JP2010100498A - 薄肉セラミック板の製造方法 - Google Patents

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良子 片山
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Abstract

【課題】製造時にクラックが生じにくく、且つ表面に凹部が形成されたり異物が付着したりすることを抑制できる薄肉セラミック板の製造方法を提供する。
【解決手段】1枚または複数の第1のグリーンシート10を有する薄肉セラミック板母材11間に、第3のグリーンシート13、第1のグリーンシート10に含まれる第1のセラミック粉末と実質的に反応しない第2のセラミック粉末と有機樹脂バインダーとを含む第2のグリーンシート12及び第3のグリーンシート13がこの順番で位置するように、第1〜第3のグリーンシート11〜13を積層・圧着させてグリーンシート積層体1を形成する積層体形成工程と、グリーンシート積層体1を脱脂及び焼成することにより薄肉セラミック板21を複数含むセラミック積層体20を得る工程と、複数の薄肉セラミック板21をそれぞれに分離する工程とを備える薄肉セラミック板の製造方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、セラミック電子部品などに使用される薄肉セラミック板の製造方法に関する。
近年、多層セラミック基板を有するセラミック電子部品に対する需要が高まるに従って、多層セラミック基板の材料となる薄肉セラミック板に対する需要も高まってきている。しかしながら、薄肉セラミック板は、厚さが非常に薄いため、製造時にクラックが発生しやすく、製造が困難であるという問題がある。
このような問題に鑑み、例えば、下記の特許文献1には、製造時にクラックが発生しにくい薄肉セラミック板の製造方法が提案されている。特許文献1に記載の薄肉セラミック板の製造方法では、セラミックグリーンシートの積層体の間に、セラミックグリーンシート相互間の分離性を高めるシートを介在させる方法が開示されている。具体的には、特許文献1に記載の薄肉セラミック板の製造方法では、まず、セラミック粉末と有機樹脂バインダーとを含む薄肉セラミック板作製用の第1のグリーンシートと、第1のグリーンシートに含まれるセラミック粉末と反応しないセラミック粉末と有機樹脂バインダーとを含む第2のグリーンシートとが用意される。次に、第1及び第2のグリーンシートを積層し、圧着させることにより積層体を形成する。その後、その積層体を脱脂及び焼成し、最後に、第1のグリーンシートから形成された薄肉セラミック板をそれぞれに分離することにより薄肉セラミック板が得られる。
特許文献1に記載の薄肉セラミック板の製造方法では、第1のグリーンシートに含まれる有機樹脂バインダーの熱分解開始温度が、第2のグリーンシートに含まれる有機樹脂バインダーの熱分解開始温度よりも高く設定されている。これにより、第1のグリーンシートに引張応力が生じ難くなる。従って、特許文献1に記載の薄肉セラミック板の製造方法によれば、製造時に薄肉セラミック板にクラックが生ることを効果的に抑制することができる。
特開2004−67447号公報
しかしながら、本発明者らは、鋭意研究の結果、第1及び第2のグリーンシートを積層する特許文献1に記載の薄肉セラミック板の製造方法では、表面に凹部が形成されたり、表面に第2のセラミック粉末が付着したりするおそれがあることを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の目的は、製造時にクラックが生じにくく、且つ表面に凹部が形成されたり異物が付着したりすることを抑制することができる薄肉セラミック板の製造方法を提供することにある。
本発明に係る薄肉セラミック板の製造方法は、薄肉セラミック板形成用の第1のセラミック粉末と、有機樹脂バインダーとを含む複数枚の第1のグリーンシートを用意する工程と、第1のセラミック粉末と実質的に反応しない第2のセラミック粉末と、有機樹脂バインダーとを含む1枚または複数枚の第2のグリーンシートを用意する工程と、有機樹脂バインダーを主成分とする複数枚の第3のシートを用意する工程と、1枚の第1のグリーンシート、または第2及び第3のシートを介さずに積層された複数枚の第1のグリーンシートを有する薄肉セラミック板母材間に、第3のシート、第2のグリーンシート及び第3のシートがこの順番で位置するように、第1〜第3のシートを積層すると共に圧着させることによりグリーンシート積層体を形成する積層体形成工程と、グリーンシート積層体を脱脂及び焼成することにより、薄肉セラミック板母材から形成された薄肉セラミック板を複数含むセラミック積層体を得る工程と、セラミック積層体に含まれる複数の薄肉セラミック板をそれぞれに分離する工程とを備えている。
