JP2008003370A - トナー量測定ヘッドおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することのできる小型かつ低コストのトナー量測定ヘッドおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 中間転写体ベルト500に対向して配備された基板101と、基板101に取り付けられた光源102と、基板101に取り付けられた光センサ103と、光源102と光学的に結合し、光源102から発せられた光を中間転写体ベルト500に向けて出射するように形成された第1の光導波路104aと、光センサ103と光学的に結合し、光源102から発せられた光のうちの鏡面反射光103aと拡散反射光103bとの双方が光センサ103に入射するように基板101に形成された第2の光導波路104bとを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置およびその画像形成装置に用いられるトナー量測定ヘッドに関する。
従来より、電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置が広く知られている。また、今日では、イエロー、マゼンタ、シアンのカラートナーと黒トナーによる、カラー複写機やカラープリンタ等が急速に普及してきている。これらカラー複写機やカラープリンタ等には、通常、トナーと磁性体であるキャリアとからなる二成分現像剤を用いて現像する現像器が用いられている。
この電子写真方式のカラー複写機やカラープリンタ等の画像形成装置は、画像を形成するにあたって、まず、入力信号に基づき、感光体上に静電潜像を形成する。次に、現像器内に収納されたトナーを感光体に転移させることにより感光体上の静電潜像を現像して感光体上に現像像を形成する。さらに、感光体上に形成された現像像を、最終的に、所定の記録媒体上に転写してその転写像を定着することにより記録媒体上に定着像を形成する。
このようなトナーを転写して作像する画像形成装置では、現像器内のトナーは、画像形成される度に消費されていくため、画像形成される画像の濃度を一定に保つには、消費されたトナー量に見合ったトナー量を補充して、現像器内のキャリアとトナーを一定の比率に保持しておく必要がある。
そのため、従来では、現像器内のトナー濃度(キャリアに対するトナーの比率)と、感光体上での単位面積あたりのトナー量(以下、単にトナー量という)とが一定の比例関係にあることに着目し、感光体に所定の標準的なトナー量のトナーパッチが形成されることを予定したパッチデータと同一のパッチデータに基づいて、感光体上にトナーパッチを形成し、その形成されたトナーパッチのトナー量を測定し、測定されたトナー量と標準的なトナー量とを比較して、現像器へのトナー供給量を調節する技術が知られている。
感光体上でのトナー量を測定するにあたって、感光体表面での鏡面反射光を受光する位置に光センサを設けて、感光体表面にトナーが未担持の状態における感光体表面での反射光による受光信号と、感光体上に担持されたトナーの反射光による受光信号との比を求め、この比に基づいて、感光体上に担持されたトナー量を測定することが従来から知られている。
この光センサとして、可視光センサに比べてコスト的に優位な赤外領域の波長を持つ光センサを採用した場合、黒トナーのトナー量測定時には感光体上のトナー量が増加するのに比例して受光信号が小さくなるため、トナー量を測定することが可能である。しかし、鏡面反射光を受光する位置に配置された受光センサには、鏡面反射光のみでなく、トナーで拡散された後、鏡面反射光と同じ方向に進む拡散反射光が存在し、しかも、カラートナーは、黒トナーよりも光を拡散させやすいため、カラートナーのトナー量測定時には、光センサに入射してくる拡散反射光の影響が大きくなる。さらに、感光体上のカラートナー量が一定量以上になると、光センサに入射してくる鏡面反射光よりも拡散反射光の方が優勢になるため、受光信号がある値よりも小さくならないという現象が起こりやすい。このため、トナー量の測定感度が低下してしまう恐れがある。
そこで、カラートナーに対しては、鏡面反射光の進行方向からずれた、拡散反射光のみを受光する位置に光センサを配置し、その光センサで受光される拡散反射光を用いて感光体上に担持されたトナーのトナー量を測定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記特許文献1に開示された技術では、感光体上に担持されたカラートナーのトナー量が増加すると、拡散反射光成分が増加するため、その光センサによる拡散反射光の受光信号も大きくなる。したがって、カラートナーに関しては、感光体表面での拡散反射光のみを受光する位置に光センサを設けてカラートナーのトナー量測定を行い、感光体表面での鏡面反射光を受光する位置に光センサを設けて黒トナーのトナー量測定を行うように2系統の光センサを備えると、トナーの種類に応じて処理を切替えなければならず、制御アルゴリズムも複雑になるという問題がある。
