JP2010102442A - リモート保守システム,リモート保守方法及びプログラム - Google Patents

リモート保守システム,リモート保守方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】保守サービス業者側の端末からの被保守機器に対する不正な遠隔操作を有効に防止にして、高い安全性を実現するリモート保守システム,リモート保守方法及びリモート保守用プログラムを提供する。
【解決手段】業務サーバ/ストレージ3を監視している保守監視サーバ1が、保守センタ端末2と電話回線4を介して接続し音声通信し、保守センタ端末2から送られてくる音声信号をスピーカを介して音声出力する機能を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、構内ネットワーク内の業務サーバ等に対して保守業者側の端末が構内ネットワーク外からアクセスしてリモート保守を実行するリモート保守システム,リモート保守方法及びリモート保守用プログラムに関する。
LAN(Local Area Network)内の業務サーバを正常に稼動させるように保守する技術として、業務サーバに異常が発生した場合に、保守サービス業者側の端末が遠隔から当該業務サーバにアクセスして障害の原因を調査し保守を行うリモート保守システムが広く知られている。通常のリモート保守システムは、マシン室内に設置された業務サーバと、保守サービス業者側の端末とが、インターネット回線もしくは電話回線で接続された構成となっている。
このようなリモート保守システムによれば、保守サービス業者の作業員が直接出向いて機器の異常の原因を調査する場合と比べて、障害発生から調査開始までの時間が短縮されると共に、作業員の移動にかかるコストが削減できる。
このリモート保守に関連する技術が特許文献1および2に開示されている。特許文献1には、通常の電話機を保守装置として用いて、保守装置からPB信号のコマンドを被保守局へ送信し、被保守局が、コマンドに応じて処理を実行し保守情報を音声信号で保守装置へ返すようにした遠隔保守方式が開示されている。
特許文献2には、保守対象となる電子計算機から保守情報を採取するサービスプロセッサと、サービスプロセッサからの保守情報を音声信号に変換して公衆回線へ出力する音声合成装置と、公衆回線からの音声信号を音声認識して得られた情報をサービスプロセッサへ送信する音声認識装置とを備えた保守装置が開示されており、この保守装置によれば、電話音声で情報の送受信を行って遠隔から電子計算機の保守を行うことができる。
特開平1−200858号公報 特開昭61−84745号公報
しかしながら、上述した関連技術では、保守サービス業者側の端末からインターネットや電話回線を介してLAN内の業務サーバへ遠隔操作が行われるので、LANの運用者が業務サーバに対する遠隔操作の内容をタイムリーに確認することは困難であり、万が一、保守サービス業者側が不正な操作を実行してもそれに対処できないという不都合があった。このような不都合があるため、セキュリティを重視した企業などでは、リモート保守技術を導入することができなかった。
そこで、本発明は、上記関連技術の不都合を改善し、構内システム内のサーバに対する不正な遠隔操作を防止して、サーバのリモート保守を安全に行えるリモート保守システム,リモート保守方法及びリモート保守用プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のリモート保守システムは、構内ネットワーク内の業務サーバを監視する保守監視サーバと、この保守監視サーバを遠隔操作して前記業務サーバを保守する保守センタ端末とからなるリモート保守システムにおいて、前記保守監視サーバと前記保守センタ端末とは、相互に音声通信可能な電話回線を介して連結され、前記保守センタ端末は、前記保守監視サーバに対するコマンドを音声信号に変換すると共に前記保守監視サーバから受信した返信信号を音声認識し前記コマンドに対する回答データとして読み出す音声合成認識機能を備え、前記保守監視サーバは、前記保守センタ端末から送られてくる音声信号を音声認識しコマンドとして読み出すと共にこのコマンドに従って動作した結果得られる回答データを送信用の音声信号に変換する音声合成認識機能を備え、さらに、前記保守監視サーバは、前記保守センタ端末から送られてくる音声信号をスピーカを介して出力する通信音声出力機能を備えたことを特徴とする。
