JP2010117091A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷媒の流れのターン数が少なく、風との熱交換が均一に出来、温度分布が改善される熱交換器、特に蒸発器を得る。
【解決手段】特にエジェクタサイクルのエジェクタに吸引される冷媒が流れる蒸発器に使用される。この蒸発器の上部タンク部内に、矢印3の風の流れに直交する方向に延在した仕切部4をチューブ2の端面に当接して設ける。仕切部4に遮られて、冷媒が矢印5、6のようにチューブ2内と下部タンク部をUターンして、風流れの前後方向に対向流となって流れる。このため、風流れと直交する左右方向に寒暖の温度分布が出来ず、圧力損失も少ない。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒と、例えば空気のような被熱交換流体との熱交換を行うための熱交換器に関するものであり、特に、車両用空調装置等の蒸発器に用いて有益である。
従来、タンク内に板状体を設けるものとして特許文献1がある。これは図13のように、多数のチューブを互いに平行に配置し、各チューブ間にフィンを設けてコア16aを形成している。そして、上記コア16aの少なくとも一箇所に、チューブと平行に延び、かつ一端がチューブの端部よりも外方に突出した板状体100を挿入したものである。
従って、上部タンク部16bの中を矢印101aのように長手方向(横)に流れた冷媒は、板状体100に流れを遮られて、コア16a内のチューブ内を矢印101方向に流下し、下部タンク部16cの中を更に横に矢印102のように流れて、蒸発器左側のチューブ内を矢印103のように上昇し、外部に矢印103aのように流れる。
また、蒸発器を通過した空気に温度分布が出来てしまい熱交換効率が低下してしまうという不具合に鑑みて、特許文献2が知られている。
この特許文献2は、図14のように、内部に板状体100a乃至100hを多数設ける構造である。そして、液冷媒の流れ難い領域が空気の流れ方向にて重なり合わないようにした風下側の熱交換器105と風上側の熱交換器106の板状体100a乃至100hの総枚数を偶数枚に設定している。
また、各々の熱交換器105、106の板状体枚数を奇数枚に設定している。これにより、特許文献2は、2基の熱交換器105、106を通過した空気の温度分布の温度格差を相殺して熱交換率を向上させることができる。
また、2基の熱交換器105、106の板状体100a乃至100hの設置間隔を、冷媒の流れ方向の上流側と下流側とで変更することによって、上流側と下流側とで板状体100a乃至100hにより仕切られるチューブ群の流路面積を変更している。
これにより、冷媒が上流側から下流側へ流れる際に、液相から気相または気相から液相へ相変化しても、上流側と下流側とで冷媒の流速の変化が小さくなる。
次に、省動力効果を向上させるために、エジェクタを用いたエジェクタサイクルが特許文献3等で知られている。これは、エジェクタの冷媒吸引口に冷媒を供給する蒸発器(第2蒸発器)が用いられているが、この蒸発器は冷媒流量が少なく、そのために過熱され易く、内部を流れる冷媒がスーパヒート(SH)状態に成り易い。
そのため、ガス化した冷媒が蒸発器内を流れるときに圧力損失が大きくなる。更に、同様のエジェクタサイクルに用いられ、エジェクタを熱交換器のタンク部内に収納した熱交換器が特許文献4等で知られている。
これら特許文献3及び特許文献4のエジェクタサイクルでは、放熱器下流で冷媒を分岐し、絞り機構とエジェクタのノズル部で冷媒圧力を減圧している。そして、絞り機構で減圧された冷媒は第2蒸発器で空気と熱交換された後、エジェクのノズル部から噴射する高い速度の冷媒流により、エジェクの内部に吸引される。
更に、エジェクタの混合部で混合した冷媒流の速度エネルギーを昇圧部で圧力エネルギーに変換することにより省動力効果を発揮している。そして、エジェクタ出口後の第1蒸発器には多くの冷媒が流れるが、絞り機構後の第2蒸発器には、上述したように分岐した少量の冷媒が流れる。
実開平5−45484号公報 特開7−103609号公報 特開2005−308384号公報 特開2008−144979号公報
特許文献1のものは、図13のように、コア16aの両端に上部タンク部16bと下部タンク部16cを設けて成る熱交換器において、コア16aから上部タンク部16b内にかけて、風の流れを妨げないように板状体100を設ける構造である。
板状体100で区画された上部タンク部16b内の一方(図13の右)の流路空間内に進入した冷媒は、該流路空間に連通するチューブを経て下部タンク部16c内に矢印101のように流入し、さらに矢印102のように横に流れて、他のチューブを経て矢印103のように流れる。
この特許文献1では、冷媒流入側のコア(矢印101部分)での冷媒状態は、液相または乾き度が低いため、熱交換器内で冷媒が蒸発し、熱交換器を通過する空気を冷やすが、冷媒流出側のコア(矢印103部分)での冷媒状態は、乾き度が高いまたは気相であるため、熱交換器を通過した空気を冷却し難い。
従って、熱交換器を通過した空気の温度分布において左右間での温度格差が大きくなる。また、部分的に、乾き度が高い状態または気相状態であるため、流体抵抗が大きく、圧力損失が大きい部分が形成される。
また、図14に示した特許文献2のものは、構造が複雑となり、冷媒流れのターン数が多いため圧力損失が大きくなってしまう。
更に、特許文献3及び特許文献4等のエジェクタサイクルに使用される蒸発器は、エジェクタ出口後の第1蒸発器には多くの冷媒が流れるが、絞り機構後の第2蒸発器には、分岐した少量の冷媒が流れる。そのため、第2蒸発器ではスーパヒート(SH)状態に成り易くなる。
よって圧力損失や不均一な熱交換が発生し易くなる。つまり、エジェクタの冷媒吸引口に吸引される冷媒の吸引流の圧力損失が大きく、また、第2蒸発器を通過した空気に温度分布がつきやすい。その結果、エジェクタの昇圧効果を充分生かすことが出来ない場合が生じる。
