JP2010120664A - 二液性シーリング材の樹脂製容器 - Google Patents

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晃 片平
Yoji Tanaka
洋二 田中
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Abstract

【課題】蓋部材を、従来と同様に硬化材,カラーマスター,その他薬品類等の副材を収容するすることが出来、更に安価で産業廃棄物量も大幅に削減することができる深絞りした蓋部材を備える二液性シーリング材の樹脂製容器を提供する。
【解決手段】蓋部材2は単一素材の樹脂製フィルム材料を使用して真空成形により断面凹状に形成され、フランジ5の一部には手で引き剥がす時に必要な把手5aが一体的に形成されている。この把手5aは、容器本体1から蓋部材2を取り外す場合に作業員が把持して引き剥がす際に使用するものである。蓋部材2と容器本体1との組付けは、主材Wを収容する有底筒状の容器本体1の開口部1aに収容凹部3に数種類の副材を載置した蓋部材2を被嵌させた状態でフランジ5の一部や蓋部材2の側面の数カ所、即ち、少なくとも3ヵ所以上、好ましくは6ヵ所以上の箇所Xをスポット的にヒートシールをすることで固定してある。
【選択図】図1

Description

この発明は、二液性シーリング材の樹脂製容器に係わり、更に詳しくは主材を収容する有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に装着する蓋部材とで構成し、前記蓋部材を、従来と同様に硬化材,カラーマスター,その他薬品類等の副材を収容するすることが出来、更に安価で産業廃棄物量も大幅に削減することができる深絞りした蓋部材を備える二液性シーリング材の樹脂製容器に関するものである。
一般に、二液性シーリング材容器は、主材を収容する有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に構成し、かつ収容凹部に主材を除く数種類の副材(例えば、硬化剤,数種類のカラーマスター,その他薬品類等)を収容する蓋部材とから構成されている。
その一種類としてリサイクルに重点をおいたプラスチック製の容器が使用されている。また、プラスチック製の蓋を断面凹状に形成することが提案されている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
しかしながら、上記のような二液性シーリング材の樹脂製容器は、攪拌容器として使用する有底筒状の容器本体については強度を必要とするが、本来強度を必要としない蓋部材までも肉厚で頑丈な射出成形により成形されている。
このため、シーリング材容器全体の材料コスト、製造コストが非常に高くなり、従来のブリキ等の金属製の容器に比較して約60%割高になると言う問題があった。
また容器の開口部の蓋に真空成形により薄いフィルム状で形成した比較的安価なものを接着せずに嵌め込んで使用することが考えられているが、上記のような副材を載せるとその重量により撓んでしまい、容器から外れて容器内に落ち込んでしまうと言う問題があり、そのため、最低0.6mm程度の厚さが必要であり、コストアップ及び産業廃棄物量の増加に繋がると言う問題があった。
また、内面に接着層を積層させた積層フィルムの蓋によって、容器と剥がし易い強度で接着させたものがあるが、蓋が単一材料でないのでリサイクルできないと共に材料のコストアップになると言う問題があった。
特公昭62−46424号公報 特開平2002−59470号公報
この発明はかかる従来の問題点に着目し、有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に装着する蓋部材とで構成してなる樹脂製容器において、蓋部材を従来と同様に硬化剤,カラーマスター,その他薬品類等の副材を収容するすることが出来、更に安価で産業廃棄物量も大幅に削減することができる深絞りした蓋部材を備える二液性シーリング材の樹脂製容器を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、主材を収容する有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に構成し、かつ収容凹部に主材を除く副材を収容する凹状の蓋部材とから成る二液性シーリング材の樹脂製容器であって、前記蓋部材を単一素材のフィルム状材料により成形すると共に、この蓋部材と前記容器本体との数カ所をヒートシールしたことを要旨とするものである。
ここで、前記蓋部材の外周面に把手を設け、前記蓋部材を0.2mm以上0.5mm以下の厚さのフィルム状材料から成形するものである。また、前記ヒートシールは、少なくとも3ヵ所以上をシールし、ヒートシールの場所は、蓋部材の上面の外周側あるいはフランジ側面である。更に蓋部材の材質は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンの少なくとも一種のフィルム材料を使用するものである。
以上のように構成することで、主材を収容する有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に装着する蓋部材とで構成し、前記蓋部材を、従来と同様に硬化材,カラーマスター,その他薬品類等の副材を収容するすることが出来、更に安価で産業廃棄物量も大幅に削減することができる。
