JP2010114274A - 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体撮像装置における飽和電荷量(Qs)を増加し、ゲート界面の調整を図る。ゲート界面の調整は、例えば、暗電流の発生を抑制、あるいは電荷転送の改善を図る。
【解決手段】半導体基板11内に埋め込まれた光電変換素子となるフォトダイオードPDと、チャネル方向が前記半導体基板11に対して垂直である縦型の転送トランジスタTr1と、縦型の転送トランジスタTr1の転送ゲート部の周りに形成されたゲート界面調整用の不純物イオン注入領域25とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体撮像装置とその製造方法、及びこの固体撮像装置を備えた電子機器に関する。
固体撮像装置は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサに代表される増幅型固体撮像装置と、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサに代表される電荷転送方固体撮像装置に大別される。これら固体撮像装置は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどに広く用いられている。また、近年、カメラ付き携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などのモバイル機器に搭載される固体撮像装置としては、電源電圧が低く、消費電力の観点などからCMOSイメージセンサが多くも用いられている。
CMOS固体撮像装置として、光電変換素子(フォトダイオード)をp型シリコン半導体基板の内部に形成し、縦型の転送トランジスタを形成して、飽和電荷量(Qs)、感度低下させることなく、画素サイズの微細化を図った固体撮像装置が提案されている(特許文献1参照)。図26に、かかるCMOS固体撮像装置の画素の要部断面構造を示す。
このCMOS固体撮像装置111は、基板裏面から光を照射する裏面照射型の固体撮像素子である。このCMOS固体撮像装置111では、半導体基板112の表面側に、各画素を構成する画素トランジスタ、本例では転送トランジスタTr1、リセットトランジスタTr2及び増幅トランジスタTr3が形成される。これら画素トランジスタの下部にフォトダイオードPDが形成される。フォトダイオードPDは、半導体基板112の内部に電荷蓄積領域となる高不純物領域(n+領域)113Aと低不純物領域(n領域)113Bからなるn型半導体領域113と、その表面側の高不純物濃度のp型半導体領域(p+領域)114とにより構成される。
縦型転送トランジスタTr1は、半導体基板112の表面から深さ方向にフォトダイオードPDのn型の高濃度不純物領域(n+領域)113A内に達する溝部114内にゲート絶縁膜115を介して埋め込んだ柱状の転送ゲート電極116を有して構成される。半導体基板112の表面にはゲート絶縁膜115に接するようにフローティングディフージョン(FD)40となるn型のソース・ドレイン領域117が形成される。縦型転送トランジスタTr1の転送ゲート電極116は、単位画素131の中心、すなわちフォトダイオードPDの中心に相当する位置に形成される。フォトダイオードPDの高不純物濃度領域(n+領域)113A内に形成されたゲート絶縁膜115を取り囲むように、高不純物濃度のp型半導体領域(p+領域)121が形成される。
リセットトランジスタTr2は、半導体基板112の表面側の一対のn型のソース・ドレイン領域117及び118とゲート絶縁膜を介して形成されたリセットゲート電極123とにより構成される。増幅トランジスタTr3は、半導体基板112の表面側の一対のn型のソース・ドレイン領域119及び120と、ゲート絶縁膜を介して形成されたリセットゲート電極124とのより構成される。さらに、これら画素トランジスタ(Tr1,Tr2,Tr3)が形成された半導体基盤112の上に、層間絶縁膜125を介して複数層の配線126を形成した多層配線層が形成される。さらに、図示しないが、半導体基板112の裏面には、カラーフィルタ及びその上の各画素に対応した位置にオンチップマイクロレンズ等が形成される。図19において、符号130は画素分離領域を示す。符号131は単位画素を示す。
その他、裏面照射型の固体撮像装置に関しても、特許文献2に開示されている。
特開2005−223084号公報 特開2003−31785号公報
ところで、上述の固体撮像装置111では、縦型転送トランジスタTr1を画素中心に配置することで、フォトダイオードPDの周辺と転送ゲート電極116との距離が同じになり、信号電荷の完全転送が容易になるとされている。しかしながら、転送ゲート電極116は、フォトダイオードPDの形成を阻害する存在となる。このため、転送ゲート電極116の部分は、フォトダイオードPDとして形成することができず、単位面積当たりの飽和電荷量(Qs)が減少することになり、画素特性に不利な構造となっている。
また、固体撮像装置111では、フォトダイオードPDとフローティングディフージョンFD(n型のソース・ドレイン領域117)間の距離で実効チャネル長を決定している。しかし、この構成の場合、転送ゲート電極下にn+領域113Aが接する形で存在し、GIDL(Gate Induced Drain Leakage)起因の暗電流による白傷が発生し、画素特性を大きく傷つける懼れがある。
固体撮像装置111では、図26に示すように、フォトダイオードPDのn型半導体領域(n+領域)113A表面に、転送ゲート電極116を囲むようにp−領域122が形成されている。このp−領域122によって、フォトダイオードPDの電荷蓄積量を維持しつつ、転送ゲート電極116での電荷転送を容易にしている。しかし、領域122がp−では、実際に転送パスを確保することが難しい。
固体撮像装置111では、転送ゲート電極116に付随するゲート絶縁膜115と、フォトダイオードPDのn型半導体領域(n+領域)113Aとの間にp−領域122を形成することで、フォトダイオードPDの欠陥などによる暗電流の発生を抑制している。しかしながら、転送ゲート電極116を形成するために、シリコンの半導体基板112を選択エッチングしたときに生じるダメージに起因した欠陥から発生する暗電流を抑制する必要があり、p−領域122では不十分である。
固体撮像装置111では、フローティングディフージョンのn型ソース・ドレイン領域117と、フォトダイオードPDとの間にある転送ゲート電極脇のチャネル領域がp型領域になっている。しかし、この構造では、フォトダイオードPDに蓄積された信号電荷を完全転送することが難しい。固体撮像装置では、画素が微細化されても飽和電荷量の増加と共に、電荷転送の改善が望まれる。
本発明は、上述の点に鑑み、飽和電荷量(Qs)を増加し、転送ゲート界面の調整を図った固体撮像装置とその製造方法を提供するものである。
また、本発明は、上記固体撮像装置を備えた電子機器を提供するものである。
本発明に係る固体撮像装置は、半導体基板の深さ方向に形成された複数層の光電変換素子となるフォトダイオードと、チャネル方向が前記半導体基板に対して垂直である縦型の転送トランジスタと、複数層のフォトダイオードの各電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続するオーバーフローパスと、縦型の転送トランジスタの転送ゲート部の周りに形成されたゲート界面調整用の不純物イオン注入領域とを有する。
本発明の固体撮像装置では、半導体基板の深さ方向に複数層のフォトダイオードが形成され、電荷蓄積時には、いずれかのフォトダイオードが飽和電荷量に達すると、オーバーフローパスを通して、溢れた信号電荷が飽和していないフォトダイオードに蓄積される。これにより飽和電荷量(Qs)が増加する。縦型の転送ゲート部の周りにゲート界面調整用の不純物イオン注入領域が形成されるので、残像がなく、かつ白傷の発生が抑えられる構造が実現できる。不純物イオン注入領域が、例えば、第2導電型半導体領域であれば、電荷転送効率がより改善され、第1導電型半導体領域であれば、暗電流の発生が抑制され、白傷の発生が抑えられる。
