JPH1031333A - 画像濃度検知方法および装置、画像濃度制御方法および装置、および画像形成装置 - Google Patents
画像濃度検知方法および装置、画像濃度制御方法および装置、および画像形成装置Info
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- JPH1031333A JPH1031333A JP8189646A JP18964696A JPH1031333A JP H1031333 A JPH1031333 A JP H1031333A JP 8189646 A JP8189646 A JP 8189646A JP 18964696 A JP18964696 A JP 18964696A JP H1031333 A JPH1031333 A JP H1031333A
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Abstract
出された画像濃度に誤差が生じて人間の色差認識限界値
以下の画像再現性が得られない。これを解決するため
に、受光素子に清掃装置を付属させると、構造が大型
化、複雑化し、コストアップになる。 【解決手段】 第1の赤外LED21を点灯して第1の
ホトダイオード22に正反射光を受光させ、第2のホト
ダイオード23に拡散反射光を受光させる。第2の赤外
LED24を点灯して第2のホトダイオード23に正反
射光を受光させ、第1のホトダイオード22に拡散反射
光を受光させる。各ホトダイオード22、23の出力を
演算して画像濃度を求める。
Description
よび装置、画像濃度制御方法および装置、および画像形
成装置に関し、特に大きなダイナミックレンジを有し、
かつ、トナーの汚れによって検出精度が低下するのを防
止した画像濃度検知方法および装置、画像濃度制御方法
および装置、および画像形成装置に関する。
特開昭62−280869号公報、特開平2−2103
70号公報、特開平2−246984号公報(特公平7
−95208号公報)、特開平3−209281号公
報、等に示されるものがある。
像濃度検知装置を一般化した構成を示し、波長が950
nm付近の赤外光を感光体ドラム2上のトナー像(例え
ば、カラーパッチ)25へ出射する赤外LED21と、
トナー像25からの正反射光を受光する第1のホトダイ
オード22と、トナー像25からの拡散反射光を受光す
る第2のホトダイオード23と、外部からのノイズ光を
遮断しながら赤外光LED21、第1および第2のホト
ダイオード22、23を収容するハウジング26を有し
ている。
びサイアン(C)のカラートナーの反射スペクトルを示
し、赤外LED21が出射する波長が950nm付近の
赤外光はY、M、Cのカラートナーに対して等しい反射
率を有している。
Y、M、Cあるいはブラック(K)のトナー像25を形
成し、このトナー像25に赤外LED21から波長が9
50nm付近の赤外光を出射すると、第1のホトダイオ
ード22は正反射光を受光し、第2のホトダイオード2
3は拡散反射光を受光してそれぞれ受光量に応じた素子
出力を発生する。
トナー付着量に応じた素子出力および演算値を示し、第
1のホトダイオード22の素子出力に基づく拡散反射光
成分aと、第2のホトダイオード23の素子出力に基づ
く拡散反射光成分bと、図示されない演算回路によって
演算された正反射成分aと拡散反射成分bの演算値(a
−b)が示されている。正反射成分aはトナー付着量が
増加すると、飽和する傾向が見られるが、演算結果(a
−b)はトナー付着量が増加しても飽和しないので、大
きなダイナミックレンジでトナー付着量を正確に検出す
ることができる。
像の正反射光に基づく素子出力の飽和特性を示したもの
であり、前述したように、何れのカラートナー像におい
てもトナー付着量が増加すると、正反射光の素子出力が
飽和するので、正反射成分だけに基づいてトナー付着量
を検出しようとすると、タイナミックレンジが小さくな
