JP2010097209A - トナー濃度検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 - Google Patents
トナー濃度検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010097209A JP2010097209A JP2009213665A JP2009213665A JP2010097209A JP 2010097209 A JP2010097209 A JP 2010097209A JP 2009213665 A JP2009213665 A JP 2009213665A JP 2009213665 A JP2009213665 A JP 2009213665A JP 2010097209 A JP2010097209 A JP 2010097209A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light receiving
- toner
- light emitting
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
ようにし、トナー濃度検出精度を向上させる。
【解決手段】照射手段のM(≧3)個の発光部を発光させ、受光手段のN(≧3)個の受
光部の各々の出力を、正反射光の検出による正反射寄与分と拡散反射光の検出による拡散
反射寄与分とに分割し、受光部の出力の正反射寄与分および/または拡散反射寄与分の総
和に基づき、トナー濃度を演算的に検出する。
【選択図】図6
Description
トナーパターンに検出光を照射し、反射光を受光する光学装置は反射型光学センサと呼ばれる。
反射型光学センサによる検出光のスポットが照射される主方向の位置は、トナーパターンの主方向中央部であることが理想である。しかしながら、静電潜像形成部における光走査領域の変動や、転写ベルトの蛇行、さらには、反射型光学センサの取り付け位置の主方向の位置ずれや、主方向における取り付け位置の経時的変化等が原因し、トナーパターンと反射型光学センサの主方向における位置関係は、必ずしも理想状態とはならない。
請求項7記載の発明では、請求項1〜6の任意の1に記載のトナー濃度検出方法において、上記トナーパターンが上記副方向およびこれに直交する主方向に幅を有する矩形状のパターンであり、この矩形状のパターンが、上記副方向において検出光の照射領域を通過する時間内に、上記照射手段のM個の発光部を順次に発光させることを特徴とする。
符号11Y〜11Kは「光導電性の潜像担持体」であるドラム状の感光体であり、感光体11Yはイエロートナーによるトナー画像の形成に用いられ、感光体11M,11C、11Kはそれぞれ、マゼンタトナー、シアントナー、黒トナーによるトナー画像の形成に用いられる。
から給送され、図1において転写ベルト17の右側の上周面に供給され、転写ベルト17に静電吸着され、転写ベルト17が反時計回りに回転することにより図の左方へ搬送される。このように搬送されつつ記録シートは、転写器15Yにより感光体11Y上からイエロートナー画像を転写され、転写器15M、15C、15Kによりそれぞれ、感光体11M、11C、11Kから、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、黒トナー画像を順次に転写される。
ΔS・tanθ=V・ΔT
であるから、主方向のずれ量:ΔSは、
ΔS=V・ΔT・cotθ
として知ることができる。
ΔL=V・st/3
のように設定すれば、発光部E1〜E15によるトナーパターンのスポット走査をスキャン時間内に適正に終了させることができる。
Z・tanα=V・st
を満足するように、角:αを設定すれば、発光部E1〜E15によるトナーパターンのスポット走査をスキャン時間内に適正に終了させることができる。
図21は、図3(a)の部分を加筆して描き改めたものであり、図3(a)におけると同一の符号は、図3(a)におけると同一のものを示している。この例に即して以下の説明を行なう。
また、反射光を受光する受光部D1〜D5(N=5個)を主走査方向に所定ピッチで等間隔に配置して「受光手段」とし、照射手段と受光手段とを対応させて適宜のハウジングに一体的に組付けている。
即ち、トナーパターンDP1は、濃度階調の異なる5個の「矩形状トナーパターン」の集合であるが、これら濃度階調の異なる矩形状トナーパターンは「主走査におけるレーザパワーまたは発光デューティの調整」や「現像バイアスの調整」によって形成できる。また「面積階調法」によっても濃度を変えることができる。
トナーパターンDP1は形成される時点が定まっており、形成されてから検出領域に近づく適当なタイミングで発光部(LED)E1〜E5を点滅制御する。
即ち、先ず、発光部E1が点灯して消灯し、続いて、発光部E2が点灯して消灯する。次いで、発光部E3、発光部E4、発光部E5の順に点灯・消灯が行われる。
これら発光部E1〜E5の順次の点灯・消灯は高速で繰り返される。
従って、トナーパターンDP1を形成された転写ベルト表面は、検出光の5つのスポットにより主方向に繰り返して走査される(検出光によるスポット走査)。
そして、各発光部Eiから放射された検出光の「転写べルト表面での正反射光」は、対応する受光部Diとそれに隣接する2つの受光部Di−1、Di+1(発光部Eiに対応しない残りの受光部)にのみ入射する。
図22(a)の横軸は受光部D1〜D5、縦軸は検知出力の大きさ(受光量)を示している。正反射光は受光部D2〜D4のみで受光されるので、受光部D1と受光部D5の検知出力は0である。なお、横軸のD(ALL)は5個の受光部D1〜D5の出力和を表しており、縦軸は、上記条件での受光部D3の受光量を「1」として規格化した値である。
