JP2010104572A - 昇降支柱の支持構造及び昇降支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定体に対して可動体を昇降可能としつつ安定的に支持することが可能であるとともに、加工工数及びコストを抑えて固定体に対して連結することが可能な昇降支柱の支持構造、及び、昇降支柱を提供する。
【解決手段】支持構造20は、什器の固定体から立設される略管状の外杆材15と、外杆材15に上下に進退可能に挿入されて上端部に固定体に対して昇降する什器の可動体が固定された内杆材16とを有する昇降支柱を、固定体に固定するものであって、挿通孔22aを有する略管状で、挿通孔22aに内杆材16が摺動可能に挿通されているとともに、外杆材15の上端部の少なくとも一部が嵌合されている嵌合溝17が形成された保持部22と、保持部22から外周側に突出して設けられ、固定体に連結された被固定部23とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、固定体に対して可動体を昇降させる昇降支柱の支持構造、及び、該支持構造を備えた昇降支柱に関する。
従来から、什器としては、固定体と固定体に対して可動する可動体とで構成し、昇降支柱よって固定体に対して可動体を昇降可能に支持する構造を有するものが様々用いられている。具体的には、病院や介護施設等で病室を回診する際に利用されるカートやテーブルでは、走行用のタイヤが取り付けられた基部を含む固定体に対して、天板を可動体として、外杆材と外杆材に対して進退可能な内杆材とで構成した昇降支柱で支持した構造が用いられている。このような構造とすることで、固定体に対して可動体である天板を昇降させることで所望の高さに設定することが可能となる。このため、近年カルテの電子化に伴って回診時に情報端末を利用する機会が増えているが、当該情報端末をカートの天板上にて、操作者の体格に合わせて最適な高さとして利用することが可能となる(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2007−167371号公報 特開2005−34607号公報
しかしながら、特許文献1、2のような什器によれば、昇降支柱は、外杆材と内杆材との互いに相対移動可能な二部材で構成されていることから、一部材で構成されている支持柱と比較して安定性で劣っており改善が求められていた。一端が固定体に固定された部材の他端を外杆材に溶接して固定することにより補強することも考えられるが、昇降支柱自体に直接加工を施さなければならず、加工工数及びコストが増大してしまう問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、固定体に対して可動体を昇降可能としつつ安定的に支持することが可能であるとともに、加工工数及びコストを抑えて固定体に対して連結することが可能な昇降支柱の支持構造、及び、昇降支柱を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の昇降支柱の支持構造は、什器の固定体から立設される略管状の外杆材と、該外杆材に上下に進退可能に挿入されて上端部に前記固定体に対して昇降する前記什器の可動体が固定された内杆材とを有する昇降支柱を、前記固定体に固定する昇降支柱の支持構造であって、挿通孔を有する略管状で、該挿通孔に前記内杆材が摺動可能に挿通されているとともに、前記外杆材の上端部の少なくとも一部が嵌合されている嵌合溝が形成された保持部と、該保持部から外周側に突出して設けられ、前記固定体に連結された被固定部とを備えることを特徴としている。
この発明に係る昇降支柱の支持構造によれば、保持部に形成された嵌合溝が外杆材の上端部に嵌合されているとともに、保持部から突出した被固定部が固定体に連結されていることで、外杆材を固定体に固定することができる。ここで、外杆材は、固定体から立設されつつ、保持部及び被固定部によって上端部で固定体に固定されていることで、固定体に対して確実に支持された状態とすることができる。また、内杆材が保持部の挿通孔に摺動可能に挿通されていることで、外杆材に対して内杆材を、保持部を介して上下に進退可能としつつ確実に支持された状態とすることができ、内杆材と外杆材とを有する昇降支柱全体を安定的に支持することができる。また、上記のとおり、外杆材の上端部に保持部に形成された嵌合溝を嵌合するとともに、挿通孔に内杆材を挿入し、この状態で被固定部を固定体に連結するだけであるので、昇降支柱自体に直接加工を施す必要がなく、加工工数及びコストの低減を図ることができる。
