JP2010116038A - 乗員保護システムの通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ECUから当該ECUにバス接続される複数のセンサ部への通信が、ラジオAM帯に悪影響を及ぼさないようにしてノイズ対策の余計なコストを削減すること。
【解決手段】各センサ部15a−1〜15c−1毎に各々時間幅が異なる複数の時間幅Ta,Tb,Tcを対応付けておき、ECU18−1によって、各時間幅Ta〜Tcに応じて各センサ部15a−1〜15c−1のコンデンサ26a〜26cに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う。各センサ部15a−1〜15c−1では、自コンデンサ26a〜26cへのチャージ時間から各時間幅Taを検出し、この検出された各時間幅Taが予め記憶された自各時間幅Taである場合に、シグナルフェイズ時間幅の間にECU18−1への応答を行う。ECU18−1は、その応答の受信時に該当センサ部を認識する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両衝突時に乗員を保護するエアバッグ等の乗員保護装置に用いられるECU(電子制御ユニット)と、このECUに接続され、車両の速度等を検出する複数のセンサ部とを有する乗員保護システムの通信装置に関する。
近年、エアバッグやシーベルトプリテンショナ等の乗員保護装置が多くの車両に装着されており、この乗員保護装置を備える乗員保護システムは、図1に示すように、車両10の前方両サイドに搭載されたフロントセンサ部11a,11bと、助手席や後部座席に搭載されたセーフティセンサ部13a,13bと、車両10の両サイドに搭載された複数のセンサ部15a,15b,15c及び16a,16b,16cとを有し、これらセンサ部がエアバッグ用のECU18に接続されて成る通信装置を備えている。この通信装置の各センサ部11a,11b,13a,13b,15a〜15c及び16a〜16cで車速等を検出し、この検出に応じてECU18で図示せぬエアバッグを作動させる。
この通信装置において、両サイドのセンサ部15a〜15c及び16a〜16cは、内部にスイッチを有してECU18にバス接続されており、車両10の電源投入時にECU18に近いセンサ部から順にアドレスを設定する初期化を行ってスイッチを閉じるようになっている。つまり、ECU18に最も近い第1のセンサ部15aにアドレス設定したらスイッチを閉じて第2のセンサ部15bにECU18を接続する。次に、ECU18から第2のセンサ部15bにアドレス設定したらスイッチを閉じて第3のセンサ部15cにECU18を接続するといった順に初期化が行われる。
また、このECU18と各センサ部15a〜15c及び16a〜16cとの通信には、ECU18から各センサ部15a〜15c及び16a〜16cへの通信時に電圧通信が行われ、逆方向の各センサ部15a〜15c及び16a〜16cからECU18への通信時には電流通信が行われる。
電圧通信とは、例えばデュティの1/3が0V、2/3が5Vとした振幅信号を「0」、デュティの1/3が5V、2/3が0Vとした振幅信号を「1」と定め、この「0」と「1」で通信を行うものである。電流通信とは、例えば0mAを「0」、10mAを「1」と定め、この「0」と「1」で通信を行うものである。
図2に示すように、ECU18に各センサ部15a〜15cが、電源側ライン21とグランド側ライン22とでバス接続されているとする。また、各センサ部15a〜15cにはECU18側(入力側)にコンデンサ24a,24b,24cを備え、後段のセンサ部を接続するスイッチ26a,26b,26cを備えるとする。
この構成において、ECU18から各センサ部15a〜15cへ電圧通信が行われる場合を図3の(a)に示し、逆に各センサ部15a〜15cからECU18に電流通信が行われる場合を(b)に示す。
まず、各センサ部15a〜15cのスイッチ26a,26b,26cは全てオフであるとする。(a)に時刻t1以前に示すアイドルフェイズにおいて、ECU18のチャージ命令に応じて第1のセンサ部15aのコンデンサ24aに電荷のチャージが行われたとする。次に、時刻t1〜t2間のシグナルフェイズにおいて、ECU18から第1のセンサ部15aに対して、電圧通信によってアドレス設定を行うコマンドが送信される。このコマンドを受信した第1のセンサ部15aはアドレスを設定し、この後、スイッチ26aを閉じて第2のセンサ部15bをECU18に接続する。
ECU18は、次のタイミングである時刻t2〜t3のアイドルフェイズにおいてチャージ命令を行う。この命令によるチャージは、第2のセンサ部15bのコンデンサ24bに対して行われる。次の時刻t3〜t4間のシグナルフェイズにおいては、第1のセンサ部15aからECU18にアドレス設定完了を通知する第1の応答が行われると共に、ECU18から第2のセンサ部15bに対して、電流通信によってアドレス設定を行うコマンドが送信される。このコマンドを受信した第2のセンサ部15bはアドレスを設定し、この後、スイッチ26bを閉じて第3のセンサ部15cをECU18に接続する。また、ECU18は、第1のセンサ部15aからの応答を受信すると、以降、その応答により認識した設定アドレスで第1のセンサ部15aとの通信を行う。
更に、次のタイミングである時刻t4〜t5のアイドルフェイズにおいてECU18からチャージ命令が行われると、第3のセンサ部15cのコンデンサ24cがチャージされる。次の時刻t5〜t6間のシグナルフェイズにおいては、第2のセンサ部15bからECU18にアドレス設定完了を通知する第2の応答が行われると共に、ECU18から第3のセンサ部15cに対してアドレス設定を行うコマンドが送信される。このコマンドを受信した第3のセンサ部15cはアドレスを設定する。また、ECU18は、第2のセンサ部15bからの応答を受信すると、以降、その応答により認識した設定アドレスで第2のセンサ部15bとの通信を行う。
以降同様に、時刻t6〜t7のアイドルフェイズにおいてチャージが行われ、次の時刻t7〜t8間のシグナルフェイズにおいて、第3のセンサ部15cからECU18にアドレス設定完了を通知する第3の応答が行われる。
この種の従来技術として特許文献1に記載の通信装置があり、この通信装置においても同様にECUによってセンサ部にアドレス設定が行われて通信が実施される。
