JP2010124559A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動装置の容積の増大および製造コストの上昇を抑えつつ、搭載された回転電機の冷却の向上が図られた駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置200は、モータジェネレータMG2と、回転可能に設けられたギヤを含み、駆動輪に動力を伝達可能なディファレンシャル機構と、モータジェネレータMG2およびディファレンシャル機構を収容し、底部に冷媒が貯留されたケーシング600と、ギヤによってかき上げられた冷媒を受け入れるキャッチタンク613とを備え、ステータ222は、ステータコア222Aとステータコア222Aに装着されたステータコイル222Bとを含み、ロータ221には冷媒が流通可能な冷媒通路285が形成され、冷媒通路285にはキャッチタンク613から冷媒が供給され、冷媒通路285には冷媒通路285内の冷媒がステータコイル222Bに向けて吐出するように吐出口284が設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動装置に関し、特にロータおよびステータを含む回転電機を備えた駆動装置であって、回転電機の冷却の向上が図られた駆動装置に関する。
従来からステータコイルエンド等の冷却が図られた回転電機が各種提案されている。たとえば、特開平9−154257号公報に記載されたビルトインモータは、ハウジングと、そのハウジング内に回転可能に支持されたスピンドルと、ハウジング内に配設されたステータと、そのステータと対応するようにスピンドル上に配設されたロータとを備えている。
そして、ハウジング内のスピンドル近傍には、冷却用液体の供給口が配置されており、この供給口からステータ、ロータおよびスピンドルの少なくとも1つに向けて冷却用液体を噴出している。
特開平9−154257号公報
しかし、上記ビルトインモータを搭載した駆動装置においては、ステータやロータ等に冷却用液体を吹き付けるためにポンプを搭載する必要がある。このようなポンプを駆動装置に設けたのでは、駆動装置自体の容積が大きくなりさらに、駆動装置の製造コストも増大する。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、駆動装置の容積の増大および製造コストの上昇を抑えつつ、搭載された回転電機の冷却の向上が図られた駆動装置を提供することである。
本発明に係る駆動装置は、ステータ、および中心軸線を中心に回転可能に設けられたロータを含む回転電機と、回転可能に設けられたギヤを含み、駆動輪に動力を伝達可能なギヤ機構と、回転電機およびギヤ機構を収容し、底部に冷媒が貯留された収容ケースと、ギヤによってかき上げられた冷媒を受け入れるキャッチタンクとを備える。そして、上記ステータは、ロータの周囲に配置された環状のステータコアとステータコアに装着されたコイルとを含む。さらに、上記ロータには冷媒が流通可能な冷媒通路が形成され、冷媒通路にはキャッチタンクから冷媒が供給され、冷媒通路には該冷媒通路内の冷媒がコイルに向けて吐出するように吐出口が設けられる。
好ましくは、上記ロータは、回転シャフトと、回転シャフトに固定されたロータコアと、ロータコアの軸方向端面に設けられたエンドプレートとを含む。そして、上記エンドプレートには、キャッチタンクからの冷媒を冷媒通路に供給する供給口が形成され、キャッチタンクは供給口よりも上方に位置する。さらに、上記キャッチタンクには、該キャッチタンク内の冷媒を供給口に向けて流下させる流下口が形成される。
好ましくは、上記回転シャフトには、該回転シャフトの周面から張り出すように形成され、エンドプレートを支持する鍔部が形成される。そして、上記鍔部には、外周縁部から径方向内方に向けて延びる切欠部が形成され、供給口は切欠部内に位置する。
好ましくは、上記収容ケースには、回転シャフトを回転可能に支持する軸受部が設けられ、軸受部は、キャッチタンクより下方に位置し、キャッチタンクから流下する冷媒は軸受部に達する。好ましくは、上記ロータは、ロータコアとロータコアに設けられた磁石とを含み、冷媒通路は、磁石を通る。好ましくは、上記ロータは、回転シャフトと回転シャフトに固定されたロータコアとを含み、ロータコアには、周方向に間隔を隔てて設けられ、中心軸線方向に延びる複数の空洞部が形成され、空洞部は冷媒通路に連通する。