また、上記の昇降支柱の支持構造において、前記保持部の前記挿通孔が断面非円形状に形成されており、該挿通孔には対応する断面形状で前記内杆材が摺動可能に挿通されていることがより好ましい。
この発明に係る昇降支柱の支持構造によれば、保持部の挿通孔と、内杆材との断面形状が対応して非円形状とされていることで、保持部に対して内杆材が軸回りに回転してしまうことがなく、外杆材に固定された保持部に対して、内杆材の軸回りの向き、すなわち内杆材の上端に固定された天板の向きを容易に一定として取り付けることができる。
また、上記の昇降支柱の支持構造において、前記保持部は、略管状の本体部材と、該本体部材よりも摩擦係数の小さな材質で形成され、前記内杆材の外周面に摺動可能に当接するスライダとを有することがより好ましい。
この発明に係る昇降支柱の支持構造によれば、保持部が本体部材と本体部材よりも摩擦係数の小さな材質で形成されたスライダとを有することで、本体部材によって保持部全体の剛性を確保しつつ、内杆材の外周面に摺動可能に当接するスライダによって内杆材を円滑に上下に進退して天板を昇降させることができる。
また、上記の昇降支柱の支持構造において、前記被固定部は、前記保持部の外周面から下方に向かうように突出した下向き片を有し、該下向き片と前記保持部の外周面とにより前記嵌合溝が形成されていることがより好ましい。
この発明に係る昇降支柱の支持構造によれば、保持部の外周面と被固定部の下向き片とによって嵌合溝を形成することで、保持部自身を外杆材に嵌合させつつ、嵌合溝に外杆材を嵌合させることができるので、保持部を外杆材により強固に固定することができ、これにより固定体に対してより安定的に外杆材を支持することができる。
また、上記の昇降支柱の支持構造において、前記被固定部が凹状に形成された凹状部を有するとともに、前記固定体の前記被固定部と固定される部分には、前記凹状部と対応する凸状に形成された凸状部が形成されており、前記被固定部は、前記凹状部と前記凸状部とが嵌合して前記固定体に固定されていることがより好ましい。
この発明に係る昇降支柱の支持構造によれば、被固定部が凹状部を有し、固定体に対応して凸状部が形成され、両者が嵌合していることで、固定体に対して被固定部を確実固定することができ、これにより被固定部及び保持部を介して外杆材をより安定的に支持することができる。
また、本発明の昇降支柱は、上記の昇降支柱の支持構造を備えることを特徴としている。
この発明に係る昇降支柱によれば、上記支持構造を備えることで、可動体を安定的に昇降させ、使用可能とすることができる。また、固定体に固定する際の加工工数、コストを低減させることができる。
また、上記の昇降支柱において、前記内杆材が略管状に形成されていて、該内杆材の内部に、前記外杆材に対して前記内杆材を上下に進退させる昇降機構が内蔵されていることがより好ましい。
この発明に係る昇降支柱によれば、昇降機構が内杆材に内蔵されていることで、全体としてコンパクトな構成として省スペース化を図ることができるとともに、昇降機構が外部に露呈することなく、体裁を良好なものとすることができる。
本発明の昇降支柱の支持構造によれば、保持部と被嵌合部とを備えることで、固定体に対して可動体を昇降可能としつつ安定的に支持することが可能であるとともに、加工工数及びコストを抑えて固定体に対して連結することができる。
図1から図10は、この発明に係る実施形態を示している。図1から図4に示すように、本実施形態の什器として示すカート1は、例えば、病院や介護施設等で病室を回診する際などに利用されるものであり、床F上を走行可能な走行手段であるキャスター2が設けられた基部3と、基部3の上方に配置された天板4と、天板4の下方に配置された平面視略環状の把持部5と、把持部5と基部3との間に設けられて物品を収納するトレー6と、基部3に対して天板4、把持部5及びトレー6を支持する支持手段10とを備える。基部3は、前後方向Xに配設された一対の主部材7と、一対の主部材7を前後方向Xに直交する左右方向Yに連結する連結部材8とを有する。キャスター2は、各主部材7の下面において、前後方向Xの前端部7a及び後端部7bに設けられて、方向を自在に設定することが可能となっている。また、連結部材8は、主部材7において、前後方向Xの後端部7b側で連結されている。