特開2007−215102号公報
しかし、上述した特許文献1を含む従来技術においては、ECUから各センサ部へのシグナルフェイズでの通信速度が150〜200kbpsで行われるが、この場合、通信速度の数倍の高調波(ノイズ)が発生して510kHz〜1710kHzのラジオAM(Amplitude Modulation)帯に悪影響を及ぼし、ノイズ対策に余計なコストが掛かるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ECUから当該ECUにバス接続される複数のセンサ部への通信が、ラジオAM帯に悪影響を及ぼさないようにしてノイズ対策の余計なコストを削減することができる乗員保護システムの通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による乗員保護システムの通信装置は、車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUの制御によりコンデンサに電荷がチャージされ、このチャージされた電荷により当該ECUへの応答を行う複数のセンサ部とを有し、前記ECUが、前記チャージを行うアイドルフェイズ時間幅と、前記応答を行うシグナルフェイズ時間幅とが時系列上交互に配置される状態に制御すると共に、前記複数のセンサ部の初期化の制御を行う乗員保護システムの通信装置において、前記ECUに、前記複数のセンサ部毎に対応付けられ、各々時間幅が異なる複数のアイドルフェイズ時間幅を記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された各アイドルフェイズ時間幅に応じて前記複数のセンサ部のコンデンサに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う制御手段とを備え、前記複数のセンサ部に、自センサ部に対応付けられたアイドルフェイズ時間幅を記憶する第2の記憶手段と、自コンデンサへのチャージ時間からアイドルフェイズ時間幅を検出し、この検出されたアイドルフェイズ時間幅が前記第2の記憶手段に記憶された自アイドルフェイズ時間幅であるか否かを判定する検出判定手段と、前記検出判定手段にて自アイドルフェイズ時間幅であることが判定された際に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に前記ECUへの応答を行う応答手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ECUから各センサ部に対して行う初期化の制御時に、各センサ部に対応付けられた各々異なるアイドルフェイズ時間幅を検出することによって、従来のようにシグナルフェイズ時間幅の間にECUから各センサ部に信号を送信することなく、各センサ部を特定することができる。従って、従来のように、ECUからセンサ部への通信時に通信速度の数倍の高調波(ノイズ)が発生してラジオAM帯に悪影響を及ぼし、ノイズ対策に余計なコストが掛かるという欠点を無くすことができる。
本発明による乗員保護システムの通信装置は、車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUの制御によりコンデンサに電荷がチャージされ、このチャージされた電荷により当該ECUへの応答を行う複数のセンサ部とを有し、前記ECUが、前記チャージを行うアイドルフェイズ時間幅と、前記応答を行うシグナルフェイズ時間幅とが時系列上交互に配置される状態に制御すると共に、前記複数のセンサ部の初期化の制御を行う乗員保護システムの通信装置において、前記ECUに、前記複数のセンサ部の各コンデンサへのチャージを行った際に2つのピーク波形の間の谷のレベルであるピーク波形間レベルが各々異なるアイドルフェイズ波形を生成するための複数のデータを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された各データに応じて前記複数のセンサ部のコンデンサに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う制御手段とを備え、前記複数のセンサ部に、自センサ部に対応付けられたピーク波形間レベルを記憶する第2の記憶手段と、自コンデンサにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形からピーク波形間レベルを検出し、この検出されたピーク波形間レベルが前記第2の記憶手段に記憶された自ピーク波形間レベルであるか否かを判定する検出判定手段と、前記検出判定手段にて自ピーク波形間レベルであることが判定された際に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に前記ECUへの応答を行う応答手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ECUから各センサ部に対して行う初期化の制御時に、各センサ部に対応付けられた各々異なるピーク波形間レベルを検出することによって、従来のようにシグナルフェイズ時間幅の間にECUから各センサ部に信号を送信することなく、各センサ部を特定することができる。従って、従来のように、ECUからセンサ部への通信時に通信速度の数倍の高調波(ノイズ)が発生してラジオAM帯に悪影響を及ぼし、ノイズ対策に余計なコストが掛かるという欠点を無くすことができる。
