JP2010106933A - 直動装置 - Google Patents

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Hiroki Yamaguchi
宏樹 山口
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/005Guide rails or tracks for a linear bearing, i.e. adapted for movement of a carriage or bearing body there along
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
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    • F16C29/063Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body, e.g. a carriage or part thereof, provided between the legs of a U-shaped guide rail or track

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Abstract

【課題】断面がU字状に形成された案内レールを備えた直動装置において、案内レールの重量を減少させながら、案内レールの袖部が幅方向に開く変形を防止する。
【解決手段】案内レール1の両袖部12で挟まれた底部13に、取付ボルトを挿入する貫通穴15が形成されている。貫通穴15は、案内レール1の幅方向で、底部13の各袖部12との境界位置に形成されている。袖部12の底面は、転動面12aより幅方向外側にテーブル(被取付面)6との接触面12bを有し、幅方向で接触面12bと貫通穴15との間の位置に肉盗み部17を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、モノキャリア(ボールねじ一体型直動案内ユニット)等の案内レールの断面がU字状に形成された直動装置に関する。
案内レールの断面がU字状に形成された直動装置の従来例としては、例えば特許文献1に記載されたものが挙げられる。この文献の直動装置は、ねじ軸とナットを有するボールねじと、案内レールとスライダを有するリニアガイドとが一体化され、スライダにナットが形成され、案内レールの長手方向に垂直な断面は凹状(U字状)で、スライダをこの凹部に収納した状態でねじ軸の軸方向に沿って案内するものである。案内レールは、スライダの各側面と対向配置される各袖部の内側面に、転動体の転動通路を構成する転動面を有し、スライダは、案内レールの転動面に対向配置されて前記転動通路を構成する転動面を有する。
案内レールの断面がU字状に形成された直動装置では、スライダに力が加わった場合、案内レールの袖部(スライダの各側面と対向配置される側部)が幅方向に開くように変形し易く、剛性が不充分であるという問題がある。また、剛性を上げるために案内レールの断面寸法を大きくすると、重量が増加するという問題がある。
特許文献1に記載された直動装置は、案内レールの両袖部で挟まれた底部に、被取付面に案内レールを取り付けるボルトを挿入する貫通穴を有する。そして、前記底部の底面の前記両貫通穴の間となる位置に、肉盗み部(凹み)が形成され、袖部の底面には肉盗み部が形成されていない。そのため、袖部が幅方向に開く変形は生じにくくなるが、軽量化という点で改善の余地があり、案内レール底面の被取付面との接触面積(研削範囲)が広くなる分だけ生産コストが高くなる。
下記の特許文献2には、案内レールの袖部が幅方向に開くように変形することを防止するために、案内レールの上側半分の幅を下側半分より大きくし(上側半分に、水平に延出する延出部を設け)、案内レールを固定するテーブルに凹部を設けて、この凹部内に案内レールの下側半分を配置し、上側半分の両延出部をテーブル面に置いて固定することが記載されている。この場合でも、案内レールの断面寸法が大きくなるため重量が増加し、凹部を設けるために厚くする分だけテーブルの重量も増加するという問題がある。
