JP2010111812A - ポリマー組成物及び該ポリマー組成物を含むノイズ抑制シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(イ)高分子有機材料を100質量部と、(ロ)六方晶フェライトを110質量部〜4900質量部と、(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種を1質量部〜5質量部と、を含むポリマー組成物。
【選択図】なし
Description
たとえば、特許文献1には、軟磁性金属酸化物粉末を用いた総厚100μm以下の薄型ノイズ抑制シートが開示されている。
[1]
(イ)高分子有機材料を100質量部と、
(ロ)六方晶フェライトを110質量部〜4900質量部と、
(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種を1質量部〜5質量部と、を含むポリマー組成物。
[2]
前記(イ)が、フッ素ゴム、フッ素ゴム系熱可塑性エラストマー、及びフッ素樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む、[1]に記載のポリマー組成物。
[3]
前記フッ素ゴムが、フッ化ビニリデン系ゴム、テトラフルオロエチレン−プロピレン系ゴム、及びテトラフルオロエチレン−パーフルオロビニルエーテル系ゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種である、[2]に記載のポリマー組成物。
[4]
前記フッ素ゴム系熱可塑性エラストマーが、ブロック型フッ素ゴム系熱可塑性エラストマー及びグラフト型フッ素ゴム系熱可塑性エラストマーからなる群から選ばれる少なくとも1種である、[2]又は[3]に記載のポリマー組成物。
[5]
前記フッ素樹脂が、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリビニリデンフルオライド、ポリクロロトリフルオロエチレン、エチレン−クロロフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロジオキソール共重合体、ポリビニルフルオライド、及びテトラフルオロエチレン−プロピレン共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種である、[2]〜[4]のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
[6]
前記(ロ)が下記一般式(1)〜(3)で表されるM型、Z型、及びY型の六方晶フェライトからなる群から選ばれる少なくとも1種である、[1]〜[5]のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
(M型)BaMXFe(12-X)O19 (1)
(Z型)Ba3MβFe24O41 (2)
(Y型)Ba2M2Fe12O22 (3)
(上記一般式(1)〜(3)中、MはTi,Co,Ni,Zn,Mn,及びCuからなる群から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせであり、上記一般式(1)中、Xは0〜12の整数であり、一般式(2)中、βは0.1≦β≦20の正数である。上記一般式(1)〜(3)中のBaの一部又は全てがSrで置換されていてもよい。)
[7]
前記(ロ)が下記一般式(4)で表されるM型六方晶フェライトを含む、[6]に記載のポリマー組成物。
Ba(Mα)2Fe10O19 (4)
(上記一般式(4)中、MはTi,Co,Ni,Zn,Mn,及びCuからなる群から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせであり、αは0.5≦α≦3.2の正数である。)
[8]
前記(ロ)が下記一般式(5)で表されるM型六方晶フェライトを含む、[6]又は[7]に記載のポリマー組成物。
Ba(TiACoBZnC)2Fe10O19 (5)
(上記一般式(5)中、Aは0.3≦A≦1.5の正数であり、Bは0.1≦B≦1.0の正数であり、Cは0.1≦C≦0.7の正数である。)
[9]
前記(ロ)が前記一般式(2)で表されるZ型六方晶フェライトを含み、βが0.5≦β≦2.6の正数である、[6]〜[8]のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
[10]
前記(ロ)が下記一般式(6)で表されるZ型六方晶フェライトを含む、[6]〜[9]のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
Ba3CoDZnEFe24O41 (6)
(上記一般式(6)中、Dは0.4≦D≦2.0の正数であり、Eは0.1≦E≦1.0の正数である。)
[11]
前記(ロ)が下記一般式(7)で表されるY型六方晶フェライトを含む、[6]〜[10]のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
Ba2(ZnF)2Fe12O22 (7)