まず、トナーパターンが検出領域にない場合について見ると、発光部E1から放射された検出光は転写ベルト表面で正反射し、受光部D1とこれに隣接する受光部D2で受光される。
また、発光部E4から放射された検出光は、転写ベルト表面で正反射し、受光部D3と受光部D4および受光部D5で受光される。
発光部E5から放射された検出光は、転写ベルト表面で正反射し、受光部D4と受光部D5で受光される。
発光部E2だけが点灯している場合、対応する受光部D2における検知出力は「図22(a)における受光部D3の検知出力と同程度」で、受光部D1における検知出力は「図22(a)における受光部D2と同程度」であり、受光部D3における検知出力は「図22(a)における受光部D4の検知出力と同程度」となる。
この時、各受光部D1〜D5における検知出力分布を、図22(b)〜(f)に示す。
矩形状トナーパターンを構成するトナーの濃度が高くなるにつれて受光部D3の出力は小さくなっていく。
転写ベルト上にトナーパターンが存在しない場合、発光部E3が点灯して検出光が転写ベルト表面を照射したときの「転写ベルト表面からの反射光」を5個の受光部D1〜D5で検出すると、3個の受光部D2〜D4における検知出力は0でないが、受光部D1とD5における検知出力は0となっている(図22(a))。
受光部D3は「照射対象物の正反射光しか検出しない」ため、検出出力は正反射光寄与分のみを含んでいるが、受光部D3を除く他の4つの受光部D1、D2、D4、D5における検知出力は全て「拡散反射光による寄与分」を含んでいる。
図22(b)は矩形状トナーパターンDP1−1に対する検知出力分布で「正反射寄与分と拡散反射寄与分」を含んでいる。
支持部材である転写ベルトに対する検知出力分布は正反射寄与分で、図22(a)に示されるように既知である。
即ち、図22(b)の出力分布から、図22(a)の出力分布を定数倍して差し引くことにより「拡散反射寄与分のみ」を抽出できる。この定数を「α1」とすると、これは以下のように決定される。
このようにして、図23(a)に示すように、図22(a)の出力分布を定数:α1倍した「正反射寄与分」と、図22(b)の出力分布から「図22(a)の出力分布を定数:α1倍した正反射寄与分」を差し引いた「拡散反射寄与分」とに分割できる。
とすると、拡散反射寄与分は、
A−α1・A=(1−α1)A
となる。
従って、発光部E3からの検出光が矩形状トナーパターンDP1−1を照射しているときの正反射寄与分は「A1」即ち、「α1・A」となり、拡散反射寄与分は「(1−α1)A」となり両反射寄与分を分割できる。
これは、トナー濃度が高いほどトナーが多く付着しているため、正反射する光が減少するためであり、トナー濃度とD(正)は1対1対応している。
換言すれば、D(正)の計測により、計測されたD(正)に対応するトナー濃度が求められる。
図24(b)に示すD(拡)から、トナー濃度とD(拡)との関係を得ることは可能ではあるが必ずしも容易ではない。
図25に示された縦軸:D(拡)/D(正)は、矩形状トナーパターンをなすトナーの濃度が、矩形状トナーパターンDP1−1〜DP1−5の順に高くなるにつれて増加する「単調な関数」になっている。従って、この「D(拡)/D(正)」を計測すれば、各矩形状トナーパターン(図25の横軸)に対応したトナー濃度が求められる。
図26(b)には、図25に示した「D(拡)/D(正)」を基準値(ここでは最大濃度での拡散反射寄与分)で規格化した値を示す。
すなわち、適宜の手段を用いて「正反射体による検知出力分布」を測定できれば、それを用いて「正反射寄与分と拡散反射寄与分に分割する」ことが可能である。
例えば、予め正反射体を用いて検知出力分布を測定しておき、測定された分布をメモリ等に記憶しておくこともできるし、転写ベルトの一部に「表面が滑らかな部分」を形成し、この部分での正反射を検出することもできるし、可動式の正反射体を画像形成装置中に備えて、必要なときにその正反射体を可動して検出することもできる。
E1〜E5 発光部(LED)
D1〜D5 受光部(PD)
DP1 トナー濃度検出用のトナーパターン
Claims (36)
- トナーによる画像を形成する画像形成方法において、所定の副方向へ移動する支持部材の表面に所定のトナーパターンを形成し、上記支持部材に照射手段により検出光を照射し、上記支持部材および/またはトナーパターンによる反射光を受光手段により受光し、上記検出光に対する上記支持部材の反射特性と上記トナーパターンの反射特性の差に基づきトナー濃度を検出する方法であって、
検出光を放射する検出光用の発光部をM(≧3)個、上記支持部材に検出光のスポットをM箇所で照射できるように、且つ、副方向に直交する方向において隣接するスポットの間が、上記直交する方向における上記トナーパターンの大きさ以下となるように、副方向に交わる1方向に配置して照射手段とするとともに、N(≧3)個の受光部を上記支持部材および/またはトナーパターンによる検出光の反射光を受光できるように、上記照射手段に対応させ、且つ、上記支持部材に対向させて1方向に配列して受光手段とし、
上記照射手段のM個の発光部を発光させ、上記受光手段のN個の受光部の各々の出力を、正反射光の検出による正反射寄与分と拡散反射光の検出による拡散反射寄与分とに分割し、その分割出力に基づき、トナー濃度を演算的に検出することを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項1記載のトナー濃度検出方法において、