従って、簡易構造にて、乾き度が高い状態または気相状態の領域、あるいはスーパヒート領域がある場合でも、温度分布の温度格差を小さくし、熱交換器内の圧力損失を低減する構造が必要である。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、熱交換器を通過した被熱交換流体の温度分布において温度格差が小さく、かつ圧力損失の少ない熱交換器を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、被熱交換流体と交わる方向の両端に設けられた一端側タンク部(16b)と他端側タンク部(16c)、一端側タンク部(16b)と他端側タンク部(16c)の間を橋絡し、冷媒流れの上流側に位置する上流側冷媒通路(1a)と冷媒流れの下流側に位置する下流側冷媒通路(1b)を有し、かつ上流側冷媒通路(1a)と下流側冷媒通路(1b)が隣接して被熱交換流体の流れの方向に並設されている複数のチューブ(2)、及び一端側タンク部(16b)の内部に設けられ、被熱交換流体の流れに対して交わる方向に延在して、一端側タンク部(16b)内を上流側冷媒通路側(7)と下流側冷媒通路側(8)とに分断する仕切部(4)を備え、チューブ(2)の一端側が一端側タンク部(16b)に、チューブ(2)の他端側が他端側タンク部(16c)に接続され、一端側タンク部(16b)内の上流側冷媒通路側(7)から上流側冷媒通路(1a)を冷媒が通過して他端側タンク部(16c)に至り、更に他端側タンク部(16c)から下流側冷媒通路(1b)を冷媒が通過して一端側タンク部(16b)内の下流側冷媒通路側(8)に流れ、上流側冷媒通路(1a)を流れる冷媒と下流側冷媒通路(1b)を流れる冷媒とが被熱交換流体の流れ方向に重なる対向流を形成していることを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、被熱交換流体は、被熱交換流体の流れ方向に、つまり前後に、重なる冷媒の対向流の両方と熱交換して流れる。従って、熱交換器から出た被熱交換流体の温度分布に大きな温度格差が発生せず、均一な熱交換が可能になる。これにより、小型又は熱交換効率の良い熱交換器が得られる。
次に、請求項2記載の発明では、熱交換器は蒸発器であることを特徴としている。
この請求項2に記載の発明によれば、冷媒の蒸発によって蒸発器を通過した被熱交換流体を均一に冷却できる。これにより、小型又は熱交換効率の良い蒸発器が得られる。
次に、請求項3記載の発明では、仕切部(4)を備えた蒸発器は、圧縮機(10)によって加圧され、放熱器(11)で放熱し、更にエジェクタ(12)を通過した第1冷媒流が流れる第1蒸発器(15)、又は放熱器(11)から絞り機構(19)を介してエジェクタ(12)の冷媒吸引口(12b)に吸い込まれる第2冷媒流が流れる第2蒸発器(16)であることを特徴としている。
この請求項3に記載の発明によれば、仕切部(4)を備えた蒸発器は、エジェクタ(12)を使用したエジェクタサイクルの第1蒸発器(15)、又は第2蒸発器(16)であるから、エジェクタを使用した高効率なエジェクタサイクルの蒸発器に適した小型又は熱交換効率の良い蒸発器が得られる。
次に、請求項4記載の発明では、仕切部(4)を備えた蒸発器は、エジェクタ(12)の冷媒吸引口(12b)に吸い込まれる冷媒が流れる第2蒸発器(16)のみであることを特徴としている。
この請求項4に記載の発明によれば、被熱交換流体と均一に熱交換できることにより、小型又は効率的な蒸発器が得られる効果が大きい。
つまり、第2蒸発器(16)を流れる冷媒はエジェクタ(12)の冷媒吸引口(12b)に吸い込まれるから、流量が比較的少ないため、スーパヒート状態に成り易いので、圧力損失が大きく、また蒸発器又は被熱交換流体の温度分布が不均一になり易く、熱交換効率が低下し易い傾向にあるが、この問題を解消できる効果が大きい。
次に、請求項5記載の発明では、第1蒸発器(15)の内部、又は第2蒸発器(16)の内部にエジェクタ(12)が内蔵され、仕切部(4)はエジェクタ(12)から構成されていることを特徴としている。
この請求項5に記載の発明によれば、仕切部(4)はエジェクタ(12)から構成されているから、部品点数を削減しやすい。
次に、請求項6記載の発明では、仕切部(4)はエジェクタ(12)からチューブ(2)方向に延びたフランジ(25)を有することを特徴としている。
この請求項6に記載の発明によれば、エジェクタ12からチューブ2方向に延びたフランジ25によって、仕切部4の一部を簡単に構成できる。
次に、請求項7記載の発明では、一端側タンク部(16b)は、チューブ(2)の端面の中程に当接したタンク(40)を有し、仕切部(4)はエジェクタ(12)を覆うタンク(40)から成ることを特徴としている。
この請求項7に記載の発明によれば、エジェクタ(12)を覆うタンク(40)が仕切部(4)を兼ねることが出来る。
次に、請求項8記載の発明では、蒸発器は、仕切部(4)を備えた蒸発器部分(16x)として、別の蒸発器部分(16y)と一体になって、単一の蒸発器(16)の一部を形成しており、単一の蒸発器(16)に導入された冷媒は、別の蒸発器部分(16y)内を流れた後に、仕切部(4)を備えた蒸発器部分(16x)を流れて単一の蒸発器(16)の外部に導出されることを特徴としている。
この請求項8に記載の発明によれば、仕切部(4)を備えた蒸発器部分(16x)は、別の蒸発器部分(16y)の冷媒流れの下流側に設けられていて、スーパヒート状態に成り易く、よって、不均一な温度分布に成り易いが、これを解消して、仕切部(4)により均一な温度分布の熱交換が出来る効果が大きい。
次に、請求項9記載の発明では、仕切部(4)は、仕切部(4)を備えた蒸発器部分(16x)側のみに設けられていることを特徴としている。
この請求項9に記載の発明によれば、別の蒸発器部分(16y)は、従来の一般的な蒸発器と同様に構成できるから、仕切部(4)を備えた蒸発器部分(16x)と別の蒸発器部分(16y)のそれぞれのメリットを単一の蒸発器で共有できる。
次に、請求項10記載の発明では、チューブ(2)は、多数の孔(1、1a、1b)を有し、被熱交換流体の流れ方向に扁平な部材から成り、仕切部(4)はチューブ(2)に当接してチューブ(2)を冷媒流れの上流側と下流側に仕切る部分からなることを特徴としている。
この請求項10に記載の発明によれば、仕切部(4)を、チューブ(2)に当接させることにより簡単に熱交換器を構成できる。