本発明に係る固体撮像装置は、半導体基板内に埋め込まれた光電変換素子となるフォトダイオードと、複数の画素トランジスタのうち、画素端に配置されチャネル方向が前記半導体基板に対して垂直である縦型の転送トランジスタと、縦型の転送トランジスタの転送ゲート部の周りに形成された所要導電型の不純物イオン注入領域とを有する。
本発明の固体撮像装置では、半導体基盤内に埋め込まれた光電変換素子となるフォトダイオードが、一層の場合、複数層の場合を含む。いずれの場合も、縦型の転送トランジスタが画素端に配置されるので、フォトダイオードの面積を広く取ることができ、飽和電荷量(Qs)が増加する。縦型の転送ゲート部の周りの所要導電型の不純物イオン注入領域が、例えば第2導電型半導体領域であれば、電荷転送効率がより改善される。また、所要導電型の不純物イオン注入領域が、第1導電型半導体領域であれば、暗電流の発生が抑制され、白傷の発生が抑えられる。
本発明に係る固体撮像装置の製造方法は、半導体基板の深さ方向に複数層のフォトダイオードと、各フォトダイオードの電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続するオーバーフローパスを形成する工程と、半導体基板の深さ方向に、オーバーフローパスに接して不純物イオン注入領域を形成する工程と、不純物イオン注入領域内に、半導体基板の深さ方向に伸びる溝部を形成する工程と、溝部の内壁面にゲート絶縁膜を形成し、溝部内に埋め込むように縦型転送トランジスタの転送ゲート電極を形成する工程を有する。
本発明の固体撮像装置の製造方法では、複数層のフォトダイオードとオーバーフローパスを形成した後、不純物イオン注入領域を形成し、次いで、不純物イオン注入領域に転送ゲート電極を埋め込む溝部を形成している。これにより溝部内壁面に沿った不純物イオン注入領域の形成ができる。また、不純物イオン注入領域を挟んでオーバーフローパスと対向する縦型の転送ゲート部を形成することができる。
本発明に係る固体撮像装置の製造方法は、半導体基板の深さ方向に不純物イオン注入領域を形成する工程と、不純物イオン注入領域内に、半導体基板の深さ方向に伸びる溝部を形成する工程と、半導体基板の深さ方向に複数層のフォトダイオードと、各フォトダイオードの電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続し不純物イオン注入領域に接するオーバーフローパスを形成する工程と、溝部の内壁面にゲート絶縁膜を形成し、溝部内に埋め込むように縦型転送トランジスタの転送ゲート電極を形成する工程を有する。
本発明の固体撮像装置の製造方法では、不純物イオン注入領域を形成し、この不純物イオン注入領域に縦型の転送ゲート電極を埋め込む溝部を形成した後に、複数層のフォトダイオードとオーバーフローパスを形成している。これにより溝部内壁面に沿った不純物イオン注入領域の形成ができる。また、不純物イオン注入領域を挟んでオーバーフローパスと対向する縦型の転送ゲート部を形成することができる。
本発明に係る電子機器は、光学レンズと、固体撮像装置と、固体撮像装置の出力信号を処理する信号処理回路を備える。固体撮像装置は、半導体基板の深さ方向に形成された複数層の光電変換素子となるフォトダイオードと、チャネル方向が前記半導体基板に対して垂直である縦型の転送トランジスタと、縦型の転送トランジスタの転送ゲート部の周りに形成された不純物イオン注入領域と、複数層のフォトダイオードの各電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続するオーバーフローパスとを有する。
本発明に係る固体撮像装置及びその製造方法によれば、単位画素の飽和電荷量(Qs)が増加し、電荷転送のより改善向上した、あるいは暗電流の発生を抑制して白傷の発生が抑えられた固体撮像装置を提供することできる。
本発明に係る電子機器によれば、上記本発明の固体撮像装置を備えることにより、ダイナミックレンジの向上、高画質化された電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に、本発明に適用される固体撮像装置、すなわちCMOS固体撮像装置の一例の概略構成を示す。本例の固体撮像装置1は、半導体基板11例えばシリコン基板に複数の光電変換素子を含む画素2が規則的に2次元的に配列された画素部(いわゆる撮像領域)3と、周辺回路部とを有して構成される。画素2は、光電変換素子となる例えばフォトダイオードと、複数の画素トランジスタ(いわゆるMOSトランジスタ)を有して成る。複数の画素トランジスタは、例えば転送トランジスタ、リセットトランジスタ及び増幅トランジスタの3つのトランジスタで構成することができる。その他、選択トランジスタを追加して4つのトランジスタで構成することもできる。単位画素の等価回路は通常と同様である。後述に単位画素の一例を示す。
周辺回路部は、垂直駆動回路4と、カラム信号処理回路5と、水平駆動回路6と、出力回路7と、制御回路8などを有して構成される。
制御回路8は、垂直同期信号、水平同期信号及びマスタクロックに基いて、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5及び水平駆動回路6などの動作の基準となるクロック信号や制御信号を生成し、これらの信号を垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5及び水平駆動回路6等に入力する。
垂直駆動回路4は、例えばシフトレジスタによって構成され、画素部3の各画素2を行単位で順次垂直方向に選択走査し、垂直信号線9を通して各画素2の光電変換素子となる例えばフォトダイオードにおいて受光量に応じて生成した信号電荷に基く画素信号をカラム信号処理回路5に供給する。
カラム信号処理回路5は、画素2の例えば列ごとに配置されており、1行分の画素2から出力される信号を画素列ごとに黒基準画素(有効画素領域の周囲に形成される)からの信号によってノイズ除去などの信号処理を行う。すなわちカラム信号処理回路5は、画素2固有の固定パターンノイズを除去するためのCDSや、信号増幅等の信号処理を行う。カラム信号処理回路5の出力段には水平選択スイッチ(図示せず)が水平信号線10との間に接続されて設けられる。
水平駆動回路6は、例えばシフトレジスタによって構成され、水平走査パルスを順次出力することによって、カラム信号処理回路5の各々を順番に選択し、カラム信号処理回路5の各々から画素信号を水平信号線10に出力させる。
出力回路7は、カラム信号処理回路5の各々から水平信号線10を通して順次に供給される信号に対し、信号処理を行って出力する。
図2に、単位画素の等価回路の一例を示す。本回路例に係る単位画素2は、1つの光電変換素子であるフォトダイオードPDと、転送トランジスタTr1、リセットトランジスタTr2及び増幅トランジスタTr3の3つの画素トランジスタを有する。これら画素トランジスタTr1〜Tr3は、本例ではnチャネルMOSトランジスタを用いている。
転送トランジスタTr1は、フォトダイオードPDのカソードとフローティングディフージョン(FD)との間に接続される。フォトダイオードPDで光電変換され、ここに蓄積された信号電荷(本例では電子)は、転送ゲートに転送パルスが印加されることによって、フローティングディフージョン(FD)に転送される。
リセットトランジスタTr2は、そのドレインが選択電源SELVDDに接続され、そのソースがフローティングディフージョン(FD)に接続される。フォトダイオードPDからフローティングディフージョン(FD)への信号電荷の転送に先立って、リセットゲートにリセットパルスを印加することにより、フローティングディフージョン(FD)の電位がリセットされる。選択電源SELVDDは、電源電圧としてVDDレベルとGNDレベルとを選択的にとる電源である。
