JP2010116242A - ウインドラス - Google Patents

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Abstract

【課題】チェーンドラムの使用時とホーサドラムの使用時とで安全弁の設定圧を切り替えることができるウインドラスを提供する。
【解決手段】チェーンドラム3とホーサドラム6が液圧モータ4に連結され、その液圧モータ4の最大圧力がバランスピストン型の安全弁8により制限され、その安全弁8が、主弁10と、パイロット弁11、12とを有するウインドラス1において、パイロット弁11、12を、チェーンドラム3の力量を基に設定圧が設定された高圧側パイロット弁11と、ホーサドラム6の力量を基に設定圧が設定されかつ該設定圧が高圧側パイロット弁11の設定圧よりも低い低圧側パイロット弁12とで構成し、低圧側パイロット弁12と主弁10との間に、チェーンドラムクラッチ5がオフのときに低圧側パイロット弁12と主弁10とを連通し、オンのときに遮断する設定圧制御弁13を設けたものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、船舶のアンカーチェーンおよび係留ロープを巻き上げるためのウインドラスに関するものである。
船舶の係留を行うための舶用甲板機械として、アンカーチェーンや係留ロープなどの巻き上げを行うためのウインドラスが知られている(特許文献1参照)。
例えば、油圧駆動のウインドラスでは、アンカーを巻き揚げるためのチェーンドラムと係留ロープを巻き取るためのホーサドラムとをクラッチを介して油圧モータに各々接続し、その油圧モータに、ポンプからの圧油を供給するようにしている。その油圧モータに圧油を供給する油圧システムには、一般に、最大圧力を制限するための安全弁が設けられている。その安全弁は、例えば、チェーンドラムまたはホーサドラムが最後まで巻き上げられて油圧システムの圧力が設定圧(設定値)まで上昇したときに作動して、油圧モータを停止させチェーンドラムやホーサドラムの過度の巻き上げによる損傷を防止するようになっている。
ここで、チェーンドラムの力量は、ホーサドラムの力量に比べて大きいので、チェーンドラムの作動に必要な油圧システムの圧力は、ホーサドラムに比べて高くなる傾向がある。
しかし、チェーンドラム使用時とホーサドラム使用時とで油圧システムの圧力が異なると、安全弁の設定値は、チェーンドラムとホーサドラムとのいずれか一方にしか適合しないものとなってしまう。
そこで、従来は、チェーンドラム使用時の油圧システム圧力と、ホーサドラム使用時の油圧システム圧力との差が小さくなるようホーサドラムのドラム径を調整して設計していた。例えば、ホーサドラムのドラム径をチェーンドラムのドラム径よりも大きく設定するようにしていた。
特開2006−213515号公報
しかしながら、上述した従来の方法では、ドラム径を調整したとしても、油圧システム圧力をホーサドラム使用時とチェーンドラム使用時とで完全に同一にすることができなかった。
そのため、安全弁の設定圧を、チェーンドラムとホーサドラムとのどちらか一方に適した設定圧にしか設定できず、ウインドラスが損傷する虞があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、チェーンドラムの使用時とホーサドラムの使用時とで安全弁の設定圧を切り替えることができるウインドラスを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、船舶のアンカーを巻き揚げるためのチェーンドラムが該チェーンドラムを回転駆動するための液圧モータにチェーンドラムクラッチを介して連結されると共に、係留ロープを巻き取るためのホーサドラムがホーサドラムクラッチを介して上記液圧モータに連結され、その液圧モータの最大圧力がバランスピストン型の安全弁により制限され、その安全弁が、上記液圧モータの供給ラインと戻りラインとを接続するラインに設けられた主弁と、上記供給ラインの圧力が所定の設定圧以上のときに上記主弁を開弁させるパイロット弁とを有するウインドラスにおいて、上記パイロット弁を、上記チェーンドラムの力量を基に設定圧が設定された高圧側パイロット弁と、上記ホーサドラムの力量を基に設定圧が設定されかつ該設定圧が上記高圧側パイロット弁の設定圧よりも低い低圧側パイロット弁とで構成し、上記低圧側パイロット弁と上記主弁との間に、上記チェーンドラムクラッチがオフのときに上記低圧側パイロット弁と上記主弁とを連通し、オンのときに遮断する設定圧制御弁を設けたものである。
好ましくは、上記設定圧制御弁が液圧で作動するように構成されると共に、その設定圧制御弁と上記供給ラインとがパイロットラインにより接続され、そのパイロットラインに、上記チェーンドラムクラッチがオフのときに上記供給ラインと上記設定圧制御弁とを連通し、オンのときに遮断するクラッチ連動弁が設けられたものである。
好ましくは、上記安全弁は、上記供給ラインからの作動液を導入・排出して上記主弁を閉弁・開弁するための圧力制御室と、その圧力制御室に並列に接続された2つの排出ラインとを有し、それら2つの排出ラインの一方に上記高圧側パイロット弁が設けられ、他方に、上記低圧側パイロット弁と上記設定圧制御弁とが設けられたものである。
上記目的を達成するために本発明は、船舶のアンカーを巻き揚げるためのチェーンドラムが該チェーンドラムを回転駆動するための液圧モータにチェーンドラムクラッチを介して連結されると共に、係留ロープを巻き取るためのホーサドラムがホーサドラムクラッチを介して上記液圧モータに連結され、その液圧モータの最大圧力がバランスピストン型の安全弁により制限され、その安全弁が、上記液圧モータの供給ラインと戻りラインとを接続するラインに設けられた主弁と、上記供給ラインの圧力が所定の設定圧以上のときに上記主弁を開弁させるパイロット弁とを有するウインドラスにおいて、上記パイロット弁を、上記チェーンドラムの力量を基に設定圧が設定された高圧側パイロット弁と、上記ホーサドラムの力量を基に設定圧が設定されかつ該設定圧が上記高圧側パイロット弁の設定圧よりも低い低圧側パイロット弁とで構成し、上記低圧側パイロット弁と上記主弁との間に、上記ホーサドラムクラッチがオフのときに上記低圧側パイロット弁と上記主弁とを遮断し、オンのとき連通にする設定圧制御弁を設けたものである。
本発明によれば、チェーンドラムの使用時とホーサドラムの使用時とで安全弁の設定圧を切り替えることができ、ウインドラスの損傷を防止することができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態のウインドラスは、船舶を対象とし、例えば数万トンクラスのバルクキャリアなどに適用される。
図1から図4に基づき本実施形態のウインドラスの概略構造を説明する。
図1に示すように、船2の甲板上には、船2の係留を行うための舶用甲板機械1、21が設けられており、図例では、船首部に、アンカー(および錨鎖)と係留ロープとの巻上げおよび巻下げを行うためのウインドラス1が設置され、船尾部に、係留ロープの巻上げおよび巻下げを行うムワーリングウインチ21が設置される。これらウインドラス1とムワーリングウインチ21とは、船2の右舷と左舷とに各々一ずつ設けられている。また、船2には、ウインドラス1に作動液(本実施形態では作動油)を圧送するためのポンプ22と、作動油が貯留されるタンク23とが各々設けられる。
図2に示すように、ウインドラス1は、船2のアンカーを巻き揚げるためのチェーンドラム3と、係留ロープを巻き取るための複数(図例では2つ)のホーサドラム6と、それらチェーンドラム3とホーサドラム6とを選択的に回転駆動するための液圧モータ(以下、油圧モータという)4と、その油圧モータ4の動力をチェーンドラム3に伝達、遮断するためのチェーンドラムクラッチ5と、油圧モータ4の動力をホーサドラム6に伝達、遮断するためのホーサドラムクラッチ7とを備える。
具体的には、船2の甲板上に、回転自在に支持されたドラムシャフト25が設けられ、そのドラムシャフト25に、油圧モータ4が動力伝達機構(例えばギヤユニット)26を介して連結されると共に、ドラムシャフト25にチェーンドラム3とホーサドラム6、6とが各々支持される。図例のドラムシャフト25は、端部にワーピングドラム27が設けられる。
チェーンドラム3には、チェーンドラムブレーキ28が設けられ、各ホーサドラム6にはホーサドラムブレーキ29が各々設けられる。
チェーンドラムクラッチ5は、ドラムシャフト25とチェーンドラム3とに取り付けられたクラッチ本体30(例えば、つめクラッチなど)と、そのクラッチ本体30を手動操作するためのクラッチレバー31とを有する。同様に、各ホーサドラムクラッチ7は、ドラムシャフト25とホーサドラム6とに取り付けられたクラッチ本体32と、そのクラッチ本体32を手動操作するためのクラッチレバー33とを有する。
油圧モータ4は、油圧によって回転駆動力を発生させる複数のモータ要素を有する多段変速のベーン型モータであり、図例の油圧モータ4は、3つのモータ要素35−37(図3参照)を有する3段変速モータである。詳しくは後述するが、油圧モータ4は、チェーンドラム3の使用時には、低速で回転して高いトルクを出力するよう、ホーサドラム6の使用時には、高速で回転して低いトルクを出力するように変速制御される。また、油圧モータ4には、手動操作のためのコントロールレバー45が設けられる。
図3に基づき、油圧モータ4のための油圧回路を説明する。
図3において、38は油圧回路、22は上記ポンプ、23は上記タンク、41は油圧モータ4を正転と逆転とで切り替えると共に油圧モータ4への流量を調整するためのコントロール弁、42−43は油圧モータ4の変速のためのスピードチェンジ弁(42が第1スピードチェンジ弁、43が第2スピードチェンジ弁)、35−37は第1モータ要素から第3モータ要素、3は上記チェーンドラム(またはホーサドラム)、44はチェーンドラムクラッチ5に連動して作動するクラッチ連動弁である。
ポンプ22と油圧モータ4との間には、油圧モータ4に作動油(圧油)を供給するための供給ライン52−54と、余剰の作動油をタンク23に戻すための戻りライン61−62とが設けられる。
供給ライン52−54は、ポンプ22とコントロール弁41とを接続するポンプ供給ライン51と、コントロール弁41と第1モータ要素35とを接続する第1供給ライン52と、その第1供給ライン52と第2モータ要素36とを接続する第2供給ライン53と、その第2供給ライン53と第3モータ要素37とを接続する第3供給ライン54とを有する。
第2供給ライン53には、第1スピードチェンジ弁42が配置され、その第1スピードチェンジ弁42の下流に第3供給ライン54が接続される。その第3供給ライン54には第2スピードチェンジ弁43が配置される。
戻りライン61−62は、第1モータ要素35から第3モータ要素37とコントロール弁41とを各々接続するモータ戻りライン61と、コントロール弁41とタンク23とを接続するタンク戻りライン62とを有する。なお、油圧モータ4や各弁10−13、41−43などには、ドレーンライン(図示せず)も設けられる。
コントロール弁41は、油圧モータ4のコントロールレバー45により作動する。図例のコントロール弁41は、油圧モータ4の正転時に、ポンプ供給ライン51と第1供給ライン52とを連通させると共にモータ戻りライン61とタンク戻りライン62とを連通させ、油圧モータ4の逆転時に、ポンプ供給ライン51とモータ戻りライン61とを連通させると共に第1供給ライン52とタンク戻りライン62とを連通させる。
第1スピードチェンジ弁42は、第1および第2供給ライン52、53の圧力に応じて第2モータ要素36の作動・非作動を切り替えるものであり、第2供給ライン53の圧力(パイロット圧)が所定の第1スピード圧以上のときに開弁し、第1スピード圧未満のときに閉弁する。
クラッチ連動弁44は方向制御弁であり、ポンプ側ライン65によりポンプ供給ライン51に接続され、タンク側ライン66によりタンク23に接続される。また、クラッチ連動弁44にはクラッチ連動ライン67が接続され、そのクラッチ連動ライン67は2つに分岐して、分岐した一方(以下、第1クラッチ連動ライン671という)が第2スピードチェンジ弁43に接続され、他方(以下、第2クラッチ連動ライン672という)が後述する設定圧制御弁(シーケンス弁)13に接続される。クラッチ連動弁44は、チェーンドラムクラッチ5のクラッチレバー31の操作によって切り替えられ、チェーンドラムクラッチ5がオフ(クラッチ断)のときにクラッチ連動ライン67をポンプ22に連通し、オン(クラッチ接)のときにタンク23に連通する。
第2スピードチェンジ弁43は、第3モータ要素37の作動・非作動を切り替えるためのものであり、第1クラッチ連動ライン671を通してポンプ22から圧油が供給されたときに閉弁し、供給が停止されたときに開弁する。
この油圧回路38では、ポンプ22から吐出された作動油がポンプ供給ライン51を通りコントロール弁41に至る。そのコントロール弁41が正転側(巻き上げ側)に切り替えられている場合、コントロール弁41からの作動油が第1供給ライン52を通り第1モータ要素35に供給される。
また、このとき第1供給ライン52から第2供給ライン53に分岐した作動油は、第1スピードチェンジ弁42に至り、第2供給ライン53の圧力が上記第1スピード圧以上の場合には、作動油が第1スピードチェンジ弁42から第2モータ要素36に供給される。
さらに、第2供給ライン53から第3供給ライン54に分岐した作動油が第2スピードチェンジ弁43に至る。ここで、チェーンドラムクラッチ5がオフの場合(ホーサドラム6の使用時)には、第2スピードチェンジ弁43は閉弁したままであり、第3モータ要素37には作動油が供給されない。他方、チェーンドラムクラッチ5がオンの場合(チェーンドラム3の使用時)には、クラッチ連動弁44により第2スピードチェンジ弁43が開弁して、その第2スピードチェンジ弁43を通り第3モータ要素37に作動油が供給される。
このように油圧モータ4は、第1スピードチェンジ弁42および第2スピードチェンジ弁43により変速制御され、ホーサドラム6の使用時に、第1モータ要素35または、第1モータ要素35と第2モータ要素36とが作動し、チェーンドラム3の使用時に、第1モータ要素35と第2モータ要素36と第3モータ要素37とが作動する。
この油圧回路38には、油圧モータ4の最大圧力を制限するための安全弁8(図4参照)が設けられる。
本実施形態では、ウンドラス用油圧モータ安全弁8を2圧制御すべく、その安全弁8をバランスピストン型リリーフ弁とし、そのバランスピストン型リリーフ弁のパイロット弁11、12を主弁10に2つ並列に接続し、低圧設定側のパイロット弁11とリリーフ弁本体である主弁10との間に、チェーンドラムクラッチ5のクラッチレバー31の切換を感知する油圧システム(クラッチ連動弁44)に連動したシーケンス弁(設定圧制御弁)13を設置して、安全弁8のための油圧回路が構成される。
より具体的には、安全弁8は、第1供給ライン52とモータ戻りライン61とを接続する安全ライン71に設けられた主弁10と、第1供給ライン52の圧力(油圧モータ4の供給圧)が所定の設定圧以上のときに主弁10を開弁させるパイロット弁11、12とを有する。
パイロット弁11、12は、チェーンドラム3の力量を基に設定圧(以下、高圧側設定圧という)が設定された高圧側パイロット弁11と、ホーサドラム6の力量を基に高圧側設定圧よりも低い設定圧(以下、低圧側設定圧という)が設定された低圧側パイロット弁12とで構成される。
低圧側パイロット弁12と主弁10との間には、チェーンドラムクラッチ5がオフのときに低圧側パイロット弁12と主弁10とを連通し、オンのときに遮断するシーケンス弁13が設けられる。
そのシーケンス弁13は、液圧で作動するように構成されており、そのシーケンス弁13とポンプ供給ライン51とが、パイロットライン(図例では、ポンプ側ライン65および第2クラッチ連動ライン672)により接続される。そのポンプ側ライン65と第2クラッチ連動ライン672との間には、チェーンドラムクラッチ5がオフのときにポンプ供給ライン51とシーケンス弁13とを連通し、オンのときに遮断する上記クラッチ連動弁44が設けられている。
図4に基づき、安全弁8の概略構造を説明する。
図4に示すように、主弁10は、モータブロック101に形成された入口ポート102および出口ポート103と、それら入口ポート102と出口ポート103との連通路を開閉するプランジャー105(弁体)と、そのプランジャー105を閉弁方向に付勢するプランジャースプリング106と、安全ライン71からの作動油を導入・排出してプランジャー105を閉弁・開弁するための圧力制御室107とを有する。なお、図4において上方向が主弁10の開弁方向であり、下方向が主弁10の閉弁方向である。
入口ポート102は、供給側(第1供給ライン52側)の安全ライン71に接続され、出口ポート103は、戻り側(モータ戻りライン61側)の安全ライン71に接続される。
モータブロック101内には、プランジャー105を上下に移動可能に収容するプランジャー収容穴104が形成される。そのプランジャー収容穴104は、入口ポート102と出口ポート103とを連通する連通路を区画形成し、その側部が出口ポート103に接続されると共に下端が入口ポート102に接続される。そのプランジャー収容穴104の下端には、プランジャー105を着座させるためのシート部108が形成される。また、主弁10のモータブロック101には、後述する高圧側パイロット弁11のモータブロック111、低圧側パイロット弁12のモータブロック121、および図示しないシーケンス弁13のモータブロックなどが各々接合され、これらモータブロック101、111、121が一体的に形成される。
プランジャー105の下面は、入口ポート102に臨み、その入口ポート102の圧油から開弁側の付勢力を受ける。プランジャー105の上面は、プランジャー収容穴104内の上部に区画形成された圧力制御室107に臨み、その圧力制御室107の圧油と圧力制御室107内に配置されたプランジャースプリング106とから閉弁側の付勢力を受ける。
圧力制御室107には、作動油を供給または排出するための給排通路81が接続される。その給排通路81は、圧力制御室107から、主弁10のモータブロック101と高圧側パイロット弁11のモータブロック111とを通り、入口ポート102まで延びる。給排通路81には、絞りをなす二つのオリフィス811、812が直列に設けられる。
この主弁10では、圧力制御室107に作動油が供給されて圧力制御室107の内圧が入口ポート102の内圧にほぼ等しいときに、プランジャー105がシート部108に着座して安全弁8が非作動となる。他方、圧力制御室107から作動油が排出されて圧力制御室107の内圧が入口ポート102の内圧よりも低くなると、プランジャー105が離座して安全弁8が作動する。この圧力制御室107からの作動油の排出が、圧力制御室107に接続された排出ライン82、83に設けられたパイロット弁11、12により制御される。
本実施形態では、圧力制御室107に2つの排出ライン(以下、高圧側排出ライン82、低圧側排出ライン83という)が並列に接続され、それら2つの排出ライン82、83のうちの高圧側排出ライン82に高圧側パイロット弁11が設けられ、低圧側排出ライン83に、低圧側パイロット弁12とシーケンス弁13とが設けられる。
高圧側パイロット弁11は、モータブロック111に形成された入口ポート112および出口ポート113と、それら入口ポート112と出口ポート113との連通路を開閉するポペット115(弁体)と、そのポペット115を閉弁方向に付勢するポペットスプリング116と、そのポペットスプリング116のばね力を調整して高圧側設定圧を調整するための設定圧調整手段117とを有する。なお、図4において左方向が高圧側パイロット弁11の開弁方向であり、右方向が高圧側パイロット弁11の閉弁方向である。
入口ポート112は、上述した給排通路81に接続され、出口ポート113は、主弁10の出口ポート103に接続される。
モータブロック111には、ポペット115を左右に移動可能に収容するポペット収容穴114が形成される。そのポペット収容穴114は、入口ポート112と出口ポート103とを連通する連通路を区画形成し、その側部が出口ポート113に接続され、右端部が入口ポート112に接続される。これら入口ポート112、ポペット収容穴114および出口ポート113が、高圧側排出ライン82の一部を構成する。
ポペット収容穴114の右端部には、ポペット115が着座するシート部118が形成される。ポペット115の先端部は、シート部118から右方に突出して入口ポート112に臨み、その入口ポート112の圧油から開弁側の付勢力を受ける。すなわち、ポペット115には、入口ポート112、給排通路81および主弁10の入口ポート102を介して第1供給ライン52の圧力が作用することになる。
また、ポペット115は、ポペットスプリング116から閉弁側の付勢力を受ける。そのポペットスプリング116は、ポペット115の左側のポペット収容穴114内に収容される。そのポペットスプリング116は、左端の位置が設定圧調整手段117により規制され、その設定圧調整手段117に反力をとりつつポペット115を押圧する。
設定圧調整手段117は、ポペット収容穴114に沿って進退可能な調整ネジ117aと、その調整ネジ117aの先端に設けられポペットスプリング116に係合する係合部材117bとを有する。
調整ネジ117aは、ポペット収容穴114の左端を閉塞するモータブロック111に形成されたネジ穴119に螺合する。その調整ネジ117aのネジ送りにより係合部材117bを左右に移動させることで、ポペットスプリング116のバネ力が調整される。図例では、チェーンドラム3の力量(253kN×9m/min)を基に高圧側設定圧が18.1MPaとなるように、ポペットスプリング116のバネ力が設定、調整される。
この高圧側パイロット弁11では、入口ポート112の圧力が高圧側設定圧未満のときは、ポペット115がシート部118に着座し、入口ポート112とポペット収容穴114とが遮断される。他方、入口ポート112の圧力が高圧側設定圧以上となると、ポペット115が離座して入口ポート112がポペット収容穴114に連通し、そのポペット収容穴114を通り主弁10の圧力制御室107からの作動油が排出される。
シーケンス弁13は、低圧側パイロット弁12と主弁10との間の低圧側排出ライン83に配置される。そのシーケンス弁13は、第2クラッチ連動ライン672に接続された外部パイロットポート131と、主弁10側の低圧側排出ライン83に接続された入口ポート132と、低圧側パイロット弁12側の低圧側排出ライン83に接続された出口ポート133と、それら入口ポート132と出口ポート133とを連通・遮断するためのスプール134と、そのスプール134を遮断側に付勢するスプールスプリング135と、タンク23に接続されたドレーンポート136とを有する。シーケンス弁13は、外部パイロットポート131からの圧油が所定の作動圧以上のときに(図例では、ポンプ22から圧油が供給されたときに)、スプール134が入口ポート132と出口ポート133とを連通するように構成される。
低圧側パイロット弁12は、高圧側パイロット弁11とほぼ同様の構造を有し、入口ポートおよび出口ポートと、設定圧とが主に異なる。すなわち、低圧側パイロット弁12は、モータブロック121に形成された入口ポート122および出口ポート123と、ポペット収容穴124に収容されシート部128に着座・離座するポペット125と、ポペットスプリング126と、低圧側設定圧を調整するための設定圧調整手段127とを有する。その設定圧調整手段127は、モータブロック121のネジ穴129に螺合する調整ネジ127aとその調整ネジ127aに設けられた係合部材127bとを有する。
低圧側パイロット弁12の入口ポート122は、供給側(シーケンス弁13の出口ポート133側)の低圧側排出ライン83に接続され、出口ポート123は、シーケンス弁13のドレーンポート136に低圧側排出ライン83を介して接続される。
低圧側パイロット弁12では、その低圧側設定圧が高圧側パイロット弁11の高圧側設定圧よりも低くなるように、ポペットスプリング126のバネ力が設定される。図例では、ホーサドラム6の力量(98kN×15m/min、at 1stLAYER)を基に低圧側設定圧が9.25MPaとなるように、ポペットスプリング126のバネ力が設定される。
この低圧側パイロット弁12では、入口ポート122の圧力が低圧側設定圧以上となると、ポペット125により入口ポート122がポペット収容穴124に連通し、そのポペット収容穴124を通り主弁10の圧力制御室107からの作動油が排出される。
次に、本実施形態のウインドラス1の作用を説明する。
本実施形態では、チェーンドラムクラッチ5のクラッチレバー31の動き(作動)に連動して、シーケンス弁13が切り替わり、そのシーケンス弁13によって低圧側パイロット弁12の回路(低圧側排出ライン83)が主弁10に繋げられると、安全弁8は低圧側の設定になり、低圧側パイロット弁12の回路83が切断されると、安全弁8は高圧側の設定になる。
より具体的には、図2に示すように、チェーンドラムクラッチ5のクラッチレバー31がオン側に操作されると、クラッチ連動弁44が作動して、そのクラッチ連動弁44によりシーケンス弁13の外部パイロットポート131がタンク23に連通される。シーケンス弁13は、安全弁8の主弁10から低圧側パイロット弁12を遮断する。
これにより、安全弁8は、高圧側パイロット弁11のみが機能することとなり、安全弁8の設定圧が、チェーンドラムクラッチ5に適した高圧側設定圧に設定される。すなわち、主弁10の圧力制御室107の排出ラインが、高圧側排出ライン82のみとなり、圧力制御室107(第1供給ライン52)の圧力が高圧側設定圧までは主弁10が開弁されず、安全弁8が作動しない。
他方、チェーンドラムクラッチ5のクラッチレバー31がオフ側に操作されると、クラッチ連動弁44が作動して、そのクラッチ連動弁44によりシーケンス弁13の外部パイロットポート131がポンプ22に連通される。そのポンプ22の圧油によりシーケンス弁13が作動して、シーケンス弁13は、安全弁8の主弁10に低圧側パイロット弁12を連通させる。
これにより、安全弁8は、低圧側パイロット弁12も機能することとなり、安全弁8の設定圧が、ホーサドラムクラッチ7に適した低圧側設定圧に設定される。すなわち、主弁10の圧力制御室107には、高圧側排出ライン82と低圧側排出ライン83とが連通され、圧力制御室107(第1供給ライン52)の圧力が低圧側設定圧以上となったときに、主弁10が開弁して安全弁8が作動することになる。
このように本実施形態では、油圧モータ用の安全弁8を、2圧制御回路で構成して舶用甲板機械のウインドラス1に採用し、その2圧制御を、チェーンドラム使用時とホーサドラム使用時との安全弁8の設定値(設定圧)の切り替えに採用することにより、チェーンドラム使用時とホーサドラム使用時とのそれぞれに適した設定圧に安全弁8を設定できる。さらに、シーケンス弁13を、チェーンドラムクラッチ5のクラッチレバー31の切り替えを感知する油圧システム(クラッチ連動弁44)と連動させることで、自動的に安全弁8の設定圧を切り替えることができる。
その結果、安全弁8の設定圧が、チェーンドラム3とホーサドラム6とのそれぞれに適した設定圧に自動的に切り替わるため、ウインドラス1の機器の損傷防止における安全性が大幅に向上する。また、ウインドラス1の構造物の最適設計が可能となりコストダウンができる。
その他にも、第2スピードチェンジ弁43の制御(すなわち、油圧モータ4の変速)を行うクラッチ連動弁44によって、安全弁8のシーケンス弁13を制御することで、変速と設定圧の切替とを同時に行うことできる。また、変速のための油圧回路と設定圧切替のための油圧回路とで、クラッチ連動弁44を共用することにより、油圧モータ4をコンパクトにすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
例えば、上述の実施形態では、チェーンドラムクラッチ5のオン・オフを検知して、安全弁8の設定圧を切り替えたが、ホーサドラムクラッチ7のオン・オフを検知して安全弁8の設定圧を切り替えることも考えられる。すなわち、低圧側パイロット弁12と主弁10との間に、ホーサドラムクラッチ7がオフのときに低圧側パイロット弁12と主弁10とを遮断し、オンのとき連通にする設定圧制御弁を設けることが考えられる。
また、設定圧制御弁は、油圧作動のシーケンス弁13に限定されず、さまざまな弁が考えられる。例えば、設定圧制御弁を電磁弁で構成し、その電磁弁を、チェーンドラムクラッチ5のオン・オフに連動してオン・オフする電気的なスイッチで作動させることも考えられる。
図1は、本発明に係る一実施形態によるウインドラスの概略構造図である。 図2は、図1のII部の拡大図である。 図3は、本実施形態の油圧回路の概略図である。 図4は、本実施形態の安全弁の概略図である。
符号の説明
1 ウインドラス
3 チェーンドラム
4 液圧モータ
5 チェーンドラムクラッチ
6 ホーサドラム
7 ホーサドラムクラッチ
8 安全弁
10 主弁
11 高圧側パイロット弁
12 低圧側パイロット弁
13 シーケンス弁(設定圧制御弁)

Claims (4)

  1. 船舶のアンカーを巻き揚げるためのチェーンドラムが該チェーンドラムを回転駆動するための液圧モータにチェーンドラムクラッチを介して連結されると共に、係留ロープを巻き取るためのホーサドラムがホーサドラムクラッチを介して上記液圧モータに連結され、その液圧モータの最大圧力がバランスピストン型の安全弁により制限され、その安全弁が、上記液圧モータの供給ラインと戻りラインとを接続するラインに設けられた主弁と、上記供給ラインの圧力が所定の設定圧以上のときに上記主弁を開弁させるパイロット弁とを有するウインドラスにおいて、
    上記パイロット弁を、上記チェーンドラムの力量を基に設定圧が設定された高圧側パイロット弁と、上記ホーサドラムの力量を基に設定圧が設定されかつ該設定圧が上記高圧側パイロット弁の設定圧よりも低い低圧側パイロット弁とで構成し、
    上記低圧側パイロット弁と上記主弁との間に、上記チェーンドラムクラッチがオフのときに上記低圧側パイロット弁と上記主弁とを連通し、オンのときに遮断する設定圧制御弁を設けたことを特徴とするウインドラス。
  2. 上記設定圧制御弁が液圧で作動するように構成されると共に、その設定圧制御弁と上記供給ラインとがパイロットラインにより接続され、そのパイロットラインに、上記チェーンドラムクラッチがオフのときに上記供給ラインと上記設定圧制御弁とを連通し、オンのときに遮断するクラッチ連動弁が設けられた請求項1記載のウインドラス。
  3. 上記安全弁は、上記供給ラインからの作動液を導入・排出して上記主弁を閉弁・開弁するための圧力制御室と、その圧力制御室に並列に接続された2つの排出ラインとを有し、それら2つの排出ラインの一方に上記高圧側パイロット弁が設けられ、他方に、上記低圧側パイロット弁と上記設定圧制御弁とが設けられた請求項1または2記載のウインドラス。
  4. 船舶のアンカーを巻き揚げるためのチェーンドラムが該チェーンドラムを回転駆動するための液圧モータにチェーンドラムクラッチを介して連結されると共に、係留ロープを巻き取るためのホーサドラムがホーサドラムクラッチを介して上記液圧モータに連結され、その液圧モータの最大圧力がバランスピストン型の安全弁により制限され、その安全弁が、上記液圧モータの供給ラインと戻りラインとを接続するラインに設けられた主弁と、上記供給ラインの圧力が所定の設定圧以上のときに上記主弁を開弁させるパイロット弁とを有するウインドラスにおいて、
    上記パイロット弁を、上記チェーンドラムの力量を基に設定圧が設定された高圧側パイロット弁と、上記ホーサドラムの力量を基に設定圧が設定されかつ該設定圧が上記高圧側パイロット弁の設定圧よりも低い低圧側パイロット弁とで構成し、
    上記低圧側パイロット弁と上記主弁との間に、上記ホーサドラムクラッチがオフのときに上記低圧側パイロット弁と上記主弁とを遮断し、オンのとき連通にする設定圧制御弁を設けたことを特徴とするウインドラス。
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