次に、請求項11記載の発明では、冷媒流れの下流側に位置する下流側冷媒通路(1b)の冷媒流路総面積を、上流側冷媒通路(1a)の冷媒流路総面積よりも大きくし、チューブ(2)内の冷媒がスーパヒート状態に成り易い側の冷媒流路総面積を相対的に大きくしたことを特徴としている。
この請求項11に記載の発明によれば、スーパヒート状態に成り易い側の冷媒流路総面積を大きくしているから、冷媒が流れる流体抵抗を少なくし、圧力損失を軽減し、かつスーパヒート状態がもたらす不均一な温度分布の発生を抑制することが出来、小型又は高効率の熱交換器を得ることができる。
次に、請求項12記載の発明では、チューブ(2)は、冷媒流れの上流側に並設されて上流側冷媒通路(1a)を形成する多数の第1チューブ(2a)と冷媒流れの下流側に並設されて下流側冷媒通路(1b)を形成する多数の第2チューブ(2b)から構成されており、一端側タンク部(16b)の内部に、チューブ(2)が貫通する内プレート(80)と、第1チューブ(2a)に接続された多数の第1孔(81a)と第2チューブ(2b)に接続された多数の第2孔(81b)が穿設された中プレート(81)が設けられており、かつ第1孔(81a)と連通する第1溝(82a)と第2孔(81b)と連通する第2溝(82b)を備えた外プレート(82)が設けられており、仕切部(4)は、中プレート(81)の第1孔(81a)と第2孔(81b)の間の部分で形成され、一端側タンク部(16b)内の上流側冷媒通路側(7)から第1チューブ(2a)を冷媒が通過して他端側のタンク部(16c)に至り、更に他端側のタンク部(16c)から第2チューブ(2b)を冷媒が通過して一方側タンク部(16b)内の下流側冷媒通路側(8)に流れることを特徴としている。
この請求項12に記載の発明によれば、高圧の冷媒が封入された高耐圧で、小型又は効率の良い熱交換器を容易に構成できる。
なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の構成を示す摸式的斜視図である。多数の孔1(孔1aと孔1bとを総称して孔1と言う)を備えた断面扁平形状の複数のチューブ2が、被熱交換流体となる空気の矢印3の流れに対して実質直角に交わる方向に並べられて配置されている。
なお、チューブ2の相互間に、図示しないフィンが介在しており、チューブ2とフィンでコア16aを形成している。
チューブ2の上部には、図示しない上部タンク部が配置され、チューブ2の下部には図示しない下部タンク部が配置されている。そして、チューブ2を風流れの前後に仕切る仕切部4を成す板が、上部タンク部内に配置されている。
そして、矢印5aのように図示しない配管入口部から上部タンク部に入った冷媒は、上部タンク部内の仕切部4に遮られて、複数のチューブ2の孔1a(上流側冷媒通路1aとも言う)内を矢印5のように下降し、下部タンク部に至る。
そして、下部タンク部でUターンして、チューブ2の孔1b(下流側冷媒通路1bとも言う)内を矢印6のように上昇して上部タンク部に至り、熱交換器の外に矢印6aのように流れる。
このように、チューブ2内を下降する冷媒と、上昇する冷媒が、被熱交換流体の流れ方向の上流側下流側で、お互いに対向して対向流を形成する。
仕切部4は、チューブ2と同じく、アルミニウム又はアルミニウム合金からなり、チューブ2の端面に密接して載置され、風流れ前後(上流下流)方向に対して垂直にチューブ2の端面を分割している。
そして、この仕切部4により、チューブ2内において、風流れ前後方向に冷媒流路を上流側冷媒通路1aと下流側冷媒通路1bに分断している。
次に、この第1実施形態の効果について述べる。上記構造によれば、チューブ2の端面に仕切部4を載置するという簡易構造にて、冷媒流路を風流れ前後方向に分割し、冷媒が仕切部4の片側(一方)から流入し、チューブ2を通って、流入した逆側(他方)から流出する。
これにより、蒸発器に風流れ前後方向(従来は左右方向)に複数の温度帯を持たせることができる。換言すれば、風流れ直交方向の温度分布は均一化される。
つまり、風の流れから見て一様に風と冷媒が熱交換されるから、熱交換効率が良く、熱交換器を通過した風の温度分布における温度格差が小さい。更に、従来の特許文献2のものに比し、Uターン数が少ないため、冷媒の圧力損失が少ない。
このようにして、上記第1実施形態は、圧力損失の増加を招くことなく、簡易構造により蒸発器内の冷媒流を風流れ前後方向に分割できる。そして、風上側、風下側それぞれにおいて、冷媒の流れが対向流となり、風の温度が風流れ方向に沿って順に下がるようになって、蒸発器の温度分布が改善される。
更に、ターン数が少なく、圧力損失が少ないから、冷媒の流速がアップし、熱交換が促進される。
また、上記図1の蒸発器は、車両用冷凍サイクル装置のエジェクタサイクルの蒸発器として使用されるため、以下、これについて、図2及び図3を用いて説明する。図2はエジェクタサイクルの配管系統図であり、図3は、2つの蒸発器の冷媒の流れを説明する分解斜視図である。
2つの蒸発器は完全に1つの一体型蒸発器として構成されているが、図3では分解して図示している。
図2のエジェクタサイクルにおいて、冷媒を吸入圧縮する圧縮機10は、電磁クラッチやベルト等を介して、図示しない車両走行用エンジンにより回転駆動される。
この圧縮機10としては、吐出容量の変化により冷媒吐出能力を調整できる可変容量型圧縮機、あるいは電磁クラッチの断続により圧縮機作動の稼働率を変化させて冷媒吐出能力を調整する固定容量型圧縮機のいずれを使用してもよい。また、圧縮機として電動圧縮機を使用すれば、電動モータの回転数調整により冷媒吐出能力を調整できる。
この圧縮機10の冷媒吐出側には、放熱器11が配置されている。放熱器11は圧縮機10から吐出された高圧冷媒と図示しない冷却ファンにより送風される外気(車室外空気)との間で熱交換を行って高圧冷媒を冷却する。
ここで、エジェクタサイクルの冷媒として、通常のフロン系冷媒を用いる場合は、高圧圧力が臨界圧力を超えない亜臨界サイクルとなるので、放熱器は冷媒を凝縮する凝縮器として作用する。
一方、冷媒として二酸化炭素(CO2)のように高圧圧力が臨界圧力を超える冷媒を用いる場合は、エジェクタサイクルが超臨界サイクルとなるので、冷媒は超臨界状態のまま放熱するだけで、凝縮しない。