また、感光体表面での鏡面反射光を受光する位置に設けた光センサを用いた黒トナーのトナー量測定においては、黒トナーを担持していないときの感光体表面での鏡面反射光の受光信号を基準としたのに対し、感光体表面での拡散反射光を受光する位置に設けた光センサを用いた拡散反射光によるカラートナーのトナー量測定においては、カラートナーを担持していないときの感光体表面での拡散反射光の受光信号は、光センサの受光レベルに関係なく、ほとんどゼロに近い値になってしまうため、基準となる別のパッチを用意しなければならず装置が複雑化してしまう。
さらに、その基準パッチの汚れや変色などによって、ばらつきが生じる恐れもある。
そこで、カラートナーおよび黒トナーいずれのトナー量も同じ処理で高精度で測定することができるトナー量測定装置として、トナー担持体表面での鏡面反射光を受光する位置に設けられた第1の光センサと、拡散反射光を受光する位置に設けた第2の光センサと、第1の光センサによって得られる第1の値と、第2の光センサによって得られる第2の値とを求めて、これら第1の値と第2の値との差分値からトナー担持体上に担持されたトナー量を求めるトナー量測定装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、この特許文献2に開示された技術にも次のような問題がある。
図9は、黒トナー用の光センサとカラートナー用の光センサとを用いたトナー量測定ヘッドの概要図である。
図9には、光源91、黒トナー用の光センサ92、およびカラートナー用の光センサ93を備えた測定ヘッド90が示されている。この測定ヘッド90では、光源91から出射された光はトナー担持体94で反射され、反射光のうちの鏡面反射光94aは黒トナー用の光センサ92で受光され、反射光のうちの拡散反射光94bはカラートナー用の光センサ93で受光されるようになっている。こうして黒トナー用の光センサ92で得られた第1の受光信号とカラートナー用の光センサ93で得られた第2の受光信号とを演算することにより、トナー担持体94上の黒トナーおよびカラートナーの量が求められる。
図10は、黒トナーのパッチにおけるトナー量と受光信号の大きさとの関係を示すグラフであり、図11は、カラートナーのパッチにおけるトナー量と光センサの受光信号との関係を示すグラフである。
図10、図11それぞれのグラフとも、横軸はトナー担持体上のパッチのトナー量を示し、縦軸は光センサからの受光信号の大きさを示している。また、これらのグラフに示された点線L1は、トナー量と、第1の光センサ92(図9参照)で受光された反射光94aの受光信号V1との関係を示すものである。また、もう一方の点線L2は、トナー量と、第2の光センサ93で受光された反射光94bの受光信号V2との関係を示すものである。さらに、各グラフ中に示された実線Lは、トナー量と、第1の光センサ92によって得られる受光信号V1から第2の光センサ93によって得られる受光信号V2を引き算した差分値V3を示すものである。したがって、第1の光センサ92で受光された反射光の受光信号V1は、上記第1の受光信号に相当し、第2の光センサ93で受光された反射光の受光信号V2は、上記第2の受光信号に相当する。
黒トナーのパッチの場合、図10に示されるごとく、トナー量の増加につれて第1の光センサ92によって得られる受光信号V1は大幅に減少するが、第2の光センサ93によって得られる受光信号V2はほとんど変化しない。この黒トナーのパッチの場合は、拡散反射が極めて小さいため、第1の光センサ92によって得られる受光信号V1は鏡面反射光の受光信号とみなすことができ、第2の光センサ93によって得られる受光信号V2は拡散反射光の受光信号である。
一方、図10に示されるように、カラートナーのパッチの場合、黒トナーのパッチに比べて拡散反射が大きいため、拡散反射光を受光する位置に設けられた第2の光センサ93によって得られる受光信号V2は、黒トナーのパッチの場合に比べて大きく上昇する。一方、鏡面反射光を受光する位置に設けられた第1のセンサ92は、トナー量が増加すればするほど、強い拡散反射光を受光する。したがって、第1の光センサ92によって得られた受光信号V1は、鏡面反射光の受光信号とみなすことはできず、拡散反射光がかなり入り込んでいるものとなる。その結果、トナー量が多い領域では、第1の光センサ92への拡散反射光の入射の影響で、受光信号が小さくなっていく傾向が大幅に弱まる。
ここで、図10と図11とを比較すると、トナー量の変化に対する受光信号の大きさの変化状況は、黒トナーとカラートナーとで異なるが、実線Lで示された差分値V3のトナー量における変化状況は、黒トナーとカラートナーいずれの場合にも、トナー量の増加に伴って、小さくなっていくものである。
一方、図12に示す関係にも考慮を払う必要がある。
図12は、カラートナーのパッチにおけるトナー量と受光信号の大きさとの関係を示す図11とは異なる関係を示すグラフであるが、グラフの横軸と、縦軸とは、図11のグラフの横軸と、縦軸と同じ意味を有する。また、点線L1,L2、及び実線L自体それぞれが有する意味は、図11のグラフのそれらそれぞれが有する意味と同じである。
上述のごとく、カラートナーのパッチでは、第2の光センサ93(図9参照)によって得られる受光信号V2は大きく上昇する。このため、トナー担持体94上に担持されたトナーを用紙等の媒体に転写する際に必要な最大トナー量である1.2mg/cm2の80〜90%以上の領域(図12中の矢印参照)では第2の光センサ93によって得られる受光信号V2が、第1の光センサ92によって得られる受光信号V1よりも図12に示すごとく大きくなってしまう場合がある。
