JP2004049491A - 点滴スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】点滴スタンドが凹みのある床面などを移動しても、スムーズに移動できるようにする。
【解決手段】点滴容器を吊すことのできる支柱2の下端部にこの支柱2を支持するベース部材3が設けられ、このベース部材3に移動用キャスター4が複数設けられた点滴スタンドにおいて、移動用キャスター4の一部が移動面Gの凹みに落ち込まないようにベース部材3の移動姿勢を維持する落輪防止部材5が移動用キャスター4よりも支柱2の近くに設けられていることを特徴とする点滴スタンド。
【選択図】 図1
【解決手段】点滴容器を吊すことのできる支柱2の下端部にこの支柱2を支持するベース部材3が設けられ、このベース部材3に移動用キャスター4が複数設けられた点滴スタンドにおいて、移動用キャスター4の一部が移動面Gの凹みに落ち込まないようにベース部材3の移動姿勢を維持する落輪防止部材5が移動用キャスター4よりも支柱2の近くに設けられていることを特徴とする点滴スタンド。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャスター等により移動可能な点滴スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から病院等で用いられている点滴スタンドは、図11に示すように、点滴容器を吊すことのできる支柱101の下端部にこの支柱101を支持するベース部材102を設け、このベース部材102にキャスター103を設けることにより、例えば点滴容器を吊した状態で病院内を移動できるようになっている。
ベース部材102に設けられるキャスター103は、図11,12に示すように、十字状のベース部材102の先端部にそれぞれ設けられており、このキャスター103の車輪104が床面等の移動面Gを転動することにより支柱101が起立した状態で床面等を移動できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の点滴スタンドでは、図13に示すように、キャスター103の車輪104が床面を転動している場合において、床面等に凹みがあると、このキャスター103が凹みに落ち込みむことによってベース部材102が移動姿勢を崩し、その結果、点滴スタンド100自体がスムーズに移動できなくなったり、キャスター103が完全に凹みに挟まってキャスター103を凹みから引き出さなければ点滴スタンド100を移動させることができない問題があった。
【0004】
特に病院などでは、点滴スタンド100をエレベーターに乗り降りさせる際に、キャスター103がエレベーターと廊下との間の隙間(凹み)に落ち込んでしまうことが多くあり問題となっている。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、キャスターが凹みのある床面などを移動しても、スムーズに移動できる点滴スタンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記の目的を達成するために、次の解決手段を採用した。すなわち、点滴容器を吊すことのできる支柱2の下端部にこの支柱2を支持するベース部材3が設けられ、このベース部材3に移動用キャスター4が複数設けられた点滴スタンドにおいて、一部の移動用キャスター4が移動面Gの凹みに落ち込まないようにベース部材3の移動姿勢を支持する落輪防止部材5が移動用キャスター4よりも支柱2の近くに設けられている。
【0006】
本発明によれば、落輪防止部材5が、移動用キャスター4よりも支柱2の近くに設けられているので、一部の移動用キャスター4が移動面Gの凹部分Hに移動しても、ベース部材4が移動姿勢を崩すことがないように落輪防止部材5が支持するので、移動用キャスター4は凹みに落ち込むことがなく、点滴スタンド自体をスムーズに移動させることができる。
即ち、従来のように、移動用キャスター4が凹みに落ち込むことで、点滴スタンド自体がスムーズに移動できなくなったり、移動用キャスター4が完全に凹みに挟まって移動用キャスター4を凹みから引き出さなければ点滴スタンド自体を移動させることができなくなるということがなく、上記記載のように点滴スタンドをエレベーターに乗り降りさせる際においても、移動用キャスター4がエレベーターと廊下との間の隙間(凹み)に落ち込んでしまうこともなく、スムーズに点滴スタンドを移動させることができる。
【0007】
また、落輪防止部材5を、移動用キャスター4による支柱3の移動時において、移動面Gを転動することのできる補助キャスター18で構成していれば、移動用キャスター4が移動面Gの凹部分Hを移動しても、補助キャスター18が移動用キャスター4とは離れた位置(支柱2側)で平坦な移動面Gを移動するので、この補助キャスター18が支えとなってベース部材3の移動姿勢を維持し、その結果、移動用キャスター4は凹みに落ち込むことがなく、点滴スタンド自体をスムーズに移動させることができる。
