JP2010124064A - 電子装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄な電力消費を抑制する。
【解決手段】特殊オートパワーオフモードが設定されている場合には、電源をオンするとLCD10に各画像41〜43が表示される。10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されなかった場合は、CPU30により電源がオフされる。10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されると、電源オン時に静止画マーク14がモード表示マーク17に向いていたときには静止画撮影モードに切り換わり、動画マーク15がモード表示マーク17に向いていたときには動画撮影モードに切り換わり、再生マーク16がモード表示マーク17に向いていたときには再生モードに切り換わる。静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードでは、操作ボタンを操作していない無操作時間が2分を超えたときには、電源がオフされる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子装置及びその制御方法に関するものである。
電子装置、例えばデジタルカメラは、撮影を行う撮影ボタン、各種設定を行う設定ボタン、電源をオン/オフする電源ボタン等の操作ボタンが設けられている。デジタルカメラは、携帯されるものであり、携帯時には、カバンやポケット等に収納される。カバンやポケットに収納されているときに電源ボタンが誤って操作されると、電源がオンし、無駄な電力を消費することになる。そこで、特許文献1では、デジタルカメラ使用時にユーザがホールドする位置に、検出センサを設け、この検出センサによりホールドを検出しているときに電源ボタンが操作されたときにのみ電源をオンするデジタルカメラが提案されている。
しかしながら、特許文献1では、カバンやポケットに収納されているときに、検出センサによるホールド検出が行われてしまうことがあり、この場合には、無駄な電力を消費することになる。そこで、近年のデジタルカメラでは、操作ボタンが操作されないままタイマによる計測時間が予め設定された設定時間を超えた場合に、自動的に電源をオフするオートパワーオフ機能が設けられている。
特開2004−072232号公報
オートパワーオフ機能が設けられたものでも、電源ボタンが誤って操作されると、オートパワーオフ機能が作動するまで無駄な電力を消費することになる。このため、無駄な電力消費をより一層抑制するために、オートパワーオフ機能が作動する上記設定時間を短くすることが考えられるが、設定時間を短くすると、撮影中にもオートパワーオフ機能が作動してしまうため、設定時間はあまり短くすることができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、無駄な電力消費を抑制することができる電子装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子装置は、電源のオン/オフを制御する電源制御手段と、前記電源制御手段を作動させる電源ボタンを含む複数の操作ボタンと、電源がオンされたときに時間計測を開始するタイマと、前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記タイマによる計測時間が第1設定時間を超えたときに前記電源制御手段により電源がオフされる第1オートパワーオフモードと、予め設定された操作態様で前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記計測時間が前記第1設定時間よりも短い第2設定時間を超えたときに前記電源制御手段により電源がオフされる第2オートパワーオフモードとのいずれで電源をオンするかを設定する設定手段と、前記第2オートパワーオフモード中に前記操作態様で前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されたときに前記第1オートパワーオフモードに切り換えるモード切換手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記第2オートパワーオフモードで電源がオンされたときに、それを報知する報知手段を備えることが好ましい。
さらに、前記第2オートパワーオフモードは、前記第1オートパワーオフモードよりも消費電力が少ないことが好ましい。
また、前記第1オートパワーオフモードには、複数の操作モードが設けられ、前記複数の操作モードのうちのいずれかを選択する操作モード選択手段を備え、前記モード切換手段は、前記複数の操作モードのうちの前記操作モード選択手段で選択された操作モードに切り換えることが好ましい。
さらに、前記第2オートパワーオフモードは、時刻を報知することが好ましい。