本発明のある特定の局面では、複数枚の第1のグリーンシートのうちの一部の第1のグリーンシートの表面に導電層を形成する工程をさらに備え、薄肉セラミック板母材は、表面に導電層が形成された第1のグリーンシートと、表面に導電層が形成されていない第1のグリーンシートとが積層されてなるものである。
本発明の他の特定の局面では、積層体形成工程は、第3のシートの厚さが第2のセラミック粉末の最大粒径よりも大きくなるように、複数枚の第1のグリーンシートと、1枚または複数枚の第2のグリーンシートと、複数枚の第3のシートとを積層すると共に圧着させる工程である。この構成によれば、薄肉セラミック板の表面に凹部が形成されたり、第2のセラミック粉末が付着したりすることをより効果的に抑制することができる。
本発明の別の特定の局面では、第1のセラミック粉末は、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミック粉末、チタン酸鉛系セラミック粉末からなる群から選ばれた1種または2種以上のセラミック粉末であり、第2のセラミック粉末は、ジルコニアセラミック粉末及びアルミナセラミック粉末のうちの少なくとも一方である。この構成によれば、焼成工程において第1のセラミック粉末と第2のセラミック粉末とが反応することをより効果的に抑制することができる。従って、薄肉セラミック板の分離がより容易となる。その結果、薄肉セラミック板の分離時に薄肉セラミック板にクラックが発生することを抑制することができる。
本発明のさらに他の特定の局面では、第3のシートは、セラミック粉末を実質的に含まない。この構成によれば、薄肉セラミック板の表面に凹部が形成されたり、第2のセラミック粉末が付着したりすることをより効果的に抑制することができる。
本発明のさらに別の局面では、第3のシートは、実質的に有機樹脂バインダーからなる。この構成によれば、薄肉セラミック板の表面に凹部が形成されたり、第2のセラミック粉末が付着したりすることをより効果的に抑制することができる。
本発明に係る薄肉セラミック板の製造方法では、薄肉セラミック板母材相互間に、第1のセラミック粉末と実質的に反応しない第2のセラミック粉末を含む第2のグリーンシートを配置し、且つ、薄肉セラミック板母材と第2のグリーンシートとの間に、有機樹脂バインダーを主成分とする第3のシートを介在させることによりグリーンシート積層体を形成するため、薄肉セラミック板の分離が容易であり、薄肉セラミック板にクラックが発生しにくく、且つ薄肉セラミック板の表面に凹部が形成されたり、第2のセラミック粉末が付着したりすることを効果的に抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
(第1の実施形態)
本実施形態では、各種セラミック電子部品に使用される薄肉セラミック板であって、厚さが0.01〜5mm程度の薄肉セラミック板を製造するための方法について説明する。なかでも、本実施形態の薄肉セラミック板の製造方法は、厚さが0.02〜0.5mmの薄肉セラミック板の製造に特に好適に用いられる。
本実施形態では、まず、ステップS1〜ステップS3において、複数枚の第1のグリーンシートと、1枚または複数枚の第2のグリーンシートと、複数枚の第3のシートとを用意する工程を行う。
具体的には、図1に示すように、ステップS1において、薄肉セラミック板形成用の第1のセラミック粉末と、有機樹脂バインダーとを含む複数枚の第1のグリーンシートを用意する。
第1のグリーンシートの形成に用いられる第1のセラミック粉末は、製造対象となる薄肉セラミック板が主成分とする種類のセラミックからなるものである。第1のセラミック粉末の種類は、製造しようとする薄肉セラミック板に応じて適宜選択することができる。例えば、圧電特性を有する薄肉セラミック板を製造しようとする場合には、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸鉛系セラミック、ニオブ酸アルカリ系セラミックなどの圧電セラミックからなるセラミック粉末を第1のセラミック粉末として用いることができる。
第1のセラミック粉末の粒径は、製造しようとする薄肉セラミック板の特性などに応じて適宜設定することができる。第1のセラミック粉末の粒径は、例えば、平均粒径で、1〜100μm程度とすることができる。
なお、第1のセラミック粉末は、単一種類のセラミック粉末からなるものでなくてもよい。例えば、第1のセラミック粉末は、複数種類のセラミック粉末からなるものであってもよい。
