JP2010105668A - 試薬容器のキャップ構造および試薬の分取方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の試薬容器のキャップ構造2は、封止体4の上面中央部に第一係合突起41が形成され、封止体4の上面縁部に第二係合突起43が形成され、封止体4が容器本体11の開口部12に密着した状態で、第一係合突起41の第一係合部42の下面と、封止体保持部材5の頂面中央部に形成された第一貫通孔51の係止部53の上面との間に隙間αが設けられ、かつ、第二係合突起43の第二係合部44の下面と、封止体保持部材5の頂面縁部に形成された第二貫通孔52の開口縁部との間に隙間βが設けられ、隙間αと隙間βは、α>βの関係を満たすことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
そして、試薬の使用に際しては、開口部を閉止するキャップを取除いて、開口部を開放した状態で、各種分析装置に付随する所定温度の保冷庫などに試薬を収容した容器を収納しておき、必要に応じて、分析機器に付属する分取用プローブで自動的に容器から試薬を分取するというのが一般的である。
しかしながら、開口部が常に開放されているため、取り扱い上容器の転倒による薬剤の漏れ出しは回避できない。
さらに、キャップの除去後における中栓の取付け作業の過程においても、試薬が汚染されないよう慎重な作業が要求される。特に、試薬の分取用プローブが、シール部材に接触することによる分取用プローブの汚染、延いては試薬の汚染という問題がある。
1)容器本体の開口部を封止する封止体と、
2)この封止体を保持する封止体保持部材とリンク結合するとともに、封止体を常に開口部に密着させ、押圧力が作用すると、自身が有する付勢力に抗して封止体を上方に持ち上げて開口部を開放し、押圧力が消失すると付勢力によって定位置に復帰し、封止体で前記開口部を閉止させることのできる開閉部材と、
3)封止体保持部材を、封止体を保持する主体部分と、この主体部分に一体に設けられる連結部とで構成し、この連結部に開閉部材の先端部を挿入するための切欠き部を形成するとともに、左右の側板に長孔を設け、この長孔に開閉部材の先端部に設けた連結軸をそれぞれ係合させ、
4)これら封止体と封止体保持部材および開閉部材を、試薬が収容された容器本体の開口部に装着可能とするキャップ本体とから構成されていることを特徴とするものである。
容器本体の開口部を封止する封止体と、
この封止体を保持する封止体保持部材と、
前記封止体保持部材とリンク結合するとともに、封止体を常に前記開口部に密着させ、押圧力が作用すると、自身が有する付勢力に抗して封止体を上方に持ち上げて開口部を開放し、押圧力が消失すると付勢力によって定位置に復帰し、封止体で前記開口部を閉止させることのできる開閉部材と、を備え、
前記封止体の上面中央部には、先端部に抜け止め防止用の第一係合部が設けられ、前記封止体保持部材の主体部分に装着保持させるための第一係合突起が一体に形成され、
前記封止体の上面縁部には、先端部に抜け止め防止用の第二係合部が設けられ、前記封止体保持部材の主体部分に装着保持させるための第二係合突起が一体に形成され、
前記封止体保持部材の主体部分の頂面中央部に前記封止体の第一係合突起を挿入する第一貫通孔が設けられているとともに、頂面縁部に前記封止体の第二係合突起を挿入する第二貫通孔が設けられ、
前記第一貫通孔において、前記封止体保持部材の頂面とは反対側の開口縁部に第一係合突起を係止する係止部が形成され、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第一係合突起の第一係合部の下面と、前記第一貫通孔の係止部の上面との間には隙間αが設けられ、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第二係合突起の第二係合部の下面と、前記第二貫通孔の前記封止体保持部材の頂面側の開口縁部との間には隙間βが設けられ、
前記隙間αと前記隙間βは、α>βの関係を満たすことを特徴とする試薬容器のキャップ構造である。