また、前記第1オートパワーオフモードでオンすることが設定されている状態で、前記第1オートパワーオフモード中に前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記計測時間が前記第1設定時間を超えて前記電源制御手段により電源がオフされたときには、前記設定手段は、前記第2オートパワーオフモードで電源をオンすることを設定することが好ましい。
さらに、前記第2オートパワーオフモードには、所定回数電源をオンした後に前記設定手段により前記第1オートパワーオフモードで電源をオンすることが設定される回数限定第2オートパワーオフモードが設けられ、前記第1オートパワーオフモードでオンすることが設定されている状態で、前記第1オートパワーオフモード中に前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記計測時間が前記第1設定時間を超えて前記電源制御手段により電源がオフされたときには、前記設定手段は、前記回数限定第2オートパワーオフモードで電源をオンすることを設定することが好ましい。
また、本発明の電子装置及の制御方法は、操作ボタンが操作されないまま計測時間が第1設定時間を超えたときに電源がオフされる第1オートパワーオフモードと、予め設定された操作態様で前記操作ボタンが操作されないまま計測時間が前記第1設定時間よりも短い第2設定時間を超えたときに電源がオフされる第2オートパワーオフモードとのいずれで電源をオンするかを設定し、前記第2オートパワーオフモード中に前記操作態様で前記操作ボタンが操作されたときに前記第1オートパワーオフモードに切り換えることを特徴とする。
本発明によれば、操作ボタンが操作されないまま計測時間が第1設定時間を超えたときに電源がオフされる第1オートパワーオフモードと、予め設定された操作態様で操作ボタンが操作されないまま計測時間が第1設定時間よりも短い第2設定時間を超えたときに電源がオフされる第2オートパワーオフモードとのいずれで電源をオンするかを設定可能であるから、第2オートパワーオフモードで電源をオンすることを設定しておけば、電源ボタンが誤って操作されて電源がオンされた場合にも、第1オートパワーオフモードのときよりも短い時間で電源をオフすることができる。これにより、無駄な電力消費を抑制することができる。
[第1実施形態]
図1に示すように、本発明を実施したデジタルカメラ2は、カメラ本体3の前面に、複数の撮影レンズ4が組み込まれたレンズ鏡筒5が設けられている。カメラ本体3の上面には、電源ボタン6、レリーズボタン7等が設けられている。レンズ鏡筒5は、デジタルカメラ2が電源オフ状態にある際に、カメラ本体3の内部に収納され、撮影モードに移行されたときにカメラ本体3の前面から突出する。
レリーズボタン7は、2段押しの構造とされている。レリーズボタン7を軽く押圧(半押し)すると、フォーカシングなどの撮影準備動作が行われる。この状態でさらに押圧(全押し)すると、撮影動作が行われる。
図2に示すように、カメラ本体3の背面には、撮影画像や各種設定条件が表示されるLCD10、各種設定及び表示画像の切り換えを行うためのメニューキー11、LCD10に表示する画像を拡大及び縮小ズームさせるズームボタン12、モード切換ダイヤル13等が設けられている。本実施形態では、レリーズボタン7、メニューキー11、ズームボタン12及びモード切換ダイヤル13を、操作ボタンと総称する。
デジタルカメラ2は、操作ボタンが操作されないままタイマ37(図4参照)の計測時間が予め設定された第1設定時間(例えば、2分)を超えたときに電源がオフされる通常オートパワーオフモードと、予め設定された操作態様(メニューキー11とズームボタン12を一緒に押す)で操作ボタンが操作されないまま計測時間が予め設定された第2設定時間(例えば、10秒)を超えたときに電源がオフされる特殊オートパワーオフモードとが設けられている。なお、上記設定時間は適宜変更可能である。
通常オートパワーオフモードには、静止画の撮影を行う静止画撮影モードと、動画の撮影を行う動画撮影モードと、撮影した画像を再生表示する再生モードとが設けられている。すなわち、静止画撮影モードは「静止画撮影+通常オートパワーオフモード」であり、動画撮影モードは「動画撮影+通常オートパワーオフモード」であり、再生モードは「再生+通常オートパワーオフモード」である。また、特殊オートパワーオフモードは、静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードよりも消費電力が少ない。
モード切換ダイヤル13は、回転可能に設けられ、静止画マーク14と、動画マーク15と、再生マーク16とが形成されている。カメラ本体3の背面には、モード切換ダイヤル13の上方にモード表示マーク17が形成されている。電源オン中に、モード切換ダイヤル13を回転して、静止画マーク14をモード表示マーク17に向けると静止画撮影モードに切り換わり、動画マーク15をモード表示マーク17に向けると動画撮影モードに切り換わり、再生マーク16をモード表示マーク17に向けると再生モードに切り換わる。
