JP2010097921A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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泰 正 權
Sung-Hune Yoo
成 勳 柳
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
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    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/38Dielectric or insulating layers

Abstract

【課題】環境に優しく、耐酸性、および耐エッチング性が高く、剥離液またはエッチング液による変色が抑えられ、電極との反応が抑制されて電極を形成する導電性金属のマイグレーションによる変色が最大限に抑制される、プラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】互いに対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板の一面に配置された複数のアドレス電極と、前記第1基板上に前記アドレス電極を覆って形成された下部誘電体層と、前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置された複数の表示電極と、前記第1基板と前記第2基板との間の放電空間に配置された赤色蛍光体層、緑色蛍光体層、および青色蛍光体層と、を含み、前記下部誘電体層は、鉛含有率0.1質量%以下の無鉛マザーガラスと、CoO、CuO、MnO、Cr、およびFeからなる群より選択される1以上の金属酸化物添加剤とを含むことを特徴とする、プラズマディスプレイパネルである。
【選択図】図1

Description

本発明はプラズマディスプレイパネルに関し、より詳しくは酸化鉛(PbO)を含んでいないため環境に優しく、耐酸性および耐エッチング性が高く、剥離液またはエッチング液によって変色されず、電極との反応が抑制されて電極を形成する導電性金属のマイグレーションによって変色されないプラズマディスプレイパネルに関する。
一般にプラズマディスプレイパネル(PDP)は、気体放電で生成された紫外線で蛍光体を励起させて所定の映像を表示する表示装置であって、高解像度の大画面構成が可能な次世代薄形表示装置として脚光を浴びている。
一般のプラズマディスプレイパネルの構造は、背面基板上に一方向にアドレス電極が形成され、このアドレス電極を覆ように下部誘電体層が形成される。この下部誘電体層上に各アドレス電極の間に配置されるように帯状パターンの隔壁が形成されて、各々の隔壁の間に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の蛍光体層が形成される。
そして、前面基板の一面にはアドレス電極と交差する方向に沿って一対の透明電極とバス電極で構成される表示電極が形成され、この表示電極を覆うように前面基板に上部誘電体層とMgO保護層が形成される。前記背面基板上のアドレス電極と前面基板上の表示電極が交差する地点が放電セルを構成する部分となる。
前記プラズマディスプレイパネルは、アドレス電極と表示電極との間にアドレス電圧(Va)を印加してアドレス放電を行って、再び一対の表示電極の間に維持電圧(Vs)を印加して維持放電させて駆動する。この時に発生する励起源が当該蛍光体を励起させて透明な前面基板を通過して可視光を放出しながらプラズマディスプレイパネルの画面を表示する。前記励起源としては、真空紫外線が主に利用される。前記蛍光体層は赤色、緑色、および青色蛍光体を使って形成され、各々の蛍光体はXeイオンの共鳴放射光(147nm真空紫外線)により可視光を発生する。
有害物質使用禁止指針(RoHS)施行を控えて、すべての電機電子製品は6大有害物質を用いることが禁じられる。そのため、プラズマディスプレイパネルにおいても現在まで使ってきた酸化鉛(PbO)を用いる代わりに新たな材料を開発しなければならない。現在PbOを代替するために最も活発に研究され、適用できる材料としてはBi系およびZnO系の材料が挙げられる。なお、RoHS関連規制では、はんだの鉛(Pb)含有率を0.1質量%以下としており、ガラスに関する目安になる。
下板の反射層として用いられる下部誘電体層は、隔壁の形成工法に応じて材料の組成が設計されなければならない。つまり、隔壁の形成工法が研磨材を利用したサンドブラスト法であれば隔壁のサンドブラスト法に適した下部誘電体材料を設計して使用しなければならず、隔壁の形成工法がエッチング法であればエッチング法に適した下部誘電体材料を設計して使用しなければならない。