放熱器11よりもさらに冷媒流れ下流側部位には、エジェクタ12が配置されている。このエジェクタ12は、冷媒を減圧する減圧手段であるとともに、高速で噴出する冷媒流の吸引作用(巻き込み作用)によって冷媒の循環を行う手段でもある。
エジェクタ12には、放熱器11から流入する高圧冷媒の通路面積を小さく絞って、高圧冷媒を等エントロピ的に減圧膨張させるノズル部12aと、ノズル部12aの冷媒噴出口と同一空間に配置され、第2蒸発器16からの冷媒を吸引する冷媒吸引口12bが備えられている。
さらに、ノズル部12a及び冷媒吸引口12bの冷媒流れ下流側部位には、ノズル部12aからの高速度の冷媒流と冷媒吸引口12bの吸引冷媒とを混合する混合部12cが設けられている。そして、混合部12cの冷媒流れ下流側に、昇圧部をなすディフューザ部12dが配置されている。
このディフューザ部12dは、冷媒の通路面積を徐々に大きくする形状に形成されており、冷媒流れを減速して冷媒圧力を上昇させる作用、つまり、冷媒の速度エネルギーを圧力エネルギーに変換する作用を果たす。
エジェクタ12のディフューザ部12dの下流側に、第1蒸発器15が接続され、この第1蒸発器15の冷媒流れ下流側は、圧縮機10の吸入側に接続されている。
一方、エジェクタ12の上流部では、放熱器11とエジェクタ12との間の中間部位の分岐点17から冷媒分岐通路18が分岐され、この冷媒分岐通路18の下流側は、最終的にエジェクタ12の冷媒吸引口12bに接続される。
この冷媒分岐通路18には、絞り機構19が配置され、この絞り機構19よりも冷媒流れ下流側部位には上述の第2蒸発器16が配置されている。絞り機構19は、第2蒸発器16への冷媒流量の調節作用をなす減圧手段であって、具体的にはオリフィスのような固定絞りで構成できる。
また、電動アクチュエータにより弁開度(通路絞り開度)が調整可能になっている電気制御弁を絞り機構19として用いてもよい。
この第1実施形態では、2つの蒸発器15、16を一体構造に組み付けて、2つの蒸発器を1つの図示しないケース内に収納するようになっている。そして、ケース内に構成される空気通路に共通の電動送風機により空気(被熱交換流体)を矢印3のごとく送風し、この空気を2つの蒸発器15、16で冷却するようなっている。
2つの蒸発器15、16で冷却された冷風を、共通の冷却対象空間に送り込み、これにより、2つの蒸発器15、16にて共通の冷却対象空間を冷却するようになっている。ここで、2つの蒸発器15、16のうち、エジェクタ12の下流側の主流路に接続される第1蒸発器15を図3の矢印3で示す空気流れの上流側に配置し、エジェクタ12の冷媒吸引口12bに接続される第2蒸発器16を空気流れの下流側に配置している。
なお、このエジェクタサイクルを車両空調用冷凍サイクル装置に適用する場合は、車室内空間が冷却対象空間となる。また、このエジェクタサイクルを冷凍車用冷凍サイクル装置に適用する場合は、冷凍車の冷凍冷蔵庫内空間が冷却対象空間となる。
図3において、第1蒸発器15は、一体型蒸発器のうち空気流れ上流側領域を構成し、そして、第2蒸発器16は一体型蒸発器のうち空気流れの下流側領域を構成している。第1蒸発器15及び第2蒸発器16の基本的構成は同一である。
図1において、コア16aは、それぞれ上下方向に延びる上述した複数のチューブ2と、この複数のチューブ2の相互間に接合されるフィンとの積層構造からなる。なお、図1では、空気流れ下流側に位置する第2蒸発器16のコア16aにおけるチューブ2と仕切部4のみ図示して、空気流れ上流側に位置する第1蒸発器15等を図示していない。
図3において、第1蒸発器15の上下両側のタンク部15b、15cと、第2蒸発器16の上下両側のタンク部16b、16cは、互いに独立した冷媒通路空間を構成する。
第1蒸発器15の上下両側のタンク部15b、15cは、コアのチューブ2(図1)の上下両端部が挿入され接合されるチューブ嵌合穴部(図示せず)を有し、チューブ2の上下両端部がタンク部15b、15cの内部空間に連通するようになっている。
同様に、第2蒸発器16の上下両側のタンク部16b、16cは、コアのチューブ2の上下両端部が挿入されるチューブ嵌合穴部(図示せず)を有し、チューブ2の上下両端部がタンク部16b、16cの内部空間に連通するようになっている。
これにより、上下両側のタンク部15b、15c、16b、16cは、それぞれ対応するコアの複数のチューブ2へ冷媒流れを分配したり、複数のチューブ2からの冷媒流れを集合したりする役割を果たす。
このタンク部15b、15c、16b、16cによる冷媒流れの分配・集合機能を図3により更に説明する。上部タンク部15bの内部空間の長手方向に仕切部4aが配置され、この仕切部4aにより、上部タンク部15bの内部空間を、図示手前側領域(図1の上流側冷媒通路側7相当)と図示後方側領域(図1の下流側冷媒通路側8相当)とに仕切っている。
なお、図3において、エジェクタ12の位置は、蒸発器15、16の上面のみでなく、タンク内部や側面等任意の位置に設けてもよい。また、エジェクタ12からの冷媒は、蒸発器15内に導入されるが、図3の矢印22は簡略化して図示している。
これにより、エジェクタ12から上部タンク部15b内部に流入した低圧冷媒は、上述したように矢印3方向の風流れの下流側から上流側にかけて、矢印22a、22bのように、単一のUターンを行って対向流としてコア15a内を流れ、更に外部に矢印22cのように流れる。
一方、第2蒸発器16においても、上部タンク部16bの内部空間の長手方向に仕切部4が配置され、この仕切部4により上部タンク部16bの内部空間を図示手前側領域(上流側冷媒通路側7)と図示後方側領域(下流側冷媒通路側8)とに仕切っている。
これにより、上部タンク部16b内部に流入した絞り機構19からの低圧冷媒は、上述したように矢印3方向の風流れの下流側から上流側にかけて、矢印22d、22eのように、単一のUターンを行って対向流として流れ、エジェクタ12の冷媒吸引口12bに吸引される。
なお、上記第1実施形態の変形として、第1蒸発器と第2蒸発器とを一体型蒸発器とせずに別々に構成しても良い。また、それぞれの蒸発器で別々の冷却対象空間を冷却しても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4を用いて説明する。この実施形態は、冷媒がスーパヒート(SH)状態と成り易い(以下、スーパヒート(SH)が取れるとも言う)側の冷媒通路面積を大きくするために、スーパヒート(SH)が取れる側のコアの冷媒流路断面積を大きく確保するようにしたものである。
