JP2010108546A - 半導体記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクセス速度の低下を最小限に抑制しつつ、プリデコード信号のリセットによる消費電力の増大を防止する。
【解決手段】ロウアドレスRADTをプリデコードすることによりプリデコード信号RFを生成するプリデコーダ100と、ロウアドレスRADTが不良アドレスであるか否かを判定する救済判定回路300と、救済判定回路300によりロウアドレスRADTが不良アドレスであると判定された場合に、救済アドレスRREDを生成する救済アドレスデコーダ400と、プリチャージコマンドの発行に応答して、プリデコード信号RFをリセットすることなく救済アドレスRREDをリセットする信号制御回路200とを備える。これにより、プリデコード信号RFのリセットによる消費電力の増大が防止される一方、ロウ系アクセスを律速する冗長パスについては高速なアクセスが担保される。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体記憶装置及びその制御方法に関し、特に、欠陥のある通常メモリセルを置換するための冗長メモリセルを有する半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)は、最も広く用いられている半導体記憶装置の一つである。近年用いられているDRAMは、クロック信号に同期してコマンドが入力、データが入出力されるシンクロナス型が大部分を占めている。シンクロナス型のDRAMに対するコマンドの発行は次のように行う。
まず、データの読み出しを行う場合には、アクティブコマンド(ACT)に同期してロウアドレスを入力し、次に、リードコマンド(READ)に同期してカラムアドレスを入力する。これにより、データ入出力ピンからはリードデータが出力される。一方、データの書き込みを行う場合には、アクティブコマンド(ACT)に同期してロウアドレスを入力し、次に、ライトコマンド(WRIT)に同期してカラムアドレスを入力する。これにより、データ入出力ピンに入力したライトデータが書き込まれる。そして、リード動作及びライト動作の最後にはプリチャージコマンド(PRE)を入力し、これにより、ワード線のリセットを行う。
アクティブコマンド(ACT)は、アクセス対象となるメモリセルのワード線を選択するためのコマンドである。アクティブコマンド(ACT)に同期して入力されたロウアドレスはプリデコーダによってプリデコードされ、これにより生成されたプリデコード信号はワード線を駆動するドライバ回路に供給される。特許文献1には、プリデコード信号を保持する保持回路がメモリセルアレイごとに設けられた例が開示されている。
通常、プリデコード信号は、プリチャージコマンド(PRE)の発行に応答してリセットされる。これは、次のアクティブコマンド(ACT)に同期してロウアドレスが入力された場合に、プリデコード信号をより高速に遷移させるためである。つまり、プリデコード信号が前回のアクティブコマンド(ACT)に対応する論理レベルのままであると、信号配線間におけるカップリングの影響によって、プリデコード信号の変化速度が低下するからである。これに対し、プリデコード信号を一旦リセットしておけば、カップリングの影響がなくなることから、プリデコード信号の変化速度が高速となる。
特開平9−320262号公報
しかしながら、プリデコード信号のリセットを行うと、信号配線上の電荷が全て流出する。このため、プリチャージコマンド(PRE)が発行されるたびにプリデコード信号のリセットを行うと、消費電力が増大するという問題があった。したがって、アクセス速度の低下を最小限に抑制しつつ、プリデコード信号のリセットによる消費電力の増大を防止する方法が望まれている。
本発明による半導体記憶装置は、通常メモリセル及び不良のある通常メモリセルを置換するための冗長メモリセルを含むメモリセルアレイを有し、アクティブコマンドに同期して供給されるロウアドレスに基づいてメモリセルアレイ内の所定のワード線を選択し、プリチャージコマンドに応答してワード線の選択を解除する半導体記憶装置であって、ロウアドレスをプリデコードすることによりプリデコード信号を生成するプリデコーダと、ロウアドレスが不良アドレスであるか否かを判定する救済判定回路と、救済判定回路によりロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合に、救済アドレスを生成する救済アドレスデコーダと、救済判定回路によりロウアドレスが不良アドレスではないと判定された場合には、プリデコード信号に基づいて通常メモリセルに対応するワード線を選択し、救済判定回路によりロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合には、救済アドレスに基づいて冗長メモリセルに対応するワード線を選択するワードドライバと、プリチャージコマンドの発行に応答して、プリデコード信号をリセットすることなく、救済アドレスをリセットする信号制御回路と、を備えることを特徴とする。
本発明による半導体記憶装置の制御方法は、通常メモリセル及び不良のある通常メモリセルを置換するための冗長メモリセルを含むメモリセルアレイを有し、アクティブコマンドに同期して供給されるロウアドレスに基づいてメモリセルアレイ内の所定のワード線を選択し、プリチャージコマンドに応答してワード線の選択を解除する半導体記憶装置の制御方法であって、ロウアドレスをプリデコードすることによりプリデコード信号を生成するプリデコード信号生成ステップと、ロウアドレスが不良アドレスであるか否かを判定する判定ステップと、判定ステップによりロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合に、救済アドレスを生成する救済アドレス生成ステップと、判定ステップによりロウアドレスが不良アドレスではないと判定された場合には、プリデコード信号に基づいて通常メモリセルに対応するワード線を選択し、判定ステップによりロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合には、救済アドレスに基づいて冗長メモリセルに対応するワード線を選択するワード線選択ステップと、プリチャージコマンドの発行に応答して、プリデコード信号をリセットすることなく、救済アドレスをリセットするアドレスリセットステップと、を備えることを特徴とする。