また、本発明のリモート保守方法は、構内ネットワーク内の業務サーバを監視する保守監視サーバと、この保守監視サーバを遠隔操作して前記業務サーバを保守する保守センタ端末とからなるリモート保守システムにあって、前記保守センタ端末に装備された音声合成手段が、前記保守監視サーバに対するコマンドを予め設定された音声辞書に基づいて音声信号に変換し、この変換により生成された音声信号を前記保守センタ端末に装備された電話回線接続手段が電話回線を介して前記保守監視サーバへ送信し、
前記保守監視サーバに装備された電話回線接続手段が、前記保守センタ端末から送られてくる音声信号を受信し、この受信された音声信号を前記保守監視サーバに装備されたスピーカが音声出力すると共に、当該音声信号を前記保守監視サーバに装備された音声認識手段が予め設定された音声辞書に基づいて音声認識しコマンドとして読み出し、前記保守監視サーバに装備された保守監視手段が、前記読み出されたコマンドに従って前記業務サーバの保守に係る処理を実行することを特徴とする。
また、本発明のリモート保守用プログラムは、構内ネットワーク内の業務サーバを監視すると共に保守センタ端末から遠隔操作を受ける保守監視サーバにあって、前記保守センタ端末に対して音声信号を送受信する音声通信機能と、この音声通信機能により受信された音声信号を予め設定された音声辞書に基づいて音声認識し前記保守センタ端末からのコマンドとして読み出す音声認識機能と、この読み出されたコマンドに従って前記業務サーバの保守に係る処理を実行する保守監視機能と、この処理の実行結果である回答データを前記音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換する音声合成機能と共に、前記音声受信機能により受信された音声信号を前記音声認識前にスピーカへ送出して音声出力させる音声出力機能をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明は、以上のように構成され機能するため、これにより、業務サーバを監視する保守監視サーバを保守センタ端末が遠隔操作する際に、保守監視サーバと保守センタ端末間の情報伝達に音声信号を使用し、保守センタ端末から保守監視サーバに対する指令の内容が音声となって保守監視サーバのスピーカから出力され、保守監視サーバ側の運用者が保守監視サーバに対する指令の内容を音声から把握し不正な指令でないか否かを判断することができるので、保守監視サーバに対する不正な遠隔操作を有効に防止し、業務サーバのリモート保守を安全に実行することができる。
以下、本発明における一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のリモート保守システムの全体構成を示すブロック図である。本実施形態のリモート保守システムは、図1に示すように、社内システムA内の保守監視サーバ1と、リモート保守センタB内に設置された保守センタ端末2とが電話回線4を介して互いに接続し音声通信する構成である。
本実施形態のリモート保守システムは、構内ネットワークであるイントラネット5内の業務サーバ/ストレージ3を監視する保守監視サーバ1と、この保守監視サーバ1を遠隔操作して業務サーバ3を保守する保守センタ端末2とからなる。
保守監視サーバ1と保守センタ端末2とは、互いに電話回線で接続され音声通信を行う音声通信機能を備え、保守センタ端末2が、保守監視サーバ1に対するコマンドを送信用の音声信号に変換すると共に保守監視サーバ1から送られてくる音声信号を音声認識しコマンドに対する回答データとして読み出す音声合成認識機能を備え、保守監視サーバ1が、保守センタ端末2から送られてくる音声信号を音声認識しコマンドとして読み出すと共にこのコマンドに従って動作した結果得られた回答データを送信用の音声信号に変換する音声合成認識機能とを備え、さらに、保守監視サーバ1は、保守センタ端末2から送られてくる音声信号をスピーカを介して出力する通信音声出力機能とを備えている。
この保守監視サーバ1の通信音声出力機能は、保守センタ端末2からのコマンドの内容を表す言語の音声を出力する機能であり、これにより、保守監視サーバ1に対する遠隔操作の内容を、保守管理サーバ1の近傍にいる社内システムAの運用者に知らせることができる。
図2は、図1に示す保守監視サーバ1の内部構成を示す機能ブロック図である。本実施形態における保守監視サーバ1は、図2に示すように、業務サーバ/ストレージ3と接続しデータ通信を行うネットワーク接続手段11と、電話回線4に接続し音声信号を送受信する電話回線接続手段13と、複数種類のコマンドとこの各コマンドの内容を表す言語の音声パターンとが対応付けて登録された音声辞書を記憶した音声辞書記憶部14と、保守センタ端末2から送信された音声信号を音声辞書記憶部14に記憶された音声辞書に基づいて音声認識しコマンドとして読み出す音声認識手段15と、このコマンドに従って業務サーバ/ストレージ3の保守に係る処理を実行すると共に前記業務サーバ/ストレージ3を定期的に監視する保守監視手段12と、保守監視手段12により前記業務サーバ/ストレージ3から収集された監視情報を蓄積する監視情報記憶部10と、保守監視手段12による処理の実行結果を音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換する音声合成手段16とを備えている。