【0008】
さらに、補助キャスター18は、移動用キャスター4と支柱2との間に設けられているので、移動用キャスター4よりも先に移動面Gの凹部分Hを移動することは少なく、移動用キャスター4が移動時においてどのような向きであってもベース部材3を支持することが可能である。
また、ベース部材3は、支柱2の軸芯を中心として放射線状に突設された複数の支持部材14からなり、この支持部材14の先端部に移動用キャスター4が設けられ、この移動用キャスター14と支柱2との間に落輪防止部材5が設けられているのが好ましい。
【0009】
また、ベース部材3は、移動用キャスター4が取り付けられている部分より、支柱2が取り付けられている部分の方が低くなるように形成されていれば、支柱2が移動面Gに近い位置でベース部材3に取り付けられることになるので、点滴スタンド全体の重心を低くすることができ、安定した状態で点滴スタンドを移動させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1〜3は本発明に係る点滴スタンドの実施の形態を示している。
この点滴スタンド1は、点滴容器を吊すことのできる支柱2と、この支柱2の下端部において支柱2を支持するベース部材3と、このベース部材3に取り付けられる移動用キャスター4と、一部の移動用キャスター4が移動面Gの凹みに落ち込まないようにベース部材3の移動姿勢を支持する落輪防止部材5とを有している。
【0011】
図1に示すように、支柱2は、鉄鋼又はその他の材料で形成されており、ベース部材3に取り付けられる円筒状の支持部8と、この支持部8に摺動自在に挿入された円筒状の延長部9と、この延長部9の上端に設けられたフック10と、支持部8と延長部9とを挟持する高さ調整具11とを有している。
支持部8は、ベース部材3の略中央部から起立しており、支持部8の下端部はベース部材3に設けられた取付ナット12との締結によってベース部材3に取り付けられている。
【0012】
高さ調整具11は、ナットの形状をしており、延長部9を支持部8に挿入した状態でこの高さ調整具11を支持部8の上端部に締め付けることにより、支持部8と延長部9は高さ調整具11に挟持され、延長部9は支持部8に連結されるようになっている。また、この高さ調整具11を緩めることにより延長部9は挟持状態から解除されるようになっており、延長部9を上下方向させることによって、フック10の高さ調整ができるようになっている。
フック10は、略平板状に形成されておりこのフック10に設けられた切り欠き部13に点滴容器などを吊すことができるようになっている。
【0013】
図2に示すように、ベース部材3は略十字状になっており、長方形板状の4枚の支持部材14から構成されている。
この各支持部材14は、支持部8の軸心(支柱2の軸心)を中心として互いの支持部材14の開き角が略90°になるように突設されており、ベース部材3の略中央部に設けられた円形状の連結板15に各支持部材14の一端を溶接することにより、各支持部材14は一体化されている。また、ベース部材3の中央部が下方に屈曲するように各支持部材14は屈曲形成されている。
【0014】
図1,2に示すように、移動用キャスター4は、ベース部材3の支持部8が取り付けられている位置よりも高い位置で各支持部材14の先端部に設けられており、この場合においては4個の移動用キャスター4が設けられている。
この移動用キャスター4は、車輪16を有しており、この車輪16が移動面Gを転動することによって、支柱2はベース部材3と共に移動できるようになっている。また、移動用キャスター4は、支柱2の進行方向に合わせて車輪16の向きを自在に変えることができるようになっている。
【0015】
図1,2に示すように、落輪防止部材5は、移動用キャスター4と支柱2との間に位置するように各支持部材14に設けられ、この場合においては4個の落輪防止部材5が設けられている。この落輪防止部材5は、移動用キャスター4による支柱2の移動時において、移動面Gを転動することのできる車輪16を有する補助キャスター18で構成されている。この補助キャスター18はベース部材3から下方に突出してベース部材3を支持すると共に、支柱2とベース部材3とを移動させることができるものとなっている。
【0016】
上記記載の一実施の形態によれば、ベース部材3が十字状になっており、各支持部材14に移動用キャスター4が設けられているので、点滴スタンド1自体は四点支持されて安定した状態で移動させることができる。