増幅トランジスタTr3は、その増幅ゲートにフローティングディフージョン(FD)が接続され、そのドレインが選択電源SELVDDに接続され、そのソースが垂直信号線9に接続されたソースフォロア構成となっている。選択電源SELVDDがVDDレベルになることにより、動作状態となって画素2を選択する。リセットトランジスタTr2によりリセットした後のフローティングディフージョン(FD)の電位はリセットレベルとして垂直信号線9に出力される。さらに、転送トランジスタTr1によって信号電荷を転送した後のフローティングディフージョン(FD)の電位は、信号レベルとして垂直信号線9に出力される。
上述の固体撮像装置において、光を基板裏面側から入射させる裏面照射型に構成するときは、画素部3及び周辺回路部が形成された半導体基板の表面側の上方に、層間絶縁膜を介して多層配線層が形成され、裏面側が光入射面(いわゆる受光面)となる。裏面側の画素部3上に平坦化膜を介してオンチップカラーフィルタ、さらにその上にオンチップマイクロレンズが形成される。
上述の固体撮像装置において、光を基板表面側から入射させる表面照射型に構成するときは、画素部3及び周辺回路部が形成された基板の表面側の上方に、層間絶縁膜を介して多層配線層が形成される。画素部3では、多層配線層の上に平坦化膜を介してオンチップカラーフィルタ、さらにその上にオンチップマイクロレンズが形成される。
<第1の実施の形態>
[固体撮像装置の構成]
図3に、本発明に係る固体撮像装置の第1実施の形態を示す。図3は、画素部3の要部の断面構造を示す。本実施の形態に係る固体撮像装置101は、第1導電型、例えばp型のシリコン半導体基板11に画素分離領域21が形成され、この画素分離領域21で区画された領域にフォトダイオードPDと画素トランジスタからなる単位画素2が形成される。
単位画素2では、半導体基板11内に、複数の光電変換素子となるフォトダイオードPD[PD1,PD2,PD3]を層状に形成し、転送トランジスタTr1を縦型トランジスタで形成して構成される。すなわち、複数層のフォトダイオードPD[PD1、PD2、PD3]は、半導体基板11の深さ方向に第2導電型であるn型の半導体領域と、第1導電型であるp型の半導体領域が交互に積層されて構成される。画素分離領域21は、例えばp型半導体領域で形成することができる。
縦型の転送トランジスタTr1では、半導体基板11に深さ方向に垂直に延びる溝部22が形成され、溝部22にゲート絶縁膜23を介して柱状の転送ゲート電極24が埋め込まれるように形成される。転送ゲート電極は、その上部が半導体基板11の表面に沿うように張り出して形成され、その転送ゲートの張り出し部分に近接するように、半導体基板表面にn型半導体領域によるフローティングディフージョン(FD)40が形成される。転送トランジスタTr1は、単位画素2の端、すなわちフォトダイオードPD[PD1〜PD3]の端に形成される。
第1フォトダイオードPD1は、半導体基板11の最深部の位置にpn接合面が形成されるように、n型半導体領域28とその上のp型半導体領域29とを有して構成される。第2フォトダイオードPD2は、半導体基板11の中間の深さ位置にpn接合面が形成されるように、n半導体領域30とその上のp型半導体領域31とを有して構成される。第3フォトダイオードPD3は、半導体基板11の表面側の位置にpn接合面が形成されるように、n型半導体領域32とその上のp型半導体領域33とを有して構成される。
半導体基板11の表面側に形成された第3フォトダイオードPD3は、画素トランジスタであるリセットトランジスタTr2及び増幅トランジスタTr3が形成されるp型半導体ウェル領域27を残して転送ゲート電極24側に寄って形成される。
半導体基板11裏面側において、第1フォトダイオードPD1のn型半導体領域28の直下から転送ゲート部の直下にわたり、n型半導体領域28より不純物濃度が低いn型半導体領域(n−領域)37が形成される。
転送ゲート電極24の基板表面に張り出した部分の直下の半導体基板表面には、第3フォトダイオードPD3のp型半導体領域33に連続して、フローティングディフージョン(FD)40に通じるチャネル領域36が形成される。このチャネル領域36は、例えばn−領域またはp−領域で形成される。
フローティングディフージョン(FD)40は、半導体基板表面に形成され、転送ゲート電極24の基板表面に張り出した部分に形成したサイドウォール41をマスクにセルフアラインで形成される。
さらに、本実施の形態では、各フォトダイオードPD1〜PD3の電荷蓄積領域となるn型半導体領域28、30、32の相互を接続するn型半導体領域によるオーバーフローパス35が形成される。さらに、転送ゲート部の周り、すなわち溝部22の内壁面に形成したゲート絶縁膜25と半導体基板11との界面に、ゲート界面調整用の不純物イオン注入領域が形成される。本例では不純物イオン注入領域として、暗電流を抑制するためのp型半導体領域25が形成される。
p型半導体領域25は、溝部22を選択エッチングなどで形成したときの結晶欠陥、歪みに起因してゲート絶縁膜25と半導体基板11との界面から発生する暗電流、白傷となる電荷(電子)を再結合させて消滅させる機能を有する。
オーバーフローパス35は、暗電流を抑制するためのp型半導体領域25に接して形成され、転送ゲート部のチャネル領域34を兼ねる。このオーバーフローパス35は、電荷蓄積時には、フォトダイオードPD[PD1〜PD3]の電荷蓄積領域であるn型半導体領域28,30,32の空乏化したポテンシャルより浅いポテンシャルを有する。また、オーバーフローパス25は、電荷転送時には、転送ゲート電極に印加される転送パルスにより、フォトダイオードPDからフローティングディフージョン(FD)40へ信号電荷を転送するためのチャネル領域34として働く深いポテンシャルを有する。
オーバーフローパス35は、受光時に、1のフォトダイオードPDで蓄積しきれなかった電荷(飽和電荷量を超えた電荷)を、オーバーフローパス35のポテンシャルを超えて、隣接するフォトダイオードPDへ蓄積させる機能を有する。
オーバーフローパス35は、転送ゲート部の周りのp型半導体領域25に接して形成される。第1、第2のフォトダイオードPD1、PD2のp型半導体領域29、31と転送ゲート部との間にオーバーフローパス35が形成される。すなわち、フォトダイオードPDのp型半導体領域29、31は、転送ゲート部から所要の距離だけオフセットして形成されている。つまり、p型半導体領域29、31は、オーバーフローパス35の幅分だけ転送ゲート部から離れて形成される。
半導体基板11の表面のp型半導体ウェル領域27には、n型のソース・ドレイン領域41,42,43が形成される。このうちの一対のソース・ドレイン領域41及び42と、ゲート絶縁膜44を介して形成されたリセットゲート電極45とにより、リセットトランジスタTr2が構成される。また、他対のソース・ドレイン領域42及び43と、ゲート絶縁膜44を介して形成された増幅ゲート電極46とにより、増幅トランジスタTr3が構成される。半導体基板11の表面の所要位置には、p型半導体領域によるチャネルストップ領域47が形成される。
さらに、図示しないが、半導体基板11の表面上には、層間絶縁膜を介して複数層の配線を配置した多層配線層が形成される。
また、本実施の形態の固体撮像装置101は、光を基板裏面側から照射する裏面照射型に構成される。このため、図示しないが、半導体基板11の裏面にn型半導体領域(n−領域)37に接するように高不純物濃度の暗電流抑制のためのp型半導体領域が形成される。さらに、このp型半導体領域の面上に平坦化膜を介してカラーフィルタ及びオンチップマイクロレンズが形成される。
[動作説明]