更に、保守監視サーバ1は、電話回線接続手段13に受信された保守センタ端末2からの音声信号、及び音声合成手段15に生成された音声信号を音に変換して出力するスピーカ17と、音を外部入力して送信用の音声信号に変換するマイクロフォン18と、電話回線接続手段13に受信された保守センタ端末2からの音声信号と音声合成手段15に生成された音声信号とを記憶媒体に記録する音声記録手段19とを備えている。スピーカ17とマイクロフォン18とは、両者を一体化した形の送受話器(ハンドセット)であってもよい。
ネットワーク接続手段11は、業務サーバ/ストレージ3とデータ通信を行う機能を備えている。業務サーバ/ストレージ3は、例えば、Webサーバやアプリケーションサーバ、データベースサーバなどである。
保守監視手段12は、業務サーバ/ストレージ3のログ情報や性能情報などを定期的に取得し監視情報として監視情報記憶部10に記憶させる機能と、この取得した監視情報に基づいて業務サーバ/ストレージ3に障害が発生しているか否かを判定する機能とを備えると共に、保守センタ端末2からのコマンドに従って業務サーバ/ストレージ3の保守に係る処理を実行する機能と、この処理の実行結果を表す情報をコマンドに対する回答データとして音声合成手段16へ送出する機能とを備えている。ここで、業務サーバ/ストレージ3の性能情報とは、業務サーバ/ストレージ3のCPU使用率やメモリ使用率などの数値情報である。
業務サーバ/ストレージ3の保守に係る処理としては、障害が発生した業務サーバ/ストレージ3の監視情報を保守センタ端末2へ送信する処理や、障害が発生した業務サーバ/ストレージ3における障害箇所の調査,障害の復旧処理などである。
また、保守監視手段12は、業務サーバ/ストレージ3に障害が発生していると判定した場合に図示していない表示画面に障害発生を通知する情報を表示させる機能を備えている。このような機能を有することで、社内システムAの運用者が表示画面に表示された障害発生の通知を見て、リモート保守センタBへ保守依頼を行うことができる。
電話回線接続手段13は、電話番号を割り当てられており通常の電話としての機能を有している。電話回線4側から呼を受けて回線接続を確立し、受信した音声はスピーカ17から出力される。マイクロフォン18(集音機)から音声信号を入力し電話回線4側へ送出する。保守監視サーバ1の近傍にいる運用者は、スピーカ17から電話のやり取りの内容を聞くことができ、また、一旦、保守監視サーバ1に「待機」指示をすることで電話でのやり取りに割り込むことが可能である。
音声辞書記憶部14は、様々なコマンドや回答とそれらの内容を表す言語の音声パターンとが対応付けられて記録された音声辞書を記憶している。この音声辞書には、業務サーバ/ストレージ3の保守に係るコマンド,コマンドに従って実行された処置の結果を通知するのに用いられる単語の音声パターンが記録されている。
音声認識手段15は、電話回線4からの音声信号を音声辞書記憶部14に記憶された音声辞書に基づいて音声認識し、テキスト形式情報のコマンドに変換しこのコマンドを保守監視手段12へ送出する機能を備えている。
音声合成手段16は、保守監視手段12から業務サーバ/ストレージ3の保守にかかる処理の実行結果を表す情報を回答データとして入力しこの回答データを前述した音声辞書に基づいて音声信号に変換しこの音声信号を電話回線接続手段13に送って保守センタ端末2へ送信させる機能を備えている。また、この音声合成手段16は、回答データに対し予め設定された基準に基づく重要度を付与しその重要度に応じて変換後の音声の声色を変える機能を備えてもよい。
このように、本実施形態においては、保守監視サーバ1及び保守センタ端末2が、送信データを人間が理解できる言語の音声に変換する音声合成手段16及び26を備え、互いに音声通信を行い、その通信内容を保守監視サーバ1のスピーカ17が音声出力するので、保守センタ端末2の保守監視サーバ1に対する指令内容に透明性が得られることになる。
音声記録手段19は、電話回線接続手段13に受信された保守センタ端末2からの音声信号と音声合成手段15に生成された音声信号とを記憶媒体に記録し、保守監視サーバ1と保守センタ端末2間の情報のやり取りを音声で記録する機能を備えている。これによって、業務サーバ/ストレージ3のリモート保守に関する作業ログをとることが可能となる。
