JP4591478B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル Download PDF

Info

Publication number
JP4591478B2
JP4591478B2 JP2007139880A JP2007139880A JP4591478B2 JP 4591478 B2 JP4591478 B2 JP 4591478B2 JP 2007139880 A JP2007139880 A JP 2007139880A JP 2007139880 A JP2007139880 A JP 2007139880A JP 4591478 B2 JP4591478 B2 JP 4591478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
layer
electrodes
oxide
black
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007139880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008293867A (ja
Inventor
伸悟 高木
初美 古牧
亮二 日向
達雄 三舩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007139880A priority Critical patent/JP4591478B2/ja
Priority to CN2008800008398A priority patent/CN101548355B/zh
Priority to PCT/JP2008/000701 priority patent/WO2008146435A1/ja
Priority to EP08720580A priority patent/EP2026370A4/en
Priority to KR1020087030529A priority patent/KR101016500B1/ko
Priority to US12/294,492 priority patent/US20100244659A1/en
Publication of JP2008293867A publication Critical patent/JP2008293867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4591478B2 publication Critical patent/JP4591478B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/44Optical arrangements or shielding arrangements, e.g. filters, black matrices, light reflecting means or electromagnetic shielding means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • H01J11/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/225Material of electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/44Optical arrangements or shielding arrangements, e.g. filters or lenses
    • H01J2211/444Means for improving contrast or colour purity, e.g. black matrix or light shielding means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Description

本発明は、表示デバイスなどに用いるプラズマディスプレイパネルに関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)は、高精細化、大画面化の実現が可能であることから、100インチ以上クラスのテレビなどが製品化されている。近年、PDPは従来のNTSC方式に比べて走査線数が2倍以上のフルハイビジョンへの適用が進んでいるとともに、環境問題に配慮して鉛成分を含まないPDPが要求されている。また省資源化や材料コスト削減のために、高価である希少金属の削減も必要とされている。
PDPは、基本的には、前面板と背面板とで構成されている。前面板は、フロート法による硼硅酸ナトリウム系ガラスのガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状の透明電極とバス電極とで構成される表示電極と、この表示電極を覆ってコンデンサとしての働きをする誘電体層と、この誘電体層上に形成された酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層とで構成されている。一方、背面板は、ガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状のアドレス電極と、アドレス電極を覆う下地誘電体層と、下地誘電体層上に形成された隔壁と、各隔壁間に形成された赤色、緑色および青色それぞれに発光する蛍光体層とで構成されている。
前面板と背面板とはその電極形成面側を対向させて気密封着され、隔壁によって仕切られた放電空間にNe−Xeの放電ガスが400Torr〜600Torrの圧力で封入されている。PDPは、表示電極に映像信号電圧を選択的に印加することによって放電させ、その放電によって発生した紫外線が各色蛍光体層を励起して赤色、緑色、青色の発光をさせてカラー画像表示を実現している。