下記の特許文献3には、案内レールの断面がU字状に形成され、ボールねじとリニアガイドとが一体化された直動装置として、リニアガイドを構成する案内レールとスライダの間に、転動体としてころを組み込んだ直動装置が記載されている。転動体としてころを使用することで、ボールを使用した場合よりも負荷容量や剛性を増すことができる。しかしながら、この例では、案内レールの肉厚が薄く剛性が小さいため、荷重が作用した際に案内レールの袖部の開きが大きく、転動溝が傾いてころ端部にエッジロードが発生し、寿命が低下する問題がある。
特公平8−18209号公報 実用新案第2454424号公報 特開2001−107957号公報
本発明の課題は、断面がU字状に形成された案内レールと、この案内レールのU字状の凹部内に配置され、案内レールに対して相対的に直線運動するように取り付けられたスライダとを有する直動装置において、案内レールの重量を減少させながら、案内レールの袖部が幅方向に開く変形を防止することである。
上記課題を解決するために、本発明は、断面がU字状に形成された案内レールと、前記案内レールのU字状の凹部内に配置され、案内レールに対して相対的に直線運動するように取り付けられたスライダと、前記案内レールと前記スライダの間に配置された複数個の転動体と、を有し、前記案内レールは、前記スライダの各側面と対向配置される各袖部の内側面に、前記転動体の転動通路を構成する転動面を有し、前記スライダは、案内レールの前記転動面に対向配置されて前記転動通路を構成する転動面を有し、前記案内レールの前記両袖部で挟まれた底部に、被取付面に案内レールを取り付けるボルトを挿入する貫通穴を有し、前記袖部の底面は、前記転動面より幅方向外側に前記被取付面との接触面を有し、幅方向で前記接触面と前記貫通穴との間の位置に肉盗み部を有する直動装置を提供する。
本発明の直動装置によれば、前記袖部の底面が、前記転動面より幅方向外側に前記被取付面との接触面を有し、幅方向で前記接触面と前記貫通穴との間の位置に肉盗み部を有することにより、案内レールの袖部が幅方向に開く変形が防止され、且つ、案内レールの重量が減少する。
前記転動体としてころを用いた場合、ボールを用いた場合よりも直動装置の負荷容量を大きくすることができるが、案内レールの袖部の開きが大きいと転動溝が傾いてころ端部にエッジロードが発生して寿命が低下するという問題点がある。この問題点は、転動体としてころを用いた直動装置に本発明を適用することで解決される。すなわち、転動体がころである本発明の直動装置によれば、案内レールの重量および断面寸法の増加を伴わずに、前述の寿命低下を防止しながら負荷容量を大きくできるという効果が得られる。
本発明の直動装置によれば、断面がU字状に形成された案内レールと、この案内レールのU字状の凹部内に配置され、案内レールに対して相対的に直線運動するように取り付けられたスライダとを有する直動装置において、案内レールの重量を減少させながら、案内レールの袖部が幅方向に開く変形を防止することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に相当する直動装置を示す断面図である。
この直動装置は、ねじ軸とナットを有するボールねじと、案内レールとスライダを有するリニアガイドとが一体化され、スライダにナットが形成されたモノキャリア(ボールねじ一体型直動案内ユニット)である。
案内レール1の長手方向に垂直な断面は、開口側を上にしたコの字状(U字状)で、この凹部11にスライダ2が収納されている。スライダ2には、直動方向に貫通するナット21が形成されている。ナット21内にねじ軸3が配置されている。ナット21内のねじ軸3との間にボール4が配置されている。ねじ軸3の長さ方向両端が、案内レール1の長手方向両端に回転自在に支持されている。ねじ軸3の長さ方向一端がモータに取り付けてある。
案内レール1には、スライダ2の各側面と対向配置される各袖部12の内側面に、ころ(転動体)5の転動通路を構成する転動面12aが形成されている。スライダ2の各側面の案内レール1の転動面12aと対向する位置に、転動面22aが形成されている。両転動面12a,22aが、ころ5の転動通路を構成する。
案内レール1には、また、両袖部12で挟まれた底部13に、取付ボルトを挿入するための貫通穴15が形成されている。貫通穴15は、幅方向で底部13の各袖部12との境界位置に形成されている。案内レール1の底部13の底面には、両貫通穴15間に肉盗み部16が形成されている。そして、底部13の底面は、幅方向の両貫通穴15の位置で、テーブル(被取付面)6と接触している。この底部13のテーブル6との接触面を、図1に符合13bで示す。