このような逆転現象が起こると、差分値V3は負となってしまう。この場合、差分値V3を処理するために後段に位置する装置や回路には、正負の2電源が必要となり、画像形成装置としてのコストアップにつながるため好ましくない。そこで、上記の従来技術では、第1の光センサ92によって得られる受光信号V1から第2の光センサ93によって得られる受光信号V2を引き算する際に、その差分値が常に正の値となるように、得られた受光信号V1,V2それぞれを係数で調整する。すなわち、次式の演算を行っている。
aV1−bV2=V3’
ただし、a,bは係数である。
なお、差分値V3’が常に正の値に保つことができるように係数a,bの値は決定される。したがって、第1の光センサ92と第2の光センサ93とが同能力のセンサであった場合でも、差分値V3’を常に正の値に保つことができ、また、第1の光センサ92が第2の光センサ93よりも低出力のセンサであってもた場合にも、演算値V3’を常に正の値に保つことができる。こうして得られた差分値V3’を、パッチデータの標準的なトナー量と比較させ、差分値V3’のほうが大きければ、現像器内のトナー濃度が低いことになるので、トナーディスペンサを制御し、現像器へのトナー供給を行い、逆に、差分値V3のほうが小さければ、現像器へのトナー供給を中止させて、現像器内のトナー濃度を一定に保つようになっている。
特開昭62−280869号公報 特開2001−154424号公報
しかし、上記特許文献2に開示されたトナー量測定装置は、発光素子1個、受光素子2個、合計3個の光素子を必要とし、光素子と電気基板の接合部が大型化し勝ちなため高コストであるという問題がある。
また、上記のトナー量測定装置では、第1の光センサから得られる第1の値と第2の光センサから得られる第2の値との差分値からトナー量を求めるための演算手段が複雑なものとなり、トナー量測定装置は高コストとなりやすい。
本発明は、上記事情に鑑み、カラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することのできる小型かつ低コストのトナー量測定ヘッドおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のトナー量測定ヘッドは、
トナーを担持しながら所定方向に移動するトナー担持体に対向して配備された基板と、
上記基板に取り付けられた光源と、
上記基板に取り付けられた光センサと、
上記光源および上記光センサのうちの少なくとも一方と光学的に結合し、上記光源から発せられた光のうちの鏡面反射光と拡散反射光との双方が上記光センサに入射するように上記基板に形成された光導波路とを備えたことを特徴とする。
本発明のトナー量測定ヘッドによれば、上記の光導波路を備えたことにより、一つの光センサで、カラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することが可能となり、小型かつ低コストのトナー量測定ヘッドを得ることができる。
ここで、上記光導波路が、
上記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、上記光センサの取付位置が鏡面反射光の進行方向となる出射点まで延び該他端から上記トナー担持体に向けて光を出射する第1の光導波路と、
一端が上記光センサと光学的に結合し、他端が、上記出射点から上記トナー担持体に向けて出射された光の拡散反射光を入射する入射点まで延び、該他端で拡散反射光を入射して上記光センサまで導く第2の光導波路とからなるものであってもよい。
本発明のトナー量測定ヘッドを上記のように構成した場合も、同様に、一つの光センサでカラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することが可能なトナー量測定ヘッドを得ることができる。
また、上記光導波路が、
上記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、上記光センサの取付位置が拡散反射光の進行方向となる出射点まで延び該他端から前記トナー担持体に向けて光を出射する第1の光導波路と、
一端が上記光センサと光学的に結合し、他端が、上記光源から上記トナー担持体に向けて出射された光の鏡面反射光を入射する入射点まで延び、該他端で鏡面反射光および拡散反射光を入射して前記光センサまで導く第2の光導波路とからなるものであってもよい。
本発明のトナー量測定ヘッドを上記のように構成した場合も、同様に、一つの光センサでカラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することが可能なトナー量測定ヘッドを得ることができる。
また、上記光導波路が、
一端が上記光センサと光学的に結合し、他端が、上記光源から上記トナー担持体に向けて出射された光の鏡面反射光を入射する第1の入射点まで延び、該他端で鏡面反射光を入射して上記光センサまで導く第1の光導波路と、
一端が上記光センサと光学的に結合し、他端が、上記光源から上記トナー担持体に向けて出射された光の拡散反射光を入射する第2の入射点まで延び、該他端で拡散反射光を入射して上記光センサまで導く第2の光導波路とからなるものであってもよい。