(上記一般式(7)中、Fは0.35≦F≦1.35の正数である。)
[12]
(ニ)軟磁性フェライト、軟磁性合金粉末、熱伝導性粉末、及び導電性粉末からなる群から選ばれる少なくとも1種を7質量部〜2400質量部、さらに含み、かつ、
前記(ロ)と、前記(ニ)と、の合計が、117質量部〜5100質量部である、[1]〜[11]のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
[13]
前記軟磁性合金粉末がケイ素鋼、パーマロイ、及びセンダストからなる群から選ばれる少なくとも1種である、[12]に記載のポリマー組成物。
[14]
前記熱伝導性粉末が水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、及び酸化亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種である、[12]又は[13]に記載のポリマー組成物。
[15]
前記導電性粉末が導電性カーボンブラック、及び導電性酸化亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種である、[12]〜[14]のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
[16]
[1]〜[15]のいずれか1項に記載のポリマー組成物を含むノイズ抑制シート。
[17]
前記ノイズ抑制シートの少なくとも一方の表面上に積層される粘着層をさらに有する、[16]に記載のノイズ抑制シート。
(イ)高分子有機材料としては、1種で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ソフトセグメントを構成するモノマーとしては、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、及びヘキサフルオロプロピレン等が挙げられ、ソフトセグメントとしては、たとえば、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン三元共重合体、及びパーフルオロアルキルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン−ビニリデンフルオライド三元共重合体等が挙げられる。
ハードセグメントを構成するモノマーとしては、フッ化ビニリデン、エチレン、及びテトラフルオロエチレン等が挙げられ、ハードセグメントとしては、ビニリデンフルオロライド−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン三元共重合体、3,3,3−トリフルオロプロピレン−1、2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ−1−プロピレン、及びパーフルオロアルキルビニルエーテル等が挙げられる。
ソフトセグメントを構成するモノマーとしては、たとえば、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン、プロピレン、及び含フッ素ビニルエーテル等が挙げられ、ソフトセグメントとしては、たとえば、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン三元共重合体、ビニリデンフルオライド−クロロトリフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−プロピレン共重合体、及びパーフルオロアルキルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン−ビニリデンフルオライド三元共重合体等が挙げられる。
ハードセグメントを構成するモノマーとしては、フッ化ビニリデン、エチレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、及び含フッ素ビニルエーテル等が挙げられ、ハードセグメントとしては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ビニリデンフルオロライド−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−ビニリデンフルオライド−テトラフルオロエチレン三元共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン三元共重合体、エチレン−トリクロロフルオロエチレン共重合体、パーフルオロアルキルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン共重合体、3,3,3−トリフルオロプロピレン−1、2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ−1−プロピレン、及びパーフルオロアルキルビニルエーテル等が挙げられる。
一般的に、六方晶フェライトは組成や構造の違いによって、M型、Z型、Y型、W型、X型、又はU型に分類される。
(M型)BaMXFe(12-X)O19 (1)