好ましくは、上記ロータは、ロータコアに設けられた磁石を含み、空洞部は、磁石より径方向内方側に位置し、ロータコアは、複数の鋼板を積層することで形成される。好ましくは、上記ロータコアには、磁石を収容する磁石収容孔が形成され、磁石は、磁石収容孔内に充填された樹脂によって固定され、樹脂は、磁石の周面のうち、ロータの径方向外方側に位置する部分に形成され、磁石の周面のうち径方向内方側に位置する部分は、樹脂から露出する。
好ましくは、上記冷媒通路は、吐出口の中心軸線方向の高さよりも高さが高い液溜部を含み、吐出口は、液溜部に接続される。
本発明に係る駆動装置によれば、駆動装置の容積の増大および製造コストの上昇を抑えつつ、搭載された回転電機の冷却の向上を図ることができる。
本実施の形態に係る駆動装置およびこの駆動装置を備えた車両について、図1から図7を用いて説明する。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、ハイブリッド車両に搭載された駆動装置200を模式的に示す模式図である。ハイブリッド車両は、駆動輪を回転させる駆動装置200を備え、駆動装置200は、エンジン100と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割機構300と、ディファレンシャル機構(ギヤ機構)400と、ケーシング600とを含む。ケーシング600内には、モータジェネレータMG2を収容する収容室610と、動力分割機構300、カウンタギヤ350およびディファレンシャル機構400を収容する収容室611と、モータジェネレータMG1を収容する収容室612とが形成されている。モータジェネレータMG1,MG2は、それぞれ、ロータ211,221と、ステータ212,222とを含んで構成される。また、動力分割機構300は、プラネタリギヤ310,320を含んで構成される。プラネタリギヤ310,320は、それぞれ、サンギヤ311,321、ピニオンギヤ312,322、プラネタリキャリヤ313,323およびリングギヤ314,324を含んで構成される。
エンジン100のクランクシャフト110と、モータジェネレータMG1のロータ211と、モータジェネレータMG2のロータ221とは、同じ軸線を中心に回転する。
プラネタリギヤ310におけるサンギヤ311は、クランクシャフト110に軸中心を貫通された中空のサンギヤ軸に結合される。リングギヤ314は、クランクシャフト110と同軸上で回転可能に支持されている。ピニオンギヤ312は、サンギヤ311とリングギヤ314との間に配置され、サンギヤ311の外周を自転しながら公転する。プラネタリキャリヤ313は、クランクシャフト110の端部に結合され、各ピニオンギヤ312の回転軸を支持する。
動力分割機構300からの動力取出用のカウンタドライブギヤが、リングギヤ314と一体的に回転する。カウンタドライブギヤは、カウンタギヤ350に接続されている。そしてカウンタドライブギヤとカウンタギヤ350との間で動力の伝達がなされる。カウンタギヤ350はディファレンシャル機構400を駆動する。また、下り坂等では車輪の回転がディファレンシャル機構400に伝達され、カウンタギヤ350はディファレンシャル機構400によって駆動される。
モータジェネレータMG1は、主として、永久磁石による磁界とロータ211の回転との相互作用により三相コイルの両端に起電力を生じさせる発電機として動作する。
モータジェネレータMG2のロータ221は、減速機としてのプラネタリギヤ320を介して、プラネタリギヤ310のリングギヤ314と一体的に回転するリングギヤケースに結合されている。
モータジェネレータMG2は、ロータ221に埋め込まれた永久磁石による磁界とステータ222に巻回された三相コイルによって形成される磁界との相互作用によりロータ221を回転駆動する電動機として動作する。またモータジェネレータMG2は、永久磁石による磁界とロータ221の回転との相互作用により三相コイルの両端に起電力を生じさせる発電機としても動作する。
プラネタリギヤ320は、回転要素の1つであるプラネタリキャリヤ323が車両駆動装置のケースに固定された構造により減速を行なう。すなわち、プラネタリギヤ320は、ロータ221のシャフトに結合されたサンギヤ321と、リングギヤ314と一体的に回転するリングギヤ324と、リングギヤ324およびサンギヤ321に噛み合い、サンギヤ321の回転をリングギヤ324に伝達するピニオンギヤ322とを含む。
図2は、モータジェネレータMG1,MG2を駆動制御するPCU500の主要部の構成を示す回路図である。図2を参照して、PCU500は、コンバータ510と、インバータ520,530と、制御装置540と、フィルタコンデンサC1と、平滑コンデンサC2とを含んで構成される。コンバータ510は、バッテリBとインバータ520,530との間に接続され、インバータ520,530は、それぞれ、モータジェネレータMG1,MG2と接続される。
