同様のことが言える。
このような問題が発生しないようにするため、従来は連通穴16の有無の検査を余儀なくされていた。そして連通穴16が存在していた場合は、連通穴16とガス注入穴15の一方または双方をコーキングで塞いだり、別部品で封をしたりしていた。このような検査や後加工のコストは無視できない金額であり、その改善が望まれていた。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、充填された溶融樹脂の中にガスを注入する仕組みの射出成型金型において、注入されたガスが樹脂供給路に侵入することのない金型構造とすることを目的とする。また、そのような射出成型金型で成型された、不本意な連通関係のない樹脂成型部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、第1金型部材と第2金型部材とが互いに合わさって構成され、前記第1金型部材と前記第2金型部材の合わせ面に形成されるキャビティに溶融樹脂を充填するために、第1金型部材と第2金型部材の少なくともいずれか一方に形成された樹脂供給路と、前記キャビティに充填された溶融樹脂にガスを注入するため、前記第1金型部材と前記第2金型部材の少なくともいずれか一方に形成されたガス供給路とを備え、前記樹脂供給路と前記ガス供給路とは互いに離れた位置に配置されている射出成型金型において、前記キャビティ内の、前記樹脂供給路と前記ガス供給路との間の位置に、ガス供給路から注入されたガスが樹脂供給路に侵入するのを防ぐガス遮断部が形成されていることを特徴としている。
この構成によると、ガスの注入により樹脂成型部品内部に形成された空洞部が樹脂供給路の内部にまで領域を拡大することがないから、樹脂の冷却固化後に余剰樹脂をカットしても、その跡に空洞部に連通する連通穴が残らない。従って樹脂成型部品の外観が損なわれず、ガス注入穴から空洞部に入り込んだ液体や気体が余剰樹脂のカット跡から浸み出す懸念もない。これにより、従来必要であった検査コストや後加工コストを不要とすることができる。
また本発明は、上記構成の射出成型金型において、前記ガス遮断部は、前記ガス供給路よりも前記樹脂供給路の方に近いことを特徴としている。
この構成によると、樹脂成型部品の広い領域の外観品質が向上し、また強度も確保される。
また本発明は、上記構成の射出成型金型において、前記ガス遮断部が、前記キャビティの内面に形成された突部により構成されていることを特徴としている。
ガスは樹脂充填直後にキャビティ内に注入され、比較的肉厚で、樹脂が硬化していない部分に経路をとって進む。突部が形成されている部分は樹脂成型部品が肉薄になる。肉薄部は溶融樹脂の量が少なく、保有する熱量も小さく、金型に熱を奪われやすいため、周囲の部分との間に温度差が生じ、この部分では溶融樹脂が早く硬化する。そのためガスは経路を形成することができないから、この箇所は有効なガス遮断部となる。
また本発明は、上記構成の射出成型金型において、前記突部は、平面から見て前記樹脂供給路を囲うように、または平面から見て前記樹脂供給路を挟むように配置されていることを特徴としている。
この構成によると、1個の樹脂供給路の周囲に複数のガス供給路が存在したとしても、それらのガス供給路から注入されたガスにより樹脂成型部品内部に形成される空洞部が樹脂供給路に入り込むことを防止できる。
また本発明は、上記構成の射出成型金型により成型された樹脂成型部品であることを特徴としている。
この構成によると、ガスの注入により樹脂成型部品内部に形成された空洞部は、余剰樹脂の内部にまで領域を拡大していないから、樹脂の冷却固化後に余剰樹脂をカットしても、その跡に空洞部に連通する連通穴が残らない。従って樹脂成型部品の外観が損なわれず、ガス注入穴から空洞部に入り込んだ液体や気体が余剰樹脂のカット跡から浸み出す懸念もない。これにより、従来必要であった検査コストや後加工コストを不要とすることができる。
本発明によると、ガスの注入により樹脂成型部品内部に形成された空洞部が樹脂供給路の内部にまで領域を拡大することがなく、樹脂の冷却固化後に余剰樹脂をカットしても、その跡に空洞部に連通する連通穴が残らないから、樹脂成型部品の外観が損なわれない。またガス注入穴から空洞部に入り込んだ液体や気体が余剰樹脂のカット跡から浸み出す懸念もないから、従来必要であった検査コストや後加工コストを不要とすることができる。
以下本発明の第1実施形態を図1から図3に基づき説明する。図1は射出成型金型の部分断面図、図2は図1の射出成型金型に溶融樹脂を充填しガスを注入した状態を示す部分断面図、図3は図1の射出成型金型から取り出した樹脂成型部品の部分断面図である。なお実施形態の構成は多くが図9及び図10に示す構造と共通するので、その共通部分には図9及び図10で使用したのと同じ符号を付し、説明は省略することがある。
図1に示すように、射出成型金型1は、第1金型部材1Aと第2金型部材1Bとを互いに合わせることで構成され、第1金型部材1Aの下面および第2金型部材1Bの上面がそれぞれ合わせ面とされている。図中には現れていないが、本実施形態においては、第1金型部材1Aがキャビティ金型、第2金型部材1Bがコア金型となっている。
なお、図2に示すように、ガス供給路5は、ガス注入ノズル6を延長した形の管状部材を第1金型部材1Aに埋め込むことにより構成されている。
射出成型金型1には、キャビティ2内の、樹脂供給路3とガス供給路5との間の位置に、ガス供給路5から注入されたガスが樹脂供給路3に侵入するのを防ぐガス遮断部20が形成されている。本実施形態においては、キャビティ2の上面、すなわち第1金型部材1Aの下面(合わせ面)に形成された突起(突部)21がガス遮断部20を構成する。ガス遮断部20は、断面半円状をなし、樹脂供給路3とガス供給路5の間の、樹脂供給路3寄りの位置、本実施形態においては、樹脂供給路3のすぐ近くに位置している。ガス遮断部20は、溶融樹脂の充填が妨げられない程度の寸法とする。ここでは第1金型部材1Aの下面に突起21を形成しているが、第2金型部材1Bの上面に突起21を形成してもよく、第1金型部材1Aと第2金型部材1Bの両方に突起21を形成してもよい。また、ガス遮断部20は、ガス流れに対して交差する方向に長く延びる突条であることが好ましい。さらに、ガス遮断部20の中心点と樹脂供給路3の中心点がガス流れ方向同一線上に並ぶことが好ましい。
以下、この射出成型金型1を用いて樹脂部品を成型する手順について説明する。
図2に示すように樹脂射出ノズル4より樹脂供給路3を通じてキャビティ2に溶融樹脂を充填し、充填直後、ガス注入ノズル6よりガス供給路5を通じてキャビティ2にガスを注入する。すると、ガスは樹脂の中でも比較的肉厚で、まだ硬化していない部分に経路をとって進み、樹脂成型部品10の内部に空洞部13が生じる。ガスは樹脂供給路3にも接近しようとする。ところがガス遮断部20の部分で樹脂成型部品10は周囲の部分に比して肉薄となっている。肉薄部は溶融樹脂の量が少なく、保有する熱量は小さい。さらに、突起21のために、溶融樹脂と射出成形金型1の合わせ面との接触面積が周囲の部分に比して大きくなっている。このため、突起21の部分は金型に熱を奪われやすく、周囲の部分よりも早く温度低下し、この部分では溶融樹脂が早く硬化する。そのためガスは突起21の向こう側、すなわち樹脂供給路3寄りの部分には、経路を形成することができない。このように空洞部13はガス遮断部20の手前で限界を迎えることになる。
溶融樹脂が冷却固化した後、第1金型部材1Aと第2金型部材1Bを型開きして図3に示すように樹脂成型部品10を取り出す。樹脂成型部品10においては、樹脂供給路3内の樹脂により形成された余剰樹脂14とガス注入穴16との間に肉薄部が形成されている。肉薄部においては、上述したように樹脂の硬化が他部より早くなり、ガスによる空洞部が作られるのが阻止される。すなわち肉薄部は空洞化阻止構造22を構成するものであり、ガスが余剰樹脂14に侵入して、空洞部13が余剰樹脂14に到達するのを防ぎ、空洞部13は余剰樹脂14に到達していない。肉薄部は言うまでもなくガス遮断部20の抜き跡である。
樹脂成型部品10から余剰樹脂14をカットしても、余剰樹脂14の内部にガスが侵入して空洞部13が到達することがないので、例えば図3に示すガス注入穴15より右側の部分においては、樹脂成型部品10の表面に空洞部13への連通穴が生じない。従って、例えば、空間S1、S2として区画されていて、樹脂成型部品10において空間S2でガス注入穴15に液体や気体が入り込んだとしても、液体等が樹脂成型部品10における空間S1側の部分に出てくることはない。このため、本発明の樹脂成型部品10では、連通穴が生じていないかどうかを検査する必要がなく、検査に要するコストが必要でない。さらに、連通穴が生じていた場合、それとガス注入穴15の一方または双方をコーキングで塞いだり、別部品で封をしたりする後加工のコストを不要とすることができる。
空洞化阻止構造22の厚さや幅(例えば図3における左右方向の長さ)等、空洞化阻止構造22の形状をどのようにしたら良いかは、樹脂成型部品10の肉厚、樹脂の種類、成型条件など様々な要因で決まる。実験を通じ適切な値を求めるのがよい。