次に、第1実施の形態に係る固体撮像装置101の動作を説明する。電荷蓄積時には、入射した光によって光電変換して信号電荷が発生する。発生した信号電荷(本例では電子)は、ポテンシャル勾配にしたがってn型半導体領域へ移動し、ポテンシャルエネルギが最小となるところで、フォトダイオードPDに蓄積される。即ち、基板に埋込まれた第1フォトダイオードPD1のn型半導体領域28、第2フォトダイオードPD2のn型半導体領域30、基板表面の第3フォトダイオードPD3のn型半導体領域32のいずれかに蓄積される。各n型半導体領域28,30,32は完全空乏化しており、そのポテンシャルに信号電荷が蓄積される。
そして、強い光が入射された場合、生成される信号電荷は多くなり、いずれかのフォトダイオードPD1、PD2、PD3のn型半導体領域の飽和電荷量を超える。いずれかのフォトダイオードPD1、PD2、PD3が、飽和電荷量に達すると、その飽和電荷量を超えた電荷は、オーバーフローパス35のポテンシャルを超えて、飽和に達していないフォトダイオードPDのn型半導体領域に蓄積される。
一例として、最初に、第1フォトダイオードPD1のn型半導体領域28が飽和電荷量に達すると、その飽和電荷量を超えた電荷は、オーバーフローパス35を通して隣接する第2フォトダイオードPD2のn型半導体領域30に蓄積される。第2フォトダイオードPD2のn型半導体領域30が飽和電荷量に達すると、その飽和電荷量を超えた電荷は、オーバーフローパス35を通して隣接する第3フォトダイオードPD3のn型半導体領域32に蓄積される。さらに、第3フォトダイオードPD3のn型半導体領域32が飽和電荷量に達すると、その飽和電荷量を超えた電荷は、チャネル領域36を通してフローティングディフージョン(FD)40に流れ、排出される。
電荷転送時には、転送トランジスタTr1の転送ゲート電極24に転送パルス(本例では正電圧)が印加されることにより、転送トランジスタTr1がオン状態になる。すなわち、転送パルスの印加により、各フォトダイオードPD[PD1,PD2,PD3]のn型半導体領域28、30,32及びそれらに連なるオーバーフローパス35のポテンシャルが変調される。すなわち、オーバーフローパス35のポテンシャルが深くなり、ポテンシャル勾配が転送ゲート部に向かって形成される。このポテンシャル勾配に従って、フォトダイオードPD[PD1〜PD3]のいずれか、あるいは全てのフォトダイオードPDのn型半導体領域(28,30,32)に蓄積された信号電荷が転送ゲート部まで転送される。転送ゲート部に達した信号電荷は、オーバーフローパス35が転送チャネル34となって、基板の垂直方向に延びる転送ゲート部に沿って基板表面側の転送ゲート部下のチャネル領域36まで転送される。その後、信号電荷は、表面転送ゲート部下のチャネル領域36に形成されるポテンシャル勾配に従って、フローティングディフージョン(FD)40に移動する。
第1実施の形態に係る固体撮像装置101によれば、半導体基板11の深さ方向に複数のフォトダイオードPD[PD1〜PD3]を積層し、オーバーフローパス35を介して各フォトダイオードPD1〜PD3のn型半導体領域28〜32を接続している。そして、電荷蓄積時に、いずれかのフォトダイオードPDで飽和電荷量に達すると、その飽和電荷量を超えた電荷は、オーバーフローパス35を通して他の飽和していないフォトダイオードPDへ蓄積される。この構成により、画素サイズを微細化した場合でも、単位画素当たりの実効的な飽和電荷量(Qs)が増加し、ダイナミックレンジを大きくでき、コントラストを向上することができる。
転送トランジスタTr1を縦型トランジスタとして構成すると共に、転送トランジスタTr1を画素2の端に形成することにより、フォトダイオードPD[PD1〜PD3]の面積を大きく取ることができ、単位面積当たりの飽和電荷量(Qs)を増加することができる。縦型の転送トランジスタTr1の転送ゲート部の全体を覆うp型半導体領域25を形成したことにより、縦型の転送トランジスタTr1の脇及び底部に存在する欠陥などに起因する暗電流の発生を抑制し、白傷の発生を抑制することができる。
複数のフォトダイオードPDを積層し、そのフォトダイオードPDを構成するp型半導体領域29、31と転送ゲート部との間にオーバーフローパス35が形成される。すなわち、フォトダイオードPDのp型半導体領域29、31を転送ゲート部から所要の距離だけオフセットして形成している。このオフセット量を調整することで、フォトダイオードPDに蓄積された信号電荷を、オーバーフローパス35を兼ねるチャネル領域34を通じて、縦方向に完全転送することができる。かつ、フォトダイオードPDに蓄積できる飽和電荷量(Qs)を確保できる。そして、このような完全転送かつ飽和電荷量(Qs)を確保できる構造の設計を可能にする。
[固体撮像装置の製造方法(1)]
図4〜図11に、第1実施の形態に係る固体撮像装置101の製造方法の一例を示す。先ず、図4に示すように、p型の半導体基板11にp型半導体ウェル領域27を形成する。p型半導体ウェル領域27の深さ方向に第1フォトダイオードPD1、第2フォトダイオードPD2を積層して形成する。第1フォトダイオードPD1は、半導体基板11の最深部に、pn接合面を有するように、n型半導体領域28とp型半導体領域29を積層して形成する。第2フォトダイオードPD2は、半導体基板11の中間部に、同様にpn接合を形成するように、n型半導体領域30とp型半導体領域31を積層して形成する。これらn型半導体領域28、30及びp型半導体領域29,31は、交互に互いに接するように形成する。
また、第1、第2のフォトダイオードPD1、PD2の各n型半導体領域28、30,を接続するn型半導体領域によるオーバーフローパス35を形成する。また、半導体基板11の第1フォトダイオードPD1のn型半導体領域28の直下に、後に形成される転送ゲート部の底部まで延びるn型半導体領域28より低不純物濃度のn型半導体領域37を形成する。上述の各領域は、イオン注入法を用いて形成する。
次に、図5に示すように、半導体基板11に単位画素を区画するための、p型半導体領域による画素分離領域21をイオン注入法にて形成する。また、半導体基板11の表面側の所要部分に、STI構造のチャネルストップ領域47を形成する。このSTI(Shallow Trench Isolation)構造は、基板表面から選択エッチングで所要深さの溝を形成し、この溝内をシリコン酸化膜で埋め込むことにより形成する。STI構造のチャネルストップ領域47は、いわゆる素子分離領域に相当する。
次に、図6に示すように、半導体基板11の表面に、チャネルストップ領域47の上面と面一となるように、順次絶縁膜、例えばシリコン酸化膜55及びシリコン窒化膜56を形成する。このシリコン窒化膜56上に縦型の転送ゲート電極を形成する部分に対応して開口52を有するレジストマスク51を形成する。開口52は、画素の端に位置するように形成する。このレジストマスク52の開口52を通じて、p型不純物53をイオン注入して、半導体基板11内に暗電流抑制にためのp型半導体領域25を形成する。p型半導体領域25は、各フォトダイオードPD[PD1、PD2、PD3]のn型半導体領域を接続するn型のオーバーフローパス35に接するように、かつ低不純物濃度のn型半導体領域37に達して、もしくはその近傍まで形成する。
次に、図7に示すように、レジストマスク51の開口52に対して等方性エッチングを行う。この等方性エッチングにより、シリコン窒化膜56によるサイドウォール56aを形成する。
次に、図8に示すように、レジストマスク51を除去し、サイドウォール56aを有するシリコン窒化膜56をマスクに、異方性エッチングによりp型半導体領域25を選択エッチングして溝部22を形成して行く。溝部22は、いわゆるセルフアラインで形成される。上記p型半導体領域25及び溝部22は、画素端に形成する。
そして、図9に示すように、この選択エッチングを進行させて、p型半導体領域25が、溝部内側壁及び溝部低面に所要の幅だけ残るように溝部22を形成する。その後、シリコン酸化膜55及びシリコン窒化膜56を除去する。