上記N個の受光部の出力の正反射寄与分および/または拡散反射寄与分の総和に基づき、トナー濃度を演算的に検出することを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項1又は2記載のトナー濃度検出方法において、
上記N個の受光部の出力のうち、発光部に対応する受光部の出力は正反射寄与分のみとし、発光部に対応しない幾つかの受光部の出力は拡散反射寄与分のみとし、発光部に対応しない受光部のうち上記幾つかの受光部を除いた残りの受光部の出力は正反射寄与分と拡散反射寄与分の混合としたことを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項3記載のトナー濃度検出方法において、
発光部に対応しない幾つかの受光部の上記支持部材による出力は、ゼロとなることを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項3記載のトナー濃度検出方法において、
発光部に対応する受光部の上記支持部材による出力と、発光部に対応しない残りの受光部の上記支持部材による出力とを基に、正反射寄与分と拡散反射寄与分の混合の比率を決定することを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項3記載のトナー濃度検出方法において、
発光部に対応しない残りの受光部の数を2または4としたことを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項1〜6の任意の1に記載のトナー濃度検出方法において、
上記トナーパターンが上記副方向およびこれに直交する主方向に幅を有する矩形状のパターンであり、この矩形状のパターンが、上記副方向において検出光の照射領域を通過する時間内に、上記照射手段のM個の発光部を順次に発光させることを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項1〜6の任意の1に記載のトナー濃度検出方法において、
上記トナーパターンが、上記副方向およびこれに直交する主方向に幅を有する矩形状のパターンであり、m(≧3)個の発光部と、n(≧3)個の受光部とにより発光部・受光部対を構成し、発光部・受光部対をP(≧2)対、上記主方向に平行もしくは交わる一方向に配置して照射手段とし、上記矩形状のパターンが、上記副方向において検出光の照射領域を通過する時間内に、照射手段の各受光部・受光部対において、対応する発光部が同時に発光するようにして、各発光部を順次に点灯させることを特徴とするトナー濃度検出方法。 - トナーによる画像を形成する画像形成装置において、所定の副方向へ移動する支持部材の表面に所定のトナーパターンを形成し、上記支持部材に照射手段により検出光を照射し、上記支持部材および/または上記トナーパターンによる反射光を上記受光手段により受光し、上記検出光に対する上記支持部材の反射特性と上記トナーパターンの反射特性の差に基づきトナー濃度を検出するのに用いる反射型光学センサであって、
独立してもしくは同時に点滅可能なM(≧3)個の発光部を1方向に配列してなる照射手段と、N(≧3)個の受光部を上記照射手段に対応させて1方向に配列してなる受光手段とを有し、上記照射手段のM個の発光部を発光させ、上記受光手段のN個の受光部の各々の出力を、正反射光の検出による正反射寄与分と拡散反射光の検出による拡散反射寄与分とに分割することを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項9記載の反射型光学センサにおいて、
発光部の配列する1方向および受光部の配列する1方向が、トナー濃度検知を行う状態において、上記副方向に直交する主方向に略平行となることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項9記載の反射型光学センサにおいて、
発光部の配列する1方向および受光部の配列する1方向が、トナー濃度検知を行う状態において、上記副方向に直交する主方向に対し、上記支持部材の上記副方向への移動速度に応じた所定の角だけ傾いていることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項9記載の反射型光学センサにおいて、
発光部および受光部の配列が1方向に複数分割され、分割された各部分が、トナー濃度検知を行う状態において、上記支持部材の上記副方向への移動速度に応じた所定のずれ幅で上記副方向にずれていることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項9記載の反射型光学センサにおいて、
m(≧3)個の発光部と、n(≧3)個の受光部とにより発光部・受光部対が構成され、P(≧2)対の発光部・受光部対を1方向に同列的もしくは並列的に配列されており、トナー濃度検知を行う状態において、P対の発光部・受光部対における互いに対応するP個の発光部が同時、且つ、順次に点滅されることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項9〜13の任意の1に記載の反射型光学センサにおいて、
1個の発光部に複数個の受光部が対応することを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項9〜13の任意の1に記載の反射型光学センサにおいて、
1個の受光部に複数個の発光部が対応することを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項9〜15の任意の1に記載の反射型光学センサにおいて、
上記照射手段の発光部から放射される検出光を、上記支持部材の表面に向けて集光的に導光する照明用光学系および/または上記支持部材の表面からの反射光を上記受光手段に向けて集光的に導光する受光用光学系を有することを特徴とする反射型光学センサ。 - トナーによる画像を形成する画像形成装置において、