ることを示している。
装置の汚れの影響を示している。この画像濃度検知装置
は未定着トナー像の濃度を検出しているので、ホトダイ
オード22、23の受光面がトナー等によって汚れる
と、ホトダイオード22の素子出力がaからa’に低下
し、ホトダイオード23の素子出力がbからb’に低下
する。
出力が低下したときの画像濃度検知誤差を示す。図示か
ら明らかなように、ホトダイオード22、23がともに
同じ程度に汚れていれば、曲線(a’−b’)で示すよ
うに、ホトダイオード22、23が同じ程度に汚れてい
ないときの曲線(a−b)とほぼ同じになって誤差を有
しない演算値が得られる。しかし、ホトダイオード2
2、23の一方だけが汚れているとき、あるいは汚れの
程度が異なるとき、曲線(a−b’)あるいは(a’−
b)で示す演算値が得られる。その結果、トナー付着量
の演算値が誤差±eを有することになる。この種の誤差
±eがある限り、画像再現性の目標レベルを人間の色差
認識限界値であるΔE=3以下にすることができない。
色差認識限界値については、COLOR Resear
ch and Application,Vol.14
Number 3, June 1989の139〜
151ページに述べられている。
汚れ清掃装置)として、例えば、受光用開口面を下向き
にするものが実開平2−119270号公報に、トナー
付着防止のために回転する透明筒状ケースにホトダイオ
ードを収容したものが特開平4−260077号公報
に、ホトダイオードを後退可能な構造にして感光体を取
り外さないで清掃できるようにしたものが実開平5−4
3165号公報にそれぞれ記載されている。
検知装置に設けると、前述した誤差±eをある程度は解
決することができる、と考えられる。
度検知装置によると、トナー汚れ防止装置を設けて2つ
の受光素子にトナー汚れの差が生じないようにすると、
余分な機能を付加したことになるので、構造が複雑化
し、コストアップになる。また、トナー汚れ防止装置を
設けたとしても、2つの受光素子の清掃度に差が生じる
ことが避け難いので、前述した誤差±eに基づく検出精
度の低下が生じ、人間の色差認識限界値以下の画像再現
性を得ることができない。
汚れの差によって検出精度が低下するのを防ぎ、これに
よって人間の色差認識限界値以下の画像再現性を得るこ
とができる画像濃度検知方法および装置、画像濃度制御
方法および装置、および画像形成装置を提供することに
ある。
設けなくとも高い検出精度で画像濃度を検出することが
できる画像濃度検知方法および装置、画像濃度制御方法
および装置、および画像形成装置を提供することにあ
る。
アップを抑え、かつ、光検知にとって避け難いノイズや
迷光の影響を排除することができる画像濃度検知方法お
よび装置、画像濃度制御方法および装置、および画像形
成装置を提供することにある。
実現するため、第1の特徴により、像担持体に形成され
た画像の濃度を検知する画像濃度検知方法において、前
記画像に第1の光路および前記第1の光路と異なる第2
の光路から光を照射し、前記第1および第2の光路から
の前記光に基づいて前記画像から反射される正反射光お
よび拡散反射光を検知し、前記反射光および前記拡散反
射光に基づいて前記画像の濃度を検知することを特徴と
する画像濃度検知方法を提供する。
2の特徴により、像担持体に形成された画像の濃度を検
知する画像濃度検知装置において、前記画像に第1の光
路および前記第1の光路と異なる第2の光路から光を照
射する第1および第2の光照射手段と、前記第1の光路
からの前記光に基づいて前記画像から反射される正反射
光および拡散反射光を受光し、前記第2の光路からの前
記光に基づいて前記画像から反射される拡散反射光およ
び正反射光を受光する第1および第2の受光手段と、前
記第1の受光手段の前記正反射光および前記拡散反射
光、および前記第2の受光手段の前記拡散反射光および
前記正反射光に基づいて前記画像の濃度を演算する演算
手段を備えたことを特徴とする画像濃度検知装置を提供
する。