(Z型)Ba3MβFe24O41 (2)
(Y型)Ba2M2Fe12O22 (3)
上記一般式(1)〜(3)中、MはTi、Co、Ni、Zn、Mn、及びCuからなる群から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせであり、上記一般式(1)中、Xは0〜12の整数であり、上記一般式(2)中、βは0.1≦β≦20の正数である。
上記一般式(1)〜(3)中のBaの一部又は全てがSrで置換されていてもよい。
(M型)Ba(Mα)2Fe10O19 (4)
上記一般式(4)中、MはTi、Co、Ni、Zn、Mn、及びCuからなる群から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせであり、αは0.5≦α≦3.2の範囲内の正数であることが好ましい。
一般式(4)において、αが0.5以上であることにより、ノイズ抑制効果が大きいポリマー組成物とすることができ、αが3.2以下であることにより、ノイズ抑制効果が最大となる共鳴周波数を高くすることができる。
Ba(TiACoBZnC)2Fe10O19 (5)
上記一般式(5)中のAは0.3≦A≦1.5の範囲内の正数であり、Bは0.1≦B≦1.0の範囲内の正数であり、かつCは0.1≦C≦0.7の範囲内の正数であることが好ましい。A、B、及びCの各々の範囲が下限値以上であることにより、ノイズ抑制効果が大きいポリマー組成物とすることができ、各々の範囲が上限値以下であることにより、ノイズ抑制効果が最大となる共鳴周波数を高くすることができる。
Ba3CoDZnEFe24O41 (6)
上記一般式(6)中のDは0.4≦D≦2.0の範囲内の正数であり、かつEは0.1≦E≦1.0の範囲内の正数であることが好ましい。D及びEの各々の範囲が下限値以上であることにより、ノイズ抑制効果が大きいポリマー組成物とすることができ、各々の範囲が上限値以下であることにより、ノイズ抑制効果が最大となる共鳴周波数を高くすることができる。
Ba2(ZnF)2Fe12O22 (7)
上記一般式(7)中のFは0.35≦F≦1.35の範囲内の正数であることが好ましい。Fが0.35以上であることにより、ノイズ抑制効果が大きいポリマー組成物とすることができ、Fが1.35以下であることにより、ノイズ抑制効果が最大となる共鳴周波数を高くすることができる。
2種以上を組み合わせて用いる場合には、平均粒径の大きい六方晶フェライトと、平均粒径の小さい六方晶フェライトとを組み合せる等、粒径の異なる少なくとも2種以上の六方晶フェライトを組み合わせて用いることもできる。平均粒径の異なる六方晶フェライトを組み合せて、(イ)高分子有機材料と混合した場合に、混合物中の(ロ)六方晶フェライトの粒子間の空隙を減らすことができる。また、(イ)高分子有機材料に対する(ロ)六方晶フェライトの充填率を高くすることができる。
本実施の形態において、(ロ)六方晶フェライトを組み合わせて用いることにより、ポリマー組成物のノイズ抑制効果を向上させることが可能となる。
(ロ)六方晶フェライトをカップリング剤で処理する方法としては、特に限定されるものではないが、機械的又は化学的な方法によって、あらかじめ(ロ)六方晶フェライトの表面にカップリング剤を処理する方法や、(イ)高分子有機材料と(ロ)六方晶フェライトを混合する際に、カップリング剤を同時に混合することによって、(ロ)六方晶フェライト表面にカップリング剤を処理する方法等が挙げられる。
(ロ)六方晶フェライトの配合量は、好ましくは330質量部〜1900質量部であり、より好ましくは450質量部〜1000質量部である。(ロ)六方晶フェライトの配合量が110質量部以上であることにより、ノイズ抑制効果が大きいポリマー組成物を得ることができる。(ロ)六方晶フェライトの配合量が4900質量部以下であることにより、加工性に優れるポリマー組成物とすることができ、また、シート化した場合に、柔軟性に優れるシートとすることができる。
脂肪酸エステルを構成するアルコールとしては、たとえば、炭素数10以下の直鎖状、分岐状、又は環状の低級アルコール等を挙げることができる。
脂肪酸金属塩を構成する金属としては、たとえば、Zn、Na、Mg、Ca、Co、Ni、Ba、Fe、Al、Cu、及びMnから選ばれる少なくとも1種である。
(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物が、無機化合物粉体に担持されていることにより、(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物の分散性をポリマー組成物において向上させることができる。
無機化合物粉体としては、たとえば、シリカ、タルク、クレー、ケイ酸マグネシウム、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、及び珪藻土等が挙げられる。
(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物が無機化合物粉体を含む場合、無機化合物粉体の含有量は、脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物と、無機化合物粉体との合計質量に対して、5質量%〜50質量%であることが好ましく、5質量%〜25質量%であることがより好ましい。