コンバータ510は、パワートランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2と、リアクトルLとを含む。このコンバータ510は、リアクトルLを用いてバッテリBから受ける直流電圧を昇圧し、その昇圧した昇圧電圧を電源ラインPL2に供給する。また、コンバータ510は、インバータ520,530から受ける直流電圧を降圧してバッテリBを充電する。
インバータ520,530は、それぞれ、U相アーム521U,531U、V相アーム521V,531VおよびW相アーム521W,531Wを含む。U相アーム521U、V相アーム521VおよびW相アーム521Wは、ノードN1とノードN2との間に並列に接続される。同様に、U相アーム531U、V相アーム531VおよびW相アーム531Wは、ノードN1とノードN2との間に並列に接続される。
U相アーム521Uは、直列接続された2つのパワートランジスタQ3,Q4を含む。同様に、U相アーム531U、V相アーム521V,531VおよびW相アーム521W,531Wは、それぞれ、直列接続された2つのパワートランジスタQ5〜Q14を含む。また、各パワートランジスタQ3〜Q14のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D14がそれぞれ接続されている。
インバータ520,530の各相アームの中間点は、それぞれ、モータジェネレータMG1,MG2の各相コイルの各相端に接続されている。そして、モータジェネレータMG1,MG2においては、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成される。
フィルタコンデンサC1は、電源ラインPL1,PL3間に接続され、電源ラインPL1の電圧レベルを平滑化する。また、平滑コンデンサC2は、電源ラインPL2,PL3間に接続され、電源ラインPL2の電圧レベルを平滑化する。
インバータ520,530は、制御装置540からの駆動信号に基づいて、平滑コンデンサC2からの直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG1,MG2を駆動する。
制御装置540は、モータトルク指令値、モータジェネレータMG1,MG2の各相電流値、およびインバータ520,530の入力電圧に基づいてモータジェネレータMG1,MG2の各相コイル電圧を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ3〜Q14をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ520,530へ出力する。
また、制御装置540は、上述したモータトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ520,530の入力電圧を最適にするためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ510へ出力する。
さらに、制御装置540は、モータジェネレータMG1,MG2によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリBを充電するため、コンバータ510およびインバータ520,530におけるパワートランジスタQ1〜Q14のスイッチング動作を制御する。
図3は、モータジェネレータMG2およびその周囲の構成を示す断面図である。この図3に示すように、モータジェネレータMG2は、環状に形成されたステータ222と、このステータ222内に配置され、回転中心線Oを中心に回転可能に設けられたロータ221とを備えている。このモータジェネレータMG2は、収容室610内に収容されている。
ステータ222は、環状に形成されたステータコア222Aと、このステータコア222Aに装着されたステータコイル222Bと、ステータコア222Aをケーシング600に固定する締結部材222Cとを備えている。