表示電極のバス電極には導電性を確保するための銀電極が用いられ、誘電体層としては酸化鉛を主成分とする低融点ガラスが用いられているが、近年の環境問題への配慮から誘電体層として鉛成分を含まない例が開示されている(例えば、特許文献1、2、3、4など参照)。
また、電極を形成する際のガラス材料として酸化ビスマス(Bi23)を所定量含有させる例も開示されている(例えば、特許文献5参照)。
特開2003−128430号公報 特開2002−053342号公報 特開2001−045877号公報 特開平9−050769号公報 特開2000−048645号公報
近年、PDPは従来のNTSC方式に比べて走査線数が2倍以上となるフルハイビジョンへの高精細化が進んでいる。同時に上述したような大画面化が進む中においては、必然的に画像表示に要する電圧・電力が高くなるため、表示電極の抵抗値を低下させることが重要な課題となる。
ところが、表示電極の抵抗値を低下させるためには電極断面積を大きくする必要があるが、電極幅を大きくすると画像表示する画素の可視光を透過させる開口面積が小さくなりPDPの画像表示輝度が低下することとなる。一方、電極膜厚を大きくすると実質的に電極上部の誘電体層の厚さが小さくなり、誘電体層の絶縁耐圧が低下する不具合を伴う。
特に、環境問題への配慮から用いられている、鉛成分を含有しないガラス材料を誘電体層や電極に用いた場合は、表示電極の抵抗値を低下させることが難しくなる傾向も見られる。
上記の課題を解決するために、本発明のPDPはガラス基板上に表示電極および誘電体層が形成された前面板と、基板上に電極、隔壁および蛍光体層が形成された背面板とを対向配置するとともに周囲を封着して放電空間を形成したPDPであって、前記表示電極が少なくとも、銀およびガラス材料を含有する金属電極層と、黒色材料およびガラス材料を含有する黒色層とを含む複数層で構成され、前記表示電極が露光、現像および焼成工程によって形成され、前記金属電極層と前記黒色層のガラス材料が酸化ビスマスを含み、前記金属電極層と前記黒色層からなる金属バス電極の現像後のアンダーカット量が25μm以上であることを特徴とする。
また、本発明は前記金属バス電極の焼成後のエッジカール量が前記金属バス電極の焼成後の膜厚の70%以下であることを特徴とする。また前記黒色層にはコバルト(Co)、ニッケル(Ni)もしくは銅(Cu)またはこれらの酸化物を含有することを特徴としてもよい。
これによって、環境問題に配慮した鉛成分を含まない材料を用いても、表示電極の抵抗値を維持し、かつ高輝度・高信頼性のPDPを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるPDPについて図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態におけるPDPの構造を示す斜視図である。PDPの基本構造は、一般的な交流面放電型PDPと同様である。図1に示すように、PDP1は前面ガラス基板3などよりなる前面板2と、背面ガラス基板11などよりなる背面板10とが対向して配置され、その外周部をガラスフリットなどからなる封着材によって気密封着されている。封着されたPDP1内部の放電空間16には、NeおよびXeなどの放電ガスが400Torr〜600Torrの圧力で封入されている。
前面板2の前面ガラス基板3上には、走査電極4および維持電極5よりなる一対の帯状の表示電極6と遮光層7が互いに平行にそれぞれ複数列配置されている。前面ガラス基板3上には表示電極6と遮光層7とを覆うようにコンデンサとしての働きをする誘電体層8が形成され、さらにその表面に酸化マグネシウム(MgO)などからなる保護層9が形成されている。
また、背面板10の背面ガラス基板11上には、前面板2の走査電極4および維持電極5と直交する方向に、複数の帯状のアドレス電極12が互いに平行に配置され、これを下地誘電体層13が被覆している。さらに、アドレス電極12間の下地誘電体層13上には放電空間16を区切る所定の高さの隔壁14が形成されている。隔壁14間の溝にアドレス電極12毎に、紫外線によって赤色、青色および緑色にそれぞれ発光する蛍光体層15が順次塗布して形成されている。走査電極4および維持電極5とアドレス電極12とが交差する位置に放電セルが形成され、表示電極6方向に並んだ赤色、青色、緑色の蛍光体層15を有する放電セルがカラー表示のための画素になる。
図2は、本発明の実施の形態におけるPDPの前面板2の構成を示す断面図である。図2は図1と上下反転させて示している。図2に示すように、フロート法などにより製造された前面ガラス基板3に、走査電極4と維持電極5よりなる表示電極6と遮光層7がパターン形成されている。走査電極4と維持電極5はそれぞれ酸化インジウム(ITO)や酸化スズ(SnO2)などからなる透明電極4a、5aと、透明電極4a、5a上に形成された金属バス電極4b、5bとにより構成されている。金属バス電極4b、5bは透明電極4a、5aの長手方向に導電性を付与する目的として用いられ、銀(Ag)材料を主成分とする導電性材料によって形成されている。さらに、金属バス電極4b、5bは黒色の黒色電極41b、51bと白色の白色電極42b、52bとで構成されている。
誘電体層8は、前面ガラス基板3上に形成されたこれらの透明電極4a、5aと金属バス電極4b、5bと遮光層7を覆って設けた第1誘電体層81と、第1誘電体層81上に形成された第2誘電体層82の少なくとも2層構成とし、さらに第2誘電体層82上に保護層9を形成している。