無機化合物粉体の含有量が5質量%以上であることにより、キャリアーとしての効果を発揮させることができ、加工性を高めることができ、50質量%以下であることにより、(イ)高分子有機材料に対する(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物の滑性効果や無機化合物粉体の加工助剤としての効果を発揮させることができる。
(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物の配合量は、好ましくは1質量部〜5質量部であり、より好ましくは1質量部〜3質量部である。(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物の配合量が1質量部以上であることにより、加工性や押出成形性を向上することができる。(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン系化合物の配合量が5質量部以下であることにより、コストと性能の観点から、容易に、ノイズ抑制効果を維持することができる。
(ニ)軟磁性フェライト、軟磁性合金粉末、熱伝導性粉末、及び導電性粉末は、1種で用いてもよく、2種以上の混合物として用いてもよい。
軟磁性合金粉末としては、たとえば、Fe−Ni、Fe−Co、Fe−Cr、Fe−Si、Fe−Al、Fe−Cr−Si、Fe−Cr−Al、Fe−Al−Si、及びFe−Pt等が挙げられる。軟磁性合金粉末としては、ノイズ抑制効果の観点から、ケイ素鋼、パーマロイ、及びセンダストが好ましい。
軟磁性フェライトや軟磁性合金粉末をポリマー組成物がさらに含むことにより、ポリマー組成物が抑制することのできる電磁波の周波数領域を広げることが可能となる。
熱伝導性粉末をポリマー組成物がさらに含むことにより、ノイズ抑制効果と熱伝導性の両方の性能を兼ね備えるポリマー組成物とすることが可能となる。
熱伝導性粉末としては、熱伝導性の観点から、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、及び酸化亜鉛が好ましい。
導電性粉末をポリマー組成物がさらに含むことにより、ノイズ抑制効果と導電性の両方の性能を兼ね備えるポリマー組成物とすることが可能となる。
導電性粉末としては、導電性及び作業性の観点から、導電性カーボンブラック及び導電性酸化亜鉛が好ましい。
(ニ)軟磁性フェライト、軟磁性合金粉末、熱伝導性粉末、及び導電性粉末の配合量が7質量部以上であることにより、該(ニ)の有する所望の性能を十分に得ることができ、2400質量部以下であることにより、高い周波数領域におけるノイズ抑制効果を高くすることができる。
(ロ)六方晶フェライトの配合量と、(ニ)軟磁性フェライト、軟磁性合金粉末、熱伝導性粉末、及び導電性粉末の配合量と、の合計が117質量部以上であることにより、ノイズ抑制効果を高くすることができ、また、(ロ)六方晶フェライト及び該(ニ)の有する所望の性能を十分に得ることができ、5100質量部以下であることにより、作業性、加工性を高くすることができ、柔軟性に優れるノイズ抑制シートとすることができる。
難燃剤としては、たとえば、ヘキサブロモベンゼン、デカブロモベンジルフェニルエーテル、デカブロモベンジルフェニルオキサイド、テトラブロモビスフェノール、テトラブロモ無水フタル酸、テトラブロモビスフェノールA、トリクレジルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリアリルホスフェート、トリクロロエチルホスフェート、含ハロゲン縮合りん酸エステル、ホスファゼン、塩化パラフィン、パークロロペンタシクロデカン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、ほう酸亜鉛、臭化アンモニウム、及びりん酸チタン等が挙げられる。
ノイズ抑制シートは、ポリマー組成物を射出成形、トランスファー成形、プレス成形、Tダイ押し出し成形、カレンダー成形、及びロール圧延等の方法によりシートとすることにより製造することができる。これらの成形加工は必要に応じて、磁場又は電場存在下で行ってもよく、超音波、電磁波、又は紫外線を照射しながら行ってもよい。
ノイズ抑制シートの少なくとも一方の表面上に粘着層を積層する方法としては、特に限定されるものではなく、両面テープをノイズ抑制シート表面に貼り付ける方法や、粘着剤をノイズ抑制シート表面に塗布する方法、あらかじめ粘着剤を塗布したシート又はフィルムとノイズ抑制シートを貼り合わせる方法等が挙げられる。
本実施の形態において、高い周波数領域とは1GHz以上の領域を意味し、特に、2.5GHz以上の領域を意味し、本実施の形態のポリマー組成物及びノイズ抑制シートは、高い周波数領域において顕著に電磁波を抑制するという効果を示す。
表5〜9に示す配合処方にしたがい、60ccラボプラストミル(東洋精機(株)製)を用いて、100℃の条件下で20分間混練して、ポリマー組成物を得た。