このように、本発明においては、プリチャージコマンドが発行されると、救済アドレスについてはリセットするが、プリデコード信号についてはリセットしない。これにより、プリデコード信号のリセットによる消費電力の増大が防止される。また、救済アドレスについてはプリチャージコマンドに応答してリセットを行っていることから、ロウ系アクセスを律速する冗長パスについては高速なアクセスが担保される。すなわち、正規パスと冗長パスとの速度差を利用し、プリデコード信号をリセットしないことによる正規パスの速度低下分を、本来であれば正規パスの待ち時間となる期間に充当していることから、正規パスの速度低下はロウ系アクセスを律速する冗長パスによって一部又は全部がマスクされることになる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置10の全体構成を示すブロック図である。
特に限定されるものではないが、本実施形態による半導体記憶装置10はDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。DRAMは、ロウアドレスに基づいてアクセス動作を行うロウ系回路と、カラムアドレスに基づいてアクセス動作を行うカラム系回路とを備えているが、図1にはこのうち本発明に関連するロウ系回路のみを示している。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置10は、8つのバンクBANK0〜BANK7を備えている。これらバンクは、それぞれ別個のコマンドにより動作可能な単位である。本発明においてバンク数が8個であることは必須でない。また、複数のバンクに分割されていることも必須でない。
半導体記憶装置10は、アドレスバッファ11及びコマンドデコーダ12を備えている。アドレスバッファ11には、アドレス端子21を介してアドレス信号Aが供給される。特に限定されるものではないが、アドレスバッファ11に入力されたアドレス信号Aは、そのまま内部アドレスMAXAとして出力され、各バンクバンクBANK0〜BANK7に共通に供給される。
また、コマンドデコーダ12には、それぞれバンクアドレス端子22、コマンド端子23〜25を介して、バンクアドレス信号BA、RASB信号(ロウアドレスストローブ信号)、CASB信号(カラムアドレスストローブ信号)及びWEB信号(ライトイネーブル信号)が供給される。コマンドデコーダ12は、これらRASB信号、CASB信号及びWEB信号の論理レベルの組み合わせに基づき、各種の内部コマンドを生成する。図1においては、このうち内部コマンドMSACT0〜MSACT7を示している。コマンドデコーダ12は、RASB信号、CASB信号及びWEB信号の論理レベルの組み合わせが「アクティブコマンド(ACT)」を示している場合に、バンクアドレス信号BAに対応する内部コマンドMSACT0〜MSACT7をハイレベルとし、RASB信号、CASB信号及びWEB信号の論理レベルの組み合わせが「プリチャージコマンド(PRE)」を示している場合に、バンクアドレス信号BAに対応する内部コマンドMSACT0〜MSACT7をローレベルとする。図1に示すように、内部コマンドMSACT0〜MSACT7は、それぞれ対応するバンクBANK0〜BANK7に供給される。
半導体記憶装置10には、その他の外部端子として、クロック入力端子、データ入出力端子、電源端子なども備えられているが、これらについての図示は省略されている。
図2は、BANK0の回路構成を示すブロック図である。他のバンクBANK1〜BANK7についても、図2に示すBANK0と同様の回路構成を有している。
図2に示すように、内部アドレスMAXA及び内部コマンドMSACT0は、アドレスラッチ回路30に供給される。アドレスラッチ回路30に取り込まれた内部アドレスMAXAのうち、ロウアドレスRADTはロウプリデコーダ100に供給される。特に限定されるものではないが、本実施形態におけるロウアドレスRADTは14ビットの信号である。
図3は、ロウプリデコーダ100の回路図である。
図3に示すように、ロウプリデコーダ100は、5つのデコーダ110,120,130,140,150によって構成されている。ロウプリデコーダ100によってプリデコードされるロウアドレスRADTは14ビットの信号であり、図3においてはRADT<13:0>と表記している。これは、ロウアドレスRADTがRADT<13>〜RADT<0>からなる14ビットの信号であることを意味している。
ロウプリデコーダ100を構成する5つのデコーダ110,120,130,140,150は、それぞれロウアドレスの2ビットRADT<1:0>、3ビットRADT<4:2>、3ビットRADT<7:5>、3ビットRADT<10:8>及び3ビットRADT<13:11>をデコードする。これにより、デコーダ110は4ビットのプリデコード信号RF0B<3:0>を生成し、デコーダ120は8ビットのプリデコード信号RF2T<7:0>を生成し、デコーダ130は8ビットのプリデコード信号RF5T<7:0>を生成し、デコーダ140は8ビットのプリデコード信号RF8T<7:0>を生成し、デコーダ150は4ビットのプリデコード信号RF11T<3:0>及び2ビットのプリデコード信号RF13T<1:0>を生成する。
図3に示すように、ロウプリデコーダ100を構成するデコーダ110,120,130,140,150には、出力であるプリデコード信号をリセットするための信号が供給されない。このことは、ロウアドレスRADTが入力されることによってプリデコード信号の論理レベルが確定すると、次にロウアドレスRADTが変化するまで、プリデコード信号の論理レベルが保持されることを意味する。
これらプリデコード信号は、図2に示すように、メインワードドライバ500及びアレイコントロール回路600に供給される。詳細については後述するが、メインワードドライバ500には2種類のメインワードドライバMWD,MWDRが含まれており、アレイコントロール回路600には2種類のコントロール回路ARAC,ARACRが含まれている。メインワードメインワードドライバMWD及びコントロール回路ARACは、通常メモリセルMCにアクセスするための回路であり、メインワードドライバMWDR及びコントロール回路ARACRは、通常メモリセルMC又は冗長メモリセルRMCにアクセスするための回路である。
一方、アドレスラッチ回路30は、ロウアドレスRADTの出力タイミングと同期して、タイミング信号R1を生成する。タイミング信号R1は、図2に示す信号制御回路200に供給される。
図4は、信号制御回路200の回路図である。