しかしながら、Bi系無鉛下部誘電体材料は耐エッチング性に優れているが、原材料の価格が非常に高いため、サンドブラスト法を使用する場合には下部誘電体材料としてZnO系無鉛下部誘電体材料を用いるのが望ましい。
前記ZnO系無鉛下部誘電体材料の場合、ZnO材料の特性上融点が高いため、焼結温度が高く、焼成されにくい問題点がある。このような問題を解決するために、融点が低いアルカリ金属酸化物を添加するが、前記アルカリ金属酸化物は電極との反応性が高くて、電極のマイグレーション(migration)による黄変現象が生じる問題がある。
一方、エッチング法を使用する場合、ZnO系無鉛下部誘電体材料は材料自体が耐酸性が弱くて、エッチング液に非常に弱いため、隔壁エッチング時に下部誘電体層までエッチングされる問題がある。従って、エッチング法においては無鉛下誘電体材料としてBi系を用いるのが望ましい。ただし、前記Bi系も剥離液またはエッチング液によって変色される問題がある。
そこで本発明の目的は、酸化鉛(PbO)を含まずに環境に優しく、耐酸性、および耐エッチング性が高く、剥離液またはエッチング液による変色が抑えられ、電極との反応が抑制されて電極を形成する導電性金属のマイグレーションによる変色が最小限に抑制されるプラズマディスプレイパネルを提供することである。
本発明は、互いに対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板の一面に配置された複数のアドレス電極と、前記第1基板上に前記アドレス電極を覆って形成された下部誘電体層と、前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置された複数の表示電極と、前記第1基板と前記第2基板との間の放電空間に配置された赤色、緑色、および青色蛍光体層と、を含み、前記下部誘電体層は、鉛含有率0.1質量%以下の無鉛マザーガラスと、CoO、CuO、MnO、Cr、およびFeからなる群より選択される1以上の金属酸化物添加剤を含む、プラズマディスプレイパネルである。
本発明によるプラズマディスプレイパネルの下部誘電体層は酸化鉛(PbO)を含んでいないため環境に優しい。また、前記下部誘電体層は、耐酸性、および耐エッチング性が高く、剥離液またはエッチング液による変色が抑えられる。また、前記下部誘電体層は、電極との反応が抑制されるため電極を形成する導電性金属のマイグレーションによる変色が抑制される。
本発明の一実施形態によるプラズマディスプレイパネルの分解斜視図である。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明のプラズマディスプレイパネルは、互いに対向配置された第1基板および第2基板と、前記第1基板の一面に配置された複数のアドレス電極と、前記第1基板上に前記アドレス電極を覆って形成された下部誘電体層と、前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置された複数の表示電極と、前記第1基板と前記第2基板との間の放電空間に配置された赤色蛍光体層、緑色蛍光体層、および青色蛍光体層と、を含む。前記下部誘電体層は、鉛含有率0.1質量%以下の無鉛マザーガラスと、CoO、CuO、MnO、Cr、およびFeから群より選択される1以上の金属酸化物添加剤とを含む。
前記無鉛マザーガラスは、好ましくは、ZnO系無鉛マザーガラスまたはBi系無鉛マザーガラスである。すなわち、前記無鉛マザーガラスは、好ましくは、ZnO、Biまたはこれらの組み合わせを含む無鉛マザーガラスである。ZnO系無鉛マザーガラスは、ZnOを主成分として含み、Bi系無鉛マザーガラスは、Biを主成分として含む。有害物質使用禁止指針(RoHS)の施行を控えて、プラズマディスプレイパネルでも現在まで用いられてきた酸化鉛(PbO)を代替する材料が活発に研究されている。適用できる材料としてはBi系無鉛マザーガラスおよびZnO系無鉛マザーガラスが挙げられる。より具体的には、例えば、酸化亜鉛−酸化ケイ素系(ZnO−SiO)、酸化亜鉛−酸化ホウ素−酸化ケイ素系(ZnO−B−SiO)、酸化亜鉛−酸化ホウ素−酸化ケイ素−酸化アルミニウム系(ZnO−B−SiO−Al)、酸化亜鉛−酸化ホウ素−酸化ケイ素−酸化アルミニウム−酸化バリウム系(ZnO−B−SiO−Al−BaO)、酸化ビスマス−酸化ケイ素系(Bi−SiO)、酸化ビスマス−酸化ホウ素−酸化ケイ素系(Bi−B−SiO)、酸化ビスマス−酸化ホウ素−酸化ケイ素系(Bi−B−SiO)、酸化ビスマス−酸化ホウ素−酸化ケイ素−酸化アルミニウム系(Bi−B−SiO−Al)、酸化ビスマス−酸化亜鉛−酸化ホウ素−酸化ケイ素系(Bi−ZnO−B−SiO)、酸化ビスマス−酸化亜鉛−酸化ホウ素−酸化ケイ素−酸化アルミニウム系(Bi−ZnO−B−SiO−Al)、酸化ビスマス−酸化ホウ素−酸化ケイ素−酸化アルミニウム−酸化バリウム系(Bi−B−SiO−Al−BaO)、酸化亜鉛−酸化ホウ素−酸化アルミニウム−酸化ケイ素−酸化燐系(ZnO−B−Al−SiO−P)、および酸化亜鉛−酸化バリウム−酸化ホウ素−酸化ビスマス−酸化ケイ素−酸化アルミニウム−酸化燐系(ZnO−BaO−B−Bi−SiO−Al−P)、などが挙げられる。2種類以上の材料を組み合わせて用いてもよい。