図4(a)は、図1に対応する仕切部4とチューブ2との関係を示す一部摸式的斜視図である。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。
この第2実施形態は、チューブ2の端面にV字型の切り込みからなるノッチ部2Vを形成し、端面が尖った仕切部4を差し込んだものである。仕切部4とチューブ2はろう付けされている。
なお、図4では簡略化のために、多数のチューブ2のうちの一枚のみを図示し、仕切部4は一部を破断して図示している。
また、ノッチ部2Vは、冷媒流れから見て下流側のチューブ2の孔1bの総断面積の方が、図中左側の冷媒流れ上流側のチューブ2の孔1aの総断面積よりも大きくされている。つまり、仕切部4にて、スーパヒート(SH)が取れる側の流路面積が大きくなるようチューブ2が仕切られている。
なお、チューブ2の孔の形状は、矩形に限らず、図4(b)乃至図4(d)のように丸型、台形型、長円型や、それらの混合型であっても良い。また、冷媒流れ下流側の比較的スーパヒートの取り易い側のチューブ2の孔1bの総断面積の方が、冷媒流れ上流側のチューブ2の孔1aの総断面積よりも大きくされていれば良く、仕切部4の仕切り位置は真ん中であっても良い。また、被熱交換流体と成る風の流れ方向は矢印3と反対方向であっても良い。
更に、図4(c)のように、チューブ内を隔壁1cで離隔して複数の孔を形成しても良い。この隔壁1cの数が少ない図4(c)の右側の方が左側よりも、チューブ2の孔の実質的な総断面積が大きくなる。
また、図4(d)では長い孔1bの方が丸い孔1aより数が少ないが、丸い孔1aよりも長い孔1bの方が冷媒が流れる流路の総断面積を大きくしている。
このように、第2実施形態は、仕切部4となる板をチューブ2の端面に食い込ませて形成している。これにより、チューブ2と仕切部4が仮固定されやすく製造が容易と成る。
また、冷媒流れ下流側のチューブ2の孔1bの総断面積の方が、図4左側の冷媒流れ上流側のチューブ2の孔1aの総断面積よりも大きくされている。
換言すれば、冷媒流れ下流側の、冷媒が過熱されやすい(冷媒がスーパヒート状態に成り易く圧力損失が発生し易い)側のチューブ2の孔1bの総断面積の方が、冷媒流れ上流側のチューブ2の孔1aの総断面積よりも大きくされている。これにより、圧力損失を一層少なくすることが出来る。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、第3実施形態の模式図である。また、図6は図5の斜め上から見た模式的斜視図である。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。
この第3実施形態は、図5のように、エジェクタ12からフランジ25が延在していて、エジェクタ12及びフランジ25にて仕切部4を構成している。
エジェクタサイクルの第2蒸発器16は、上部タンク部16bと下部タンク部16cを有し、これら上部タンク部16bと下部タンク部16cの間にチューブ2が設けられている。
このチューブ2は仮想線27を境として風下側のチューブ部分と風上側のチューブ部分に分かれる。上部タンク部16bのタンク16d内には、断面円形のエジェクタ12が内蔵されている。
このエジェクタ12にはフランジ25が取り付けられ、上述のように、このフランジ25とエジェクタ12が仕切部4の役割を兼ねている。
また、図6に示すように、エジェクタ12の一部が蒸発器15の右端まで延長されて湾曲した湾曲壁部分30を形成し、この湾曲壁部分30も仕切部4の一部とする。また、上部タンク16bと15b間に半月状の部分を持つ中仕切板4bを設けて、蒸発器15と蒸発器16の各部分に区切っている。
図6において、矢印3の風の流れと直交するエジェクタ12の筒状部分と、湾曲壁部分30を有し、下方にフランジ25が一体化されている。このフランジ25は、エジェクタ12を取り付けるホルダとしても機能している。また、上部タンク部16bのタンク16d内にエジェクタ12が支持されている。
次に、冷媒の流れについて説明する。図6のエジェクタ12の円筒部分に左側から入った冷媒は、エジェクタ12内の図示しないノズル部、ディフューザ部を通り、エジェクタ12の円筒部分の右側から湾曲壁部分30の長手方向に沿って流れ、蒸発器15部分の上流側冷媒通路7a側から下部タンク部15cに向かって矢印32aのように流れ、下部タンク部15cで反転して矢印31a方向に流れて下流側冷媒通路側8a内に集合する。
また、図示しない絞り機構からの冷媒は、図5の右側の蒸発器16部分の上流側冷媒通路側7に導かれ、図5のチューブ2の中を矢印32及び32b(図6)方向に下降していく。なお、チューブ2の形状は第1実施例と同じである。
このようにして下降した冷媒は、下部タンク部16cでUターンし矢印31及び31b方向にチューブ2の中を上昇して上部タンク部16bの下流側冷媒通路側8(図5の左側、かつ図6の奥側)に至り、図示しないエジェクタ12の円筒部分に存在する冷媒吸入口に矢印31dのように吸入される。
この構造によれば、フランジ25や湾曲壁部分30が、エジェクタ12と一体となって仕切部4を兼ねるので部品数を少なくしたり、組み付けを容易にしたりすることが出来る。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。この第4実施形態は、タンクを二重構造にして、この二重のタンクがエジェクタを覆い、かつタンクの一部が仕切部を兼ねるものである。
図7は、第4実施形態の模式図である。上述した実施形態と異なる特徴部分を、図2を援用して説明する。図7において、第1蒸発器15と第2蒸発器16は並置され、共通の内側タンク40と外側タンク41で覆われている。
内側タンク40と両蒸発器15、16の間の空間に、エジェクタ12が挟持されている。図2の分岐部17からエジェクタ12内に供給された冷媒はエジェクタ12のディフューザ部12dから図示を省略した配管によって図7の矢印45a、45bのように第1蒸発器15内に入り、チューブ2内を下降して下部タンク部15cに至る。
そして、下部タンク部15cからUターンして矢印46方向にチューブ2内を対向流として上昇し、矢印47のように図示しない配管にて図2の気液分離器14相当部に導かれる。
なお、図2では気液分離器を設定しているが、気液分離器がなくてもよく、その場合は図2の圧縮機10に導かれる。
また、内側タンク40の両端部40a、40bがチューブ2の端面に当接するまで延長されて、内側タンク40の一部が仕切部4を兼ねている。
そして、図2の絞り機構19相当部からの冷媒は外側タンク41内に矢印50のように入り、矢印51のようにUターンしながら下降上昇し、矢印52のようにエジェクタ12の冷媒吸入口12b内に導かれる。また、外側タンク41内は外側仕切板4dで左右の2室に分かれ、冷媒を分離している。
更に、第1蒸発器15及び第2蒸発器16とも、冷媒の下流側の冷媒通路断面積は冷媒の上流側の冷媒通路断面積よりも大きくされている。即ち、図7において、寸法Xは寸法Yより大きくされている。これにより、図4の第2実施形態で説明した効果が得られる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。本発明の主要部は冷媒を前後ターンさせるものであるが、この第5実施形態は、一方の蒸発器の冷媒を前後ターンさせ、他方の蒸発器を従来と同様の左右ターンにするものである。図8は第5実施形態の模式的斜視図であり、図3に対応している。
以下、上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図8において、エジェクタ12が、第1、第2蒸発器15、16の間に支持されている。図示しない圧縮機で高圧化された冷媒は、図示しない放熱器を通過して図8の分岐部17に至る。
分岐部17からの一方の冷媒はエジェクタ12内に入り、内部のノズル部とディフューザ部を通過してエジェクタ12から吐出されて第1蒸発器15内に入り、この第1蒸発器15の右側のコア15a(チューブ2の集合とフィンからなる)を下降して、下部タンク部15cに至る。
更に、下部タンク部15cで左折して第1蒸発器15の左側のコアを矢印60のように上昇して外部に導出される。
この第1蒸発器15の上部タンク部15bには、図中破線で示したように風の流れと平行な分離板61が設けられ、上部タンク部15bを風流れ方向と直交する左右に分離している。
また、分岐部17から絞り機構19を介して第2蒸発器16に導入された冷媒は、第2蒸発器16の上部タンク部16bからコア16aの手前側(上流側冷媒通路側7)を下降し、下部タンク部16cで矢印55のようにUターンしてコア16aの後ろ側を上昇する。
そして後ろ側の上部タンク部16bの部分(下流側冷媒通路側8)を経由してエジェクタ12の冷媒吸引口12bに吸い込まれる。
第2蒸発器16の上部タンク部16b内には、図中破線で示したように蒸発器左右方向に長い仕切部4が設けられ、上部タンク部16bを風流れ方向の前後に分離している。
このように、冷媒流量が少ないために乾き度が高くスーパヒート状態に成り易い第2蒸発器16側のみに、風流れ前後方向に上部タンク部16bを区画し分離する仕切部4を設けているので、第2蒸発器16と風との熱交換を均一化できる。
なお、第1蒸発器15と第2蒸発器16は、別々に置かれても、一体型蒸発器とされても良い。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。この第6実施形態は、一つの蒸発器のスーパヒートに成り易い一方側のみに本発明の主要部となる前後ターンを適用し、同じの蒸発器の他方側を従来の左右ターンにするものである。
図9は、第6実施形態の蒸発器の模式的斜視図である。以下、上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。
図9に示す蒸発器は、全体が上記エジェクタサイクルの第2蒸発器16であり、矢印70のように導入された冷媒は、右側の蒸発器部分16yの上部タンク部16bに入り、内部の分離板61に流れを阻止されてコア16a内の右側の全チューブ内を矢印71のように下降し、右側下部タンク部16c1に至る。
下部タンク部16cでは矢印72のように左側に流れ、左側下部タンク部16c2に入る。分離板61は、左右の蒸発器部分16x、16yを分割し、上部タンク部16bを右側上部タンク部16b1と左側上部タンク部16b2とに分離し、かつ下部タンク部16cを右側下部タンク部16c1と左側下部タンク部16c2に分離している。
分離板61の下方手前側には、切欠部61aがあり、左側の蒸発器部分16xの左側下部タンク部16c2の手前側(上流側冷媒通路側7)に矢印72のように冷媒が流れる。
仕切部4は下部タンク部16cの左側、つまり蒸発器部分16xのみにあり、この仕切部4の手前側(上流側冷媒通路側7)からコア16aのチューブ(図1と同様の構造を持つチューブである)内を矢印73のように上昇し、左側上部タンク部16b2に至る。この左側上部タンク部16b2からUターンしてコア内を矢印74のように下降する。
この第6実施形態では、冷媒の下流側と成る左側蒸発器部分16xの冷媒流れを矢印3方向の風の前後方向の対向流としているから、スーパヒートが取れ易い故に、温度分布が不均一に成り易い左側蒸発器部分16xの温度分布を均一化できる。
上記第6実施形態によれば、蒸発器は、仕切部4を備えた蒸発器部分16xとして、別の蒸発器部分16yと一体になって、単一の蒸発器16の一部を形成しており、単一の蒸発器16に導入された冷媒は、別の蒸発器部分16y内を流れた後に、仕切部4を備えた蒸発器部分16xを流れて上記単一の蒸発器16の外部に導出される。
これにより、仕切部4を備えた蒸発器部分16xは、別の蒸発器部分16yの冷媒流れの下流側に設けられていて、スーパヒート状態に成り易く、よって、不均一な温度分布に成り易いが、これを解消して、仕切部4により均一な温度分布の熱交換が出来る効果が大きい。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。この第7実施形態は、二酸化炭素(CO2)のように高圧圧力が臨界圧力を超える冷媒を用いた蒸発器に関するものである。図10は、第7実施形態の蒸発器の斜視図、図11は、第7実施形態におけるタンク部の分解斜視図である。