次に、PDPの製造方法について説明する。まず、前面ガラス基板3上に、走査電極4および維持電極5と遮光層7とを形成する。これらの透明電極4a、5aと金属バス電極4b、5bは、フォトリソグラフィ法などを用いてパターニングして形成される。透明電極4a、5aは薄膜プロセスなどを用いて形成され、金属バス電極4b、5bは導電性黒色粒子あるいは銀(Ag)材料を含むペーストを所望の温度で焼成して固化している。また、遮光層7も同様に、黒色材料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や黒色材料をガラス基板の全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングし、焼成することにより形成される。
具体的な金属バス電極4b、5bの形成手順は、以下に示す手順が一般的である。前面ガラス基板3上に黒色材料を含んだペーストを印刷し乾燥させた後、フォトリソグラフィ法でパターニングして、遮光層7を形成する。さらにその上に顔料を含んだペーストと導電性粒子を含んだペーストをそれぞれ印刷、乾燥を繰り返す。その後フォトリソグラフィ法でパターニングして黒色の黒色電極41b、51bと白色の白色電極42b、52bからなる金属バス電極4b、5bを形成する。ここで、画像表示時のコントラストを向上させるために、黒色電極41b、51bは下層(前面ガラス基板3側)に形成し、白色電極42b、52bは上層として形成される。
また、本発明の実施の形態では金属バス電極の黒色電極41b、51bと遮光層7を同一材料とし、同一プロセスにて製造する手順を用いている。本発明は黒色度を良好にする技術であるため、本発明の実施の形態では遮光層7の黒色度も良好になり、本発明の効果を強くすることが可能である。
次に、走査電極4、維持電極5および遮光層7を覆うように前面ガラス基板3上に誘電体ペーストをダイコート法などにより塗布して誘電体ペースト層(誘電体ガラス層)を形成する。誘電体ペーストを塗布した後、所定の時間放置することによって塗布された誘電体ペースト表面がレベリングされて平坦な表面になる。その後、誘電体ペースト層を焼成固化することにより、走査電極4、維持電極5および遮光層7を覆う誘電体層8が形成される。なお、本発明の実施の形態では、少なくともこれらの誘電体ペーストの塗布工程を繰り返すことによって第1誘電体層81と第2誘電体層82とよりなる2層構成の誘電体層8を形成している。なお、誘電体ペーストは粉末の誘電体ガラス、バインダおよび溶剤を含む塗料である。次に、誘電体層8上に酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層9を真空蒸着法により形成する。以上の工程により、前面ガラス基板3上に所定の構成部材が形成されて前面板2が完成する。
一方、背面板10は次のようにして形成される。まず、背面ガラス基板11上に、銀(Ag)材料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や、金属膜を全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングする方法などによりアドレス電極12用の構成物となる材料層を形成し、それを所望の温度で焼成することによりアドレス電極12を形成する。次に、アドレス電極12が形成された背面ガラス基板11上にダイコート法などによりアドレス電極12を覆うように誘電体ペーストを塗布して誘電体ペースト層を形成する。その後、誘電体ペースト層を焼成することにより下地誘電体層13を形成する。なお、誘電体ペーストは粉末の誘電体ガラスとバインダおよび溶剤を含んだ塗料である。
次に、下地誘電体層13上に隔壁材料を含む隔壁形成用ペーストを塗布して所定の形状にパターニングして隔壁材料層を形成し、その後、焼成することにより隔壁14を形成する。ここで、下地誘電体層13上に塗布した隔壁用ペーストをパターニングする方法としては、フォトリソグラフィ法やサンドブラスト法を用いることができる。次に、隣接する隔壁14間の下地誘電体層13上および隔壁14の側面に蛍光体材料を含む蛍光体ペーストを塗布して焼成することにより蛍光体層15が形成される。以上の工程により、背面ガラス基板11上に所定の構成部材が形成されて背面板10が完成する。
このようにして所定の構成部材を備えた前面板2と背面板10とを走査電極4とアドレス電極12とが直交するように対向配置して、その周囲をガラスフリットで封着し、放電空間16にNe、Xeなどを含む放電ガスを封入することによりPDP1が完成する。
次に、前面板2の表示電極6と誘電体層8の詳細について述べる。まず表示電極6について説明する。前面ガラス基板3上に厚さ0.12μm程度の酸化インジウム(ITO)をスパッタ法で全面に形成し、その後、フォトリソグラフィ法によって、巾150μmのストライプ状の透明電極4a、5aを形成する。
そして、黒色材料としてコバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)の黒色金属微粒子、金属酸化物、金属複合酸化物が5重量%〜40重量%と、ガラス材料が10重量%〜40重量%と、感光性ポリマー、感光性モノマー、光重合開始剤、溶剤などを含む感光性有機バインダ成分が30重量%〜60重量%よりなる感光性ペーストを印刷法などによって前面ガラス基板3上全面に塗布し、黒色電極ペースト層を形成する。
なお、黒色電極ペーストのガラス材料は、少なくとも酸化ビスマス(Bi23)を5重量%〜25重量%含み、ガラス材料の軟化点が500℃を超えるようにしている。なお、上述した黒色材料としてのコバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)の黒色金属微粒子、金属酸化物、金属複合酸化物は、一部導電材としても機能する。