本発明のトナー量測定ヘッドを上記のように構成した場合も、同様に、一つの光センサでカラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することが可能なトナー量測定ヘッドを得ることができる。
また、上記光導波路が、
上記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、上記光センサの取付位置が鏡面反射光の進行方向となる第1の出射点まで延び該他端から上記トナー担持体に向けて光を出射する第1の光導波路と、
上記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、上記光センサの取付位置が拡散反射光の進行方向となる第2の出射点まで延び該他端から上記トナー担持体に向けて光を出射する第2の光導波路とからなるものであってもよい。
本発明のトナー量測定ヘッドを上記のように構成した場合も、同様に、一つの光センサでカラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することが可能なトナー量測定ヘッドを得ることができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、
トナーを担持しながら所定方向に移動するトナー担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を所定の記録媒体に転写し、該記録媒体に転写されたトナー像を加熱して該記録媒体に定着トナー像を形成する画像形成装置であって、
上記トナー担持体に対向して配備された基板と、上記基板に取り付けられた光源と、上記基板に取り付けられた光センサと、上記光源および上記光センサのうちの少なくとも一方と光学的に結合し、上記光源から発せられた光のうちの鏡面反射光と拡散反射光との双方が上記光センサに入射するように上記基板に形成された光導波路とを備えたトナー量測定ヘッド、および
上記トナー担持体上にトナーが存在するときに該トナー担持体から反射された光を上記光センサが受光した受光量と、上記トナー担持体上にトナーが存在しないときに該トナー担持体から反射された光を上記光センサが受光した受光量とに基づき該トナー担持体上のトナー量を測定するトナー量測定部を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、上記のように構成したトナー量測定部を備えたことにより、一つの光センサでカラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することのできる小型かつ低コストの画像形成装置を得ることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、カラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することができる小型かつ低コストのトナー量測定ヘッドおよび画像形成装置を提供することができる。また、鏡面反射光および拡散反射光を同時に受光するので、拡散反射時の受光ゲインが安定し、高精度でトナー量を測定することができる。
以下、本発明の実施形態について、先ず図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態であるトナー量測定ヘッドを備えた画像形成装置の概略構成図であって、中間転写体ベルト上に形成されたパッチのトナー量をトナー量測定ヘッドを用いて測定している状態を示している。
図2は、本発明の第1の実施形態であるトナー量測定ヘッドの概略構成図であって、図2(a)は、その上面図、図2(b)はそのA−A断面図、図2(c)はそのB−B断面図である。
図1に示された画像形成装置10は、カラー複写機であって、本発明の第1の実施形態であるトナー量測定ヘッド100と、トナー量測定部130と、入力部210と、画像処理部220と、パッチパターン発生器230と、パルス幅変調回路240と、レーザードライバ250と、トナー像形成部300と、転写器400と中間転写体ベルト500とを有する。中間転写体ベルト500は、複数のロール501で張架されている。本実施形態では、この中間転写体ベルト500が、本発明にいうトナー担持体に相当する。
トナー像形成部300は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のカラートナーと黒(K)トナーそれぞれのトナー像をそれぞれ独立して形成するものである。すなわち、トナー像形成部300は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のカラートナーと黒(K)トナーそれぞれの露光器301,302,303,304と、感光体311,312,313,314と、帯電器321,322,323,324と、現像器331,332,333,334とを備えている。なお、この現像器331,332,333,334それぞれには、各色のトナーと、磁性体であるキャリアとからなる二成分現像剤(不図示)が収納されている。各トナーは、磁性体であるキャリアとの間で所定の比率を保って、かつ、そのキャリアとともに現像器331,332,333,334それぞれに収納されている。
次に、図2を参照してトナー量測定ヘッド100について説明する。