そして、ディファレンシャル機構400が収容される収容室611には、キャッチタンク613が形成されている。キャッチタンク613は、収容室610と収容室611との隔壁部228に形成されている。ディファレンシャル機構400は、図示されない、ドライブピニオンギヤと、リングギヤと、ディファレンシャルピニオンギヤと、サイドギヤと、ディファレンシャルケースとを含む。ドライブピニオンギヤは、車両前後方向に延び、その前端が図示しないプロペラシャフトに連結されている。ドライブピニオンギヤは、リングギヤに対して車両の前方側に位置する。リングギヤは、ボルトなどの締結部材を用いてディファレンシャルケースに締結されている。リングギヤは、ドライブピニオンギヤと噛み合うように配置されている。ドライブピニオンギヤの回転がリングギヤに伝わることにより、リングギヤおよびディファレンシャルケースが一体となってドライブシャフトの中心軸を中心に回転運動する。ディファレンシャルケースおよびドライブシャフトには、それぞれピニオンギヤおよびサイドギヤが設けられている。ディファレンシャルケースは、ピニオンギヤとサイドギヤとの噛み合いによって、車両旋回時の左右のドライブシャフトの回転速度を変えながら両輪に均等な回転トルクを伝達する。
収容室611の底部には、オイルが貯留されている。ディファレンシャル機構400のリングギヤが回転すると、オイルがかき上げられ、キャッチタンク613内にオイルが入り込む。キャッチタンク613の底部には、流下口216が形成されており、キャッチタンク613内のオイルは収容室610内に垂れ流れるようになっている。
ロータ221には、冷媒通路285が形成されており、この冷媒通路285には供給口281が形成されている。そして、キャッチタンク613から流下するオイルは、供給口281から冷媒通路285内に入り込む。
冷媒通路285には、吐出口284が形成されており、ロータ221が回転することで、冷媒通路285内のオイルがステータコイル222Bに向けて吐出可能なようになっている。
このように、ステータコイル222Bにオイルを吹き付けることで、ステータコイル222Bを冷却することができる。さらに、冷媒が冷媒通路285内を流通することでロータ221を冷却することができ、永久磁石253の冷却の向上を図ることができる。
この駆動装置200においては、収容室611の底部に滞留するオイルをリングギヤでかき上げ、かき上げたオイルを冷媒通路285に供給している。このため、冷媒通路285にオイルを供給するためのオイルポンプを要さず、駆動装置200自体のコンパクト化および低コスト化を図ることができる。
さらに、隔壁部228には、回転シャフト230を回転可能に支持する軸受260が設けられている。この軸受260も流下口216の下方に位置しており、流下口216から垂れ落ちるオイルは軸受260にも供給され、軸受260の潤滑が確保されている。
このように、ロータ221のうち隔壁部228側に位置する部分に、冷媒通路285を設けることで、キャッチタンク613に貯留されたオイルを軸受260の潤滑とロータ211およびステータコイル222Bの冷却とに利用することができる。
図3において、ロータ221は、回転中心線Oを中心に回転可能に設けられた回転シャフト230と、この回転シャフト230に固定されたロータコア251と、ロータコア251の端面に設けられたエンドプレート252と、ロータコア251に設けられた永久磁石253とを備えている。エンドプレート252は、回転中心線O方向に配列するロータコア251の軸方向端面に設けられている。特に、冷媒通路285を形成するエンドプレート252は、ロータコア251の軸方向端面のうち、隔壁部228側に位置する軸方向端面に設けられている。
そして、冷媒通路285は、エンドプレート252とロータコア251の軸方向端面とによって規定されている。エンドプレート252には供給口281が形成され、キャッチタンク613および流下口216は、供給口281よりも上方に位置している。
このため、流下口216から排出されるオイルが、隔壁部228に沿って流下し、上記供給口281から冷媒通路285内に入り込む。なお、流下口216から流下するオイルの一部は、エンドプレート252のうち、供給口281と隣り合う部分に達する。このオイルは、ロータ221が回転することで、遠心力によってエンドプレート252の表面を伝って、エンドプレート252の外周縁部側に移動する。その後、ステータコイル222Bのコイルエンドに向けて飛散する。このように、エンドプレート252の外周面上を伝うオイルも、ステータコイル222Bの冷却に寄与する。さらに、エンドプレート252の表裏面をオイルが流れることで、エンドプレート252を冷却することができる。なお、エンドプレート252は、回転シャフト230に形成された鍔部286によって支持されている。
図4は、冷媒通路285およびその周囲の構成を示す断面図である。この図4に示すように、冷媒通路285は、永久磁石253の軸方向端面を通るように配置されており、冷媒通路285内をオイルが流通することで、永久磁石253を冷却することができる。永久磁石253を冷却することで、永久磁石253の減磁を抑制することができる。