図11(a)は、上部タンク部を分解して示し、図11(b)は、下部タンク部の一部を示している。また、図12は、図11の矢視XII−XII断面図である。以下、上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。
図10において、エジェクタサイクルの第2蒸発器16は、コア16a内に多数のチューブ2(図11のチューブ2a、2bをチューブ2と総称する)とフィン2fを有する。またコア16aの両側面はサイドプレート16eで覆われている。
以下、上部タンク部16bと下部タンク部16cは略同様の構造であるため、上部タンク部16bのみを図11(a)にて説明する。
チューブ2a、2bは、内プレート80を貫通し、かつ図12のように中プレート81の貫通孔からなる第1孔81a、第2孔81b(以下、貫通孔81a、81bとも言う)内に挿入されている。
外プレート82は外部に膨出した第1溝82a、第2溝82bを有し、図12のように、内プレート80における折曲部80aの先端に位置するかしめ部80bにてかしめられている(図11(a)は、かしめ前の分解状態を示す)。また、図10のように、第1溝82a、第2溝82bの先端は栓85で閉じられている。
図11(a)の中プレート81の貫通孔81a、81bは矢印3の風の流れに対して上流側下流側の2列になるように設けられ、この2列の間には仕切部4を有している。
次に、冷媒の流れを説明する。図10の接続部20の冷媒入口20bから導入された冷媒は、第1溝82a内を矢印3の風と直交する方向(図12の紙面に垂直方向)に流れながら一方のチューブ2a内を図12の矢印90方向に下降する。
図10の下部タンク部16c内に入った冷媒は、下部タンク部16c内の図11(b)に示す中プレート81eの孔81f(図11(a)の貫通孔81a、81b相当部)に流入する。
この中プレート81eの孔81fは、矢印3の風の流れに対して1列になるように設けられ、図11(a)の仕切部4相当部を有していない。
従って、下部タンク部16cに流れ込んだ冷媒は、上記孔81fを介して中プレート81e内を反矢印3方向、つまり、図12の矢印91方向に流れ、チューブ2b内を上昇し、第2溝82b内から図10の接続部20の冷媒出口20cから図示しないエジェクタの冷媒吸引口に流れる。
この第7実施形態では、高圧に耐えられる構造を持つことが出来る。なお、図10の蒸発器を上述した第1蒸発器に用いても良い。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の実施形態では、エジェクタサイクルの特に第2蒸発器に本発明構造を用いたが、その他の熱交換器であっても良い。
また、仕切部をチューブに当接させる場合でも直接当接させる必要は無く、シール部材等を介して当接させても良い。
また、風の流れ方向は、上記矢印3と反対方向であっても良い。また、仕切部は、下部タンク部内に設けても良い。更にタンク部は上下でなく左右に取り付けても良い。
また、図8等の絞り機構19をタンク部内に収納しても良い。また、図7において、二つの蒸発器の冷媒の下流側を中央(内側)に集めたが、外側にしても良く、また、外側と内側にしても良い。
また、第3実施形態(図5、図6)では、エジェクタ12の一部が蒸発器15の右端まで延長されて湾曲した湾曲壁部分30を形成したが、この部分が製造し難い場合は、図13のように省略しても良い。この図13の場合は、エジェクタ12の円筒部分に左側から入った冷媒は、エジェクタ12内の図示しないノズル部、ディフューザ部を通り、エジェクタ12の円筒部分の右側から矢印32gのように流れ出る。
次に、上部タンク部15bからから下部タンク部15cに向かって矢印32a1のように流れ、更に図示しない圧縮機の方に流れていく。
また、図示しない絞り機構からの冷媒は、矢印32dのように図13の奥側のタンク部分(上流側冷媒通路側7)に導かれ、図13のチューブの中を矢印32e方向に下降していく。なお、チューブの形状は第1実施例と同じである。
このようにして下降した冷媒は、下部タンク部16cでUターンし矢印31d及び31d1方向にチューブの中を上昇して上部タンク部16bの下流側冷媒通路側8(図13の手前側)に至り、エジェクタ12の円筒部分に存在する冷媒吸入口12bに矢印31d1のように吸入される。
この構造によれば、エジェクタ12の一部が蒸発器15の右端まで延長されて湾曲した湾曲壁部分ないため、製造が容易になる。
第1実施形態における一つの蒸発器部分の模式的斜視図である。 上記第1一実施形態におけるエジェクタサイクルを示す配管系統図である。 上記第1実施形態における冷媒の流れを示す全体の模式的分解斜視図である。 第2実施形態における一つの蒸発器部分の模式的斜視図であり、図4(a)乃至図4(d)は夫々孔の形状を変形した例である。 第3実施形態における図6矢印V方向から見た一つの蒸発器の模式的構造図である。 上記第3実施形態における蒸発器の模式的斜視図である。 第4実施形態における一体化された二つの蒸発器の模式的構造図である。 第5実施形態における冷媒の流れを示す全体の模式的分解斜視図である。 第6実施形態における一つの蒸発器の冷媒の流れを示す模式的斜視図である。 第7実施形態における一つの蒸発器の斜視図である。 上記第7実施形態における一つの蒸発器のタンク部の構成部品を示す分解斜視図であり、図11(a)は上部タンク部の部品を示し、図11(b)は下部タンク部の一部品を示す。 上記第7実施形態における図11の矢視XII−XII断面図である。 上記第3実施形態の変形例を示す蒸発器の模式的斜視図である。 従来の一つの蒸発器の冷媒の流れを示す模式的斜視図である。 別の従来の一対の蒸発器の冷媒の流れを示す模式的斜視図である。
符号の説明
1…孔
1a…上流側冷媒通路を成す孔
1b…下流側冷媒通路を成す孔
2…チューブ
2a…冷媒流れの上流側チューブ
2b…冷媒流れの下流側チューブ
3…被熱交換流体となる風の流れ方向
4、4a…仕切部
10…圧縮機
11…放熱器
12…エジェクタ
12b…冷媒吸引口
15…第1蒸発器
16…第2蒸発器
16a…コア
16b…一端側タンク部となる例えば上部タンク部
16c…他端側タンク部となる例えば下部タンク部
17…分岐部
19…絞り機構
25…フランジ
40…仕切部を成すタンク