次に、図10に示すように、溝部22の内面及び半導体基板11の表面にわたってゲート絶縁膜23を形成する。ゲート絶縁膜23としては、例えばシリコン酸化(SiO)膜を用いることができる。その後、溝部22内に埋め込むように、かつ半導体基板11の表面にわたってゲート電極材、例えばポリシリコン膜を形成し、パターニングする。これにより、一部基板表面に張り出すと共に、溝部22内に埋め込まれた柱状の転送ゲート電極24を形成する。また基板表面のp型半導体ウェル領域27上に、ゲート絶縁膜23を介して、例えば同様のポリシリコン膜によるリセットゲート電極45及び増幅ゲート電極46を形成する。
次に、図11に示すように、それぞれの転送ゲート電極24、リセットゲート電極45及び増幅ゲート電極46にサイドウォール48を形成する。それぞれのサイドウォール48をマスクにしてn型不純物をイオン注入し、セルフアラインにてn型半導体領域によるフローティングディフージョン(FD)40、ソース・ドレイン領域41、42,43を形成する。これにより、縦型転送トランジスタTr1、リセットトランジスタTr2、増幅トランジスタTr3を形成する。縦型転送トランジスタTr1は、画素端に形成される。
この工程の後もしくはこの工程の前に、p型半導体ウェル領域27の表面に、第3フォトダイオードPD3を形成する。第3のフォトダイオードPD3は、pn接合を形成するように、n型半導体領域32とその上のp型半導体領域33をイオン注入により積層して形成する。さらに、p型半導体領域33に連なり暗電流抑制のためのp型半導体領域25に達する、n−領域またはp−領域によるチャネル領域36を形成する。
これ以降は、通常のように、半導体基板11の表面側に層間絶縁膜を介して複数層の配線を配置した多層配線層を形成する。また半導体基板11の裏面に、n型半導体領域37に接するように暗電流抑制のためのp型半導体領域、平坦化膜、カラーフィルタ及びオンチップマイクロレンズを順次形成する。このようにして、目的の裏面照射型の固体撮像装置101を得る。
[固体撮像装置の製造方法(2)]
図12〜図18に、第1実施の形態に係る固体撮像装置101の製造方法の他の例を示す。先ず、図12に示すように、p型半導体基板11にp型半導体ウェル領域27と、その下層に低不純物濃度のn型半導体領域37を形成する。p型半導体ウェル領域27に単位画素を区画するためのp型半導体領域による画素分離領域21を形成する。
そして、半導体基板11の表面に、チャネルストップ領域47の上面と面一となるように、順次絶縁膜、例えばシリコン酸化膜55及びシリコン窒化膜56を形成する。このシリコン窒化膜56上に縦型の転送ゲート電極を形成する部分に対応して開口52を有するレジストマスク51を形成する。開口52は、画素の端に位置するように形成する。このレジストマスク52の開口52を通じて、p型不純物53をイオン注入して、半導体基板11内に暗電流抑制にためのp型半導体領域25を形成する。p型半導体領域25は、低不純物濃度のn型半導体領域37に達して、もしくはその近傍まで形成する。
次に、図13に示すように、レジストマスク51の開口52に対して等方性エッチングを行う。この等方性エッチングにより、シリコン窒化膜56によるサイドウォール56aを形成する。
次に、図14に示すように、レジストマスク51を除去し、サイドウォール56aを有するシリコン窒化膜56をマスクに、異方性エッチングによりp型半導体領域25を選択エッチングして溝部22を形成して行く。溝部22は、いわゆるセルフアラインで形成される。上記p型半導体領域25及び溝部22は、画素端に形成する。
そして、図15に示すように、この選択エッチングを進行させて、p型半導体領域25が、溝部内側壁及び溝部低面に所要の幅だけ残るように溝部22を形成する。その後、シリコン酸化膜55及びシリコン窒化膜56を除去する。
次に、図16に示すように、各画素分離領域21で区画されたp型半導体ウェル領域27の深さ方向に、第1フォトダイオードPD1、第2フォトダイオードPD2を積層して形成する。第1フォトダイオードPD1は、半導体基板11の最深部に、pn接合面を有するように、n型半導体領域28とp型半導体領域29を積層して形成する。第2フォトダイオードPD2は、半導体基板11の中間部に、同様にpn接合を形成するように、n型半導体領域30とp型半導体領域31を積層して形成する。これらn型半導体領域28、30及びp型半導体領域29,31は、交互に互いに接するように形成する。
また、第1、第2のフォトダイオードPD1、PD2の各n型半導体領域28、30,を接続するn型半導体領域によるオーバーフローパス35を形成する。最深部に位置するn型半導体領域28及びオーバーフローパス35は、下層の低不純物濃度のn型半導体領域37に接して形成する。上述の各領域は、イオン注入法を用いて形成する。
次に、図17に示すように、半導体基板11の表面側の所要部分に、高不純物濃度のp型半導体領域によるチャネルストップ領域47を形成する。このp型半導体領域のチャネルストップ領域47は、いわゆる素子分離領域に相当する。
さらに、溝部22の内面及び半導体基板11の表面にわたってゲート絶縁膜23を形成する。ゲート絶縁膜23としては、例えばシリコン酸化(SiO)膜を用いることができる。その後、溝部22内に埋め込むように、かつ半導体基板11の表面にわたってゲート電極材、例えばポリシリコン膜を形成し、パターニングする。これにより、一部基板表面に張り出すと共に、溝部22内に埋め込まれた柱状の転送ゲート電極24を形成する。また基板表面のp型半導体ウェル領域27上に、ゲート絶縁膜23を介して、例えば同様のポリシリコン膜によるリセットゲート電極45及び増幅ゲート電極46を形成する。
次に、図18に示すように、それぞれの転送ゲート電極24、リセットゲート電極45及び増幅ゲート電極46にサイドウォール48を形成する。それぞれのサイドウォール48をマスクにしてn型不純物をイオン注入し、セルフアラインにて、n型半導体領域によるフローティングディフージョン(FD)40、ソース・ドレイン領域41、42,43を形成する。これにより、縦型転送トランジスタTr1、リセットトランジスタTr2、増幅トランジスタTr3を形成する。縦型転送トランジスタTr1は、画素端に形成される。
この工程の後もしくはこの工程の前に、p型半導体ウェル領域27の表面に、第3フォトダイオードPD3を形成する。第3のフォトダイオードPD3は、pn接合を形成するようにn型半導体領域32とその上のp型半導体領域33をイオン注入により積層して形成する。さらに、p型半導体領域33に連なり暗電流抑制のためのp型半導体領域25に達する、n−領域またはp−領域によるチャネル領域36を形成する。
これ以降は、通常のように、半導体基板11の表面側に層間絶縁膜を介して複数層の配線を配置した多層配線層を形成する。また半導体基板11の裏面に、n型半導体領域37に接するように暗電流抑制のためのp型半導体領域、平坦化膜、カラーフィルタ及びオンチップマイクロレンズを順次形成する。このようにして、目的の裏面照射型の固体撮像装置101を得る。
なお、p型半導体領域25の形成の他の方法としては、先に溝部22を形成し、その後に溝部22の内壁面に斜めイオン注入法により、p型半導体領域25を形成することもできる。
上述の固体撮像装置の製造方法によれば、半導体基板11の深さ方向に積層された複数のフォトダイオードPDと、オーバーフローパス35と、縦型の転送トランジスタTr1の転送ゲート部を覆う暗電流抑制のためのp型半導体領域25を形成することができる。すなわち、各例共に、飽和電荷量(Qs)が増加し、暗電流の発生を抑制して白傷の発生を抑制した固体撮像装置101を製造することができる。
