JP2010110558A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品に個装の際の折癖が残ったとしても、隙間が生じないように、ループ形状の防漏壁を装着者に密着させ、漏れ防止性に優れた吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明の生理用ナプキン1Aは、表面シート2、裏面シート3及び吸収体4を具備する縦長の吸収性本体5と、その長手方向両側部5aに中空のループ状の防漏壁7とを備えている。防漏壁7は、装着者の体液排泄部に当接される排泄部領域aを含む、排泄部領域aからその後方にかけての領域b及び該排泄部領域aからその前方にかけての領域cの少なくとも何れか一方に、該防漏壁7の高さが部分的に高い高壁部71を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、生理用ナプキンや失禁パッド等の吸収性物品に関する。
従来、着用中の経血等の体液が幅方向に移動して側縁部から漏れてしまう横漏れを防止するため、長手方向両側縁部それぞれに防漏壁を設けた生理用ナプキンが知られている。
また、防漏壁の装着者へのフィット性を高める為に、中空のループ形状の防漏壁が知られている。例えば、特許文献1には、フィット性が高く、装着者の足の動き等の左右からの応力がかかった場合においても、中空のループ形状で緩衝し、生理用ナプキンにヨレを発生させず、漏れ防止性の高い中空のループ形状の防漏壁を備えた生理用ナプキンが開示されている。
生理用ナプキンは長いものであるため、通常、3つ折の状態で又は4つ折の状態で個装される。個装の際の折癖が生理用ナプキンに残ると、隙間の発生の要因となり、生理用ナプキンの使用時に、防漏壁を装着者に十分に密着させることができず、横漏れが発生する可能性がある。
特開平11−299821号公報
従って、本発明の目的は、吸収性物品に個装の際の折癖が残ったとしても、隙間が生じないように、ループ形状の防漏壁を装着者に密着させ、漏れ防止性に優れた吸収性物品を提供することにある。
本発明は、肌当接面を形成する表面シート、非肌当接面を形成する裏面シート及び両シート間に介在する吸収体を有する縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向両側部それぞれに帯状の伸縮性シートを接合して形成された中空のループ状の防漏壁とを備えた縦長の吸収性物品であって、前記防漏壁それぞれは、装着者の体液排泄部に当接される排泄部領域を含む、該排泄領域からその後方にかけての領域及び該排泄部領域からその前方にかけての領域の少なくとも何れか一方に、該防漏壁の高さが部分的に高い高壁部を有している吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品によれば、個装の際の折癖によっても、ループ形状の防漏壁と装着者との間に隙間を生じ難いので、防漏壁を装着者に密着させることができ、漏れ防止性を高めることができる。
以下、本発明の吸収性物品である生理用ナプキンの好ましい一実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aは、図1に示すように、生理用ナプキン1Aの長手方向に延びる中心線CLに対して左右対称に形成されている。
従って、以下には、主として生理用ナプキン1Aの左側の構成について詳述し、右側の構成については、適宜説明を省略し、左側の構成要素に対応する右側の構成要素は、符号にダッシュ(’)を付してある。
第1実施形態の吸収性物品(生理用ナプキン)1は、図1〜図3に示すように、肌当接面を形成する表面シート2、非肌当接面を形成する裏面シート3及び両シート2,3間に介在する吸収体4を有する実質的に縦長の吸収性本体5と、該吸収性本体5の長手方向両側部5a,5a’それぞれに帯状の伸縮性シート6,6’を接合して形成された中空のループ状の防漏壁7,7’とを備えている。
防漏壁7,7’それぞれは、図1,図2に示すように、装着者の体液排泄部に当接される排泄部領域aを含む、排泄部領域aからその後方にかけての領域b及び該排泄部領域aからその前方にかけての領域cの少なくとも何れか一方に、該防漏壁7,7’の高さが部分的に高い高壁部71,71’を有している。
ここで、「排泄部領域a」とは、装着者の体液排泄部に当接される領域を意味する。第1実施形態の生理用ナプキン1Aのように、ウイング部31,31’を有する吸収性物品における排泄部領域aは、通常、吸収性物品(生理用ナプキン1A)の長手方向においてウイング部31,31’を有する領域である。ウイング部31,31’を有しない吸収性物品における排泄部領域aは、生理用ナプキンが個装形態に折り畳まれた際に生じる製品長手方向(CL線方向)に直交する2つの折線について、生理用ナプキンの長手方向の前端から数えて第1折線と第2折線とに囲まれた領域と同じか又は狭い領域を言う。また、生理用ナプキンの製品長が長く3つの折線が生じる場合には、製品の長手方向の前端から数えて第1折線と第2折線に囲まれた領域あるいは製品の長手方向の前端から数えて第1折線と第3折線とに囲まれた領域と同じか又は狭い領域を言う。