Claims (12)

  1. 被熱交換流体と交わる方向の両端に設けられた一端側タンク部(16b)と他端側タンク部(16c)、
    前記一端側タンク部(16b)と前記他端側タンク部(16c)の間を橋絡し、冷媒流れの上流側に位置する上流側冷媒通路(1a)と前記冷媒流れの下流側に位置する下流側冷媒通路(1b)を有し、かつ前記上流側冷媒通路(1a)と前記下流側冷媒通路(1b)が隣接して前記被熱交換流体の流れの方向に並設されている複数のチューブ(2)、及び
    前記一端側タンク部(16b)の内部に設けられ、前記被熱交換流体の流れに対して交わる方向に延在して、前記一端側タンク部(16b)内を前記上流側冷媒通路側(7)と前記下流側冷媒通路側(8)とに分断する仕切部(4)を備え、
    前記チューブ(2)の一端側が前記一端側タンク部(16b)に、前記チューブ(2)の他端側が前記他端側タンク部(16c)に接続され、
    前記一端側タンク部(16b)内の前記上流側冷媒通路側(7)から前記上流側冷媒通路(1a)を前記冷媒が通過して前記他端側タンク部(16c)に至り、更に前記他端側タンク部(16c)から前記下流側冷媒通路(1b)を前記冷媒が通過して前記一端側タンク部(16b)内の前記下流側冷媒通路側(8)に流れ、
    前記上流側冷媒通路(1a)を流れる冷媒と前記下流側冷媒通路(1b)を流れる冷媒とが前記被熱交換流体の流れ方向に重なる対向流を形成していることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記熱交換器は蒸発器であることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記仕切部(4)を備えた前記蒸発器は、圧縮機(10)によって加圧され、放熱器(11)で放熱し、更にエジェクタ(12)を通過した第1冷媒流が流れる第1蒸発器(15)、又は前記放熱器(11)から絞り機構(19)を介して前記エジェクタ(12)の冷媒吸引口(12b)に吸い込まれる第2冷媒流が流れる第2蒸発器で(16)あることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記仕切部(4)を備えた前記蒸発器は、前記エジェクタ(12)の冷媒吸引口(12b)に吸い込まれる冷媒が流れる前記第2蒸発器(16)のみであることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記第1蒸発器(15)の内部、又は前記第2蒸発器(16)の内部に前記エジェクタ(12)が内蔵され、前記仕切部(4)は前記エジェクタ(12)から構成されていることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  6. 前記仕切部(4)は前記エジェクタ(12)から前記チューブ(2)方向に延びたフランジ(25)を有することを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  7. 前記一端側タンク部(16b)は、前記チューブ(2)の端面の中程に当接したタンク(40)を有し、前記仕切部(4)は前記エジェクタ(12)を覆う前記タンク(40)から成ることを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。
  8. 前記蒸発器は、前記仕切部(4)を備えた蒸発器部分(16x)として、別の蒸発器部分(16y)と一体になって、単一の蒸発器(16)の一部を形成しており、
    前記単一の蒸発器(16)に導入された冷媒は、前記別の蒸発器部分(16y)内を流れた後に、前記仕切部(4)を備えた前記蒸発器部分(16x)を流れて前記単一の蒸発器(16)の外部に導出されることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  9. 前記仕切部(4)は、前記仕切部(4)を備えた蒸発器部分(16x)側のみに設けられていることを特徴とする請求項8に記載の熱交換器。
  10. 前記チューブ(2)は、多数の孔(1、1a、1b)を有し、前記被熱交換流体の流れ方向に扁平な部材から成り、前記仕切部(4)は前記チューブ(2)に当接して前記チューブ(2)を冷媒流れの上流側と下流側に仕切る部分からなることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の熱交換器。
  11. 冷媒流れの下流側に位置する前記下流側冷媒通路(1b)の冷媒流路総面積を、前記上流側冷媒通路(1a)の冷媒流路総面積よりも大きくし、前記チューブ(2)内の前記冷媒がスーパヒート状態に成り易い側の冷媒流路総面積を相対的に大きくしたことを特徴とする請求項2乃至10のいずれか一項に記載の熱交換器。
  12. 前記チューブ(2)は、冷媒流れの上流側に並設されて前記上流側冷媒通路(1a)を形成する多数の第1チューブ(2a)と前記冷媒流れの下流側に並設されて前記下流側冷媒通路(1b)を形成する多数の第2チューブ(2b)から構成されており、
    前記一端側タンク部(16b)の内部に、前記チューブ(2)が貫通する内プレート(80)と、前記第1チューブ(2a)に接続された多数の第1孔(81a)と前記第2チューブ(2b)に接続された多数の第2孔(81b)が穿設された中プレート(81)が設けられており、かつ前記第1孔(81a)と連通する第1溝(82a)と前記第2孔(81b)と連通する第2溝(82b)を備えた外プレート(82)が設けられており、
    前記仕切部(4)は、前記中プレート(81)の前記第1孔(81a)と前記第2孔(81b)の間の部分で形成され、
    前記一端側タンク部(16b)内の前記上流側冷媒通路側(7)から前記第1チューブ(2a)を前記冷媒が通過して前記他端側のタンク部(16c)に至り、更に前記他端側のタンク部(16c)から前記第2チューブ(2b)を前記冷媒が通過して前記一方側タンク部(16b)内の前記下流側冷媒通路側(8)に流れることを特徴とする請求項1、2、3及び4のいずれかに記載の熱交換器。
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