ここで、本実施形態における保守監視手段12,音声認識手段15,音声合成手段16,音声記録手段19については、その機能内容をプログラム化してコンピュータに実行させるように構成してもよい。
次に、図3は、図1に示す保守センタ端末2の内部構成を示す機能ブロック図である。本実施形態における保守センタ端末2は、図3に示すように、電話回線4を介して保守監視サーバ1と接続し音声信号を送受信する電話回線接続手段21と、複数種類のコマンドとその内容を表す言語の音声パターンとが対応付けて登録された音声辞書を記憶した音声辞書記憶部22と、保守監視サーバ1から送信された音声信号を音声辞書記憶部22に記憶された音声辞書に基づいて音声認識し保守情報として読み出す音声認識手段23と、この音声認識手段23によって音声信号から変換された保守情報を表示する表示手段24と、技術者の操作に従ってコマンドを入力するコマンド入力手段25と、コマンド入力手段25に入力されたコマンドを前述した音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換する音声合成手段26とを備えている。
電話回線接続手段21は、保守監視サーバ1に装備された電話回線接続手段13と同様に、電話番号を割り当てられており通常の電話としての機能を有している。音声辞書記憶部22は、保守監視サーバ1に装備された音声辞書記憶部14と同様に、様々なコマンド,回答とそれらの内容を表す言語音声パターンとが対応付けられて記録された音声辞書を記憶している。
音声認識手段23は、保守監視サーバ1からの音声信号を前述した音声辞書に基づいて音声認識し、テキスト形式のデータに変換する機能を備えている。コマンド入力手段25は、キーボード等の入力装置を有しており、技術者の入力装置に対する操作に従ってコマンドを入力する機能を備えている。
音声合成手段26は、コマンド入力手段25からのコマンドを前述した音声辞書に基づいて音声信号に変換しこの音声信号を電話回線接続手段13に送り保守監視サーバ1へ送信させる機能を備えている。
ここで、本実施形態においては、保守監視サーバ1に保持された音声辞書と保守センタ端末2に保持された音声辞書とが同じ内容であり、音声認識手段15及び音声認識手段23は、音声信号をその合成時と同一の音声辞書に基づいて音声認識するので、誤認識することはない。
また、本実施形態における音声認識手段23,音声合成手段26,については、その機能内容をプログラム化してコンピュータに実行させるように構成してもよい。
このように本実施形態のリモート保守システムは、保守監視サーバ1と保守センタ端末2間の情報伝達に、人間が理解可能な言語音声による音声通信を採用し、保守監視サーバ1と保守センタ端末2間の通信内容を保守監視サーバ1のスピーカ17から音声出力するように構成されているので、社内システムAの運用者が、技術者による保守操作の内容を把握可能となって、保守センタ端末2から保守監視サーバ1に対して不正な操作を実施できる可能性がなくなり、リモート保守におけるセキュリティへの不安を払拭することができる。よって、セキュリティを重視した企業等でも、本実施形態のリモート保守システムを導入することができる。
次に、本実施形態のリモート保守システムの全体動作について説明する。ここで、以下の動作説明は、本発明のリモート保守方法の実施形態となる。
図4は、本実施形態のリモート保守システムの動作を示すシーケンス図である。まず、保守監視サーバ1の保守監視手段12が、業務サーバ/ストレージ3から監視情報を取得し、この監視情報から業務サーバ/ストレージ3の障害発生を検知し、その検知した内容を表示画面に表示させる(図4のステップS1)。社内システムAの運用者が保守監視サーバ1の表示画面を見て業務サーバ/ストレージ3に障害が発生したことを知り、リモート保守サービスセンタBへ調査依頼を行う(図4のステップS2)。
リモート保守サービスセンタBの技術者が、保守センタ端末2のコマンド入力手段25を操作し、コマンド入力手段25が、問合せのコマンドを入力する(図4のステップS3)。音声合成手段26が、入力コマンドを音声信号に変換する(図4のステップS4)。電話回線接続手段21が、音声合成手段26に生成された音声信号を電話回線4を介して保守監視サーバ1へ送信する(図4のステップS5)。
続いて、保守監視サーバ1の電話回線接続手段13が、電話回線4から音声信号を受信する。そして、スピーカ17が、この音声信号を音に変換して出力する(図4のステップS6)。また、音声認識手段15が、音声信号を音声認識しテキスト形式のコマンドに変換する(図4のステップS7)。