次に、少なくとも銀(Ag)粒子が70重量%〜90重量%と、ガラス材料が1重量%〜15重量%と、感光性ポリマー、感光性モノマー、光重合開始剤、溶剤などを含む感光性有機バインダ成分が8重量%〜30重量%よりなる感光性ペーストを印刷法などによって黒色電極ペースト層上に塗布し、白色電極ペースト層を形成する。なお、白色電極ペースト層のガラス材料は、少なくとも酸化ビスマス(Bi23)を5重量%〜25重量%含み、ガラス材料の軟化点が550℃を超えるようにしている。
これらの全面塗布された黒色電極ペースト層と白色電極ペースト層とを、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングし、これらを550℃〜600℃の温度で焼成して線幅が60μm程度の黒色電極41b、51bと白色電極42b、52bを透明電極4a、5a上に形成する。
このように本発明の実施の形態では黒色電極41b、51bにコバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)を用いているが、従来技術においては、黒色電極41b、51bや遮光層7にクロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)を含有することによって、導電性および黒色度を確保する手段がある。ところが、発明者等はクロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)を黒色電極41b、51bに使用することによって、黒色電極41b、51bと白色電極42b、52bとの層界面での接触抵抗値を増大させ、電極層全体の抵抗値が上昇する傾向があることを見出した。またこれは、黒色電極41b、51bのガラス材料の成分、または誘電体層8の成分などにも依存することが判明した。
この現象について以下に解説する。通常、電極焼成工程や誘電体焼成工程における熱処理によって、白色電極42b、52bに含まれる銀(Ag)同士が接触し、電極の導電性が発現する。ところが通常、黒色電極41b、51bに含まれる導電材や黒色材料等の成分は、上述の電極焼成や誘電体焼成工程において、白色電極42b、52bへ移動、拡散し、銀(Ag)同士の接触を妨げようとする。ところが、黒色電極41b、51bにコバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)を用いた場合、この白色電極42b、52bへの拡散を抑制することができ、結果として銀(Ag)同士の接触を妨げることがなくなる。このため、黒色電極41b、51bと白色電極42b、52bとの層界面での接触抵抗値を低下させることができると考えられる。
一方、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)の成分を黒色材料や導電材として黒色電極に含有していると、焼成時において白色電極42b、52bへの拡散が起こり、拡散された成分により銀(Ag)同士の接触を妨げることとなり、この接触抵抗が上昇する。
また従来技術では、黒色電極41b、51bや遮光層7にルテニウム(Ru)を含有して、黒色度、導電率を確保する手段も開示されている。ところがルテニウム(Ru)は高価な希少金属でもあるため、ルテニウム(Ru)の使用は材料コストの増加に繋がることとなり、大画面化が進むPDPでは、部分的なコストの増加も大きな影響を及ぼす。このように本発明の実施の形態では、ルテニウム(Ru)を実質的に使用しないこととすることで、従来技術に対して材料コストの削減や省資源化などの観点からも優位な効果が有することになる。
また、黒色電極41b、51bと白色電極42b、52bに用いられるガラス材料は、上述のように酸化ビスマス(Bi23)の含有量が5重量%〜25重量%であり、さらに、酸化モリブデン(MoO3)、酸化タングステン(WO3)のうちの少なくとも一つを0.1重量%以上7重量%以下含むことが好ましい。なお、酸化モリブデン(MoO3)、酸化タングステン(WO3)に代えて、酸化セリウム(CeO2)、酸化銅(CuO)、酸化コバルト(Co23)、酸化バナジウム(V27)、酸化アンチモン(Sb23)から選ばれる少なくとも1種を0.1重量%〜7重量%含ませてもよい。
また、上記以外の成分として、酸化亜鉛(ZnO)を0重量%〜40重量%、酸化硼素(B23)を0重量%〜35重量%、酸化硅素(SiO2)を0重量%〜15重量%、酸化アルミニウム(Al23)を0重量%〜10重量%など、鉛成分を含まない材料組成が含まれていてもよく、これらの材料組成の含有量に特に限定はなく、従来技術程度の材料組成の含有量範囲である。
なお、本発明ではガラス材料の軟化点温度を500℃以上とし、焼成温度を550℃〜600℃としている。従来のように、ガラス材料の軟化点が450℃〜500℃と低い場合には、焼成温度がそれより100℃近く高いため、反応性の高い酸化ビスマス(Bi23)自体が銀(Ag)や黒色金属微粒子、あるいはペースト中の有機バインダ成分と激しく反応し、金属バス電極4b、5b中と誘電体層8中に気泡を発生させ、誘電体層8の絶縁耐圧性能を劣化させる。一方、本発明のように、ガラス材料の軟化点を500℃以上にすると、銀(Ag)や黒色金属微粒子、あるいは有機成分と酸化ビスマス(Bi23)との反応性が低下して気泡の発生は少なくなる。しかしながら、ガラス材料の軟化点を600℃以上とすると、金属バス電極4b、5bと透明電極4a、5aや前面ガラス基板3、あるいは誘電体層8との接着性が低下するため好ましくない。
ところで、本発明の実施の形態ではこのフォトリソグラフィ法を用いてパターニングするに際して、上記黒色電極ペースト層および白色電極ペースト層を一括して露光・現像する方法を用いている。具体的には、黒色電極ペースト層を形成した後に遮光層7のパターニングを行うために、このパターンを備えたマスクを介して活性光線を照射し露光する。その後、当該黒色電極ペースト層上に白色電極ペースト層を形成する。そして金属バス電極4b、5bのパターニングを行うために、そのパターンを備えたマスクを介して活性光線を照射し露光する。
