JP2010096834A - 表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法、表示ラベル付き製品および表示ラベルの貼付構造 - Google Patents

表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法、表示ラベル付き製品および表示ラベルの貼付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】被着体に貼り付けられた表示ラベルの剥離時には確実に破断させ、表示ラベルの再使用を不可能とすることができる表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法、表示ラベル付き製品および表示ラベルの貼付構造を提供する。
【解決手段】剥離破断箇所のない表示ラベル50を被着体であるキャップ44に貼り付けた後、表示ラベル基台51の表示面側からトムソン型のカッター刃60を押圧する。このカッター刃60の押圧により、表示ラベル基台51および粘着層52が共に切断され、剥離破断箇所である切込み53が表示ラベル50に形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法、表示ラベル付き製品および表示ラベルの貼付構造に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置において、現像装置にはトナーを補給するためのトナーコンテナが装着される。このトナーコンテナは、画像形成装置での作像動作によりトナーが消費され、その内部に収容されているトナーが空になると、トナーが充填された新たな容器(トナーコンテナ)と交換されることになる。このトナーコンテナ交換により、画像形成装置の作像動作を継続させることができる。
上記のトナーコンテナ交換に際しては、画像形成装置メーカから提供される純正品のトナーコンテナが使用されるのが通常である。しかし、画像形成装置メーカ以外により製造された粗悪な偽造品(所謂、海賊版)のトナーコンテナも市場に出回っており、当該偽造品が使用されることもある。
上記のような画像形成装置メーカ以外により製造される偽造品は、純正品とは特性の異なるトナーを収容しており、画像形成装置本体とのマッチングも取られていないため、画質劣化問題等を生じさせる。さらに、粗悪な偽造品の使用は、画質劣化問題ばかりか、画像形成装置本体の故障を招き、当該装置本体の動作を不能としてしまうという最悪の状態を招来しかねない。
これに対処するため、表示ラベルを純正品に貼り、純正品と偽造品との見分けを可能としている。しかしながら、トナーが空になった使用済み純正品のトナーコンテナから表示ラベルのみを剥がし、剥がした表示ラベルを偽造品に貼り付けて販売されることがある。
そこで、従来より、一度貼り付けられた表示ラベルを剥がして再使用するのを防止するため、表示ラベルに切込みを入れ、剥離時に表示ラベルを破断させる方法が用いられている。
例えば、特許文献1には、ラベル貼着後の剥離時にラベル基材が破断する形状の切込みをラベル基材に形成している改ざん防止ラベルが開示されている。この特許文献1では、切込みの幅を広げることにより、切込みにより分離された粘着剤層間が経時変化によって結合してしまうことを防止し、ラベル剥離時の破断効果を高めている。
また、特許文献2には、裏面に粘着剤が塗布された表示ラベルの外周縁から内方に間隔をあけた箇所に、相互に交差する方向に延びる複数の切込みを連ねた脆弱部を有する表示ラベルが開示されている。この特許文献2では、被着材に貼着された表示ラベルに剥がし力が作用する際に当該表示ラベルの貼着力に応じた破断力を集中させるように前記脆弱部を設けることにより、ラベル剥離時の破断効果を高めている。
特開2008−116532号公報 特開2001−356692号公報
しかしながら、切込みを入れた従来の表示ラベルは、剥離力、剥離方向、表示ラベルの剥離場所での剥離の順番等を変えることで破断させずに剥がすことができる。また、加熱により剥離力を低下させた上での剥離や粘着部に鋭利な刃物を使用しての剥離等によっても破断させずに剥がすことができる。このような表示ラベルを破断しないで剥離する手段を用いて剥がした表示ラベルは、偽造品に貼り付けて再使用が可能である。