図3に示すように、通常オートパワーオフモードと特殊オートパワーオフモードとのいずれで電源をオンするかを設定するときには、メニューキー11を操作して、LCD10にモード設定画面18を表示する。ユーザは、モード設定画面18を見ながらメニューキー11を操作して、通常オートパワーオフモードと特殊オートパワーオフモードとのいずれかを設定する。通常オートパワーオフモードが選択されたときには、RAM35(図4参照)に通常モードデータが記憶され、特殊オートパワーオフモードが選択されたときには、RAM35に特殊モードデータが記憶される。
図4は、デジタルカメラ2内部の電気的構成を示すブロック図であり、撮影レンズ4の背後には、撮影レンズ4を透過した被写体光が撮像されるCCD21が配置されている。このCCD21には、CPU30によって制御されるタイミングジェネレータ26からタイミング信号(クロック信号)が入力される。CCD21から出力された信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)22に入力され、CCD21の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力される。CDS22から出力された画像データは、増幅器(AMP)23で増幅され、A/D変換器24でデジタルデータに変換される。
画像入力コントローラ25は、データバス28を介してCPU30に接続されており、CPU30の命令によってCCD21,CDS22,AMP23,A/D変換器24を制御する。また、A/D変換器24から出力された画像データをビデオメモリ31、あるいはバッファメモリ33に書き込む。
ビデオメモリ31は、LCD10をビューファインダとして使用する際に、解像度の低い画像データが一時的に記憶される。ビデオメモリ31に記憶された画像データは、データバス28を介してLCDドライバ32に送られ、LCD10に表示される。バッファメモリ33は、撮像された高解像度の画像データが一時的に記憶される。このバッファメモリ33から読み出された画像データは、メモリコントローラ34によって駆動制御されるデータリーダによりRAM35に記憶される。
画像信号処理回路36は、撮像された高解像度の画像データがバッファメモリ33内に記憶されている間に、例えば階調変換、色変換、画像の超低周波濃度成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の画像処理を施す。
CPU30は、電源オン時にはタイマ37を作動する。バッテリ38は、デジタルカメラ2内部に内蔵され、LCD10やCPU30などの各部へ電力を供給する。バッテリ38はCPU30に接続されており、このCPU30によって各部に供給する電力が制御される。
図5に示すように、特殊オートパワーオフモードが設定された状態で電源がオンされると、CPU30は、特殊オートパワーオフモードであり省電力状態であることを示す「特殊オートパワーオフモード(省電力状態)」というモード表示画像41と、特殊オートパワーオフモードを解除するための操作態様である「このモードを解除するにはメニューキーとズームボタンを一緒に押して下さい」というコメント画像42と、残り時間を示す残り時間画像43とをLCD10に表示する。残り時間画像43は、電源がオンされたときに「残り時間:10秒」と表示され、1秒経過毎に、「残り時間:9秒」、「残り時間:8秒」・・・「残り時間:1秒」、「残り時間:0秒」と表示画像が変化する。
電源がオンされてから10秒以内に、メニューキー11とズームボタン12が一緒に押されると、CPU30は、特殊オートパワーオフモードから、静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードのいずれかに切り換える。本実施形態では、CPU30は、モード切換手段としても機能する。
次に、デジタルカメラ2の作用について、図6のフローチャートを用いて説明を行う。電源をオンすると(ステップ(以下,S)1)、CPU30は、タイマ37を作動する(S2)とともに、RAM35を参照して特殊オートパワーオフモードが設定されている(特殊モードデータが記憶されている)か否かを判定する(S3)。特殊オートパワーオフモードが設定されている場合(S3でY)には、特殊オートパワーオフモードとなり(S4)、LCD10に各画像41〜43が表示される(S5)。10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されると(S6でY)、電源オン時に静止画マーク14がモード表示マーク17に向いていたとき(S7でY)には静止画撮影モードに切り換わり(S8)、動画マーク15がモード表示マーク17に向いていたとき(S7でN、S9でY)には動画撮影モードに切り換わり(S10)、再生マーク16がモード表示マーク17に向いていたとき(S7でN、S9でN)には再生モードに切り換わる(S11)。静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードでは、操作ボタンを操作していない無操作時間が2分を超えたとき(S12でY)には、CPU30により電源がオフされる(S13)。また、10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されなかった場合(S6でN)は、CPU30により電源がオフされる(S13)。本実施形態では、CPU30は、電源制御手段としても機能する。