また、天板4は、本実施形態では、物品として情報端末などの電子機器が載置可能な大きさのものであり、略矩形状に形成されている。前縁4aは、載置された電子機器を操作する際の操作者の手を配置するために傾斜して形成されているとともに、後縁4b並びに、両側縁4cの後側には、天板4上に載置された電子機器等の脱落防止手段として凸部4dが延設されている。また、把持部5は、把持可能に、すなわち、操作者の操作する手を挿入することが可能な間隔Sを天板4との間に有して配置されている。また、把持部5は、天板4と対応する形状で、すなわち本実施形態では略矩形枠状であり、平面視して天板4の外縁となる前縁4a、後縁4b及び側縁4cに沿って配設されている。
支持手段10は、基部3と把持部5との間に取り付けられて、把持部5を支持する支持杆11と、把持部5の内部を通して基部3と天板4との間に取り付けられて、天板4を昇降可能に支持する昇降支柱12と、昇降支柱12と把持部5とを連結する連結杆13とを有する。支持杆11は、左右方向Yに対向して対をなして設けられ、それぞれ基部3の主部材7上において、前後方向Xの略中間位置で上下方向Zに立設されているとともに、上部において前後方向X後側に屈曲する屈曲部11aを有し、把持部5の側部5aにおいて、前後方向Xの後部位置で下面に取り付けられている。また、支持杆11の間には、各トレー6が固定されていて、物品を収納可能となっている。
昇降支柱12は、基部3の連結部材8上において、左右方向Yの略中間位置で上下方向Zに立設されている。ここで、昇降支柱12は、支持する天板4を可動体1aとして、基部3及び把持部5を固定体1bとして、固定体1bに対して可動体1aを昇降させる昇降支柱として構成されるものであり、該連結部材8に下端が固定された略管状の外杆材15と、外杆材15に上下方向Zに進退可能に挿入されて上端部に天板4が固定された略管状の内杆材16と、内杆材16に内蔵されて外杆材15に対して内杆材16を昇降させる昇降機構17とを備える。昇降機構17は、内杆材16の内部に配設されて、上端が天板4に固定されているとともに、図示しないが下端が基部3の連結部材8に固定されたガススプリング17aと、天板4の裏面側に取り付けられた操作部17bとを有する。そして、操作部17bの操作、または、下方に負荷を与えることによりガススプリング17aを伸張、または、収縮させて、外杆材15に対して、内杆材16及び内杆材16の上端に固定された天板4を昇降させることが可能となっている。
また、昇降支柱12は、支持構造20により、外杆材15が、固定体1bとなる基部3及び把持部5に固定されているとともに、内杆材16が、外杆材15に対して進退可能に支持されている。具体的には、支持構造20は、外杆材15の下端に設けられて連結部材8と図示しない固定用ネジにより固定された下側固定部20aと、外杆材15の上端に設けられて保持部材21により連結杆13と固定された上側固定部20bとを有する。
図5から図10に示すように、上側固定部20bの保持部材21は、内杆材16が挿通された挿通孔22aを有する略管状の保持部22と、保持部22から外周側に突出して設けられて連結杆13と連結された被固定部23とを有する。ここで、保持部22は、略管状の本体部材24と、本体部材24の内周面に取り付けられた複数のスライダ25とを有し、スライダ25によって挿通孔22aの内周面を構成している。本体部材24は、例えば、樹脂などで形成されていて、外杆材15に挿入され嵌合された筒状部24aと、筒状部24aの上端に外周側に張り出すように設けられ外杆材15の上端が当接した外フランジ部24bと、外フランジ部24bと反対側の内周側に張り出すように設けられた内フランジ部24cとを有する。また、被固定部23は、筒状部24aの外周面から下方に向かって突出する下向き片23aにより構成されており、下向き片23aと筒状部24aの外周面とにより下方に開口する嵌合溝22bが形成されている。そして、筒状部24aが嵌合している外杆材15の上端の対応する一部が嵌合溝22bに嵌合されている。すなわち、本体部材24は、上記のように外杆材15に、筒状部24aが嵌合され、さらにその上端に外フランジ部24bが当接するとともに嵌合溝22bが嵌合していることで、外杆材15に固定されている。なお、図5及び図9に示すように、筒状部24aの外周面には外周側に突出する係合凸部24dが上下方向Zに沿って形成されているとともに、外杆材15の内周面には係合凸部24dと対応した係合溝15aが上下方向Zに沿って形成され、互いに係合している。このため、本体部材24は、筒状部24aが外杆材15に嵌合した状態では軸回りに位置決めされ、向きが一定となるように設定されている。