また、図2,3に示すように、一部の移動用キャスター4の車輪16が移動面Gの凹部分Hを転動した場合において、補助キャスター18の車輪16が移動用キャスター4とは離れた位置(支柱2側)で平坦な移動面Gを転動し、且つ、この各補助キャスター18がベース部材3を支持してベース部材3の移動姿勢を維持するので、移動用キャスター4は凹部分に落ち込むことがなく、スムーズに移動させることができる。
【0017】
さらに、補助キャスター18は、移動用キャスター4と支柱2との間のベース部材3に設けられているので、補助キャスター18の車輪16は移動用キャスター4よりも先に移動面Gの凹部分Hを転動することは少なく、移動している移動状態において、ベース部材3がどのような向きで進んでも、この補助キャスター18はベース部材3を支持することが可能である。
また、ベース部材3の中央部が下方に屈曲している、言い換えれば、移動用キャスター4が取り付けられている部分より、支柱2が取り付けられている部分の方が低くなるようになっているので、点滴スタンド1全体の重心を低くすることができ、安定した状態で点滴スタンド1を移動させることができる。
【0018】
図4は本発明に係る点滴スタンドの第2の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、支柱2を支持しているベース部材3を略人字状にしたものであり、ベース部材3は長方形板状の3枚の支持部材14から構成されている。なお、図4においてフック10及び高さ調整具10は省略している。
図4に示すように、この各支持部材14は支持部8の軸心(支柱2の軸心)を中心として互いの支持部材14の開き角が略120°になるように突設されており、上記記載の第1の実施の形態と同様に、ベース部材3の略中央部に設けられた円形状の連結板15に各支持部材14の一端を溶接することにより各支持部材14は一体化されている
そして、移動用キャスター4と補助キャスター18は、上記記載の第1の実施の形態と同様にこの各支持部材14に設けられており、この場合において、移動用キャスター4と補助キャスター18はそれぞれ3個づつ設けられている。
【0019】
なお、その他の構成は上記記載の第1の実施の形態と同様である。
上記記載の第2の実施の形態によれば、上記記載の第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、上記記載の第1の実施の形態と比べ支持部材14と移動用キャスター4と補助キャスター18とをそれぞれ1個減らすことができるので安価に製造することができる。
図5は本発明に係る点滴スタンドの第3の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、支柱2を支持しているベース部材3を略人手字状にしたものであり、ベース部材3は長方形板状の5枚の支持部材14から構成されている。なお、図5においてフック10及び高さ調整具11は省略している。
【0020】
図5に示すように、この各支持部材14は支持部8の軸心(支柱2の軸心)を中心として互いの支持部材14の開き角が略72°になるように突設されており、上記記載の第1の実施の形態と同様に、ベース部材2の略中央部に設けられた円形状の連結板15に各支持部材14の一端を溶接することにより各支持部材14は一体化されている
そして、移動用キャスター4と補助キャスター18は、上記記載の第1の実施の形態と同様にこの各支持部材14に設けられており、この場合において、移動用キャスター4と補助キャスター18はそれぞれ5個づつ設けられている。
【0021】
なお、その他の構成は上記記載の第1の実施の形態と同様である。
上記記載の第3の実施の形態によれば、上記記載の第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、周方向にずれた位置で5個の移動用キャスター4と補助キャスター18とが設けられているのでより安定した状態で点滴スタンド自体を移動させることができる。
図6は本発明に係る点滴スタンドの第4の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、支柱2を支持しているベース部材3を円盤状の部材で形成したものであり、このベース部材3に複数の移動用キャスター4と複数の補助キャスター18とを設けたものである。なお、図6においてフック10及び高さ調整具11は省略している。
【0022】
図6に示すように、支柱2は円盤状のベース部材3の中央部に設けられ、ベース部材3の周部において、各移動用キャスター4がそれぞれ周方向にずれた位置になると共に、互いの移動用キャスター4の配置角度が略90°となるように移動キャスター4はベース部材3に設けられている。