通常オートパワーオフモードが設定されている(通常モードデータが記憶されている)場合(S3でN)には、上記(S4)〜(S6)は行われずに、(S7)〜(S13)が行われる。
このように、特殊オートパワーオフモードに設定しておけば、電源がオンされてから10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されなかった場合に電源がオフされるから、必ず通常オートパワーオフモードで電源がオンされるものに比べて、意図しない電源オンでの無駄な電力消費を抑制することができる。
[第2実施形態]
図7及び図8に示す第2実施形態では、デジタルカメラ50は、特殊オートパワーオフモードの他に、1回限定特殊オートパワーオフモードが設けられており、各特殊オートパワーオフモード時に時刻を表示する。なお、第1実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
1回限定特殊オートパワーオフモードを選択すると、RAM35に1回限定特殊モードデータが記憶される。1回限定特殊オートパワーオフモードは、電源をオンした後に、RAM35に記憶された1回限定特殊モードデータが消去され、通常モードデータが記憶される。
図7に示すように、特殊オートパワーオフモードが設定された状態で電源がオンされると、CPU30は、モード表示画像41と、コメント画像42と、残り時間画像43と、現時刻を示す時刻画像51とをLCD10に表示する。なお、1回限定特殊オートパワーオフモードが設定されているときには、モード表示画像41として「1回限定特殊オートパワーオフモード(省電力状態)」という画像が表示される。また、時刻画像の表示に代えて、音声により時刻を報知してもよい。
次に、デジタルカメラ50の作用について、図8のフローチャートを用いて説明を行う。(S101)〜(S104),(S108),(S110)〜(S114)では、第1実施形態の(S1)〜(S5),(S7)〜(S11)と同様の制御が行われる。特殊オートパワーオフモードが設定されていない場合(S103でN)には、CPU30は、RAM35を参照して1回限定特殊オートパワーオフモードが設定されている(1回限定特殊モードデータが記憶されている)か否かを判定する(S105)。1回限定特殊オートパワーオフモードが設定されている場合(S105でY)には、RAM35の1回限定特殊モードデータが消去されて通常モードデータが記憶された(S106)後、1回限定特殊オートパワーオフモードとなり(S107)、LCD10に各画像41〜43が表示される(S108)。10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押された場合(S109でY)や、通常オートパワーオフモードが設定されている(通常モードデータが記憶されている)場合(S105でN)には、(S110)が行われる。
静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードでは、操作ボタンを操作していない無操作時間が2分を超えると(S115でY)、RAM35に特殊モードデータが記憶されていない(特殊オートパワーオフモードが設定されていない)場合(S116でN)には、CPU30により1回限定特殊モードデータがRAM35に記憶された(S117)後、電源がオフされる(S118)。RAM35に特殊モードデータが記憶されている(特殊オートパワーオフモードが設定されている)場合(S116でY)や、無操作時間が2分を超える前(S115でN)に電源ボタン6が操作された場合(S119でY)には、RAM35に記憶されたモードの記憶を維持したまま、電源がオフされる(S118)。本実施形態では、通常オートパワーオフモードと特殊オートパワーオフモードとのいずれで電源をオンするかを設定する設定手段は、メニューキー11とCPU30とから構成される。
また、LCD10に各画像41〜43が表示された(S108)後、10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されなかった場合(S109でN)は、(S116)が行われる。
このように、通常オートパワーオフモードが設定された状態で電源がオンされたときにも、無操作時間が2分を超えて電源がオフされた場合には、1回限定特殊モードデータがRAM35に記憶される(1回限定特殊オートパワーオフモードが設定される)から、次回の電源オン時には、1回限定特殊オートパワーオフモードで電源がオンされる。これにより、意図しない電源オンが連続して行われたときにも、2回目以降の電源オン時には、1回限定特殊オートパワーオフモードで電源をオンすることができるから、2回目以降も常に通常オートパワーオフモードで電源がオンするものに比べて、無駄な電力消費を抑制することができる。
