JP2010122255A - クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010122255A JP2010122255A JP2008293009A JP2008293009A JP2010122255A JP 2010122255 A JP2010122255 A JP 2010122255A JP 2008293009 A JP2008293009 A JP 2008293009A JP 2008293009 A JP2008293009 A JP 2008293009A JP 2010122255 A JP2010122255 A JP 2010122255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- toner
- cleaning device
- surface moving
- moving member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】表面移動部材20の移動方向B1に対して直交する方向に延在するその先端部側の一辺Pで、表面移動部材20に当接してクリーニングを行うクリーニング部材41を有し、クリーニング部材41は表面移動部材20に当接した状態においてその反りが規制されるように、先端部側の端部が略自由長ゼロとなるようその基端部側が支持部材44によって支持されているとともに、先端側の端部は、表面移動部材20に非当接であるときには支持部材44と離間し、表面移動部材20に当接しているときには基端部側から一辺Pにわたって支持部材44に当接する。
【選択図】図3
Description
クリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有しており、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。このクリーニングにより生じた廃トナー等の不要物は、図示しない廃トナー経路を経て廃トナータンク38に収納されるようになっている。
このように、本形態では、接触ローラを用いた帯電システムを採用しているが、帯電システムは、近接ローラを用いたものであっても良いし、コロトロン方式を採用したものであっても良い。
クリーニング装置40のその余については後述する。
このように、潤滑性物質供給装置80は、潤滑性物質82を感光体ドラム20表面に塗布することにより、これら劣化のすべてを解消している。
なお、導電性粒子の吸油量は、JIS−K5101「顔料試験方法」における「21吸油量」に準じて測定したものである。
樹脂被覆層の層中には、導電性粒子の他に、非導電性粒子が含有されている。
キャリアは、基体粒子の表面に、二酸化スズ層、二酸化スズを含む酸化インジウム層を順次形成しているために、導電層が粒子表面に均一かつ強固に固定される。
本形態では、バイアス印加手段により直流成分の現像バイアスを印加しているが、現像バイアスは、交流成分であっても良いし、直流成分に交流成分を重畳したものであっても良い。
図3ないし5に示すように、クリーニングブレード41は、感光体ドラム20の回転軸方向である図3、4において紙面に垂直な方向すなわちB1方向に垂直なY方向に延在する長尺な板状の部材である。図5に示すように、クリーニングブレード14は、荷重を受けない状態において辺の長さがT1、T2、T3の直方体形状となっている。クリーニングブレード41は、その長尺方向であるY方向に伸びる、感光体ドラム20に対向する先端部側の端部に位置する角によって構成された1つの辺Pを、感光体ドラム20に対する当接辺とし、感光体ドラム20表面に圧接しており、感光体ドラム20の表面上の不要物を除去する。なお、クリーニングブレード41は、感光体ドラム20に塗布された潤滑性物質82を、不要物とともに感光体ドラム20表面から除去すると同時に、感光体ドラム20表面に引き伸ばし、潤滑剤の皮膜を形成する機能も有する。
クリーニングブレード41は弾性部材であって、他の弾性材料に比べて感光体ドラム20に対する磨耗性及び自身の耐摩耗性に優れたポリウレタンゴム製である。
かりに、クリーニングブレード41の、辺P側の端部の自由長が長い、あるいはゼロであるとすると、既に述べたように、前者の場合は、クリーニングブレード41を高い圧力で感光体ドラム20に当接させようとしてもクリーニングブレード41が撓んでクリーニングブレード41と感光体ドラム20との接触面積が増大して感光体ドラム20に対するクリーニングブレード41の当接圧がかえって低下し得るという問題があり、後者の場合は、感光体ドラム20が偏心して回転する場合などにおけるクリーニングブレード41の追従性が低く、クリーニングブレード41がそのY方向において均一に感光体ドラム20に当接せず、Y方向及びB1方向における均一なクリーニング性能を担保することが難しくなり得るという問題がある。
軸受49において軸48を支持する軸孔の形状としては、Z方向と略平行な方向に長軸を有する長孔形状、丸孔形状等が挙げられ、本形態では前者を採用している。
かかる構成は、クリーニングブレード41を、辺Pを中心として回転可能な状態で支持し、辺Pを回転軸としてクリーニングブレード41を感光体ドラム20に対して当接させ、軸受49による軸48の支持位置の変動を生じやすくし、クリーニングブレード41を感光体ドラム20に対しY方向及びB1方向において均一に当接させた状態に維持することに寄与する。
図16に、押圧力Fpの測定装置を示す。この測定装置200は、市販のセンサ用コンディショナ「WGA−710B(共和電業製)」及び組み合わせられるロードセル「LMA−A−20N(共和電業製)」である。測定装置200は、ロードセル201を3つ備えており、各ロードセル201は、半円筒形状のセル台202の上に、Y方向におけるセル台202の中心位置と、この中心位置からY方向両端に向けて140[mm]離れた2地点との合計3箇所でそれぞれ固定されている。各ロードセル201には、感光体ドラム20と同じ曲率半径の曲面を有する治具203が載せられる。治具203は、Y方向方向に沿って3つ並べて配置され、各治具203の底面中心に各ロードセル201がそれぞれセットされた状態とされる。
クリーニングブレード41は、治具203との位置関係が感光体ドラム20との位置関係と同じ関係となるように、測定装置200にセットされる。
クリーニングブレードの自由長部分が長い場合のようにクリーニングブレードの反りが発生する構成においては、温湿度によってクリーニングブレードの反りによる力が変化する。例えば、高温高湿環境下でクリーニングブレードを反ったまま放置すると塑性変形してしまい、ヘタリという現象が起こる。こうなると、感光体ドラム20の表面に対するクリーニングブレードの当接圧が低下して、クリーニング性が低下し、クリーニング不良が発生するおそれがある。これに対し、クリーニングブレード41の反りが実質的には発生しないクリーニング装置40では、環境変動に対するロバスト性が向上する。