第1のグリーンシートにおける第1のセラミック粉末の濃度は、特に限定されないが、例えば、100重量部のグリーンシートに対し、50〜95重量部程度とすることができる。また、第1のグリーンシートにおける有機樹脂バインダーの濃度も特に限定されないが、例えば、100重量部のグリーンシートに対し、5〜50重量部程度とすることができる。
第1のグリーンシートの形状寸法は、製造しようとする薄肉セラミック板の形状に応じて適宜設定することができる。第1のグリーンシートの厚さは、例えば、3〜100μm程度であってもよい。
また、図1に示すステップS2において、第2のセラミック粉末と有機樹脂バインダーとを含む1枚または複数枚の第2のグリーンシートを用意する。
第2のグリーンシートの形状寸法は、製造しようとする薄肉セラミック板の形状や第1のグリーンシートの形状寸法などに応じて適宜設定することができる。第2のグリーンシートの厚さは、例えば、3〜100μm程度であってもよい。
第2のグリーンシートの形成に用いられる第2のセラミック粉末は、第1のグリーンシートに含まれる第1のセラミック粉末と実質的に反応しないセラミック粉末である。ここで、「第2のセラミック粉末が第1のセラミック粉末と実質的に反応しない」とは、後述する焼成工程において、第2のセラミック粉末が、第1のセラミック粉末または第1のセラミック粉末により形成されたセラミックに実質的に融着しないことを意味する。
第2のセラミック粉末は、第1のセラミック粉末の種類に応じて適宜選択することができる。例えば、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミック粉末、チタン酸鉛系セラミック粉末に対しては、ジルコニアセラミック粉末及びアルミナセラミック粉末が実質的に反応しない。このため、第1のセラミック粉末が、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミック粉末、チタン酸鉛系セラミック粉末からなる群から選ばれた1種または2種以上のセラミック粉末である場合は、ジルコニアセラミック粉末及びアルミナセラミック粉末のうちの少なくとも一方を第2のセラミック粉末として用いることが好ましい。
また、第2のセラミック粉末は、後述する焼成工程において、焼結しないものであることが好ましい。すなわち、第2のセラミック粉末の焼結温度は、第1のセラミックス粉末の焼結温度よりも高いことが好ましい。
なお、第2のセラミック粉末も、上記の第1のセラミック粉末と同様に、複数種類のセラミック粉末からなるものであってもよい。
第2のセラミック粉末の粒径は、第3のシートの厚さなどに応じて適宜設定することができる。例えば、第2のセラミック粉末の粒径は、最大粒径で、後述するグリーンシート積層体における第3のシートの厚さ未満となるように設定することが好ましい。通常、第2のセラミック粉末の粒径は、平均粒径で、0.1μm〜70μm程度であることが好ましい。第2のセラミック粉末の平均粒径を0.1μm以上とすることにより、薄肉セラミック板21の分離が容易となる。また、第2のセラミック粉末の分散性を高めることができる。第2のセラミック粉末の平均粒径を70μm以下とすることにより、薄肉セラミック板21の表面の平滑性をより高めることができる。
なお、本明細書において、セラミック粉末の粒径は、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、100個の粒子の直径を測定して平均をとった値をいう。
第2のグリーンシートにおける第2のセラミック粉末の濃度は、特に限定されないが、例えば、100重量部のグリーンシートに対し、3〜30重量部程度とすることができる。また、第2のグリーンシートにおける有機樹脂バインダーの濃度も特に限定されないが、例えば、100重量部のグリーンシートに対し、70〜97重量部程度とすることができる。
また、図1に示すステップS3において、有機樹脂バインダーを主成分とする複数枚の第3のシートを用意する。ここで、「有機樹脂バインダーを主成分とする」とは、100重量部のグリーンシートに対し有機樹脂バインダーを80重量部以上の濃度で含有することをいう。
第3のシートは、セラミック粉末を実質的に含まないシートであることが好ましく、実質的に有機樹脂バインダーからなるシートであることがより好ましい。
しかしながら、第3のシートは、有機樹脂バインダー以外の材料を含んでいてもよい。但し、第3のシートに含まれる有機樹脂バインダー以外の材料は、後述する脱脂及び焼成工程後に薄肉セラミック板の表面に残存しないものであることが好ましい。例えば、脱脂及び焼成工程後においても残存する、セラミック粉末などの材料であっても、100重量部のグリーンシートに対し3重量部未満程度の低濃度であれば第3のシートに含ませてもよい。また、第3のシート13がセラミック粉末などの脱脂及び焼成工程後においても残存する材料を含む場合、その材料の最大粒径が、圧着後のグリーンシート積層体における第3のシートの厚さよりも小さく、圧着時にセラミック粉体が第3のシートからつき出ないことが好ましい。