そして本実施の形態の製法では、ゲート電極24,45,56側壁のサイドウォール48をマスクにセルフアラインでn型不純物をイオン注入してソース・ドレイン領域(n+領域)41,42,43、FDを形成する。このため、転送ゲート部下に、このn+領域によるフォトダイオード(FD)40が回りこまず、GIDL起因の暗電流を抑制することができる。また、サイドウォール48をマスクにフローティングディフージョン(FD)40を形成するので、縦型の転送トランジスタTr1の形成の際のマスクずれが生じても、フローティングディフージョン(FD)40は、縦型転送ゲート部から常に一定の距離を離して形成することができる。
縦型の転送ゲート部の周りのp型半導体領域25は、レジストマスク51を介してイオン注入でp型半導体領域25を形成した後、マスク開口52に対して等方性エッチングによりサイドウォール54を形成し、セルフアラインでp型半導体領域25の一部を選択エッチングして形成している。このため、アスペクト比が高い溝部22の壁面に対応するp型半導体領域22を精度良く形成することができる。
先に、p型半導体領域25を形成し、その後でp型半導体領域25を選択エッチングして溝部22を形成するので、溝部22の底部にはp型半導体領域25が形成される。従って、縦型の転送トランジスタTr1の底部に生じた欠陥起因の暗電流を抑制し、白傷の発生を抑えることができる。
<第2の実施の形態>
[固体撮像装置の構成]
図19に、本発明に係る固体撮像装置の第2実施の形態を示す。本実施の形態に係る固体撮像装置102は、第1実施の形態の固体撮像装置101において、基板表面側の第3フォトダイオードPD3であるn型半導体領域32及びp型半導体領域33と、チャネル領域36を省略して構成される。この構成では、第2フォトダイオードPD2と基板表面との間の転送ゲート部下のp型半導体ウェル領域がチャネル領域361として作用する。その他の構成は第1実施の形態と同様であるので、図3と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
本実施の形態における固体撮像装置102の動作は、前述の第1実施の形態で説明したと同様である。
第2実施の形態に係る固体撮像装置102によれば、基板表面側の第3フォトダイオードPD3が省略された構成であるので、画素サイズがさらに微細化した場合に適する。すなわち、基板表面の第3フォトダイオードPD3の形成が困難なほど、画素サイズが微細化されても、深さ方向に第1、第2のフォトダイオードPD1,PD2が形成されていることにより、飽和電荷量(Qs)の確保と暗電流の抑制ができる。その他、第1実施の形態で説明したと同様の効果を奏する。
<第3実施の形態>
[固体撮像装置の構成]
図20に、本発明に係る固体撮像装置の第3実施の形態を示す。本実施の形態に係る固体撮像装置103は、複数のフォトダイオードとして、基板内に埋め込まれた第1フォトダイオードPD1と、基板表面側の第3フォトダイオードPD3との、2つのフォトダイオードを有して構成される。つまり、第1実施の形態における第2フォトダイオードPD2が省略された構成である。本例においても、第1フォトダイオードPD1及び第3フォトダイオードPD3の電荷蓄積領域となるn型半導体領域28及び32の相互を接続するn型半導体領域によるオーバーフローパス35が形成される。また、オーバーフローパス35は、転送ゲート部のチャネル領域34を兼ねている。その他の構成は、前述の第1実施の形態と同様であるので、図20において、図3と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
第3実施の形態に係る固体撮像装置103によれば、基板内に埋め込まれた第1フォトダイオードPD1と、基板表面側の第3フォトダイオードPD2の2つのフォトダイオードPDを有して構成されている。この構成により、飽和電荷量(Qs)の確保と暗電流の抑制ができる。フォトダイオードPD1とPD3の二層構造にすることで、縦型転送トランジスタTr1の深さを浅くすることができる。それにより、転送経路が短くなることで転送効率を改善でき、界面の面積が減ることで白傷の発生を抑えることができる。その他、第1実施の形態で説明したと同様の効果を奏する。
<第4の実施の形態>
[固体撮像装置の構成]
第4実施の形態に係る固体撮像装置は、図示しないが、フォトダイオードとして埋め込みのフォトダイオードPDを一層のみ形成して構成される。すなわち、本実施の形態に係る固体撮像装置は、第1実施の形態の固体撮像装置101の構成から第2フォトダイオードPD2、第3フォトダイオードPD3及びチャネル領域36を省略した構成とされる。第1フォトダイオードPD1と基板表面の間の転送ゲート部下のp型半導体ウェル領域27がチャネル領域として作用する。その他の構成は、図3と同様である。
第4実施の形態に係る固体撮像装置においても、転送トランジスタTr1が画素端に形成されているので、フォトダイオードPDの面積を大きく取ることができ、飽和電荷量(Qs)を増加することができる。また、縦型の転送ゲート部の周りにp型半導体領域25が形成されるので、暗電流の発生を抑制し、白傷の発生を抑えることができる。
第4実施の形態に係る固体撮像装置において、縦型の転送トランジスタの転送ゲート部の周りに、上記のp型半導体領域に代えてn型半導体領域を形成した構成とすることもできる。この構成の場合には、電荷転送効率をより改善することができる。
<第5の実施の形態>
[固体撮像装置の構成]
図21〜図22に、本発明に係る固体撮像装置の第5実施の形態を示す。本実施の形態に係る固体撮像装置106は、複数のフォトダイオード、本例では2つのフォトダイオードに対し、転送トランジスタを除く他の画素トランジスタを共有した画素構成(以下、共有画素という)61を2次元配列して構成される。
本実施の形態の2画素を共有した共有画素61の回路構成を図23に示す。2つのフォトダイオードPD(A)、PD(B)が、それぞれ対応する2つの転送トランジスタTr1A、Tr1Bのソースに接続される。転送トランジスタTr1AおよびTr1Bのドレインは、1つのリセットトランジスタTr2のソースに接続される。各転送トランジスタTr1A、Tr1BとリセットトランジスタTr12間の共通のフローティングディフージョン(FD)40が、1つの増幅トランジスタTr3のゲートに接続される。リセットトランジスタTr2のドレインと増幅トランジスタTrのドレインが上述した選択電源SELVDDに接続され、増幅トランジスタTr3のソースが垂直信号線9に接続される。
図21に、共有画素61の概略平面構造を示す。共有画素61は、中央部に共通のフローティングディフージョン(FD)40が配置され、このフローティングディフージョン(FD)40を挟んで2つのフォトダイオードPD(A)及びPD(B)が配置される。それぞれの転送トランジスタTr1A及びTr1Bは、各画素の端、すなわちフォトダイオードPD(A)及びPD(B)のコーナ部に対応した位置に対向して配置される。それぞれの転送ゲート電極24A、24Bは、フォトダイオードPD(A)、PD(B)とフローティングディフージョン(FD)40間に形成される。そして、図22に示すように、リセットトランジスタTr2、増幅トランジスタTr3は、フォトダイオード上の基板表面側に形成される。
そして、本実施の形態に係る固体撮像装置105は、図22に示すように、中央部のフローティングディフージョン(FD)40を挟んで、左右対称に2組の縦型の転送トランジスタ及びフォトダイオードの構成が形成される。すなわち、一方の側に縦型の転送トランジスタTr1AとフォトダイオードPD(A)の構成が配置され、他方の側に縦型の転送トランジスタTr1BとフォトダイオードPD(B)の構成が配置される。リセットトランジスタTr2及び増幅トランジスタTr3は、p型半導体ウェル領域27に形成される。
縦型の転送トランジスタTr1A、Tr1Bの構成、第1〜第3のフォトダイオードPD1〜PD3及びオーバーフローパス35を有するフォトダイオードPD(A)、PD(B)の構成は、図3で示したと同様である。詳細説明は省略する。