「排泄部領域aからその後方にかけての領域b」とは、生理用ナプキン1Aの長手方向において排泄部領域aと重なっている領域であるが、排泄部領域aの中央を含まず、排泄部領域aの中央よりも後方の領域である。「排泄部領域aからその前方にかけての領域c」も同様に、排泄部領域aの中央よりも前方の領域である。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aについて、詳述すると、第1実施形態の生理用ナプキン1Aは、図1〜図3に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3及び吸収体4を具備し、表面シート2と吸収体4とを固定する一対のエンボス溝9を具備している。エンボス溝9は、生理用ナプキン1Aの両側部に、長手方向(CL線方向)に延びて延在している。表面シート2及び裏面シート3それぞれは、吸収体4よりも長手方向(CL線方向)に大きい外径寸法を有している。表面シート2及び裏面シート3は、生理用ナプキン1Aの長手方向(CL線方向)の両端部b1,c1において、吸収体4の長手方向の両端部から延出し、その延出部は互いにヒートシール等により接合されて吸収性本体5を形成している。生理用ナプキン1Aは、吸収性本体5の長手方向の両側部5aに防漏壁7を有している。第1実施形態の生理用ナプキン1Aは、その長手方向(CL線方向)における中央部より前寄りの位置に一対のウイング部31を有している。ウイング部31は、裏面シート3を延出することにより形成されており、その裏面には、該ウイング部31を、ショーツのクロッチ部の非肌対向面に固定するための粘着部32が形成されている。これらの構成は、従来品と同じである。
次いで、第1実施形態の生理用ナプキン1Aのループ状の防漏壁7について説明する。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aでは、図1〜図3に示すように、帯状の伸縮性シート6が、吸収性本体5の長手方向(CL線方向)の側部5aに、長手方向に沿って、配設及び固定されており、伸縮性シート6の収縮により、肌当接面側に凸に起立したの中空のループ状の防漏壁7が形成される。ここで、「起立」とは、図3に示すように、中空のループ状の防漏壁7の頂部7aが表面シート2の表面よりも上方に位置する状態を意味する。
上記伸縮性シート6は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、弾性部材63により伸縮性が付与された複合シートである。伸縮性シート6は、図2及び図3に示すように、肌当接面側のシート61と、非肌当接面側のシート62と、それらのシート61,62間に、複数本の弾性部材63を配置して形成されている。肌当接面側のシート61と、非肌当接面側のシート62とは、同形同大の帯状(長方形状)のシートであり、上記伸縮性シート6は、肌当接面側のシート61と非肌当接面側のシート62との間に、糸状の弾性部材63を、シート61,62の長手方向(CL線方向)に配置し、複数本の弾性部材63それぞれを、帯状のシート61,62の幅方向(CL線方向と直交方向)に均等に配置して形成されている。複数本の弾性部材63それぞれは、図1に示すように、防漏壁7を形成した際、装着者の体液排泄部に当接される排泄部領域aより長く配置されている。
上記伸縮性シート6は、図2及び図3に示すように、伸縮性シート6の長手方向(CL線方向)の一側部6aが吸収性本体5の側部5aにおける肌当接面側に接合され、伸縮性シート6の長手方向(CL線方向)の他側部6bが吸収性本体5の側部5aにおける非肌当接面側に接合されている。第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、伸縮性シート6は、図3に示すように、表面シート2及び吸収体4を挟持するように、伸縮性シート6の長手方向の一側部6aの非肌当接面側のシート62の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8aを形成している。また、伸縮性シート6の長手方向の他側部6bは、吸収体4と裏面シート3との間に配され、他側部6bの非肌当接面側のシート62の表面が、吸収体4の非肌当接面側の表面に接合されて接合部8bを形成している。