この発明は上記のように、主材を収容する有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に構成し、かつ収容凹部に主材を除く副材を収容する凹状の蓋部材とから成る二液性シーリング材の樹脂製容器であって、前記蓋部材を単一素材のフィルム状材料により成形すると共に、この蓋部材と前記容器本体との数カ所をヒートシールしたので、以下のような優れた効果を奏するものである。
(a).単一素材のフィルム状材料を使用するので、安価で、マテリアルリサイクルが容 易である。
(b).単一素材の薄いフィルム状材料を使用するので、製造コストを低減出来ると共に 産業廃棄物量を大幅に削減することが出来る。
(c).蓋部材を容器本体に対してポイントシールしてあるため、副材を収容する蓋部材 を変形させたり、副材を容器本体内に落下させることなく安全保持することが出 来る。
(d).蓋部材を容器本体に対してポイントシールしてあるため、蓋部材の脱着や開放を 容易に行うことが出来る。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明を実施した二液性シーリング材の樹脂製容器の分解斜視図を示し、1は主材Wを収容する有底筒状の容器本体、2はこの容器本体1の開口部1aに嵌め込むようにして着脱可能に構成した深絞りした断面凹状の蓋部材を示し、この蓋部材2の収容凹部3には、主材を除く副材、例えば、硬化剤4a,カラーマスター4b,その他薬品類を収容するような深さH(例えば、25〜80mm)に構成されている。
前記蓋部材2は、厚さ0.2mm以上0.5mm以下、好ましくは0.2mm〜0.3mmのポリエチレンテレフタレート(PET),ポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP)等の単一素材の樹脂製フィルム材料を使用して真空成形により断面凹状に形成され、フランジ5の一部には手で引き剥がす時に必要な把手5aが一体的に形成されている。この把手5aは、容器本体1から蓋部材2を取り外す場合に作業員が把持して引き剥がす際に使用するものである。
また、凹状の蓋部材2は深絞りによって製造することができ、連続方式でもバッチ方式でも可能である。そして、蓋部材2と前記容器本体1との組付けは、主材Wを収容する有底筒状の容器本体1の開口部1aに収容凹部3に蓋部材2を被せた状態でフランジ5の一部の数カ所、即ち、少なくとも3ヵ所以上、好ましくは6ヵ所以上の箇所Xをスポット的にヒートシールを施工することで固定してある。
また前記ヒートシールの場所は、剥がす際に生じた糸状物や剥がれカス等が攪拌時に材料内に落下するのを防止するために、蓋部材2の上面の外周側(図1及び図2においてX部で表示)あるいはフランジ側面(図1及び図2においてY部で表示)にするのが好ましく、ヒートシールの個別の大きさは、フランジ5の幅よりも狭く、好ましくは約50%以下が良い。
また、使用時には蓋部材2の収容凹部3から数種類の硬化剤4a,カラーマスター4b,その他薬品類の副材を取り除いた後、フランジ5の一部に設けた把手5a持って引っ張ることでヒートシールしている箇所Xを剥がし、容器本体1の開口部1aから蓋部材2を取り除き、容器本体1内の主材Wと、蓋部材2の収容凹部3に収容してあった硬化剤4a,カラーマスター4b,その他薬品類から成る副材とを混合させて攪拌することにより使用するものである。
以上のように蓋部材2の材料として単一素材のフィルム状材料を使用するので、安価で、リサイクルが容易である。また蓋部材2を容器本体1に対してポイント的にヒートシールしてあるため、副材を収容する蓋部材2を変形させたり、副材を容器本体内に落下させることなく安全保持することが出来、蓋部材の脱着や開放を容易に行うことが出来る。
なお、全面的にヒートシールした場合のように、容易に剥がすことが出来ず、蓋部材が破れたり、ヒートシール部のフィルム材が薄くなって保管中に切れてしまうと言う問題もない。
この発明を実施した二液性シーリング材の樹脂製容器の分解斜視図である。 組付けた状態の樹脂製容器の縦断面図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 開口部
2 蓋部材
3 収容凹部
4a 硬化剤
4b カラーマスター
5 フランジ
5a 把手
W 主材
X,Y ヒートシールの箇所
H 収容凹部の深さ

Claims (6)

  1. 主材を収容する有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に構成し、かつ収容凹部に主材を除く副材を収容する凹状の蓋部材とから成る二液性シーリング材の樹脂製容器であって、
    前記蓋部材を単一素材のフィルム状材料により成形すると共に、この蓋部材と前記容器本体との数カ所をヒートシールしたことを特徴とする二液性シーリング材の樹脂製容器。
  2. 前記蓋部材の外周面に把手を設けた請求項1に記載の二液性シーリング材の樹脂製容器。
  3. 前記蓋部材を0.2mm以上0.5mm以下の厚さのフィルム状材料から成形した請求項1または2に記載の二液性シーリング材の樹脂製容器。
  4. 前記ヒートシールは、少なくとも3ヵ所以上をシールする請求項1,2または3に記載の二液性シーリング材の樹脂製容器。
  5. 前記ヒートシールの場所は、蓋部材の上面の外周側あるいはフランジ側面である請求項1,2,3または4に記載の二液性シーリング材の樹脂製容器。
  6. 前記蓋部材の材質は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンの少なくとも一種のフィルム材料を使用する請求項1,2,3,4または5に記載の二液性シーリング材の樹脂製容器。
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