第5実施の形態に係る画素共有の固体撮像装置106によれば、単位画素の飽和電荷量(Qs)が増加すると共に、画素共有であることによって、さらにフォトダイオード面積が広くなり、さらなる飽和電荷量(Qs)が増加する。しかも縦型の転送ゲート部の周りにp型半導体領域25が形成されているので、縦型の転送ゲート部の脇に存在する欠陥起因の暗電流が抑制され、白傷の発生を抑えることができる。その他、第1実施の形態で説明したと同様の効果を奏する。
<第6実施の形態>
[固体撮像装置の構成]
図24に、本発明に係る固体撮像装置の第6実施の形態を示す。本実施の形態に係る固体撮像装置106は、前述と同様に、半導体基板11の深さ方向に複数のフォトダイオードPD[PD1、PD2、PD3]が形成され、転送トランジスタTr1がチャネル方向を半導体基板に対して垂直とした縦型に形成して構成される。また、各フォトダイオードPD1〜PD3の電荷蓄積領域となるn型半導体領域28、30、32の相互を接続するn型半導体領域によるオーバーフローパス35が形成される。本例ではオーバーフローパス35がチャネル領域34を兼ねて構成される。
さらに、本実施の形態では、転送ゲート部の周り、すなわち溝部22の内壁面に形成したゲート絶縁膜25と半導体基板11とのゲート界面に、ゲート界面調整用の不純物イオン注入領域が形成される。本例では不純物イオン注入領域として、n型半導体領域58が形成される。このn型半導体領域58は、オーバーフローパス35、フォトダイオードPDのn型半導体領域28、30、32の形成とは異なるイオン注入工程で形成され、電荷転送効率の改善に供される。溝部22の底部は、n型半導体領域58が形成されず、p型半導体領域で形成される。n型半導体領域58は、前述の第1実施の形態の暗電流抑制用のp型半導体領域25の形成と同様の方法を適用して、半導体基板にn型不純物をイオン注入した後に溝部22を形成するようにして、形成することができる。もしくはn型半導体領域58は、溝部を形成した後に溝側壁に斜めイオン注入する方法により形成することができる。その他の構成は第1実施の形態と同様であるので、図3と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
第6実施の形態に係る固体撮像装置106によれば、半導体基板11の深さ方向に複数のフォトダイオードPD[PD1〜PD3]を積層し、オーバーフローパス35を介して各フォトダイオードPD1〜PD3のn型半導体領域28〜32を接続している。そして、電荷蓄積時に、いずれかのフォトダイオードPDで飽和電荷量に達すると、その飽和電荷量を超えた電荷は、オーバーフローパス35を通して他の飽和していないフォトダイオードPDへ蓄積される。この構成により、画素サイズを微細化した場合でも、単位画素当たりの実効的な飽和電荷量(Qs)が増加し、ダイナミックレンジを大きくでき、コントラストを向上することができる。
さらに、縦型の転送ゲート部の周りのゲート界面に、n型不純物イオン注入領域58が形成されているので、電荷転送効率をより改善することができる。
転送トランジスタTr1を、縦型トランジスタとして構成すると共に、転送トランジスタTr1を画素2の端に形成することにより、フォトダイオードPD[PD1〜PD3]の面積を大きく取ることができ、単位面積当たりの飽和電荷量(Qs)を増加することができる。
その他、第1実施の形態で説明したと同様に、複数のフォトダイオードPDを積層し、そのフォトダイオードPDを構成するp型半導体領域29、31と転送ゲート部の間にオーバーフローパス35が形成される。すなわち、フォトダイオードPDのp型半導体領域29、31が、転送ゲート部から所要の距離だけオフセットして形成している。このオフセット量を調整することで、フォトダイオードPDに蓄積された信号電荷を、オーバーフローパス35を兼ねるチャネル領域34を通じて、縦方向に完全転送することができる。かつ、フォトダイオードPDに蓄積できる飽和電荷量(Qs)を確保できる。そして、このような完全転送かつ飽和電荷量(Qs)を確保できる構造の設計を可能にする。
第6実施の形態における縦型転送ゲート部の周りにn型半導体領域58を設けた構成は、前述の第2、第3、第5の実施の形態で示すフォトダイオード構成を有する固体撮像装置にも適用することができる。
上記各実施の形態では、信号電荷として電子を用いた固体撮像装置について説明した。本発明は信号電荷として正孔を用いた固体撮像装置に適用することもできる。この場合、各半導体領域の導電型は、上例とは逆に第1導電型をn型とし、第2導電型をp型として構成される。
<第7の実施の形態>
[電子機器の構成]
本発明に係る固体撮像装置は、固体撮像装置を備えたデジタルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムや、撮像機能を有する携帯電話、あるいは撮像機能を備え他の機器、などの電子機器に適用することができる。
図25に、本発明に係る電子機器の一例としてカメラに適用した第5実施の形態を示す。本実施の形態に係るカメラは、静止画撮影又は動画撮影可能なビデオカメラを例としたものである。本実施の形態に係るカメラ91は、固体撮像装置92と、光学レンズ(光学系)93と、シャッタ装置94と、駆動回路95と、信号処理回路96とを有する。
固体撮像装置92は、上述した第1〜第6実施の形態のいずれか1つの固体撮像装置が適用される。好ましくは、第1、第2、第3、第5、第6実施の形態の固体撮像装置が適用される。光学レンズ93は、被写体から像光(入射光)を固体撮像装置92の撮像面上に結像させる。これにより、固体撮像装置92内に一定期間、信号電荷が蓄積されるこの光学レンズ93は、複数の光学レンズから構成された光学レンズ系としてもよい。シャッタ装置94は、固体撮像装置92への光照射期間および遮光期間を制御する。駆動回路95は、固体撮像装置92の転送動作およびシャッタ動作を制御する制御信号を供給する。駆動回路95から供給される駆動信号(タイミング信号)により、固体撮像装置92の信号転送を行う。信号処理回路96は、各種の信号処理を行う。信号処理が行われた映像信号は、メモリなどの記録媒体に記憶され、あるいはモニタに出力される。
本実施の形態のカメラ90では、飽和電荷量(Qs)の増加や、ダイナミックレンジの向上を図り、しかも暗電流の発生を抑制して白傷の発生を抑えて、画素サイズの微細化を可能にする。このため、電子機器の小型化が可能であり、かつ高画質化された電子機器が得られる。
本発明に適用される固体撮像装置の一例を示す概略構成図である。 図1における単位画素の一例を示す等価回路図である。 本発明に係る固体撮像装置の第1実施の形態を示す要部の構成図である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その1)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その2)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その3)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その4)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その5)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その6)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その7)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す製造工程図(その8)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の他の例を示す製造工程図(その1)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の他の例を示す製造工程図(その2)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の他の例を示す製造工程図(その3)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の他の例を示す製造工程図(その4)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の他の例を示す製造工程図(その5)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の他の例を示す製造工程図(その6)である。 