そして、得られたポリマー組成物を、プレス成型機を用いて、180℃、10MPaの条件下でプレス成型し、厚み2mmのポリマー組成物のシートを得た。
表5に示す配合処方にしたがい、150℃の条件下で30分間混練した以外は、実施例1と同様にしてポリマー組成物及びシートを得た。
第1のノイズ抑制効果の評価は、Transmission attenuation power ratio法に従い、測定した。具体的には、線路幅2.2mm、特性インピーダンス50Ωのマイクロスプリットライン(MSL)上に、MSL基板サイズである幅100mm、縦50mmのシートを用いて基板全体を覆い、ネットワークアナライザーを用いてS11,S21のSパラメータ値を求め、下記式(1)により、5GHz及び10GHzにおける各シートの電磁波吸収量(R)を求めた。
(R)=10×log〔10S21/10/(1−10S11/10)〕[dB] (1)
第2のノイズ抑制効果の評価は、Sパラメータ方式反射法同軸管タイプを用いて測定した。具体的には、サンプルを挿入しない空の状態で、ネットワークアナライザーを用いてS11パラメータ値を測定して、S11(標準)とした。次に、外形7mm、内径3mmのリング状の試験片を同軸菅に隙間が生じないよう挿入し、この同軸菅の端を短絡させた状態で各シートのS11パラメータを測定して、S11(試験片)とた。下記式(2)から各シートの反射減衰量を算出した。反射減衰量が最大となる周波数及びこの周波数での反射減衰量を、ピーク周波数及びピーク周波数での反射減衰量として求めた。
〔反射減衰量〕=〔S11(試験片)〕−〔S11(標準)〕[dB] (2)
10cm四方の組成物シートを図1に示すように曲げ半径が2cmとなるよう折り曲げ、折り曲げてから30秒後に手を離してシートの状態を観察した。亀裂の発生などがなく、折り曲げる前の元の状態に復元されていれば○とし、亀裂が発生し、元の状態に復元しなければ×とした。
長さ125mm、幅13mm、厚み0.5mmの短冊状の試験片にガスバーナーの炎を10秒間接炎した後、ガスバーナー炎を試験片から離して、燃焼時間を測定した。消炎後、直ちに、再び試験片にガスバーナー炎を10秒間接炎した後、ガスバーナー炎を試験片から離して、燃焼時間を測定した。1回目と2回目の有炎燃焼時間及び無炎燃焼時間の合計が10秒以内であれば○とし、10秒を超えた場合は×とした。
熱伝導率は、迅速熱伝導率測定計 KEMTHRM QTM−D3型(京都電子工業製)を用いて測定した。具体的には、熱伝導率が既知の標準試料の上に測定対象であるシート試料を載せて、標準試料とシートを併せた全体の熱伝導率(Q1)を測定した。基準試料の熱伝導率を(Q2)として、下記式(3)から偏差(ε)を求め、偏差(ε)をlog(Q2)に対してプロットして、偏差(ε)がゼロになるときの熱伝導率を内挿により求めた。なお基準試料には、シリコーンゴム(Q2)=0.241(W/m・K)、ゴム板(Q2)=0.536(W/m・K)、石英ガラス(Q2)=1.416(W/m・K)、ジルコニア(Q2)=3.277(W/m・K)を用いた。
(ε)=[(Q1)−(Q2)]/(Q2) (3)
一方、比較例1では、(ロ)六方晶フェライトの配合量が110質量部未満であるため、十分なノイズ抑制効果が得られなかった。また、比較例2では、(ロ)六方晶フェライトの配合量が4900質量部を超えているため、シートの柔軟性が損なわれてしまった。(ハ)を配合しない比較例3では、シートの柔軟性が劣っていた。
一方、比較例4では、(ロ)六方晶フェライトの配合量が110質量部未満であるため、十分なノイズ抑制効果が得られず、また、(ロ)六方晶フェライトと(ニ)熱伝導性粉末の配合量の合計が117質量部未満であるため、熱伝導率の向上は見られなかった。また、比較例5では、(ロ)六方晶フェライトの配合量が4900質量部を超え、かつ(ロ)六方晶フェライトと(ニ)熱伝導性粉末の配合量の合計が5100質量部を超えているため、シートの柔軟性が低下した。
本発明のポリマー組成物及びノイズ抑制シートは、パソコンや携帯電話等の電子機器に用いられる電子回路やCPU等の電子部材として産業上利用可能である。
Claims (17)
- (イ)高分子有機材料を100質量部と、
(ロ)六方晶フェライトを110質量部〜4900質量部と、
(ハ)脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩、及び有機シリコーン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種を1質量部〜5質量部と、を含むポリマー組成物。 - 前記(イ)が、フッ素ゴム、フッ素ゴム系熱可塑性エラストマー、及びフッ素樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1に記載のポリマー組成物。
- 前記フッ素ゴムが、フッ化ビニリデン系ゴム、テトラフルオロエチレン−プロピレン系ゴム、及びテトラフルオロエチレン−パーフルオロビニルエーテル系ゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項2に記載のポリマー組成物。