前記第二貫通孔が、前記封止体保持部材に一体に設けられた連結部に対向する遠方の頂面縁部に設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の試薬容器のキャップ構造において、
前記封止体は、
全体形状が円盤状の弾性体からなることを特徴とする。
請求項1に記載の試薬容器のキャップ構造において、
前記隙間αを1とすると、前記隙間βが0.2〜0.6であることを特徴とする。
請求項4に記載の試薬容器のキャップ構造において、
前記隙間αを1とすると、前記隙間βが0.3〜0.5であることを特徴とする。
試薬を収容した容器本体の開口部上に、常時、前記容器本体の開口部を封止する封止体を装着保持する封止体保持部材を配置し、
前記封止体保持部材と一体に連設される連結部に、開閉部材の先端部を受入れ可能な切欠き部を形成するとともに、この切欠き部に形成された長孔に、前記開閉部材に係合保持された連結軸を係合保持させ、
前記封止体の上面中央部に第一係合突起を一体に形成し、この第一係合突起の頂部に、抜け止め防止用の第一係合部を形成し、
前記封止体の上面縁部に第二係合突起を一体に形成し、この第二係合突起の頂部に、抜け止め防止用の第二係合部を形成し、
前記封止体保持部材の主体部分の頂面中央部に第一貫通孔を形成するとともに、頂面縁部に第二貫通孔を形成し、
前記第一貫通孔の前記封止体保持部材の頂面とは反対側の開口縁部に係止部を形成し、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第一係合突起の第一係合部の下面と、前記第一貫通孔の係止部との間に隙間αを設け、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第二係合突起の第二係合部の下面と、前記第二貫通孔の開口縁部との間に隙間βを設け、
前記隙間αと前記隙間βは、α>βの関係を満たすようにし、
前記封止体保持部材とリンク結合する開閉部材の付勢力によって、前記開口部を前記封止体で密封し、
付勢力に抗して前記開閉部材を押圧して、前記第二係合突起の第二係合部の下面と前記第二貫通孔の開口縁部とを接触させ、次いで、前記第一係合突起の第一係合部の下面と前記第一貫通孔の係止部とを接触させることにより、リンク結合する前記封止体保持部材を上方に回動させ、前記封止体を装着保持する前記封止体保持部材を、前記容器本体の開口部から離隔させて、前記開口部を開放して試薬を分取することを特徴とする試薬の分取方法である。
本発明の試薬容器のキャップ構造2(以下、単に「キャップ構造2」と言う。)は、収容された試薬を分析に用いるために、試薬容器1を分析機器の保冷庫などに収納する際に、収容された試薬の汚染、蒸発防止のために試薬容器1の開口部12に装着されていた密封用キャップ(図示略)を取外した後、その開口部12に装着されるものである。
この開口部12の外周部には、雄ねじ部13が形成されている。また、開口部12の側方には、上方に向けて板状の係止体14が一体に突設されている。
この係止板14としては、従来の試薬容器に付設されている摘み部材を適用することもできる。
この封止体4は、キャップ本体3の係止部33上に当接可能な径を有し、厚み1mm〜2mm程度の円板からなることが好ましいが、その厚みは特に制限されない。
この第一係合突起41の頂部(先端部)には、封止体保持部材(主体部分)5からの抜け止め防止用の第一係合部42が形成されている。
そして、この第一係合部42は、第一係合突起41のその他の部分(主体部分)よりも突出した形状をなしている。
この第二係合突起43の頂部(先端部)には、封止体保持部材(主体部分)5からの抜け止め防止用の第二係合部44が形成されている。
封止体保持部材(主体部分)5の頂面中央部には、封止体保持部材(主体部分)5を貫通し、封止体4の第一係合突起41を挿入するための第一貫通孔51が形成されている。
また、封止体保持部材(主体部分)5の頂面縁部には、第一貫通孔51と間隔をおいて、封止体保持部材(主体部分)5を貫通し、封止体4の第二係合突起43を挿入する第二貫通孔52が形成されている。この第二貫通孔52は、頂面縁部に設けられ、連結部8の近接した頂面縁部または連結部8に対向する遠方の頂面縁部に設けることができるが、遠方の頂面縁部に設けることが、封止体保持部材5を上方に回動させて効率よく開閉を行うためには好ましい。