また、図5から図10に示すように、下向き片23aは、下方に傾斜した状態から次第に径方向外周側に沿うように突出して、上面が全体として凹状の曲面を呈する凹状部23bを構成している。一方、対応する連結杆13は、凹状部23bと対応して、対向する面が全体として凸状の曲面を呈する凸状部13aを構成している。そして、凹状部23bと凸状部13aとが互いに嵌合するとともに、凹状部23bに形成された貫通孔23cを通して連結杆13に形成されたネジ孔13bに固定用ネジ23dを螺合して締め付けることで連結杆13と下向き片23aとは固定されており、これにより外杆材15の上端部は連結杆13に支持されている。
また、スライダ25は、略板状の部材で、表面に複数の略半球状の当接部25aが突出して設けられており、上側が内フランジ部24cにより係止され、また、下側が筒状部24aから突出する下側係止片24eにより係止され、さらに、側縁が筒状部24aの内周面から突出し上下方向Zに沿って設けられた側縁係止片24fにより係止されて、本体部材24と一体となっている。また、スライダ25は、本実施形態では、四つ設けられ、本体部材24の内周面に矩形状に配列している。このため、スライダ25によって挿通孔22aの内周面が構成されて断面が非円形状となる略矩形状に形成されており、当該挿通孔22aに挿通された内杆材16も対応した略矩形状に形成されて、各スライダ25の各当接部25aに当接して摺動可能となっている。また、スライダ25を形成する材質は、本体部材24と比較して摩擦係数の小さな樹脂、例えばポリアセタール樹脂などで形成されている。
次に、この実施形態のカート1の作用について説明する。
上記のとおり、本実施形態のカート1では、天板4が昇降支柱12によって支持されているので、昇降支柱12において、昇降機構17によって外杆材15に対して内杆材16を上下方向Zに進退させることで、固定体1bである基部3及び把持部5に対して、可動体1aである天板4を昇降させて使用に適した高さに設定することができる。ここで、昇降機構17が内杆材16に内蔵されていることで、全体としてコンパクトな構造として省スペース化を図ることができるとともに、昇降機構17が外部に露呈することなく、体裁を良好なものとすることができる。
そして、本実施形態では、外杆材15がネジ固定による下側固定部20aと、保持部材21による上側固定部20bとで構成される支持構造20により下端のみならず上端でも固定されていることで、昇降支柱12を強固に固定されるものとし、可動体1aである天板4を安定的に昇降させ、また、利用することができる。ここで、上側固定部20bを構成する保持部材21が保持部22と被固定部23とを備え、保持部22に形成された嵌合溝22bが外杆材15の上端部に嵌合されているとともに、保持部22から突出した被固定部23が連結杆13に連結されていることで、外杆材15を連結杆13を含む固定体1bに強固に固定することができる。また、内杆材16が保持部22の挿通孔22aに摺動可能に挿通されていることで、外杆材15に対して内杆材16を、保持部22を介して上下に進退可能としつつ確実に支持された状態とすることができ、内杆材16と外杆材15とを有する昇降支柱全体を安定的に支持することができる。
さらに、保持部22の外周面と被固定部23の下向き片23aとによって嵌合溝22bを形成することで、保持部22自身を外杆材15に嵌合させつつ、嵌合溝22bに外杆材15を嵌合させることができるので、保持部22を外杆材15により強固に固定することができ、これにより固定体1bに対してより安定的に外杆材15を支持することができる。また、被固定部23が凹状部23bを有し、固定体1bを構成する連結杆13に、対応して凸状部13aが形成され、両者が嵌合していることで、固定体1bに対して被固定部23を確実固定することができ、これにより被固定部23及び保持部22を介して外杆材15をより安定的に支持することができる。また、上記のとおり、外杆材15の上端部に保持部22に形成された嵌合溝22bを嵌合するとともに、挿通孔22aに内杆材16を挿入し、この状態で被固定部23を固定体1bの連結杆13に連結するだけであるので、昇降支柱12自体に直接加工を施す必要がなく、加工工数及びコストの低減を図ることができる。
また、保持部22の挿通孔22aと内杆材16との断面形状がそれぞれ対応して非円形の略矩形状とされていることで、保持部22に対して内杆材16が軸回りに回転してしまうことがなく、外杆材15に固定された保持部22に対して、内杆材16の軸回りの向き、すなわち内杆材16の上端に固定された天板4の向きを容易に一定として取り付けることができる。さらに、保持部22が、本体部材24と、本体部材24よりも摩擦係数の小さな材質で形成されたスライダ25とを有することで、本体部材24によって保持部22全体の剛性を確保しつつ、内杆材16の外周面に摺動可能に当接するスライダ25によって内杆材16を円滑に上下に進退させて天板4を昇降させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態では、支持構造20で固定された昇降支柱12が設けられ、固定体1bに対して可動体1aを昇降可能な什器として、カート1を例に挙げたが、これに限るものではない。様々な什器において、一方を固定体として、他方を可動体として、可動体を上下に昇降する構造において、上記昇降支柱12を利用し、支持構造20によって固定体に対して安定的に支持することが可能である。
本発明の実施形態のカートの全体を示す斜視図である。 本発明の実施形態のカートの全体を示す正面図である。 本発明の実施形態のカートの全体を示す側面図である。 図3の切断線A−Aでの断面図である。 全体を示す側面図である。 本発明の実施形態のカートの昇降支柱の支持構造において、上側固定部の詳細を示す一部を破断した側面図である。 本発明の実施形態のカートの昇降支柱の支持構造において、保持部材の詳細を示す側面図である。 本発明の実施形態のカートの昇降支柱の支持構造において、保持部材の詳細を示す正面図である。 本発明の実施形態のカートの昇降支柱の支持構造において、保持部材の詳細を示す上面図である。 本発明の実施形態のカートの昇降支柱の支持構造において、保持部材の詳細を示す下面図である。 図7から図9の切断線B−Bでの断面図である。
符号の説明
1 カート
1a 可動体
1b 固定体
12 昇降支柱
13a 凸状部
15 外杆材
16 内杆材
17 昇降機構
20 支持構造
22 保持部
22a 挿通孔
22b 嵌合溝
23 被固定部
23a 下向き片
23b 凹状部
24 本体部材
25 スライダ

Claims (7)

  1. 什器の固定体から立設される略管状の外杆材と、該外杆材に上下に進退可能に挿入されて上端部に前記固定体に対して昇降する前記什器の可動体が固定された内杆材とを有する昇降支柱を、前記固定体に固定する昇降支柱の支持構造であって、
    挿通孔を有する略管状で、該挿通孔に前記内杆材が摺動可能に挿通されているとともに、前記外杆材の上端部の少なくとも一部が嵌合されている嵌合溝が形成された保持部と、
    該保持部から外周側に突出して設けられ、前記固定体に連結された被固定部とを備えることを特徴とする昇降支柱の支持構造。
  2. 請求項1に記載の昇降支柱の支持構造において、
    前記保持部の前記挿通孔が断面非円形状に形成されており、該挿通孔には対応する断面形状で前記内杆材が摺動可能に挿通されていることを特徴とする昇降支柱の支持構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の昇降支柱の支持構造において、
    前記保持部は、略管状の本体部材と、
    該本体部材よりも摩擦係数の小さな材質で形成され、前記内杆材の外周面に摺動可能に当接するスライダとを有することを特徴とする昇降支柱の支持構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の昇降支柱の支持構造において、
    前記被固定部は、前記保持部の外周面から下方に向かうように突出した下向き片を有し、
    該下向き片と前記保持部の外周面とにより前記嵌合溝が形成されていることを特徴とする昇降支柱の支持構造。
  5. 請求項4に記載の昇降支柱の支持構造において、
    前記被固定部が凹状に形成された凹状部を有するとともに、前記固定体の前記被固定部と固定される部分には、前記凹状部と対応する凸状に形成された凸状部が形成されており、
    前記被固定部は、前記凹状部と前記凸状部とが嵌合して前記固定体に固定されていることを特徴とする昇降支柱の支持構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の昇降支柱の支持構造を備えることを特徴とする昇降支柱。
  7. 請求項6に記載の昇降支柱において、
    前記内杆材が略管状に形成されていて、
    該内杆材の内部に、前記外杆材に対して前記内杆材を上下に進退させる昇降機構が内蔵されていることを特徴とする昇降支柱。
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