次に、それぞれのペースト層の未露光部を現像液で除去する。そして焼成工程ではアルカリ可溶性高分子バインダ、光重合性モノマー、光重合開始剤は熱分解され除去される。焼成温度は使用する塩基性無機粉末の種類によっても異なるが、最高温度で500℃〜650℃の範囲が採用される。
図3は現像工程後の金属バス電極4b、5bの断面形状を示す図である。上述したように本発明の実施の形態では、上下2層を一括して露光することになるが、この場合前記活性光線が下層である黒色電極ペースト層まで十分に届かず、下層の硬化が不十分となる場合がある。その結果、硬化の不十分な下層は上層に比べて、現像時において除去されるペースト層の量が多くなり、現像後の状態で上層の幅に対して下層の幅が小さくなる現象が生じる。この現象は一般的にアンダーカットと呼ばれ、本発明の実施の形態では図3に示すように、金属バス電極4b、5bの基板側と接する幅W1に対して金属バス電極4b、5bの投影幅W2の差分値をアンダーカット量と呼ぶ。
ところで、この金属バス電極4b、5bのアンダーカット量は、露光・現像時の条件に依存性が強く、これらの条件によって調節することが出来るが、発明者等は本発明ではこのアンダーカット量が大きくなるに伴い、現像後の工程である焼成工程の熱履歴によって金属バス電極4b、5bの熱収縮量が大きくなる傾向があることを見出した。
この結果金属バス電極4b、5bの白色電極42b、52bをより密にすることができ、本発明の実施の形態ではこの傾向を用いて、電極の導電率を上げることが可能となった。具体的には、アンダーカット量は現像後の金属バス電極4b、5bの電極幅に関わらず25μm以上とし、膜剥がれ等の影響を考慮して基板側と接する幅W1が10μm以上とした。
このため、同じ抵抗値となる金属バス電極4b、5bを形成することに対して、本発明では従来技術よりも、金属バス電極4b、5b特に白色電極42b、52bの膜厚を小さくすることが可能である。
一方で、上述した手段で厚膜層を現像し、焼成した場合、上下層の熱収縮の差によって、金属バス電極4b、5b断面端部が沿ってしまう現象も生じる。図4は焼成後の金属バス電極4b、5bの断面図を示す。一般にこの現象はエッジカールと呼ばれ、本発明の実施の形態では図4に示したように金属バス電極4b、5bの幅方向に対する中心での膜厚H1に対して、金属バス電極4b、5b端部での膜厚H2の差分値をエッジカール量としている。
このエッジカール量は一般に金属バス電極4b、5bの膜厚の増加に伴って増加する傾向がある。またエッジカール量が大きくなるとその頂部での誘電体層8の実質的な膜厚が低くなってしまい、誘電体層8の絶縁破壊耐圧も低くなってしまう。そして結果として製造時の歩留まりを悪化させてしまう。
ところが、本発明の実施の形態では上述したように、金属バス電極4b、5bの膜厚を低く抑えることができるため、このエッジカール量も小さくすることができ、信頼性の高いPDPを実現することができ、製造時の歩留まり向上にも貢献できる。具体的には、エッジカール量を金属バス電極4b、5bの幅方向に対する中心での膜厚に対して70%以下とすることを特徴としている。これらの実施の形態については後述する。
なお、本発明の実施の形態では、遮光層7および金属バス電極4b、5bいずれのパターニングの場合も、前記活性光線の露光量は、超高圧水銀灯を用いた場合50〜500mJ/cm2の範囲が採用されている。
このように本発明の実施の形態では、アンダーカット量を25μm以上とし、エッジカール量を焼成後の金属バス電極4b、5bの幅方向に対する中心での膜厚に対して70%以下とすることを特徴としており、これによって、鉛成分を含まない環境問題に配慮した材料を用いても、金属バス電極4b、5bの抵抗値を上げることなく、PDPの信頼性を確保し、かつ画像表示品位を向上することができる。
次に前面板2の誘電体層8を構成する第1誘電体層81と第2誘電体層82について詳細に説明する。第1誘電体層81の誘電体材料は、次の材料組成より構成されている。すなわち、酸化ビスマス(Bi23)を5重量%〜25重量%と酸化カルシウム(CaO)を0.5重量%〜15重量%含んでおり、さらに酸化モリブデン(MoO3)、酸化タングステン(WO3)、酸化セリウム(CeO2)、酸化マンガン(MnO2)から選ばれる少なくとも1種を0.1重量%〜7重量%含んでいる。
さらに、酸化ストロンチウム(SrO)、酸化バリウム(BaO)から選ばれる少なくとも1種を0.5重量%〜12重量%含んでいる。
なお、酸化モリブデン(MoO3)、酸化タングステン(WO3)、酸化セリウム(CeO2)、酸化マンガン(MnO2)に代えて、酸化銅(CuO)、酸化クロム(Cr23)、酸化コバルト(Co23)、酸化バナジウム(V27)、酸化アンチモン(Sb23)から選ばれる少なくとも1種を0.1重量%〜7重量%含んでいてもよい。
また、上記以外の成分として、酸化亜鉛(ZnO)を0重量%〜40重量%、酸化硼素(B23)を0重量%〜35重量%、酸化硅素(SiO2)を0重量%〜15重量%、酸化アルミニウム(Al23)を0重量%〜10重量%など、鉛成分を含まない材料組成が含まれていてもよく、これらの材料組成の含有量に特に限定はなく、従来技術程度の材料組成の含有量範囲である。
これらの組成成分からなる誘電体材料を、湿式ジェットミルやボールミルで平均粒径が0.5μm〜2.5μmとなるように粉砕して誘電体材料粉末を作製する。次にこの誘電体材料粉末55重量%〜70重量%と、バインダ成分30重量%〜45重量%とを三本ロールでよく混練してダイコート用あるいは印刷用の第1誘電体層用ペーストを作製する。
そして、この第1誘電体層用ペーストを用い、表示電極6を覆うように前面ガラス基板3にダイコート法あるいはスクリーン印刷法で印刷して乾燥させ、その後、誘電体材料の軟化点より少し高い温度の575℃〜590℃で焼成する。