3の特徴により、像担持体に形成された画像の濃度を検
知して前記濃度を制御する画像濃度制御方法において、
前記画像に第1の光路および前記第1の光路と異なる第
2の光路から光を照射し、前記第1および第2の光路か
らの前記光に基づいて前記画像から反射される正反射光
および拡散反射光を検知し、前記正反射光および前記拡
散反射光に基づいて前記画像の濃度を検知し、検知した
前記濃度に基づいて前記画像の前記濃度を所定の濃度に
制御することを特徴とする画像濃度制御方法を提供す
る。
4の特徴により、画像形成手段によって像担持体に形成
された画像の濃度を検知して前記濃度を制御する画像濃
度制御装置において、前記画像に第1の光路および前記
第1の光路と異なる第2の光路から光を照射する第1お
よび第2の光照射手段と、前記第1の光路からの前記光
に基づいて前記画像から反射される正反射光および拡散
反射光を受光し、前記第2の光路からの前記光に基づい
て前記画像から反射される拡散反射光および正反射光を
受光する第1および第2の受光手段と、前記第1の受光
手段の前記正反射光および前記拡散反射光、およ前記第
2の受光手段の前記拡散反射光および前記正反射光に基
づいて前記画像の濃度を演算する演算手段と、前記演算
手段によって演算された前記濃度に基づいて前記濃度を
所定の濃度に制御する制御手段を備えたことを特徴とす
る画像濃度制御装置を提供する。
5の特徴により、像担持体に形成された画像の濃度を検
知して前記像担持体に所定の濃度の画像を形成する画像
形成装置において、前記像担持体に前記画像を形成する
画像形成手段と、前記画像に第1の光路および前記第1
の光路と異なる第2の光路から光を照射する第1および
第2の光照射手段と、前記第1の光路からの前記光に基
づいて前記画像から反射される正反射光および拡散反射
光を受光し、前記第2の光路からの前記光に基づいて前
記画像から反射される拡散反射光および正反射光を受光
する第1および第2の受光手段と、前記第1の受光手段
の前記正反射光および前記拡散反射光、および前記第2
の受光手段の前記拡散反射光および前記正反射光に基づ
いて前記画像の濃度を演算する演算手段と、前記演算手
段によって演算された前記濃度に基づいて前記濃度を前
記所定の濃度に制御する制御手段を備えたことを特徴と
する画像形成装置を提供する。
および装置、画像濃度制御方法および装置、および画像
形成装置を詳細に説明する。
態を示し、帯電された感光体ドラム2に記録画像に応じ
たレーザー光を出射するレーザー出力部1と、コンピュ
ータ(図示せず)等のメモリから読み出された読出画像
信号に所定の信号処理を施してレーザー出力部1へ記録
画像信号を出力する信号処理部5と、感光体ドラム2を
帯電するスコロトロン帯電器3と、レーザー光によって
形成された感光体ドラム2の静電潜像をトナー現像する
現像器6と、感光体ドラム2上のトナー像のトナー付着
量を検出するトナー像濃度検出部12と、感光体ドラム
2上のトナー像を用紙搬送路4に搬送される用紙に転写
する転写器7と、用紙上の転写像を定着する定着器8
と、感光体ドラム2の残留トナーを除去するクリーナ1
1を有する。信号処理部5は原稿走査によって発生する
原稿読取信号、あるいは原稿読取信号をストアするメモ
リから読み出される読出画像信号を入力して信号処理す
る構成であっても良い。
し、図1と同一の部分は同一の引用数字で示したので重
複する説明は省略するが、トナー像濃度検出部12より
出力される濃度信号を演算して誤差を含まない補正濃度
信号を出力する濃度演算部31と、補正濃度信号を入力
してトナー像の現像条件を制御する制御信号を出力する
現像器制御部32と、補正濃度信号を入力して静電潜像
の形成条件を制御する制御信号を出力する画像濃度制御
部35と、現像器制御部32から制御信号を入力して現
像器6の現像ロールを所定の回転数で回転させる現像ロ
ール駆動モータ33と、現像器制御部32から制御信号
を入力して現像器6へトナーを供給するディスペンサの