補助キャスター18は、この各移動用キャスター4と支柱2との間に位置するようにベース部材3に設けられている。この場合において、移動用キャスター4と補助キャスター18はそれぞれ4個づつ設けられている。
【0023】
なお、その他の構成は上記記載の第1の実施の形態と同様である。
上記記載の第4の実施の形態によれば、上記記載の第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、ベース部材3が円盤状に形成されているので上記記載の1〜3の実施形態のように各支持部材14を組み合わせる必要がなく簡単にベース部材3を構成することができ、安価に製造することができる。
図7は本発明に係る点滴スタンドの第5の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、落輪防止部材5をベース部材3から移動面G側に突出する突出部材19で構成したものである。
【0024】
この突出部材19は、合成樹脂や金属などその他の材料で形成されており、支柱2と移動用キャスター4との間の位置においてベース部材3から移動面G側に突出している。この場合において、突出部材19は、移動面Gに完全に当接しない程度であって、限りなく移動面Gに近い位置まで下方に突出しているのが好ましい。
なお、この突出部材19はベース部材3に取り付けられるものであっても、ベース部材3と一体化形成されていてもよい。
【0025】
上記実施の第5の実施の形態によれば、図8のように一部の移動用キャスター4の車輪16が移動面Gの凹部分Hを転動しても、突出部材19が移動面Gと当接してベース部材3を支持すると共に、ベース部材3の移動姿勢をほぼ維持するので、移動用キャスター4は凹部分に落ち込むことがなく、点滴スタンド1自体をスムーズに移動させることができる。
本発明は、上記記載の実施の形態に限定されることなく適宜に設計変更が可能である。
【0026】
支柱2は点滴容器を設けることができるものであればよく、必ずしも高さ調整具11を有する必要はない。また、フック10においても、例えば、十字状になっているものであっても、その他の形状を有するものであってもよい。
また、複数の支持部材14は長方形板状に形成されていたがこれに限られず、例えば、パイプ形状のものであっても鋼棒形状のものであってもよい。
また、上記実施の形態では、落輪防止部材5は移動用キャスター4と支柱2とを結ぶ同一直線上(移動キャスター4と落輪防止部材5とが周方向にずれない位置)に配置されていたが、図9,10に示すように、落輪防止部材5は移動キャスター4に対して周方向にずれた位置となるように設けられてもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、移動用キャスターと支柱との間に落輪防止部材を設けたので、一部の移動用キャスターが移動面の凹みに至ってもベース部材は移動姿勢を崩して移動用キャスターが凹みに落ち込むことがないので点滴スタンド自体をスムーズに移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す点滴スタンドの側面図である。
【図2】同図1のA−Aの矢視図である。
【図3】同の移動用キャスターの一部が移動面の凹みに移動した際の側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す点滴スタンドを上から見た図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す点滴スタンドを上から見た図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す点滴スタンドを上から見た図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示す点滴スタンドの側面図である。
【図8】同の移動用キャスターの一部が移動面の凹みに移動した際の側面図である。
【図9】移動用キャスターに対して落輪防止部材を周方向にずらして配置させた他の点滴スタンドを上から見た図である。
【図10】移動用キャスターに対して落輪防止部材を周方向にずらして配置させた他の点滴スタンドを上から見た図である。
【図11】従来の点滴スタンドの側面図である。
【図12】同図11のB−B矢視図である。
【図13】同移動用キャスターの一部が移動面の凹みに移動した際の側面図である。
【符号の説明】
1 点滴スタンド
2 支柱
3 ベース部材
4 移動用キャスター
5 落輪防止部材
14 支持部材
16 車輪
18 補助キャスター