また、封止体保持部材(主体部分)5の頂部から、ハウジング7方向に向けて水平に連結部8が一体に突出して形成されている。
また、封止体4が容器本体11の開口部12に密着した状態で、第一係合突起41の第一係合部42の下面(容器本体11の開口部12側の面)42aと、第一貫通孔51の係止部53の上面53aとの間には隙間αが設けられている。
また、封止体4が容器本体11の開口部12に密着した状態で、第二係合突起43の第二係合部44の下面(容器本体11の開口部12側の面)44aと、第二貫通孔52の封止体保持部材5の頂面側の開口縁部52aとの間には隙間βが設けられている。
さらに、隙間αと隙間βは、α>βの関係を満たしている。隙間αと隙間βについて、隙間αを1とすると、隙間βが0.2〜0.6の範囲にあることが好ましく、隙間βが0.3〜0.5の範囲にあることがさらに好ましい。例えば、封止体4が、厚み1mm〜2mm程度の円板状である場合には、隙間αは約0.5mm、隙間βは約0.2mmである。
この切欠き部81の両側方には、下方に鉛直に延びる側板82、82が一体に形成されている。
さらに、各側板82、82の外側には、それぞれハウジング7の対向する側壁71、71に形成された凹状の軸受け72、72と係合する支軸83、83が設けられている。
また、この長孔84には、開閉部材6の側面に突出させた連結軸63、63がそれぞれ嵌め込まれている。
したがって、開閉部材6を下方に押圧すれば、前記支軸83、83を支点として、図4に示すように、連結部8が上方に回動可能となる。
その際、側板82、82の所要位置に、円柱状または丸棒状の連結軸63を嵌入させ保持する長孔84が形成されているので、開閉部材6を下方に押圧すれば、連結部8は支軸83、83を支点として、封止体保持部材(主体部分)5、さらには封止体4を上方に大きく回動させることができる。
さらに、ハウジング7の裏面部には、取付位置を固定するため、キャップ本体3を試薬容器1の開口部12に螺合させたとき、試薬容器1の上面肩部に設けられた係止板14を挟んで位置決めする一対の可撓板75、75が設けられている。
そして、ハウジング7の裏面基端部には、先端が肩部表面の形状に合わせた脚部76がそれぞれ一体に設けられている。
また、開閉部材6に押圧力を作用させることによって封止体4を上方に回動させて、容器本体11の開口部12を開放し、この状態を保持しながら試薬を分取用プローブで必要量分取した後、開閉部材6に対する押圧力を解除することによって、封止体4を自動的に容器本体11の開口部12に密着させることができる。
したがって、分析装置の分取用プローブによる繰り返しの分取が可能であって、分取に際し、キャップ(封止体4を保持した封止体保持部材5)を、容器本体11の開口部12から取り外す必要がなく、収容された液状試薬は、容器外部の空気にほとんど曝されることがなく、蒸発などによる濃度の変動や変質などがほぼ完璧に防止される。
さらにまた、開閉部材6を構成し、それに付勢力を付与するアーム支持体65を、湾曲部66を有するものとしたので、封止体4の開閉を滑らかに行うことができる。
上記のようなリンク機構を有するキャップ構造2を、試薬容器1の開口部12に装着するに当たっては、ハウジング7内に開閉部材6をあらかじめ回動自在に組み込み、この開閉部材6の先端部に、連結部8の連結軸63を係合保持させる。
したがって、アーム61も元の状態、すなわち定位置に復帰し、同時に封止体保持部材5が開口部31側に下降して、その開口部31を封止体4で閉止するとともに、アーム支持体65の付勢力によって、封止体4が開口部31を密封し、収容されている試薬の蒸発や汚染を防止する。
11 容器本体
12 容器本体の開口部
2 キャップ構造
3 キャップ本体
31 キャップ本体の開口部
4 封止体
41 第一係合突起
42 第一係合部
43 第二係合突起
44 第二係合部
5 封止体保持部材(主体部分)
51 第一貫通孔
52 第二貫通孔
53 係止部
6 開閉部材
61 開閉部材のアーム
63 連結軸
65 開閉部材のアーム支持体
67 支軸
7 ハウジング
8 連結部
81 切欠き部
82 側板
83 支軸
84 長孔
Claims (6)
- 容器本体の開口部を封止する封止体と、