トナー供給量を所定の量にするディスペンサ用モータ3
4と、画像濃度制御部36から制御信号を入力してレー
ザー出力部1から出射されるレーザー光の光量を制御す
る光量コントローラ36と、画像濃度制御部36から制
御信号を入力してスコロトロン帯電器3のグリットに制
御された電圧を印加するグリット電源37と、画像濃度
制御部35から制御信号を入力して感光体ドラム2に、
例えば、20mm×20mmのカラーパッチを形成する
基準パターン信号を発生する基準パターン信号発生器3
8を有する。
光体ドラム2の法線に対して角度θ 1 (0<θ1 <90
°)を有して設けられた第1の赤外LED21と、法線
に対して角度θ1 を有し、第1の赤外LED21の反対
側に設けられた第1のホトダイオード22と、法線に対
して角度θ2 (0<θ2 <90°)を有して設けられた
第2の赤外LED24と、法線に対して角度θ2 を有
し、第2の赤外LED24の反対側に設けられた第2の
ホトダイオード23と、第1および第2の赤外LED2
1、24および第1および第2のホトダイオード22、
23を収容するとともに外部のノイズ光、定着部8の熱
線(赤外光)等の侵入を防ぐ、例えば、アルミニウムの
ハウジング26を有している。感光体ドラム2には、カ
ラーパッチ25が形成されている。
る。
適切な信号処理を受けて記録画像信号にされてレーザー
出力部1に入力され、レーザー光を変調する。このよう
にして、記録画像信号によって変調されたレーザー光
が、感光体ドラム2にラスター照射される。
器3によって一様に帯電され、レーザー光が照射される
と、その表面には記録画像信号に対応した静電潜像が形
成される。次いで、現像器6により静電潜像がトナー現
像され、転写器7によってトナー像が用紙(図示せず)
上に転写され、定着器8によって定着される。その後、
感光体ドラム2はクリーナ11によりクリーニングさ
れ、一回の画像形成動作が終了する。
御部35からの指示により基準パターン信号発生器38
から基準パターン信号がレーザー出力部1に送られ、感
光体ドラム2に基準パターンのトナー像25が形成され
る。例えば、トナー像25は20mm×20mmの領域
に面積比にして60%のカラートナーを有するようにし
て形成される。次に、トナー像濃度検出部12によって
この基準パターンのトナー像25の濃度が測定される。
ミングを示し、第1の赤外LED21と第2の赤外LE
D24が交互にオンされ、それぞれ波長が950nm付
近の赤外光を出射する。第1の赤外LED21がオンす
ると、第1のホトダイオード22がトナー像25からの
正反射光を受光し、第2のホトダイオード23が拡散反
射光を受光する。一方、第2の赤外LED24がオンす
ると、第2のホトダイオード23がトナー像25からの
正反射光を受光し、第1のホトダイオード22が拡散反
射光を受光する。このようにして、第1および第2のホ
トダイオード22、23は受光量に基づく濃度信号をそ
れぞれ濃度演算部31へ出力する。
(a−b’)は、トナーの汚れのない受光面を通して受
光されることによりレベル低下を生じていない正反射成
分に基づく濃度信号aと、トナーによって汚れている受
光面を通して受光されることによりレベル低下を生じた
拡散反射成分に基づく濃度信号b’との差であり、
(a’−b)は、トナーによって汚れている受光面を通
して受光されることによりレベル低下を生じた正反射成
分に基づく濃度信号a’と、トナーの汚れのない受光面
を通して受光されることによりレベル低下を生じていな
い拡散反射成分に基づく濃度信号bとの差である。
オンしたとき、トナー像濃度検出部12より濃度信号
a,b’,あるいはa’,bが濃度演算部31へ出力さ
れ、第2の赤外LED24がオンしたとき、濃度信号
a’,b,あるいはa,b’が出力される。
a’,b,b’をメモリにストアした後、c={(a−
b’)+(a’−b)}/2の演算を行って補正濃度信
号cを現像器制御部32と画像濃度制御部35へ出力
し、かつレベル低下の生じていない正反射成分に基づく