図2(a)に示すように、このトナー量測定ヘッド100は、トナーを担持しながら移動する中間転写体ベルト500に対向して配備された基板101と、基板101に取り付けられた光源102と、基板101に取り付けられた光センサ103と、光源102と光学的に結合し、光源102から発せられた光を中間転写体ベルト500に向けて出射するように形成された第1の光導波路104aと、光センサ103と光学的に結合し、光源102から発せられた光のうちの鏡面反射光103aと拡散反射光103bとの双方が光センサ103に入射するように基板101に形成された第2の光導波路104bとを備えている。
図2(b)および図2(c)に示すように、光導波路104は、光源102からの光を第1の光導波路104a内に反射させるミラー107a、ミラー107aで反射され第1の光導波路104a内を進んできた光を中間転写体ベルト500上のパッチ600に向けて反射させるミラー107b、パッチ600からの鏡面反射光103aを第2の光導波路104b内に反射させるミラー107c、パッチ600からの拡散反射光103bを第2の光導波路104b内に反射させるミラー107dが形成されている。
このように、本実施形態では、光センサ103は、鏡面反射光102aおよび拡散反射光102bの双方を受光するので、従来のように鏡面反射光用と拡散反射光用の2つの光センサを必要とせず、大量生産において、コストを低減することができる。
ここで、本実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の製造方法について簡単に説明する。
光導波路の材料としては、例えば、日本ペイント製のポリシラン高分子樹脂を用いることができる。このポリシラン高分子樹脂を光導波路パターン上に塗布して光導波路形状とし、紫外線を照射した後、ベークして、それをプラスチック部材例えばテフロン(登録商標)樹脂とインサート成形もしくは2色成形してクラッド層を形成し、屈折率差を設けることにより光導波路を構成するのが一般的な製造方法である。この方法で光の屈折する部分をベークすることにより屈折率1.580の光導波路を得ることができる。
なお、本実施形態における中間転写体ベルト500は、本発明にいうトナー担持体の一例に相当するものであり、トナー担持体は、中間転写体ベルトのみに限らず、例えばドラムタイプの中間転写体や感光体でもよい。
トナー量測定ヘッド100による、トナー量の測定と、それに基づく画像形成装置10の制御については後述するものとし、まず、画像形成装置1の画像形成処理につき、概説する。
画像形成装置10の入力部210に画像データが入力されると、入力された画像データは画像処理部220においてスクリーン処理され、次いで、パルス幅変調回路240においてPWM信号に変換された後、レーザードライバ250に送られる。各トナーの露光器301,302,303,304それぞれは、帯電器321,322,323,324により帯電された感光体311,312,313,314それぞれを、レーザードライバ250により制御されて露光し、静電潜像を感光体上に形成する。感光体311、312,313,314それぞれに形成された静電潜像は、各現像器331,332,333,334内のトナーによって現像されてトナー像となる。感光体311,312,313,314上それぞれに形成されたトナー像は、転写器400によって、中間転写体ベルト500上に重ね合わされた状態に転写される。さらに、中間転写体ベルト500上に転写されたトナー像は、図示されていない用紙供給部から搬送された用紙に転写され、同じく図示されていない定着器により定着されることによって、用紙に画像が形成される。
また、上記と同じトナー像の形成処理を経て、パッチパターン発生器230によりパッチデータがパルス幅変調回路240に送られ、中間転写体ベルト500上にパッチが形成される。このパッチデータは、中間転写体ベルト500上に所定の標準的なトナー量のトナーパッチが形成されることを予定したものである。
中間転写体ベルト500上に形成されたパッチは、トナー量測定ヘッド100によりそのトナー量が測定される。また、パッチパターン発生器230は、中間転写体ベルト500上で様々なトナー量を有するパッチを作成することができるようになっている。図1には、中間転写体ベルト500上にこのようにして形成された1つのパッチ600が示されている。
次に、トナー量測定ヘッド100による、中間転写体ベルト500上に形成されたパッチ600のトナー量の測定について説明する。
図2(a)に示すように、光源102から出射された出射光102aは、ミラー107aで反射され第1の光導波路104a内を進みミラー107bで反射されて中間転写体ベルト500上のパッチ600に照射される。パッチ600による反射で生じた反射光のうち、鏡面反射光103aは、図2(c)に示すように、直接光センサ103に到達するが、拡散反射光103bはミラー107dで反射された後第2の光導波路104b内を進みミラー107cで反射されて光センサ103に到達する。
このように、本実施形態のトナー量測定ヘッド100では、光センサ103は鏡面反射光102aおよび拡散反射光102bの双方を受光するようになっている。