第3のシートの厚さは、第1及び第2のグリーンシートの厚さや第2のセラミック粉末の粒径などに応じて適宜設定される。通常、圧着後の第3のシートの厚さは、3〜100μm程度に設定される。第3のシートの厚さを100μm以下とすることにより、後述するグリーンシート積層体の脱脂が容易となる。
また、第2のセラミック粉末の粒径との関係でいえば、圧着後の第3のシートの厚さは、第2のセラミック粉末の最大粒径以上であることが好ましい。
上記の第1〜第3のシートのそれぞれの形成に使用される有機樹脂バインダーの種類は特に限定されない。第1〜第3のシートのそれぞれの形成に使用される有機樹脂バインダーの具体例としては、例えば、アクリル系有機樹脂バインダー、酢酸ビニル系バインダー、ウレタン系バインダーが挙げられる。
第1〜第3のシートのそれぞれの形成に使用される有機樹脂バインダーは、相互に同じ種類であってもよいし、異なる種類であってもよい。また、第1〜第3のシートのそれぞれの形成に複数種類の有機樹脂バインダーを使用してもよい。
なお、上記の第1〜第3のシートの形成方法は特に限定されず、例えばドクターブレード法などの公知の形成方法により第1〜第3のシートを形成することができる。
また、上記のステップS1、ステップS2及びステップS3は、同時に行ってもよいし、順番に行ってもよい。ステップS1、ステップS2及びステップS3を順番に行う場合、実施する順番は特に限定されない。
ステップS1〜ステップS3の後に行われるステップS4の積層体形成工程において、上記のステップS1〜ステップS3において形成された第1〜第3のシートを用いて、図2に示すグリーンシート積層体1を形成する。具体的には、図2に示すように、ステップS4において、第2及び第3のシート12,13を介さずに積層された複数枚の第1のグリーンシート10を有する薄肉セラミック板母材11間に、第3のシート13、第2のグリーンシート12及び第3のシート13がこの順番で位置するように、複数枚の第1のグリーンシート10、1枚または複数枚の第2のグリーンシート12及び複数枚の第3のシートを積層すると共に圧着させることによりグリーンシート積層体1を形成する。すなわち、グリーンシート積層体1では、積層方向に隣接する薄肉セラミック板母材11間に第2のグリーンシート12が配置されている。また、薄肉セラミック板母材11と第2のグリーンシート12との間に第3のシート13が配置されている。
このステップS4の積層体形成工程では、第3のシート13の厚さが第2のセラミック粉末の最大粒径よりも大きくなるように、第1〜第3のシート10,12,13を圧着させることが好ましい。
なお、上記積層体形成工程において、ひとつの薄肉セラミック板母材11を構成する第1のグリーンシート10の枚数は、製造しようとする薄肉セラミック板の厚さと、使用する第1のグリーンシート10の厚さとに応じて適宜設定することができる。本実施形態では、製造しようとする薄肉セラミック板の厚さが、使用する第1のグリーンシート10の厚さよりも大きいため、複数枚の第1のグリーンシート10により薄肉セラミック板母材11を形成している。但し、製造しようとする薄肉セラミック板の厚さと、使用する第1のグリーンシート10の厚さとによっては、1枚の第1のグリーンシート10により薄肉セラミック板母材11を形成してもよい。
また、本実施形態では、積層方向に隣接する薄肉セラミック板母材11間に、第3のシート13、第2のグリーンシート12及び第3のシート13のみを配置する例について説明するが、積層方向に隣接する薄肉セラミック板母材11間に、さらなるシートや層を設けてもよい。また、第3のシート13間に複数枚の第2のグリーンシート12を配置してもよい。薄肉セラミック板母材11と第2のグリーンシート12との間に複数枚の第3のシート13を配置してもよい。
ステップS4に続いて、ステップS5が行われる。ステップS5では、ステップS4において形成された薄肉セラミック板母材11の脱脂及び焼成を行うことにより、図3に示すセラミック積層体20を形成する。このステップS4において、第1〜第3のシートに含まれる有機樹脂バインダーが除去される。その結果、図3に示すように、複数枚の第1のグリーンシート10からなる薄肉セラミック板母材11が薄肉セラミック板21となり、第2のグリーンシート12は、第2のセラミック粉末からなる分離層22となる。第3のシート13が実質的に有機樹脂バインダーからなる場合は、第3のシート13は消失する。
