JP2010111440A - 電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 - Google Patents
電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010111440A JP2010111440A JP2010004872A JP2010004872A JP2010111440A JP 2010111440 A JP2010111440 A JP 2010111440A JP 2010004872 A JP2010004872 A JP 2010004872A JP 2010004872 A JP2010004872 A JP 2010004872A JP 2010111440 A JP2010111440 A JP 2010111440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- resin layer
- packaging bag
- packaging
- packaging material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Wrappers (AREA)
Abstract
【解決手段】耐熱性基材層2とシーラント層6の間に、室温以下の温度環境では所定の強度を有するが、高温の温度環境では前記所定の強度が低下する樹脂層4を少なくとも一領域に設けた包装材料1によって、上記課題を達成する。この樹脂層4を、60〜90℃の融点を有する材料、例えばエチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂、又は、ポリアミド、硝化綿及びポリエチレンワックスを含有する樹脂で形成することが好ましい。
【選択図】図1
Description
耐熱性基材層2として厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、その上に樹脂層4としてエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(融点:66.8℃、WT−PC剤:ザ・インクテック株式会社製)を図3に示すようなパターンで、厚さ3μmとなるようにパターンコートした。さらにその上に、シーラント層6として厚さ30μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを用い、二液硬化型ポリウレタン接着剤を接着層5として用いて貼り合わせてドライラミネートし、実施例1の電子レンジ対応包装材料を作製した。
耐熱性基材層2として厚さ20μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムを用い、その上に樹脂層4としてエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(融点:66.8℃、WT−PC剤:ザ・インクテック株式会社製)を図3に示すようなパターンで、厚さ3μmとなるようにパターンコートした。さらにその上に、シーラント層6として低密度ポリエチレン樹脂を用い、厚さ30μmとなるように溶融押出しして積層させ、実施例2の電子レンジ対応包装材料を作製した。
耐熱性基材層2として厚さ20μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムを用い、その上に樹脂層4としてポリアミド、硝化綿及びポリエチレンワックスを含有する樹脂(融点:83.8℃、EOPワニス:ザ・インクテック株式会社製)を図3に示すようなパターンで、厚さ3μmとなるようにパターンコートした。さらにその上に、シーラント層6として低密度ポリエチレン樹脂を用い、厚さ30μmとなるように溶融押出しして積層させ、実施例2の電子レンジ対応包装材料を作製した。
実施例1の電子レンジ対応包装材料を用い、高速全自動ピロー包装機を使用してトレー入りしゅうまいを横ピロー包装した(袋サイズ:130mm×240mm)。
実施例2の電子レンジ対応包装材料を用い、高速全自動ピロー包装機を使用してトレー入りしゅうまいを横ピロー包装した(袋サイズ:130mm×240mm)。
実施例1〜実施例3で得られた包装材料のシール強度測定は、以下のように測定した。
2 耐熱性樹脂層
3 印刷層
4 樹脂層
5 接着層
6 シーラント層
21、41 包装袋
22 シール部
23 破壊の起点となる任意の個所
24 破壊する仮想線
32 樹脂層領域
Claims (6)
- 耐熱性基材層とシーラント層からなる電子レンジ対応包装材料を用い、
当該電子レンジ対応包装材料をシーラント層が内側になるように配置し、かつシーラント層同士を対向させた状態で所定の被シール部をシールして作製された電子レンジ対応包装袋であって、
前記被シール部において対向する電子レンジ対応包装材料の一方または両方には、耐熱性基材層とシーラント層との間に、部分的に、当該電子レンジ対応包装袋の内側から外側に向かって被シール部を横断するように、60〜90℃の融点を有する材料からなる樹脂層が形成されており、
前記樹脂層が形成されている部分においては樹脂層とシーラント層との間に、前記樹脂層が形成されていない部分においては耐熱性基材層とシーラント層との間に、二液硬化型ポリウレタン接着剤による接着層が設けられていることを特徴とする電子レンジ対応包装袋。 - 前記樹脂層が、エチレン−酢酸ビニル系共重合体樹脂、またはポリアミド、硝化綿及びポリエチレンワックスを含有する樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ対応包装袋。
- 前記樹脂層の厚さが、1〜5μmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子レンジ対応包装袋。
- 前記電子レンジ対応包装材料を、前記シーラント層を対向させた状態でシールした時に、前記樹脂層を設けた領域のシール強度が、室温以下の温度領域では700(g/15mm)以上となり、80℃以上の高温の温度領域では300(g/15mm)以下となることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子レンジ対応包装袋。
- 前記シーラント層が、低密度ポリエチレンフィルム、超低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、エチレン−アクリル酸共重合体フィルム、エチレン−メタクリル酸共重合体フィルム、エチレン−メチルアクリレート共重合体フィルム、エチレン−エチルアクリレート共重合体フィルム、エチレン−メチルメタクリレート共重合体フィルムまたはアイオノマーフィルムの何れか一種以上からなる、単層シーラント層または多層シーラント層であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電子レンジ対応包装袋。
- 耐熱性基材層とシーラント層からなる電子レンジ対応包装材料を容器蓋体として用い、
当該電子レンジ対応包装材料をシーラント層が容器本体側になるように配置し、所定の被シール部をシールして作製された電子レンジ対応容器であって、
前記被シール部において、耐熱性基材層とシーラント層との間に、部分的に、当該電子レンジ対応包装袋の内側から外側に向かって被シール部を横断するように、60〜90℃の融点を有する材料からなる樹脂層が形成されており、