冷媒通路285は、エンドプレート252の内周縁部側に形成された供給口281と、この供給口281に連通する通路282と、通路282に連通するオイル溜部283と、オイル溜部283に連通する吐出口284とを備えている。
オイル溜部283の回転中心線O方向の高さは、吐出口284および通路282の回転中心線O方向の高さよりも高くなっている。このため、オイル溜部283内にオイルを貯留することができ、連続的に吐出口284からオイルを吹きださせることができる。
さらに、オイル溜部283内に滞留するオイルは遠心力によって加圧され、その後、狭い吐出口284を通って吹き出す。このため、吐出口284から吹き出すオイルの吹き出し速度は速く、吐出口284から吹き出たオイルは、ステータコイル222Bに達する。なお、永久磁石253の軸方向端面は、オイル溜部283に達している。
ロータコア251には、複数の空洞部290が形成されている。空洞部290は、回転中心線O方向に延び、周方向に間隔をあけて複数形成されている。空洞部290は、冷媒通路285に達しており、冷媒通路285内を流通するオイルは空洞部290内に入り込む。空洞部290内にオイルが入り込むことでロータコア251を冷却することができる。図5は、ロータコア251の軸方向端面を示す平面図である。この図5に示すように、空洞部290は、永久磁石253よりもロータコア251の径方向内方側に形成されており、ロータコア251は、複数の電磁鋼板270を積層することで形成されている。このため、ロータ221が回転すると、空洞部290内に入り込んだオイルの一部は、電磁鋼板270間に入り込む。そして、電磁鋼板270間に入り込んだオイルは、ロータコア251の外周面からステータ222の内周面に向けて吹きだす。
このように、電磁鋼板270間をオイルが流れることで、ロータコア251を良好に冷却することができる。ロータコア251の冷却効率の向上を図ることで、永久磁石253の熱をロータコア251に放熱させることができ、永久磁石253の減磁を抑制することができる。
空洞部290は、周方向に等間隔に複数形成されている。そして、各空洞部290内に入り込んだオイルは、ロータコア251のバランサとして機能する。たとえば、ロータコア251が偏心している場合には、オイルは偏心と反対方向に集まって偏心量を補正するようになる。
図5に示すように、各永久磁石253は、ロータコア251に形成された磁石挿入孔291内に収容されている。永久磁石253は、磁石挿入孔291内に充填された樹脂292によって固定されている。樹脂292としては、たとえば、エポキシ発泡接着剤やウレタン等を採用することができる。
樹脂292は、永久磁石253の周面のうち径方向外方側に位置する側面と、磁石挿入孔291の内周面との間に充填されている。そして、永久磁石253の周面のうち、径方向内方側の側面には、樹脂292が形成されておらず、径方向内方側の側面は樹脂292から露出している。そして、空洞部290内のオイルが電磁鋼板270間を通り、永久磁石253の径方向内方側の側面に達する。これにより、永久磁石253の側面は直接オイルによって冷却される。
なお、図5中の破線に示すように、エンドプレート252の外周縁部には、ロータコア251の軸方向端面と当接する脚部289が複数形成されている。そして、各脚部289間には、吐出口284が形成されている。
図6は、エンドプレート252を支持する鍔部286およびその周囲の構成を示す側面図であり、図7は、回転中心線O方向からエンドプレート252および鍔部286を平面視した平面図である。
この図6および図7に示すように、鍔部286には、周方向に間隔を隔てて複数の切欠部288が形成されている。この切欠部288は、鍔部286の外周縁部から径方向内方に向けて延びている。そして、エンドプレート252に形成された供給口281は、切欠部288内に位置している。
そして、上方から流下するオイルは切欠部288によって受け止められ、供給口281に案内される。このように、オイルを上方から流下させたとしても、オイルを良好に冷媒通路285内に供給することができる。なお、切欠部288間には、突出部287が形成されている。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、回転電機を備えた駆動装置に適用することができ、特に車両用駆動装置に好適である。