保守監視手段12が、コマンドを入力しこのコマンドに従って、業務サーバ/ストレージ3の保守に係る処理を実行する(図4のステップS8)。この処理を実行して得られた情報をコマンドに対する回答データとして音声合成手段16へ送る。
音声合成手段16が、回答データを音声信号に変換する(図4のステップS9)。電話回線接続手段13が、音声合成手段16に生成された音声信号を電話回線4を介して保守センタ端末2へ送信する(図4のステップS10)。
そして、保守センタ端末2の電話回線接続手段21が、電話回線4から音声信号を受信し、音声認識手段23が、音声信号を音声認識しテキスト形式の回答データに変換する(図4のステップS11)。そして、表示手段24が、回答データを表示する(図4のステップS12)。
リモート保守サービスセンタBの技術者は表示された回答データを確認し、保守センタ端末2の電話回線接続手段21の機能を使用して(一旦保守監視サーバに「待機」指示を出す)、社内システムAの運用者に調査結果/復旧手順について説明を行い、復旧作業実施の許可を確認する(図4のステップS13)。復旧作業の実施許可をもらうと(図4のステップS14)、技術者は保守センタ端末2のコマンド入力手段25を操作し、コマンド入力手段25が、復旧動作指令のコマンドを入力する(図4のステップS15)。
以後、同様に保守監視サーバ1と保守センタ端末2との間で音声通信によるやり取りが行われて、業務サーバ/ストレージ3の復旧作業が実行される。
本実施形態のリモート保守システムがこのように動作することで、社内システムAの運用者は、保守センタ端末2からの保守監視サーバ1に対する指令をスピーカ17から出力される音声で聞くことができ、マニュアルを見ながら指令内容を理解することができる。また、保守監視サーバ1の音声記録手段19が、音声の記録を行うことで作業ログを取ることも可能である。
以上のように、本実施形態のリモート保守システムによれば、保守監視サーバ1及び保守センタ端末2の双方が、音声通信を行うための電話回線接続手段13及び21と、音声認識手段15及び23,音声合成手段16及び26を備え、業務サーバ/ストレージ3を監視している保守監視サーバ1が、保守センタ端末2からの音声信号をスピーカ17から音声出力するので、保守監視サーバ1の傍らにいる運用者が、保守処理の内容を音声で把握することができ、不正な操作が行われていないかチェックすることができる。
よって、保守センタ端末2からの保守監視サーバ1に対する指令内容が透明化され、保守監視サーバ1に対する不正な遠隔操作を有効に防止し、高い安全性を確保しながら業務サーバ/ストレージに対するリモート保守を実行することができる。
本発明は、電話回線または、インターネット回線で接続可能なサーバや、ストレージ、ネットワークスイッチ等の電子機器の保守サービスに適用できる。また、本発明は、家電製品等の電子機器に電話回線接続機能、音声認識機能を組み込むことで、家電製品のリモート保守サービスに適用できる。
本発明に係る一実施形態のリモート保守システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に開示した実施形態における保守監視サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示した実施形態における保守センタ端末の構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示した実施形態のリモート保守システムの全体動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
A 社内システム
B リモート保守センタ
1 保守監視サーバ
2 保守センタ端末
3 業務サーバ/ストレージ
4 電話回線
5 イントラネット
10 監視情報記憶部
11 ネットワーク接続手段
12 保守監視手段
13,21 電話回線接続手段
14,22 音声辞書記憶部
15,23 音声認識手段
16,26 音声合成手段
17,27 スピーカ
18,28 マイクロフォン
19 音声記録手段
24 表示手段
25 コマンド入力手段

Claims (15)

  1. 構内ネットワーク内の業務サーバを監視する保守監視サーバと、この保守監視サーバを遠隔操作して前記業務サーバを保守する保守センタ端末とからなるリモート保守システムにおいて、
    前記保守監視サーバと前記保守センタ端末とは、相互に音声通信可能な電話回線を介して連結され、
