JP3391382B2 - ウインドラス用用途選択装置 - Google Patents

ウインドラス用用途選択装置

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JP3391382B2 JP2000244441A JP2000244441A JP3391382B2 JP 3391382 B2 JP3391382 B2 JP 3391382B2 JP 2000244441 A JP2000244441 A JP 2000244441A JP 2000244441 A JP2000244441 A JP 2000244441A JP 3391382 B2 JP3391382 B2 JP 3391382B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、2速度形液圧モ
ータを使用して、船舶に設けられたチェーンドラムとホ
ーサドラムとを選択的に切換えて駆動するためのウイン
ドラス用用途選択装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、船舶にはアンカーチェーン巻
取り用のチェーンドラムと、係船索巻取り用のホーサド
ラムとが設けられている。例えば、図3の平面図に示す
ように、チェーンドラム51は船首部のみに設けられ、
ホーサドラム52は船首部、船体長手方向、および船尾
部の複数箇所に設けられている。そして、船首部のチェ
ーンドラム51とホーサドラム52とが、1台の液圧モ
ータの動力を切換えて独立的に駆動されている。
【0003】図4は、チェーンドラムとホーサドラムと
を駆動する装置の一例を示す構成図である。この装置で
は、チェーンドラム51は大動力を要するのに対しホー
サドラム52は小動力でよいので、同一の液圧モータ5
3で大きく異なる動力を得るために、チェーンドラム5
1を設けたチェーンドラム軸54と、ホーサドラム52
を設けたホーサドラム軸55との間に、それぞれを駆動
する動力を得るためのギヤ機構56が設けられている。
そして、クラッチ57,58で選択的にギヤ機構を連結
することによってチェーンドラム51又はホーサドラム
52が駆動されている。
【0004】また、チェーンドラム51は一定速度で巻
込めばよいのに対し、ホーサドラム52はたるんだ係船
ロープを速く巻込む必要が生じるので、この例では、大
容量で一定速度の駆動力と,小容量で高速な駆動力とが
得られるように、液圧モータ53を、大容量と小容量に
切換えることができる2速度形液圧モータで構成してい
る。
【0005】この種の従来技術として、特公平3−39
955号公報記載の発明があるが、この発明は、2速度
形液圧モータを自動的に且つ無断階に変速できるように
したものであり、本願発明のように、駆動するドラムに
応じて液圧モータを小流量又は大流量に切換えることが
できるものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホーサドラ
ム52の所要液量としては、係船ロープを巻込むための
数トンから十数トン(例えば、5トン,10トン)の小
さい力であるため小液量でよいが、チェーンドラム51
の所要液量としては、アンカーを巻込むための数十トン
(例えば、30トン)の大きな力を要するため大液量が
必要となる。また、ホーサドラム52の駆動時には、高
速回転を得るために液圧モータの「小」側容量を小さく
して(例えば、1/3流量)、高速回転可能なようにし
たい。
【0007】一方、この種の液圧モータ53は、各容量
における許容最大回転数が規定されているため、こうし
て定めた「小」側容量の状態で、チェーンドラム51を
駆動する時の大液量が液圧モータに流入した場合、液圧
モータ53はオーバー回転となってしまう。そのため、
チェーンドラム51を駆動する時に液圧モータへ大液量
(所要流量)を流入させる場合には、液圧モータが
「小」側容量とならないようにする必要がある。つま
り、ホーサドラム駆動時には、液圧モータへの流入液量
を制限した液量に規制する必要がある。
【0008】しかしながら、現状では、これらの操作
を、操作レバーの傾倒角度操作やバルブの切換え操作を
個々に行うことによって操作しているため、煩雑な作業
となっている。この対策として、液圧モータの「小」側
容量を、チェーンドラム51の所要液量(大液量)が流
入しても大きなオーバー回転とならない容量まで大きく
することも考えられるが、この場合には、チェーンドラ
ム使用時の容量によりホーサドラム使用時の小容量が決
まってしまうため、ホーサドラム使用時にも必要以上に
大きな液量が供給できる大容量の液圧ポンプや駆動電動
機等を設けることとなり、必要以上の設備を要してしま
う。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、本願発明は、液圧源として流路を介して圧
液を供給する液圧ポンプと、該圧液の供給方向を方向制
御弁で切換えてドラムを巻出し又は巻込み駆動する2速
度形液圧モータと、該2速度形液圧モータを大容量又は
小容量に切換える容量増減機構と、該容量増減機構の大
容量側ポート又は小容量側ポートに圧液を供給してモー
タ容量を制御する液圧モータ制御用切換弁とを具備し、
前記液圧源からの流路に、該流路を開放状態又は絞り状
態に切換える流量規制弁を設け、前記液圧モータ制御用
切換弁の制御通路に、前記液圧モータ制御用切換弁を容
量増減機構の大容量側ポート又は小容量側ポートに切換
える容量切換弁を設け、前記流量規制弁の開放状態への
切換えと該容量切換弁の大容量側ポートへの切換えか、
又は前記流量規制弁の絞り状態への切換えと該容量切換
弁の小容量側ポートへの切換えを同時に行う切換手段を
設けている。この出願において「同時」とは、1つの操
作で行えるものでものであれば、時間的ずれを生じるも
のも含む。
【0010】このように切換手段の切換によって、流量
規制弁の開放状態への切換えと容量切換弁の大容量側ポ
ートへの切換え、又は流量規制弁の絞り状態への切換え
と容量切換弁の小容量側ポートへの切換えを同時に行う
ようにしているので、切換手段の操作のみで、液圧モー
タへ大流量が流入する時には液圧モータは大容量側、小
流量が流入する時には液圧モータは小流量側となるよう
に、両弁を同時に切換えることができ、2速度形液圧モ
ータのそれぞれの容量に応じた流入液量とすることが容
易にできる。
【0011】前記切換手段を手動切換弁で構成し、該切
換弁からの制御流体によって、流量規制弁の開放状態へ
の切換えと容量切換弁の大容量側ポートへの切換えか、
又は流量規制弁の絞り状態への切換えと容量切換弁の小
容量側ポートへの切換えを同時に行うように構成すれ
ば、手動切換弁の切換によって、流量規制弁の開放又は
規制と、容量切換弁の大容量側ポート又は小容量側ポー
トへの切換えとが同時にできる。
【0012】また、切換手段を電気的スイッチで構成
し、流量規制弁を電磁流量規制弁で構成し、容量切換弁
を電磁容量切換弁で構成し、前記電気的スイッチの切換
によって、電磁流量規制弁の開放状態への切換えと電磁
容量切換弁の大容量側ポートへの切換えか、又は電磁流
量規制弁の絞り状態への切換えと電磁容量切換弁の小容
量側ポートへの切換えを同時に行うように構成すれば、
電気的スイッチの操作によって、流量規制弁の開放又は
規制と、容量切換弁の大容量側ポート又は小容量側ポー
トへの切換えとが同時にできる。
【0013】さらに、チェーンドラムとホーサドラムと
を選択的に連結するクラッチに切換手段を設け、該切換
手段を、クラッチがチェーンドラムを連結した状態では
流量規制弁の開放状態への切換えと容量切換弁の大容量
側ポートへの切換えを行い、該クラッチがホーサドラム
を連結した状態では流量規制弁の絞り状態への切換えと
容量切換弁の小容量側ポートへの切換えを同時に行うよ
うに構成すれば、クラッチでチェーンドラム又はホーサ
ドラムを連結する操作によって、チェーンドラムを連結
した時の、流量規制弁の開放状態への切換えと容量切換
弁の大容量側ポートへの切換えと、ホーサドラムを連結
した時の、流量規制弁の絞り状態への切換えと容量切換
弁の小容量側ポートへの切換えとを行えるようにでき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本願発明の一実施形態を
示す液圧回路図であり、図2は図1に示す液圧回路の切
換状態を示す液圧回路図である。図1はホーサドラムを
駆動する小容量の駆動状態を示し、図2はチェーンドラ
ムを駆動する大容量の駆動状態を示している。この実施
形態は、切換手段を手動切換弁(2位置切換弁)で構成
し、この手動切換弁による切換えを例に説明する。
【0015】図1に示すように、液圧源にあるタンク1
から液圧ポンプ2によって供給される圧液は、流路3と
方向制御弁4(流量制御機能付)を介して流路5又は流
路6から2速度形液圧モータ7へ供給される。流路5に
はカウンタバランス弁8が設けられ、このカウンタバラ
ンス弁8のチェック弁9と2速度形液圧モータ7と連結
する流路10と流路5とが高圧選択弁11の入口ポート
に接続されている。高圧選択弁11の出口ポートは流路
12を介して液圧モータ制御用切換弁13に接続されて
いる。
【0016】液圧モータ制御用切換弁13は、高圧選択
弁11の出口ポートを2速度形液圧モータ7に設けられ
た容量増減機構14の小容量側ポート15又は大容量側
ポート16に選択的に接続できるように構成されてい
る。この液圧モータ制御用切換弁13のスプール17の
一端には、所定ばね力に設定されたばね18が配設さ
れ、他端には、ピストン19を有する液圧シリンダ20
と弱いばね21が並設されている。
【0017】ばね18は制御液室22とスプール17と
の間に介装され、制御液室22に導かれた制御液の液圧
によってスプール17をスライドさせる。ピストン19
で区切られた液圧シリンダ20の外側液室23は、通路
25によって高圧選択弁11の出口ポートに接続され、
液圧シリンダ20の内側液室24は通路26によって高
圧選択弁11の入口ポートに接続されている。また、制
御液室22は、制御通路25に設けられた容量切換弁2
7を介して高圧選択弁11の出口ポートに接続されてい
る。
【0018】この通路25に設けられた容量切換弁27
は、液圧モータ制御用切換弁13の制御液室22へ通路
25の制御液を供給するか、又は制御液室22内の制御
液を逃すかを切換える切換弁である。この容量切換弁2
7によれば、制御液室22に液圧を作用させて液圧モー
タ制御用切換弁13のスプール17を図1に示すように
スライドさせて容量増減機構14を小容量側に切換える
状態と、制御液室22の液を逃して液圧モータ制御用切
換弁13のスプール17を図2に示すようにスライドさ
せて容量増減機構14を大容量側に切換える状態とに切
換えることができる。
【0019】液圧モータ制御用切換弁13のスプール1
7のスライドは、通路25,26の液圧力が外側液室2
3と内側液室24に作用してピストン19の前後に生じ
る差圧力と、制御液室22へ作用させた液圧によるばね
18の撓みとの関係で行われ、このスライドによって高
圧選択弁11の出口ポートに連なる流路12を、容量増
減機構14の小容量側ポート15又は大容量側ポート1
6と連通させる。
【0020】一方、流路3には、この流路3を開放状態
又は所定の絞り状態に切換える流量規制弁28が設けら
れている。この流量規制弁28は、流路3を全開又は絞
るための切換弁であり、全開させた状態ではチェーンド
ラム駆動時の必要流量が流れ、絞った状態ではホーサド
ラム駆動時の必要流量が流れるように設定されている。
【0021】そして、このように設けられた容量切換弁
27と流量規制弁28との間には、流路3に設けられた
分岐路29から制御液をとる手動切換弁30が設けられ
ている。この切換弁30を図1に示す状態に切換えた場
合、分岐路29からとった制御液によって、通路31を
介して流量規制弁28を絞り側に切換えるとともに、通
路32を介して容量切換弁27を開放側に切換える。ま
た、図2に示す状態に切換えた場合、分岐路29からと
った制御液によって、通路34を介して流量規制弁28
を開放側に切換え、通路32をタンク1へと開放するの
で、容量切換弁27はばね33によって逃し側に切換え
られる。
【0022】以上のように構成されたウインドラス用用
途選択装置35によれば、2速度形液圧モータ7に流路
3からの液圧が作用していない状態(2速度形液圧モー
タの未駆動状態)で、制御液室22に液圧が作用しない
ときは、弱いばね21によりc位置をとる。
【0023】ホーサドラム駆動時には、液圧ポンプ2で
流路3から圧液を送り、切換手段である手動切換弁30
をホーサドラム側のd側に切換えれば、分岐路29から
手動切換弁30を介して流量規制弁28へ制御液が供給
され、流量規制弁28が絞り側に切換えられる。また、
この操作と同時に、手動切換弁30から供給される制御
液によって容量切換弁27が開放状態に切換えられる。
そして、液圧ポンプ2からの圧液を方向制御弁4で切換
えて2速度形液圧モータ7に供給すると、通路25の制
御液が制御液室22に作用し、この液圧によってスプー
ル17が位置a側にスライドさせられて流路12の圧液
が容量増減機構14の小容量側ポート15へ流入し、2
速度形液圧モータ7が小容量側に切換えられる。この状
態では、流路3から供給される流量が小流量側に適した
流量に絞られて供給されるので、2速度形液圧モータ7
を高回転で駆動したとしても、液圧モータ7はオーバー
回転にはならない。
【0024】一方、チェーンドラム駆動時には、切換手
段である手動切換弁30をチェーンドラム側のe側に切
換えれば、分岐路29から手動切換弁34を介して流量
規制弁28へ制御液が供給され、流量規制弁28が開放
側に切換えられる。また、この操作と同時に、手動切換
弁30から通路32を介して容量切換弁27に供給され
ている制御液が遮断されるので、ばね33によって容量
切換弁27が逃し状態に切り替えられる。そして、液圧
ポンプ2からの圧液を方向制御弁4で切換えて2速度形
液圧モータ7に供給すると、流路12の圧液が容量増減
機構14の大容量側ポート16へ流入し、2速度形液圧
モータ7が大容量側に切換えられる。この状態では、流
路3から供給される流量が大流量側に適した流量で供給
されるので、2速度形液圧モータ7を高駆動力で駆動す
ることができる。
【0025】このように、ホーサドラム又はチェーンド
ラムを選択する切換弁30(切換手段)の選択位置に応
じて、液圧ポンプ2からの流路3を大流量の開放状態又
は所定の小流量の絞り状態に切換える流量規制弁28
と、2速度形液圧モータ7の容量増減機構14を大容量
又は小容量に切換える液圧モータ制御用切換弁13とを
同時に切換えることができるので、2速度形液圧モータ
7への流入液量と、この2速度形液圧モータ7の小容量
又は大容量の働きを同時に適した方向へ切換えることが
できる。
【0026】従って、チェーンドラム駆動時には、流量
規制弁28を開放状態に切換えるとともに容量切換弁2
7を大容量側ポートに切換えて大動力でアンカーチェー
ンを巻取ることができ、ホーサドラム駆動時には、流量
規制弁28を絞り状態に切換えるとともに容量切換弁2
7を小容量側ポートに切換えて高速な係船ロープの巻取
りができるので、それぞれのドラム駆動状態に適した設
定にすることが容易に可能となる。これにより2速度形
液圧モータ7が小容量の状態で大液量を流入させること
はないので、2速度形液圧モータ7をオーバー回転させ
ることはない。
【0027】ところで、上述した実施形態では、1台の
2速度形液圧モータ7を制御する例を説明したが、上述
した図3に示すように、1船にはチェーンドラム51は
2台であるが、複数のホーサドラム52や他のウインチ
も設けられている。このような場合、同一の液圧ポンプ
2によって複数の液圧モータ7を駆動することとなる
が、流量規制弁28の液圧ポンプ2側から分岐管を出し
てそれぞれの分岐管に同じ用途選択装置35を設ければ
よい。この場合でも、液圧ポンプ2の容量をホーサドラ
ム52の所要液量×同時使用台数とすることができ、液
圧ポンプ2の容量、および駆動電動機容量を最適にする
ことができる。
【0028】また、上述した実施形態では、容量切換弁
27と流量規制弁28とを切換える切換手段として手動
切換弁30を例に説明したが、切換手段を電気的スイッ
チで構成し、流量規制弁28を電磁流量規制弁、容量切
換弁27を電磁容量切換弁で構成し、この電気的スイッ
チの操作によって、チェーンドラム51の駆動時には、
電磁流量規制弁が開放側、電磁容量切換弁が逃し側に同
時に切換わり、ホーサドラム52の駆動時には、電磁流
量規制弁が絞り側、電磁容量切換弁が加圧側に同時に切
換わるようにしてもよい。
【0029】さらに、図4に示すチェーンドラム51の
クラッチ57とホーサドラム52のクラッチ58とを切
換手段として構成し、クラッチ57でチェーンドラム側
を接続したら、流量規制弁28が開放側、容量切換弁2
7が逃し側に切換わるようにし、ホーサドラム52のク
ラッチ58でホーサドラム側を接続したら、流量規制弁
28が絞り側、容量切換弁27が加圧側に切換わるよう
にしてもよい。この切換手段は他の手段であってもよ
く、上述した実施形態に限定されるものではない。
【0030】なお、上述した実施形態は一実施形態であ
り、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は
可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定される
ものではない。
【0031】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような形態で
実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0032】切換手段の操作のみで、チェーンドラム駆
動時には液圧モータを大容量側にして大流量を流入さ
せ、ホーサドラム駆動時には液圧モータを小流量側にし
て小流量を流入させるように同時に切換えることができ
るので、使用に適した状態に2速度形液圧モータを選択
的に切換えることが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態を示す液圧回路図であ
る。
【図2】図1に示す液圧回路の切換状態を示す液圧回路
図である。
【図3】船体に設けられたドラム配置を示す平面図であ
る。
【図4】一般的なウインドラスを示す模式図である。
【符号の説明】
1…タンク 2…液圧ポンプ 3…流路 4…方向制御弁 5…流路 6…流路 7…2速度形液圧モータ 8…カウンタバランス弁 9…チェック弁 10…流路 11…高圧選択弁 12…流路 13…液圧モータ制御用切換弁 14…容量増減機構 15…小容量側ポート 16…大容量側ポート 17…スプール 18…ばね 19…ピストン 20…液圧シリンダ 21…ばね 22…制御液室 23…外側液室 24…内側液室 25…通路 26…流路 27…容量切換弁 28…流量規制弁 29…分岐路 30…手動切換弁 31…通路 32…通路 33…ばね 34…通路 35…用途選択装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66D 1/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧源として流路を介して圧液を供給す
    る液圧ポンプと、該圧液の供給方向を方向制御弁で切換
    えてドラムを巻出し又は巻込み駆動する2速度形液圧モ
    ータと、該2速度形液圧モータを大容量又は小容量に切
    換える容量増減機構と、該容量増減機構の大容量側ポー
    ト又は小容量側ポートに圧液を供給してモータ容量を制
    御する液圧モータ制御用切換弁とを具備し、前記液圧源
    からの流路に、該流路を開放状態又は絞り状態に切換え
    る流量規制弁を設け、前記液圧モータ制御用切換弁の制
    御通路に、前記液圧モータ制御用切換弁を容量増減機構
    の大容量側ポート又は小容量側ポートに切換える容量切
    換弁を設け、前記流量規制弁の開放状態への切換えと該
    容量切換弁の大容量側ポートへの切換えか、又は前記流
    量規制弁の絞り状態への切換えと該容量切換弁の小容量
    側ポートへの切換えを同時に行う切換手段を設けたウイ
    ンドラス用用途選択装置。
  2. 【請求項2】 切換手段を手動切換弁で構成し、該切換
    弁からの制御流体によって、流量規制弁の開放状態への
    切換えと容量切換弁の大容量側ポートへの切換えか、又
    は流量規制弁の絞り状態への切換えと容量切換弁の小容
    量側ポートへの切換えを同時に行うように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のウインドラス用用途選択装
    置。
  3. 【請求項3】 切換手段を電気的スイッチで構成し、流
    量規制弁を電磁流量規制弁で構成し、容量切換弁を電磁
    容量切換弁で構成し、前記電気的スイッチの切換によっ
    て、電磁流量規制弁の開放状態への切換えと電磁容量切
    換弁の大容量側ポートへの切換えか、又は電磁流量規制
    弁の絞り状態への切換えと電磁容量切換弁の小容量側ポ
    ートへの切換えを同時に行うように構成したことを特徴
    とする請求項1記載のウインドラス用用途選択装置。
  4. 【請求項4】 チェーンドラムとホーサドラムとを選択
    的に連結するクラッチに切換手段を設け、該切換手段
    を、クラッチがチェーンドラムを連結した状態では流量
    規制弁の開放状態への切換えと容量切換弁の大容量側ポ
    ートへの切換えを行い、該クラッチがホーサドラムを連
    結した状態では流量規制弁の絞り状態への切換えと容量
    切換弁の小容量側ポートへの切換えを同時に行うように
    構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のウインドラス用用途選択装置。
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KR20160123063A (ko) * 2015-04-15 2016-10-25 훌루테크 주식회사 선박용 유압식 윈치 구동장치
KR20160003675U (ko) * 2015-04-15 2016-10-25 훌루테크 주식회사 선박용 유압식 윈치 구동장치

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