エッチング法を使用する場合、ZnO系無鉛マザーガラスは、材料自体の耐酸性が低く、エッチング液に非常に弱いため、隔壁エッチング時に下部誘電体層までエッチングされる場合がある。従って、エッチング法を用いる場合、下部誘電体材料としてBi系無鉛マザーガラスを用いることが好ましい。
隔壁をエッチング法を利用して形成する場合、フォトレジストの現像時にアルカリ洗浄液で現像した後、エッチング液でエッチングする際に、隔壁がエッチングされた後、前記エッチング液によって通常は下部誘電体層もエッチングされるが、本発明による下部誘電体層はBi系の耐エッチング性が強い材料を含むため、エッチングされない。ただし、この過程で硝酸エッチング液(HNO)によって下部誘電体層の表面に水酸基(OH)が吸着される。
この後、前記フォトレジスト層を除去するための剥離工程に進行する。この際、剥離液として強塩基(アルカリ)を用いる。前記剥離液は前記下部誘電体層の表面に吸着した水酸基と下部誘電体層との間で反応が進行する場合がある。これによって下部誘電体層の表面が変色し、非常に濃い黄色に変色される場合がある。前記現象は、銀(Ag)電極のマイグレーション反応による下部誘電体層の黄変現象と同様、パネルのボディーカラーおよび品質を低下させうる。
上記のCoO、CuO、MnO、Cr、およびFeなる群から選択される1以上の金属酸化物添加剤は、隔壁をエッチング法で形成する場合にもBi系無鉛マザーガラスを含む下部誘電体層の黄変現象を抑制できる。
前記Bi系無鉛マザーガラスは耐エッチング性に優れるが、原材料の価格が非常に高いため、サンドブラスト法を使用する場合にはZnO系無鉛マザーガラスを用いることが好ましい。
しかしながら、ZnOは融点が高いため、前記ZnO系無鉛マザーガラスを含む材料は焼結温度が高く、焼成されにくい場合がある。
前記問題を解決するために、融点が低いアルカリ金属酸化物をさらに添加してもよい。前記アルカリ金属酸化物としては、例えば、Li、Na、K、Rb、およびCsなどのアルカリ金属の酸化物またはこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
前記下部誘電体層はZnO系無鉛マザーガラス100質量部に対して前記アルカリ金属酸化物を、好ましくは2〜7質量部、より好ましくは3〜6質量部含む。前記アルカリ金属酸化物の含有量が2質量部以上であれば、前記下部誘電体層の焼成温度を十分に低くすることができる。一方、前記アルカリ金属酸化物の含有量が7質量部以下であれば、下部誘電体層の光透過度が維持されうる。前記アルカリ金属酸化物は、これを添加せずに焼成可能であれば、含まなくてもよい。前記アルカリ金属酸化物のようにイオン化エネルギーが小さい成分は電極との反応性が高い。従って、電極を形成する導電性金属のマイグレーション(migration)によって下部誘電体層の黄変現象が生じる可能性がある。前記導電性金属のマイグレーションは電極および下部誘電体層を黄色に変色させる視覚的な問題だけでなく、前記マイグレーションが持続する場合には電極どうしを短絡させる機能上の問題を招きうる。
前記問題を解決するために、本発明の下部誘電体層は、前記アルカリ金属酸化物のようにイオン化エネルギーが小さい成分との反応を抑制するための金属酸化物添加剤を含む。すなわち、CoO、CuO、MnO、Cr、およびFeからなる群より選択される1以上の金属酸化物添加剤は、イオン化エネルギーが小さい成分と導電性金属との反応を抑制して、マイグレーションによる黄変と電極間の短絡を防止できる。
前記金属酸化物添加剤の含有量は、好ましくは、前記下部誘電体層の全質量に対して1.5質量%以下であり、より好ましくは0.1〜1.1質量%である。特に、前記下部誘電体層がZnO系無鉛マザーガラスを含む場合、前記下部誘電体層はZnO系無鉛マザーガラス100質量部に対して前記金属酸化物添加剤を0.01〜1.5質量部含むことが好ましい。また、前記下部誘電体層がBi系無鉛マザーガラスを含む場合、前記下部誘電体層はBi系無鉛マザーガラス100質量部に対して前記金属酸化物添加剤を0.01〜1.5質量部含むことが好ましい。前記金属酸化物添加剤の含有量が前記範囲である場合、エッチング液によってBi系マザーガラスの変色を防止できるだけでなく、ZnO系無鉛マザーガラスのアルカリ金属酸化物の添加による黄変現象を効果的に防止できるため好ましい。