- 前記フッ素ゴム系熱可塑性エラストマーが、ブロック型フッ素ゴム系熱可塑性エラストマー及びグラフト型フッ素ゴム系熱可塑性エラストマーからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項2又は3に記載のポリマー組成物。
- 前記フッ素樹脂が、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリビニリデンフルオライド、ポリクロロトリフルオロエチレン、エチレン−クロロフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロジオキソール共重合体、ポリビニルフルオライド、及びテトラフルオロエチレン−プロピレン共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項2〜4のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
- 前記(ロ)が下記一般式(1)〜(3)で表されるM型、Z型、及びY型の六方晶フェライトからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
(M型)BaMXFe(12-X)O19 (1)
(Z型)Ba3MβFe24O41 (2)
(Y型)Ba2M2Fe12O22 (3)
(上記一般式(1)〜(3)中、MはTi,Co,Ni,Zn,Mn,及びCuからなる群から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせであり、上記一般式(1)中、Xは0〜12の整数であり、一般式(2)中、βは0.1≦β≦20の正数である。上記一般式(1)〜(3)中のBaの一部又は全てがSrで置換されていてもよい。) - 前記(ロ)が下記一般式(4)で表されるM型六方晶フェライトを含む、請求項6に記載のポリマー組成物。
Ba(Mα)2Fe10O19 (4)
(上記一般式(4)中、MはTi,Co,Ni,Zn,Mn,及びCuからなる群から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせであり、αは0.5≦α≦3.2の正数である。) - 前記(ロ)が下記一般式(5)で表されるM型六方晶フェライトを含む、請求項6又は7に記載のポリマー組成物。
Ba(TiACoBZnC)2Fe10O19 (5)
(上記一般式(5)中、Aは0.3≦A≦1.5の正数であり、Bは0.1≦B≦1.0の正数であり、Cは0.1≦C≦0.7の正数である。) - 前記(ロ)が前記一般式(2)で表されるZ型六方晶フェライトを含み、βが0.5≦β≦2.6の正数である、請求項6〜8のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
- 前記(ロ)が下記一般式(6)で表されるZ型六方晶フェライトを含む、請求項6〜9のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
Ba3CoDZnEFe24O41 (6)
(上記一般式(6)中、Dは0.4≦D≦2.0の正数であり、Eは0.1≦E≦1.0の正数である。) - 前記(ロ)が下記一般式(7)で表されるY型六方晶フェライトを含む、請求項6〜10のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
Ba2(ZnF)2Fe12O22 (7)
(上記一般式(7)中、Fは0.35≦F≦1.35の正数である。) - (ニ)軟磁性フェライト、軟磁性合金粉末、熱伝導性粉末、及び導電性粉末からなる群から選ばれる少なくとも1種を7質量部〜2400質量部、さらに含み、かつ、
前記(ロ)と、前記(ニ)と、の合計が、117質量部〜5100質量部である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のポリマー組成物。 - 前記軟磁性合金粉末がケイ素鋼、パーマロイ、及びセンダストからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項12に記載のポリマー組成物。
- 前記熱伝導性粉末が水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、及び酸化亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項12又は13に記載のポリマー組成物。
- 前記導電性粉末が導電性カーボンブラック、及び導電性酸化亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項12〜14のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載のポリマー組成物を含むノイズ抑制シート。
- 前記ノイズ抑制シートの少なくとも一方の表面上に積層される粘着層をさらに有する、請求項16に記載のノイズ抑制シート。
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