本発明による乗員保護システムの通信装置は、車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUの制御によりコンデンサに電荷がチャージされ、このチャージされた電荷により当該ECUへの応答を行う複数のセンサ部とを有し、前記ECUが、前記チャージを行うアイドルフェイズ時間幅と、前記応答を行うシグナルフェイズ時間幅とが時系列上交互に配置される状態に制御すると共に、前記複数のセンサ部の初期化の制御を行う乗員保護システムの通信装置において、前記ECUに、前記複数のセンサ部の各コンデンサへのチャージを行った際に各々ピーク数が異なるアイドルフェイズ波形を生成するための複数のデータを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された各データに応じて前記複数のセンサ部のコンデンサに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う制御手段とを備え、前記複数のセンサ部に、自センサ部に対応付けられたピーク数を記憶する第2の記憶手段と、自コンデンサにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形からピーク数を検出し、この検出されたピーク数が前記第2の記憶手段に記憶された自ピーク数であるか否かを判定する検出判定手段と、前記検出判定手段にて自ピーク数であることが判定された際に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に前記ECUへの応答を行う応答手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ECUから各センサ部に対して行う初期化の制御時に、各センサ部に対応付けられた各々異なるピーク数を検出することによって、従来のようにシグナルフェイズ時間幅の間にECUから各センサ部に信号を送信することなく、各センサ部を特定することができる。従って、従来のように、ECUからセンサ部への通信時に通信速度の数倍の高調波(ノイズ)が発生してラジオAM帯に悪影響を及ぼし、ノイズ対策に余計なコストが掛かるという欠点を無くすことができる。
また、本発明による乗員保護システムの通信装置は、前記制御手段が、前記シグナルフェイズ時間幅の間において同期信号を生成する制御を更に行い、前記複数のセンサ部が、その生成された同期信号を検出して同期を取ることを特徴とする。
この構成によれば、ECUと各センサ部との通信の同期ずれを無くすことができる。
また、本発明による乗員保護システムの通信装置は、前記制御手段が、前記シグナルフェイズ時間幅の間において所定の処理をセンサ部に実行させるコマンドを送信する制御を更に行い、前記複数のセンサ部の応答手段が、そのコマンドを検出した際に優先的に当該コマンドに対する応答を前記シグナルフェイズ時間幅の間で行うことを特徴とする。
この構成によれば、ECUから各センサ部への通信において、各センサ部が優先的に行う処理を優先的に実行させることができる。
以上説明したように本発明によれば、ECUから当該ECUにバス接続される複数のセンサ部への通信が、ラジオAM帯に悪影響を及ぼさないようにしてノイズ対策の余計なコストを削減することができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
(第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態に係る乗員保護システムの通信装置の構成を示すブロック図である。但し、図4に示す通信装置は、図1に示した車両10の乗員保護システムの通信装置の内、エアバッグ用のECU18とこれにバス接続された一方のサイドの各センサ部15a〜15cを抜き出して表し、従来要素と区別するために、ECU18の符号を18−1とし、各センサ部15a〜15cの符号を15a−1〜15c−1としたものである。
つまり、本実施形態の乗員保護システムの通信装置が従来のものと異なる点は、ECU18−1とこれにバス接続された両サイドの各センサ部15a−1〜15c−1及び16a〜16cにある。この特徴は、ECU18−1に、通信制御部(制御手段)31及びメモリ部(第1の記憶手段)32を備え、各センサ部15a−1〜15c−1に、第1のセンサ部15a−1に代表して示すように、メモリ部(第2の記憶手段)35と、時間幅検出判定部(検出判定手段)36と、スイッチ制御部37と、応答部(応答手段)38とを備えて構成したことにある。
メモリ部32は、各センサ部15a−1〜15c−1毎に対応付けられ、各々時間幅が異なるアイドルフェイズ時間幅Ta,Tb,Tc,…を記憶するものである。各アイドルフェイズ時間幅Ta,Tb,Tcは、Taが第1のセンサ部15a−1に対応付けられ、Tbが第2のセンサ部15a−2に、Tcが第3のセンサ部15a−1に対応付けられているものとする。但し、Taを第1センサ用時間幅、Tbを第2センサ用時間幅、Tcを第3センサ用時間幅とも称す。
通信制御部31は、各センサ部との通信を制御するものであり、本実施形態での特徴は、メモリ部32に記憶された各アイドルフェイズ時間幅Ta,Tb,Tcに応じて、図5(a)に示すように各センサ部15a−1〜15c−1のコンデンサ24a〜24cに電荷のチャージを行い、また、アイドルフェイズ時間幅同士TaとTb、TbとTc、TcとTaの間のシグナルフェイズ時間幅の間には、何も送信しないようにする制御を行うようになっている。
メモリ部35は、第1のセンサ部15a−1を代表すると、自センサ部15a−1に対応付けられたアイドルフェイズ時間幅Taを記憶するものである。
時間幅検出判定部36は、コンデンサ24aのチャージ時間からアイドルフェイズ時間幅Taを検出し、この検出された時間幅Taがメモリ部35に記憶された自アイドルフェイズ時間幅Taであるか否かを判定し、この判定結果をスイッチ制御部37及び応答部38に出力するものである。
また、時間幅検出判定部36がアイドルフェイズ時間幅Taを検出する場合、図6に示すように、コンデンサ24aのチャージによる電圧が0Vから上昇して予め定めた閾値の例えば4Vとなった際に時間の計測を始め、その後、上限の25Vとなり所定時間経過後に下降し、予め定めた閾値の例えば20Vとなった際に時間の計測を停止する。そして、計測の開始から停止までの時間幅をアイドルフェイズ時間幅Taとする。
スイッチ制御部37は、時間幅検出判定部36で自アイドルフェイズ時間幅Taであると判定された際に、スイッチ26aを閉じて第2のセンサ部15b−1をECU18−1に接続する制御を行うものである。自アイドルフェイズ時間幅Taで無いと判定された場合は何も行わない。
応答部38は、時間幅検出判定部36で自アイドルフェイズ時間幅Taであると判定された際に、図5(a)及び(b)に示すように、その判定を行った次のアイドルフェイズ時間幅Tbの次に来るシグナルフェイズ時間幅の間(時刻t4〜t5間)に、自アイドルフェイズ時間幅Taを受信したことを通知する第1の応答をECU18−1へ返信するものである。