特に、下部誘電体層に添加される場合、前記下部誘電体層に青色を持たせるCoO、または緑色を持たせるCuOは下部誘電体層の反射度を向上させるため、プラズマディスプレイパネルの輝度向上にも有利である。この場合、前記CuOの含有量は前記下部誘電体層の全質量に対して0.05〜0.5質量%であることが好ましい。
従って、前記下部誘電体層は、好ましくは金属酸化物添加剤として、CuOおよびCoOを1:0.1〜3(CuO:CoO)の質量比で含む。前記下部誘電体層が前記CuOとCoOを前記質量比で含む場合、反射率を向上させてパネルの発光効率をより高めうる。
一方、前記下部誘電体層は、金属酸化物添加剤として、CuO、CoO、およびMnOを1:0.1〜3:0.05〜1(CuO:CoO:MnO)の質量比で含むことが好ましい。前記下部誘電体層が前記CuO、CoO、およびMnOを前記質量比で含む場合、パネルの発光効率の低下を最少化して、明室コントラスト比(CR)を改善できる。
前記金属酸化物添加剤の平均粒子径は0.5〜2.5μmであることが好ましい。前記金属酸化物添加剤の平均粒子径が前記範囲である場合、ペースト製造時に加工性および下部誘電体層の粗度(roughness)を向上させて隔壁層を堅固に形成できる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。しかし、本発明は、以下の実施形態に制限されない。
図1は本発明の一実施形態によるプラズマディスプレイパネル100を示した部分分解斜視図である。図1を参照すれば、本発明の一実施形態によるプラズマディスプレイパネル100の構造は、第1基板3上に一方向(y軸方向)に沿ってアドレス電極13が形成され、このアドレス電極13を覆って、第1基板3上に第1誘電体層(下部誘電体層)15が形成される。前記第1誘電体層15上に各アドレス電極13の間に配置されるように隔壁5が形成されて、各々の隔壁5の間に複数の放電セル(7R、7G、7B)が形成される。前記放電セル(7R、7G、7B)内には赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の蛍光体層(8R、8G、8B)が形成される。
前記第1誘電体層15は下部誘電体層であり、無鉛マザーガラス、好ましくはZnO、Biまたはこれらの組み合わせを含む無鉛マザーガラスを含み、前記下部誘電体層の変色を防止するためにCoO、CuO、MnO、Cr、およびFeからなる群より選択される1以上の金属酸化物添加剤を含む。
前記第1誘電体層15は、例えば、前記無鉛マザーガラスと前記金属酸化物添加剤とを高分子樹脂および有機溶媒と混合してペーストを調製し、前記ペーストを用いて通常の印刷法によって前記第1基板3上に形成できる。または、前記ペーストを用いてフィルムを作製し、これを前記第1基板3にラミネーティングすることによって形成できる。
前記高分子樹脂はバインダーとして機能する、下部誘電体層形成に用いられる高分子樹脂であればいずれも用いることができる。好ましくは、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、およびセルロース系樹脂などが用いられうる。中でも、エチルセルロース(EC)、ニトロセルロース(NC)が好ましい。2種類以上の高分子樹脂を組み合わせて用いてもよい。高分子樹脂の添加量は特に制限されず、公知の知見が参照されうる。
前記有機溶媒は下部誘電体層形成のために用いられる有機溶媒であればいずれも用いることができる。好ましくは、エタノール、トリメチルペンタンジオールモノイソブチレート(TPM)、ブチルカルビトール(BC:butylcarbitol)、ブチルセロソルブ(BC:butylcellosolve)、ブチルカルビトールアセテート(BCA:butylcarbitolacetate)、テルピネオール(TP)、トルエン、テクサノール(texanol)などが用いられうる。2種類以上の有機溶媒を組み合わせて用いてもよい。有機溶媒の添加量は特に制限されず、公知の知見が参照されうる。
また、無鉛マザーガラスを含むペーストの分散力を向上させるために、前記ペーストに分散剤を添加してもよい。分散剤を用いることによって、経時変化によるペースト固形分の沈殿を防止し、均一な粘度を確保して、無鉛ガラスの粉末粒子を効果的にコーティングすることができる。
前記分散剤としては、特に制限されないが、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン系分散剤が好ましく用いられうる。例えば、BYK−306、307、308、310、330、333、341、344等のByk Chemie系分散剤(Disperbyk(登録商標))などが用いられうる。前記分散剤は、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。分散剤の添加量は特に制限されず、公知の知見が参照されうる。