次に、第2誘電体層82について説明する。第2誘電体層82の誘電体材料は、次の材料組成より構成されている。すなわち、酸化ビスマス(Bi23)を5重量%〜25重量%と酸化バリウム(BaO)を6.0重量%〜28重量%含んでおり、さらに酸化モリブデン(MoO3)、酸化タングステン(WO3)、酸化セリウム(CeO2)、酸化マンガン(MnO2)から選ばれる少なくとも1種を0.1重量%〜7重量%含んでいる。
さらに、酸化カルシウム(CaO)、酸化ストロンチウム(SrO)から選ばれる少なくとも1種を0.8重量%〜17重量%含んでいる。
なお、酸化モリブデン(MoO3)、酸化タングステン(WO3)、酸化セリウム(CeO2)、酸化マンガン(MnO2)に代えて、酸化銅(CuO)、酸化クロム(Cr23)、酸化コバルト(Co23)、酸化バナジウム(V27)、酸化アンチモン(Sb23)から選ばれる少なくとも1種を0.1重量%〜7重量%含んでいてもよい。
また、上記以外の成分として、酸化亜鉛(ZnO)を0重量%〜40重量%、酸化硼素(B23)を0重量%〜35重量%、酸化硅素(SiO2)を0重量%〜15重量%、酸化アルミニウム(Al23)を0重量%〜10重量%など、鉛成分を含まない材料組成が含まれていてもよく、これらの材料組成の含有量に特に限定はなく、従来技術程度の材料組成の含有量範囲である。
これらの組成成分からなる誘電体材料を、湿式ジェットミルやボールミルで平均粒径が0.5μm〜2.5μmとなるように粉砕して誘電体材料粉末を作製する。次にこの誘電体材料粉末55重量%〜70重量%と、バインダ成分30重量%〜45重量%とを三本ロールでよく混練してダイコート用あるいは印刷用の第2誘電体層用ペーストを作製する。そして、この第2誘電体層用ペーストを用いて第1誘電体層81上にスクリーン印刷法であるいはダイコート法で印刷して乾燥させ、その後、誘電体材料の軟化点より少し高い温度の550℃〜590℃で焼成する。
なお、誘電体層8の膜厚が小さいほどパネル輝度の向上と放電電圧を低減するという効果は顕著になるので、絶縁耐圧が低下しない範囲内であればできるだけ膜厚を小さく設定するのが望ましい。このような条件と可視光透過率の観点から、本発明の実施の形態では、誘電体層8の膜厚を41μm以下に設定し、第1誘電体層81を5μm〜15μm、第2誘電体層82を20μm〜36μmとしている。
以上のように、本発明での誘電体層8に含まれる酸化ビスマス(Bi23)量は、第1誘電体層81および第2誘電体層82共に、上述のように5重量%〜25重量%としている。誘電体層8の酸化ビスマス(Bi23)量をこの範囲とすることで、PDPの黒色度を良化することができ、かつ誘電体層8としての所望の軟化点および誘電率を得ることができる。なお、第1誘電体層81と第2誘電体層82の酸化ビスマス(Bi23)量が同一である必要はない。
(実施例)
次に本発明の実施の形態の効果の検証として行った実施例について述べる。検証では、上述した作製方法と同様の方法によって、ガラス基板上に作成した金属バス電極4b、5bを試料として用いた。ここで現像時の条件を調整し、アンダーカット量を15μm〜50μmとして試料を作成し、現像後の線幅、焼成後の線幅、焼成後の膜厚、焼成後の金属バス電極4b、5bの抵抗値および焼成後のエッジカール量を測定した。またこれらの結果を用いて導電率の指標として比抵抗値を算出した。この結果を表1に示す。
Figure 0004591478
ここでアンダーカット量はブイ・テクノロジー社製の三次元測定装置を用いて、基板の裏面から透過光で白色電極ペースト層の幅W2を測定し、また、落射光と透過光併用で黒色電極ペースト層の幅W1を測定して算出した。また焼成後の線幅についても同様に測定した。そして焼成後の膜厚およびエッジカール量は、触針式表面形状測定器を用いて膜の断面形状を測定した。
表1の試料1〜試料4にて示すように、アンダーカット量を増加させることによって、同一の膜厚であっても、エッジカール量が増加し、一方で金属バス電極4b、5bの抵抗値および比抵抗値が減少することがわかる。これは、上述したようにアンダーカット量の増加に伴い、金属バス電極4b、5bの白色電極42b、52bがより密になり、導電率が低下したものと考えられる。
また、試料5と試料3、および試料6と試料4は、アンダーカット量を同程度としながら、膜厚を変化させている。この結果から試料5、試料6は試料1と同程度の電極抵抗値およびエッジカール量でありながら、電極線幅および膜厚を低下させることができることがわかる。これによって、画像表示時の駆動電圧および誘電体層の絶縁破壊耐圧を同程度に維持しながら、使用する電極材料量を低減し、また各放電セルの可視光を透過する開口面積を増加することができる。
以上述べてきたように本発明は、画像表示品位が高く、かつ環境問題にも配慮したPDPを実現することができ、大画面の表示デバイスなどに有用である。
本発明の実施の形態におけるPDPの構造を示す斜視図 同PDPの前面板の構成を示す断面図 現像後の金属バス電極および前面板の形状を示す断面図 焼成後の金属バス電極および前面板の形状を示す断面図
符号の説明
1 PDP
2 前面板
3 前面ガラス基板
4 走査電極
4a、5a 透明電極
4b、5b 金属バス電極
5 維持電極
6 表示電極
7 遮光層
8 誘電体層
9 保護層
10 背面板
11 背面ガラス基板
12 アドレス電極
13 下地誘電体層
14 隔壁
15 蛍光体層
16 放電空間
41b、51b 黒色電極
42b、52b 白色電極
81 第1誘電体層
82 第2誘電体層

Claims (3)

  1. ガラス基板上に表示電極および誘電体層が形成された前面板と、基板上に電極、隔壁および蛍光体層が形成された背面板とを対向配置するとともに周囲を封着して放電空間を形成したプラズマディスプレイパネルであって、