案内レール1の各袖部12の底面には、転動面12aの位置に肉盗み部17が形成されている。そして、袖部12の底面は、転動面12aより幅方向外側でテーブル6と接触している。この袖部12のテーブル6との接触面を、図1に符合12bで示す。
この直動装置の案内レール1は、取り付け穴15を利用したボルト止めでテーブル6に固定される。そして、モータを作動してねじ軸3を回転させることにより、ボールねじ機構(ナット21、ねじ軸3、ボール4)とリニアガイド機構(転動面12a,22a、ころ5)を介して、スライダ2が案内レール1に対して軸方向に沿って移動する。
この実施形態の直動装置によれば、袖部12の底面が、転動面12aより幅方向外側でテーブル6と接触していることで、案内レール1の袖部12が幅方向に開く変形が防止される。また、案内レール1の底部13の底面の肉盗み部16に加えて各袖部12の底面にも肉盗み部17が形成されているため、底部13の底面の肉盗み部16のみが形成されている場合と比較して、案内レール1の重量が減少するとともに、テーブル6との接触面が少なくなることで研削面が少なくなるため生産コストが低減する。
また、この実施形態では、転動体としてころ5を用いることでボールを用いた場合よりも直動装置の負荷容量を大きくでき、袖部12が幅方向に開く変形が防止されることでエッジロードの発生が防止されて、寿命低下が生じないという効果が得られる。
案内レール1の袖部12の幅方向外側にテーブル6との接触面12bを有する場合と、有さない場合とで、同じ負荷を転動溝に加えた場合の変形を有限要素法(FEM)で計算した。その結果を、図2および3にそれぞれ示す。図2は接触面12bを有さない場合の結果であり、図3は接触面12bを有する場合の結果である。これらの図から、接触面12bを設けることで袖部12の変形量が約半分になっていることが分かる。
この結果からも分かるように、案内レール1の袖部12の幅方向外側にテーブル6との接触面12bを設けることで袖部12の変形量が抑えられるため、ころ5を組み込んでいてもエッジロードの発生が防止され、案内レール1の断面寸法や袖部12を厚肉化しないために重量増のデメリットも生じず、負荷容量を大きくした効果を得ることができる。また、案内レール1の底部13の底面の肉盗み部16に加えて各袖部12の底面にも肉盗み部17を設けたため、案内レール1の剛性の低下を抑えながら軽量化が実現できる。
なお、この実施形態では、転動体としてころ5を用いているが、ボールを用いてもよい。また、ボールねじ機構を有さず、U字状断面の案内レールにスライダを配置したリニアガイド機構のみで構成された直動装置に対しても、本発明は適用できる。
本発明の一実施形態に相当する直動装置を示す断面図である。 袖部の底面にテーブルとの接触面を有さない場合の、負荷を転動溝に加えた変形を有限要素法(FEM)で計算した結果を示す図である。 袖部の底面にテーブルとの接触面を有する場合の、負荷を転動溝に加えた変形を有限要素法(FEM)で計算した結果を示す図である。
符号の説明
1 案内レール
11 凹部
12 袖部
12a 案内レールの転動面
12b 袖部のテーブルとの接触面
13 底部
13b 底部のテーブルとの接触面
15 取り付け穴
16 肉盗み部
17 肉盗み部
2 スライダ
21 ナット
22a スライダの転動面
3 ねじ軸
4 ボール
5 ころ(転動体)
6 テーブル(被取付面)

Claims (2)

  1. 断面がU字状に形成された案内レールと、
    前記案内レールのU字状の凹部内に配置され、案内レールに対して相対的に直線運動するように取り付けられたスライダと、
    前記案内レールと前記スライダの間に配置された複数個の転動体と、
    を有し、
    前記案内レールは、前記スライダの各側面と対向配置される各袖部の内側面に、前記転動体の転動通路を構成する転動面を有し、
    前記スライダは、案内レールの前記転動面に対向配置されて前記転動通路を構成する転動面を有し、
    前記案内レールの前記両袖部で挟まれた底部に、被取付面に案内レールを取り付けるボルトを挿入する貫通穴を有し、
    前記袖部の底面は、前記転動面より幅方向外側に前記被取付面との接触面を有し、幅方向で前記接触面と前記貫通穴との間の位置に肉盗み部を有する直動装置。
  2. 前記転動体がころである請求項1記載の直動装置。
JP2008278762A 2008-10-29 2008-10-29 直動装置 Pending JP2010106933A (ja)

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