図4に示すように、信号制御回路200は、タイミング信号R1を遅延させるディレイ回路201〜203を備えている。ディレイ回路203の出力は、タイミング信号R1ACTとして出力され、図2に示すようにアレイコントロール回路600に供給される。一方、ディレイ回路201,202の出力は、NOR回路211に供給される。NOR回路211の出力は、センス停止信号SAOFFTとしてセンスアンプ制御回路220に供給されるとともに、ディレイ回路204,205に供給される。
ディレイ回路204の出力は、ディレイ回路231及びNAND回路232からなるパルス生成回路230に供給される。パルス生成回路230の出力は、フリップフロップ回路250に供給され、フリップフロップ回路250をセット状態に変化させる。一方、ディレイ回路205の出力は、ディレイ回路241及びNAND回路242からなるパルス生成回路240に供給される。パルス生成回路240の出力は、フリップフロップ回路250に供給され、フリップフロップ回路250をリセット状態に変化させる。
フリップフロップ回路250の出力はセンスアンプ制御回路220に供給されるとともに、タイミング信号R2ACTとして出力される。タイミング信号R2ACTは、図2に示すアレイコントロール回路600に供給される。センスアンプ制御回路220は、フリップフロップ回路250の出力に応答してセンスアンプ動作信号SATを活性化させるとともに、センス停止信号SAOFFTに応答してセンスアンプ動作信号SATを非活性化させる。後述するように、センスアンプ動作信号SATには、タイミング信号SAP1T,SAP2T,SANが含まれる。
パルス生成回路240の出力はディレイ回路206にも供給される。ディレイ回路201,206の出力は、OR回路212に供給される。OR回路212の出力は、ヒューズイネーブル信号RFUETとして図2に示す救済判定回路300に供給される。ヒューズイネーブル信号RFUETは、アクティブコマンド(ACT)が発行されると活性化し、プリチャージコマンド(PRE)が発行されると非活性化する。したがって、救済判定回路300は、プリチャージコマンド(PRE)が発行されると非活性状態となり、その出力がリセットされる。一方、図2に示すように、ヒューズイネーブル信号RFUETはロウプリデコーダ100には供給されておらず、したがって、ロウプリデコーダ100はプリチャージコマンド(PRE)が発行されても非活性状態とはならず、その出力はリセットされない。プリデコード信号のリセットを行うと、信号配線上の電荷が全て流出することから消費電力が増大するが、本実施形態ではプリデコード信号のリセットによる消費電力の増大は生じない。
図5は、救済判定回路300の回路図である。
図5に示すように、救済判定回路300は複数(本実施形態では64個)のヒューズセット310を有している。ヒューズセット310はそれぞれ不良アドレス、つまり、置換されるべき通常メモリセルのアドレスを不揮発的に記憶している。アドレスを記憶する素子の種類については特に限定されず、レーザービーム又は大電流によって切断可能なヒューズ素子であっても構わないし、絶縁破壊によって非導通状態から導通状態に遷移させることが可能なアンチヒューズ素子であっても構わない。
各ヒューズセット310には、ロウアドレスRADT及びヒューズイネーブル信号RFUETが供給されており、ヒューズイネーブル信号RFUETの活性化に応答して、供給されたロウアドレスRADTと記憶している不良アドレスとを比較する。比較の結果、両者が一致しなかった場合(ミスヒットの場合)、対応するミスヒット信号PRMISTをハイレベルに活性化させる。一方、両者が一致した場合(ヒットした場合)、対応するミスヒット信号RRMISTをローレベルとする。ミスヒット信号RRMISTは、図2に示した救済アドレスデコーダ400に供給される。
また、救済判定回路300に供給されたヒューズイネーブル信号RFUETは、インバータ320によって反転される。反転されたヒューズイネーブル信号RFUEBは救済アドレスデコーダ400に供給される。
図6は、ヒューズセット310の回路図である。
図6に示すように、ヒューズセット310は、イネーブルビットEBit及びロウアドレスRADT<13:0>にそれぞれ対応する判定ビットBit0〜Bit13を出力するヒューズプログラム311を備えている。イネーブルビットEBitは、当該ヒューズセット310を使用状態とする場合にはローレベルに固定される信号である。判定ビットBit0〜Bit13は、それぞれ対応するコンパレータ312〜31213に供給され、これによって対応するロウアドレスRADT<13:0>との比較が行われる。比較の結果、両者が一致すれば各コンパレータ312〜31213の出力はローレベルとなる。不一致の場合はハイレベルである。
コンパレータ312〜31213の出力は、それぞれトランジスタ313〜31313のゲートに供給される。また、イネーブルビットEBitはトランジスタ314のゲートに供給される。これらトランジスタ313〜31313及びトランジスタ314は、プリチャージラインPRELとディスチャージラインDISLとの間に並列接続されている。プリチャージラインPRELは、ヒューズイネーブル信号RFUETがローレベル(非活性状態)である場合、プリチャージトランジスタ315によってプリチャージされる。プリチャージラインPRELのプリチャージ状態は、インバータ316によるフィードバックによって維持される。一方、ディスチャージラインDISLは、ヒューズイネーブル信号RFUETがローレベル(非活性状態)である場合には、インバータ317によってハイレベル(ディスチャージ不可状態)となり、ヒューズイネーブル信号RFUETがハイレベル(活性状態)である場合には、インバータ317によってローレベル(ディスチャージ許可状態)となる。
そして、インバータ316を介したプリチャージラインPRELのレベルと、ディスチャージラインDISLのレベルはOR回路318に供給され、その出力はミスヒット信号RRMIST<0>として用いられる。
このような構成を有するヒューズセット310は、次のような動作を行う。まず、ヒューズイネーブル信号RFUETがローレベル(非活性状態)である期間において、プリチャージラインPRELのプリチャージを行う。次に、ヒューズイネーブル信号RFUETがハイレベル(活性状態)に変化すると、ディスチャージラインDISLのディスチャージが行われるが、上述の通り、インバータ316によるフィードバックによってプリチャージラインPRELはプリチャージ状態に保たれる。
この状態で、コンパレータ312〜31213の出力及びイネーブルビットEBitが全てローレベルであれば、トランジスタ313〜31313及びトランジスタ314は全てオフ状態となることから、プリチャージラインPRELからディスチャージラインDISLへの電流パスは形成されない。つまり、この場合には、プリチャージラインPRELはプリチャージ状態に保たれ、その結果、ミスヒット信号RRMIST<0>はローレベルとなる。