前記特許文献1および特許文献2は、上述のようにラベル剥離時の破断効果を高める構成を採っているものの、結局は、前記の表示ラベルを破断しないで剥離する手段を用いて剥がすことができ、再使用を確実に防止することはできないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、その目的は、被着体に貼り付けられた表示ラベルの剥離時には確実に破断させ、表示ラベルの再使用を防止することができる表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法、表示ラベルの貼付構造および表示ラベル付き製品を提供することにある。
本発明の一局面に係る表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法は、被着体に貼り付けられた表示ラベルを剥離するときに表示ラベルを破断させるための剥離破断箇所を表示ラベルに形成する方法であって、裏面に粘着層を有する表示ラベルを被着体に貼り付けた後に、当該表示ラベルに前記剥離破断箇所となる切込みを形成することを特徴とする。
上記の構成によれば、表示ラベルを被着体に貼り付けてから切込みを形成することにより、切込みの形成加工の自由度が極めて高くなる。すなわち、従来より用いられている表示ラベルでは、被着体に貼り付ける前に既に表示ラベルに切込みが形成されおり、切込みが入った表示ラベルを剥離紙から剥いで被着体に貼り付ける作業時に、表示ラベルが分断されてしまわないように、切込みを入れずに残す脆弱な部分をあまり小さく出来ないという制約がある。これに対して、上記の構成のように、剥離破断のための切込みを表示ラベルの被着体への貼り付け後に行うことで、従来のような切込み形成加工の制約は一切なく、切込みを自由に形成することができ、例えば、前記の脆弱な部分を極限まで小さくすることも可能である。これにより、上記の構成の方法により形成された剥離破断箇所(切込み)を有する表示ラベルは、被着体から剥離されるときには確実に破断され、当該表示ラベルの再使用を極めて困難とし、その再使用を確実に防止することができる。
上記の構成において、前記表示ラベルの外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで、前記切込みを連続的に形成することにより、前記表示ラベルを前記切込みにより分断することが望ましい(請求項2)。
上記の構成によれば、表示ラベルが被着体に貼り付けられている状態において、表示ラベルの外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで形成された切込みにより完全に表示ラベルが分断状態となっている。これは、表示ラベルを被着体に貼り付けた後に切込みを形成する方法によって切込み加工の自由度が高くなったことにより実現できるのである。これにより、表示ラベルを被着体から剥離して再使用する際には、分断された表示ラベルを合わせる作業が必須となり、当該作業の煩わしさ、困難さを持たせることができる。そして、たとえ表示ラベルが再使用された場合でも、分断された表示ラベルの合わせ目のズレ等から再使用の事実を見分けることが容易となる。これにより、表示ラベルの再使用の防止効果をより高めることができる。
上記の構成において、前記表示ラベルをカッター刃にて押圧することにより、前記表示ラベルに前記切込みを形成することが望ましい(請求項3)。
上記の構成によれば、表示ラベルに切込みを入れるために、カッター刃を当該表示ラベルに押圧しながら加工することで、切込みが形成される箇所の周辺には局部的な押圧力が発生する。これにより、表示ラベルは、切込みが形成された箇所の周辺の粘着力(被着体への接着力)が他の箇所に比べ増加する。このように、表示ラベルの切込みが形成された箇所の周辺の粘着力を増加させることで、表示ラベルの剥離時の破断を確実に行うことができる。
上記の構成において、前記表示ラベルを前記カッター刃にて押圧するとき、前記カッター刃の刃先を前記被着体の内部にも到達させることにより、前記被着体に溝を形成することが望ましい(請求項4)。
上記の構成によれば、被着体の内部にまでカッター刃を到達させ、被着体に溝が形成されるよう加工しているので、当該溝により表示ラベルにおける粘着層の粘着剤の移動が防止される。すなわち、切込みおよびそれに続く溝により分離された表示ラベルの粘着層は、当該溝の存在により、切込みを挟んで両側の粘着層同士の物理的移動が阻害される。これにより、切込みにより分離された粘着層が経時変化によって結合してしまうことを防止し、剥離破断性の長期の維持が可能となり、ラベル剥離時の破断効果が高まる。また、被着体にもカッター刃の加工跡である溝が残るので、分断された表示ラベルを再使用するときは、分断された表示ラベルを合わせる箇所が増え、表示ラベルが再使用された場合の見分けをさらに容易とすることができる。