なお、薄肉セラミック板母材11の脱脂及び焼成の温度条件や圧力条件などは、製造しようとする薄肉セラミック板の特性などに応じて適宜設定することができる。
その後、図1に示すように、ステップS6において、セラミック積層体20に含まれる複数の薄肉セラミック板21をそれぞれに分離する。
最後に、ステップS7において、薄肉セラミック板21を洗浄することにより、薄肉セラミック板21を完成させる。なお、薄肉セラミック板21の洗浄は、例えば、アセトンなどの有機溶剤や純水などを用いて行うことができる。
このように本実施形態では、図2に示すように、ステップS4の積層体形成工程において、薄肉セラミック板母材11相互間に、第1のセラミック粉末と実質的に反応しない第2のセラミック粉末を含む第2のグリーンシート12を配置する。このため、グリーンシート積層体1を脱脂及び焼成すると、図3に示すように、複数枚の第1のグリーンシート10から形成された薄肉セラミック板21相互間に、薄肉セラミック板21とは融着していない、粉末状の第2のセラミック粉末からなる分離層22が形成される。よって、セラミック積層体20に含まれる複数の薄肉セラミック板21を容易にそれぞれに分離することができる。従って、複数の薄肉セラミック板21をそれぞれに分離する際に、薄肉セラミック板21にクラックが発生しにくい。
また、本実施形態では、図2に示すように、ステップS4の積層体形成工程において、薄肉セラミック板母材11と第2のグリーンシート12との間に、有機樹脂バインダーを主成分とする第3のシート13を配置する。このため、薄肉セラミック板21の表面に凹部が形成されたり、第2のセラミック粉末が付着したりすることを効果的に抑制することができる。
以下、薄肉セラミック板母材11と第2のグリーンシート12との間に第3のシート13を配置することにより、薄肉セラミック板21の表面に凹部が形成されたり、第2のセラミック粉体が付着したりすることを効果的に抑制できる理由について、図面を参照しつつより詳細に説明する。
まず、図4に示すように、薄肉セラミック板母材11と第2のグリーンシート12との間に第3のシート13を配置しない場合について説明する。図5(a)に示すように、一部の第2のセラミック粉末14は、第2のグリーンシート12の表面から突出する場合がある。このため、図5(b)に示すように、第1及び第2のグリーンシート10,12を圧着させると、第2のグリーンシート12の表面から突出していた第2のセラミック粉末14が第1のグリーンシート10にめり込む。また、第1及び第2のグリーンシート10,12を圧着させることにより、第2のグリーンシート12の厚さが小さくなる。このため、第2のグリーンシート12の表層に位置していた第2のセラミック粉末14も、場合によっては、第1及び第2のグリーンシート10,12の圧着と共に、第1のグリーンシート10にめり込む。従って、図5(b)に示すように、グリーンシート積層体1において、第1のグリーンシート10の表面には、第2のセラミック粉末14がめり込んだ凹部が形成される。
その結果、グリーンシート積層体1を脱脂及び焼成すると、図5(c)に示すように、薄肉セラミック板21の表面の第2のセラミック粉末14がめり込んでいた部分に凹部が形成されることとなる。また、場合によっては、めり込んでいた第2のセラミック粉末14が薄肉セラミック板21の表面に付着した状態となる。
図5(c)にしめすような薄肉セラミック板21をセラミック電子部品の製造に用いた場合、セラミック電子部品の良品率が低下することとなる。
それに対して、本実施形態では、図6(a)に示すように、薄肉セラミック板母材11と第2のグリーンシート12との間に、有機樹脂バインダーを主成分とする第3のシート13が配置される。このため、図6(b)に示すように、第1〜第3のシート10,12,13の圧着時において、第2のセラミック粉末14が第3のシート13にめり込むことはあっても、第2のセラミック粉末14が第1のグリーンシート10にめり込むことは抑制される。このため、図6(c)に示すように、グリーンシート積層体1を脱脂及び焼成することにより形成された薄肉セラミック板21の表面には、第2のセラミック粉末14に起因する凹部が形成されにくく、また、第2のセラミック粉末14が付着しにくい。
また、第3のシート13の厚さが第2のセラミック粉末14の最大粒径よりも大きくなるように第1〜第3のシート10,12,13の圧着を行うことが好ましい。このようにすることによって、薄肉セラミック板21の表面に、第2のセラミック粉末14に起因する凹部がより形成されにくく、また、第2のセラミック粉末14がより付着しにくくなる。