前記隔壁5は放電空間を画する形状であればいずれの形状も可能で、多様なパターンの隔壁で形成される。例えば、前記隔壁5は帯状などのような開放型隔壁はもちろん、ワッフル、マトリックス、デルタなどのような閉鎖型隔壁で形成されてもよい。また、前記閉鎖型隔壁は放電空間の横断面が四角形、三角形、五角形などの多角形、または円形、楕円形などでもよい。
そして、第1基板3に対向する第2基板1の一面にはアドレス電極13と交差する方向(x軸方向)に沿って一対の透明電極(9a、11a)とバス電極(9b、11b)で構成される表示電極9、11が形成され、この表示電極9、11を覆って、第2基板1に第2誘電体層17およびMgO保護層19が形成される。
前記第1基板3上のアドレス電極13と第2基板1上の表示電極9、11とが交差する部分が放電セルを構成する部分となる。
前記プラズマディスプレイパネル100はアドレス電極13と表示電極9、11との間にアドレス電圧(Va)を印加して、アドレス放電を行い、再び一対の表示電極9、11の間に維持電圧(Vs)を印加して維持放電させて駆動する。この際、発生する励起源が当該蛍光体を励起させて、透明な第2基板1を通して可視光を放出し、プラズマディスプレイパネルの画面を表示する。前記励起源には真空紫外線が主に利用される。
以下、本発明の望ましい実施例および比較例を記載する。しかし、本発明は下記の実施例のみに限定されない。
(プラズマディスプレイパネルの製造)
(実施例1−1)
無鉛マザーガラスとして、Bi系無鉛マザーガラスを76.4g、高分子樹脂としてエチルセルロースを2g、有機溶媒としてブチルカルビトールアセテートおよびテルピネオールを18g(ブチルカルビトールアセテート12.6g、テルピネオール5.4g)混合して、得られた混合物に、金属酸化物添加剤であるCuO(平均粒子径:0.5μm)を0.6g、分散剤BYK−306(BYK社)3gを添加して混合して、下部誘電体層形成用組成物を製造した。ここで、前記Bi系無鉛マザーガラスはBi60質量%、B10質量%、SiO4質量%、Al4質量%、BaO10質量%、CuO0.6質量%およびフィラー(TiO)成分11.4質量%を含む。
前記下部誘電体層形成用組成物を、あらかじめ準備したアドレス電極が形成された第1基板上に塗布し、560℃で15分間焼成して第1誘電体層(下部誘電体層)を形成した。
その後、通常のエッチング法を利用して、前記第1基板に一定の高さとパターンを有する隔壁を形成した。
また、ブチルカルビトールアセテートとテルピネオールを4:6の質量比に混合して調製した混合有機溶媒100質量部に対して高分子樹脂であるエチルセルロース6質量部を混合して、ビヒクル(vehicle)を製造した。前記ビヒクル100質量部に対して青色蛍光体であるBaMgAl1017:Euを40質量部を混合して蛍光体ペーストを調製した後、前記隔壁で区画された第1基板の放電セルの底面と隔壁の側面に前記青色蛍光体ペーストを塗布して青色蛍光体層を形成した。
赤色蛍光体の(Y、Gd)BO:Euおよび緑色蛍光体のZnSiO:Mnを利用して、青色蛍光体層と同じ方法で赤色および緑色蛍光体層を形成した。
前記蛍光体層が形成された第1基板を200℃で乾燥して500℃で焼成した。
また、表示電極が形成された第2基板上に第2誘電体層を形成し、前記第2誘電体層上に保護膜を形成した後、前記第1基板と前記第2基板とを組立、縫着、排気、放電気体注入およびエイジングして、プラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−2)
前記実施例1−1においてCuOを0.4g添加したことを除いては実施例1−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−3)
前記実施例1−1においてCuOを0.8g添加したことを除いては実施例1−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−4)
前記実施例1−1においてCuOの代わりにCoOを用いたことを除いては実施例1−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−5)
前記実施例1−4においてCoOを0.4g添加したことを除いては実施例1−4と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−6)
前記実施例1−4においてCoOを0.2g添加したことを除いては実施例1−4と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−7)
前記実施例1−1においてCuOの代わりにMnOを0.05g用いたことを除いては実施例1−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−8)
前記実施例1−7においてMnOを0.1g添加したことを除いては実施例1−7と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例1−9)
前記実施例1−7において前記MnOを0.2g添加したことを除いては実施例1−7と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(比較例1)
前記実施例1−1においてCuOを用いなかったことを除いては実施例1−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−1)
無鉛マザーガラスとして、ZnO系無鉛マザーガラスを75.4g、高分子樹脂としてエチルセルロースを2g、有機溶媒としてブチルカルビトールアセテートおよびテルピネオールを19g(ブチルカルビトールアセテート13.3g、テルピネオール5.7g)混合して、得られた混合物にCuO(平均粒子径:0.5μm)を0.6g、分散剤BYK−306(BYK社)3gを添加混合して、下部誘電体層形成用組成物を製造した。ここで、前記ZnO系無鉛マザーガラスはZnO50質量%、B20質量%、SiO3質量%、Al3.4質量%、BaO11質量%、CuO0.6質量%、およびフィラー(TiO)成分12質量%を含む。
前記下部誘電体層形成用組成物をあらかじめ準備したアドレス電極が形成された第1基板上に塗布し、565℃で15分間焼成して第1誘電体層(下部誘電体層)を形成した。
その後、通常のサンドブラスト法を利用して、前記第1基板に一定の高さとパターンを有する隔壁を形成した。
また、ブチルカルビトールアセテートとテルピネオールを4:6の質量比に混合して製造した混合溶媒100質量部に対してエチルセルロース6質量部を混合して、ビヒクル(vehicle)を製造した。前記ビヒクル100質量部に対して青色蛍光体のBaMgAl1017:Euを40質量部で混合して蛍光体ペーストを製造した後、前記隔壁で区画した第1基板の放電セルの底面と隔壁の側面に前記青色蛍光体ペーストを塗布して青色蛍光体層を形成した。
赤色蛍光体の(Y、Gd)BO:Euおよび緑色蛍光体のZnSiO:Mnを利用して、青色蛍光体層と同じ方法で赤色および緑色蛍光体層を形成した。
前記蛍光体層が形成された第1基板を200℃で乾燥して500℃で焼成した。
また、表示電極が形成された第2基板上に第2誘電体層を形成し、前記第2誘電体層上に保護膜を形成して第2基板を準備した後、前記第1基板と第2基板を組立、縫着、排気、放電気体注入およびエイジングして、プラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−2)
前記実施例2−1においてCuOを0.4g添加したことを除いては実施例2−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−3)
前記実施例2−1においてCuOを0.8g添加したことを除いては実施例2−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−4)
前記実施例2−1においてCuOの代わりにCoOを用いたことを除いては実施例2−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−5)
前記実施例2−4においてCoOを0.4g添加したことを除いては実施例2−4と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−6)
前記実施例2−4においてCoOを0.2g添加したことを除いては実施例2−4と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−7)
前記実施例2−1においてCuOの代わりにMnOを0.05g用いたことを除いては実施例2−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−8)
前記実施例2−7においてMnOを0.1g添加したことを除いては実施例2−7と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2−9)
前記実施例2−7においてMnOを0.2g添加したことを除いては実施例2−7と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(比較例2)
前記実施例2−1においてCuOを用いなかったことを除いては実施例2−1と同様に実施してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(下部誘電体層の変色程度測定)