上記の構成において、前記被着体が樹脂製であることが望ましい(請求項5)。
上記の構成によれば、被着体を、加工が容易であり、且つ、カッター刃の硬度よりも充分に低い材質である樹脂製とすることで、カッター刃の寿命を長くすることができる。
また、本発明の他の局面に係る表示ラベル付き製品は、前記被着体と、前記表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法により形成された切込みを有する表示ラベルとを含むことを特徴とする(請求項6)。
上記の構成によれば、上述のように表示ラベルの再使用の防止効果が極めて高く、たとえ表示ラベルが再使されても再使用の事実を見分けることが容易となる表示ラベル付き製品が実現できる。これにより、表示ラベルが再使用されたことをユーザーでも容易に識別可能となり、ユーザーが偽造品を純正品と誤認するのを回避することができる。
上記の表示ラベル付き製品において、前記被着体が、画像形成装置にて交換使用される消耗品であることが望ましい(請求項7)。
上記の構成によれば、画像形成装置の消耗品について、上述のようにユーザーが偽造品を純正品と誤認するのを回避できるので、画像形成装置の性能の維持管理が可能となり、ひいては画像形成装置の安定した長期の使用を可能とすることができる。
また、本発明のさらに他の局面に係る表示ラベルの貼付構造は、裏面に粘着層を有する表示ラベルが被着体に貼り付けられてなる構造であって、前記表示ラベルには、前記被着体から剥離されるときに当該表示ラベルを破断させる剥離破断箇所となる切込みが形成されており、前記切込みが前記表示ラベルの外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで連続的に形成されることにより、前記表示ラベルが当該切込みにより分断されていることを特徴とする(請求項8)。
上記の構成によれば、表示ラベルが被着体に貼り付けられている状態において、表示ラベルの外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで形成された切込みにより完全に表示ラベルが分断状態となっている。これにより、表示ラベルを被着体から剥離して再使用する際には、分断された表示ラベルを合わせる作業が必須となり、当該作業の煩わしさ、困難さを持たせることができる。そして、たとえ表示ラベルが再使用された場合でも、分断された表示ラベルの合わせ目のズレ等から再使用の事実を見分けることが容易となり、表示ラベルの再使用を防止することができる。
上記の表示ラベルの貼付構造において、前記被着体には、前記表示ラベルが貼り付けられている領域内の前記切込みが形成されている位置に、当該切込みと対応する溝が形成されていることが望ましい(請求項9)。
上記の構成によれば、切込みと対応する溝が被着体に形成されているので、当該溝により表示ラベルにおける粘着層の粘着剤の移動が防止される。すなわち、切込みおよびそれに対応する溝により分離された表示ラベルの粘着層は、当該溝の存在により、切込みを挟んで両側の粘着層同士の物理的移動が阻害される。これにより、切込みにより分離された粘着層が経時変化によって結合してしまうことを防止し、剥離破断性の長期の維持が可能となり、ラベル剥離時の破断効果が高まる。
上記の表示ラベルの貼付構造において、前記被着体には、前記表示ラベルが貼り付けられていない領域に、前記切込みに連続する溝が形成されていることが望ましい(請求項10)。
上記の構成によれば、被着体における表示ラベルが貼り付けられていない領域にも溝を形成し、切込みに連続する当該溝が被着体上で視認できるようにしている。これにより、そもそも被着体に溝が形成されていなければ、それが偽造品であるとすぐに判断できる。さらに、前記溝と表示ラベルの切込みとが連続的に合致していなければ、表示ラベルの再使用がなされたと判断できる。このように、表示ラベルを被着体から剥離して再使用する際には、分断された表示ラベルを合わせる作業において前記溝との合致も必要となり、当該作業の煩わしさ、困難さを増長し、表示ラベルの再使用の防止効果をより高めることができる。