また、第3のシート13は、セラミック粉末を実質的に含まないことが好ましく、実質的に有機樹脂バインダーのみからなることがさらに好ましい。このようにすることによって、薄肉セラミック板21の表面に、第2のセラミック粉末14に起因する凹部がより形成されにくく、また、第2のセラミック粉末14がより付着しにくくなる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、実質的にセラミックのみからなる薄肉セラミック板21の製造に本発明に係る薄肉セラミック板の製造方法を適用する例について説明した。但し、本発明に係る薄肉セラミック板の製造方法は、内部にセラミック以外の材料からなる部材が形成された薄肉セラミック板の製造にも好適に用いられる。
本発明に係る薄肉セラミック板の製造方法は、例えば、図7に示すように、内部電極31や外部電極が形成されている薄肉セラミック板30の製造にも好適に用いられる。本実施形態では、本発明に係る薄肉セラミック板の製造方法を、薄肉セラミック板30の製造に適用する一例について説明する。
なお、本実施形態の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符合で参照し、説明を省略する。
本実施形態では、図8に示すように、ステップS1において第1のグリーンシートを用意した後に、ステップS1−1において、複数枚の第1のグリーンシートのうちの一部の表面に、図9に示す導電層32を形成する。つまり、表面に導電層32が形成されている第1のグリーンシートと、表面に導電層32が形成されていない第1のグリーンシートとの両方を用意する。
なお、導電層32の形成方法は特に限定されず、導電層32は、例えば、導電性微粒子を含む導電性ペーストを塗布することにより形成することができる。
次に、ステップS4の積層体形成工程において、図9に示すように、導電層32が第1のグリーンシート10間に位置するように、表面に導電層32が形成されている第1のグリーンシート10と、表面に導電層32が形成されていない第1のグリーンシート10と、第2及び第3のシート12,13とを積層することによりグリーンシート積層体1を形成する。グリーンシート積層体1では、薄肉セラミック板母材11の内部に導電層32が形成されることとなる。なお、本実施形態では導電層32が内部電極のみを形成する例について説明する。但し、導電層は、グリーンシート積層体の外表面に形成されていてもよい。その場合は、導電層により外部電極が形成される。
その後、上記の第1の実施形態と同様に、ステップS5において、脱脂及び焼成を行う。これにより、図10に示す、内部に内部電極31が形成された薄肉セラミック板30を有するセラミック積層体20が形成される。次に、ステップS6において、複数の薄肉セラミック板30をそれぞれに分離する。最後に、ステップS7において洗浄することにより、内部電極31が形成されている薄肉セラミック板30を完成することができる。
本実施形態においても、上記の第1の実施形態の場合と同様に、セラミック積層体20に含まれる複数の薄肉セラミック板30を容易にそれぞれに分離することができ、かつ薄肉セラミック板30の表面に凹部が形成されたり、第2のセラミック粉末が付着したりすることを効果的に抑制することができる。
(実施例1)
100重量部のチタン酸ジルコン酸鉛系材料に対し、10重量部のアクリル系の有機樹脂バインダー、1重量部の分散剤、0.5重量部の可塑剤、15重量部の水を混合してスラリーを調整した。そのスラリーをドクターブレード法によりポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に塗布することにより、厚さ20μmの第1のグリーンシートを作成した。
次に、20重量部のジルコニア粉末、100重量部のアクリル系の有機樹脂バインダー、1重量部の分散剤及び0.3重量部の可塑剤を混合することによりスラリーを調製した。そのスラリーをドクターブレード法によりポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に塗布することにより、厚さ40μmの第2のグリーンシートを作成した。
なお、スラリーの調整に用いたジルコニア粉末の粒径を、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて測定したところ、ジルコニア粉末の平均粒径は5μm、最大粒径は23μmであった。
次に、100重量部のアクリル系の有機樹脂バインダー、1重量部の分散剤及び0.5重量部の可塑剤を混合することによりスラリーを調製した。そのスラリーをドクターブレード法によりポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に塗布することにより、厚さ40μmの第3のシートを作成した。