濃度信号aを現像器制御部32へ出力する。
ラーパッチの正反射成分に基づく濃度目標値として以下
のテーブルを有する。
ロートナーで形成されている場合、濃度信号aと目標値
の33%を比較し、かつ、補正濃度信号cを考慮した制
御信号を発生して現像ロール駆動モータ33とトナー供
給用ディスペンサ用モータ34の回転数を制御する。こ
れによってトナー付着量が所定の値に制御される。
入力すると、スコロトロン帯電器3のグリット電源37
およびレーザ出力部1の光量コントローラ36を制御し
てスコロトロン帯電器3のグリット電圧およびレーザ出
力部1より出射されるレーザー光の光量を所定の値にす
る。これによって静電潜像のコントラスト比が所定の値
に制御される。
質の高い記録画像を得ることができる。
1、24の点灯と第1および第2のホトダイオード2
2、23の出力の関係を整理すると、以下の通りであ
る。
に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態に限定
されるものではなく、例えば、以下の変形等が可能であ
る。 (1) 読み取り用のカラーパッチを作らないで、通常の出
力画像を用いてトナー像濃度検知を行ってもよい。 (2) 帯電量、露光量、現像バイアス、現像ロール回転
数、トナー供給係数のうち少なくともいずれかの操作量
を制御すれば良いが、これ以外の操作量を用いてもよ
い。また、画像濃度制御あるいはトナー補給制御以外の
制御にも適用することができる。 (3) トナー濃度信号を、例えば、判断、警告表示、等に
使用してもよい。 (4) 用紙上の転写像、中間転写体上のトナー像、あるい
は定着後の画像の濃度を検出するようにしてもよい。 (5) 発光手段および受光手段の配置角度は、θ1 >θ2
でもよい。また、第2のホトダイオード23を、感光体
面の法線に対して、第1の赤外LED21と同じ側に配
置しているが、感光体面の法線に対して第1の赤外LE
D21の反対側であってもよい。 (6) 発光手段として、例えば、ハロゲンランプ、レーザ
ーダイオード、等を使用することができ、受光手段とし
て、例えば、光電管、光電子増倍管、ホトコンダクタ
ー、等を使用することができる。 (7) 受発光手段に集光光学系を備えてもよい。 (8) 濃度演算は前述した減算に限定することなく、以下
の除算や他の演算を用いてもよい。
りに以下の演算式を用いても良い。
し、正反射成分と拡散反射成分を受光できるように2つ
の位置間で移動できるようにしてもよい。 (11)2つの受光素子が同じ程度に汚れているときは、前
述した演算は省略してもよい。 (12)2つの発光素子を同時にオンし、その前あるいは後
に何れか1つの発光素子をオンした駆動方式の演算効果
から画像濃度を算出しても良い。 (13)正反射成分の現像器制御部への出力を行わなくても
良い。 (14)正反射成分を画像濃度制御部だけへ出力しても良
く、あるいは現像器制御部と画像濃度制御部の両方へ出
力しても良い。
知方法および装置、画像濃度制御方法および装置、およ
び画像形成装置によると、画像からの正反射成分と拡散
反射成分の両成分を受光する2つの受光素子の検出信号
に所定の演算処理を施して画像の濃度を検出するように
したので、2つの受光素子に汚れの差があっても高い精
度で画像濃度を検出することができる。従って、トナー
汚れ防止装置(トナー汚れ清掃装置)を設けなくとも、
人間の色差認識限界値以下の画像再現性を得ることがで
き、かつ、構成の複雑化およびコストアップを抑えるこ
とができる。また、ノイズや迷光が侵入したとしても、
2つの受光素子の検出信号に施される前述した所定の演
算式によってある程度除去することができるので、信頼
性の高い検出結果を得ることができる。
す説明図。
すブロック図。
像濃度検出部を示す説明図。
像濃度検出部の赤外LEDの駆動タイミングを示すタイ
ミングチャート
像濃度検出部の濃度信号の演算値とトナー付着量の関係
を示すグラフ。
図。
ーの反射スペクトルを示す説明図。
