JP2010118712A - Qfnパッケージの製造方法 - Google Patents

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康仁 鈴木
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Abstract

【課題】リード部と封止樹脂との密着性が高まり、基板への半田付け後の熱ストレスに対しても、リード部と封止樹脂との剥離や脱落がなく、信頼性の高いQFNパッケージを得るための製造方法を提供する。
【解決手段】複数のリードを有するリードフレームを準備する工程と、複数のリードの下面が実装面として露出するように、トランスファーモールドで樹脂封止体を形成する工程と、を含み、リードフレームを準備する工程は、複数のリードの各々が、下面と、下面に対向する上面と、互いに対向する2つの側面とを有し、更に、下面の幅が、上面の幅より小さくなるように、下面と2つの側面との各々の間にテーパ面を有するリードフレームを準備する工程を含み、複数のリードの各々の2つの側面は、リードフレームをスタンピングで加工することによって形成された面であり、樹脂封止体を形成する工程は、テーパ面の下部に樹脂が入り込むように施される。
【選択図】図3

Description

この発明は、半導体素子を樹脂で封止するリードレス型の樹脂封止型半導体パッケージに関するものである。
携帯機器の小型化に伴い、半導体パッケージにも小型化の要求がある。それを満足するパッケージの一つとしてリードレスパッケージが世の中に出回ってきた。
図6は従来の樹脂封止型半導体パッケージを示す図であって、(a)は側面図、(b)は底面図であり、1は封止樹脂、2はリード部、そして20はこの封止樹脂1とリード部2を含むパッケージ本体である。このタイプは通称QFN(Quad Flat Non leaded)と呼ばれるパッケージであって、図6に示すとおり、パッケージ本体20からリード部2が外部に出ていないタイプのパッケージである。
このパッケージの特徴は、前述の通り、パッケージ本体20からリード部2が出ておらず、また、基板(図示せず)に実装されるリード部2がパッケージ本体20の裏面に位置している。しかるに、このリード部2の封止樹脂1との密着面が4面しかないため、リード部2と封止樹脂1との密着が弱く、リード部2の脱落が懸念される。
図7は図6におけるパッケージ本体20のI−I部の断面図であるが、リード部の脱落が懸念されるため、多くは、図7に示すエッチング特有の断面形状の高密着性に期待する所が大きかった。
しかしながら、リードフレームの生産性とコスト面を考慮すると、金型で打ち抜くスタンピングフレームの適用を考慮することが必要となる。スタンピングフレームでは金型で打ち抜いてリードを形成するため、リード部2の断面形状はほぼ四角形になる。
上記のような従来の、スタンピングフレームを使用した樹脂封止型半導体パッケージは、その断面形状がほぼ四角形になるため、パッケージ本体20とリード部2との密着面には凹凸が無くフラットになり、リード部2の封止樹脂に対する密着力が非常に弱くなっている。また、基板へ実装した後、半導体パッケージと基板との熱膨張係数の差により、リード部2の半田付け部にストレスが加わり、その力により密着の弱い封止樹脂1とリード部2との界面がはがれるなどという問題があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的はスタンピングで加工されたフレームにおいても、信頼性の高い樹脂封止型半導体パッケージを安価に提供することである。
第1の発明にかかる樹脂封止型半導体パッケージは、封止樹脂とリード部とを備えるとともに、前記リード部の4面にて前記封止樹脂と接着し、かつ実装面が露出した樹脂封止型半導体パッケージにおいて、前記リード部の前記封止樹脂と接着する部分にくぼみを設けたことを特徴とするものである。
また、第2の発明にかかる樹脂封止型半導体パッケージは、封止樹脂とリード部とを備えるとともに、前記リード部の4面にて前記封止樹脂と接着し、かつ実装面が露出した樹脂封止型半導体パッケージにおいて、前記リード部の実装面の隅部にテーパを設けたことを特徴とするものである。
さらに、第3の発明にかかる樹脂封止型半導体パッケージは、封止樹脂とリード部とを備えるとともに、前記リード部の4面にて前記封止樹脂と接着し、かつ実装面が露出した樹脂封止型半導体パッケージにおいて、前記リード部の実装面の隅部に段差を設けたことを特徴とするものである。
また、第4の発明にかかる樹脂封止型半導体パッケージは、封止樹脂とリード部とを備えるとともに、前記リード部の4面にて前記封止樹脂と接着し、かつ実装面が露出した樹脂封止型半導体パッケージにおいて、前記リード部の前記封止樹脂と接着する部分をくさび型にしたことを特徴とするものである。
さらに、第5の発明にかかる樹脂封止型半導体パッケージは、リード部がスタンピングで加工されたフレームから成ることを特徴とするものである。
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
第1〜第4の発明によれば、リード部と封止樹脂との密着性が高まり、基板への半田付け後の熱ストレスに対しても、リード部と封止樹脂との剥離や脱落がなく、信頼性の高い樹脂封止型半導体パッケージを提供できる。
また、第5の発明によれば、フレームの生産性が向上すると伴にコストを低減することができる。
この発明の実施の形態1における樹脂封止型半導体パッケージを示す側面図と底面図である。 この発明の実施の形態1における樹脂封止型半導体パッケージのリード部を示す底面図である。 この発明の実施の形態2における樹脂封止型半導体パッケージのリード部を示す側面図である。 この発明の実施の形態3における樹脂封止型半導体パッケージのリード部を示す側面図である。 この発明の実施の形態4における樹脂封止型半導体パッケージのリード部を示す底面図である。 従来の樹脂封止型半導体パッケージを示す側面図と底面図である。 図6におけるパッケージ本体のI−I部の断面図である。
以下、図1から図5を用いて、この発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
まず、図1と図2を用いて、この発明の実施の形態1について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1におけるリードレス型の樹脂封止型半導体パッケージを示す図であって、(a)は側面図、(b)は底面図であるが、一点鎖線で示すリード部2はその形状を示すのではなく、その位置を示している。図1を参照して、1は封止樹脂、2はリード部、20は前記封止樹脂1とリード部2を含むパッケージ本体である。
図2はこの発明の実施の形態1における、スタンピングで加工されたリード部を示す底面図であって、図1(b)のA部の拡大図であり、図2の形状通り、リード部2の封止樹脂1と接着する部分に凹状のくぼみ3を設けている。このようにすることによって、トランスファーモールド時に、このくぼみ3に封止樹脂1が入り込み、アンカー効果がでる。またこうすることによって、リード部2にかかる、パッケージ本体20から外側への引っ張り力に対するリード抜け防止に有効となる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2における、スタンピングで加工されたリード部を示す側面図であって、図1(a)のB部の拡大図である。このように、半導体パッケージの裏面方向へのリード部2の抜け防止のため、パッケージ本体20の裏面側であって前記リード部2の実装部の隅部にテーパ4を設けている。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3における、スタンピングで加工されたリード部を示す側面図であって、図1(a)のB部の拡大図である。この実施の形態3においては、前記リード部2の実装面の隅部に段差5を設けてパッケージ本体20の裏面に出たリード部2の幅を細くすることによって、半導体パッケージの裏面方向へのリード部の抜けを防止している。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4における、スタンピングで加工されたリード部を示す底面図であって、図1(b)のA部の拡大図である。この実施の形態4においては、パッケージ本体20の側面方向のリード幅と内側方向のリード幅を、内側方向のリード幅を太くするように変えて、実施の形態1と同様にアンカー効果を得ることができる。
また、実施の形態1〜4までを複数組み合わせたリードにすることで、さらに効果が高まる。
1 封止樹脂
2 リード部
3 くぼみ
4 テーパ
5 段差