次に、34枚の第1のグリーンシート10と、5枚の第2のグリーンシート12と、10枚の第3のシート13とを積層すると共に圧着させ、約20mm×約30mmの大きさに切り出すことにより、図2に示す構造のグリーンシート積層体1を作製した。ここで、両端部に位置する薄肉セラミック板母材11は、5枚の第1のグリーンシート10により構成し、それ以外の薄肉セラミック板母材11は、6枚の第1のグリーンシート10により構成した。また、薄肉セラミック板母材11間には、図2に示すように、第3のシート13、第2のグリーンシート12及び第3のシート13をこの順で配置した。得られたグリーンシート積層体1の総厚は、約1.3mmであった。圧着後のグリーンシート積層体1における第3のシート13の厚さは、圧着前の厚さと変わらず40μmであった。
得られたグリーンシート積層体1を460℃で脱脂した後950℃で焼成し、図3に示す構造のセラミック積層体20を得た。得られたセラミック積層体20の複数の薄肉セラミック板21をそれぞれに分離し、アセトンを用いて洗浄した。なお、セラミック積層体20の両端に位置する、5枚の第1のグリーンシート10から形成された両端部に位置する薄肉セラミック板21は使用しなかった。
上記の要領で10枚の薄肉セラミック板21を作製し、10枚の薄肉セラミック板21の表面を、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察し、凹部の数量と、表面に付着している第2のセラミック粉末の個数を測定した。実施例1では、下記の表1にも示すように、10枚の薄肉セラミック板21のいずれの表面にも凹部や第2のセラミック粉末は観察されなかった。
(実施例2)
上記の第2の実施形態のように、内部電極31を形成したこと以外は、上記実施例1と同様にして薄肉セラミック板を作製し、10枚の薄肉セラミック板の表面を、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察し、凹部の数量と、表面に付着している第2のセラミック粉末の個数を測定した。実施例2においても、実施例1と同様に、10枚の薄肉セラミック板のいずれの表面にも凹部や第2のセラミック粉末は観察されなかった。
なお、第1のグリーンシート10の表面への導電層32の形成は、Ag/Pd合金からなる導電性微粒子を含む導電性ペーストを第1のグリーンシート10に塗布することにより形成した。導電層32の厚さは、約2μmであった。
(比較例1)
第3のシート13を用いないこと以外は、上記の実施例1と同様して薄肉セラミック板21を作製した。すなわち、図4に示す構造の薄肉セラミック板21を作製した。そして、得られた10枚の薄肉セラミック板21の表面を、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察し、凹部の数量と、表面に付着している第2のセラミック粉末の個数を測定した。比較例1では、10個のサンプルにおける、付着している第2のセラミック粉末の数量の平均が83個であり、表面に形成された凹部の数量の平均が42個であった。
(比較例2)
第3のシート13を用いないこと以外は、上記の実施例2と同様して薄肉セラミック板を作製した。そして、得られた10枚の薄肉セラミック板の表面を、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察し、凹部の数量と、表面に付着している第2のセラミック粉末の個数を測定した。比較例2では、10個のサンプルにおける、付着している第2のセラミック粉末の数量の平均が95個であり、表面に形成された凹部の数量の平均が37個であった。
以上の実施例1,2及び比較例1,2の結果を、下記の表1にまとめる。
Figure 2010100498
表1に示すように、第3のシート13を用いた実施例1,2では、内部電極31の有無にかかわらず、付着した第2のセラミック粉末及び表面に形成された凹部は全く観察されなかった。それに対して、第3のシート13を用いなかった比較例3,4では、内部電極31の有無にかかわらず、付着した第2のセラミック粉末及び表面に形成された凹部共に数十個も観察された。この結果から、薄肉セラミック板母材11と第2のグリーンシート12との間に、有機樹脂バインダーを主成分とする第3のシート13を介在させることにより、薄肉セラミック板の表面に第2のセラミック粉末が付着したり、第2のセラミック粉末がめり込むことに起因する凹部が形成されたりすることを効果的に抑制することができることがわかる。