そして、本実施形態の画像形成装置10に備えられたトナー量測定部130は、中間転写体ベルト500上にトナーが存在するときに中間転写体ベルト500から反射された光を光センサ103が受光した受光量と、中間転写体ベルト500上にトナーが存在しないときに中間転写体ベルト500から反射された光を光センサ103が受光した受光量とに基づき中間転写体ベルト500上のトナー量を測定する。
このトナー量測定部130により、中間転写体ベルト500上に形成されたカラーパッチおよび白黒パッチ双方のトナー量が測定される原理について以下に説明する。
図3は、黒トナーの場合のトナー濃度と光センサの受光電圧との関係を示すグラフであり、図4は、カラートナーの場合のトナー濃度と光センサの受光電圧との関係を示すグラフである。
図3、図4それぞれのグラフとも、横軸は中間転写体ベルト500上のパッチ600のトナー濃度を示し、縦軸は光センサの受光電圧Lを示している。ここで、本実施形態のトナー量測定ヘッド100(図2参照)では、光センサ103は鏡面反射光102aおよび拡散反射光102bの双方を受光するようになっているので、上記受光電圧Lは、鏡面反射光102aによる受光電圧V1と拡散反射光102bによる受光電圧V2との合計値となる。
黒トナーの場合は、図3に示されるごとく、トナー濃度の増加につれて光センサ103によって得られる受光電圧Lは大幅に減少する。この黒トナーの場合は、拡散反射が極めて小さいため、光センサ103によって得られる受光電圧V1は鏡面反射光の受光信号とみなすことができる。
一方、図4に示されるように、カラートナーの場合は、黒トナーのパッチに比べて拡散反射が大きく、光センサ103によって得られる受光電圧V2は、鏡面反射光と拡散反射光が合成されたものとなり、光センサ103によって得られる受光電圧Lはトナー濃度の増加につれて大きく上昇している。
表1および表2に、本実施形態のトナー量測定部によるトナー濃度測定結果の一例を示す。
Figure 2008003370
表1は黒トナーの場合の測定結果を示しており、表1の第1行目の受光電圧L:5Vのときのトナー量測定部130(図1参照)におけるデジタル値は50であり、そのとき、中間転写体ベルト500上には黒トナーは無いことが示されている。また、表1の第2行目の受光電圧L:4Vのときのトナー量測定部におけるデジタル値は40であり、そのとき、中間転写体ベルト500上の黒トナー濃度は小であること、同様に、表1の第4行目の受光電圧L:2.8Vのときのトナー量測定部におけるデジタル値は28であり、そのとき、中間転写体ベルト500上の黒トナー濃度は大であることが示されている。
Figure 2008003370
表2は、カラートナーの場合の測定結果を示しており、表2の第1行目の受光電圧L:α+0Vのときのトナー量測定部130(図1参照)におけるデジタル値は50であり、そのとき、中間転写体ベルト500上にはカラートナーは無いことが示されている。なお、「α」は、予め測定しておいた反射光の電圧値(図4参照)である。カラートナーの場合、この反射光は鏡面反射光と拡散反射光とが合成されたものとなる。
また、表2の第2行目の受光電圧L:α+2Vのときのトナー量測定部におけるデジタル値は70であり、そのとき、中間転写体ベルト500上のカラートナー濃度は小であること、同様に、表2の第4行目の受光電圧L:α+3Vのときのトナー量測定部におけるデジタル値は80であり、そのとき、中間転写体ベルト500上のカラートナー濃度は大であることが示されている。
次に、上記本発明の第1の実施形態のトナー量測定ヘッドの変形例である第2〜第4の実施形態のトナー量測定ヘッドについて説明する。
図5〜図8に本発明の第1〜第4の実施形態における光導波路の模式図を示す。
図5は、第1の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。この図5は、図2(a)から(c)に示した第1の実施形態のトナー量測定ヘッド100の概略構成図のうち、光導波路の部分を模式的に示したものである。
すなわち、このトナー量測定ヘッド100は、光源102から発せられた光を一端から入射し、他端が、光センサ103の取付位置が鏡面反射光の進行方向となる出射点105まで延び、該他端から中間転写体ベルト500に向けて光102aを出射する第1の光導波路104a、および一端が光センサ103と光学的に結合し、他端が、上記出射点105から中間転写体ベルト500に向けて出射された光102aの拡散反射光103bを入射する入射点106bまで延び、該他端で拡散反射光103bを入射して光センサ103まで導く第2の光導波路104bを備えている。
このトナー量測定ヘッド100では、光源102から発せられ第1の光導波路104aを経由した光102aは出射点105から中間転写体ベルト500に照射され、その反射光のうちの鏡面反射光103aは直接光センサ103に入射し、その反射光のうちの拡散反射光103bは入射点106から第2の光導波路104bを経由して光センサ103に到達する。
図6は、第2の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。
すなわち、このトナー量測定ヘッド100_2は、光源102_2から発せられた光を一端から入射し、他端が、光センサ103_2の取付位置が拡散反射光の進行方向となる出射点105まで延び該他端から中間転写体ベルト500に向けて光を出射する第1の光導波路104_2a、および一端が光センサ103_2と光学的に結合し、他端が、光源102_2から中間転写体ベルト500に向けて出射された光の鏡面反射光を入射する入射点106まで延び、該他端で拡散反射光を入射して光センサ103_2まで導く第2の光導波路104_2bを備えている。
このトナー量測定ヘッド100_2では、光源102_2から発せられた光の一部は直接中間転写体ベルト500に照射されるとともに他の一部は第1の光導波路104_2aを経由して中間転写体ベルト500に照射される。中間転写体ベルト500からの鏡面反射光103aおよび拡散反射光103bはともに入射点106_2から第2の光導波路104_2bを経由して光センサ103_2に到達する。
図7は、第3の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。
すなわち、このトナー量測定ヘッド100_3は、一端が光センサ103_3と光学的に結合し、他端が、光源102_3から中間転写体ベルト500に向けて出射された光102aの鏡面反射光103aを入射する第1の入射点106aまで延び、該他端で鏡面反射光103aを入射して光センサ103_3まで導く第1の光導波路104_3a、および一端が光センサ103_3と光学的に結合し、他端が、光源102_3から中間転写体ベルト500に向けて出射された光102aの拡散反射光103bを入射する第2の入射点106bまで延び、該他端で拡散反射光103bを入射して光センサ103_3まで導く第2の光導波路104_3bを備えている。
このトナー量測定ヘッド100_3では、光源102_3から発せられた光は中間転写体ベルト500に照射され、その反射光のうちの鏡面反射光103aは第1の光導波路104_3aを経由して光センサ103_3まで導かれ、反射光のうちの拡散反射光103bは第2の光導波路104_3bを経由して光センサ103_3まで導かれる。
図8は、第4の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。
すなわち、このトナー量測定ヘッド100_4は、光源102_4から発せられた光を一端から入射し、他端が、光センサ103_4の取付位置が鏡面反射光の進行方向となる第1の出射点105aまで延び該他端から中間転写体ベルト500に向けて光102aを出射する第1の光導波路104_4a、および光源102_4から発せられた光を一端から入射し、他端が、光センサ103_4の取付位置が拡散反射光の進行方向となる第2の出射点105bまで延び該他端から中間転写体ベルト500に向けて光102bを出射する第2の光導波路104_4bを備えている。
このトナー量測定ヘッド100_4では、光源102_4から発せられた光の一部は第1の光導波路104_4aを経由して出射点105aから中間転写体ベルト500に照射されるとともに他の一部は第2の光導波路104_4bを経由して出射点105bから中間転写体ベルト500に照射される。中間転写体ベルト500からの鏡面反射光103aおよび拡散反射光103bはともに直接光センサ103_4に入射する。
以上説明したように、第1の実施形態から第4の実施形態のトナー量測定ヘッドによれば、カラートナー及び黒トナーいずれのトナー量をも高精度で測定することができる。
なお、以上の第1の実施形態から第4の実施形態のトナー量測定ヘッドは、中聞転写体ベルト500を本発明のトナー担持体としたが、本発明はこれに限らず、感光体をトナー担持体として、感光体上に形成されたトナーによる反射光を受光してもよい。
本発明の第1の実施形態であるトナー量測定ヘッドを備えた画像形成装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態であるトナー量測定ヘッドの概略構成図である。 黒トナーの場合のトナー濃度と光センサの受光電圧との関係を示すグラフである。 カラートナーの場合のトナー濃度と光センサの受光電圧との関係を示すグラフである。 第1の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。 第2の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。 第3の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。 第4の実施形態のトナー量測定ヘッドにおける光導波路の模式図である。 黒トナー用の光センサとカラートナー用の光センサとを用いたトナー量測定ヘッドの概要図である。 黒トナーのパッチにおけるトナー量と受光信号の大きさとの関係を示すグラフである。 カラートナーのパッチにおけるトナー量と光センサの受光信号との関係を示すグラフである。 カラートナーのパッチにおけるトナー量と受光信号の大きさとの関係を示す図11とは異なる関係を示すグラフである。
符号の説明
10 画像形成装置
100,100_2,100_3,100_4 トナー量測定ヘッド
101,101_2,101_3,101_4 基板
102,102_2,102_3,102_4 光源
102a 出射光
103,103_2,103_3,103_4 光センサ
103a 鏡面反射光
103b 拡散反射光
104a,104_2a,104_3a,104_4a 第1の光導波路
104b,104_2b,104_3b,104_4b 第2の光導波路
105,105a,105b 出射点
106,106a,106b 入射点
107a,107b,107c,107d ミラー
130 トナー量測定部
210 入力部
220 画像処理部
230 パッチパターン発生器
240 パルス幅変調回路
250 レーザードライバ
300 トナー像形成部
301,302,303,304 露光器
311,312,313,314 感光体
321,322,323,324 帯電器
331,332,333,334 現像器
400 転写器
500 中間転写体ベルト
501 ロール
600 パッチ

Claims (6)

  1. トナーを担持しながら所定方向に移動するトナー担持体に対向して配備された基板と、
    前記基板に取り付けられた光源と、
    前記基板に取り付けられた光センサと、
    前記光源および前記光センサのうちの少なくとも一方と光学的に結合し、前記光源から発せられた光のうちの鏡面反射光と拡散反射光との双方が前記光センサに入射するように前記基板に形成された光導波路とを備えたことを特徴とするトナー量測定ヘッド。
  2. 前記光導波路が、
    前記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、前記光センサの取付位置が鏡面反射光の進行方向となる出射点まで延び該他端から前記トナー担持体に向けて光を出射する第1の光導波路と、
    一端が前記光センサと光学的に結合し、他端が、前記出射点から前記トナー担持体に向けて出射された光の拡散反射光を入射する入射点まで延び、該他端で拡散反射光を入射して前記光センサまで導く第2の光導波路とからなることを特徴とする請求項1記載のトナー量測定ヘッド。
  3. 前記光導波路が、
    前記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、前記光センサの取付位置が拡散反射光の進行方向となる出射点まで延び該他端から前記トナー担持体に向けて光を出射する第1の光導波路と、
    一端が前記光センサと光学的に結合し、他端が、前記光源から前記トナー担持体に向けて出射された光の鏡面反射光を入射する入射点まで延び、該他端で鏡面反射光および拡散反射光を入射して前記光センサまで導く第2の光導波路とからなることを特徴とする請求項1記載のトナー量測定ヘッド。
  4. 前記光導波路が、
    一端が前記光センサと光学的に結合し、他端が、前記光源から前記トナー担持体に向けて出射された光の鏡面反射光を入射する第1の入射点まで延び、該他端で鏡面反射光を入射して前記光センサまで導く第1の光導波路と、
    一端が前記光センサと光学的に結合し、他端が、前記光源から前記トナー担持体に向けて出射された光の拡散反射光を入射する第2の入射点まで延び、該他端で拡散反射光を入射して前記光センサまで導く第2の光導波路とからなることを特徴とする請求項1記載のトナー量測定ヘッド。
  5. 前記光導波路が、
    前記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、前記光センサの取付位置が鏡面反射光の進行方向となる第1の出射点まで延び該他端から前記トナー担持体に向けて光を出射する第1の光導波路と、
    前記光源から発せられた光を一端から入射し、他端が、前記光センサの取付位置が拡散反射光の進行方向となる第2の出射点まで延び該他端から前記トナー担持体に向けて光を出射する第2の光導波路とからなることを特徴とする請求項1記載のトナー量測定ヘッド。
  6. トナーを担持しながら所定方向に移動するトナー担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を所定の記録媒体に転写し、該記録媒体に転写されたトナー像を加熱して該記録媒体に定着トナー像を形成する画像形成装置であって、
    前記トナー担持体に対向して配備された基板と、前記基板に取り付けられた光源と、前記基板に取り付けられた光センサと、前記光源および前記光センサのうちの少なくとも一方と光学的に結合し、前記光源から発せられた光のうちの鏡面反射光と拡散反射光との双方が前記光センサに入射するように前記基板に形成された光導波路とを備えたトナー量測定ヘッド、および
    前記トナー担持体上にトナーが存在するときに該トナー担持体から反射された光を前記光センサが受光した受光量と、前記トナー担持体上にトナーが存在しないときに該トナー担持体から反射された光を前記光センサが受光した受光量とに基づき該トナー担持体上のトナー量を測定するトナー量測定部を有することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191460A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びトナー濃度検出方法
JP2011191457A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びトナー濃度検出方法
JP2017067541A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 コーデンシ株式会社 検出装置

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