これに対し、コンパレータ312〜31213の出力及びイネーブルビットEBitが一つでもハイレベルであれば、トランジスタ313〜31313及びトランジスタ314の少なくとも一つがオンすることから、プリチャージラインPRELからディスチャージラインDISLへの電流パスが形成される。つまり、この場合には、プリチャージラインPRELはディスチャージされ、その結果、ミスヒット信号RRMIST<0>はハイレベルとなる。
このようにして、64個のヒューズセット310は、それぞれミスヒット信号PRMISTを生成する。
図7は、救済アドレスデコーダ400の回路図である。
図7に示すように、救済アドレスデコーダ400は、それぞれ対応する4ビット分のミスヒット信号RRMISTを受ける16個の制御回路410と、ヒット信号RHITORを生成するNAND回路420とを備えている。
各制御回路410は、ミスヒット信号RRMISTに応答して、対応する4ビットの救済アドレスRREDF0B及び1ビットの救済アドレスRREDMSBを生成する。このうち、救済アドレスRREDF0B(全64ビット)は、図2に示すアレイコントロール回路600に供給され、救済アドレスRREDMSB(全16ビット)は、図2に示すメインワードドライバ500及びアレイコントロール回路600に供給される。
さらに、救済アドレスRREDMSBは、NAND回路420にも供給される。NAND回路420は、16ビットの救済アドレスRREDMSBのいずれかが活性化した場合、ヒット信号RHITORをハイレベルに活性化させる回路である。つまり、ヒット信号RHITORは、救済判定回路300に含まれるいずれかのヒューズセット310が一致を検出した場合に活性化される。
ヒット信号RHITORは、救済アドレスRREDMSBとともにメインワードドライバ500及びアレイコントロール回路600に供給され、通常メモリセルへのアクセスを中止させる中止信号として用いられる。
次に、メインワードドライバ500について説明する。メインワードドライバ500には2種類のメインワードドライバMWD,MWDRがそれぞれ複数個含まれている。
図8は、メインワードドライバ500に含まれるメインワードドライバMWDの回路図である。
メインワードドライバMWDは通常メモリセルMCにアクセスするための回路であり、図8に示すように、複数のドライバ回路510と、ノードA0,A1・・・のプリチャージタイミングを決めるプリチャージ制御回路520と、ノードA0,A1・・・のディスチャージタイミングを決めるディスチャージ制御回路530とを備えている。
ドライバ回路510は、それぞれノードA0,A1・・のレベルに基づいて対応するメインワード線MWL0B<0>,<1>・・・を駆動する回路であり、電源電位VPPとノードA0,A1・・・との間に接続されたプリチャージトランジスタ511と、ノードA0,A1・・・に直列接続されたディスチャージパス512と、ノードA0,A1・・・のプリチャージ状態を維持するラッチ回路513と、ラッチ回路513の出力をレベル変換するレベル変換回路514によって構成されている。
プリチャージトランジスタ511のゲート電極には、プリチャージ制御回路520の出力信号RMSXDPが供給されており、これがローレベルになるとノードA0,A1・・・が電源電位VPPにプリチャージされる。また、ディスチャージパス512は、ノードA0,A1・・・に直列接続された3つのトランジスタからなり、そのゲート電極にはプリデコード信号RF2Tの1ビット、RF5Tの1ビット及びRF13Tの1ビットがそれぞれ供給される。ディスチャージパス512に供給されるプリデコード信号RF2T,RF5T,RF13Tの組み合わせは、ドライバ回路510ごとに相違しており、プリデコード信号RF2T,RF5T,RF13Tの対応するビットがいずれもハイレベルになると、ディスチャージパス512が導通状態となる。
レベル変換回路514は、ロー側の電位をVSSレベル(グランドレベル)からVKKレベル(<VSS)に変換する回路である。したがって、メインワードドライバMWDによって駆動されるメインワード線MWL0B<0>,<1>・・・は、VKKレベルからVPPレベルの間で遷移する。
一方、プリチャージ制御回路520は、複数の論理回路521〜524と、レベル変換回路525によって構成されている。論理回路521〜524は、プリデコード信号RF8Tの1ビット,RF11Tの1ビット、ヒット信号RHITOR及びタイミング信号R1ACTに基づき、プリチャージトランジスタ511を制御する。このうち、論理回路521〜523は、通常の電源(VDD)によって動作する一方、論理回路524については昇圧された電源VPPによって動作する。したがって、レベル変換回路525は、論理回路523,524間において信号レベルの変換を行う。
プリチャージ制御回路520に供給されるプリデコード信号RF8T,RF11Tの組み合わせはメインワードドライバMWDごとに相違しており、プリデコード信号RF8T,RF11Tの対応するビットがいずれもハイレベルであれば、タイミング信号R1ACTの活性化に応答してノードA0,A1・・・のプリチャージを停止させる。但し、ヒット信号RHITORが活性化した場合には、プリデコード信号RF8T,RF11Tに関わらず、プリチャージ動作を再開させる。
ディスチャージ制御回路530は、ディスチャージパス512に接続されたインバータ531と、インバータ531を制御する複数の論理回路532〜535によって構成されている。ディスチャージ制御回路530には、タイミング信号R1ACT,R2ACTが供給されており、プリデコード信号RF8T,RF11Tの対応するビットがいずれもハイレベルであれば、タイミング信号R2ACTの活性化に応答してインバータ531の出力をローレベルとし、ノードA0,A1・・・のディスチャージを許可する。但し、ヒット信号RHITORが活性化した場合には、プリデコード信号RF8T,RF11Tに関わらずインバータ531の出力はハイレベルとなり、ノードA0,A1・・・のディスチャージを禁止する。
このような回路構成により、メインワードドライバMWDは、ロウアドレスRADTに応じて所定のメインワード線MWL0B<0>,<1>・・・を活性化させることができる。そして、不良アドレスの検出によってヒット信号RHITORが活性化した場合には、メインワード線MWL0B<0>,<1>・・・の選択動作を停止し、全てのメインワード線MWL0B<0>,<1>・・・を非活性状態にリセットすることが可能である。換言すれば、ヒット信号RHITORのレベルが確定する前の段階においては、ロウアドレスRADTが不良アドレスであるか否かにかかわらず、ドライバ回路510はメインワード線MWL0B<0>,<1>・・・を活性化させる。
上述の通り、メインワードドライバ500には、このようなメインワードドライバMWDが複数設けられている。
図9は、メインワードドライバ500に含まれるメインワードドライバMWDRの回路図である。
メインワードドライバMWDRは通常メモリセルMC又は冗長メモリセルRMCにアクセスするための回路であり、図9に示すように、2つのドライバ回路540と、ノードB0,B1のプリチャージタイミングを決めるプリチャージ制御回路550と、ノードB0,B1のディスチャージタイミングを決めるディスチャージ制御回路560が追加された構成を有している。その他の構成については、図8に示したメインワードドライバMWDと同じであることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ドライバ回路540は、それぞれノードB0,B1のレベルに基づいて対応する冗長メインワード線RMWL0B<0>,<1>を駆動する回路であり、ディスチャージパス542が2つのトランジスタによって構成されている他は、図8に示したドライバ回路510と同様の回路構成を有している。ディスチャージパス542を構成するトランジスタの一方には、救済アドレスデコーダ400の出力である救済アドレスRREDMSBの反転信号が供給される。
プリチャージ制御回路550は、複数の論理回路551,552及びレベル変換回路553によって構成されている。論理回路551,552は、救済アドレスRREDMSB及びタイミング信号R1ACTに基づき、プリチャージトランジスタ541を制御する。救済アドレスRREDMSBはローアクティブな信号であり、通常時においてはハイレベルである。そして、不良アドレスの検出によっていずれかの救済アドレスRREDMSBがローレベルに変化すると、タイミング信号R1ACTの活性化に応答してノードB0,B1のプリチャージを停止させる。
ディスチャージ制御回路560は、ディスチャージパス542に接続されたインバータ561と、インバータ561を制御する複数の論理回路562〜564によって構成されている。ディスチャージ制御回路560には、タイミング信号R1ACT,R2ACT及び救済アドレスRREDMSBが供給されており、いずれかの救済アドレスRREDMSBがローレベルであれば、タイミング信号R2ACTの活性化に応答してインバータ561の出力をローレベルとし、ノードB0,B1のディスチャージを許可する。
このような回路構成により、メインワードドライバMWDRは、図8に示したメインワードドライバMWDの機能に加え、不良アドレスが検出されると、所定の冗長メインワード線RMWL0B<0>,<1>を活性化させることができる。このように、ロウアドレスRADTが不良アドレスである場合には、ドライバ回路540は冗長メインワード線RMWL0B<0>,<1>を活性化させる。
上述の通り、メインワードドライバ500には、このようなメインワードドライバMWDRが複数設けられている。
次に、アレイコントロール回路600について説明する。アレイコントロール回路600には2種類のコントロール回路ARAC,ARACRがそれぞれ複数個含まれている。
図10は、アレイコントロール回路600に含まれるコントロール回路ARACの回路図である。
図10に示すように、コントロール回路ARACは、イコライズ信号BLEQ0Bを生成するイコライズ制御回路610と、サブワード線選択信号FX0Bを生成するサブワード制御回路620によって構成されている。これらイコライズ制御回路610及びサブワード制御回路620は、いずれも複数の論理回路によって構成されている。
イコライズ制御回路610は、プリデコード信号RF8Tの2ビット、RF11Tの1ビット、RF13Tの1ビット、ヒット信号RHITOR及びタイミング信号R1ACT,R2ACTに基づいて、イコライズ信号BLEQ0Bを生成する。イコライズ制御回路610に供給されるプリデコード信号RF8T,RF11T,RF13Tの組み合わせはコントロール回路ARACごとに相違しており、これらが所定の組み合わせとなった場合に、イコライズ信号BLEQ0Bをハイレベルに非活性化させる。但し、ヒット信号RHITORが活性化した場合には、プリデコード信号RF8T,RF11T,RF13Tに関わらず、イコライズ信号BLEQ0Bはローレベル(アクティブ)となる。
サブワード制御回路620は、プリデコード信号RF0Bの1ビット、RF8Tの2ビット、RF11Tの1ビット、RF13Tの1ビット、ヒット信号RHITOR及びタイミング信号R2ACTに基づいて、サブワード線選択信号FX0Bを生成する。サブワード制御回路620に供給されるプリデコード信号RF0B,RF8T,RF11T,RF13Tの組み合わせもコントロール回路ARACごとに相違しており、これらが所定の組み合わせとなった場合に、サブワード線選択信号FX0Bをローレベルに活性化させる。但し、ヒット信号RHITORが活性化した場合には、プリデコード信号RF0B,RF8T,RF11T,RF13Tに関わらず、サブワード線選択信号FX0Bはハイレベル(非アクティブ)となる。
図11は、アレイコントロール回路600に含まれるコントロール回路ARACRの回路図である。
図11に示すように、コントロール回路ARACRは、イコライズ信号BLEQ0Bを生成するイコライズ制御回路630と、サブワード線選択信号FX0Bを生成するサブワード制御回路640によって構成されている。これらイコライズ制御630及びサブワード制御回路640は、いずれも複数の論理回路によって構成されている。
イコライズ制御回路630は、図10に示したイコライズ制御回路610と類似しているが、さらに救済アドレスRREDMSBに基づいてイコライズ信号BLEQ0Bを生成する点において相違する。イコライズ制御回路630は、図11に示す回路構成により、プリデコード信号RF8T,RF11T,RF13Tが所定の組み合わせとなった場合のみならず、救済アドレスRREDMSBが活性化した場合においても、イコライズ信号BLEQ0Bをハイレベルに非活性化させる。
サブワード制御回路640についても、図10に示したサブワード制御回路620と類似しているが、さらに救済アドレスRREDF0Bに基づいてサブワード線選択信号FX0Bを生成する点において相違する。サブワード制御回路640は、図11に示す回路構成により、プリデコード信号RF0B,RF8T,RF11T,RF13Tが所定の組み合わせとなった場合のみならず、救済アドレスRREDF0Bが活性化した場合においても、サブワード線選択信号FX0Bをローレベルに活性化させる。
メインワードドライバ500及びアレイコントロール回路600によって生成される各種信号は、図2に示すメモリセルアレイ700に供給される。メモリセルアレイ700には、それぞれサブワード線SWL及び冗長サブワード線RSWLを駆動する複数のサブワードドライバSWD,SWDRと、ビット線BLに接続された複数のセンスアンプSAが設けられている。サブワード線SWLとビット線BLとの交点には通常メモリセルMCが配置され、冗長サブワード線RSWLとビット線BLとの交点には冗長メモリセルRMCが配置されている。尚、実際のメモリセルアレイ700には、冗長ビット線なども設けられているが、これらについては図示しない。
図12は、サブワードドライバSWDの回路図である。
図12に示すように、サブワードドライバSWDは、メインワード線MWL0Bのレベルを反転させるインバータ710と、サブワード線選択信号FX0Bに基づいてインバータ710に電圧供給するインバータ711と、サブワード線選択信号FX0Bに基づいてサブワード線SWLをリセットするリセットトランジスタ712によって構成されている。かかる構成により、メインワード線MWL0B及びサブワード線選択信号FX0Bの両方がローレベルに活性化すると、対応するサブワード線SWLがハイレベルに駆動される。その他の場合には、ローレベルに固定される。
図13は、サブワードドライバSWDRの回路図である。図13に示すように、サブワードドライバSWDRは、メインワード線MWL0B及びサブワード線SWLの代わりに、冗長メインワード線RMWL0B及び冗長サブワード線RSWLが用いられる他は、図12に示したサブワードドライバSWDと同じ回路構成を有している。
図14は、センスアンプSAの回路図である。
図14に示すように、センスアンプSAは、ビット線対BLT,BLBに接続されたセンス回路部720と、センス回路部720をイコライズするイコライズ回路730と、センス回路部720を駆動するドライバ回路740とを有しており、アクセスされた通常メモリセルMC又は冗長メモリセルRMCのデータを増幅する役割を果たす。
センス回路部720は、クロスカップルされたフリップフロップ回路であり、一方の入出力ノードa1がビット線BLTに接続され、他方の入出力ノードa2がビット線BLBに接続されている。また、イコライズ回路730は、イコライズ信号BLEQ0Bに応答して活性化する回路であり、イコライズ信号BLEQ0Bがローレベルになると、センス回路部720の入出力ノードa1,a2を同電位VBLPにイコライズする。この時、センス回路部720に動作電圧を供給する配線PCS,NCSも同電位にイコライズされる。
ドライバ回路740は、配線PCS,NCSを介してセンス回路部720に動作電圧を供給する回路であり、配線PCSに接続されたトランジスタ741,742と、配線NCSに接続されたトランジスタ743によって構成されている。
トランジスタ741は、タイミング信号SAP1Tに応答して配線PCSにオーバードライブ電位VOD(>VARY)を供給するトランジスタであり、センス動作の初期においてオンする。トランジスタ742は、タイミング信号SAP2Tに応答して配線PCSにアレイ電位VARY(メモリセルのハイ側電位)を供給するトランジスタであり、トランジスタ741によるオーバードライブの終了後にオンする。トランジスタ743は、タイミング信号SANに応答して配線NCSに接地電位VSS(メモリセルのロー側電位)を供給するトランジスタであり、センス動作中において常時オンする。上述の通り、タイミング信号SAP1T,SAP2T,SANは、図2及び図4に示すセンスアンプ動作信号SATを構成する。
このような回路構成により、イコライズ回路730が非活性状態となり、ドライバ回路740が活性状態となると、ビット線対BLT,BLBを介したメモリセルMC,RMCに対するデータの読み出し及び書き込みが可能となる。
図15は、通常メモリセルMC及び冗長メモリセルRMCの回路図である。
図15に示すように、通常メモリセルMC及び冗長メモリセルRMCは同じ回路構成を有しており、いずれも、ビット線BL(BLT又はBLB)に直列接続されたセルトランジスタCT及びストレージキャパシタSCによって構成されている。通常メモリセルMCにおいては、セルトランジスタCTのゲート電極がサブワード線SWLに接続されており、冗長メモリセルRMCにおいては、セルトランジスタCTのゲート電極が冗長サブワード線RSWLに接続されている。かかる構成により、サブワード線SWL又は冗長サブワード線RSWLが活性化すると、対応するセルトランジスタCTがオンし、ストレージキャパシタSCがビット線BLに接続される。これにより、ビット線BLを介した電荷の授受を行うことが可能となる。
以上が本実施形態による半導体記憶装置の回路構成である。このような回路構成により、ヒット信号RHITORのレベルが確定する前の段階においては、ロウアドレスRADTが不良アドレスであるか否かにかかわらず、サブワードドライバSWDは通常メモリセルへのアクセス動作を実行することができる。また、ロウアドレスRADTが不良アドレスである場合には、サブワードドライバSWDRは冗長メモリセルへのアクセス動作を実行することができる。
次に、本実施形態による半導体記憶装置10の動作について説明する。
図16は、半導体記憶装置10におけるロウ系回路の基本的な動作を説明するための波形図である。
図16に示すように、アクティブコマンド(ACT)が発行されると、アドレスラッチ回路30によりタイミング信号R1が活性化し、これに応答して信号制御回路200によりタイミング信号R1ACT,R2ACTがこの順に活性化する。これにより、メインワードドライバMWD,MWDR及びコントロール回路ARAC,ARACRは、タイミング信号R1ACT,R2ACTに同期して動作を行うため、イコライズ信号BLEQBが非活性化され、メインワード線MWLB及びサブワード線選択信号FXBが活性化される。また、タイミング信号R1の活性化に応答して、ヒューズイネーブル信号RFUETも活性化する。
これにより、ロウアドレスRADTによって指定されるワード線WLが立ち上がり、ビット線対BLに電位差が生じる。ビット線対BLにある程度の電位差が生じた後、センスアンプ動作信号SATが活性化する。その結果、センスアンプSAが活性化し、ビット線対BLはフル振幅する。その後、図示しないカラム系回路の制御により、リード動作又はライト動作が実行される。
そして、リード動作又はライト動作が完了し、プリチャージコマンド(PRE)が発行されると、タイミング信号R1が非活性化し、これに応答してタイミング信号R1ACT,R2ACTがこの順に非活性化する。これにより、メインワード線MWLB及びサブワード線選択信号FXBがリセットされ、センスアンプSAも非活性化される。また、イコライズ信号BLEQBが活性化され、ビット線はプリチャージ状態となる。さらに、ヒューズイネーブル信号RFUETも非活性化される。
上述の通り、ヒューズイネーブル信号RFUETが非活性化すると、ミスヒット信号RRMISTが全てハイレベルとなることから、救済アドレスデコーダ400の出力である救済アドレスは全てリセットされる。これに対し、ヒューズイネーブル信号RFUETはロウプリデコーダ100には供給されていないことから、プリデコード信号についてはリセットされず、従前の論理レベルが維持される。図17はこれを説明するためのタイミング図である。尚、図17は、各信号がどのコマンドに対応して遷移するのかを説明するための模式的なタイミング図であり、各信号の遷移タイミングは厳密なものではない。
図17においてRF<x>と標記しているのは、アクティブコマンドACT(a)に対応するロウアドレスRADTによって活性化するプリデコード信号であり、RF<y>と標記しているのは、アクティブコマンドACT(b)に対応するロウアドレスRADTによって活性化するプリデコード信号である。また、RRED<x>と標記しているのは、アクティブコマンドACT(a)に対応するロウアドレスRADTによって活性化する救済アドレスであり、RRED<y>と標記しているのは、アクティブコマンドACT(b)に対応するロウアドレスRADTによって活性化する救済アドレスである。
図17に示すように、1回目のアクティブコマンドACT(a)が発行されると、これに応答してプリデコード信号RF<x>及び救済アドレスRRED<x>が選択される。もちろん、救済アドレスRRED<x>が選択されるのは、ヒットした場合のみであり、ミスヒットの場合には選択される救済アドレスは存在しない。その後、プリチャージコマンド(PRE)が発行されると、救済アドレスRRED<x>はリセットされるが、プリデコード信号RF<x>についてはリセットされず、そのまま選択状態が保たれる。
次に、2回目のアクティブコマンドACT(b)が発行されると、これに応答してプリデコード信号RF<y>及び救済アドレスRRED<y>が選択される。但し、救済アドレスRRED<y>が選択されるのは、ヒットした場合のみであり、ミスヒットの場合には選択される救済アドレスは存在しない。
この時、救済アドレスRRED<y>が確定すると、その遷移は高速に行われる。これは、プリチャージコマンド(PRE)に応答して従前の救済アドレスRRED<x>がリセットされているからであり、カップリングによる遷移の遅延が生じないからである。これに対し、プリデコード信号RF<y>の遷移は、救済アドレスの遷移よりも低速となる。これは、従前のプリデコード信号RF<x>がリセットされていないため、カップリングによって信号遷移に時間がかかるからである。
しかしながら、救済アドレスRRED<y>の確定は、救済判定回路300による判定を待つ必要があることから、プリデコード信号RF<y>の確定よりもそもそも遅い。つまり、プリデコード信号RFを用いた「正規パス」と救済アドレスRREDを用いた「冗長パス」とでは信号の伝搬速度に差があり、通常は冗長パスによってロウ系アクセスが律速される。本実施形態は、このような伝搬速度差を利用し、高速な正規パスにおいてプリデコード信号のリセットを行わない構成を採用することにより、実質的にアクセス速度を低下させることなく、プリデコード信号のリセットによる消費電力の増大を防止している。つまり、プリデコード信号RF<y>の遷移が、救済アドレスRRED<y>の遷移と同時かそれよりも早ければ、アクセス速度の低下は生じない。
但し、本発明において、プリデコード信号RF<y>の遷移が救済アドレスRRED<y>の遷移と同時かそれよりも早いことは必須でなく、プリデコード信号RF<y>の遷移の方が遅くても構わない。この場合は若干アクセス速度が低下するが、大幅な低下をもたらすことはない。したがって、信号制御回路200は、ロウアドレスの入力に基づくプリデコード信号の遷移プリデコード信号RF<y>及び救済アドレスRRED<y>の遷移のいずれか遅い方を基準として、タイミング信号R1ACT,R2ACTが活性化するよう設計すればよい。
プリデコード信号RFの遷移速度の低下を抑制するためには、プリデコード信号RFを伝達する複数の信号配線をツイスト構造とすることが好ましい。
図18は、プリデコード信号RF11T<3:0>の配線構造を示す模式的な平面図である。
図18に示す例では、Xデコーダ領域XDECによってメモリセルアレイ700が二分割されている。Xデコーダ領域XDECとは、メインワードドライバMWD,MWDRやコントロール回路ARAC,ARACRが配置される領域である。プリデコード信号RF11T<3:0>は、最終段のドライバ890の駆動により、ロウプリデコーダ100からY方向に延びる4本の信号配線800〜803を介してXデコーダ領域XDECに供給され、さらにX方向に延びる4本の信号配線810〜813を介してXデコーダ領域XDEC内の各回路に分配される。Y方向に延びる4本の信号配線800〜803については、例えば3層目のアルミ配線を用いることができ、X方向に延びる4本の信号配線810〜813については、例えば2層目のアルミ配線を用いることができる。
図18に示すように、Y方向に延びる4本の信号配線800〜803は、いずれもシールド電源配線820によって挟まれている。つまり、信号配線間には必ずシールド電源配線820が介在している。シールド電源配線820は、信号配線800〜803と同一の配線層(例えば3層目のアルミ配線)が用いられる。これにより、信号配線800〜803間におけるカップリングが低減し、信号の遷移速度低下が抑制される。
さらに、X方向に延びる4本の信号配線810〜813は、隣接する信号配線が入れ替わるツイスト構造を有している。これにより、隣接する信号配線がXデコーダ領域XDECの全長に亘って固定されることがないため、カップリングが低減し、信号の遷移速度低下が抑制される。
尚、図18では、プリデコード信号RF11T<3:0>を伝達する信号配線をツイスト構造とし、配線間にシールド構造を設けた例を説明したが、他のプリデコード信号(RF0B<3:0>、RF2T<7:0>、RF5T<7:0>、信号RF8T<7:0>、RF13T<1:0>)についても同様の構造とすることが好ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、本発明をDRAMに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用対象がこれに限定されるものではなく、フラッシュメモリ、相変化メモリ(PRAM)、可変抵抗メモリ(RRAM)など、他の種類の半導体記憶装置に適用することも可能である。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置10の全体構成を示すブロック図である。 BANK0の回路構成を示すブロック図である。 ロウプリデコーダ100の回路図である。 信号制御回路200の回路図である。 救済判定回路300の回路図である。 ヒューズセット310の回路図である。 救済アドレスデコーダ400の回路図である。 メインワードドライバMWDの回路図である。 メインワードドライバMWDRの回路図である。 コントロール回路ARACの回路図である。 コントロール回路ARACRの回路図である。 サブワードドライバSWDの回路図である。 サブワードドライバSWDRの回路図である。 センスアンプSAの回路図である。 通常メモリセルMC及び冗長メモリセルRMCの回路図である。 半導体記憶装置10におけるロウ系回路の基本的な動作を説明するための波形図である。 ヒューズイネーブル信号RFUETとプリデコード信号及び救済アドレスとの関係を示す模式的なタイミング図である。 プリデコード信号RF11T<3:0>の配線構造を示す模式的な平面図である。
符号の説明
10 半導体記憶装置
11 アドレスバッファ
12 コマンドデコーダ
21 アドレス端子
22 バンクアドレス端子
23〜25 コマンド端子
30 アドレスラッチ回路
100 ロウプリデコーダ
200 信号制御回路
300 救済判定回路
400 救済アドレスデコーダ
500 メインワードドライバ
600 アレイコントロール回路
700 メモリセルアレイ

Claims (6)

  1. 通常メモリセル及び不良のある前記通常メモリセルを置換するための冗長メモリセルを含むメモリセルアレイを有し、アクティブコマンドに同期して供給されるロウアドレスに基づいて前記メモリセルアレイ内の所定のワード線を選択し、プリチャージコマンドに応答して前記ワード線の選択を解除する半導体記憶装置であって、
    前記ロウアドレスをプリデコードすることによりプリデコード信号を生成するプリデコーダと、
    前記ロウアドレスが不良アドレスであるか否かを判定する救済判定回路と、
    前記救済判定回路により前記ロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合に、救済アドレスを生成する救済アドレスデコーダと、
    前記救済判定回路により前記ロウアドレスが不良アドレスではないと判定された場合には、前記プリデコード信号に基づいて前記通常メモリセルに対応するワード線を選択し、前記救済判定回路により前記ロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合には、前記救済アドレスに基づいて前記冗長メモリセルに対応するワード線を選択するワードドライバと、
    前記プリチャージコマンドの発行に応答して、前記プリデコード信号をリセットすることなく、前記救済アドレスをリセットする信号制御回路と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記プリデコード信号を伝達する複数の信号配線は、隣接する前記信号配線が入れ替わるツイスト構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数の信号配線間には、シールド電源配線が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記信号制御回路は、前記ワードドライバの起動タイミングを制御するタイミング信号を生成し、
    前記タイミング信号は、前記ロウアドレスの入力に基づく前記プリデコード信号の遷移及び前記救済アドレスの遷移のいずれか遅い方を基準として活性化することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  5. 通常メモリセル及び不良のある前記通常メモリセルを置換するための冗長メモリセルを含むメモリセルアレイを有し、アクティブコマンドに同期して供給されるロウアドレスに基づいて前記メモリセルアレイ内の所定のワード線を選択し、プリチャージコマンドに応答して前記ワード線の選択を解除する半導体記憶装置であって、
    前記プリチャージコマンドの発行に応答して、前記ロウアドレスをプリデコードしたプリデコード信号をリセットすることなく、前記ロウアドレスを救済判定して生成した救済アドレスをリセットすることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 通常メモリセル及び不良のある前記通常メモリセルを置換するための冗長メモリセルを含むメモリセルアレイを有し、アクティブコマンドに同期して供給されるロウアドレスに基づいて前記メモリセルアレイ内の所定のワード線を選択し、プリチャージコマンドに応答して前記ワード線の選択を解除する半導体記憶装置の制御方法であって、
    前記ロウアドレスをプリデコードすることによりプリデコード信号を生成するプリデコード信号生成ステップと、
    前記ロウアドレスが不良アドレスであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記ロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合に、救済アドレスを生成する救済アドレス生成ステップと、
    前記判定ステップにより前記ロウアドレスが不良アドレスではないと判定された場合には、前記プリデコード信号に基づいて前記通常メモリセルに対応するワード線を選択し、前記判定ステップにより前記ロウアドレスが不良アドレスであると判定された場合には、前記救済アドレスに基づいて前記冗長メモリセルに対応するワード線を選択するワード線選択ステップと、
    前記プリチャージコマンドの発行に応答して、前記プリデコード信号をリセットすることなく、前記救済アドレスをリセットするアドレスリセットステップと、を備えることを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
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