    前記表示電極が少なくとも、銀およびガラス材料を含有する金属電極層と、黒色材料およびガラス材料を含有する黒色層とを含む複数層で構成され、
    前記表示電極が露光、現像および焼成工程によって形成され、
    前記金属電極層と前記黒色層のガラス材料が酸化ビスマスを含み、
    前記金属電極層と前記黒色層からなる金属バス電極の現像後のアンダーカット量が25μm以上であることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記金属バス電極の焼成後のエッジカール量が前記金属バス電極の焼成後の膜厚の70%以下であることを特徴とする請求項1のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記黒色層にはコバルト(Co)、ニッケル(Ni)もしくは銅(Cu)またはこれらの酸化物を含有することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
JP2007139880A 2007-05-28 2007-05-28 プラズマディスプレイパネル Expired - Fee Related JP4591478B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007139880A JP4591478B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 プラズマディスプレイパネル
CN2008800008398A CN101548355B (zh) 2007-05-28 2008-03-25 等离子显示面板
PCT/JP2008/000701 WO2008146435A1 (ja) 2007-05-28 2008-03-25 プラズマディスプレイパネル
EP08720580A EP2026370A4 (en) 2007-05-28 2008-03-25 PLASMA SCOREBOARD
KR1020087030529A KR101016500B1 (ko) 2007-05-28 2008-03-25 플라즈마 디스플레이 패널
US12/294,492 US20100244659A1 (en) 2007-05-28 2008-03-25 Plasma display panel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007139880A JP4591478B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 プラズマディスプレイパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008293867A JP2008293867A (ja) 2008-12-04
JP4591478B2 true JP4591478B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=40074713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007139880A Expired - Fee Related JP4591478B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 プラズマディスプレイパネル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20100244659A1 (ja)
EP (1) EP2026370A4 (ja)
JP (1) JP4591478B2 (ja)
KR (1) KR101016500B1 (ja)
CN (1) CN101548355B (ja)
WO (1) WO2008146435A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100043506A (ko) * 2008-10-20 2010-04-29 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
JP5243469B2 (ja) 2010-02-15 2013-07-24 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001176381A (ja) * 1999-11-15 2001-06-29 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレーパネルの電極およびその製造方法
JP2003187692A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Taiyo Ink Mfg Ltd 黒色ペースト組成物及びそれを用いて黒色パターンを形成したプラズマディスプレイパネル
JP2005135832A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル
JP2005150109A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイパネルと、その製造方法
JP2005302741A (ja) * 2001-11-05 2005-10-27 Lg Electronics Inc プラズマディスプレイパネル
JP2007128858A (ja) * 2005-10-03 2007-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US635402A (en) * 1899-04-06 1899-10-24 Harry Shepherd Hose-coupling for air-brakes.