ECU18−1の通信制御部31は、その第1の応答を受信することによってセンサ部15a−1の初期化が完了したことを認識するようになっている。
次に、このような構成の乗員保護システムの通信装置において、車両10の電源投入時におけるセンサ部15a−1〜15c−1の初期化の動作を説明する。
車両10の電源が投入されると、まず、ECU18−1の通信制御部31によって、第1のセンサ部15a−1に対して、メモリ部32に記憶された第1センサ用時間幅Taの間チャージを行う制御が実施される。即ち、図5(a)に時刻t1〜t2間に示す第1センサ用時間幅Taの間、コンデンサ24aにチャージが行われる。
センサ部15a−1では、時間幅検出判定部36によってコンデンサ24aのチャージ時間が計測されることによってアイドルフェイズ時間幅Taが検出され、この検出された時間幅Taがメモリ部35に記憶された自アイドルフェイズ時間幅Taであるか否かが判定される。この場合、自アイドルフェイズ時間幅Taなので、この判定結果がスイッチ制御部37及び応答部38に入力される。
この入力によりスイッチ制御部37の制御によってスイッチ26aが閉状態とされ、第2のセンサ部15b−1がECU18−1に接続される。また、応答部38では、その判定を行ったアイドルフェイズ時間幅Taの次のアイドルフェイズ時間幅Tbの次に来る時刻t4〜t5で示すシグナルフェイズ時間幅の間に、自アイドルフェイズ時間幅Taを受信したことを通知する第1の応答がECU18−1へ返信される。ECU18−1の通信制御部31では、その第1の応答が受信されることによりセンサ部15a−1の初期化が完了したことが認識される。
以降、これと同様に、時刻t3〜t4間のアイドルフェイズ時間幅Tbがセンサ部15b−1で検出され、これに応じてスイッチ26bが閉状態とされると共に時刻t6〜t7のシグナルフェイズ時間幅の間で第2の応答がECU18−1へ返信される。更に、時刻t5〜t6間のアイドルフェイズ時間幅Tcがセンサ部15c−1で検出され、これに応じてスイッチ26cが閉状態とされると共に時刻t8〜t9のシグナルフェイズ時間幅の間で第3の応答がECU18−1へ返信される。ECU18−1の通信制御部31では、その第2及び第3の応答が受信されることによりセンサ部15b−1,15c−1の初期化が完了したことが認識される。
なお、上記の構成では、各センサ部15a−1〜15c−1がスイッチ26a〜26cを備え、これをスイッチ制御部37で制御する構成となっているが、スイッチ26a〜26c及びスイッチ制御部37を備えず、スイッチ26a〜26cの部分で後段のセンサ部に接続されている構成としても良い。
このように第1の実施形態の乗員保護システムの通信装置によれば、各センサ部15a−1〜15c−1毎に各々時間幅が異なる複数のアイドルフェイズ時間幅Ta,Tb,Tcを対応付けておき、ECU18−1によって、各アイドルフェイズ時間幅Ta,Tb,Tcに応じて各センサ部15a−1〜15c−1のコンデンサ26a〜26cに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う。
各センサ部15a−1〜15c−1では、自コンデンサ26a〜26cへのチャージ時間からアイドルフェイズ時間幅を検出し、この検出されたアイドルフェイズ時間幅が予め記憶された自アイドルフェイズ時間幅である場合に、シグナルフェイズ時間幅の間にECU18−1への応答を行う。ECU18−1は、その応答の受信時に該当センサ部を認識するようにした。
これによって、ECU18−1から各センサ部15a−1〜15c−1に対して行う初期化の制御時に、従来のようにシグナルフェイズ時間幅の間にECU18−1から各センサ部15a−1〜15c−1に信号を送信することなく、各センサ部15a−1〜15c−1を特定することができる。
従って、従来のように、ECUからセンサ部への通信時に通信速度の数倍の高調波(ノイズ)が発生してラジオAM帯に悪影響を及ぼし、ノイズ対策に余計なコストが掛かるという欠点を無くすことができる。言い換えれば、ECUから複数のセンサ部への通信が、ラジオAM帯に悪影響を及ぼさないようにしてノイズ対策の余計なコストを削減することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る乗員保護システムの通信装置の構成を示すブロック図である。但し、図7に示す通信装置は、図1に示した車両10の乗員保護システムの通信装置の内、エアバッグ用のECU18とこれにバス接続された一方のサイドの各センサ部15a〜15cを抜き出して表し、従来要素と区別するために、ECU18の符号を18−2とし、各センサ部15a〜15cの符号を15a−2〜15c−2としたものである。
つまり、本実施形態の乗員保護システムの通信装置が従来のものと異なる点は、ECU18−2とこれにバス接続された両サイドの各センサ部15a−2〜15c−2及び16a〜16cにある。この特徴は、ECU18−2に、通信制御部(制御手段)41及びメモリ部(第1の記憶手段)42を備え、各センサ部15a−2〜15c−2に、第1のセンサ部15a−2に代表して示すように、メモリ部(第2の記憶手段)45と、レベル検出判定部(検出判定手段)46と、スイッチ制御部47と、応答部(応答手段)48とを備えて構成したことにある。
メモリ部42は、図8に示すように、2つのピーク波形A1とA2、B1とB2、C1とC2の間の谷のレベルであるピーク波形間レベル(以降単に、レベルとも称す)La,Lb,Lcが各々異なるアイドルフェイズ波形LaT,LbT,LcTを生成するためのデータLaD,LbD,LcDを記憶するものである。各アイドルフェイズ波形生成データLaD,LbD,LcDは、LaDが第1のセンサ部15a−2に対応付けられ、LbDが第2のセンサ部15a−2に、LcDが第3のセンサ部15a−2に対応付けられているものとする。
但し、各アイドルフェイズ波形LaT,LbT,LcTとは、各センサ部15a−2〜15c−2のコンデンサ24a〜24cに電荷のチャージを行った際の電圧波形であり、図8(a)〜(c)の各々に示す後者のピーク波形A2,B2,C2のうち区間Tで有効なチャージが行われるようになっている。これらアイドルフェイズ波形LaT,LbT,LcTを、図9(a)には簡略化して示した。