クリーニング装置40では高いクリーニング性能を実現し得ることから、トナーは平均円形度が0.940以上、更に0.960以上で0.998以下であっても除去される。
しかし、トナーの平均円形度が0.93未満では、忠実な現像、転写率の高い転写ができなくなる。これは、トナーが不定形では、トナー表面の帯電が不均一であり、また、重心と帯電の中心がずれるために電界に対して忠実な移動が困難になるためである。
クリーニング装置40では、体積平均粒径が2[μm]以上であれば、十分な除去性能を発揮でき、特に体積平均粒径が3[μm]以上であればより好適な除去性能を発揮できる。なお、体積平均粒径Dvと個数平均粒径Dnとの比は、1.0〜1.4程度であることがこの好ましい。
まず、電解水溶液100〜150[mL]中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩)を、0.1〜5[mL]加える。ここで、電解液とは、1級塩化ナトリウムを用いて、約1%NaCl水溶液を調製したもので、ISOTON R−II型(コールターサイエンティフィックジャパン社製)を使用した。これに更に測定試料を2〜20[mg]加え、電解液中に懸濁させて、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行った。上記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、上記試料中のトナー粒子の体積及び個数をチャンネルごとに測定して、トナーの体積分布と個数分布とを算出する。
図20(a)及び(b)は、トナーの形状を模式的に表した図であり、同図(a)は形状係数SF−1を説明するための説明図であり、同図(b)は形状係数SF−2を説明するための説明図である。
形状係数SF−1は、トナー形状の丸さの割合を示すものであり、下記式(1)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる形状の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4)・・・(1)
また、形状係数SF−2は、トナー形状での凹凸の割合を示すものであり、下記式(2)で表される。トナーを2次元平面に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100π/4)・・・(2)
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
しかし、重合法で得られたトナーの中でも、懸濁重合法や乳化重合法等で得られたトナー形状は円形度、形状係数SF−1、SF−2において、真の球形トナーを得ることが難しい。特に、溶解懸濁法で得られたトナーは球形でもあるが、規則性のない不定形トナーである為画像品質等の点で満足できる品質が得られていない。
ポリエステルは、多価アルコール化合物と多価カルボン酸化合物との重縮合反応によって得られる。
多価アルコール化合物(PO)としては、2価アルコール(DIO)および3価以上の多価アルコール(TO)が挙げられ、(DIO)単独、または(DIO)と少量の(TO)との混合物が好ましい。
2価アルコール(DIO)として好ましいものは、炭素数2〜12のアルキレングリコールおよびビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物であり、特に好ましいものはビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、およびこれと炭素数2〜12のアルキレングリコールとの併用である。
3価以上の多価アルコール(TO)としては、3〜8価またはそれ以上の多価脂肪族アルコール(グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールなど);3価以上のフェノール類(トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラックなど);上記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物などが挙げられる。
多価カルボン酸(PC)としては、2価カルボン酸(DIC)および3価以上の多価カルボン酸(TC)が挙げられ、(DIC)単独、および(DIC)と少量の(TC)との混合物が好ましい。2価カルボン酸(DIC)としては、炭素数4〜20のアルケニレンジカルボン酸および炭素数8〜20の芳香族ジカルボン酸である。3価以上の多価カルボン酸(TC)としては、炭素数9〜20の芳香族多価カルボン酸(トリメリット酸、ピロメリット酸など)などが挙げられる。
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)の比率は、水酸基[OH]とカルボキシル基[COOH]の当量比[OH]/[COOH]として、通常2/1〜1/1、好ましくは1.5/1〜1/1、さらに好ましくは1.3/1〜1.02/1である。
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)の重縮合反応は、テトラブトキシチタネート、ジブチルチンオキサイドなど公知のエステル化触媒の存在下、150〜280[℃]に加熱し、必要により減圧としながら生成する水を留去して、水酸基を有するポリエステルを得る。
多価イソシアネート化合物(PIC)としては、脂肪族多価イソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、芳香脂肪族ジイソシアネート、イソシアネート類及び上記ポリイソシアネートをフェノール誘導体、オキシム、カプロラクタムなどでブロックしたもの;およびこれら2種以上の併用が挙げられる。
多価イソシアネート化合物(PIC)の比率は、イソシアネート基[NCO]と、水酸基を有するポリエステルの水酸基[OH]の当量比[NCO]/[OH]として、通常5/1〜1/1、好ましくは4/1〜1.2/1、さらに好ましくは2.5/1〜1.5/1である。
イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)中の1分子当たりに含有されるイソシアネート基は、通常1個以上、好ましくは、平均1.5〜3個、さらに好ましくは、平均1.8〜2.5個である。
2価アミン化合物(B1)としては、芳香族ジアミン、脂環式ジアミン及び脂肪族ジアミンなどが挙げられる。
3価以上の多価アミン化合物(B2)としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。