前記実施例1−1〜9、比較例1、実施例2−1〜9、および比較例2で製造されたプラズマディスプレイパネルに対してCIE Labシステムによる色座標を測定し、そのうちのb*値を下記表1、および表2で整理した。前記b*値は黄色の色度を示す指数であり、高いほど変色が激しいことを示す。前記測定はCR321(KONICAMINOLTA)装置を利用して行った。
Figure 2010097921
Figure 2010097921
前記表1および表2を参照すると、比較例1および2のプラズマディスプレイパネルはb*値が、それぞれ実施例1−1〜9、および実施例2−1〜9のプラズマディスプレイパネルに比べて非常に大きいことが分かる。これは実施例1−1〜9、および実施例2−1〜9のプラズマディスプレイパネルが比較例1および2のプラズマディスプレイパネルに比べて変色がほとんど生じないことを意味する。
1、3 基板、
5 隔壁、
7 放電セル、
8 蛍光体層、
9、11 表示電極、
13 アドレス電極、
15、17 誘電体層、
19 MgO保護層、
100 プラズマディスプレイパネル。

Claims (12)

  1. 互いに対向配置された第1基板および第2基板と、
    前記第1基板の一面に配置された複数のアドレス電極と、
    前記第1基板上に前記アドレス電極を覆って形成された下部誘電体層と、
    前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置された複数の表示電極と、
    前記第1基板と前記第2基板との間の放電空間に配置された赤色蛍光体層、緑色蛍光体層、および青色蛍光体層と、を含み、
    前記下部誘電体層は、鉛含有率0.1質量%以下の無鉛マザーガラスと、CoO、CuO、MnO、Cr、およびFeからなる群より選択される1以上の金属酸化物添加剤とを含むことを特徴とする、プラズマディスプレイパネル。
  2. 前記無鉛マザーガラスは、ZnO系無鉛マザーガラスまたはBi系無鉛マザーガラスである、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記下部誘電体層は、前記Bi系無鉛マザーガラスを含み、前記Bi系無鉛マザーガラス100質量部に対して前記金属酸化物添加剤を0.01〜1.5質量部含む、請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記下部誘電体層は、前記ZnO系無鉛マザーガラスを含み、前記ZnO系無鉛マザーガラス100質量部に対して前記金属酸化物添加剤を0.01〜1.5質量部含む、請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記下部誘電体層は、アルカリ金属酸化物をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記アルカリ金属酸化物は、Li、Na、K、Rb、およびCsからなる群より選択される1以上である、請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記下部誘電体層は、前記ZnO系無鉛マザーガラス100質量部に対して前記アルカリ金属酸化物を2〜7質量部含む、請求項5または6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記金属酸化物添加剤は、前記下部誘電体層の全質量に対して1.5質量%以下の量で含まれる、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記金属酸化物添加剤は、前記下部誘電体層の全質量に対して0.1〜1.1質量%の量で含まれる、請求項8に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記下部誘電体層は、金属酸化物添加剤としてCuO、およびCoOを1:0.1〜3(CuO:CoO)の質量比で含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記下部誘電体層は、金属酸化物添加剤としてCuO、CoO、およびMnOを1:0.1〜3:0.05〜1(CuO:CoO:MnO)の質量比で含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記金属酸化物添加剤の平均粒子径は0.5〜2.5μmである、請求項1〜11のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
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