前記樹脂層が形成されている部分においては樹脂層とシーラント層との間に、前記樹脂層が形成されていない部分においては耐熱性基材層とシーラント層との間に、二液硬化型ポリウレタン接着剤による接着層が設けられていることを特徴とする電子レンジ対応容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004872A JP2010111440A (ja) | 2010-01-13 | 2010-01-13 | 電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004872A JP2010111440A (ja) | 2010-01-13 | 2010-01-13 | 電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37097998A Division JP4501019B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010111440A true JP2010111440A (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=42300334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010004872A Pending JP2010111440A (ja) | 2010-01-13 | 2010-01-13 | 電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010111440A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56153474U (ja) * | 1980-04-15 | 1981-11-17 | ||
JPS6354672U (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-12 | ||
JPH09272180A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Ajinomoto Co Inc | 電子レンジ加熱対応包材 |
JPH09315465A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-09 | Keihan Serofuan Kk | 電子レンジ調理用食品の包装用シート材及びそれを用いた包装体 |
JPH11310278A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Meiwa Packs:Kk | 完全密封性および自動調圧機能を備えた包装体 |
-
2010
- 2010-01-13 JP JP2010004872A patent/JP2010111440A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56153474U (ja) * | 1980-04-15 | 1981-11-17 | ||
JPS6354672U (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-12 | ||
JPH09272180A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Ajinomoto Co Inc | 電子レンジ加熱対応包材 |
JPH09315465A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-09 | Keihan Serofuan Kk | 電子レンジ調理用食品の包装用シート材及びそれを用いた包装体 |
JPH11310278A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Meiwa Packs:Kk | 完全密封性および自動調圧機能を備えた包装体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6365302B2 (ja) | 積層フィルムおよび包装容器 | |
JP6053281B2 (ja) | 電子レンジ加熱用袋 | |
JP4501019B2 (ja) | 電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 | |
JP4475553B2 (ja) | 電子レンジ対応包装袋およびそれに用いる包装材料 | |
JP6665942B2 (ja) | 電子レンジ加熱用包装袋 | |
JP6660002B2 (ja) | 包装容器 | |
JP4287118B2 (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JP4384317B2 (ja) | 自動調圧機能を有する包装袋および包装体 | |
JP5840387B2 (ja) | 加熱処理用包装体及びそれに食材が収納された包装食品 | |
JP4184743B2 (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JP6790471B2 (ja) | 包装体 | |
JP2016068416A (ja) | 積層フィルムおよび包装容器 | |
JP2008001394A (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JP2006027646A (ja) | 電子レンジ用米飯包装体およびその製造方法 | |
JP2012056596A (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JP2010111440A (ja) | 電子レンジ対応包装材料、それを用いた包装袋及び容器 | |
JP5468225B2 (ja) | 袋 | |
JP2007223626A (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JP3808541B2 (ja) | 電子レンジ調理用食品の包装用シート材及びそれを用いた包装体 | |
JP2007217050A (ja) | 電子レンジ用ピロータイプ包装袋 | |
JP4334923B2 (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JPH11139465A (ja) | 電子レンジ用包装体 | |
JP2001301844A (ja) | 電子レンジ対応小袋 | |
JP2003128160A (ja) | 電子レンジ用包装袋 | |
JP2017141037A (ja) | 食品収納用の合掌袋およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100210 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120618 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130108 |