    前記保守センタ端末は、前記保守監視サーバに対するコマンドを音声信号に変換すると共に前記保守監視サーバから受信した返信信号を音声認識し前記コマンドに対する回答データとして読み出す音声合成認識機能を備え、
    前記保守監視サーバは、前記保守センタ端末から送られてくる音声信号を音声認識しコマンドとして読み出すと共にこのコマンドに従って前記業務サーバが保守処理を実行した結果得られた回答データを送信用の音声信号に変換する音声合成認識機能を備え、
    さらに、前記保守監視サーバは、前記保守センタ端末から送られてくる音声信号を前記音声認識する前にスピーカを介して出力する通信音声出力機能を備えたことを特徴とするリモート保守システム。
  2. 前記請求項1に記載のリモート保守システムにおいて、
    前記保守監視サーバは、
    前記保守センタ端末と前記電話回線を介して接続し音声信号を送受信する電話回線接続手段と、前記電話回線接続手段が前記保守センタ端末から受信した音声信号を予め設定された音声辞書に基づいて音声認識し前記保守センタ端末からのコマンドとして出力する音声認識手段と、この出力されたコマンドに従って前記業務サーバの保守に係る処理を実行する保守監視手段と、この処理の実行結果である回答データを前記音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換し出力する音声合成手段と、前記電話回線接続手段が前記保守センタ端末から受信した音声信号を音に変換して出力するスピーカとを備え、これにより、前記音声合成認識,保守処理,通信音声出力の各機能を実行することを特徴とするリモート保守システム。
  3. 前記請求項2に記載のリモート保守システムにおいて、
    前記保守センタ端末は、
    前記保守監視サーバと前記電話回線を介して接続し音声信号を送受信する電話回線接続手段と、前記保守監視サーバに対するコマンドを予め設定された音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換し出力する音声合成手段と、前記電話回線接続手段が前記保守監視サーバから受信した音声信号を前記音声辞書に基づいて音声認識し前記保守監視サーバからの回答データとして出力する音声認識手段とを備え、これにより、前記音声合成認識機能を実行することを特徴とするリモート保守システム。
  4. 前記請求項3に記載のリモート保守システムにおいて、
    前記保守監視サーバに装備されたスピーカは、当該保守監視サーバに装備された音声合成手段に生成された音声信号を音に変換して出力する機能を備えたことを特徴とするリモート保守システム。
  5. 前記請求項4に記載のリモート保守システムにおいて、
    前記保守監視サーバは、当該保守監視サーバに装備された電話回線接続手段が前記保守センタ端末から受信した音声信号を記録媒体に記録する音声記録手段を備えたことを特徴とするリモート保守システム。
  6. 前記請求項5に記載のリモート保守システムにおいて、
    前記保守監視サーバに装備された音声合成手段は、予め設定された基準に基づいて前記回答データの重要度を計算しその重要度に応じて変換後の音声の声色を変える機能を備えたことを特徴とするリモート保守システム。
  7. 構内ネットワーク内の業務サーバを監視すると共に保守センタ端末から前記業務サーバを保守するための遠隔操作を受ける保守監視サーバであって、
    前記保守センタ端末と前記電話回線を介して接続し音声信号を送受信する電話回線接続手段と、
    この電話回線接続手段が前記保守センタ端末から受信した音声信号を予め設定された音声辞書に基づいて音声認識し前記保守センタ端末からのコマンドとして出力する音声認識手段と、
    この出力されたコマンドに従って前記業務サーバの保守にかかる処理を実行する保守監視手段と、
    この処理の実行結果である回答データを前記音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換する音声合成手段と、
    前記電話回線接続手段が前記保守センタ端末から受信した音声信号を音に変換して出力するスピーカとを備えたことを特徴とする保守監視サーバ。
  8. 構内ネットワーク内の業務サーバを監視する保守監視サーバを遠隔操作して当該業務サーバを保守する保守センタ端末であって、
    前記保守監視サーバと前記電話回線を介して接続し音声信号を送受信する電話回線接続手段と、
    前記保守監視サーバに対するコマンドを予め設定された音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換する音声合成手段と、