上記伸縮性シート6の接合部8aは、吸収性本体5の長手方向(CL線方向)の側部5aに、長手方向に沿って連続して形成されている。接合部8bも同様に、吸収性本体5の長手方向(CL線方向)の側部5aに、長手方向に沿って連続して形成されている。接合部8a及び接合部8bは、生理用ナプキン1Aの長手方向の側端から、10mm〜30mmの位置に形成されており、第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、図2,図3に示すように、接合部8aの位置が、接合部8bの位置よりも、生理用ナプキン1Aの幅方向(CL線方向と直交する方向)の内方(X4方向:CL線方向と直交する方向であって、生理用ナプキン1Aの中心線CLに向う方向)に形成されている。このように、帯状の伸縮性シート6を、吸収性本体5の長手方向(CL線方向)の側部5aに、配設及び接合しているため、伸縮性シート6が収縮することにより、中空のループ状に起立した部分を有する防漏壁7が形成される。
上記吸収体4は、排泄部領域aを含む、排泄部領域aからその後方にかけての領域b及び排泄部領域aからその前方にかけての領域cの少なくとも何れか一方に凹欠部41を有している。吸収体4が凹欠部41を有することにより、防漏壁7には、高さが部分的に高い高壁部71が形成される。第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおける吸収体4は、前記排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、凹欠部41を有している。凹欠部41は、生理用ナプキン1Aの幅方向(CL線方向と直交する方向)の内方(X4方向)に向って凸状に湾曲した部分である。凹欠部41の頂部における生理用ナプキン1Aの幅方向(CL線方向と直交する方向)の長さh1は、好ましくは10mm〜30mmであり、更に好ましくは10mm〜20mmである。長さh1が10mm以上であれば、生理用ナプキン1Aが個装形態に折り畳まれた際に生じる製品長手方向に直交する折線部分においても防漏壁7が起立でき、ループ形状の防漏壁7と装着者との間に隙間を生じさせ難い。長さh1が30mm以下であれば、使用者の足の動きや装着状態(姿勢)等による外的な応力が生じた場合に、防漏壁7が吸収体4上に倒れこんだとしても必要な吸収面領域が確保できる。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、伸縮性シート6の一側部6aが接合された接合部8aは、吸収体4が凹欠部41を形成している部分において、ループ状の防漏壁7の中空内に向かって、即ち、生理用ナプキン1Aの幅方向(CL線方向と直交する方向)の外方(X5方向:X4方向と反対方向)に向って凸状に湾曲しており、外方凸部8a1を有している。外方凸部8a1は、吸収体4が凹欠部41を形成している部分、即ち、前記排泄部領域aからその後方にかけての領域bに設けられている。このように、吸収体4が凹欠部41を形成している部分においては、一側部6aが接合されて形成された外方凸部8a1の頂部と、他側部6bが接合された接合部8bとの間の幅方向(CL線方向と直交する方向)距離が括れて短い括れ部8cを形成している。防漏壁7は、幅方向(CL線方向と直交する方向)距離の短い括れ部8cにおいて、高さが部分的に高くなり、高壁部71が形成される。外方凸部8a1の頂部における生理用ナプキン1Aの幅方向(CL線方向と直交する方向)の長さh2は、好ましくは5mm〜30mmであり、更に好ましくは7mm〜20mmである。長さh2が5mm以上であれば、生理用ナプキン1Aが個装形態に折り畳まれた際に生じる製品長手方向に直交する折線部分においても防漏壁7が起立でき、ループ形状の防漏壁7と装着者との間に隙間を生じさせ難い。長さh2が30mm以下であれば、使用者の足の動きや装着状態(姿勢)等による外的な応力が生じた場合に、防漏壁7が吸収体4上に倒れこんだとしても必要な吸収面領域が確保できる。
上記防漏壁7を形成する複合シートは、図1に示すように、防漏壁7のループ状をなしている部分の前方及び後方、第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、長手方向(CL線方向)の両端b1,c1に至るまで、弾性部材63が配置されておらず、伸縮性シート6を形成していない。複合シートを形成する肌当接面側のシート61及び非肌当接面側のシート62は、弾性部材63が配置されていない領域において、肌当接面側に凸に起立した中空のループ状の防漏壁7を形成しないように、積極的に折り曲げられている。防漏壁7を形成する複合シートは、生理用ナプキン1Aの長手方向(CL線方向)の両端b1,c1においては、表面シート2及び裏面シート3と同様に、吸収体4の長手方向の両端部から延出し、その延出部はヒートシールまたはホットメルト等により接合固定されている。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aの形成材料について説明する。
上記表面シート2、上記裏面シート3及び上記吸収体4としては、通常、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。
上記防漏壁7を形成する上記伸縮性シート6としては、伸縮性を有し、少なくとも排泄部領域aにおいて、防漏壁7が肌当接面側に凸に起立したループ形状を保ちながら違和感なく自在に変形する剛性を持つことが好ましい。
上記伸縮性シート6の伸縮物性は、生理用ナプキン1Aの長手方向(CL線方向)において、5〜50%伸張した時の応力が50〜500gf/25mmが好ましく、100〜300gf/幅25mmがより好ましい。
また、上記伸縮性シート6の剛性は、バルクソフトネス値で5〜200gfが好ましく、10〜100gfがより好ましい。バルクソフトネス値が5gf未満であると、柔らかすぎループ形状を安定に保てず、200gfを超えると、装着時に自在に変形しなかったり、違和感となるので好ましくない。
尚、バルクソフトネスは、下記の如く測定できる。即ち、弾性シートを長手方向に150mm、幅方向に30mmの大きさの帯状体として切り出し、この帯状体の長手方向両端を5mm重ね合わせ、円筒状になる様にし、この重ね合わせた部分を側縁(円筒の上下縁)からほぼ10mmの位置にステープルで2ヶ所固定する。次いで、テンシロン圧縮試験機にて、圧縮速度10mm/分の速度で圧縮し、円筒が座屈するまでの最大圧縮強度を測定する。測定回数5回の平均値をとって、バルクソフトネス値とする。
上記伸縮性シート6のシート材料としては、伸縮性のフィルム、伸縮性の不織布、伸縮性の織物又はそれらの積層シート等が挙げられる。具体的には、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、ポリエチレン−アクリル酸エチル等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる材自体が伸縮性を有する材料や、上述したように、これら伸縮性の材料を糸状にした弾性部材63を肌当接面側のシート61と非肌当接面側のシート62との間に配置した複合シートが挙げられる。
上記伸縮性シート6の肌当接面側のシート61としては、肌触りを良好にするため、ポリエチレン/ポリエステル、ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリプロピレンからなる熱可塑性不織布であることが好ましい。非肌当接面側のシート62も同様である。この様な熱可塑性不織布は、不織布自体が伸縮性を有するように、クリンプ加工した繊維を用いることが好ましい。クリンプ加工されていない繊維による伸縮し難い不織布を肌当接面側のシート61及び非肌当接面側のシート62に使用する場合には、あらかじめ弾性部材63を所定の伸張率まで伸張し、それを肌当接面側のシート61及び非肌当接面側のシート62間に、等間隔で配置し、ホットメルトやヒートシール等によって接着することによって、複合シートを作成しても良い。
上記伸縮性シート6の接合部8a,8bは、ヒートシールや接着剤等により行うことができる。第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、接合部8aの接合は接着剤により行われており、接合部8bの接合も同様に、接着剤により行われている。また、伸縮性シート6の非肌当接面側のシート62と吸収体4との接合及び表面シート2と吸収体4との接合も、接着剤により行われている。
次に上述した本発明の第1実施形態の生理用ナプキン1Aを使用した際の作用効果について説明する。
第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、図3に示すように、伸縮性シート6の一側部6aが、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8aを形成し、伸縮性シート6の他側部6bが、吸収体4の非肌当接面側の表面に接合されて接合部8bを形成している。そのため、伸縮性シート6の収縮により、ループ状に起立した防漏壁7を形成する際、伸縮性シート6の一側部6a側の防漏壁7の起立側端は、接合部8aに沿って形成され、伸縮性シート6の他側部6b側の防漏壁7の起立側端は、吸収体4に沿って形成される。第1実施形態の生理用ナプキン1Aの吸収体4は、図2に示すように、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、凹欠部41を有している。そのため、第1実施形態の生理用ナプキン1Aは、凹欠部41のある領域(領域b)において、接合部8aと接合部8bとの間の幅方向(CL線方向と直交する方向)距離が短い括れ部8cを有しており、伸縮性シート6の一側部側の防漏壁7の起立側端と他側部6b側の防漏壁7の起立側端との距離が凹欠部41に沿って狭くなり、それに対応して、防漏壁7の高さが部分的に高い高壁部71を形成する。このように、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの防漏壁7は、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、高壁部71を有しているため、個装の際の折癖が生じても、ループ形状の防漏壁と装着者との間に隙間を生じ難いので、防漏壁を装着者に密着させることができ、生理用ナプキン1Aの漏れ防止性を高めることができる。
また、第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、伸縮性シート6の一側部6a側の接合部8aは、外方凸部8a1を有している。外方凸部8a1は、前記排泄部領域aからその後方にかけての領域bに形成されているため、括れ部8cの幅方向(CL線方向と直交する方向)距離、即ち、伸縮性シート6の一側部側の防漏壁7の起立側端と他側部6b側の防漏壁7の起立側端との距離が、凹欠部41に沿って更に狭くなっており、それに対応して、防漏壁7の高さが部分的に更に高い高壁部71を形成する。その為、個装の際の折癖が生じても、ループ形状の防漏壁と装着者との間に隙間を更に生じ難いので、防漏壁を装着者に更に密着させることができ、生理用ナプキン1Aの漏れ防止性を更に高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態の生理用ナプキンについて、図4〜図6に基づいて説明する。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bについては、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bの伸縮性シート6は、図4及び図5に示すように、伸縮性シート6の長手方向(CL線方向)の一側部6a及び伸縮性シート6の長手方向(CL線方向)の他側部6bそれぞれが吸収性本体5の側部5aにおける肌当接面側に接合され、他側部6bが一側部6aより生理用ナプキン1Bの幅方向(CL線方向と直交する方向)の外方(X5方向)の位置に接合されている。第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、表面シート2及び裏面シート3が、生理用ナプキン1Bの長手方向(CL線方向)の両端部b1,c1及び生理用ナプキン1Bの長手方向(CL線方向)の両側部において、吸収体4から延出し、その延出部を互いにヒートシール等により接合して吸収性本体5を形成している。伸縮性シート6は、図5に示すように、伸縮性シート6の長手方向の一側部6aの非肌当接面側のシート62の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8aを形成している。同様に、伸縮性シート6の長手方向の他側部6bの非肌当接面側のシート62の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8bを形成している。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bの接合部8bの形成位置は、図5に示すように、接合部8aの形成位置よりも、生理用ナプキン1Bの幅方向(CL線方向と直交する方向)の外方(X5方向)に設けられている。接合部8aは、生理用ナプキン1Bの長手方向の側端から、10mm〜30mmの位置に形成されており、接合部8bは、生理用ナプキン1Bの長手方向の側端から、5mm〜25mmの位置に形成されている。第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、接合部8a,8bの接合は何れも接着剤により行われている。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、伸縮性シート6の他側部6bが接合された接合部8bが、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、生理用ナプキン1Aの幅方向(CL線方向と直交する方向)の内方(X4方向)に向って凸状に湾曲しており、内方凸部8b1を有している。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、図6に示すように、伸縮性シート6の一側部6aも生理用ナプキン1Bの幅方向(CL線方向と直交する方向)の外方(X5方向)に向って凸状に湾曲した外方凸部8a1を有している。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、図6に示すように、接合部8aの外方凸部8a1と、接合部8bの内方凸部8b1との間の幅方向(CL線方向と直交する方向)距離が短い括れ部8cを有していることにより、防漏壁7には、高さが部分的に高い高壁部71が形成される。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、図6に示すように、内方凸部8b1の生理用ナプキン1Aの幅方向(CL線方向と直交する方向)の長さh3が、外方凸部8a1の幅方向(CL線方向と直交する方向)の長さh2よりも高く、長さh3は、好ましくは7mm〜35mmであり、更に好ましくは10mm〜25mmである。長さh3が7mm以上であれば、生理用ナプキン1Bが個装形態に折り畳まれた際に生じる製品長手方向に直交する折線部分においても防漏壁7が起立でき、ループ形状の防漏壁7と装着者との間に隙間を生じさせ難い。長さh3が35mm以下であれば、使用者の足の動きや装着状態(姿勢)等による外的な応力が生じた場合に、防漏壁7が吸収体4上に倒れこんだとしても必要な吸収面領域が確保できる。
次に上述した本発明の第2実施形態の生理用ナプキン1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、図4に示すように、伸縮性シート6の一側部6a及び他側部6bが、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8a,8bをそれぞれ形成している。そのため、伸縮性シート6の収縮により、ループ状に起立した防漏壁7を形成する際、伸縮性シート6の一側部側の防漏壁7の起立側端は、接合部8aに沿って形成され、伸縮性シート6の他側部6b側の防漏壁7の起立側端は、接合部8bに沿って形成される。第2実施形態の生理用ナプキン1Bの接合部8bは、図4に示すように、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、内方凸部8b1を有しているため、第2実施形態の生理用ナプキン1Bは、領域bにおいて、括れ部8cの幅方向(CL線方向と直交する方向)距離、即ち、伸縮性シート6の一側部6a側の防漏壁7の起立側端と他側部6b側の防漏壁7の起立側端との距離が内方凸部8b1に沿って狭くなっており、それに対応して、防漏壁7の高さが部分的に高い高壁部71を形成する。このように、第2実施形態の生理用ナプキン1Bの防漏壁7は、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、高壁部71を有しているため、個装の際の折癖が生じても、ループ形状の防漏壁と装着者との間に隙間を生じ難いので、防漏壁を装着者に密着させることができ、生理用ナプキン1Bの漏れ防止性を高めることができる。
また、第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、伸縮性シート6の一側部6a側の接合部8aは、外方凸部8a1を有している。外方凸部8a1は、前記排泄部領域aからその後方にかけての領域bに形成されているため、括れ部8cの幅方向(CL線方向と直交する方向)距離、即ち、伸縮性シート6の一側部側の防漏壁7の起立側端と他側部6b側の防漏壁7の起立側端との距離が、外方凸部8a1に沿って更に狭くなっており、それに対応して、防漏壁7の高さが部分的に更に高い高壁部71を形成する。その為、個装の際の折癖が生じても、ループ形状の防漏壁と装着者との間に隙間を更に生じ難いので、防漏壁を装着者に更に密着させることができ、生理用ナプキン1Bの漏れ防止性を更に高めることができる。
また、第2実施形態の生理用ナプキン1Bにおいては、図6に示すように、内方凸部8b1の長さが、外方凸部8a1の長さよりも高いため、内方凸部8b1に形成される防漏壁7の部分よりも外方凸部8a1に形成される防漏壁7の部分の方が幅方向への自由度が抑えられる事になり、使用者の足の動きや装着状態(姿勢)等による外的な応力が生じた場合に、防漏壁7が吸収体4上に倒れこみにくくなる。
次に、本発明の第3実施形態の生理用ナプキンについて、図7,図8に基づいて説明する。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cについては、第1実施形態の生理用ナプキン1A及び第2実施形態の生理用ナプキン1Bと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1A又は第2実施形態の生理用ナプキン1Bと同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1A及び第2実施形態の生理用ナプキン1Bの説明が適宜適用される。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cの伸縮性シート6は、図7及び図8に示すように、
伸縮性シート6の長手方向(CL線方向)の一側部6aが、表面シート2の長手方向(CL線方向)の側部における肌当接面に接合され、伸縮性シート6の長手方向(CL線方向)の他側部6bも吸収性本体5の側部5aにおける肌当接面側に接合されている。第3実施形態の生理用ナプキン1Cにおいては、伸縮性シート6は、図8に示すように、伸縮性シート6の長手方向の一側部6aの非肌当接面側のシート62の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8aを形成している。また、伸縮性シート6の長手方向の他側部6bの非肌当接面側のシート62の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8bを形成している。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cの伸縮性シート6の接合部8bは、吸収性本体5の長手方向(CL線方向)の側部5aに、長手方向に沿って連続して形成されている。一方、伸縮性シート6の接合部8aは、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、表面シート2と接合されていない非接合部8a2を有している。接合部8aは、非接合部8a2以外の部分においては、吸収性本体5長手方向(CL線方向)の側部5aに、長手方向に沿って連続して形成されている。
次に上述した本発明の第3実施形態の生理用ナプキン1Cを使用した際の作用効果について説明する。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cにおいては、図7,図8に示すように、伸縮性シート6の一側部6a及び他側部6bが、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8a,8bを形成している。そのため、伸縮性シート6の収縮により、ループ状に起立した防漏壁7を形成する際、伸縮性シート6の一側部6a側の防漏壁7の起立側端は、接合部8aに沿って形成され、伸縮性シート6の他側部6b側の防漏壁7の起立側端は、吸収体4に沿って形成される。第3実施形態の生理用ナプキン1Cの接合部8aは、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、表面シート2と接合されていない非接合部8a2を有しているため、第3実施形態の生理用ナプキン1Cは、領域bにおいて、伸縮性シート6の一側部6a側の防漏壁7に起立側端を有さず、フリーな状態となり、それに対応して、防漏壁7の高さが部分的に高い高壁部71を形成する。このように、第3実施形態の生理用ナプキン1Cの防漏壁7は、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、高壁部71を有しているため、個装の際の折癖が生じても、ループ形状の防漏壁と装着者との間に隙間を生じ難いので、防漏壁を装着者に密着させることができ、生理用ナプキン1Cの漏れ防止性を高めることができる。
また、第3実施形態の生理用ナプキン1Cにおいては、図7,図8に示すように、接合部8aの非接合部8a2が、領域bにおいて、表面シート2と接合されていないため、装着者の体液が表面シート2の表面を幅方向外方に移動してきた際、その移動を妨げることなく、体液が吸収体4にスムーズに移行する。そのため、吸収スピードが向上する。
本発明の吸収性物品は、上述の第1、第2及び第3実施形態の生理用ナプキンに何ら制限されるものではなく、また、上述の第1、第2及び第3実施形態の生理用ナプキンにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜変更可能である。
例えば、上述の第1、第2及び第3実施形態の生理用ナプキン1A,1B,1Cにおいては、防漏壁7は、排泄部領域aからその後方にかけての領域bに、高壁部71を有しているが、排泄部領域aからその前方にかけての領域cに、高壁部71を有していてもよく、領域b及び領域cそれぞれに、高壁部71を有していてもよい。
また、上述の第1、第2実施形態の生理用ナプキン1A,1Bにおいては、接合部8aの外方凸部8a1、接合部8bの内方凸部8b1が何れも湾曲した形状であるが、屈曲した形状であってもよい。
また、上述の第1実施形態の生理用ナプキン1Aにおいては、図3に示すように、伸縮性シート6の長手方向の一側部6aの非肌当接面側のシート62の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8aを形成しており、第2及び第3実施形態の生理用ナプキン1B,1Cにおいては、図5,図8に示すように、伸縮性シート6の長手方向の一側部6a及び他側部6bの非肌当接面側のシート62の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8a,8bを形成しているが、図9に示すように、伸縮性シート6の長手方向の一側部6a及び他側部6bがループ状の防漏壁7の中空内に折り返されて、肌当接面側のシート61の表面が、表面シート2の肌当接面側の表面に接合されて接合部8a,8bを形成していてもよい。
また、上述の第2、第3実施形態の生理用ナプキン1B,1Cにおいては、図4,図7に示すように、伸縮性シート6の長手方向(CL線方向)の他側部6bが、吸収体4上であって、吸収性本体5の側部5aに接合されているが、他側部6bが、吸収体4よりも幅方向(CL線方向と直交する方向)の外方(X5方向)であって、表面シート2の長手方向(CL線方向)側部における肌当接面に接合されていてもよい。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキン以外にも、例えば、使い捨ておむつ、失禁者用パッド等に好適に用いることができる。
本発明の第1実施形態である生理用ナプキンの斜視図である。 本発明の第1実施形態である生理用ナプキンの要部の斜視図である。 図2に示す生理用ナプキンのX1−X1線断面図である。 本発明の第2実施形態である生理用ナプキンの要部の斜視図である。 図4に示す生理用ナプキンのX2−X2線断面図である。 本発明の第2実施形態である生理用ナプキンの要部の平面図である 本発明の第3実施形態である生理用ナプキンの要部の斜視図である。 図7に示す生理用ナプキンのX3−X3線断面図である。 本発明の他の実施形態である生理用ナプキンの要部の斜視図である。
符号の説明
1A,1B,1C 生理用ナプキン
2 表面シート
3 裏面シート
31 ウイング部
32 粘着部
4 吸収体
41 凹欠部
5 吸収性本体
5a,5a’ 吸収性本体の長手方向の両側部
6,6’ 伸縮性シート
61 肌当接面側のシート
62 非肌当接面側のシート
63,63’ 弾性部材
6a 一側部
6b 他側部
7,7’ 防漏壁
71 高壁部
7a 頂部
8a 一側部側の接合部
8a1 外方凸部
8a2 非接合部
8b 他側部側の接合部
8b1 内方凸部
8c 括れ部
9 エンボス溝

Claims (6)

  1. 肌当接面を形成する表面シート、非肌当接面を形成する裏面シート及び両シート間に介在する吸収体を有する縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向両側部それぞれに帯状の伸縮性シートを接合して形成された中空のループ状の防漏壁とを備えた縦長の吸収性物品であって、
    前記防漏壁それぞれは、装着者の体液排泄部に当接される排泄部領域を含む、該排泄領域からその後方にかけての領域及び該排泄部領域からその前方にかけての領域の少なくとも何れか一方に、該防漏壁の高さが部分的に高い高壁部を有している吸収性物品。
  2. 前記伸縮性シートは、その長手方向の一側部が前記吸収性本体の側部における肌当接面側に接合され、その長手方向の他側部が該吸収性本体の側部における非肌当接面側に接合されており、
    前記一側部が接合された接合部及び前記他側部が接合された接合部同士の間の幅方向距離が括れて短い括れ部を、前記排泄部領域からその後方にかけての領域及び該排泄部領域からその前方にかけての領域の少なくとも何れか一方に有することにより、前記括れ部において前記高壁部が形成されている請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記伸縮性シートの前記一側部が接合された接合部は、前記括れ部を形成している部分において、前記ループ状の防漏壁の中空内に向って凸状に湾曲又は屈曲している請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記伸縮性シートは、その長手方向の一側部及びその長手方向の他側部それぞれが前記吸収性本体の側部における肌当接面側に接合され、該他側部が該一側部より前記吸収性物品の幅方向の外方の位置に接合されており、
    前記伸縮性シートの前記他側部が接合された接合部が、前記排泄部領域からその後方にかけての領域及び該排泄部領域からその前方にかけての領域の少なくとも何れか一方に、前記吸収性物品の幅方向の内方に向って凸状に湾曲又は屈曲している内方凸部を有し、
    さらに前記伸縮性シートの前記一側部が接合された接合部は、前記他側部側の前記接合部が前記内方凸部を形成している部分において、前記吸収性物品の幅方向の外方に向って凸状に湾曲又は屈曲している外方凸部を有していることにより、前記高壁部が形成されている請求項1に記載の吸収性物品。
  5. 前記内方凸部の吸収性物品幅方向の長さが、前記外方凸部の吸収性物品幅方向の長さよりも長い請求項4に記載の吸収性物品。
  6. 前記伸縮性シートは、その長手方向の一側部が前記表面シートの側部における肌当接面に接合され、その長手方向の他側部が該吸収性本体の側部における非肌当接面側に、又は前記表面シートの側部における肌当接面であって、前記一側部より前記吸収性物品の幅方向の外方の位置に接合されており、
    前記伸縮性シートの前記一側部が接合された接合部が、前記排泄部領域からその後方にかけての領域及び該排泄部領域からその前方にかけての領域の少なくとも何れか一方の領域に、前記表面シートと接合されていない非接合部を有することにより、前記高壁部が形成されている請求項1に記載の吸収性物品。
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