ー付着量と各受光素子出力および演算値の関係を示すグ
ラフ。
ロー・マゼンダ・サイアン・黒の各トナー付着量と各受
光素子出力の関係を示すグラフ。
ナー付着量と各受光素子出力の関係を示すグラフ。
度信号の演算値とトナー付着量の関係を示すグラフ。
Claims (15)
- 【請求項1】 像担持体に形成された画像の濃度を検知
する画像濃度検知方法において、 前記画像に第1の光路および前記第1の光路と異なる第
2の光路から光を照射し、 前記第1および第2の光路からの前記光に基づいて前記
画像から反射される正反射光および拡散反射光を検知
し、 前記正反射光および前記拡散反射光に基づいて前記画像
の濃度を検知することを特徴とする画像濃度検知方法。 - 【請求項2】 前記画像の前記濃度の検知は、前記第1
の光路からの前記光の前記正反射光と前記拡散反射光を
比較する第1の演算、前記第2の光路からの前記光の前
記正反射光と前記拡散反射光を比較する第2の演算、お
よび前記第1および第2の演算の結果を比較する第3の
演算によって行われる請求項1記載の画像濃度検知方
法。 - 【請求項3】 前記第1および第2の演算の比較は、差
を算出する減算であり、前記第3の演算は、前記差の平
均値を算出する請求項2記載の画像濃度検知方法。 - 【請求項4】 前記第1および第2の演算の比較は、除
算であり、前記第3の演算は前記除算の結果に所定の演
算を施す請求項2記載の画像濃度検知方法。 - 【請求項5】 像担持体に形成された画像の濃度を検知
する画像濃度検知装置において、 前記画像に第1の光路および前記第1の光路と異なる第
2の光路から光を照射する第1および第2の光照射手段
と、 前記第1の光路からの前記光に基づいて前記画像から反
射される正反射光および拡散反射光を受光し、前記第2
の光路からの前記光に基づいて前記画像から反射される
拡散反射光および正反射光を受光する第1および第2の
受光手段と、 前記第1の受光手段の前記正反射光および前記拡散反射
光、および前記第2の受光手段の前記拡散反射光および
前記正反射光に基づいて前記画像の濃度を演算する演算
手段を備えたことを特徴とする画像濃度検知装置。 - 【請求項6】 前記第1の照射手段および前記第1の受
光手段は、前記像担持体の法線の両側に前記法線に対し
て第1の角度を有して配置され、 前記第2の照射手段および前記第2の受光手段は、前記
法線の両側に前記第1の角度とは異なる第2の角度を有
して配置され、 前記演算手段は、前記第1の受光手段が受光する前記正
反射光と前記第2の受光手段が受光する前記拡散反射光
を比較する第1の演算、前記第1の受光手段が受光する
前記拡散反射光と前記第2の受光手段が受光する前記正
反射光を比較する第2の演算、および前記第1および第
2の演算の結果を比較する第3の演算を実行する構成の
請求項5記載の画像濃度検知装置。 - 【請求項7】 前記演算手段は、前記第1および第2の
演算の比較として前記正反射光と前記拡散反射光の間で
減算を行って差を算出し、前記第3の演算の比較として
前記第1および第2の演算における前記差の平均値を算
出する構成の請求項6記載の画像濃度検知装置。 - 【請求項8】 前記演算手段は、前記第1および第2の
演算の比較として前記正反射光と前記拡散光の間で除算
を行って除算結果を算出し、前記第3の演算の比較とし
て前記第1および第2の演算における前記除算結果に所
定の演算を施す構成の請求項6記載の画像濃度検知装
置。 - 【請求項9】 像担持体に形成された画像の濃度を検知
して前記濃度を制御する画像濃度制御方法において、 前記画像に第1の光路および前記第1の光路と異なる第
2の光路から光を照射し、 前記第1および第2の光路からの前記光に基づいて前記
画像から反射される正反射光および拡散反射光を検知
し、 前記正反射光および前記拡散反射光に基づいて前記画像
の濃度を検知し、 検知した前記濃度に基づいて前記画像の前記濃度を所定
の濃度に制御することを特徴とする画像濃度制御方法。 - 【請求項10】 前記像担持体の前記画像の形成は、感
光体への帯電、前記感光体の前記画像に応じた露光に基
づく静電潜像の形成、および前記静電潜像をトナー像に
する現像によって行われ、 前記所定の濃度の制御は、前記帯電の電荷量、前記露光
の光量、および前記現像の現像電圧およびトナー供給量
の少なくとも1つを調整することによって行われる請求
項9記載の画像濃度検知方法。 - 【請求項11】 画像形成手段によって像担持体に形成
された画像の濃度を検知して前記濃度を制御する画像濃
度制御装置において、 前記画像に第1の光路および前記第1の光路と異なる第
2の光路から光を照射する第1および第2の光照射手段
と、 前記第1の光路からの前記光に基づいて前記画像から反
射される正反射光および拡散反射光を受光し、前記第2
の光路からの前記光に基づいて前記画像から反射される
拡散反射光および正反射光を受光する第1および第2の
受光手段と、 前記第1の受光手段の前記正反射光および前記拡散反射
光、およ前記第2の受光手段の前記拡散反射光および前
記正反射光に基づいて前記画像の濃度を演算する演算手
段と、 前記演算手段によって演算された前記濃度に基づいて前
記濃度を所定の濃度に制御する制御手段を備えたことを
特徴とする画像濃度制御装置。 - 【請求項12】 前記画像形成手段は、感光体を帯電す
る帯電手段と、帯電された前記感光体を前記画像に応じ
て露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜
像を現像してトナー像にする現像手段を有し、 前記制御手段は、前記帯電手段、露光手段、および前記
現像手段の少なくとも1つの画像形成条件を制御する構
成の請求項11記載の画像濃度制御装置。 - 【請求項13】 像担持体に形成された画像の濃度を検
知して前記像担持体に所定の濃度の画像を形成する画像
形成装置において、 前記像担持体に前記画像を形成する画像形成手段と、 前記画像に第1の光路および前記第1の光路と異なる第
2の光路から光を照射する第1および第2の光照射手段
と、 前記第1の光路からの前記光に基づいて前記画像から反
射される正反射光および拡散反射光を受光し、前記第2
の光路からの前記光に基づいて前記画像から反射される
拡散反射光および正反射光を受光する第1および第2の
受光手段と、 前記第1の受光手段の前記正反射光および前記拡散反射
光、および前記第2の受光手段の前記拡散反射光および
前記正反射光に基づいて前記画像の濃度を演算する演算
手段と、 前記演算手段によって演算された前記濃度に基づいて前
記濃度を前記所定の濃度に制御する制御手段を備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項14】 前記画像形成手段は、感光体を帯電す
る帯電手段と、帯電された前記感光体を前記画像に応じ
て露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜
像を現像してトナー像にする現像手段を有し、 前記制御手段は、前記帯電手段、前記露光手段、および
前記現像手段の少なくとも1つの画像形成条件を制御す
る構成の請求項13記載の画像形成装置。 - 【請求項15】 前記帯電手段は、グリッド電源から所
定のグリッド電圧を印加されるグリッド電極を有したス
コロトロン帯電器であり、 前記露光手段は、前記画像に応じたレーザー光を出射す
るレーザー出力部と、前記レーザー光の光量を制御する
光量コントローラを有し、 前記現像手段は、現像ロールを駆動する現像ロール駆動
モータと、トナー供給ディスペンサを駆動するディスペ
ンサ用モータを有し、 前記制御手段は、前記グリッド電源、前記光量コントロ
ーラ、前記現像ロール駆動モータ、および前記ディスペ
ンサ用モータの少なくとも1つを制御して前記画像を前
記所定の濃度にする構成の請求項14記載の画像形成装
置。
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