アミノアルコール(B3)としては、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリンなどが挙げられる。
アミノメルカプタン(B4)としては、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタンなどが挙げられる。
これらアミン類(B)のうち好ましいものは、B1およびB1と少量のB2の混合物である。
着色剤としては、公知の染料及び顔料が全て使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、ナフトールイエローS、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄鉛、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、リソールファストスカーレットG、ベンジジンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ファストスカイブルー、インジゴ、群青、紺青、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、クロムグリーン、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、フタロシアニングリーン及びそれらの混合物が使用できる。着色剤の含有量はトナーに対して通常1〜15[wt%]、好ましくは3〜10[wt%]である。
荷電制御剤としては公知のものが使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、燐の単体または化合物、タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。具体的にはニグロシン系染料のボントロン03、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社製)、4級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)、4級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、4級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。このうち、特にトナーを負極性に制御する物質が好ましく使用される。
離型剤としては、融点が50〜120[℃]の低融点のワックスが、バインダー樹脂との分散の中でより離型剤として効果的に働く。このようなワックス成分としては、ロウ類及びワックス類として、カルナバワックス、綿ロウ等の植物系ワックス、ミツロウ、ラノリン等の動物系ワックス、オゾケライト、セルシン等の鉱物系ワックス、及びパラフィン、マイクロクリスタリン、ペトロラタム等の石油ワックス等が挙げられる。
また、これら天然ワックスの外に、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス等の合成炭化水素ワックス、エステル、ケトン、エーテル等の合成ワックス等が挙げられる。
トナー粒子の流動性や現像性、帯電性を補助するための外添剤として、無機微粒子が好ましく用いられる。この無機微粒子の一次粒子径は、5×10−3〜2[μm]であることが好ましく、特に5×10−3〜0.5[μm]であることが好ましい。
また、BET法による比表面積は、20〜500[m2/g]であることが好ましい。
この無機微粒子の使用割合は、トナーの0.01〜5[wt%]であることが好ましく、特に0.01〜2.0[wt%]であることが好ましい。
無機微粒子の具体例としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などを挙げることができる。中でも、流動性付与剤としては、疎水性シリカ微粒子と疎水性酸化チタン微粒子を併用するのが好ましい。
次に、トナーの製造方法について詳細する。ここでは、好ましい方法について示すが、これに限られることではない。
着色剤、未変性ポリエステル、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー、離型剤を有機溶媒中に分散させトナー材料液を作る。有機溶媒は、沸点が100[℃]未満の揮発性であることが、トナー母体粒子形成後の除去が容易である点から好ましい。具体的には、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒および塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素などを単独あるいは2種以上組み合わせて用いることができる。有機溶媒の使用量は、ポリエステルプレポリマー100重量部に対し、通常0〜300重量部、好ましくは0〜100重量部、さらに好ましくは25〜70重量部である。
トナー材料液を界面活性剤、樹脂微粒子の存在下、水系媒体中で乳化させる。水系媒体は、水単独でも良いし、メタノールなどのアルコール、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類、低級ケトン類などの有機溶媒を含むものであってもよい。トナー材料液100重量部に対する水系媒体の使用量は、通常50〜2000重量部、好ましくは100〜1000重量部である。50重量部未満ではトナー材料液の分散状態が悪く、所定の粒径のトナー粒子が得られない。20000重量部を超えると経済的でない。
また、水系媒体中の分散を良好にするために、界面活性剤、樹脂微粒子等の分散剤を適宜加える。界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩などのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体や、アルキルトリメチルアンモニム塩などの4級アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤等が挙げられる。また、フルオロアルキル基を有する界面活性剤を用いることにより、非常に少量でその効果をあげることができる。
樹脂微粒子は、既述の物質を用いることができる。また、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、コロイダルシリカ、ヒドロキシアパタイト等の無機化合物分散剤も用いることができる。樹脂微粒子、無機化合物分散剤と併用して使用可能な分散剤として、高分子系保護コロイドにより分散液滴を安定化させても良い。例えばアクリル酸、メタクリル酸、α−シアノアクリル酸、α−シアノメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマール酸、マレイン酸または無水マレイン酸などの酸類、あるいは水酸基を含有する(メタ)アクリル系単量体、例えばアクリル酸−β−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−β−ヒドロキシエチル、アクリル酸−β−ヒドロキシプロビル、メタクリル酸−β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸−γ−ヒドロキシプロピルなどが使用できる。