Claims (3)

  1. 封止樹脂と、前記封止樹脂の周囲に配置された複数のリードとを有し、前記複数のリードの下面が実装面と使用されるQFNパッケージの製造方法であって、
    前記複数のリードを有するリードフレームを準備する工程と、
    前記複数のリードの前記下面が前記実装面として露出するように、トランスファーモールドで樹脂封止体を形成する工程と、を含み、
    前記リードフレームを準備する工程は、
    前記複数のリードの各々が、前記実装面と使用される前記下面と、前記下面に対向する上面と、前記下面と前記上面の間に位置し、互いに対向する2つの側面とを有し、更に、前記下面の幅が、前記上面の幅より小さくなるように、前記下面と前記2つの側面との各々の間にテーパ面を有するリードフレームを準備する工程を含み、
    前記複数のリードの各々の前記2つの側面は、前記リードフレームをスタンピングで加工することによって形成された面であり、
    前記樹脂封止体を形成する工程は、前記テーパ面の下部に樹脂が入り込むように施されることを特徴とするQFNパッケージの製造方法。
  2. 請求項1において、前記リードフレームは、前記下面に対する前記テーパ面の角度が前記下面に対する前記2つの側面の角度と異なる角度になるように加工されることを特徴とするQFNパッケージの製造方法。
  3. 請求項2において、前記リードフレームは、前記テーパ面が前記複数のリードの各々の長さ方向において形成されるように加工されることを特徴とするQFNパッケージの製造方法。
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