ハイブリッド車両に搭載された駆動装置を模式的に示す模式図である。 モータジェネレータを駆動制御するPCUの主要部の構成を示す回路図である。 モータジェネレータおよびその周囲の構成を示す断面図である。 冷媒通路およびその周囲の構成を示す断面図である。 ロータコアの軸方向端面を示す平面図である。 エンドプレートを支持する鍔部およびその周囲の構成を示す側面図である。 回転中心線方向からエンドプレートおよび鍔部を平面視した平面図である。
符号の説明
100 エンジン、110 クランクシャフト、200 駆動装置、211,221 ロータ、212,222 ステータ、216 流下口、222A ステータコア、222B ステータコイル、222C 締結部材、228 隔壁部、230 回転シャフト、251 ロータコア、252 エンドプレート、253 永久磁石、260 軸受、270 電磁鋼板、281 供給口、282 通路、283 オイル溜部、284 吐出口、285 冷媒通路、286 鍔部、287 突出部、288 切欠部、289 脚部、290 空洞部、291 磁石挿入孔、292 樹脂、400 ディファレンシャル機構。

Claims (9)

  1. ステータ、および中心軸線を中心に回転可能に設けられたロータを含む回転電機と、
    回転可能に設けられたギヤを含むギヤ機構と、
    前記回転電機および前記ギヤ機構を収容し、底部に冷媒が貯留された収容ケースと、
    前記ギヤによってかき上げられた前記冷媒を受け入れるキャッチタンクと、
    を備え、
    前記ステータは、前記ロータの周囲に配置された環状のステータコアと前記ステータコアに装着されたコイルとを含み、
    前記ロータには前記冷媒が流通可能な冷媒通路が形成され、前記冷媒通路には前記キャッチタンクから前記冷媒が供給され、前記冷媒通路には該冷媒通路内の冷媒が前記コイルに向けて吐出するように吐出口が設けられた、駆動装置。
  2. 前記ロータは、回転シャフトと、前記回転シャフトに固定されたロータコアと、前記ロータコアの軸方向端面に設けられたエンドプレートとを含み、
    前記エンドプレートには、前記キャッチタンクからの冷媒を前記冷媒通路に供給する供給口が形成され、
    前記キャッチタンクは前記供給口よりも上方に位置し、
    前記キャッチタンクには、該キャッチタンク内の冷媒を前記供給口に向けて流下させる流下口が形成された、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記回転シャフトには、該回転シャフトの周面から張り出すように形成され、前記エンドプレートを支持する鍔部が形成され、
    前記鍔部には、外周縁部から径方向内方に向けて延びる切欠部が形成され、前記供給口は前記切欠部内に位置する、請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記収容ケースには、前記回転シャフトを回転可能に支持する軸受部が設けられ、
    前記軸受部は、前記キャッチタンクより下方に位置し、前記キャッチタンクから流下する前記冷媒は前記軸受部に達する、請求項2または請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記ロータは、ロータコアと前記ロータコアに設けられた磁石とを含み、前記冷媒通路は、前記磁石を通る、請求項1から請求項4のいずれかに記載の駆動装置。
  6. 前記ロータは、回転シャフトと前記回転シャフトに固定されたロータコアとを含み、前記ロータコアには、周方向に間隔を隔てて設けられ、前記中心軸線方向に延びる複数の空洞部が形成され、前記空洞部は前記冷媒通路に連通する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の駆動装置。
  7. 前記ロータは、前記ロータコアに設けられた磁石を含み、前記空洞部は、前記磁石より径方向内方側に位置し、前記ロータコアは、複数の鋼板を積層することで形成された、請求項6に記載の駆動装置。
  8. 前記ロータコアには、前記磁石を収容する磁石収容孔が形成され、
    前記磁石は、前記磁石収容孔内に充填された樹脂によって固定され、
    前記樹脂は、前記磁石の周面のうち、前記ロータの径方向外方側に位置する部分に形成され、前記磁石の周面のうち径方向内方側に位置する部分は、前記樹脂から露出する、請求項7に記載の駆動装置。
  9. 前記冷媒通路は、前記吐出口の中心軸線方向の高さよりも高さが高い液溜部を含み、前記吐出口は、前記液溜部に接続された、請求項1から請求項8のいずれかに記載の駆動装置。
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