    前記電話回線接続手段が前記被保守端末から受信した音声信号を予め設定された音声辞書に基づいて音声認識し前記コマンドに対する回答データとして出力する音声認識手段とを備えたことを特徴とする保守センタ端末。
  9. 構内ネットワーク内の業務サーバを監視する保守監視サーバと、この保守監視サーバを遠隔操作して前記業務サーバを保守する保守センタ端末とからなるリモート保守システムにあって、
    前記保守センタ端末に装備された音声合成手段が、前記保守監視サーバに対するコマンドを予め設定された音声辞書に基づいて音声信号に変換し、
    この変換により生成された音声信号を前記保守センタ端末に装備された電話回線接続手段が電話回線を介して前記保守監視サーバへ送信し、
    前記保守監視サーバに装備された電話回線接続手段が、前記保守センタ端末から送られてくる音声信号を受信し、
    この受信された音声信号を前記保守監視サーバに装備されたスピーカが音声出力すると共に、当該音声信号を前記保守監視サーバに装備された音声認識手段が予め設定された音声辞書に基づいて音声認識しコマンドとして読み出し、
    前記保守監視サーバに装備された保守監視手段が、前記読み出されたコマンドに従って前記業務サーバの保守に係る処理を実行することを特徴とするリモート保守方法。
  10. 前記請求項9に記載のリモート保守方法において、
    前記保守監視サーバに装備された保守監視手段が前記コマンドに従って前記業務サーバの保守に係る処理を実行した後に、
    この処理の実行結果である回答データを前記保守監視サーバに装備された音声合成手段が前記音声辞書に基づいて音声信号に変換し、
    この変換により生成された音声信号を前記保守監視サーバに装備された電話回線接続手段が前記電話回線を介して前記保守センタ端末へ送信し、
    前記保守センタ端末に装備された電話回線接続手段が前記保守監視サーバから送られてくる音声信号を受信し、
    この受信した音声信号を前記保守センタ端末に装備された音声認識手段が前記音声辞書に基づいて音声認識し前記コマンドに対する回答データとして読み出すことを特徴とするリモート保守方法。
  11. 前記請求項10に記載のリモート保守方法において、
    前記保守監視サーバに装備された音声合成手段が前記回答データを音声信号に変換した後に、
    この変換により生成された音声信号を前記保守監視サーバに装備されたスピーカが音声出力することを特徴とするリモート保守方法。
  12. 前記請求項11に記載のリモート保守方法において、
    前記保守監視サーバに装備された電話回線接続手段が前記保守センタ端末から音声信号を受信した後に、
    この受信した音声信号を前記保守監視サーバに装備された音声記録手段が記録媒体に記録することを特徴とするリモート保守方法。
  13. 前記請求項12に記載のリモート保守方法において、
    前記保守監視サーバに装備された音声合成手段が前記回答データを音声信号に変換するに際しては、
    予め設定された基準に基づいて前記回答データの重要度を計算しこの重要度に応じて変換後の音声の声色を変えることを特徴とするリモート保守方法。
  14. 構内ネットワーク内の業務サーバを監視すると共に保守センタ端末から遠隔操作を受ける保守監視サーバにあって、
    前記保守センタ端末に対して音声信号を送受信する音声通信機能と、この音声通信機能により受信された音声信号を予め設定された音声辞書に基づいて音声認識し前記保守センタ端末からのコマンドとして読み出す音声認識機能と、この読み出されたコマンドに従って前記業務サーバの保守に係る処理を実行する保守監視機能と、この処理の実行結果である回答データを前記音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換する音声合成機能と共に、
    前記音声受信機能により受信された音声信号を前記音声認識前にスピーカへ送出して音声出力させる音声出力機能をコンピュータに実行させることを特徴とするリモート保守用プログラム。
  15. 構内ネットワーク内の業務サーバを監視する保守監視サーバを遠隔操作して当該業務サーバを保守する保守センタ端末にあって、
    前記保守監視サーバに対して音声信号を送受信する音声通信機能と、前記保守監視サーバに対するコマンドを予め設定された音声辞書に基づいて送信用の音声信号に変換する音声合成機能と、受信された音声信号を前記音声辞書に基づいて音声認識し前記コマンドに対する回答データとして読み出す音声認識機能とをコンピュータに実行させることを特徴とするリモート保守用プログラム。
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