トナー濃度を検出するための反射型光学センサとして、請求項9〜17の任意の1に記載の反射型光学センサを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項17記載の画像形成装置において、
形成される画像が、色の異なる複数種のトナーによる多色画像もしくはカラー画像であり、色ごとのトナー濃度が検出されることを特徴とする画像形成装置。 - トナーによる画像を形成する画像形成方法において、所定の副方向へ移動する支持部材の表面に所定のトナーパターンを形成し、上記支持部材に照射手段により検出光を照射し、上記支持部材および/またはトナーパターンによる反射光を受光手段により受光し、上記検出光に対する上記支持部材の反射特性と上記トナーパターンの反射特性の差に基づきトナー濃度を検出する方法であって、
検出光を放射する検出光用の発光部をM(≧3)個、上記支持部材に検出光のスポットをM箇所で照射できるように、且つ、副方向に直交する方向において隣接するスポットの間が、上記直交する方向における上記トナーパターンの大きさ以下となるように、副方向に交わる1方向に配置して照射手段とするとともに、N(≧3)個の受光部を上記支持部材および/またはトナーパターンによる検出光の反射光を受光できるように、上記照射手段に対応させ、且つ、上記支持部材に対向させて1方向に配列して受光手段とし、
上記照射手段のM個の発光部を発光させ、上記受光手段のN個の受光部の各々の出力を、正反射光の検出による正反射寄与分と拡散反射光の検出による拡散反射寄与分とに分割し、
拡散反射光の検出に基づくトナー濃度は、拡散反射寄与分の分割出力:D(拡)を正反射寄与分の分割出力:D(正)で除した値:D(拡)/D(正)から求めることを特徴とするトナー濃度検出方法. - 請求項19記載のトナー濃度検出方法において、
正反射光の検出に基づくトナー濃度は、正反射寄与分の分割出力:D(正)のみから求めることを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項19又は20記載のトナー濃度検出方法において、
上記N個の受光部の出力の正反射寄与分および/または拡散反射寄与分の総和に基づき、トナー濃度を演算的に検出することを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項19〜21記載のトナー濃度検出方法において、
上記N個の受光部の出力のうち、発光部に対応する受光部の出力は正反射寄与分のみとし、発光部に対応しない幾つかの受光部の出力は拡散反射寄与分のみとし、発光部に対応しない受光部のうち上記幾つかの受光部を除いた残りの受光部の出力は正反射寄与分と拡散反射寄与分の混合としたことを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項22記載のトナー濃度検出方法において、
発光部に対応しない幾つかの受光部の上記支持部材による出力は、ゼロとなることを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項22記載のトナー濃度検出方法において、
発光部に対応する受光部の上記支持部材による出力と、発光部に対応しない残りの受光部の上記支持部材による出力とを基に、正反射寄与分と拡散反射寄与分の混合の比率を決定することを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項22記載のトナー濃度検出方法において、
発光部に対応しない残りの受光部の数を2または4としたことを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項19〜25の任意の1に記載のトナー濃度検出方法において、
上記トナーパターンが上記副方向およびこれに直交する主方向に幅を有する矩形状のパターンであり、この矩形状のパターンが、上記副方向において検出光の照射領域を通過する時間内に、上記照射手段のM個の発光部を順次に発光させることを特徴とするトナー濃度検出方法。 - 請求項19〜25の任意の1に記載のトナー濃度検出方法において、
上記トナーパターンが、上記副方向およびこれに直交する主方向に幅を有する矩形状のパターンであり、m(≧3)個の発光部と、n(≧3)個の受光部とにより発光部・受光部対を構成し、発光部・受光部対をP(≧2)対、上記主方向に平行もしくは交わる一方向に配置して照射手段とし、上記矩形状のパターンが、上記副方向において検出光の照射領域を通過する時間内に、照射手段の各受光部・受光部対において、対応する発光部が同時に発光するようにして、各発光部を順次に点灯させることを特徴とするトナー濃度検出方法。 - トナーによる画像を形成する画像形成装置において、所定の副方向へ移動する支持部材の表面に所定のトナーパターンを形成し、上記支持部材に照射手段により検出光を照射し、上記支持部材および/または上記トナーパターンによる反射光を上記受光手段により受光し、上記検出光に対する上記支持部材の反射特性と上記トナーパターンの反射特性の差に基づきトナー濃度を検出するのに用いる反射型光学センサであって、
独立してもしくは同時に点滅可能なM(≧3)個の発光部を1方向に配列してなる照射手段と、N(≧3)個の受光部を上記照射手段に対応させて1方向に配列してなる受光手段とを有し、上記照射手段のM個の発光部を発光させ、上記受光手段のN個の受光部の各々の出力を、正反射光の検出による正反射寄与分と拡散反射光の検出による拡散反射寄与分とに分割し、