上記の表示ラベルの貼付構造において、前記表示ラベルは、ラベル表示面の少なくとも一部にホログラムが形成されたホログラム形成領域を有し、前記ホログラム形成領域は、前記切込みにより分断されていることが望ましい(請求項11)。
上記の構成によれば、表示ラベルを被着体から剥離して再使用しようとしても、分断されたホログラムをズレなく元通りに合わせることは極めて困難である。すなわち、ホログラムの情報は特定条件下で可視確認可能となるように構成されているため、通常の条件下ではその情報が解らない。よって、通常条件下でホログラムの情報が可視できないまま分断された表示ラベルの貼り付け作業を行っても、結局、ホログラムの情報にズレが生じてしまう。そして、このホログラムのズレによって、表示ラベルが再使用されたことが解るのである。これにより、表示ラベルの再使用の防止効果をより高めることができる。
本発明によれば、表示ラベルの再使用を防止し、偽造品と純正品を明確にして、ユーザーの誤認を防ぎ、表示ラベルが貼り付けられた製品性能の適正な維持管理が可能となり、製品の安定した長期の使用を可能とすることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
本実施形態では、図1ないし図4を参照して、プリンタや複写機等の画像形成装置に用いられる交換部品(消耗品)であるトナーコンテナに表示ラベルを貼り付けた例について、以下に説明する。トナーコンテナ30は、画像形成装置の現像装置にトナーを補給するためのものであり、その内部にトナーが充填されている。
図1は、本実施形態に係るトナーコンテナ30のキャップ44の平面図である。図2は、図1に示すキャップ44のA−A線矢視断面図である。図3は、キャップ44に貼り付けられた表示ラベル50の剥離破断箇所の加工方法を説明するための要部断面図である。図4は、トナーコンテナ30の斜視図である。
図4に示すように、トナーコンテナ30は、コンテナ本体36とキャップ44とを有している。コンテナ本体36には、その内部にトナーを充填するために開口された充填口36aが形成されており、当該充填口36aには着脱自在なキャップ44が嵌合される。コンテナ本体36における充填口36aの周囲には鍔部が形成されている。また、キャップ44の周囲にも鍔部が形成されている。そして、充填口36aにキャップ44を嵌合した状態で、充填口36aの鍔部とキャップ44の鍔部とが密着し、両方の鍔部を超音波接着することにより完全密閉し、トナーの漏れを防止している。
図1及び図2に示すように、前記キャップ44は、前記充填口36aの鍔部と密着する鍔部44aと、当該キャップ44の側面であり当該充填口36aの内周部に挿入される円筒状の挿入部44bと、キャップ44の底板であり当該充填口36aを閉鎖する円盤状の閉鎖部44cとから構成される。上記のとおり、充填口36aに嵌合されたキャップ44は、鍔部44aが充填口36aの鍔部に超音波溶着されている。そして、キャップ44の閉鎖部44cの外側面44c1に、真贋判定のための表示ラベル50が貼り付けられている。
表示ラベル50は、図3に示すように、表示ラベル基台51および粘着層52を含む積層構造である。表示ラベル基台51の材質としては、例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート等のプラスチックフィルムを用いることができる。また、表示ラベル基台51の少なくとも一部には、図1に示すように、偽造防止用のホログラム55が形成されている。このホログラム55は、レーザー等を使用した一般的な手段によりホログラム情報が記録されたものであり、特定条件下で可視確認可能となるように構成されている。表示ラベル基台51の表示面(上面)には、ホログラム55以外にも必要な情報を記録することができる。そして、表示ラベル50は、表示ラベル基台51の下層に設けられた粘着層52により被着体であるキャップ44に貼り付けられる。
また、キャップ44に貼り付けられた表示ラベル50には、その剥離時に確実に当該表示ラベル50を破断させ、当該表示ラベル50の再使用を不可能とするための切込み(剥離破断箇所)53が形成される。以下に、表示ラベル50の剥離破断箇所の加工方法について、詳細に説明する。
キャップ44に貼り付ける前の表示ラベル50には、剥離破断箇所である切込み53が形成されていない。したがって、貼り付け前から剥離破断箇所が形成されている従来の表示ラベルよりも容易に貼り付けることができる。
本実施形態では、剥離破断箇所のない表示ラベル50をキャップ44に貼り付けた後、トムソン型を用いてプレス加工で表示ラベル50に切込み53を形成するという特徴的な剥離破断箇所の加工方法を採用している。
すなわち、図3に示すように、キャップ44の閉鎖部44cの外側面44c1に表示ラベル50を貼り付けた後、表示ラベル基台51の表示面側からトムソン型のカッター刃(トムソン刃)60を押圧する。このカッター刃60の押圧により、表示ラベル基台51および粘着層52が共に切断され、切込み53が形成される。このとき、表示ラベル基台51がカッター刃60により切断されるまでは、表示ラベル基台51および粘着層52が共にカッター刃60でキャップ44側に押された状態となる。よって、切込み53が形成された箇所の周辺においては、当該切込み53を挟んで両側の粘着層52が他の部位より強く被着体(キャップ閉鎖部44cの外側面44c1)に押し付けられる。
上記のように、表示ラベル50に切込み53を入れるために、カッター刃60を当該表示ラベル50に押し付けながら加工することで、切込み53が形成される箇所の周辺には局部的な押圧力が発生する。これにより、表示ラベル50は、切込み53が形成された箇所の周辺の粘着力(キャップ44への接着力)が他の箇所に比べ増加するのである。これにより、表示ラベル50の剥離時の破断を確実に行うことができる。
また、前記のカッター刃60による押圧剪断加工において、カッター刃60の先端がキャップ44の内部まで達し、キャップ44の閉鎖部44cの外側面44c1に溝54が形成されるまでカッター刃60を押圧することが望ましい。このように、カッター刃60の先端が表示ラベル50を貫通してキャップ44の内部まで達するようにすることで、押圧剪断加工によりカットされた表示ラベル50の上面側にはダレが発生し、その下面側にはカエリが発生する。すなわち、トムソン型(プレス型)による押圧剪断加工(プレスカット加工)により、押圧開始面側から、ダレ、剪断部、破断部に続き、カエリが発生する。このカエリはバリとも呼ばれ下方に出っ張った状態をいう。前記の押圧剪断加工により表示ラベル基台51の上面はダレ51aになる一方、粘着層52の粘着剤はカエリ52aとなる。これらのダレ51aおよびカエリ52aの発生で、表示ラベル50はより強い粘着力でキャップ44へ貼り付けられる。
また、被着体であるキャップ44の閉鎖部44cの内部にまでカッター刃60を食い込ませ(図3の深さtを参照)、閉鎖部44cの外側面44c1に溝54が形成されるよう加工しているので、当該溝54により粘着層52の粘着剤の移動が防止される。すなわち、切込み53およびそれに続く溝54により分離された粘着層52は、当該溝54の存在により、切込み53を挟んで両側の粘着剤同士の物理的移動が阻害される。これにより、切込み53により分離された粘着層52の粘着剤が経時変化によって結合してしまうことを防止し、剥離破断性の長期の維持が可能となり、ラベル剥離時の破断効果を高めている。なお、キャップ44の閉鎖部44cに形成する溝54の深さtは、キャップ44の強度に支障のない任意の深さに設定することができる。
ここで、被着体であるキャップ44は、樹脂(合成樹脂または天然樹脂)であることが望ましい。このように、被着体を、カッター刃60の硬度よりも低い材質である樹脂とすることで、トムソン型のカッター刃60の寿命を長くすることができる。
さらに、図1に示すように、切込み53を表示ラベル50の端から端まで(表示ラベル50の外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで)連続的に形成し、当該表示ラベル50が切込み53により分断されるようにする。これにより、切込み53が形成された表示ラベル50は、剥離したときに確実に分断される第1分断片50aおよび第2分断片50bからなる。このように、表示ラベル50が被着体であるキャップ44に貼り付けられている状態において切込み53により完全に分断状態とすることで、表示ラベル50を剥離して再使用する際には、分断された第1分断片50aおよび第2分断片50bを合わせる作業が必要となり、当該両分断片50a、50bを合わせることの煩わしさ、困難さを持たせることができる。そして、たとえ表示ラベル50が再使用された場合でも、第1分断片50aおよび第2分断片50bの合わせ目のズレ等から再使用の事実を見分けることが容易となる。このように、表示ラベル50が再使用されたことをユーザーでも識別可能とすることで、ユーザーが偽造品を純正品と誤認するのを回避することができる。これにより、画像形成装置の性能の維持管理が可能となり、画像形成装置の安定した長期の使用を可能とすることができる。
さらに、表示ラベル50は、そのラベル表示面の少なくとも一部にホログラム55が形成されたホログラム形成領域を有する。そして、前記ホログラム55は、表示ラベル50に切込み53が形成されている箇所に設けられていることが望ましい。すなわち、表示ラベル50のホログラム形成領域では、切込み53が当該領域の端から端まで連続的に形成され、当該ホログラム形成領域が切込み53により二分されるようにしている。これにより、第1分断片50aおよび第2分断片50bの両方にホログラム55が分断されて存在することとなる。この場合、表示ラベル50を剥離した後、分断された第1分断片50aと第2分断片50bとを接合して再使用しようとしても、分断されたホログラム55をズレなく元通りに合わせることは極めて困難である。すなわち、ホログラム情報は特定条件下で可視確認可能となるように構成されているため、通常の条件下ではその情報が解らない。よって、通常条件下でホログラム情報が可視できないまま第1分断片50aと第2分断片50bとを接合する貼り付け作業を行っても、結局、ホログラム情報にズレが生じてしまう。そして、このホログラム情報のズレによって、再使用したことが解るのである。
また、図1に示すように、表示ラベル50の面積は、被着体であるキャップ44における閉鎖部44cの外側面44c1の面積より小さくしている。そして、切込み53と同時に形成するキャップ44の溝54を、キャップ44における表示ラベル50の貼着部分以外の部分にも形成し、切込み53に連続する溝54がキャップ44上で視認できるようにしている。このように表示ラベル50の切込み53とキャップ44の溝54とを、カッター刃60の押圧により同時加工し、キャップ44における表示ラベル50が貼り付けられていない領域に、切込み53に連続する溝54を形成することにより、当該溝54と表示ラベル50の切込み53とが合致していなければ、偽造品と判断できるのである。
すなわち、たとえ表示ラベル50が再使用され、分断された第1分断片50aと第2分断片50bとが偽造品のキャップに貼り付けられたとしても、偽造品のキャップにそもそも前記溝54が形成されていなければ、すぐに偽造品と判断できる。また、分断された第1分断片50aと第2分断片50bとを偽造品のキャップに貼り付けた後に、前記溝54を加工するにしても、切込み53と溝54とを確実に一致させなければならず、前記溝54の加工位置の特定が極めて困難である。よって、かなりの時間と労力を要しないと、偽造品のキャップに切込み53に合致した溝54の加工をすることはできない。さらに、偽造品のキャップに溝54を加工した後、分断された第1分断片50aと第2分断片50bとを溝54に確実に一致させて貼り付けることも、多大な時間と労力を必要とし、現実的ではない。このように、表示ラベル50を剥離して第1分断片50aと第2分断片50bとに分断された後、偽造品のキャップに当該表示ラベル50を貼り付けて再利用することは略不可能となる。
さらに、図1に示すように、切込み53および溝54を曲線とすることにより、分断された第1分断片50aと第2分断片50bとを元通りに一致させることの困難さを増加させ、表示ラベル50の再使用の防止効果をより高めている。
さらに、本実施形態では、キャップ44における表示ラベル50の貼着部位を、当該キャップ44の凹面状の底部にあたる閉鎖部44cの外側面44c1としている。これにより、表示ラベル50を再利用するにしても、窪みのある部位での困難な貼り付け作業を伴うものとし、分断された第1分断片50aと第2分断片50bとを元通りに一致させることの困難さを増加させ、表示ラベル50の再使用を防止する効果をさらに高めている。
さらに、本実施形態では、トナーコンテナ30のコンテナ本体36に超音波溶着されたキャップ44に、真贋判定の表示ラベル50を貼り付けている。これにより、コンテナ本体36の再利用は可能とするが、当該コンテナ本体36に粗悪なトナーを充填して純正品と偽って不当な再利用がなされた場合には、キャップ44に貼り付けられた表示ラベル50により、偽造品であることを判別できるようにし、偽造品が不正販売されることを防止している。
すなわち、トナーが空になったコンテナ本体36にトナーを再充填し、トナーコンテナ30を再利用することは、地球環境保護からも大いに行うべき活動ではある。しかしながら、トナーコンテナ30のキャップ44以外の場所(すなわち、コンテナ本体36)に表示ラベル50を貼り付けた場合は、表示ラベル50を剥離することなくコンテナ本体36をそのまま再使用することが可能となり、偽造品を純正品と偽った不正販売を防止することができない。これに対して、表示ラベル50をキャップ44に貼り付けている場合は、トナーを再充填してコンテナ本体36を再利用して販売するためには、新たなキャップを当該コンテナ本体36に超音波溶着する必要がある。この新たなキャップに、一度剥離した表示ラベル50を再使用しても、上述のとおり偽造品と判定できるので、偽造品を純正品と偽った不正販売を防止できるのである。
上述のとおり、偽装した粗悪なトナーが充填された偽造品のトナーコンテナが使用された場合、画質劣化の問題が生じるばかりか、画像形成装置本体の不具合を招き、当該装置本体の耐久寿命までの使用を不可能とさせてしまう。そして、画像形成装置本体で不具合が発生した多くの部品・ユニットの交換が必要となり、部品の交換等で無駄なエネルギーが消費され、画像形成装置メーカの信用の失墜にもつながる。本実施形態では、このような多大な不利益が生じる問題を、キャップ44に表示ラベル50を貼り付け、上述の剥離破断箇所の加工を施すことによって解消しているのである。
トナーが空になったコンテナ本体36に純正のトナーを再充填し、コンテナ本体36を再利用して純正品として販売する場合は、純正のキャップ44(キャップ44に表示ラベル50を貼り付けて上述の剥離破断箇所の加工を施したもの)のみを交換するだけよい。
本実施形態では、プリンタや複写機等の画像形成装置に用いられるトナーコンテナ30に表示ラベル50を貼り付けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、トナーコンテナが一体化された現像装置等のユニットに表示ラベル50を貼り付けたものであってもよい。さらに、画像形成装置において交換使用されるその他の消耗品に表示ラベル50を貼り付けたものであってもよい。さらに、画像形成装置の消耗品に限らず、表示ラベル付き製品の全般に適用できる。
また、本実施形態では、切込み53を表示ラベル50の端から端まで(表示ラベル50の外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで)連続的に形成し、当該表示ラベル50が切込み53により分断されるようにしているが、これに限定されない。すなわち、切込み53を表示ラベル50の端から端まで連続させるのではなく、切込み53が途切れた部分(すなわち、切込み53形成されていない部分)を存在させてもよい。この切込み53が途切れた部分が第1分断片50aと第2分断片50bとを繋ぐ連結部となるが、当該連結部の面積を十分に小さくして(極限まで小さくして)脆弱とすることが望ましい。この面積の少ない脆弱な連結部においては、被着体から表示ラベル50が剥離されるときに、確実に剥離破断がなされる。本実施形態のように、表示ラベル50を被着体に貼り付けてから切込み53を形成する加工方法を採ることにより、切込み53の形成加工の自由度が極めて高くなるため、このような脆弱な連結部を形成するにしても、任意の面積とすることができる。
これに対し、従来より用いられている表示ラベルでは、被着体に貼り付ける前に既に表示ラベルに切込みが形成されている。よって、従来では、切込みが入った表示ラベルを剥離紙から剥いで被着体に貼り付ける作業時に、表示ラベルが分断されてしまわないように、脆弱な連結部の面積をあまり小さく出来ないという制約がある。本実施形態のように、表示ラベル50を被着体に貼り付けてから切込み53を形成する場合は、このような制約がなく、表示ラベル50に任意の形態で切込み53を形成することができるという優れた利点を有する。
また、本実施形態では、切込み53により表示ラベル50を第1分断片50aと第2分断片50bとに二分しているが、これに限定されず、切込み53により表示ラベル50を3つ以上の分断片に分断してもよい。本実施形態のように、表示ラベル50を被着体に貼り付けてから切込み53を形成する加工方法を採ることにより、切込み53の形成加工の自由度が極めて高く、表示ラベル50に多数の切込み53を形成して分断片を増加させることは容易に実現できる。切込み53の形成により表示ラベル50の分断片を多くすればするほど、表示ラベル50の再利用の困難性は増す。
本発明に係る表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法、表示ラベルの貼付構造および表示ラベル付き製品は、画像形成装置の消耗品をはじめとして、真贋判定のための表示ラベルが貼り付けられる製品全般に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るトナーコンテナのキャップの平面図である。 図1に示すキャップのA−A線矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法を説明するためのキャップの要部断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナの斜視図である。
符号の説明
30……トナーコンテナ、36……コンテナ本体、44……キャップ(被着体)、50……表示ラベル、50a……第1分断片、50b……第2分断片、51……表示ラベル基台、52……粘着層、53……切込み、54……溝、60……カッター刃

Claims (11)

  1. 被着体に貼り付けられた表示ラベルを剥離するときに表示ラベルを破断させるための剥離破断箇所を表示ラベルに形成する、表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法であって、
    裏面に粘着層を有する表示ラベルを被着体に貼り付けた後に、当該表示ラベルに前記剥離破断箇所となる切込みを形成することを特徴とする表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法。
  2. 前記表示ラベルの外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで、前記切込みを連続的に形成することにより、前記表示ラベルを前記切込みにより分断することを特徴とする請求項1に記載の表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法。
  3. 前記表示ラベルをカッター刃にて押圧することにより、前記表示ラベルに前記切込みを形成することを特徴とする請求項1または2に記載の表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法。
  4. 前記表示ラベルを前記カッター刃にて押圧するとき、前記カッター刃の刃先を前記被着体の内部にも到達させることにより、前記被着体に溝を形成することを特徴とする請求項3に記載の表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法。
  5. 前記被着体が樹脂製であることを特徴とする請求項3または4に記載の表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法。
  6. 前記被着体と、
    前記請求項2ないし5の何れか1項に記載の表示ラベルの剥離破断箇所の加工方法により形成された切込みを有する表示ラベルと、を含むことを特徴とする表示ラベル付き製品。
  7. 前記被着体が、画像形成装置にて交換使用される消耗品であることを特徴とする請求項6記載の表示ラベル付き製品。
  8. 裏面に粘着層を有する表示ラベルが被着体に貼り付けられてなる表示ラベルの貼付構造であって、
    前記表示ラベルには、前記被着体から剥離されるときに当該表示ラベルを破断させる剥離破断箇所となる切込みが形成されており、
    前記切込みが前記表示ラベルの外周端縁上の所定位置から当該外周端縁上の他の位置まで連続的に形成されることにより、前記表示ラベルが当該切込みにより分断されていることを特徴とする表示ラベルの貼付構造。
  9. 前記被着体には、前記表示ラベルが貼り付けられている領域内の前記切込みが形成されている位置に、当該切込みと対応する溝が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の表示ラベルの貼付構造。
  10. 前記被着体には、前記表示ラベルが貼り付けられていない領域に、前記切込みに連続する溝が形成されていることを特徴とする請求項8または9に記載の表示ラベルの貼付構造。
  11. 前記表示ラベルは、ラベル表示面の少なくとも一部にホログラムが形成されたホログラム形成領域を有し、
    前記ホログラム形成領域は、前記切込みにより分断されていることを特徴とする請求項8ないし10の何れか1項に記載の表示ラベルの貼付構造。
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