JP3778223B2 (ja) 1995-05-26 2006-05-24 株式会社日立プラズマパテントライセンシング プラズマディスプレイパネル
KR19980065367A (ko) * 1996-06-02 1998-10-15 오평희 액정표시소자용 백라이트
EP1229568B1 (en) * 1996-09-18 2003-12-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Production method of plasma display panel suitable for minute cell structure, the plasma display panel, and for displaying the plasma display panel
JP4238384B2 (ja) 1998-07-31 2009-03-18 東レ株式会社 感光性導電ペーストおよびプラズマディスプレイ用電極の製造方法
JP3479463B2 (ja) * 1999-01-29 2003-12-15 太陽インキ製造株式会社 光硬化型導電性組成物及びそれを用いて電極形成したプラズマディスプレイパネル
JP2001045877A (ja) 1999-08-11 2001-02-20 Okura Ind Co Ltd 生分解性容器の製造方法
US6497962B1 (en) * 1999-11-19 2002-12-24 Asahi Glass Company, Limited Low melting point glass for covering electrodes, and plasma display device
CN1230857C (zh) * 1999-12-21 2005-12-07 松下电器产业株式会社 等离子体显示面板及其制造方法
JP3799933B2 (ja) * 2000-02-09 2006-07-19 株式会社村田製作所 導電性ペーストおよびセラミック電子部品
JP2002053342A (ja) 2000-08-10 2002-02-19 Asahi Glass Co Ltd 電極被覆用低融点ガラス
WO2002019369A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Unite d'affichage a plasma et son procede de fabrication
JP3827987B2 (ja) 2001-10-22 2006-09-27 旭テクノグラス株式会社 無鉛ガラスフリット
US6787239B2 (en) * 2001-11-30 2004-09-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrode material, dielectric material and plasma display panel using them
KR100669692B1 (ko) * 2003-10-21 2007-01-16 삼성에스디아이 주식회사 높은 휘도 및 콘트라스트를 가진 플라즈마 디스플레이 패널
EP1933353A4 (en) * 2005-10-03 2010-03-03 Panasonic Corp PLASMA SCOREBOARD
US7931948B2 (en) * 2005-10-03 2011-04-26 Panasonic Corporation Plasma display panel
JP4089739B2 (ja) * 2005-10-03 2008-05-28 松下電器産業株式会社 プラズマディスプレイパネル
KR100858810B1 (ko) * 2006-09-28 2008-09-17 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조 방법
JP4335265B2 (ja) * 2007-03-28 2009-09-30 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネルの製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001176381A (ja) * 1999-11-15 2001-06-29 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレーパネルの電極およびその製造方法
JP2005302741A (ja) * 2001-11-05 2005-10-27 Lg Electronics Inc プラズマディスプレイパネル
JP2003187692A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Taiyo Ink Mfg Ltd 黒色ペースト組成物及びそれを用いて黒色パターンを形成したプラズマディスプレイパネル
JP2005135832A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル
JP2005150109A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイパネルと、その製造方法
JP2007128858A (ja) * 2005-10-03 2007-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル

Also Published As

Publication number Publication date
EP2026370A1 (en) 2009-02-18
EP2026370A4 (en) 2011-03-09
WO2008146435A1 (ja) 2008-12-04
JP2008293867A (ja) 2008-12-04
US20100244659A1 (en) 2010-09-30
CN101548355A (zh) 2009-09-30
KR20090015974A (ko) 2009-02-12
CN101548355B (zh) 2011-03-23
KR101016500B1 (ko) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100920545B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2009170192A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4770516B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4910558B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4591478B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
US7878875B2 (en) Plasma display panel with display electrodes containing glass frit and a method of manufacturing the same
KR100920858B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP5245223B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2008269863A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP2007234282A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2010218942A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP2002367518A (ja) プラズマディスプレイパネル用電極、プラズマディスプレイパネル
JP2008269861A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2008226832A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法、およびその表示電極用ペースト
JP2010020991A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2010020992A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2010020993A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR20060067004A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 제조용 그린 쉬트
JP2008269862A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2011249200A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP2010262881A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2011171136A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2010262882A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2006032044A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2011249199A (ja) プラズマディスプレイパネル電極用のペースト、当該ペーストを用いたプラズマディスプレイパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees