JP2010122916A - 自律移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被搬送部を接続可能な自律移動装置において、被搬送部にセンサ等の検出手段を設けることなく、被搬送部への障害物等の接触の検出が可能な自律移動装置を提供する。
【解決手段】ロボット1は、台車40と、カバー41と、近接スイッチ71と、連結部18と、を備える。カバー41は、台車40の側面の一部を覆い、かつ、台車40に対して相対変位可能に該台車40に取り付けられる。近接スイッチ71は、台車40に対するカバー41の相対変位を検出する。連結部18を介して接続されるカート19には、カート19の側面の一部を覆うカートカバー29が、カート19に対して相対変位可能に取り付けられる。当該カートカバー29の相対変位をカバー41に機械的に伝達し、カバー41を前記台車40に対して相対変位させる変位伝達機構が、カートカバー29に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被搬送部が連結される自律移動装置に関し、特に、障害物等との接触を検知しつつ移動する自律移動装置に関する。
近年、ワゴン等の被牽引部(被搬送部)を牽引しながら自律して走行するロボット等の自律移動装置(無人搬送車)の研究・開発が進められている。例えば、病院等でカルテ、薬品及び配膳品等を搬送する作業をこの種のロボットに担わせることによって、人的負担の軽減に寄与することができる。このような自律移動型のロボットは人が操作するわけではないため、走行経路中の障害物に対処する必要がある。そこで、障害物との衝突をセンサ等の検出手段によって検出し、この検出結果に基づいて自律移動装置の停止又は障害物の回避作業等を行うように当該自律移動装置を制御する技術が従来から知られている。この種の検出手段を備える自律移動装置を開示したものに例えば特許文献1がある。
特許文献1は、以下のような検知手段を備えた無人搬送車(自律移動装置)を開示している。特許文献1の図23及び図24に示されるように、牽引される台車(被搬送部)側に、テープスイッチ及び超音波センサ等を取り付けたユニットが固定されている。また、これらのセンサの出力結果を無人搬送車本体に送信するための赤外線送受信ユニットが牽引される台車側に取り付けられている。テープスイッチによって障害物等との接触を検知した場合は、検出結果を赤外線送受信ユニットに送信し、この赤外線送受信ユニットを介して無人搬送車に赤外線で送信する。
特開平11−24749号公報
特許文献1の構成は被搬送部側に配置されるテープスイッチ(検出手段)によって、被搬送部への障害物の衝突を直接的に検出することができる。しかし、テープスイッチ等のセンサの出力を赤外線送受信ユニットまで伝送するための配線を行う必要があるため、被搬送部側の構成が複雑化してしまう。また、特許文献1の構成では、接触の検出の有無を示す信号を無人搬送車側に送信するための高価な赤外線送受信ユニットを備える必要もある。また、このような赤外線の送受信のための構成を追加した場合、メンテナンス性及び信頼性が低下し易く、この点から改善の余地があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、被搬送部を接続可能な自律移動装置において、被搬送部にセンサ等の検出手段を設けることなく、被搬送部への障害物等の接触の検出が可能な自律移動装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下のように構成される自律移動装置が提供される。即ち、自律移動装置は、台車と、カバーと、検出手段と、連結部と、を備える。前記台車には、駆動手段が設けられている。前記カバーは、前記台車の側面及び上下面の全て又は一部を覆い、かつ、前記台車に対して相対変位可能に該台車に取り付けられる。前記検出手段は、前記台車に対する前記カバーの相対変位を検出する。前記連結部は、前記台車の移動に伴って移動するように被搬送部を当該台車に接続することが可能である。そして、前記被搬送部には、前記被搬送部の側面及び上下面の全て又は一部を覆う被搬送部カバーが、前記被搬送部に対して相対変位可能に取り付けられる。また、前記被搬送部カバーの相対変位を前記カバーに機械的に伝達し、前記カバーを前記台車に対して相対変位させる変位伝達機構が、前記被搬送部カバーに取り付けられている。
これにより、被搬送部が障害物等に衝突して被搬送部カバーが相対変位した場合、変位伝達機構によって、台車側のカバーが台車に対して相対変位することになる。これによって、台車側のカバーの相対変位を検出することで、被搬送部への障害物等の接触を検出することが可能となる。また、被搬送部カバーの相対変位は変位伝達機構によって機械的に台車側のカバーへ伝達されるので、台車と被搬送部との間で信号をやり取りするための構成を配置する必要がなく、被搬送部に対する障害物等の接触を検知するための構成を簡素化できる。
前記の自律移動装置においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記カバーと前記被搬送部カバーとはそれぞれ独立して前記台車及び前記被搬送部に取り付けられている。前記変位伝達機構は、前記被搬送部カバーの相対変位と一体的に相対変位する伝達部を有する。前記カバーには、前記カバーの相対変位と一体的に相対変位する被伝達部が配置される。前記伝達部は、所定の方向の変位を前記被伝達部に伝達し、それとは異なる方向の変位を伝達しないように構成される。
これにより、被搬送部の被搬送部カバーの相対変位のうち、必要な方向の成分だけを台車側のカバーに伝達することができるので、被搬送部への障害物等の接触を検出する構成をシンプルにでき、製造コストを低減できる。また、台車側のカバーに余計な方向の変位が伝達されないように構成できるので、台車側のカバーに無理な力が加わって破損すること等を防止できる。
前記の自律移動装置においては、被搬送部カバーが前記被搬送部に対して上方向に移動することを規制するための規制手段を備えることが好ましい。
これにより、斜め下側からの障害物等の接触によって被搬送部カバーが斜め上方向に移動しようとした場合でも、その上側への逃げが規制手段によって規制されるので、被搬送部カバーの水平方向の変位量を十分に確保できる。従って、この水平方向の変位が台車側のカバーに伝達されることで、被搬送部への障害物等の接触の検出精度を向上させることができる。
前記の自律移動装置においては、前記台車の近傍に前記被搬送部が配置されることが好ましい。
これにより、台車と被搬送部との間に障害物等が入り込みにくくなるので、台車側から障害物が当該被搬送部に衝突する可能性を殆ど無くすことができる。従って、台車から遠ざかる方向の被搬送部カバーの変位を台車側に伝達するための機構を省略できるので、変位伝達機構をシンプルに構成することができる。
前記の自律移動装置においては、前記被搬送部は、前記台車に対して左右に揺動しないように接続されることが好ましい。
これにより、台車に対して被搬送部が左右に傾くような動きを防止できる。従って、障害物等の接触が無いのに、例えば台車の旋回移動時等において外側に振られる被搬送部のカバーが台車側のカバーを変位伝達機構を介して変位させ、衝突等として誤検出されることを防止できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る自律移動装置としてのロボット1及びカート19の全体的な構成を模式的に示した側面図である。図2は、本実施形態のロボット1及びカート19の平面図である。図3は、ロボット1の電気的構成の一部を模式的に示した側面図である。図4は、図1のA−A線断面矢視図である。図5は、カート19の下部の様子を示した拡大側面図である。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態のロボット(自律移動装置)1は、例えば障害物等との接触又は衝突を検知するとともに、障害物との接触等が検知された場合に、例えば一時停止等の回避動作をとりつつ、自律して移動する機能を有するものである。図1に示すように、このロボット1は、本体部16と、レーザレンジファインダ(検知部)17と、台車40と、カバー41と、近接スイッチ71と、電子制御装置32と、を備える。また、ロボット1は、ワゴン等の被搬送部としてのカート19を連結するための連結部18を備えている。本実施形態では、ロボット1本体の後方に連結部18を介してカート19が連結固定されており、ロボット1は、牽引車として当該カート19を牽引しながら所定の目的地まで移動することが可能となっている。以下、各部の構成について具体的に説明する。
本体部16は、縦方向に細長く形成されており、ロボット1の各部を制御するための制御手段等が内蔵されている。レーザレンジファインダ17は、物体までの距離の測定等を行うロボット1の視覚手段であり、前記本体部16の前部に配置されている。このレーザレンジファインダ17によって、周囲の地形や障害物等の検知が可能となっている。
台車40には走行するための駆動手段が配置されるとともに、当該台車40に前記本体部16が支持されている。この駆動手段は電動モータ12及びオムニホイール13等を主要な構成として有している。また、台車40には、側面部分を覆うカバー41が、当該台車40に対して相対変位可能に取り付けられている。なお、台車40及びカバー41の詳細な構成については後述する。