本発明に係る固体撮像装置の製造方法の他の例を示す製造工程図(その7)である。 本発明に係る固体撮像装置の第2実施の形態を示す要部の構成図である。 本発明に係る固体撮像装置の第3実施の形態を示す要部の構成図である。 本発明に係る固体撮像装置の第5実施の形態を示す要部の平面図である。 図21のA−A線上の断面図である。 第5実施の形態に係る固体撮像素子の共有画素の一例を示す等価回路図である。 本発明に係る固体撮像装置の第6実施の形態を示す要部の構成図である 本発明に係る電子機器をカメラに適用した第5実施の形態の構成図である。 従来の固体撮像装置の一例を示す要部の構成図である。
符号の説明
1・・固体撮像装置、2・・画素、3・・画素部、4・・垂直駆動回路、5・・カラム信号処理回路、6・・水平駆動回路、7・・出力部、8・・制御回路、9・・垂直信号線、10・・水平信号線、101・・固体撮像装置、PD1〜PD3・・フォトダイオード、Tr1・・縦型の転送トランジスタ、Tr2・・リセットトランジスタ、Tr3・・増幅トランジスタ、11・・半導体基板、21・・画素分離領域、22・・溝部、23・・ゲート絶縁膜、24・・転送ゲート電極、25・・p型半導体領域、28,30,32・・n型半導体領域、29,31,33・・p型半導体領域、34・・チャネル領域、35・・オーバーフローパス、36・・チャネル領域、40・・フローティングディフージョン、47・・チャネルストップ領域(素子分離)、48・・サイドウォール、58・・n型半導体領域

Claims (18)

  1. 半導体基板の深さ方向に形成された複数層の光電変換素子となるフォトダイオードと、 チャネル方向が前記半導体基板に対して垂直である縦型の転送トランジスタと、
    前記複数層のフォトダイオードの各電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続するオーバーフローパスと、
    前記縦型の転送トランジスタの転送ゲート部の周りに形成されたゲート界面調整用の不純物イオン注入領域と
    を有する固体撮像装置。
  2. 前記オーバーフローパスがチャネル領域を兼ねる
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 第2導電型の前記オーバーフローパスが、前記フォトダイオードの第1導電型半導体領域と前記転送ゲート部の間に形成される
    請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記ゲート界面調整用の不純物イオン注入領域が第2導電型半導体領域である
    請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記ゲート界面調整用の不純物イオン注入領域が暗電流抑制のための第1導電型半導体領域である
    請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 前記縦型の転送トランジスタが画素端に配置される
    請求項1記載の固体撮像装置。
  7. 前記半導体基板の表面に第2導電型のフローティングディフージョン領域を有する
    請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 複数のフォトダイオードに対して転送トランジスタを除く他の画素トランジスタと、フローティングディフージョン領域が共有とされ、
    前記転送トランジスタが、前記各単位画素の端に形成される
    請求項2記載の固体撮像装置。
  9. 半導体基板内に埋め込まれた光電変換素子となるフォトダイオードと、
    複数の画素トランジスタのうち、画素端に配置されチャネル方向が前記半導体基板に対して垂直である縦型の転送トランジスタと、
    前記縦型の転送トランジスタの転送ゲート部の周りに形成された所要導電型の不純物イオン注入領域と
    を有する固体撮像装置。
  10. 半導体基板の深さ方向に複数層のフォトダイオードと、各フォトダイオードの電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続するオーバーフローパスを形成する工程と、
    前記半導体基板の深さ方向に、前記オーバーフローパスに接して所要導電型の不純物イオン注入領域を形成する工程と、
    前記不純物イオン注入領域内に、前記半導体基板の深さ方向に伸びる溝部を形成する工程と、
    前記溝部の内壁面にゲート絶縁膜を形成し、前記溝部内に埋め込むように縦型転送トランジスタの転送ゲート電極を形成する工程
    を有する固体撮像装置の製造方法。
  11. 前記縦型転送トランジスタを画素端に形成する
    請求項10記載の固体撮像装置の製造方法。
  12. 前記転送ゲート電極の半導体基板の表面に張り出す部分に形成したサイドウォールをマスクにセルフアラインにて、前記半導体基板に第2導電型のフローティングディフージョン領域を形成する工程を有する
    請求項10記載の固体撮像装置の製造方法。
  13. 半導体基板の深さ方向に所要導電型の不純物イオン注入領域を形成する工程と、
    前記不純物イオン注入領域内に、前記半導体基板の深さ方向に延びる溝部を形成する工程と、
    前記半導体基板の深さ方向に複数層のフォトダイオードと、各フォトダイオードの電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続し前記不純物イオン注入領域に接するオーバーフローパスを形成する工程と、
    前記溝部の内壁面にゲート絶縁膜を形成し、前記溝部内に埋め込むように縦型転送トランジスタの転送ゲート電極を形成する工程
    を有する固体撮像装置の製造方法。
  14. 前記縦型転送トランジスタを画素端に形成する
    請求項13記載の固体撮像装置の製造方法。
  15. 前記転送ゲート電極の半導体基板の表面に張り出す部分に形成したサイドウォールをマスクにセルフアラインにて、前記半導体基板に第2導電型のフローティングディフージョン領域を形成する工程を有する
    請求項13記載の固体撮像装置の製造方法。
  16. 光学レンズと、
    固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置の出力信号を処理する信号処理回路を備え、
    前記固体撮像装置は、
    半導体基板の深さ方向に形成された複数層の光電変換素子となるフォトダイオードと、 チャネル方向が前記半導体基板に対して垂直である縦型の転送トランジスタと、
    前記縦型の転送トランジスタの転送ゲート部の周りに形成された不純物イオン注入領域と、
    前記複数層のフォトダイオードの各電荷蓄積領域となる第2導電型半導体領域を接続するオーバーフローパスとを有する
    電子機器。
  17. 前記固体撮像装置において、前記オーバーフローパスがチャネル領域を兼ね、前記半導体基板の表面に第2導電型のフローティングディフージョン領域を有する
    請求項16記載の電子機器。
  18. 前記固体撮像装置において、前記縦型の転送トランジスタが画素端に配置される
    請求項16記載の電子機器。
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