また、1回限定特殊オートパワーオフモードが設定された状態で電源がオンされ、RAM35の1回限定特殊モードデータが消去されて通常モードデータが記憶されたときにも、無操作時間が2分を超えて電源がオフされた場合や、10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されなかった場合には、再度1回限定特殊モードデータがRAM35に記憶されるから、次回も、1回限定特殊オートパワーオフモードで電源をオンすることができる。
さらに、1回限定特殊オートパワーオフモードを設定しておけば、電源ボタン6を操作して電源をオフすると、通常モードデータがRAM35に記憶される(通常オートパワーオフモードが設定される)から、次回の電源オン時には、特殊オートパワーオフモードまたは1回限定特殊オートパワーオフモードを経由せずに、通常オートパワーオフモードである静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードのいずれかに直接移行することができる。
さらに、特殊オートパワーオフモードまたは1回限定特殊オートパワーオフモードを設定しておけば、時刻を確認することができるから、静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードにモード移行して時刻を確認するデジタルカメラに比べて、時刻を確認するときにかかる消費電力を少なくすることができる。
なお、上記実施形態では、特殊オートパワーオフモードを解除するための操作態様を、メニューキー11とズームボタン12を一緒に押すこととしたが、これに限定されることなく、カバンやポケットに収納されている状態で操作されない操作態様であればよい。
また、通常オートパワーオフモードを複数設けてもよく、例えば、操作ボタンが2分操作されなかったときに電源がオフされる通常2分オートパワーオフモードと、操作ボタンが5分操作されなかったときに電源がオフされる通常5分オートパワーオフモードとを設け、これらを選択可能にしてもよい。この場合には、特殊オートパワーオフモードにも、解除されたときに通常2分オートパワーオフモードに移行する特殊2分オートパワーオフモードと、解除されたときに通常5分オートパワーオフモードに移行する特殊5分オートパワーオフモードとを設け、これらを選択可能にする。さらに、操作ボタンの無操作に関わらず、常に電源オンの状態を維持する常時電源オンモードを設けてもよい。
さらに、バッテリ38をカメラ本体3内部に着脱自在に取り付け、バッテリ38を遮蔽するバッテリカバーの開閉状態を検出し、開放を検出したときには、CPU30は、通常モードデータ及び特殊モードデータのうちの前回記憶したモードデータを、RAM35に記憶するようにしてもよい。
また、着脱自在なメモリカードを設け、メモリカードを遮蔽するメモリカードカバーの開閉状態を検出し、開放を検出したときには、CPU30は、通常モードデータ及び特殊モードデータのうちの前回記憶したモードデータを、RAM35に記憶するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、RAM35に特殊モードデータが記憶されている場合には、静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードよりも消費電力が少ない特殊オートパワーオフモードで電源がオンされるようにしたが、静止画撮影モード、動画撮影モード及び再生モードのうちの最も消費電力が少ないモードで電源がオンされるようにしてもよく、この場合、電源オン時に移行するモードは、特殊オートパワーオフモードの機能を有する。
また、第2実施形態では、1回限定特殊オートパワーオフモードを設けたが、その回数は1回に限らず、適宜変更可能である。例えば、2回限定特殊オートパワーオフモードを設けた場合には、このモードで2回電源をオンすると、RAM35に記憶した2回限定特殊モードデータが消去されて通常モードデータが記憶される。
さらに、第2実施形態では、無操作時間が2分を超えて電源がオフされた場合や、10秒以内にメニューキー11とズームボタン12が一緒に押されなかった場合で、RAM35に特殊モードデータが記憶されていないときには、1回限定特殊モードデータをRAM35に記憶したが、特殊モードデータをRAM35に記憶してもよい。
また、上記実施形態では、LCD10により、特殊オートパワーオフモードで電源がオンされたことを報知したが、LEDやスピーカ等により報知してもよい。
さらに、上記実施形態では、デジタルカメラについて説明したが、携帯電話、PDA、楽曲再生装置等にも、本発明を利用することができる。