近接スイッチ71は、台車40とカバー41との相対変位に応じてオン/オフする検出信号を出力し、ロボット1が障害物等に接触したことを検出するためのものである。本実施形態の近接スイッチ71としては、検出対象の有無を非接触で検出するセンサであり、検出体(ドグ)とセンサとの間に生じる静電容量の変化から検出対象(検出体)の有無を検出する静電容量式のものが用いられている。この近接スイッチ71は電子制御装置32に電気的に接続されている。
電子制御装置32は、ロボット1の制御を司るものであり、前記本体部16に内蔵されている。電子制御装置32は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM及びバックアップRAM等を備えている。マイクロプロセッサは各種の演算を行うためのものであり、ROMはマイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラム等を記憶するためのものである。RAMは演算結果などの各種データを一時的に記憶し、バックアップRAMはバッテリによってその記憶内容を保持する。また、電子制御装置32は、前記近接スイッチ71とマイクロプロセッサとを電気的に接続するインタフェース回路、及び、駆動手段が有する電動モータ12を駆動するドライバ回路等を更に備えている。
電子制御装置32は、障害物等との接触を検知しつつ、例えば、記憶されている環境地図とレーザレンジファインダ17等によって認識された自機位置とに基づいて、予め設定されている目標位置までロボット1が自律して移動するように制御を行う。自律移動を行うときは、電子制御装置32は近接スイッチ71の検出結果に基づいて障害物等との接触の有無を判定し、その判定結果に基づいて電動モータ12を制御する。即ち、電子制御装置32は、障害物等との接触が無い場合には電動モータ12を駆動して自律移動を継続し、接触があったときには電動モータ12の駆動を一時停止又は緊急停止してロボット1を停止させるように制御する。
連結部18は、台車40の後面側に配置されている。図2に示すように、カート19には前側に突出する連結具28が配置されており、この連結具28が連結部18に抜けないように連結されることでロボット1に対してカート19が連結される。このカート19には、カート19の下部側面(周囲)を覆うとともに、該カート19に対して相対変位可能なカートカバー29が取り付けられている。また、このカートカバー29には、カートカバー29の相対変位を台車40側のカバー41に機械的に伝達するための伝達軸80が配置されている。なお、カート19及びカートカバー29の詳細な構成については後述する。
次に、台車40及びカバー41の構成について説明する。台車40は、本体部16を支持するための底板フレーム42と、電動モータ12及びオムニホイール13等から構成される駆動手段と、を主要な構成として有している。底板フレーム42は、四隅が円弧状に丸められた略正方形状となる平板状に構成されている。底板フレーム42の上面側には前記本体部16が支持されるとともに、底板フレーム42の下面側には前記駆動手段が配置されている。
図2に示すように、駆動手段が有する4つの電動モータ12は、底板フレーム42の対角線と重なるように十字状に配置されている。この4つの電動モータ12それぞれの駆動軸には、車輪としてのオムニホイール13が装着されている。即ち、4つのオムニホイール13は、同一円周上に周方向に沿って90°ずつ間隔をあけるようにして、かつ、底板フレーム42の四隅に対応するようにして、台車40下部に取り付けられている。
オムニホイール13は、電動モータ12の駆動軸を中心にして回転する2枚のホイール14と、各ホイール14の外周に電動モータ12の駆動軸と直交する軸を中心として回転可能に設けられた6個のフリーローラ15と、を有する。なお、2枚のホイール14は位相を30°ズラして取り付けられている。このような構成を有するため、電動モータ12が駆動されてホイール14が回転すると、6個のフリーローラ15はホイール14と一体となって回転する。一方、接地しているフリーローラ15が回転することにより、オムニホイール13は、そのホイール14の回転軸に平行な方向にも移動することができる。そのため、4つの電動モータ12を独立して制御し、4つのオムニホイール13それぞれの回転方向及び回転速度を個別に調節することにより、ロボット1を任意の方向(全方向)に平面移動又は旋回動作させることができる。
カバー41は、金属や樹脂等により、台車の中心部から見たときに前後左右が略対称形状となる枠組み状の外装カバーとして構成されており、台車40下部の前後左右の側面を覆っている。このカバー41は、台車40下部の駆動手段の前後左右を囲うように配置される4個のカバーフレーム51によって内側から支持されている。
カバーフレーム51は、板状部材の一端を直角に折り曲げて構成されており、一部の平面が底板フレーム42の下面に対面するとともに残りの一部の平面が水平方向(側面方向)を向くように配置されている。4個のカバーフレーム51のうち、前側のカバーフレーム51と後側のカバーフレーム51とが、板状のフレーム連結部材52(図2では図示略)によって連結されている。このフレーム連結部材52の上面は、底板フレーム42の下面側と対向している。このフレーム連結部材52は台車40の中心部を通るように配置されており、その中途部には近接スイッチ71の構成の一部が配置されている。
本実施形態のカバーフレーム51は、底板フレーム42の下面側でいわゆるゲルブッシュ61を介して支持されている。より具体的には、前側のカバーフレーム51の上面及び後側のカバーフレーム51上面には、左右に並んだ状態の2個のゲルブッシュ61がそれぞれ配置されている。一方、左側のカバーフレーム51の上面及び右側のカバーフレーム51の上面には、1個のゲルブッシュ61が底板フレーム42の中心より若干前側に位置するようにそれぞれ配置されている。図3に示すように、底板フレーム42の下面と、カバーフレーム51の上面との間にこれらのゲルブッシュ61を挟み込んだ状態で、当該底板フレーム42及びカバーフレーム51がボルト、ワッシャ等によってゲルブッシュ61に固定される。なお、ゲルブッシュ61はゲル材料製のものであり、弾性変形が可能に構成された支持部材として機能している。
なお、ゲルブッシュ61が配置される数は適宜変更することができる。例えば、前後のカバーフレーム51と同様に左右のカバーフレーム51の上面にゲルブッシュ61を2個ずつ配置し、計8個のゲルブッシュ61によってカバーフレーム51を支持する構成等に変更することができる。
このカバーフレーム51が底板フレーム42に取り付けられた状態で、カバー41は、前後左右に配置されるそれぞれのカバーフレーム51の側面に図略のネジ等の固定具によって固定される。これによって、カバー41は例えば図3に示すように、その大部分が底板フレーム42に対して吊り下げられるような状態で、支持部材(ゲルブッシュ61)を介して前記台車40に保持される。また、ゲルブッシュ61は弾性変形可能に構成されているので、底板フレーム42に対して、カバー41が上下左右で寡少の位置変化が可能な状態となっている。これによって、障害物等がロボット1のカバー41に接触し、カバー41に押圧力が加えられた場合は、その外力に応じてゲルブッシュ61が変形し、カバー41が台車40に対して相対変位することになる。
なお、底板フレーム42とカバーフレーム51の間に配置される支持部材は、ゲルブッシュ61に限られない。例えば、本実施形態のゲルブッシュ61に代えてインシュレータやダンパ等に適宜変更することもできる。
また、底板フレーム42には、カバー41の上方向の動きを規制するためのボールプランジャ62がブラケット63を介して設けられている。本実施形態ではボールプランジャ62は前後左右に1つずつ(計4個)配置されており、それぞれのボールプランジャ62の先端部分がカバーフレーム51の上面に対向するように底板フレーム42の下面側に取り付けられている。図3に示すように、ボールプランジャ62は、S字に折り曲げられたブラケット63に軸部分が保持された状態で、底板フレーム42とカバーフレーム51の間に形成される上下方向の隙間を利用して配置されている。このボールプランジャ62は、ボールが配置される先端部分がカバーフレーム51の上面に接触するようにブラケット63に保持されており、これによりカバーフレーム51の浮き上がりを防止している。
これによって、カバー41が障害物等に接触して斜め上方向に浮き上がるような外力を受けたときでも、カバー41はボールプランジャ62によって上方向の移動を規制され、水平方向に移動することになる。従って、この構成であれば、上記近接スイッチの軸方向(上下方向)検出成分のうち近づく方向(上方向)が取り除かれるため、自律移動装置3の障害物等の接触における水平方向検出成分を精度良く検出することができる。なお、近接スイッチの軸方向検出成分のうち遠ざかる方向(下方向)は、近接スイッチがオフする方向であるから、自律移動装置3が停止する安全側になり、特にカバー41の下方向への変位は規制する必要がない。
この構成で、ロボット1の前後左右何れの方向から外力が加えられたとしても、台車40の下面(底板フレーム42)と、該下面に対向するフレーム連結部材52(カバー41)との間には水平方向の相対変位が生じる。この相対変位を近接スイッチ71によって検出することで、ロボット1の全方位に対する障害物等との接触を均等に検出することができる。
また、本実施形態では、カバー41の上方向への動きを規制するための規制手段として、ボールプランジャ62が配置されている。これによって、ロボット1が障害物等に接触することによってカバー41を斜め上に押し上げるような力を受けた場合でも、ボールプランジャ62によってカバー41の上方向の相対変位を規制することができる。この結果、カバー41は水平方向にのみ移動することになるので、近接スイッチ71によってカバー41の水平成分の動きを検出することで衝撃の程度を正確に検出することができる。
連結部18は、上述したように台車40後面に配置されている。より具体的には、カバー41には連結部18を挿通させるための挿通孔が形成されており、連結部18は、この挿通孔に連結部18を挿通させるようにして配置される。この結果、連結部18は、その一部が台車40の後面側に露出する形で台車40本体側に固定されている。
本実施形態では、カート19側の連結具28が台車40(ロボット1)に対して左右に揺動できないように、連結部18内部で保持されている。これによって、例えばロボット1の旋回時等において、左右に振られるような力がカート19に作用した場合でも、平面視でカート19がロボット1に対して左右に傾斜することがない。なお、この連結部18による保持は、ロボット1に対して連結具28が上下方向に移動(揺動)することまでを規制するものではない。本実施形態では、カート19がロボット1に対して所定範囲内で上下方向に揺動できるように連結部18が構成されている。更に、連結部18によるカート19の連結及び解除は、ロボット1が自律して行うことができるように構成してもよいし、ユーザによって手動で連結及び解除が行われる構成としてもよい。
また、本実施形態では、カート19の前面側とロボット1の後面側が近接するように配置されているので、カート19の前面側からの障害物等の接触が生じにくくなっている。このように、ロボット1とカート19の隙間はできるだけ小さいことが好ましい。
更に、カバー41後面には、カート19側に配置される伝達軸80の押圧力を受けるための被伝達部85が配置されている。より具体的には、図2に示す平面視において、2個の被伝達部85が前記連結部18の左右両側に配置されている。それぞれの被伝達部85には、後面側が開放された凹状の溝が上下方向に形成されている。
次に、カート19の構成の詳細について説明する。本実施形態のカート19は、カート本体部25と、カートフレーム26と、車輪27と、連結具28と、を備えている。以下にカート19の各部について説明する。
図1等に示すように、カート本体部25は縦方向に細長い直方体状に構成されている。このカート本体部25の内部には空間が形成されており、ユーザがロボット1に搬送させたい物を当該空間に収容させることができるように構成されている。カートフレーム26は、枠組み状に構成されており、前記カート本体部25を保持している。このカートフレーム26の下部には、4つの車輪(キャスター輪)27が、平面視において360度旋回可能に取り付けられている。
カートカバー29は、車輪27より若干上側に取り付けられており、カート19下部側面の一部を覆う枠組み状に構成されている。このカートカバー29は、図2及び図4に示すように、右側面カバー91と、左側面カバー92と、後面カバー93と、コーナーカバー94と、カバー連結部材95と、伝達軸80と、を主要な構成として備えている。
右側面カバー91及び左側面カバー92は、ともに、一端が直角に折り曲げられた板状部材で構成されており、一部が上側を向いてカートフレーム26の下面に対面するとともに、残りの一部が水平方向(側面)を向くように配置されている。同様に、後面カバー93についても、一端が直角に折り曲げられた板状部材で構成されており、一部が上側を向いてカートフレーム26の下面に対面するとともに、残りの一部が水平方向(後面)を向くように配置されている。
コーナーカバー94は平面視略L字状に構成されており、右側面カバー91、左側面カバー92及び後面カバー93のそれぞれの端部に、カート19の四隅を保護するように4個配置されている。カバー連結部材95は平面視略T字状に構成されており、右側面カバー91、左側面カバー92及び後面カバー93を連結している。また、連結具28は、前側に突出した状態でカート19本体にブラケット86を介して設けられており、カート19の前部中央で固定されている。上述したように、この連結具28の前側端部が前記連結部18内で連結されることによって、カート19がロボット1と一体的に移動することが可能になっている。
伝達軸80は丸棒状に構成されるとともに、その長手方向を前後に向けてカバー連結部材95に固定されている。本実施形態では、2本の伝達軸80が前記連結具28の左右両側から前側に平行に突出するように配置されている。この伝達軸80の前側端部は、台車40とカート19が連結されている状態では、被伝達部85の凹状部分に挟み込まれる状態となっている。従って、伝達軸80が前方向に移動した場合は、その先端面によって被伝達部85が後方から押され、伝達軸80が左右方向の一側に移動した場合は、被伝達部85の凹状部分の内側が一側に押される形となる。前記被伝達部85は台車40側のカバー41の後面に一体的に固定されているので、伝達軸80が前方向及び左右方向へ移動するときの力は、被伝達部85を介してカバー41へと伝達されることになる。ただし、伝達軸80が後方へ移動するときの力は、台車40側のカバー41に伝達されない。
カートカバー29は、カートフレーム26に対していわゆるゲルブッシュ81を介して支持されている。より具体的には、ゲルブッシュ81は、右側面カバー91、左側面カバー92及び後面カバー93の上面に2つずつ(計6個)配置されている。図5に示すように、カートフレーム26の下面と、右側面カバー91(カートカバー29)の上面との間にこれらのゲルブッシュ81を挟み込んだ状態で、当該カートフレーム26及びカートカバー29がボルト、ワッシャ等によってゲルブッシュ61に固定される。前記ゲルブッシュ81はゲル材料製のものであり、弾性変形が可能に構成された支持部材として機能している。なお、ゲルブッシュ81が配置される数は適宜変更することができる。
これによって、カートカバー29は、カートフレーム26に対して吊り下げられるような状態で、支持部材(ゲルブッシュ81)を介してカート19に保持されることになる。また、ゲルブッシュ81は弾性変形可能に構成されているので、カートフレーム26に対してカートカバー29が上下左右で寡少の位置変化が可能な状態となっている。これによって、障害物等がカートカバー29に接触した場合は、その外力に応じてゲルブッシュ81が変形し、カートカバー29がカート19本体に対して相対変位することになる。
なお、カートフレーム26とカートカバー29の間に配置される支持部材は、ゲルブッシュ81に限られない。例えば、本実施形態のゲルブッシュ81に代えてインシュレータやダンパ等に適宜変更することもできる。
また、カートフレーム26には、カートカバー29の上方向の動きを規制するためのボールプランジャ82がブラケット83を介して設けられている。ボールプランジャ82は図4に示すように、右側面カバー91、左側面カバー92及び後面カバー93の上面に対向するように1つずつ(計3個)配置されている。図5に示すように、ボールプランジャ82は、S字に折り曲げられたブラケット83に軸部分が保持された状態で、カートフレーム26と右側面カバー91(カートカバー29)の間に形成される上下方向の隙間を利用して配置されている。このボールプランジャ82は、ボールが配置される先端部分が右側面カバー91(カートカバー29)の上面に接触するようにブラケット83に保持されている。これらのボールプランジャ82によって、カートカバー29が上側に浮き上がることを防止している。
この構成で、カート19の側面及び後面部分を覆うカートカバー29に例えば後方から障害物等が接触した場合、このとき生じる外力によって、カートカバー29はカート本体部25に対して前側に相対変位する。このとき、斜め下側から障害物等が接触することによってカートカバー29が斜め上方向の力を受けていたとしても、上方向の相対変位はボールプランジャ82によって規制されるので、カートカバー29は水平方向にのみ相対変位することになる。この相対変位によって、該カートカバー29に一体的に固定されている伝達軸80が、被伝達部85を前方へ水平に押す。被伝達部85を介して押圧力を受けたカバー41は、障害物等がカバー41に直接接触したときと同様に、台車40(底板フレーム42)に対して前側に相対変位する。この相対変位を前記近接スイッチ71が検出することによって、カート19への障害物等の接触を検出することができる。電子制御装置32は、近接スイッチ71の検出結果に基づいて、電動モータ12を一時停止する等の各種の制御を行う。
また、カートカバー29に左右方向から障害物等が接触した場合でも同様である。即ち、この場合は、障害物等のカートカバー29への接触に伴って左右方向に相対変位する伝達軸80の先端が、被伝達部85の内壁を左右方向に押す。この伝達軸80の押圧力によってカバー41が台車40に対して左右方向に相対変位し、この相対変位が近接スイッチ71によって検出される。
次に、図6を参照して、本実施形態のロボット1が障害物に接触したときの近接スイッチ71の検出結果の定量評価について説明する。図6の図面左側に示しているのが、ロボット1が一時停止したときの衝撃の強さを障害物が接触した方向ごとに示したグラフである。図6の図面右側に示しているのがグラフに対応するロボット1及びカート19に障害物が接触した位置を示したモデル図であり、このモデル図に示した矢印の方向がグラフに示した方向と対応している。
図6のグラフに示すように、ロボット1は、ロボット1自体が障害物に接触して衝撃を受けた場合に一時停止を行う制御を行うとともに、カート19に障害物等が接触した場合も一時停止を行う制御を行っている。即ち、カート19及びロボット1を含んだ移動体に対する全方位からの障害物等の接触の検出が可能となっている。図6に示す定量評価は、本実施形態の構成によって、カート19側にセンサ等から構成される検出手段を配置しなくても、カート19側への障害物等の接触を全方位にわたって適切に検出できることを示している。
以上に示したように、本実施形態のロボット1は以下のように構成される。即ち、ロボット1は、台車40と、カバー41と、近接スイッチ71と、連結部18と、を備える。台車40には、電動モータ12及びオムニホイール13等から構成される駆動手段が設けられている。カバー41は、台車40の側面の一部を覆い、かつ、台車40に対して相対変位可能に該台車40に取り付けられる。近接スイッチ71は、台車40に対するカバー41の相対変位を検出する。連結部18は、台車40の移動に伴って移動するようにカート19を当該台車40に接続可能にする。そして、カート19には、カート19の側面の一部を覆うカートカバー29が、当該カート19に対して相対変位可能に取り付けられる。また、カートカバー29の相対変位を台車40側のカバー41に機械的に伝達し、カバー41を前記台車40に対して相対変位させる変位伝達機構(伝達軸80)が、カートカバー29に取り付けられている。
これにより、カート19が障害物等に衝突してカートカバー29が相対変位した場合、変位伝達機構によって、台車40側のカバー41が台車40に対して相対変位することになる。これによって、台車40側のカバー41の相対変位を検出することで、カート19への障害物等の接触を検出することが可能となる。また、カート19の相対変位は伝達軸80によって機械的に台車40側のカバー41へ伝達されるので、台車40とカート19との間で信号をやり取りするための構成(例えば電線、無線装置等)を配置する必要がなく、カート19の障害物等の接触を検知するための構成を簡素化できる。
また、本実施形態のロボット1は、以下のように構成される。即ち、カバー41とカートカバー29とはそれぞれ独立して台車40及びカート19に取り付けられている。変位伝達機構は、カートカバー29の相対変位と一体的に相対変位する伝達軸80を有する。カバー41には、カバー41の相対変位と一体的に相対変位する被伝達部85が配置される。伝達軸80は、左右方向及び後方からの変位を被伝達部85に伝達し、上下方向の変位を伝達しないように構成されている。
これにより、カート19のカートカバー29の相対変位のうち、必要な方向の成分だけを台車40側のカバー41に伝達することができる。従って、カート19への障害物等の接触を検出する構成をシンプルにでき、製造コストを低減できる。また、台車40側のカバー41に余計な方向の変位が伝達されないようにカートカバー29の変位を逃がすことができるので、台車40側のカバー41に無理な力が加わって破損することを防止できる。より具体的には、例えばロボット1が段差部分に乗り上げたような場合、カート19がロボット1に対して上下に変位し、それに伴って伝達軸80が上下に移動することになる。しかしながら、伝達軸80は被伝達部85の上下方向の溝内で移動するだけであり、その変位は被伝達部85に伝達されない。従って、カート19がロボット1に対して上下に変位したとしても、それが障害物の接触として誤検出されることを防止できる。また、カート19がロボット1に対して急激に上下に変位することによって、伝達軸80から無理な押圧力がカバー41に伝達されて、伝達軸80、カバー41及び台車40等が損傷することを防止できる。
また、本実施形態のロボット1においては、カートカバー29がカート19に対して上方向に移動することを規制するためのボールプランジャ82を備える。
これにより、斜め下側からの障害物等の接触によってカートカバー29が斜め上方向に移動しようとした場合でも、当該カートカバー29の上側への逃げがボールプランジャ82によって規制されるので、カートカバー29の水平方向の変位量を十分に確保できる。従って、この水平方向の変位が台車40側のカバー41に伝達されることで、カート19への障害物等の接触の検出精度を向上させることができる。
また、本実施形態のロボット1においては、前記台車40の近傍にカート19が配置される。
これにより、台車40とカート19との間に障害物等が入り込むようにしてカート19に衝突する可能性を排除することができるので、そのような衝突を検出しなかった場合でも悪影響は殆ど無いということができる。従って、台車40から遠ざかる方向のカートカバー29の変位(本実施形態では、後方への変位)を台車40側に伝達するための機構を省略できるので、変位伝達機構をシンプルに構成することができる。
また、本実施形態においては、カート19は、台車40に対して左右に揺動しないように接続される。
これにより、カート19が台車40に対して平面視で左右に傾くような動きを防止できる。従って、障害物等の接触が無いのに、例えば台車40の旋回移動時等において外側に振られるカート19のカバー41が台車40側のカバーを伝達軸80を介して変位させ、障害物等の接触として誤検出されることを防止できる。
以上に本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
上記実施形態では、カバー41の相対変位を検出するための検出手段としての近接スイッチ71が台車40に1つのみ備えられる構成であるが、近接スイッチ71を複数配置し、カバー41の相対変位を段階的に検出する構成とすることもできる。
上記実施形態では、ロボット1の後方にカート19を配置して、該カート19をロボット1によって牽引する構成であるが、ロボット1に対するカート19の配置位置は適宜変更することができる。例えば、ロボットの前側にカートを連結し、ロボットがカートを押すようにして移動する構成に変更できる。
上記実施形態の自律移動装置としてのロボット1の構成は、事情に応じて適宜変更することができる。例えば、台車に取り付けられるカバーを台車の上面及び側面を覆うような構成に変更することができる。
本発明の一実施形態に係るロボット及びカートの全体的な構成を模式的に示した側面図である。 ロボット及びカートの平面図である。 ロボットの電気的構成の一部を模式的に示した側面図である。 図1のA−A線断面矢視図である。 カート下部の様子を示した拡大側面図である。 ロボットが衝撃を検出したときの制御の様子を衝撃の強さと方向ごとに示したグラフである。
符号の説明
1 ロボット(自律移動装置)
19 カート(被搬送部)
29 カートカバー(被搬送部カバー)
32 電子制御装置(制御手段)
40 台車
41 カバー
71 近接スイッチ(検出手段)
80 伝達軸(変位伝達機構)
85 被伝達部

Claims (5)

  1. 駆動手段が設けられた台車と、
    前記台車の側面及び上下面の全て又は一部を覆い、かつ、前記台車に対して相対変位可能に該台車に取り付けられるカバーと、
    前記台車に対する前記カバーの相対変位を検出するための検出手段と、
    前記台車の移動に伴って移動するように被搬送部を当該台車に接続可能な連結部と、
    を備え、
    前記被搬送部には、前記被搬送部の側面及び上下面の全て又は一部を覆う被搬送部カバーが、前記被搬送部に対して相対変位可能に取り付けられ、
    前記被搬送部カバーの相対変位を前記カバーに機械的に伝達し、前記カバーを前記台車に対して相対変位させる変位伝達機構が、前記被搬送部カバーに取り付けられることを特徴とする自律移動装置。
  2. 請求項1に記載の自律移動装置であって、
    前記カバーと前記被搬送部カバーとはそれぞれ独立して前記台車及び前記被搬送部に取り付けられており、
    前記変位伝達機構は、前記被搬送部カバーの相対変位と一体的に相対変位する伝達部を有し、
    前記カバーには、前記カバーの相対変位と一体的に相対変位する被伝達部が配置され、
    前記伝達部は、所定の方向の変位を前記被伝達部に伝達し、それとは異なる方向の変位を伝達しないように構成されることを特徴とする自律移動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の自律移動装置であって、
    被搬送部カバーが前記被搬送部に対して上方向に移動することを規制するための規制手段を備えることを特徴とする自律移動装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の自律移動装置であって、
    前記台車の近傍に前記被搬送部が配置されることを特徴とする自律移動装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の自律移動装置であって、
    前記被搬送部は、前記台車に対して左右に揺動しないように接続されることを特徴とする自律移動装置。
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