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャスター等により移動可能な点滴スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から病院等で用いられている点滴スタンドは、図11に示すように、点滴容器を吊すことのできる支柱101の下端部にこの支柱101を支持するベース部材102を設け、このベース部材102にキャスター103を設けることにより、例えば点滴容器を吊した状態で病院内を移動できるようになっている。
ベース部材102に設けられるキャスター103は、図11,12に示すように、十字状のベース部材102の先端部にそれぞれ設けられており、このキャスター103の車輪104が床面等の移動面Gを転動することにより支柱101が起立した状態で床面等を移動できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の点滴スタンドでは、図13に示すように、キャスター103の車輪104が床面を転動している場合において、床面等に凹みがあると、このキャスター103が凹みに落ち込みむことによってベース部材102が移動姿勢を崩し、その結果、点滴スタンド100自体がスムーズに移動できなくなったり、キャスター103が完全に凹みに挟まってキャスター103を凹みから引き出さなければ点滴スタンド100を移動させることができない問題があった。
【0004】
特に病院などでは、点滴スタンド100をエレベーターに乗り降りさせる際に、キャスター103がエレベーターと廊下との間の隙間(凹み)に落ち込んでしまうことが多くあり問題となっている。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、キャスターが凹みのある床面などを移動しても、スムーズに移動できる点滴スタンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記の目的を達成するために、次の解決手段を採用した。すなわち、点滴容器を吊すことのできる支柱2の下端部にこの支柱2を支持するベース部材3が設けられ、このベース部材3に移動用キャスター4が複数設けられた点滴スタンドにおいて、一部の移動用キャスター4が移動面Gの凹みに落ち込まないようにベース部材3の移動姿勢を支持する落輪防止部材5が移動用キャスター4よりも支柱2の近くに設けられている。
【0006】
本発明によれば、落輪防止部材5が、移動用キャスター4よりも支柱2の近くに設けられているので、一部の移動用キャスター4が移動面Gの凹部分Hに移動しても、ベース部材4が移動姿勢を崩すことがないように落輪防止部材5が支持するので、移動用キャスター4は凹みに落ち込むことがなく、点滴スタンド自体をスムーズに移動させることができる。
即ち、従来のように、移動用キャスター4が凹みに落ち込むことで、点滴スタンド自体がスムーズに移動できなくなったり、移動用キャスター4が完全に凹みに挟まって移動用キャスター4を凹みから引き出さなければ点滴スタンド自体を移動させることができなくなるということがなく、上記記載のように点滴スタンドをエレベーターに乗り降りさせる際においても、移動用キャスター4がエレベーターと廊下との間の隙間(凹み)に落ち込んでしまうこともなく、スムーズに点滴スタンドを移動させることができる。
【0007】
また、落輪防止部材5を、移動用キャスター4による支柱3の移動時において、移動面Gを転動することのできる補助キャスター18で構成していれば、移動用キャスター4が移動面Gの凹部分Hを移動しても、補助キャスター18が移動用キャスター4とは離れた位置(支柱2側)で平坦な移動面Gを移動するので、この補助キャスター18が支えとなってベース部材3の移動姿勢を維持し、その結果、移動用キャスター4は凹みに落ち込むことがなく、点滴スタンド自体をスムーズに移動させることができる。
【0008】
さらに、補助キャスター18は、移動用キャスター4と支柱2との間に設けられているので、移動用キャスター4よりも先に移動面Gの凹部分Hを移動することは少なく、移動用キャスター4が移動時においてどのような向きであってもベース部材3を支持することが可能である。
また、ベース部材3は、支柱2の軸芯を中心として放射線状に突設された複数の支持部材14からなり、この支持部材14の先端部に移動用キャスター4が設けられ、この移動用キャスター14と支柱2との間に落輪防止部材5が設けられているのが好ましい。
【0009】
また、ベース部材3は、移動用キャスター4が取り付けられている部分より、支柱2が取り付けられている部分の方が低くなるように形成されていれば、支柱2が移動面Gに近い位置でベース部材3に取り付けられることになるので、点滴スタンド全体の重心を低くすることができ、安定した状態で点滴スタンドを移動させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1〜3は本発明に係る点滴スタンドの実施の形態を示している。