拡散反射寄与分の分割出力:D(拡)を正反射寄与分の分割出力:D(正)で除した値:D(拡)/D(正)を求める演算を行なうことを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項28記載の反射型光学センサにおいて、
発光部の配列する1方向および受光部の配列する1方向が、トナー濃度検知を行う状態において、上記副方向に直交する主方向に略平行となることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項28記載の反射型光学センサにおいて、
発光部の配列する1方向および受光部の配列する1方向が、トナー濃度検知を行う状態において、上記副方向に直交する主方向に対し、上記支持部材の上記副方向への移動速度に応じた所定の角だけ傾いていることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項28記載の反射型光学センサにおいて、
発光部および受光部の配列が1方向に複数分割され、分割された各部分が、トナー濃度検知を行う状態において、上記支持部材の上記副方向への移動速度に応じた所定のずれ幅で上記副方向にずれていることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項28記載の反射型光学センサにおいて、
m(≧3)個の発光部と、n(≧3)個の受光部とにより発光部・受光部対が構成され、P(≧2)対の発光部・受光部対を1方向に同列的もしくは並列的に配列されており、トナー濃度検知を行う状態において、P対の発光部・受光部対における互いに対応するP個の発光部が同時、且つ、順次に点滅されることを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項28〜32の任意の1に記載の反射型光学センサにおいて、
1個の発光部に複数個の受光部が対応することを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項28〜32の任意の1に記載の反射型光学センサにおいて、
1個の受光部に複数個の発光部が対応することを特徴とする反射型光学センサ。 - 請求項28〜34の任意の1に記載の反射型光学センサにおいて、
上記照射手段の発光部から放射される検出光を、上記支持部材の表面に向けて集光的に導光する照明用光学系および/または上記支持部材の表面からの反射光を、上記受光手段に向けて集光的に導光する受光用光学系を有することを特徴とする反射型光学センサ。 - トナーによる画像を形成する画像形成装置において、
トナー濃度を検出するための反射型光学センサとして、請求項28〜35の任意の1に記載の反射型光学センサを有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009213665A JP2010097209A (ja) | 2008-09-17 | 2009-09-15 | トナー濃度検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 |
US12/763,695 US8396385B2 (en) | 2009-04-20 | 2010-04-20 | Toner-density calculating method, reflective optical sensor, and image forming apparatus |
US13/793,973 US8606130B2 (en) | 2009-04-20 | 2013-03-11 | Toner-density calculating method, reflective optical sensor, and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008238487 | 2008-09-17 | ||
JP2009213665A JP2010097209A (ja) | 2008-09-17 | 2009-09-15 | トナー濃度検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010097209A true JP2010097209A (ja) | 2010-04-30 |
Family
ID=42258886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009213665A Pending JP2010097209A (ja) | 2008-09-17 | 2009-09-15 | トナー濃度検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010097209A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122463A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Ricoh Co Ltd | トナー位置検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 |
JP2010197641A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011033896A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | トナー位置検出手段及び画像形成装置 |
JP2011191457A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びトナー濃度検出方法 |