上記洗浄、脱溶剤の工程前後いずれかにおいて、乳化分散液を一定温度で一定時間放置し、生成したトナー粒子を熟成させる工程を設けることができる。これにより、所望の粒径を有するトナー粒子を作製できる。熟成工程の温度は25〜50[℃]が好ましく、時間は10分間〜23時間が好ましい。
帯電制御剤の打ち込み、及び無機微粒子の外添は、ミキサー等を用いた公知の方法によって行われる。
これにより、小粒径であって、粒径分布のシャープなトナーを容易に得ることができる。
二成分現像剤としての磁性キャリアとしては、粒子径20〜200[μm]程度の鉄粉、フェライト粉、マグネタイト粉、磁性樹脂キャリアなど従来から公知のものが使用できる。また、被覆材料としては、アミノ系樹脂、例えば尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ユリア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。またポリビニル及びポリビニリデン系樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン樹脂及びシリコーン樹脂等が使用できる。また必要に応じて、導電粉等を被覆樹脂中に含有させてもよい。導電粉としては、金属粉、カーボンブラック、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛等が使用できる。
これらの導電粉は、平均粒子径1[μm]以下のものが好ましい。平均粒子径が1[μm]よりも大きくなると、電気抵抗の制御が困難になる。
なお、各実施例のトナーは以下のごとく作製されるが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、「部」は重量部を示す。
(樹脂微粒子エマルションの合成)
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、水683部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業製)11部、スチレン83部、メタクリル酸83部、アクリル酸ブチル110部、過硫酸アンモニウム1部を仕込み、3800回転/分で30分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。加熱して、系内温度75[℃]まで昇温し、4時間反応させた。さらに、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部加え、75[℃]で6時間熟成してビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液微粒子分散液を得た。この微粒子分散液をレーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(LA−920:堀場製作所製)で測定した体積平均粒径は、110[nm]であった。同微粒子分散液の一部を乾燥して樹脂分を単離した。樹脂微粒子の形状は球形状であった。該樹脂分のTgは58[℃]であり、重量平均分子量は13万であった。
水990部、[微粒子分散液1]83部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.3%水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)37部、酢酸エチル90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを水相1とする。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物724部、テレフタル酸276部を入れ、常圧下230[℃]で7時間重縮合し、さらに10〜15[mmHg]の減圧下で5時間反応して低分子ポリエステル1を得た。低分子ポリエステル1は、数平均分子量2300、重量平均分子量6700、ピーク分子量3800、Tg43[℃]、酸価4であった。
冷却管、撹拌機および窒索導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧下230[℃]で7時間反応し、さらに10〜15[mmHg]の減圧で5時間反応した中間体ポリエステル1を得た。中間体ポリエステル1は、数平均分子量2200、重量平均分子量9700、ピーク分子量3000、Tg54[℃]、酸価0.5、水酸基価52であった。次に、冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、中間体ポリエステル1を410部、イソホロンジイソシアネート89部、酢酸エチル500部を入れ100[℃]で5時間反応し、プレポリマー1を得た。プレポリマー1の遊離イソシアネート重量%は、1.53[%]であった。
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、イソホロンジアミン170部とメチルエチルケトン75部を仕込み、50[℃]で4時間半反応を行い、ケチミン化合物1を得た。ケチミン化合物1のアミン価は417であった。
水1200部、カーボンブラック(Printex35:デクサ製)540部(DBP吸油量=42[ml]/100[mg]、pH=9.5)、ポリエステル樹脂1200部を加え、ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)で混合し、混合物を2本ロールを用いて130[℃]で1時間混練後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕、マスターバッチ1を得た。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、低分子ポリエステル1を378部、カルナバワックス100部、酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80[℃]に昇温し、80[℃]のまま5時間保持した後、1時間で30[℃]に冷却した。
顔料・ワックス分散液1を749部、プレポリマー1を115部、ケチミン化合物1を2.9部、容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5000[rpm]で2分間混合した後、容器に水相1を1200部加え、TKホモミキサーで、回転数13000[rpm]で25分間混合し、乳化スラリー1を得た。