通信制御部41は、各センサ部との通信を制御するものであり、本実施形態での特徴は、メモリ部42に記憶されたアイドルフェイズ波形生成データLaD,LbD,LcDに応じて、図9(a)に示すようにアイドルフェイズ波形LaT,LbT,LcTが生成されるように各センサ部15a−2〜15c−2のコンデンサ24a〜24cに電荷のチャージを行い、また、アイドルフェイズ波形LaT,LbT,LcTが生成されるアイドルフェイズ時間幅同士の間のシグナルフェイズ時間幅の間には、何も送信しないようにする制御を行うようになっている。
メモリ部45は、第1のセンサ部15a−2を代表すると、自センサ部15a−2に対応付けられたレベルLaを記憶するものである。
レベル検出判定部46は、コンデンサ24aにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形LaTからピーク波形間レベルLaを検出し、この検出されたピーク波形間レベルLaがメモリ部45に記憶された自レベルLaであるか否かを判定し、この判定結果をスイッチ制御部47及び応答部48に出力するものである。
スイッチ制御部47は、レベル検出判定部46で自レベルLaであると判定された際に、スイッチ26aを閉じて第2のセンサ部15b−2をECU18−2に接続する制御を行うものである。自レベルLaで無いと判定された場合は何も行わない。
応答部48は、レベル検出判定部46で自レベルLaであると判定された際に、図9(a)及び(b)に示すように、その判定を行った次のシグナルフェイズ時間幅の間(時刻t4〜t5間)に、自レベルLaを受信したことを通知する第1の応答をECU18−2へ返信するものである。
ECU18−2の通信制御部41は、その第1の応答を受信することによってセンサ部15a−2の初期化が完了したことを認識するようになっている。
次に、このような構成の乗員保護システムの通信装置において、車両10の電源投入時におけるセンサ部15a−2〜15c−2の初期化の動作を説明する。
車両10の電源が投入されると、まず、ECU18−2の通信制御部41によって、第1のセンサ部15a−2に対して、メモリ部42に記憶されたアイドルフェイズ波形生成データLaDでチャージを行う制御が実施される。即ち、図8(a)に示すアイドルフェイズ波形LaTが、図9(a)に時刻t1〜t2間に示すアイドルフェイズ時間幅の間に生成される。
センサ部15a−2では、レベル検出判定部46によってコンデンサ24aにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形LaTからピーク波形間レベルLaが検出され、この検出されたピーク波形間レベルLaがメモリ部45に記憶された自レベルLaであるか否かが判定される。この場合、自レベルLaなので、この判定結果がスイッチ制御部47及び応答部48に入力される。
この入力によりスイッチ制御部47の制御によってスイッチ26aが閉状態とされ、第2のセンサ部15b−2がECU18−2に接続される。また、応答部48では、その判定を行った時刻t2〜t3のシグナルフェイズ時間幅の次に来る時刻t4〜t5のシグナルフェイズ時間幅の間に、自レベルLaを受信したことを通知する第1の応答がECU18−2へ返信される。ECU18−2の通信制御部41では、その第1の応答が受信されることによりセンサ部15a−2の初期化が完了したことが認識される。
以降、これと同様に、時刻t3〜t4間で第2のセンサ部15a−2において自レベルLbが検出され、これに応じてスイッチ26bが閉状態とされると共に時刻t6〜t7のシグナルフェイズ時間幅の間で第2の応答がECU18−2へ返信される。更に、時刻t5〜t6間で第3のセンサ部15a−3において自レベルLcが検出され、これに応じてスイッチ26bが閉状態とされると共に時刻t8〜t9のシグナルフェイズ時間幅の間で第3の応答がECU18−2へ返信される。ECU18−2の通信制御部41では、その第2及び第3の応答が受信されることによりセンサ部15b−2,15c−2の初期化が完了したことが認識される。
なお、上記の構成では、各センサ部15a−2〜15c−2がスイッチ26a〜26cを備え、これをスイッチ制御部47で制御する構成となっているが、スイッチ26a〜26c及びスイッチ制御部47を備えず、スイッチ26a〜26cの部分で後段のセンサ部に接続されている構成としても良い。
このように第2の実施形態の乗員保護システムの通信装置によれば、各センサ部15a−2〜15c−2毎に各々レベルが異なる複数のピーク波形間レベルLa,Lb,Lcを対応付けておき、ECU18−2によって、各アイドルフェイズ波形生成データLaD,LbD,LcDに応じて各センサ部15a−2〜15c−2のコンデンサ26a〜26cに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う。
各センサ部15a−2〜15c−2では、自コンデンサ26a〜26cにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形LaT,LbT,LcTからピーク波形間レベルLa,Lb,Lcを検出し、この検出されたピーク波形間レベルが予め記憶された自ピーク波形間レベルである場合に、シグナルフェイズ時間幅の間にECU18−2への応答を行う。ECU18−2は、その応答の受信時に該当センサ部を認識するようにした。
これによって、ECU18−2から各センサ部15a−2〜15c−2に対して行う初期化の制御時に、従来のようにシグナルフェイズ時間幅の間にECU18−2から各センサ部15a−2〜15c−2に信号を送信することなく、各センサ部15a−2〜15c−2を特定することができる。
従って、従来のように、ECUからセンサ部への通信時に通信速度の数倍の高調波(ノイズ)が発生してラジオAM帯に悪影響を及ぼし、ノイズ対策に余計なコストが掛かるという欠点を無くすことができる。言い換えれば、ECUから複数のセンサ部への通信が、ラジオAM帯に悪影響を及ぼさないようにしてノイズ対策の余計なコストを削減することができる。
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態に係る乗員保護システムの通信装置の構成を示すブロック図である。但し、図10に示す通信装置は、図1に示した車両10の乗員保護システムの通信装置の内、エアバッグ用のECU18とこれにバス接続された一方のサイドの各センサ部15a〜15cを抜き出して表し、従来要素と区別するために、ECU18の符号を18−3とし、各センサ部15a〜15cの符号を15a−3〜15c−3としたものである。
つまり、本実施形態の乗員保護システムの通信装置が従来のものと異なる点は、ECU18−3とこれにバス接続された両サイドの各センサ部15a−3〜15c−3及び16a〜16cにある。この特徴は、ECU18−3に、通信制御部(制御手段)51及びメモリ部(第1の記憶手段)52を備え、各センサ部15a−3〜15c−3に、第1のセンサ部15a−3に代表して示すように、メモリ部(第2の記憶手段)55と、ピーク数検出判定部(検出判定手段)56と、スイッチ制御部57と、応答部(応答手段)58とを備えて構成したことにある。
メモリ部52は、図11に示すように、各々ピーク数(A1,A2と、B1,B2,B3と、C1,C2,C3,C4)が異なるアイドルフェイズ波形PaT,PbT,PcTを生成するためのデータPaD,PbD,PcDを記憶するものである。各アイドルフェイズ波形生成データPaD,PbD,PcDは、PaDが第1のセンサ部15a−3に対応付けられ、PbDが第2のセンサ部15a−3に、PcDが第3のセンサ部15a−3に対応付けられているものとする。
但し、各アイドルフェイズ波形PaT,PbT,PcTとは、各センサ部15a−3〜15c−3のコンデンサ24a〜24cに電荷のチャージを行った際の電圧波形であり、図11(a)〜(c)の各々に示す最後尾のピーク波形A2,B3,C4のうち区間Tで有効なチャージが行われるようになっている。これらアイドルフェイズ波形PaT,PbT,PcTを、図12(a)には簡略化して示した。
通信制御部51は、各センサ部との通信を制御するものであり、本実施形態での特徴は、メモリ部52に記憶されたアイドルフェイズ波形生成データPaD,PbD,PcDに応じて、図12(a)に示すようにアイドルフェイズ波形PaT,PbT,PcTが生成されるように各センサ部15a−3〜15c−3のコンデンサ24a〜24cに電荷のチャージを行い、また、アイドルフェイズ波形PaT,PbT,PcTが生成されるアイドルフェイズ時間幅同士の間のシグナルフェイズ時間幅の間には、何も送信しないようにする制御を行うようになっている。
メモリ部55は、第1のセンサ部15a−3を代表すると、自センサ部15a−3に対応付けられたピーク数Paを記憶するものである。
ピーク数検出判定部56は、コンデンサ24aにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形PaTからピーク数Paを検出し、この検出されたピーク数Paがメモリ部55に記憶された自ピーク数Paであるか否かを判定し、この判定結果をスイッチ制御部57及び応答部58に出力するものである。
スイッチ制御部57は、ピーク数検出判定部56で自ピーク数Paであると判定された際に、スイッチ26aを閉じて第2のセンサ部15b−3をECU18−3に接続する制御を行うものである。自ピーク数Paで無いと判定された場合は何も行わない。
応答部58は、ピーク数検出判定部56で自ピーク数Paであると判定された際に、図12(a)及び(b)に示すように、その判定を行った次のシグナルフェイズ時間幅の間(時刻t4〜t5間)に、自ピーク数Paを受信したことを通知する第1の応答をECU18−3へ返信するものである。
ECU18−3の通信制御部51は、その第1の応答を受信することによってセンサ部15a−3の初期化が完了したことを認識するようになっている。
次に、このような構成の乗員保護システムの通信装置において、車両10の電源投入時におけるセンサ部15a−3〜15c−3の初期化の動作を説明する。
車両10の電源が投入されると、まず、ECU18−3の通信制御部51によって、第1のセンサ部15a−3に対して、メモリ部52に記憶されたアイドルフェイズ波形生成データPaDでチャージを行う制御が実施される。即ち、図11(a)に示す2つのピークA1,A2を有するアイドルフェイズ波形PaTが、図12(a)に時刻t1〜t2間に示すアイドルフェイズ時間幅の間に生成される。
センサ部15a−3では、ピーク数検出判定部56によってコンデンサ24aにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形PaTから2つのピークA1,A2の数であるピーク数Paが検出され、この検出されたピーク数Paがメモリ部55に記憶された自ピーク数Paであるか否かが判定される。この場合、自ピーク数Paなので、この判定結果がスイッチ制御部57及び応答部58に入力される。
この入力によりスイッチ制御部57の制御によってスイッチ26aが閉状態とされ、第2のセンサ部15b−3がECU18−3に接続される。また、応答部58では、その判定を行った時刻t2〜t3のシグナルフェイズ時間幅の次に来る時刻t4〜t5のシグナルフェイズ時間幅の間に、自ピーク数Paを受信したことを通知する第1の応答がECU18−3へ返信される。ECU18−3の通信制御部51では、その第1の応答が受信されることによりセンサ部15a−3の初期化が完了したことが認識される。
以降、これと同様に、時刻t3〜t4間で第2のセンサ部15a−3において図11(b)に示す3つのピークB1〜B3である自ピーク数Pbが検出され、これに応じてスイッチ26bが閉状態とされると共に時刻t6〜t7のシグナルフェイズ時間幅の間で第2の応答がECU18−3へ返信される。更に、時刻t5〜t6間で第3のセンサ部15a−3において図11(c)に示す4つのピークC1〜C4である自ピーク数Pcが検出され、これに応じてスイッチ26bが閉状態とされると共に時刻t8〜t9のシグナルフェイズ時間幅の間で第3の応答がECU18−3へ返信される。ECU18−3の通信制御部51では、その第2及び第3の応答が受信されることによりセンサ部15b−3,15c−3の初期化が完了したことが認識される。
なお、上記の構成では、各センサ部15a−3〜15c−3がスイッチ26a〜26cを備え、これをスイッチ制御部57で制御する構成となっているが、スイッチ26a〜26c及びスイッチ制御部57を備えず、スイッチ26a〜26cの部分で後段のセンサ部に接続されている構成としても良い。
このように第3の実施形態の乗員保護システムの通信装置によれば、各センサ部15a−3〜15c−3毎に各々異なるピーク数Pa,Pb,Pcを対応付けておき、ECU18−3によって、各アイドルフェイズ波形生成データPaD,PbD,PcDに応じて各センサ部15a−3〜15c−3のコンデンサ26a〜26cに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う。
各センサ部15a−3〜15c−3では、自コンデンサ26a〜26cにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形PaT,PbT,PcTからピーク数Pa,Pb,Pcを検出し、この検出されたピーク数が予め記憶された自ピーク数である場合に、シグナルフェイズ時間幅の間にECU18−3への応答を行う。ECU18−3は、その応答の受信時に該当センサ部を認識するようにした。
これによって、ECU18−3から各センサ部15a−3〜15c−3に対して行う初期化の制御時に、従来のようにシグナルフェイズ時間幅の間にECU18−3から各センサ部15a−3〜15c−3に信号を送信することなく、各センサ部15a−3〜15c−3を特定することができる。
従って、従来のように、ECUからセンサ部への通信時に通信速度の数倍の高調波(ノイズ)が発生してラジオAM帯に悪影響を及ぼし、ノイズ対策に余計なコストが掛かるという欠点を無くすことができる。言い換えれば、ECUから複数のセンサ部への通信が、ラジオAM帯に悪影響を及ぼさないようにしてノイズ対策の余計なコストを削減することができる。
(第1〜第3の実施形態の変形例1)
第1〜第3の実施形態の乗員保護システムの通信装置の変形例1として、ECU18−1〜18−3の通信制御部31,41,51が、図13に示すように、シグナルフェイズ時間幅の間においてパルス状の同期信号61を生成する制御を更に行い、各センサ部15a−1〜15c−1〜15a−3〜15c−3が、その生成された同期信号61を検出して同期を取る同期制御部(図示せず)を更に備えるようにした。
この構成によれば、ECU18と各センサ部15a−1〜15c−1〜15a−3〜15c−3との通信の同期ずれを無くすことができる。
(第1〜第3の実施形態の変形例2)
第1〜第3の実施形態の乗員保護システムの通信装置の変形例2として、ECU18−1〜18−3の通信制御部31,41,51が、図14(a)の時刻t4〜t5間に示すように、シグナルフェイズ時間幅の間において各センサ部のリセットや故障診断等を行うコマンドを送信する制御を更に行い、各センサ部15a−1〜15c−1〜15a−3〜15c−3の応答部38,48,58が、そのコマンドを検出した際に優先的にコマンドに対する応答を次のシグナルフェイズ時間幅(時刻t6〜t7)において行うようにした。
この構成によれば、ECU18から各センサ部15a−1〜15c−1〜15a−3〜15c−3への通信において、各センサ部が優先的に行う処理を優先的に実行させることができる。
車両における乗員保護システムの通信装置のECUと各センサ部を示す図である。 従来の乗員保護システムの通信装置におけるECUとこれにバス接続された各センサ部との構成を示す図である。 従来の乗員保護システムの通信装置におけるECUと各センサ部との通信時の信号波形を示し、(a)はECUから各センサ部への電圧通信の様子、(b)は各センサ部からECUへの電流通信の様子を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る乗員保護システムの通信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の乗員保護システムの通信装置におけるECUと各センサ部との通信時の信号波形を示し、(a)はECUから各センサ部への通信の様子、(b)は各センサ部からECUへの通信の様子を示す図である。 第1の実施形態の乗員保護システムの通信装置においてセンサ部の時間幅検出判定部によるアイドルフェイズ時間幅の検出を説明するための波形図である。 本発明の第2の実施形態に係る乗員保護システムの通信装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の乗員保護システムの通信装置における各ピーク波形間レベルを有するアイドルフェイズ波形を示す図である。 第2の実施形態の乗員保護システムの通信装置におけるECUと各センサ部との通信時の信号波形を示し、(a)はECUから各センサ部への通信の様子、(b)は各センサ部からECUへの通信の様子を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る乗員保護システムの通信装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の乗員保護システムの通信装置における各ピーク数を有するアイドルフェイズ波形を示す図である。 第3の実施形態の乗員保護システムの通信装置におけるECUと各センサ部との通信時の信号波形を示し、(a)はECUから各センサ部への通信の様子、(b)は各センサ部からECUへの通信の様子を示す図である。 ECUから各センサ部へ送信される同期信号を示す波形図である。 (a)はECUから各センサ部へ送信されるコマンドの様子を示す波形図であり、(b)はコマンドに対する応答を示す図である。
符号の説明
10 車両
11a,11b フロントセンサ部
13a,13b セーフティセンサ部
15a,15b,15c,16a,16b,16c,15a−1〜15c−1,15a−2〜15c−2,15a−3〜15c−3 両サイドのセンサ部
18,18−1,18−2,18−3 ECU
24a,24b,24c コンデンサ
26a,26b,26c スイッチ
31,41,51 通信制御部
32,35,42,45,52,55 メモリ部
36 時間幅検出判定部
37,47,57 スイッチ制御部
38,48,58 応答部
46 レベル検出判定部
56 ピーク数検出判定部
61 同期信号
Ta,Tb,Tc アイドルフェイズ時間幅
LaD,LbD,LcD,PaD,PbD,PcD アイドルフェイズ波形生成データ
La,Lb,Lc ピーク波形間レベル
LaT,LbT,LcT,PaT,PbT,PcT アイドルフェイズ波形