JP2011191460A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びトナー濃度検出方法 |
JP2012194495A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2014095759A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体 |
WO2014097824A1 (en) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and detection apparatus |
US9164454B2 (en) | 2012-05-11 | 2015-10-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for performing registration and density correction control |
JP2017194408A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー量検知センサー、および画像形成装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09174942A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-08 | Fujitsu Ltd | カラー画像形成装置 |
JPH09272230A (ja) * | 1996-02-07 | 1997-10-21 | Fujitsu Ltd | 画像形成装置 |
JP2006335025A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 光量制御装置及び画像形成装置 |
JP2007033770A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007062222A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Canon Inc | 記録装置及び記録媒体検出方法 |
JP2008175604A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Anritsu Corp | 光変位センサー及びそれを用いた変位測定装置 |
JP2008268172A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Toshiba Corp | 記録媒体に画像を形成する画像形成装置 |
JP2009258601A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-11-05 | Ricoh Co Ltd | トナー濃度検出方法および反射型光学センサおよび反射型光学センサ装置および画像形成装置 |
-
2009
- 2009-09-15 JP JP2009213665A patent/JP2010097209A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09174942A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-08 | Fujitsu Ltd | カラー画像形成装置 |
JPH09272230A (ja) * | 1996-02-07 | 1997-10-21 | Fujitsu Ltd | 画像形成装置 |
JP2006335025A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 光量制御装置及び画像形成装置 |
JP2007033770A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007062222A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Canon Inc | 記録装置及び記録媒体検出方法 |
JP2008175604A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Anritsu Corp | 光変位センサー及びそれを用いた変位測定装置 |
JP2008268172A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Toshiba Corp | 記録媒体に画像を形成する画像形成装置 |
JP2009258601A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-11-05 | Ricoh Co Ltd | トナー濃度検出方法および反射型光学センサおよび反射型光学センサ装置および画像形成装置 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122463A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Ricoh Co Ltd | トナー位置検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 |
JP2010197641A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011033896A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | トナー位置検出手段及び画像形成装置 |