撹拌機および温度計をセットした容器に、乳化スラリー1を投入し、30[℃]で7時間脱溶剤した後、45[℃]で7時間熟成を行い、分散スラリー1を得た。
100部の分散スラリー1を減圧濾過した後、
イ) 濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12000[rpm]で10分間)した後濾過した。
ロ) イ)の濾過ケーキに1%塩酸をpH3.5〜4.5になるように制御して加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000[rpm]で15分間)した後、濾過した。
ハ) ロ)の濾過ケーキにイオン交換水300部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12000[rpm]で10分間)した後濾過する操作を2回行い、濾過ケーキ1を得た。
ニ) 濾過ケーキ1を循風乾燥機にて40[℃]で40時間乾燥し、目開き75μmメッシュで篩い、トナー母体粒子1を得た。その後、トナー母体粒子1100部に疎水性シリカ1.5部と疎水化酸化チタン0.5部を加え、ヘンシェルミキサーにて混合後、目開き35μmメッシュで篩い、トナー1を得た。得られたトナー1の物性は下記の表1に示す。
トナー2において、以下の条件に変更した以外はトナー1と同様にしてトナー2を得た。
得られたトナー2の物性を上記表1に示す。
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、水683部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30:三洋化成工業製)11部、スチレン83部、メタクリル酸83部、アクリル酸ブチル110部、過硫酸アンモニウム1部を仕込み、3800回転/分で30分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。加熱することで系内温度75[℃]まで昇温し、1時間反応させた。さらに、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部加え、75[℃]で6時間熟成してビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液である微粒子分散液2を得た。微粒子分散液2を粒度分布測定装置(LA−920:シスメックス社製)で測定した体積平均粒径は、40[nm]であった。微粒子分散液2の一部を乾燥して樹脂分を単離した。樹脂微粒子の形状は球形状であった。該樹脂分のTgは56[℃]であり、重量平均分子量は12万であった。
トナー3において、以下の条件に変更した以外はトナー1と同様にしてトナー3を得た。
得られたトナー3の物性を上記表1に示す。
顔料・ワックス分散液1を749部、プレポリマー1を115部、ケチミン化合物1を2.9部、容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5000[rpm]で2分間混合した後、容器に水相1を1200部加え、TKホモミキサーで、回転数13000[rpm]で10分間混合し、乳化スラリー2を得た。
撹拌機および温度計をセットした容器に、乳化スラリー2を投入し、30[℃]で6時間脱溶剤した後、45[℃]で5時間熟成を行い、分散スラリー2を得た。
トナー4において、以下の条件に変更した以外はトナー1と同様にしてトナー4を得た。
得られたトナー4の物性を上記表1に示す。
顔料・ワックス分散液1を749部、プレポリマー1を115部、ケチミン化合物1を2.9部、容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5000[rpm]で2分間混合した後、容器に水相1を1200部加え、TKホモミキサーで、回転数13000[rpm]で40分間混合し、乳化スラリー3を得た。
撹拌機および温度計をセットした容器に、乳化スラリー3を投入し、30[℃]で8時間脱溶剤した後、45[℃]で5時間熟成を行い、分散スラリー3を得た。
トナー5において、以下の条件に変更した以外はトナー1と同様にしてトナー5を得た。
得られたトナー5の物性を上記表1に示す。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、低分子ポリエステル1を378部、カルナバ/ライスワックス(重量比5:5)130部、酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80[℃]に昇温し、80[℃]のまま4時間保持した後、1時間で30[℃]に冷却した。
次いで、容器にマスターバッチ1を500部、酢酸エチル500部を仕込み、2時間混合し、原料溶解液2を得た。
1324部の原料溶解液2を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル:アイメックス社製)を用いて、送液速度1[kg/hr]、ディスク周速度6[m/秒]、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、10パスの条件で、カーボンブラック、ワックスの分散を行った。次いで、低分子ポリエステル1の65%酢酸エチル溶液1324部を加え、上記条件のビーズミルで5パスし、顔料・ワックス分散液2を得た。顔料・ワックス分散液2の固形分濃度は50[%]であった。
トナー6において、以下の条件に変更した以外はトナー1と同様にしてトナー6を得た。
得られたトナー6の物性を上記表1に示す。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、低分子ポリエステル1を378部、カルナバ/ライスワックス(重量比3:7)ワックス100部、酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80[℃]に昇温し、80[℃]のまま4時間保持した後、1時間で30[℃]に冷却した。次いで、容器にマスターバッチ1を500部、酢酸エチル500部を仕込み、0.8時間混合し、原料溶解液3を得た。
1324部の原料溶解液3を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル:アイメックス社製)を用いて、送液速度1[kg/hr]、ディスク周速度6[m/秒]、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、5パスの条件で、カーボンブラック、ワックスの分散を行った。次いで、低分子ポリエステル1の65%酢酸エチル溶液1324部を加え、上記条件のビーズミルで3パスし、顔料・ワックス分散液3を得た。顔料・ワックス分散液3の固形分濃度は50[%]であった。