第1の実施形態における薄肉セラミック板の製造工程を表すフローチャートである。 第1の実施形態におけるグリーンシート積層体の概略断面図である。 第1の実施形態におけるセラミック積層体の概略断面図である。 比較例におけるグリーンシート積層体の概略断面図である。 比較例における圧着工程及び焼成工程を説明するための模式的断面図である。詳細には、図5(a)は、比較例における圧着前のグリーンシート積層体の一部を表す模式的断面図である。図5(b)は、比較例における圧着後のグリーンシート積層体の一部を表す模式的断面図である。図5(c)は、比較例における薄肉セラミック板の一部を表す模式的断面図である。 第1の実施形態における圧着工程及び焼成工程を説明するための模式的断面図である。詳細には、図5(a)は、第1の実施形態における圧着前のグリーンシート積層体の一部を表す模式的断面図である。図5(b)は、第1の実施形態における圧着後のグリーンシート積層体の一部を表す模式的断面図である。図5(c)は、第1の実施形態における薄肉セラミック板の一部を表す模式的断面図である。 第2の実施形態において製造される薄肉セラミック板の概略断面図である。 第2の実施形態における薄肉セラミック板の製造工程を表すフローチャートである。 第2の実施形態におけるグリーンシート積層体の概略断面図である。 第2の実施形態におけるセラミック積層体の概略断面図である。
符号の説明
1…グリーンシート積層体
10…第1のグリーンシート
11…薄肉セラミック板母材
12…第2のグリーンシート
13…第3のシート
14…第2のセラミック粉末
20…セラミック積層体
21…薄肉セラミック板
22…分離層
30…薄肉セラミック板
31…内部電極
32…導電層

Claims (6)

  1. 薄肉セラミック板形成用の第1のセラミック粉末と、有機樹脂バインダーとを含む複数枚の第1のグリーンシートを用意する工程と、
    前記第1のセラミック粉末と実質的に反応しない第2のセラミック粉末と、有機樹脂バインダーとを含む1枚または複数枚の第2のグリーンシートを用意する工程と、
    有機樹脂バインダーを主成分とする複数枚の第3のシートを用意する工程と、
    1枚の前記第1のグリーンシート、または前記第2及び第3のシートを介さずに積層された複数枚の前記第1のグリーンシートを有する薄肉セラミック板母材間に、前記第3のシート、前記第2のグリーンシート及び前記第3のシートがこの順番で位置するように、前記第1〜第3のシートを積層すると共に圧着させることによりグリーンシート積層体を形成する積層体形成工程と、
    前記グリーンシート積層体を脱脂及び焼成することにより、前記薄肉セラミック板母材から形成された薄肉セラミック板を複数含むセラミック積層体を得る工程と、
    前記セラミック積層体に含まれる複数の薄肉セラミック板をそれぞれに分離する工程とを備える、薄肉セラミック板の製造方法。
  2. 前記複数枚の第1のグリーンシートのうちの一部の第1のグリーンシートの表面に導電層を形成する工程をさらに備え、前記薄肉セラミック板母材は、表面に前記導電層が形成された第1のグリーンシートと、表面に前記導電層が形成されていない第1のグリーンシートとが積層されてなるものである、請求項1に記載の薄肉セラミック板の製造方法。
  3. 前記積層体形成工程は、前記第3のシートの厚さが前記第2のセラミック粉末の最大粒径よりも大きくなるように、前記複数枚の第1のグリーンシートと、前記1枚または複数枚の第2のグリーンシートと、前記複数枚の第3のシートとを積層すると共に圧着させる工程である、請求項1または2に記載の薄肉セラミック板の製造方法。
  4. 前記第1のセラミック粉末は、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミック粉末、チタン酸鉛系セラミック粉末からなる群から選ばれた1種または2種以上のセラミック粉末であり、前記第2のセラミック粉末は、ジルコニアセラミック粉末及びアルミナセラミック粉末のうちの少なくとも一方である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の薄肉セラミック板の製造方法。
  5. 前記第3のシートは、セラミック粉末を実質的に含まない、請求項1〜4のいずれか一項に記載の薄肉セラミック板の製造方法。
  6. 前記第3のシートは、実質的に前記有機樹脂バインダーからなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の薄肉セラミック板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111635215A (zh) * 2020-06-14 2020-09-08 佛山方竹科技有限公司 一种陶瓷薄板的制备工艺

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