ガス遮断部20は、ガス供給路5よりも、できるだけ樹脂供給路3の方に近づけて設けるのがよい。このようにすることにより、樹脂成型部品10の広い領域の外観品質が向上し、また強度も確保される。
樹脂成型部品10は、例えば液晶表示モニタの額縁状枠のような、環状体であることがある。そのような環状体では、環状をなす肉厚部分の複数箇所に樹脂供給部3とガス供給部5が設けられるので、隣接する樹脂供給路3とガス供給路5との間で、ガス供給路5よりも樹脂供給路3の方に近い位置にガス遮断部20を形成する。
図1と図2には樹脂供給路3の片側にしか突起21が描かれていないが、異なる方向にも突起を設けておけばそちらの方向からのガスも阻止できることは当然の理である。例えば樹脂供給路3を挟む形で2個のガス供給路5が設けられている場合など、樹脂供給路3の両側に突起21を形成する。
樹脂供給路の周囲360°あらゆる方向からのガスを阻止できるようにした例を第2実施形態として図4から図6に示す。図4は射出成型金型の部分断面図、図5は樹脂供給路とそれを包囲する突起の拡大平面図、図6は図4の射出成型金型に溶融樹脂を充填しガスを注入した状態を示す部分断面図である。
第2実施形態では、樹脂供給路3を包囲する形で、図5に見られるような環状の突起21が第1金型1Aの合わせ面に形成されている。これにより、樹脂供給路3の周囲360°どの方向からガスが接近しても、それが樹脂供給路3に侵入することを阻止できる(図6参照)。この構成は、樹脂供給路3を囲む形で複数のガス供給路5を配置する場合など、特に効果を発揮する。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明はガスアシストタイプの射出成型金型に広く利用可能である。
第1実施形態に係る射出成型金型の部分断面図 図1の射出成型金型に溶融樹脂を充填しガスを注入した状態を示す部分断面図 図1の射出成型金型から取り出した樹脂成型部品の部分断面図 第2実施形態に係る射出成型金型の部分断面図 図4の射出成型金型の樹脂供給路とそれを包囲する突起の拡大平面図 図4の射出成型金型に溶融樹脂を充填しガスを注入した状態を示す部分断面図 従来の射出成型金型の部分断面図 図7の射出成型金型に溶融樹脂を充填した状態を示す部分断面図 従来の他の射出成型金型に溶融樹脂を充填しガスを注入した状態を示す部分断面図 図9の射出成型金型から取り出した樹脂成型部品の部分断面図
符号の説明
1 射出成型金型
1A 第1金型部材
1B 第2金型部材
2 キャビティ
3 樹脂供給路
4 樹脂射出ノズル
5 ガス供給路
6 ガス注入ノズル
10 樹脂成型部品
13 空洞部
15 ガス注入穴
20 ガス遮断部
21 突起(突部)

Claims (5)

  1. 第1金型部材と第2金型部材とが互いに合わさって構成され、
    前記第1金型部材と前記第2金型部材の合わせ面に形成されるキャビティに溶融樹脂を充填するために、第1金型部材と第2金型部材の少なくともいずれか一方に形成された樹脂供給路と、
    前記キャビティに充填された溶融樹脂にガスを注入するため、前記第1金型部材と前記第2金型部材の少なくともいずれか一方に形成されたガス供給路とを備え、
    前記樹脂供給路と前記ガス供給路とは互いに離れた位置に配置されている射出成型金型において、
    前記キャビティ内の、前記樹脂供給路と前記ガス供給路との間の位置に、ガス供給路から注入されたガスが樹脂供給路に侵入するのを防ぐガス遮断部が形成されていることを特徴とする射出成型金型。
  2. 前記ガス遮断部は、前記ガス供給路よりも前記樹脂供給路の方に近いことを特徴とする請求項1に記載の射出成型金型。
  3. 前記ガス遮断部が、前記キャビティの内面に形成された突部により構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の射出成型金型。
  4. 前記突部は、平面から見て前記樹脂供給路を囲うように、または平面から見て前記樹脂供給路を挟むように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の射出成型金型。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の射出成型金型で成型された樹脂成型部品。
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