トナー7において、以下の条件に変更した以外はトナー1と同様にしてトナー7を得た。
得られたトナー7の物性を上記表1に示す。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物229部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物529部、テレフタル酸208部、アジピン酸46部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧下230[℃]で7時間反応し、さらに10〜15[mmHg]の減圧下で5時聞反応した後、反応容器に無水トリメリット酸44部を入れ、180[℃]、常圧で3時間反応し、低分子ポリエステル2を得た。低分子ポリエステル2は、数平均分子量23
00、重量平均分子量6700、ピーク分子量3100、Tg43[℃]、酸価25であった。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、低分子ポリエステル2を378部、カルナバワックス100部、酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80[℃]に昇温し、80[℃]のまま5時間保持した後、1時間で30[℃]に冷却した。次いで、容器にマスターバッチ1を500部、酢酸エチル500部を仕込み、1時間混合し、原料溶解液4を得た。
1324部の原料溶解液4を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル:アイメックス社製)を用いて、送液速度1[kg/hr]、ディスク周速度6[m/秒]、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、3パスの条件で、カーボンブラック、ワックスの分散を行った。次いで、低分子ポリエステル2の65%酢酸エチル溶液1324部を加え、上記条件のビーズミルで3パスし、顔料・ワックス分散液4を得た。顔料・ワックス分散液4の固形分濃度は50[%]であった。
顔料・ワックス分散液4を749部、プレポリマー1を115部、ケチミン化合物1を2.9部、容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5000[rpm]で2分間混合した後、容器に水相1を1200部加え、TKホモミキサーで、回転数13000[rpm]で40分間混合し、乳化スラリー4を得た。
撹拌機および温度計をセットした容器に、乳化スラリー4を投入し、30[℃]で8時間脱溶剤した後、45[℃]で5時間熟成を行い、分散スラリー4を得た。
トナー8において、以下の条件に変更した以外はトナー1と同様にしてトナー8を得た。
得られたトナー8の物性を上記表1に示す。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、低分子ポリエステル1を378部、カルナバワックスワックス380部、酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80[℃]に昇温し、80[℃]のまま4時間保持した後、1時間で30[℃]に冷却した。次いで、容器にマスターバッチ1を500部、酢酸エチル500部を仕込み、2時間混合し、原料溶解液5を得た。
1324部の原料溶解液5を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル:アイメックス社製)を用いて、送液速度1[kg/hr]、ディスク周速度6[m/秒]、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、7パスの条件で、カーボンブラック、ワックスの分散を行った。次いで、低分子ポリエステル1の65%酢酸エチル溶液1324部を加え、上記条件のビーズミルで4パスし、顔料・ワックス分散液5を得た。顔料・ワックス分散液5の固形分濃度は50[%]であった。
像担持体に対するクリーニング装置をこの像担持体とともにプロセスカートリッジとし、かつ、記録材搬送部材に対するクリーニング装置をこの記録材搬送部材とともにプロセスカートリッジとする場合には、これらを全て一体のプロセスカートリッジとしてもよい。
また、カラー画像形成装置でなく、モノクロ画像形成装置にも適用することができる。
20、20Y、20M、20C、20BK 表面移動部材、像担持体
36 一体化層
40 クリーニング装置
41 クリーニング部材
41l クリーニング部材に形成された段差部
44 支持部材
44a、44b 表面に同部材の移動方向に沿った支持部材の2つの面
44l 支持部材に形成された段差部
46 支持部
47 付勢手段
48 軸
95、95Y、95M、95C、95BK プロセスカートリッジ
100 画像形成装置
B1 表面移動部材の移動方向
Fp クリーニング部材の一辺が表面移動部材を押圧する力
Fq 支持部がクリーニング装置本体側を押圧する力
P 表面移動部材に当接するクリーニング部材の先端部側の一辺
Y 表面に同部材の移動方向に対して直交する方向
Claims (10)
- 表面移動部材の移動方向に対して直交する方向に延在するその先端部側の一辺で、表面移動部材に当接してクリーニングを行うクリーニング部材と、
前記クリーニング部材を支持した支持部材とを有し、
前記クリーニング部材は表面移動部材に当接した状態においてその反りが規制されるように、前記先端部側の端部が略自由長ゼロとなるようその基端部側が前記支持部材によって支持されているとともに、同端部は、表面移動部材に非当接であるときには前記支持部材と離間し、表面移動部材に当接しているときには前記基端部側から前記一辺にわたって前記支持部材に当接するクリーニング装置。 - 請求項1記載のクリーニング装置において、
前記支持部材を変位可能にクリーニング装置本体側に支持する支持部と、
前記一辺が表面移動部材に圧接するように前記クリーニング部材の付勢を行うための付勢手段とを有し、
前記付勢手段は、前記一辺が表面移動部材を押圧する力が、前記支持部が前記クリーニング装置本体側を押圧する力よりも大きくなる位置において、前記付勢を行うことを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項2記載のクリーニング装置において、
前記支持部と、前記支持部材の前記支持部に係合する部分とは、何れか一方が軸であるとともに他方が前記軸を自由度をもって支持した孔であり、前記孔は前記軸に対して前記自由度を少なくとも前記法線方向において有していることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1ないし3の何れか1つに記載のクリーニング装置において、