この封止体を保持する封止体保持部材と、
前記封止体保持部材とリンク結合するとともに、封止体を常に前記開口部に密着させ、押圧力が作用すると、自身が有する付勢力に抗して封止体を上方に持ち上げて開口部を開放し、押圧力が消失すると付勢力によって定位置に復帰し、封止体で前記開口部を閉止させることのできる開閉部材と、を備え、
前記封止体の上面中央部には、先端部に抜け止め防止用の第一係合部が設けられ、前記封止体保持部材の主体部分に装着保持させるための第一係合突起が一体に形成され、
前記封止体の上面縁部には、先端部に抜け止め防止用の第二係合部が設けられ、前記封止体保持部材の主体部分に装着保持させるための第二係合突起が一体に形成され、
前記封止体保持部材の主体部分の頂面中央部に前記封止体の第一係合突起を挿入する第一貫通孔が設けられているとともに、頂面縁部に前記封止体の第二係合突起を挿入する第二貫通孔が設けられ、
前記第一貫通孔において、前記封止体保持部材の頂面とは反対側の開口縁部に第一係合突起を係止する係止部が形成され、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第一係合突起の第一係合部の下面と、前記第一貫通孔の係止部の上面との間には隙間αが設けられ、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第二係合突起の第二係合部の下面と、前記第二貫通孔の前記封止体保持部材の頂面側の開口縁部との間には隙間βが設けられ、
前記隙間αと前記隙間βは、α>βの関係を満たすことを特徴とする試薬容器のキャップ構造。 - 前記第二貫通孔が、前記封止体保持部材に一体に設けられた連結部に対向する遠方の頂面縁部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の試薬容器のキャップ構造。
- 前記封止体は、
全体形状が円盤状の弾性体からなることを特徴とする請求項1に記載の試薬容器のキャップ構造。 - 前記隙間αを1とすると、前記隙間βが0.2〜0.6であることを特徴とする請求項1に記載の試薬容器のキャップ構造。
- 前記隙間αを1とすると、前記隙間βが0.3〜0.5であることを特徴とする請求項4に記載の試薬容器のキャップ構造。
- 試薬を収容した容器本体の開口部上に、常時、前記容器本体の開口部を封止する封止体を装着保持する封止体保持部材を配置し、
前記封止体保持部材と一体に連設される連結部に、開閉部材の先端部を受入れ可能な切欠き部を形成するとともに、この切欠き部に形成された長孔に、前記開閉部材に係合保持された連結軸を係合保持させ、
前記封止体の上面中央部に第一係合突起を一体に形成し、この第一係合突起の頂部に、抜け止め防止用の第一係合部を形成し、
前記封止体の上面縁部に第二係合突起を一体に形成し、この第二係合突起の頂部に、抜け止め防止用の第二係合部を形成し、
前記封止体保持部材の主体部分の頂面中央部に第一貫通孔を形成するとともに、頂面縁部に第二貫通孔を形成し、
前記第一貫通孔の前記封止体保持部材の頂面とは反対側の開口縁部に係止部を形成し、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第一係合突起の第一係合部の下面と、前記第一貫通孔の係止部との間に隙間αを設け、
前記封止体が前記容器本体の開口部に密着した状態で、前記第二係合突起の第二係合部の下面と、前記第二貫通孔の開口縁部との間に隙間βを設け、
前記隙間αと前記隙間βは、α>βの関係を満たすようにし、
前記封止体保持部材とリンク結合する開閉部材の付勢力によって、前記開口部を前記封止体で密封し、
付勢力に抗して前記開閉部材を押圧して、前記第二係合突起の第二係合部の下面と前記第二貫通孔の開口縁部とを接触させ、次いで、前記第一係合突起の第一係合部の下面と前記第一貫通孔の係止部とを接触させることにより、リンク結合する前記封止体保持部材を上方に回動させ、前記封止体を装着保持する前記封止体保持部材を、前記容器本体の開口部から離隔させて、前記開口部を開放して試薬を分取することを特徴とする試薬の分取方法。
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