A1,A2,B1,B2,B3,C1,C2,C3,C4 ピーク

Claims (5)

  1. 車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUの制御によりコンデンサに電荷がチャージされ、このチャージされた電荷により当該ECUへの応答を行う複数のセンサ部とを有し、前記ECUが、前記チャージを行うアイドルフェイズ時間幅と、前記応答を行うシグナルフェイズ時間幅とが時系列上交互に配置される状態に制御すると共に、前記複数のセンサ部の初期化の制御を行う乗員保護システムの通信装置において、
    前記ECUに、
    前記複数のセンサ部毎に対応付けられ、各々時間幅が異なる複数のアイドルフェイズ時間幅を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された各アイドルフェイズ時間幅に応じて前記複数のセンサ部のコンデンサに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う制御手段とを備え、
    前記複数のセンサ部に、
    自センサ部に対応付けられたアイドルフェイズ時間幅を記憶する第2の記憶手段と、
    自コンデンサへのチャージ時間からアイドルフェイズ時間幅を検出し、この検出されたアイドルフェイズ時間幅が前記第2の記憶手段に記憶された自アイドルフェイズ時間幅であるか否かを判定する検出判定手段と、
    前記検出判定手段にて自アイドルフェイズ時間幅であることが判定された際に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に前記ECUへの応答を行う応答手段とを備えたことを特徴とする乗員保護システムの通信装置。
  2. 車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUの制御によりコンデンサに電荷がチャージされ、このチャージされた電荷により当該ECUへの応答を行う複数のセンサ部とを有し、前記ECUが、前記チャージを行うアイドルフェイズ時間幅と、前記応答を行うシグナルフェイズ時間幅とが時系列上交互に配置される状態に制御すると共に、前記複数のセンサ部の初期化の制御を行う乗員保護システムの通信装置において、
    前記ECUに、
    前記複数のセンサ部の各コンデンサへのチャージを行った際に2つのピーク波形の間の谷のレベルであるピーク波形間レベルが各々異なるアイドルフェイズ波形を生成するための複数のデータを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された各データに応じて前記複数のセンサ部のコンデンサに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う制御手段とを備え、
    前記複数のセンサ部に、
    自センサ部に対応付けられたピーク波形間レベルを記憶する第2の記憶手段と、
    自コンデンサにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形からピーク波形間レベルを検出し、この検出されたピーク波形間レベルが前記第2の記憶手段に記憶された自ピーク波形間レベルであるか否かを判定する検出判定手段と、
    前記検出判定手段にて自ピーク波形間レベルであることが判定された際に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に前記ECUへの応答を行う応答手段とを備えたことを特徴とする乗員保護システムの通信装置。
  3. 車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置の制御を行う電子制御ユニットであるECUと、このECUにバス接続され、当該ECUの制御によりコンデンサに電荷がチャージされ、このチャージされた電荷により当該ECUへの応答を行う複数のセンサ部とを有し、前記ECUが、前記チャージを行うアイドルフェイズ時間幅と、前記応答を行うシグナルフェイズ時間幅とが時系列上交互に配置される状態に制御すると共に、前記複数のセンサ部の初期化の制御を行う乗員保護システムの通信装置において、
    前記ECUに、
    前記複数のセンサ部の各コンデンサへのチャージを行った際に各々ピーク数が異なるアイドルフェイズ波形を生成するための複数のデータを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された各データに応じて前記複数のセンサ部のコンデンサに電荷のチャージを実施する制御を行うと共に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に何も送信しない制御を行う制御手段とを備え、
    前記複数のセンサ部に、
    自センサ部に対応付けられたピーク数を記憶する第2の記憶手段と、
    自コンデンサにチャージを行った際のアイドルフェイズ波形からピーク数を検出し、この検出されたピーク数が前記第2の記憶手段に記憶された自ピーク数であるか否かを判定する検出判定手段と、
    前記検出判定手段にて自ピーク数であることが判定された際に、前記シグナルフェイズ時間幅の間に前記ECUへの応答を行う応答手段とを備えたことを特徴とする乗員保護システムの通信装置。
  4. 前記制御手段が、前記シグナルフェイズ時間幅の間において同期信号を生成する制御を更に行い、前記複数のセンサ部が、その生成された同期信号を検出して同期を取ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗員保護システムの通信装置。
  5. 前記制御手段が、前記シグナルフェイズ時間幅の間において所定の処理をセンサ部に実行させるコマンドを送信する制御を更に行い、前記複数のセンサ部の応答手段が、そのコマンドを検出した際に優先的に当該コマンドに対する応答を前記シグナルフェイズ時間幅の間で行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗員保護システムの通信装置。
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