本発明を実施したデジタルカメラを示す正面斜視図である。 デジタルカメラを示す背面図である。 モード設定画面がLCDに表示された状態のデジタルカメラを示す背面図である。 デジタルカメラ内部の電気的構成を示すブロック図である。 特殊オートパワーオフモード中のデジタルカメラを示す背面図である。 電源オンからオフまでの処理の流れを示すフローチャートである。 特殊オートパワーオフモード及び1回限定特殊オートパワーオフモード時に時刻を表示する実施形態のデジタルカメラを示す背面図である。 図7に示す実施形態の電源オンからオフまでの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2,50 デジタルカメラ(電子装置)
9 レリーズボタン
10 LCD(報知手段)
11 メニューキー
12 ズームボタン
13 モード切換ダイヤル
18 モード設定画面
30 CPU
37 タイマ
41 モード表示画像
42 コメント画像
43 残り時間画像

Claims (8)

  1. 電源のオン/オフを制御する電源制御手段と、
    前記電源制御手段を作動させる電源ボタンを含む複数の操作ボタンと、
    電源がオンされたときに時間計測を開始するタイマと、
    前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記タイマによる計測時間が第1設定時間を超えたときに前記電源制御手段により電源がオフされる第1オートパワーオフモードと、予め設定された操作態様で前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記計測時間が前記第1設定時間よりも短い第2設定時間を超えたときに前記電源制御手段により電源がオフされる第2オートパワーオフモードとのいずれで電源をオンするかを設定する設定手段と、
    前記第2オートパワーオフモード中に前記操作態様で前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されたときに前記第1オートパワーオフモードに切り換えるモード切換手段と、を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記第2オートパワーオフモードで電源がオンされたときに、それを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 前記第2オートパワーオフモードは、前記第1オートパワーオフモードよりも消費電力が少ないことを特徴とする請求項1または2記載の電子装置。
  4. 前記第1オートパワーオフモードには、複数の操作モードが設けられ、
    前記複数の操作モードのうちのいずれかを選択する操作モード選択手段を備え、
    前記モード切換手段は、前記複数の操作モードのうちの前記操作モード選択手段で選択された操作モードに切り換えることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の電子装置。
  5. 前記第2オートパワーオフモードは、時刻を報知することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の電子装置。
  6. 前記第1オートパワーオフモードでオンすることが設定されている状態で、前記第1オートパワーオフモード中に前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記計測時間が前記第1設定時間を超えて前記電源制御手段により電源がオフされたときには、前記設定手段は、前記第2オートパワーオフモードで電源をオンすることを設定することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ記載の電子装置。
  7. 前記第2オートパワーオフモードには、所定回数電源をオンした後に前記設定手段により前記第1オートパワーオフモードで電源をオンすることが設定される回数限定第2オートパワーオフモードが設けられ、
    前記第1オートパワーオフモードでオンすることが設定されている状態で、前記第1オートパワーオフモード中に前記電源ボタン以外の操作ボタンが操作されないまま前記計測時間が前記第1設定時間を超えて前記電源制御手段により電源がオフされたときには、前記設定手段は、前記回数限定第2オートパワーオフモードで電源をオンすることを設定することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ記載の電子装置。
  8. 操作ボタンが操作されないまま計測時間が第1設定時間を超えたときに電源がオフされる第1オートパワーオフモードと、予め設定された操作態様で前記操作ボタンが操作されないまま計測時間が前記第1設定時間よりも短い第2設定時間を超えたときに電源がオフされる第2オートパワーオフモードとのいずれで電源をオンするかを設定し、
    前記第2オートパワーオフモード中に前記操作態様で前記操作ボタンが操作されたときに前記第1オートパワーオフモードに切り換えることを特徴とする電子装置の制御方法。
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