前記支持部材は、前記表面移動部材に対向する、前記移動方向に沿って備えられた2つの面のうちの何れか一方で前記クリーニング部材を支持していることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1ないし4の何れか1つに記載のクリーニング装置において、
前記先端部側の端部が像担持体に非当接であるときの前記支持部材との離間状態を、前記支持部材に形成された段差部及び/又は前記クリーニング部材に形成された段差部及び/又は前記支持部材と前記クリーニング部材とを一体化するための一体化層によって形成することを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1ないし5の何れか1つに記載のクリーニング装置と、
前記クリーニング装置によってクリーニングが行われる表面移動部材としての像担持体及び/又は記録材搬送部材とを有するプロセスカートリッジ。 - 請求項1ないし5の何れか1つに記載のクリーニング装置と、
前記クリーニング装置によってクリーニングが行われる表面移動部材としての像担持体及び/又は記録材搬送部材とを有する画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
前記クリーニング装置と、前記像担持体及び/又は前記記録材搬送部材とを一体に備えた、画像形成装置本体に着脱自在のプロセスカートリッジを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7または8記載の画像形成装置において、
体積平均粒径が3μm以上7μm以下であること、平均円形度が0.940以上0.998以下であること、形状係数SF−1及びSF−2が100以上160以下であることの何れか1つを満たすトナーを用いて画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7ないし9の何れか1つに記載の画像形成装置において、
窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤及び離型材を含むトナー組成物を有機溶媒に溶解及び/又は分散させて有機溶媒組成物を作成し、樹脂微粒子が存在する水系媒体に該有機溶媒組成物を分散させ、架橋及び/又は伸長反応させて得られるトナーを用いて画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008293009A JP5277889B2 (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US12/558,934 US8131199B2 (en) | 2008-09-16 | 2009-09-14 | Cleaning device for image forming apparatus, and process cartridge having cleaning device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008293009A JP5277889B2 (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010122255A true JP2010122255A (ja) | 2010-06-03 |
JP5277889B2 JP5277889B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=42323688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008293009A Expired - Fee Related JP5277889B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-11-17 | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5277889B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016197191A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 像担持体ユニットおよびそれを備えた画像形成装置 |
JP2019159264A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021043326A (ja) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 清掃装置および画像形成装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0367292A (ja) * | 1990-07-02 | 1991-03-22 | Canon Inc | クリーニングブレード装置及びクリーニング装置 |
JPH04125677A (ja) * | 1990-09-18 | 1992-04-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機におけるクリーニング装置 |
JPH0635388A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-10 | Konica Corp | クリーニング装置 |
JPH0990835A (ja) * | 1995-09-25 | 1997-04-04 | Konica Corp | クリーニング部材を有する画像形成装置 |
JPH11219082A (ja) * | 1998-02-02 | 1999-08-10 | Bridgestone Corp | クリーニングブレード及びその製造方法 |
JP2006011375A (ja) * | 2004-05-21 | 2006-01-12 | Ricoh Co Ltd | クリーニングブレードを備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2008233319A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-11-17 JP JP2008293009A patent/JP5277889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0367292A (ja) * | 1990-07-02 | 1991-03-22 | Canon Inc | クリーニングブレード装置及びクリーニング装置 |
JPH04125677A (ja) * | 1990-09-18 | 1992-04-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機におけるクリーニング装置 |