この点滴スタンド1は、点滴容器を吊すことのできる支柱2と、この支柱2の下端部において支柱2を支持するベース部材3と、このベース部材3に取り付けられる移動用キャスター4と、一部の移動用キャスター4が移動面Gの凹みに落ち込まないようにベース部材3の移動姿勢を支持する落輪防止部材5とを有している。
【0011】
図1に示すように、支柱2は、鉄鋼又はその他の材料で形成されており、ベース部材3に取り付けられる円筒状の支持部8と、この支持部8に摺動自在に挿入された円筒状の延長部9と、この延長部9の上端に設けられたフック10と、支持部8と延長部9とを挟持する高さ調整具11とを有している。
支持部8は、ベース部材3の略中央部から起立しており、支持部8の下端部はベース部材3に設けられた取付ナット12との締結によってベース部材3に取り付けられている。
【0012】
高さ調整具11は、ナットの形状をしており、延長部9を支持部8に挿入した状態でこの高さ調整具11を支持部8の上端部に締め付けることにより、支持部8と延長部9は高さ調整具11に挟持され、延長部9は支持部8に連結されるようになっている。また、この高さ調整具11を緩めることにより延長部9は挟持状態から解除されるようになっており、延長部9を上下方向させることによって、フック10の高さ調整ができるようになっている。
フック10は、略平板状に形成されておりこのフック10に設けられた切り欠き部13に点滴容器などを吊すことができるようになっている。
【0013】
図2に示すように、ベース部材3は略十字状になっており、長方形板状の4枚の支持部材14から構成されている。
この各支持部材14は、支持部8の軸心(支柱2の軸心)を中心として互いの支持部材14の開き角が略90°になるように突設されており、ベース部材3の略中央部に設けられた円形状の連結板15に各支持部材14の一端を溶接することにより、各支持部材14は一体化されている。また、ベース部材3の中央部が下方に屈曲するように各支持部材14は屈曲形成されている。
【0014】
図1,2に示すように、移動用キャスター4は、ベース部材3の支持部8が取り付けられている位置よりも高い位置で各支持部材14の先端部に設けられており、この場合においては4個の移動用キャスター4が設けられている。
この移動用キャスター4は、車輪16を有しており、この車輪16が移動面Gを転動することによって、支柱2はベース部材3と共に移動できるようになっている。また、移動用キャスター4は、支柱2の進行方向に合わせて車輪16の向きを自在に変えることができるようになっている。
【0015】
図1,2に示すように、落輪防止部材5は、移動用キャスター4と支柱2との間に位置するように各支持部材14に設けられ、この場合においては4個の落輪防止部材5が設けられている。この落輪防止部材5は、移動用キャスター4による支柱2の移動時において、移動面Gを転動することのできる車輪16を有する補助キャスター18で構成されている。この補助キャスター18はベース部材3から下方に突出してベース部材3を支持すると共に、支柱2とベース部材3とを移動させることができるものとなっている。
【0016】
上記記載の一実施の形態によれば、ベース部材3が十字状になっており、各支持部材14に移動用キャスター4が設けられているので、点滴スタンド1自体は四点支持されて安定した状態で移動させることができる。
また、図2,3に示すように、一部の移動用キャスター4の車輪16が移動面Gの凹部分Hを転動した場合において、補助キャスター18の車輪16が移動用キャスター4とは離れた位置(支柱2側)で平坦な移動面Gを転動し、且つ、この各補助キャスター18がベース部材3を支持してベース部材3の移動姿勢を維持するので、移動用キャスター4は凹部分に落ち込むことがなく、スムーズに移動させることができる。
【0017】
さらに、補助キャスター18は、移動用キャスター4と支柱2との間のベース部材3に設けられているので、補助キャスター18の車輪16は移動用キャスター4よりも先に移動面Gの凹部分Hを転動することは少なく、移動している移動状態において、ベース部材3がどのような向きで進んでも、この補助キャスター18はベース部材3を支持することが可能である。
また、ベース部材3の中央部が下方に屈曲している、言い換えれば、移動用キャスター4が取り付けられている部分より、支柱2が取り付けられている部分の方が低くなるようになっているので、点滴スタンド1全体の重心を低くすることができ、安定した状態で点滴スタンド1を移動させることができる。
【0018】
図4は本発明に係る点滴スタンドの第2の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、支柱2を支持しているベース部材3を略人字状にしたものであり、ベース部材3は長方形板状の3枚の支持部材14から構成されている。なお、図4においてフック10及び高さ調整具10は省略している。
図4に示すように、この各支持部材14は支持部8の軸心(支柱2の軸心)を中心として互いの支持部材14の開き角が略120°になるように突設されており、上記記載の第1の実施の形態と同様に、ベース部材3の略中央部に設けられた円形状の連結板15に各支持部材14の一端を溶接することにより各支持部材14は一体化されている
そして、移動用キャスター4と補助キャスター18は、上記記載の第1の実施の形態と同様にこの各支持部材14に設けられており、この場合において、移動用キャスター4と補助キャスター18はそれぞれ3個づつ設けられている。
【0019】
なお、その他の構成は上記記載の第1の実施の形態と同様である。
上記記載の第2の実施の形態によれば、上記記載の第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、上記記載の第1の実施の形態と比べ支持部材14と移動用キャスター4と補助キャスター18とをそれぞれ1個減らすことができるので安価に製造することができる。
図5は本発明に係る点滴スタンドの第3の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、支柱2を支持しているベース部材3を略人手字状にしたものであり、ベース部材3は長方形板状の5枚の支持部材14から構成されている。なお、図5においてフック10及び高さ調整具11は省略している。
【0020】
図5に示すように、この各支持部材14は支持部8の軸心(支柱2の軸心)を中心として互いの支持部材14の開き角が略72°になるように突設されており、上記記載の第1の実施の形態と同様に、ベース部材2の略中央部に設けられた円形状の連結板15に各支持部材14の一端を溶接することにより各支持部材14は一体化されている
そして、移動用キャスター4と補助キャスター18は、上記記載の第1の実施の形態と同様にこの各支持部材14に設けられており、この場合において、移動用キャスター4と補助キャスター18はそれぞれ5個づつ設けられている。
【0021】
なお、その他の構成は上記記載の第1の実施の形態と同様である。
上記記載の第3の実施の形態によれば、上記記載の第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、周方向にずれた位置で5個の移動用キャスター4と補助キャスター18とが設けられているのでより安定した状態で点滴スタンド自体を移動させることができる。
図6は本発明に係る点滴スタンドの第4の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、支柱2を支持しているベース部材3を円盤状の部材で形成したものであり、このベース部材3に複数の移動用キャスター4と複数の補助キャスター18とを設けたものである。なお、図6においてフック10及び高さ調整具11は省略している。
【0022】
図6に示すように、支柱2は円盤状のベース部材3の中央部に設けられ、ベース部材3の周部において、各移動用キャスター4がそれぞれ周方向にずれた位置になると共に、互いの移動用キャスター4の配置角度が略90°となるように移動キャスター4はベース部材3に設けられている。
補助キャスター18は、この各移動用キャスター4と支柱2との間に位置するようにベース部材3に設けられている。この場合において、移動用キャスター4と補助キャスター18はそれぞれ4個づつ設けられている。
【0023】
なお、その他の構成は上記記載の第1の実施の形態と同様である。
上記記載の第4の実施の形態によれば、上記記載の第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、ベース部材3が円盤状に形成されているので上記記載の1〜3の実施形態のように各支持部材14を組み合わせる必要がなく簡単にベース部材3を構成することができ、安価に製造することができる。
図7は本発明に係る点滴スタンドの第5の実施形態を示している。
この点滴スタンド1は、落輪防止部材5をベース部材3から移動面G側に突出する突出部材19で構成したものである。
【0024】
この突出部材19は、合成樹脂や金属などその他の材料で形成されており、支柱2と移動用キャスター4との間の位置においてベース部材3から移動面G側に突出している。この場合において、突出部材19は、移動面Gに完全に当接しない程度であって、限りなく移動面Gに近い位置まで下方に突出しているのが好ましい。
なお、この突出部材19はベース部材3に取り付けられるものであっても、ベース部材3と一体化形成されていてもよい。
【0025】
上記実施の第5の実施の形態によれば、図8のように一部の移動用キャスター4の車輪16が移動面Gの凹部分Hを転動しても、突出部材19が移動面Gと当接してベース部材3を支持すると共に、ベース部材3の移動姿勢をほぼ維持するので、移動用キャスター4は凹部分に落ち込むことがなく、点滴スタンド1自体をスムーズに移動させることができる。
本発明は、上記記載の実施の形態に限定されることなく適宜に設計変更が可能である。
【0026】
支柱2は点滴容器を設けることができるものであればよく、必ずしも高さ調整具11を有する必要はない。また、フック10においても、例えば、十字状になっているものであっても、その他の形状を有するものであってもよい。
また、複数の支持部材14は長方形板状に形成されていたがこれに限られず、例えば、パイプ形状のものであっても鋼棒形状のものであってもよい。
また、上記実施の形態では、落輪防止部材5は移動用キャスター4と支柱2とを結ぶ同一直線上(移動キャスター4と落輪防止部材5とが周方向にずれない位置)に配置されていたが、図9,10に示すように、落輪防止部材5は移動キャスター4に対して周方向にずれた位置となるように設けられてもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、移動用キャスターと支柱との間に落輪防止部材を設けたので、一部の移動用キャスターが移動面の凹みに至ってもベース部材は移動姿勢を崩して移動用キャスターが凹みに落ち込むことがないので点滴スタンド自体をスムーズに移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す点滴スタンドの側面図である。
【図2】同図1のA−Aの矢視図である。
【図3】同の移動用キャスターの一部が移動面の凹みに移動した際の側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す点滴スタンドを上から見た図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す点滴スタンドを上から見た図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す点滴スタンドを上から見た図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示す点滴スタンドの側面図である。
【図8】同の移動用キャスターの一部が移動面の凹みに移動した際の側面図である。
【図9】移動用キャスターに対して落輪防止部材を周方向にずらして配置させた他の点滴スタンドを上から見た図である。
【図10】移動用キャスターに対して落輪防止部材を周方向にずらして配置させた他の点滴スタンドを上から見た図である。
【図11】従来の点滴スタンドの側面図である。
【図12】同図11のB−B矢視図である。
【図13】同移動用キャスターの一部が移動面の凹みに移動した際の側面図である。
【符号の説明】
1 点滴スタンド
2 支柱
3 ベース部材
4 移動用キャスター
5 落輪防止部材
14 支持部材
16 車輪
18 補助キャスター
Claims (4)
- 点滴容器を吊すことのできる支柱(2)の下端部にこの支柱(2)を支持するベース部材(3)が設けられ、このベース部材(3)に移動用キャスター(4)が複数設けられた点滴スタンドにおいて、
一部の前記移動用キャスター(4)が移動面(G)の凹みに落ち込まないようにベース部材(3)の移動姿勢を支持する落輪防止部材(5)が移動用キャスター(4)よりも支柱(2)の近くに設けられていることを特徴とする点滴スタンド。 - 前記落輪防止部材(5)は、移動用キャスター(4)による支柱(2)の移動時に移動面(G)を転動することのできる車輪(16)を有する補助キャスター(18)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の点滴スタンド。
- 前記ベース部材(3)は、前記支柱(2)の軸心を中心として放射線状に突設された複数の支持部材(14)からなり、この支持部材(14)の先端部に移動用キャスター(4)が設けられ、支持部材(14)の移動用キャスター(4)と支柱(2)との間に落輪防止部材(5)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の点滴スタンド。
- 前記ベース部材(3)は、移動用キャスター(4)が取り付けられている部分より、支柱(2)が取り付けられている部分の方が低くなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の点滴スタンド。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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