JP2011191457A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びトナー濃度検出方法 |
JP2011191460A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びトナー濃度検出方法 |
JP2012194495A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US9164454B2 (en) | 2012-05-11 | 2015-10-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for performing registration and density correction control |
KR101680930B1 (ko) * | 2012-05-11 | 2016-11-29 | 캐논 가부시끼가이샤 | 레지스트레이션과 농도의 보정 제어를 수행하는 화상 형성 장치 |
JP2014095759A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体 |
WO2014097824A1 (en) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and detection apparatus |
US9885990B2 (en) | 2012-12-19 | 2018-02-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and detection apparatus for detecting position or density information of detection image |
JP2017194408A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー量検知センサー、および画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5262496B2 (ja) | トナー濃度検出方法および反射型光学センサ装置および画像形成装置 | |
JP5316003B2 (ja) | トナー位置検出方法および反射型光学センサおよび画像形成装置 | |
JP5163457B2 (ja) | トナー情報検出方法および反射型光学センサ装置および画像形成装置 | |
JP2010097209A (ja) | トナー濃度検出方法、反射型光学センサ及び画像形成装置 | |
US8606130B2 (en) | Toner-density calculating method, reflective optical sensor, and image forming apparatus | |
JP5786457B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20110052232A1 (en) | Image forming apparatus and method of correcting image concentration | |
JP5265248B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3722785B2 (ja) | 画質検出装置及び画像形成装置 | |
JP5532589B2 (ja) | 位置検出方法及び画像形成装置 | |
JP6031228B2 (ja) | 光ビーム検出回路、光ビーム走査ユニット及び画像形成装置 | |
JP5609965B2 (ja) | トナー情報検出方法および反射型光学センサ装置および画像形成装置 | |
JP5493563B2 (ja) | トナー位置検出手段及び画像形成装置 | |
JP2011191657A (ja) | 反射型光学センサ及び画像形成装置 | |
JP2013156274A (ja) | トナー濃度検出方法および反射型光学センサおよび反射型光学センサ装置および画像形成装置 | |
JP5402441B2 (ja) | 反射型光学センサおよび画像形成装置 | |
JP2008003370A (ja) | トナー量測定ヘッドおよび画像形成装置 | |
JP5381134B2 (ja) | 光走査装置及びこれを使用する画像形成装置 | |
JP2006240100A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009210833A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2006153676A (ja) | 光学式エンコーダ装置及び画像形成装置 | |
JP2010183163A (ja) | 画像読取装置および画像形成装置 | |
JP2011017785A (ja) | 光記録装置、及び画像形成装置 | |
JP2010191383A (ja) | トナー位置検出手段及び画像形成装置 | |
JP2005231104A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120720 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131018 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140415 |