JPH0635388A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-10 | Konica Corp | クリーニング装置 |
JPH0990835A (ja) * | 1995-09-25 | 1997-04-04 | Konica Corp | クリーニング部材を有する画像形成装置 |
JPH11219082A (ja) * | 1998-02-02 | 1999-08-10 | Bridgestone Corp | クリーニングブレード及びその製造方法 |
JP2006011375A (ja) * | 2004-05-21 | 2006-01-12 | Ricoh Co Ltd | クリーニングブレードを備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2008233319A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016197191A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 像担持体ユニットおよびそれを備えた画像形成装置 |
JP2019159264A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP7087498B2 (ja) | 2018-03-16 | 2022-06-21 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021043326A (ja) * | 2019-09-11 | 2021-03-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 清掃装置および画像形成装置 |
JP7375396B2 (ja) | 2019-09-11 | 2023-11-08 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 清掃装置および画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5277889B2 (ja) | 2013-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8131199B2 (en) | Cleaning device for image forming apparatus, and process cartridge having cleaning device | |
JP5354330B2 (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5073393B2 (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
EP1944656A1 (en) | Toner for developing electrostatic images, toner kits, and image formation equipment | |
JP5073331B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2007127944A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4795215B2 (ja) | 画像形成装置、それに用いられるキャリア、トナー、現像剤 | |
JP5277889B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6264043B2 (ja) | シール部材、クリーニング装置、転写装置、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5305135B2 (ja) | 潤滑剤薄膜化装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2011064716A (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ及び記録体搬送ユニット | |
JP2009047782A (ja) | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP2009294355A (ja) | クリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010085478A (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP5252280B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010008776A (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5049706B2 (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ及び記録体搬送ユニット | |
JP5053773B2 (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ及び記録体搬送ユニット | |
JP5053768B2 (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ及び記録体搬送ユニット | |
JP5190682B2 (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP4472387B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2009151281A (ja) | 画像形成方法、トナー、及び画像形成装置 | |
JP7259613B2 (ja) | プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
WO2022219979A1 (en) | Cleaning blade, image forming apparatus, and process cartridge | |
JP2010008777A (ja) | クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121225 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130506 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |